JP2002024511A - 情報処理システム及び方法並びにクライアントシステムの制御方法 - Google Patents

情報処理システム及び方法並びにクライアントシステムの制御方法

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JP2002024511A
JP2002024511A JP2000210856A JP2000210856A JP2002024511A JP 2002024511 A JP2002024511 A JP 2002024511A JP 2000210856 A JP2000210856 A JP 2000210856A JP 2000210856 A JP2000210856 A JP 2000210856A JP 2002024511 A JP2002024511 A JP 2002024511A
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JP2000210856A
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English (en)
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Yuichi Akihisa
勇一 秋久
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NETTOBAREE KK
TAYA EIICHI
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NETTOBAREE KK
TAYA EIICHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第三者に関する情報提供に基づいて効果的な
マーケティングを行う技術を提供する。 【解決手段】 予め登録された登録会員C2が、知人な
ど第三者の需要に関する見込み顧客情報を情報センター
Aへ入力する。情報センターAでは、提携企業ごとに対
応して予め設定された条件に一致する見込み顧客情報
を、条件に対応する提携企業へ配信する。提携企業が各
見込み顧客情報に基づいて行う商談の状況に基づいた報
酬を、その見込み顧客情報を提供した登録会員C2に与
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの通信ネットワークを用いて需要に関する情報を収集
する技術の改良に関するもので、特に、登録された会員
から、第三者の需要に関する情報提供を受けることで、
効果的なマーケティングを可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットと電子商取引の普
及に伴い、サーバなどのコンピュータシステムに顧客の
属性を蓄積し、顧客のニーズや見込み顧客の把握といっ
たマーケティングに役立てる技術が提案されている。例
えば、登録会員である一般の個人ユーザ本人の情報を登
録し、その情報をデータベース化して、特定の情報のみ
選別して取り出し、その情報を必要とする提携企業へ配
信するシステム(特開平11−066168)や、登録
会員がインターネットのウェブサイトを閲覧したり、商
品サービスを購入した際の利用状況をデータベース化し
て、利用状況に応じて関係事業者に課金するシステム
(特開平11−003372)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術では、登録会員本人からしか見込み顧客
は抽出できず、把握できる購買ニーズの情報もそれら登
録会員本人に関するもののみであった。このように、従
来では、得られる情報は本人の情報であり、しかも、住
所、氏名、家族構成、趣味、職業など比較的固定した不
変の情報はリアルタイム性に欠けるものであった。
【0004】また、従来技術において、会員が提携企業
のウェブサイトを見て、欲求を刺激された場合にのみさ
らに所定のウェブサイトにアクセスすることでポイント
を得るような場合は、会員は自ら検索などをしてホーム
ページを探さなければならず煩雑であった。
【0005】また、従来では、会員にウェブサイトにア
クセスしてもらうための手段が工夫されておらず、会員
がウェブサイトにアクセスするかどうかは、各提携企業
のウェブサイトの出来映え、製品・サービス情報に依存
していた。
【0006】また、従来では、提携企業が得る顧客情報
は、当初入力される固定的普遍的な情報であり、その
後、蓄積され得られる情報顧客も、顧客がどのウェブペ
ージにアクセスし閲覧したかのアクセス履歴であり、こ
れらから各顧客がどのような製品情報に関心を持つかの
情報を得ることは可能であるが、これらの情報は、将
来、その顧客が見込み顧客に繋がるかどうかの確固とし
たデータではなかった。
【0007】また、上記のように提供される情報は、管
理システムによりデーターベース化されてはいたが、提
携企業が必要な情報を得るためには、そのような情報デ
ーターベースに自ら積極的にアクセスして情報を検索し
なければならなかった。このため、情報を得るための手
間が煩雑であるだけでなく、検索条件などによっては必
要かつ的確な情報だけが得られるとは限らなかった。
【0008】特に、上記のようにデータベースから得ら
れる情報の質は画一的平面的であり、提携企業は多々あ
る情報から、必要な情報を取捨選択しなければならず、
厳選された効果的な情報を得ることは困難であった。
【0009】また、上記のような従来技術では、情報提
供側の登録会員への報酬は一律のポイント付与が重点で
あり、情報提供への動機付け(インセンティブ)が不十
分であった。
【0010】また、従来では、顧客と提携企業との関係
から見ると、顧客は提携企業のウェブサイトに直接アク
セスしていたため、顧客に提供される商品やサービスの
質はその提携企業に依存し、システム利用上のメリット
を顧客に十分提供することができなかった。
【0011】また、従来のシステムは、顧客がウェブペ
ージにアクセスした数などの表面的事象を集計するのみ
で、商談や購入の状況といった実際の利益を反映する事
象を管理しなかったため、効果の把握やそれに基づいた
公平な費用負担も困難であった。
【0012】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、第三
者に関する情報提供に基づいて効果的なマーケティング
を行う技術すなわち情報処理システム及び方法並びにク
ライアントシステムの制御方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、第三者に関する情報提供に
対し報酬を与えることで効果的な情報収集を行うことで
ある。また、本発明の他の目的は、商談状況に応じた報
酬を情報提供者に与えることで精度の高い情報を効果的
に収集することである。また、本発明の他の目的は、提
携企業等の情報提供先に対し、選別した的確な情報を自
動配信することで効果的なマーケティングを支援するこ
とである。また、本発明の他の目的は、商品やサービス
の質を審査し保証することで顧客にもより優れたメリッ
トを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、通信ネットワークで接続される
クライアントシステムから、需要に関する情報を収集す
る情報処理システムにおいて、クライアントシステムか
ら会員登録を受け付ける手段と、登録された登録会員が
クライアントシステムから、第三者の需要に関する見込
み顧客情報を入力するための手段と、情報提供先へ前記
見込み顧客情報を提供する手段と、を備えたことを特徴
とする。請求項13の発明は、請求項1の発明を方法と
いう見方から捉えたもので、通信ネットワークで接続さ
れるクライアントシステムから、需要に関する情報を収
集する情報処理方法において、クライアントシステムか
ら会員登録を受け付けるステップと、登録された登録会
員がクライアントシステムから、第三者の需要に関する
見込み顧客情報を入力するためのステップと、情報提供
先へ前記見込み顧客情報を提供するステップと、を含む
ことを特徴とする。請求項1,13の発明では、登録さ
れた会員から、第三者のニーズに関する情報提供を受け
ることで、効果的なマーケティングを行うことが可能と
なる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の情報処
理システムにおいて、前記見込み顧客情報の入力に対し
て報酬を与える手段を備えたことを特徴とする。請求項
14の発明は、請求項2の発明を方法という見方から捉
えたもので、請求項13記載の情報処理システムにおい
て、前記見込み顧客情報の入力に対して報酬を与えるス
テップを含むことを特徴とする。請求項2,14の発明
では、第三者に関する情報の入力に対し報酬を与えるこ
とで効果的な情報収集を行うことが可能となる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
情報処理システムにおいて、第三者の需要に関する見込
み顧客情報を登録会員が入力するにあたり、その登録会
員を特定できる情報をその第三者に開示することに同意
するか否かを指定することを特徴とする。請求項15の
発明は、請求項3の発明を方法という見方から捉えたも
ので、請求項13又は14記載の情報処理方法におい
て、第三者の需要に関する見込み顧客情報を登録会員が
入力するにあたり、その登録会員を特定できる情報をそ
の第三者に開示することに同意するか否かを指定するこ
とを特徴とする。請求項3,15の発明では、提携企業
等の情報提供先が見込み顧客へ商品やサービスを案内す
る時に、見込み顧客情報を入力した登録会員がだれかを
紹介者として見込み顧客へ公表することに同意するか、
見込み顧客へ氏名等を公表せず匿名を希望するかを選択
することができる。また、前者の場合にはより成約率が
高くなり、従って登録会員へはより高いポイント等の報
酬を還元できるが、第三者との人間関係に応じて紹介者
の名前を出さない匿名の設定を選ぶこともできる。この
ように登録会員の自由な選択を可能にすることでアクセ
ス数や登録会員数を増大することが容易になる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載の情報処理システムにおいて、一以上の
情報提供先ごとに対応して予め設定された条件に一致す
る前記見込み顧客情報を、前記条件に対応する情報提供
先に提供するものとして選択する手段を備えたことを特
徴とする。請求項16の発明は、請求項4の発明を方法
という見方から捉えたもので、請求項13から15のい
ずれか1つに記載の情報処理方法において、一以上の情
報提供先ごとに対応して予め設定された条件に一致する
前記見込み顧客情報を、前記条件に対応する情報提供先
に提供するものとして選択するステップを含むことを特
徴とする。請求項4,16の発明では、提携企業等の情
報提供先に合わせて選別した的確な情報を、各情報提供
先に自動配信することで効果的なマーケティングを支援
することが可能となる。
【0017】請求項5の発明は、請求項1から4のいず
れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記情報
提供先に関する情報として、その情報提供先の属性に関
する情報、商品に関する情報並びにサービスに関する情
報のうち少なくとも1つの入力をクライアントシステム
から受け付ける手段と、入力された情報提供先に関する
情報を、外部に提供する情報と提供しない情報とに分別
する処理を支援する手段と、を備えたことを特徴とす
る。請求項5の発明では、提携企業等の情報提供先やそ
の商品やサービスに関する情報について、分析・分類・
選別といった分別を行うことにより、信頼性ある情報や
役立つ情報など好ましい情報を利用者など外部に提供す
ることが可能となる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1から5のいず
れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記情報
提供先が各見込み顧客情報に基づいて行う商談の状況に
関する商談情報を得る手段と、各見込み顧客情報を入力
した登録会員に対して、対応する商談の状況に基づいて
ポイントを報酬として与える手段と、を備えたことを特
徴とする。請求項17の発明は、請求項6の発明を方法
という見方から捉えたもので、請求項13から16のい
ずれか1つに記載の情報処理方法において、前記情報提
供先が各見込み顧客情報に基づいて行う商談の状況に関
する商談情報を得るステップと、各見込み顧客情報を入
力した登録会員に対して、対応する商談の状況に基づい
てポイントを報酬として与えるステップと、を含むこと
を特徴とする。請求項18の発明は、需要に関する情報
を収集する情報処理方法において、予め登録された会員
から提供される第三者の需要に関する見込み顧客情報を
入力するステップと、一以上の情報提供先ごとに対応し
て予め設定された条件に一致する前記見込み顧客情報
を、前記条件に対応する情報提供先に提供するステップ
と、前記情報提供先が各見込み顧客情報に基づいて行う
商談の状況に基づいた報酬を、その見込み顧客情報を提
供した登録会員に与えるステップと、を含むことを特徴
とする。請求項19の発明は、請求項6,17,18の
発明を、クライアントシステムにおける処理という見方
から捉えたもので、通信ネットワークに接続されるクラ
イアントシステムを、需要に関する情報の収集のために
制御するクライアントシステムの制御方法において、会
員登録用画面をクライアントシステムに表示させる手段
と、第三者の需要に関する見込み顧客情報の入力用画面
をクライアントシステムに表示させるステップと、見込
み顧客情報を提供された情報提供先がその見込み顧客情
報に基づいて行う商談の状況、に基づいて与えられる報
酬に関する情報をクライアントシステムに表示させるス
テップと、を含むことを特徴とする。請求項6,17,
18,19の発明では、情報提供者に対して見込み顧客
情報に基づく商談の状況、例えば商談の成否に基づいて
ポイントを与えたり異なったポイントを与えることによ
り、精度の高い情報を効果的に収集することが可能とな
る。
【0019】請求項7の発明は、請求項6記載の情報処
理システムにおいて、前記情報提供先からの商談情報を
予め決められた時期に基づいて受信する手段と、前記商
談情報を予め決められた時期に受信しなかったときに、
予め決められた催促の連絡をその情報提供先へ発信する
手段と、を備えたことを特徴とする。請求項7の発明で
は、商談情報について定期的状況報告や報告がなかった
ときの警告文などにより商談情報を確実に得ることが可
能となる。
【0020】請求項8の発明は、請求項6又は7記載の
情報処理システムにおいて、前記商談情報を、対応する
見込み顧客情報を入力した登録会員へ提供することを特
徴とする。請求項8の発明では、見込み顧客情報に基づ
く商談の成否や時期、価格などの商談情報が、情報提供
者である登録会員へ提供されるので、登録会員は得られ
るポイントをいち早く知ることができ、また、どのよう
な見込み顧客情報を提供すると好ましい結果が得られる
かをいち早く知ることができる。
【0021】請求項9の発明は、請求項6から8のいず
れか1つに記載の情報処理システムにおいて、複数の見
込み顧客情報に基づく複数の商談情報に基づいて、それ
ら見込み顧客情報を提供した登録会員の評価値を計算す
る手段と、計算した評価値に応じてその登録会員に与え
るポイントを変動させる手段と、を備えたことを特徴と
する。請求項9の発明では、商談の成功率、情報の確度
の高さ、金額などに基づいて与えるポイント数を変動さ
せることにより、より確実な見込み顧客情報を多く提供
する動機付けを提供することが可能となる。
【0022】請求項10の発明は、請求項1から9のい
ずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記登
録会員のための情報入出力用ウェブページ又は前記情報
提供先のための情報入出力用ウェブページのうち少なく
とも一方について、認証された登録会員又は情報提供先
からのアクセスのみ受け付け、他のアクセスに対して秘
密に保持することを特徴とする。請求項10の発明で
は、登録会員や提携企業等の情報提供先がそれぞれ情報
を入出力するためのウェブページをおのおの独立させ、
認証されていないアクセスを拒否することで個人情報や
企業の営業秘密などの情報を効果的に保護することが可
能となる。
【0023】請求項11の発明は、請求項6から10の
いずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、登録
会員のための情報入出力用ウェブページにおいて、少な
くとも、見込み顧客情報の入力と、その登録会員に与え
られたポイントの参照と、その会員が入力した見込み各
顧客情報に基づく商談の状況の参照と、の少なくともい
ずれか1つを行うことを特徴とする。請求項11の発明
では、登録会員は専用のウェブページにアクセスするこ
とで見込み顧客情報の入力、ポイントや商談状況の参照
を行えるので、登録会員の利便が向上しより頻繁なアク
セスが期待できる。
【0024】請求項12の発明は、請求項1から11の
いずれか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記
情報提供先に関する情報として、その情報提供先の属性
に関する情報、商品に関する情報並びにサービスに関す
る情報のうち少なくとも1つの入力をクライアントシス
テムから受け付ける手段と、入力された情報提供先に関
する情報に基づく前記商品又はサービスに関する審査を
支援する手段と、前記審査の結果を外部に提供する手段
と、を備えたことを特徴とする。請求項12の発明で
は、商品やサービスの質を審査し保証することで顧客に
もより優れたメリットを提供することが可能となる。
【0025】なお、本発明の典型的態様は、インターネ
ットのオンラインを利用して、会員が持つ本人や第三者
の需要に関する情報を入力可能なウェブサイトを用意す
ることで、非常に簡便に、パソコンや電話回線などオン
ライン通信の環境を持つ人々なら誰でもが参加できるシ
ステムである。また、他の態様としてオフラインにおい
ては、月刊誌などにホームページと同様な商品・サービ
スや、提携企業情報を載せ、同封の葉書や折込み広告な
どを情報センターに送ることによって会員登録や情報提
供をしてもらい、さらに情報センターからFAXや郵便
等で会員へポイントの発行や商品・景品・商品券などの
発送、イベントなどのお知らせをする。加えて、自宅や
職場にパソコンなどのオンライン環境がない人達の為に
駅や、繁華街にショールームと店舗を構え、そこにパソ
コンや通信ケーブル等を設置し、気軽に立ち寄れるネッ
トカフェのような施設を散在させ、顧客を集客する。こ
れにより、老若男女問わず、非常に幅広い層の情報を収
集し、選別し、配信し、管理するシステム構築が可能で
ある。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(以下
「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に
説明する。なお、本実施形態は、典型的にはコンピュー
タをソフトウェアで制御することで実現される。この場
合のソフトウェアは、コンピュータのハードウェアを物
理的に活用することで本発明の作用効果を実現するもの
で、また、従来技術との共通部分には従来技術も適用さ
れる。
【0027】但し、この場合のハードウェアやソフトウ
ェアの種類や構成、ソフトウェアで処理する範囲などは
各種変更可能であり、例えばこのようなソフトウェアを
記録したハードディスクドライブ・ディスクパック・C
D−ROMなどの記録媒体は単独でも本発明の一態様で
ある。このため、以下の説明では、本発明及び実施形態
の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0028】〔1.構成〕 〔1−1.構成の概略と情報センターの役割〕本実施形
態は、情報センターのサーバに対して、通信ネットワー
クで接続されるクライアントシステムから、需要に関す
る情報を収集する情報処理システムであり、その概略を
図1の概念図に示す。すなわち、本実施形態では、登録
会員C2が第三者である見込み顧客Dの需要に関する見
込み顧客情報を情報センターAのサーバに入力すると、
見込み顧客情報は提携企業群Bのうち適合する企業へ配
信される。なお、図1においてF〜(F1,F123
等)はそれぞれの事象である。
【0029】このような本実施形態では、従来と異な
り、登録会員と、見込み顧客と、見込み顧客情報は各々
独立している。すなわち、登録会員と見込み顧客は同一
人の必要はなく、見込み顧客情報は見込み顧客本人から
提供される必要はなく、さらに、見込み顧客情報は、登
録会員本人に関するものであることにも限定されない。
そして、入力された見込み顧客の購買ニーズに関する見
込み顧客情報は、通信システム経由で提携企業へ配信さ
れ、情報の流通と活用が図られる。
【0030】このような本実施形態における情報センタ
ーは、次に例示するような役割を持つ。 (1)インターネットのウェブサイトにおいて、登録会
員及び提携企業の募集を行う。 (2)登録会員及び見込み顧客へ商品、並びにサービス
等に関する情報提供を行う。 (3)登録会員への情報ポイント発給及びポイント情報
の閲覧の機能を提供する。 (4)登録会員による見込み顧客の情報入力用ウェブペ
ージを提供する。 (5)登録会員の情報ポイントの積算によるランク分
け、イベントなどの通知を行う。 (6)入力された情報のデータベース化及び提携企業へ
の情報配信(顧客紹介)を行う。 (7)提携企業からの紹介手数料について、登録会員
別、提携企業別、カテゴリー別などにより積算といった
計算処理を行う。 (8)提携企業との割引交渉や、商品やサービスの審査
などの情報収集を行う。
【0031】〔1−2.情報センターの構成〕上記のよ
うな役割を果たす情報センターは、図2の機能ブロック
図に示す次の構成要素を含む。まず、会員登録部1は、
パソコンやインターネット接続機能付携帯型電話端末と
いったクライアントシステムから、会員登録を受け付け
る手段であり、登録された会員(登録会員と呼ぶ)に関
する情報は登録会員ファイル2に記録される。また、見
込み顧客情報受付部3は、登録会員がクライアントシス
テムから、第三者の需要に関する見込み顧客情報を入力
するための手段であり、見込み顧客情報を登録会員が入
力するにあたり、その登録会員を特定できる情報をその
第三者に開示することに同意するか否かを指定できるよ
うに構成されている。このように入力された見込み顧客
情報は見込み顧客ファイル4に記録される。
【0032】また、情報選別部5及び提携企業への情報
送信部6は、情報提供先である提携企業へ見込み顧客情
報を提供する手段であり、具体的には、情報選別部4
は、一以上の情報提供先ごとに対応する条件を予め設定
しておき、前記条件に一致する見込み顧客情報を、条件
に対応する提携企業に提供するものとして選択する手段
である。
【0033】また、情報ポイント算定部7は、前記見込
み顧客情報の入力に対して、報酬として所定の情報ポイ
ントを与える手段であり、情報ポイントに関する情報は
情報ポイント決済ファイル8へ記録される。また、情報
ポイント送信部9は、登録会員に与えられた情報ポイン
トに関する通知を登録会員に送信する手段である。
【0034】また、企業情報登録部10は、提携企業に
関する情報(企業関係情報と呼ぶ)として、その提携企
業の属性に関する情報(企業情報と呼ぶ)の入力をクラ
イアントシステムから受け付ける手段である。また、交
渉データ交換部11は、企業関係情報として、その提携
企業の商品及びサービスに関する情報の入力をクライア
ントシステムから受け付ける手段である。また、企業関
係情報分別部12は、入力された企業関係情報を、外部
に提供する情報と提供しない情報とに分別する処理を支
援する手段である。これら企業関係情報は、提携企業フ
ァイル13へ記録される。
【0035】また、交渉データ交換部11は、入力され
た情報提供先に関する情報に基づく前記商品又はサービ
スに関する審査を支援する手段でもあり、前記審査の結
果を外部に提供する手段でもある。
【0036】また、商談状況・経過管理部14は、提携
企業が各見込み顧客情報に基づいて行う商談の状況に関
する商談情報を得る手段である。また、商談確認通知送
受信部15は、提携企業からの商談情報を予め決められ
た時期に基づいて受信する手段であり、また、商談情報
を予め決められた時期に受信しなかったときに、予め決
められた催促の連絡をその提携企業へ発信する手段でも
ある。
【0037】このように得られた商談情報については、
商談状況管理ファイル16へ記録され、また、対応する
見込み顧客情報を入力した登録会員へ提供される。ま
た、情報ポイント算定部7は、各見込み顧客情報を入力
した登録会員に対して、対応する商談の状況に基づいた
情報ポイントを報酬として与える手段として構成されて
いる。また、商談状況・経過管理部14は、複数の見込
み顧客情報に基づく複数の商談情報に基づいて、それら
見込み顧客情報を提供した登録会員の評価値を計算する
手段でもあり、情報ポイント算定部7は、計算した評価
値に応じてその登録会員に与える情報ポイントを変動さ
せるように構成されている。
【0038】また、サーバは、登録会員のための情報入
出力用ウェブページとして、登録会員ボード21と、見
込み顧客情報書き込みボード22と、商談経過確認ボー
ド23と、情報ポイント確認ボード24と、を提供し、
また、提携企業のための情報入出力用ウェブページとし
て、企業登録用ボード31と、商品・サービス登録用ボ
ード32と、を提供するが、これら各入出力用ウェブペ
ージについては、認証された登録会員又は提携企業から
のアクセスのみ受け付けられ、他のアクセスに対しては
秘密に保持される。
【0039】このうち見込み顧客情報書き込みボード2
2は見込み顧客情報の入力を行うためのもので、商談経
過確認ボード23は、その会員が入力した見込み各顧客
情報に基づく商談の状況の参照を行うためのもので、情
報ポイント確認ボード24は、その登録会員に与えられ
た情報ポイントの参照を行うためのものである。
【0040】また、紹介手数料決済部17は、見込み顧
客情報を配信した提携企業から徴収する紹介手数料の決
済について、計算等の処理を行う部分であり、紹介手数
料に関する情報は手数料決済ファイル18に記録され
る。また、イベント通知部19は、登録会員にイベント
等の情報を通知する手段である。
【0041】〔2.作用〕上記のように構成された本実
施形態は次のように作用する。 〔2−1.業務の流れの例〕まず、本実施形態における
業務の流れの一例を示す。 (1)オンラインのウェブサイトやオフラインの雑誌等
のメディアにより、ユーザーすなわち登録会員や見込み
顧客になりうる人々へ情報を発信する。 (2)ユーザーが登録会員となる。 (3)登録会員が見込み顧客をウェブサイトもしくは雑
誌やメディアなどに添付される所定のFAX用紙などで
入力する。 (4)情報センターにおいて見込み顧客情報を受理す
る。 (5)見込み顧客情報を選別して関連提携企業へ配信す
る。 (6)提携企業から商談についての情報を受理する。 (7)商談成立金額に基づいて情報ポイントを算出す
る。 (8)与えられた情報ポイントを登録会員へ通知する。
【0042】〔2−2.具体的作用〕次に、本実施形態
のより具体的な作用を説明する。 〔2−2−1.企業の提携契約〕一般企業は、情報セン
ターAの運営会社と提携契約を結ぶことで提携企業とな
り、提携企業群Bに含まれる。このような提携企業につ
いては、企業情報登録部10が、例えば提携契約時(F
8)に商品やサービスの内容、価格帯、販売地域、営業
所住所といった項目を含む企業情報の入力を受け付け、
入力された全ての企業情報は項目別に選別され提携企業
ファイル13に登録される。
【0043】なお、企業情報の入力は、企業情報の入力
用ウェブページである企業登録用ボード31で行われ
る。また、提携契約は、ウェブページでのオンライン申
込の他、申込書によるオフライン受け付けも可能であ
る。また、企業情報登録部10は、入力された企業情報
(F8)に基づいて、所定のケタ数の提携企業登録番号
などの提携企業IDを発行し(F9:提携企業登録番号
発行)、さらに認証用パスワードを発行する。
【0044】〔2−2−2.企業関係情報の提供〕ま
た、情報センターAは、提携企業群Bから提供される具
体的な個々の商品やサービスの情報(商品・サービス情
報と呼ぶ)についても、インターネットのウェブページ
で登録受付と掲載を行う。ここで、掲載される商品やサ
ービスのコンテンツは、基本的に生活関連である衣食
住、教育、健康、趣味、娯楽などを含み、また仕事関連
として、企業情報・商品情報・技術情報・人材情報・金
融情報・税務法律情報など各種考えられ、そのジャンル
は多岐に渡る。
【0045】商品・サービス情報の入力は、交渉データ
交換部11の作用により、商品・サービス情報の入力用
ウェブページである商品・サービス登録用ボード32で
行われる。このような商品・サービス情報と企業情報登
録部10から入力される企業情報とを合わせて企業関係
情報と呼び、企業関係情報については、企業関係情報分
別部12が、外部に提供する情報と提供しない情報とに
分別する処理を支援する。この支援は、自動判断又は人
手によるワークフローなどによって実現される。
【0046】これら全ての企業関係情報は、提携企業フ
ァイル13へ記録されるが、外部に提供するものとして
選別された情報はウェブページに所定の書式で掲載さ
れ、ユーザのクライアント端末の表示部で閲覧に供され
る。具体的には企業情報は企業情報掲示ボード25に掲
載され、商品・サービス情報は商品・サービス情報掲載
ボード26に掲載される。
【0047】また、交渉データ交換部11は、入力され
た企業関係情報に基づく商品又はサービスに関する審査
も支援し、審査の結果も外部に提供される。なお、企業
情報掲示ボード25及び商品・サービス情報掲載ボード
26は、登録会員C2だけでなく一般ユーザC1に対し
ても常時公開し、情報センターのウェブサイトで提供さ
れる情報をいつでもどこからでも確認可能とすることが
望ましい。これにより一般ユーザの会員登録促進効果が
得られる。
【0048】〔2−2−3.会員登録〕一般ユーザC1
は、会員登録部1を通じて本人が会員登録(F1)を行
うことにより登録会員C2となる。この会員登録は、図
3に例示するような所定のウェブページへアクセスし、
会員本人の個人情報、例えば氏名・性別・年齢・住所・
メールアドレス・業種(学生)・勤務先住所・年収など
の項目を入力することにより行う。これに対し、会員登
録部1は、入力されたデータをもとに、9ケタの会員番
号といった会員ID及びパスワードを発行する(F2:
会員番号発行)。会員の個人情報と会員番号は登録会員
ファイル2に記録され、会員番号は個人情報を情報セン
ターAで即座に分類するなど所望の用途に利用すること
ができる。
【0049】このような登録会員については、イベント
通知部19が、メーリングリストなどを利用して、会員
全員もしくは特定の会員へイベントなどの情報を通知す
る。また、提携企業からのリクエストによって、その企
業の取り扱い商品に関するアンケートを会員へ配信する
ことも可能である。
【0050】〔2−2−4.見込み顧客情報の入力〕上
記のように会員登録を行った登録会員C2は、見込み顧
客情報受付部3を通じ、本人又は第三者である見込み顧
客Dに関する見込み顧客情報を、図4に例示するような
入力用ウェブページである見込み顧客情報書き込みボー
ド22から、詳細に入力する(F3:見込み顧客情報の
入力)。このような見込み顧客情報の入力は、例えば、
商品・サービス情報掲載ボード26で確認した商品やサ
ービスの中に、ユーザ本人、または第三者、例えば両親
や友人、会社の同僚・上司・部下、学校や、職場など、
あらゆる場所で知り合った人々のなかに、興味を持ちそ
うな人がいる場合に行われる。
【0051】また、入力情報の項目としては、買いたい
商品や、受けたいサービスの種類・購入希望価格帯・販
売先地域などがあり、販売先地域については自宅と職場
のように、住所とサービスを受けたい場所が異なる場合
などは、それに応じた入力欄を用意するなど適切な取り
扱いを行う。また、情報項目には購入時期、購入やサー
ビスを希望している人の氏名などもあり、特に見込み顧
客Dが、登録会員Cと異なる場合等はそれに応じた入力
欄を用意するなど適切な取り扱いを行う。
【0052】また、情報項目には年齢・性別・年収・職
種(学生)・家族構成などの他、 情報の確度(購買意欲が高い ⇔ 低い) 見込み顧客が急いでいるかどうか(Normal ⇔
Urgent) 紹介制・匿名制度の選択(紹介制度 ⇔ 匿名制度) などが考えられる。
【0053】この場合、登録会員C2が、見込み顧客D
の消費に対するニーズをある程度把握しているものの、
見込み顧客の詳細な情報、例えば職場や年収、家族構成
などは把握していない事が考えられるので、その場合は
判明している部分だけを入力してもらえばよい。
【0054】また、上記の「紹介」と「匿名」は、見込
み顧客に対して、見込み顧客情報を入力した登録会員の
名前を出すか出さないかであり、具体的には、「紹介」
は、提携企業群B中の企業が、見込み顧客情報をもとに
見込み顧客Dへ商品・サービスを案内(F10)する際
に、登録会員C2の会員名を公表することで登録会員C
2からの紹介によるアプローチであることをその見込み
顧客Dに通知することに同意する場合であり(F5)
と、「匿名」は提携企業群B中の企業から、見込み顧客
Dへは絶対に登録会員C2の名前を出さず、言わば匿名
にする(F6)場合である。
【0055】つまり、登録会員C2が、第三者をよく知
っていて、紹介者として名前を出すことを快く承知して
くれる間柄の場合、提携企業から登録会員C2の名前が
出れば見込み顧客も安心するため、商品やサービスの商
談成約率も高まり、ひいては会員が情報ポイントを獲得
できる可能性も高まる。
【0056】また、逆に匿名で、見込み顧客には登録会
員の名前が秘匿されるようにすれば、気軽に見込み顧客
情報を提供できるので、登録会員のウェブサイトへのア
クセスや、見込み顧客の情報を提供しようとする意欲を
高め、ひいては大量で、広範囲からの見込み顧客情報を
容易に一極収集することが可能となる。なお、従来で
は、オンライン・オフラインを問わず、本人がすなわち
見込み顧客である情報を集める例は知られているが、他
人・第三者までの情報を、確度が高い低いに問わず収集
できるシステムは無かった。
【0057】上記のような見込み顧客情報の入力に対し
て、見込み顧客情報受付部3は、入力されたデータをも
とに、10ケタの見込み顧客番号などの見込み顧客ID
を発行し(F4:見込み顧客番号発行)、また、入力さ
れる見込み顧客情報を、項目別に分類・選別したうえ、
見込み顧客番号とともに見込み顧客ファイル4へ格納す
る。また、見込み顧客情報受付部3は、見込み顧客とし
て入力される顧客と、登録会員ファイルを照合しその見
込み顧客が、すでに登録会員であるかどいうかを確認す
る。
【0058】上記の見込み顧客ファイル4は、商談情報
とは別に作成・保存される見込み顧客のデータベースで
あり、インターネットのウェブページ上などで公表する
ものではなく、アンケート調査などの統計データに利用
する。
【0059】〔2−2−5.企業への見込み顧客情報提
供〕次に、情報選別部5は、見込み顧客情報受付部3か
ら入力された見込み顧客情報(購買ニーズ)と、提携企
業ファイル13に格納されている企業情報とを照合する
ことにより、その見込み顧客情報の配信先として最も相
応しい提携企業を抽出する。具体的には、例えば見込み
顧客番号によって即座に見込み顧客の情報を分類し、商
品・サービス、価格帯、販売先の地域、見込み顧客の住
所・年齢、職業、年収などの条件にもっともマッチング
する企業を提携企業群Bのなかから抽出し、選別する。
この情報選別部5の作用は、多数の見込み顧客情報のな
かから企業に適合するものを抽出する処理ということも
できる。
【0060】そして、提携企業への情報送信部6は、情
報選別部5で抽出された見込み顧客情報を、適時、提携
企業へ配信する(F7:顧客紹介)。この際、見込み顧
客ファイル4中の見込み顧客情報には、常に、配信先と
なった企業登録番号やIDが添付される。また、このと
き、商談状況・経過管理部14は、見込み顧客情報ごと
に商談ID番号を発行し、配信先企業には、個々の見込
み顧客情報及び見込み顧客番号と共にこの商談番号も通
知される。この商談ID番号は、見込み顧客情報のID
と対応付けて、商談状況管理ファイル16に格納され
る。
【0061】また、配信先企業への情報配信では、見込
み顧客情報の中から個人情報つまり年齢や、家族構成な
どを除いた、商談に必要な情報のみを選別して、電子メ
ールやFAXなどで行われるので、個人情報が秘匿され
プライバシーが保護される。また、企業へ提供される見
込み顧客情報には、登録会員C2の名前を紹介者として
見込み顧客へ伝えてよいか(F5)、誰からの情報か全
くわからないように匿名で見込み顧客へアプローチする
のか(F6)のいずれかを指定する情報が含まれる。
【0062】〔2−2−6.提携企業から見込み顧客へ
の案内と商談管理〕見込み顧客情報の配信を受けた提携
企業は、情報センターAから提供された見込み顧客番号
と、情報センターで分析・分類された詳細な見込み顧客
情報をもとに、見込み顧客へ商品・サービスについて案
内を行う(F10:商品・サービス案内)。
【0063】また、商談状況のチェックのため、案件ご
との商談状況報告を含む定時報告を、提携企業群Bから
は、少なくとも1週間間隔で電子メール等により情報セ
ンターAへ送る(F11:定時報告)。これにより、商
談確認通知送受信部15は、提携企業への情報配信(F
7)の日より起算して1週間毎に、配信対象となった各
提携企業より商談状況報告を受信することになる。ま
た、商談状況・経過管理部14は、発行した商談ID番
号に基づいて、商談の管理、商談状況の通知、商談状況
に応じた情報ポイントの割増率計算など商談に関する処
理を行なう。
【0064】具体的には、商談状況・経過管理部14
は、個々の見込み顧客情報について、情報配信(F7)
の日より2週間を過ぎて提携企業より定時連絡などによ
る商談報告が無い場合、商談確認通知やReminde
rなどの催促(F121)を提携企業へ送信することに
より商談状況報告を求める。さらに、情報配信(F7)
の日より3週間を過ぎて提携企業より定時連絡等により
商談報告が無い場合、警告文をその提携企業へ送信する
と同時に(F122)、見込み顧客へアンケートの形を
とった商談確認通知を送信する(F123)。提携企業
へ警告文を送信した後は、その後の商談状況報告の内容
や有無、提携契約に基づいて、契約の更改などの手続き
を行う。
【0065】また、提携企業と見込み顧客Dとの間で商
談が成立すると、提携企業から商談についての情報、つ
まり売買成約価格、納期などについての情報が通知され
る(F13:成約通知)。この成約通知の内容(成約情
報と呼ぶ)は、商談状況・経過管理部14を経て、情報
ポイント算定部7と、紹介手数料決済部17へ転送され
る。また、この成約情報を含む商談経過は、商談経過確
認ボード23で閲覧することができる。
【0066】また、商談状況・経過管理部14は、複数
の見込み顧客情報に基づく複数の商談情報に基づいて、
それら見込み顧客情報を提供した登録会員の評価値を計
算する。具体例としては、商談ID番号ごとに入出力さ
れる商談情報を管理し、商談の成約率を判定する。ま
た、登録会員、及び提携企業のランキングを算出するこ
とも可能であり、これら成約率やランキングなどの情報
は、情報ポイントのポイント率へ反映させるため情報ポ
イント算定部7へ渡される。
【0067】〔2−2−7.手数料と情報ポイントの精
算〕上記のように成約通知があると、紹介手数料決済部
17は、各々の企業の取り扱い商品やサービス、価格帯
などに基づいて、企業から徴収する手数料を算定し、手
数料決済ファイル18に記録する。すなわち、各提携企
業は、提携契約に基づき、売買成約金額より換算された
所定の紹介手数料を情報センターAの運営会社へ支払う
(F14)。
【0068】また、成約通知があると、情報ポイント算
定部7は、売買成約金額から所定の基準に基づいて、見
込み顧客情報を提供した登録会員へ還元する情報ポイン
トを算出し、情報ポイント決済ファイル8へ記録する。
この際、情報ポイント算定部7は、商談状況・経過管理
部14から渡される評価値に応じてその登録会員に与え
る情報ポイントを変動させる。
【0069】また、情報ポイント送信部9は、情報ポイ
ント算定部7にて算出された情報ポイントを、電子メー
ルや、又は登録会員からの閲覧操作に応じて情報ポイン
ト確認ボード24へ表示することで登録会員へ通知する
(F15)。その際には、照合の為に見込み顧客番号な
どの情報も一緒に通知する。
【0070】〔2−2−8.入出力用ウェブページの機
密保持〕また、登録会員C2は、自己に関する会員番
号、見込み顧客番号ごとの商談状況、商談が終了した記
録などを、ウェブページである登録会員ボード21で閲
覧する。この登録会員ボード21で会員が獲得した情報
ポイントを閲覧できるようにしてもよい。
【0071】そして、登録会員C2は、個人用の入出力
用ウェブページである登録会員ボード21、商談経過確
認ボード23、情報ポイント確認ボード24には、発行
された会員ID、パスワード、本人氏名、住所といった
所定の情報を入力して本人の照合を受けることで、はじ
めてアクセス権を得る。すなわち、個人情報を保護する
ため、提携企業であっても外部から直接、上記のような
登録会員ボード21等にアクセスすることは禁じられ
る。
【0072】また、提携企業が、自社の企業情報や、商
品・サービスの仕様や価格などの詳細説明について入力
したり編集するには、認証を受けたうえ、個々の企業専
用の入出力用ウェブページである企業登録用ボード31
や商品・サービス登録用ボード32にアクセスする。こ
れら企業登録用ボード31及び商品・サービス登録用ボ
ード32には、一般ユーザC1はもとより、登録会員C
2も直接アクセスして閲覧することは出来ない。
【0073】〔2−2−9.商品・サービスの審査〕ま
た、情報センターAでは、交渉データ交換部11による
支援のもとで、提携企業より入力された商品・サービス
情報に基づき、商品やサービスの品質や価格について審
査し、必要に応じて価格や品質について交渉を行う。こ
の審査、交渉を通じて、提携企業、提携企業、及びその
商品サービスを吟味し、選別することで、見込み顧客の
満足が実現され、ユーザ、または登録会員は、各個に企
業と価格や品質などについて交渉することなく、より良
い商品やサービスを利用することが可能となる。また、
この審査と交渉は、交渉データ交換部11によって実現
される自動スコアリングや、定型メッセージの送受信機
能といった機能により支援される。
【0074】〔2−2−10.情報センターのマーケテ
ィング機能〕その他、提携企業群Bは、情報センターA
の登録会員ファイル2、見込み顧客ファイル4、提携企
業ファイル13などの情報データベースを、一部項目の
条件付検索、統計資料、アンケート対象の絞込検索など
間接的に利用することで、個別の自社商品やサービスに
ついてアンケートなどを含むマーケティングを行うこと
が可能である。
【0075】〔2−2−11.オンラインとオフライン
の運営形態〕また、以上は、主にインターネット経由の
オンライン処理を念頭に置いたものであるが、情報セン
ターの運営形態はオンラインには限定されず、オフライ
ンを活用した運営も可能である。すなわち、まず、オン
ラインでの運営形態としては、自宅のパソコンや、職場
のコンピューターなどを利用して、電話回線やケーブル
などを介したオンラインによって、顧客がウェブページ
にアクセスして、会員登録をし、その後本人や、第三者
の情報を、入力画面に沿って入力する。
【0076】この場合、会員は、入力した情報について
の商談状況、成約の可否、日時など、提携企業が提供す
る商品やサービス、イベント情報などもウェブサイト上
で確認出来る。また、提携企業は、ホームページにアク
セスすることで、会員登録をして提供する商品やサービ
スの情報を掲載でき、さらに、オンラインのEメール
や、FAXによって、顧客情報を得ることができる。
【0077】一方、オフラインを活用した運営形態は、
自宅や、職場にパソコンやコンピューターなどのオンラ
イン環境がない人達が、この情報センターAを利用でき
るようにするもので、次のような要素を適宜組み合わせ
ることが考えられる。 (1)駅や繁華街にショールーム、兼オフィスを開設し
て、そこにパソコンを設置して、情報センターAのサー
バが提供するウェブサイトへアクセスできる環境を整え
る。 (2)月刊誌を発行することにより、情報ポイントに対
する景品や商品・サービス、その他イベントのお知らせ
などをする。 (3)折込み広告や、雑誌媒体の中に、例えば葉書大の
申込書(入力フォーム)を用意して、会員登録の申し込
みや、顧客情報の記入をして情報センターへ返送するこ
とにより、登録や情報入力を可能とする。
【0078】〔3.効果〕以上説明したように、本実施
形態では、見込み顧客情報受付部3などの作用により、
登録された会員から第三者のニーズに関する情報提供を
受けることで、効果的なマーケティングを行うことが可
能となる。すなわち、本実施形態は、本人の情報と共
に、第三者の情報をも入力出来るシステムである。また
非常にリアルタイム(即時性)であり、より具体的な情
報を集めることが出来る。つまり、今その見込み顧客が
何を欲しがっているのか?どういうタイプ、価格帯を望
んでいるか?などが会員が入力した見込み顧客情報で判
断することが出来る。この見込み顧客情報は、つまり一
般ユーザ(個人)本人と、それをとりまく第三者、つま
り両親や友人、職場の同僚や部下、上司、その他、生活
していく過程で知り合う人々の情報である。
【0079】このように、登録会員は、極端に言えば今
日、初対面で会った人の職場を見渡し、足りないもの、
欲しいと思っているニーズを汲み取り、その消費ニーズ
の情報を簡単にデータ入力でき、かつ入力された見込み
顧客情報は、効率良くデータベース化され、さらに適切
な企業へ配信される。例えば、一般家庭や、企業などの
インターネット端末や、FAXなどのオンライン、また
は、雑誌や折込み広告などのメディア媒体によるオフラ
インにより会員登録を行い、その登録会員が見込み顧客
の名前、住所、メール・アドレス、家族構成、趣味など
の一般情報とともに、その見込み客が購入希望している
商品や、サービス、また、その商品などの希望購入価格
を情報センターへ提供する。
【0080】情報センターでは、見込み顧客の情報と、
登録会員の情報をデータベース化することでより質の高
い顧客情報を集約し、それらの情報をデータベース化す
るとともに、提携企業群へ顧客情報としてオンラインに
て紹介する。提携企業は、自社製品、もしくはサービス
を、より高い購買意識のある個人へアプローチすること
が可能となる。
【0081】このように、本実施形態は、情報の収集シ
ステムと、流通システムを融合させたものであり、本
人、及び第三者の具体的な、消費に対する需要を抽出す
ることができるので、情報の量においても、質において
も、このシステムによればマーケティングに役立つ情報
を有効に収集することができる。
【0082】また、本実施形態では、商談状況・経過管
理部14や情報ポイント算定部7などの作用により、第
三者に関する情報の入力に対し報酬を与えることで効果
的な情報収集を行うことが可能となる。すなわち、本実
施形態では、よりホームページにアクセスして、より消
費についての情報を入力したいという登録会員の意欲を
喚起するシステムとして、ポイント制を導入している。
これは会員にとっては、知り合いや家族など第三者の情
報を入力するだけで情報ポイントが得られるかもしれな
いということであり、これが登録会員に対して、ホーム
ページ(情報センター)にアクセスをして、情報を入力
しようとする強い誘引となる。これによりアクセス数も
増え、登録会員本人、及び第三者の情報をより多く集め
ることが可能となる。
【0083】また、本実施形態では、見込み顧客情報受
付部3の作用により、提携企業等の情報提供先が見込み
顧客へ商品やサービスを案内する時に、見込み顧客情報
を入力した登録会員がだれかを紹介者として見込み顧客
へ公表することに同意するか、見込み顧客へ氏名等を公
表せず匿名を希望するかを選択することができる。ま
た、前者の場合にはより成約率が高くなり、従って登録
会員へはより高い情報ポイント等の報酬を還元できる
が、第三者との人間関係に応じて紹介者の名前を出さな
い匿名の設定を選ぶこともできる。このように登録会員
の自由な選択を可能にすることでアクセス数や登録会員
数を増大することが容易になる。
【0084】また、本実施形態では、情報選別部5及び
提携企業への情報送信部6の作用により、提携企業等の
情報提供先に合わせて選別した的確な情報を、各情報提
供先に自動配信することで効果的なマーケティングを支
援することが可能となる。すなわち、本実施形態では、
会員からの見込み顧客情報を、あらゆる角度から分析、
選別し、提携企業のなかからマッチングする企業への
み、必要かつ的確な情報のみを配信することで情報の流
通を図ることができる。
【0085】特に、提携企業に配信される情報は、従来
と比べ、具体的でかつ即時性の有る、より的確な情報で
ある。もちろん、各提携企業は、自社の取り扱い品目に
限定された製品、サービスを欲する顧客情報のみを、情
報センターで選別された状態で受け取ることが出来る。
すなわち、受け取る情報は、一般的な顧客情報ではな
く、すでに購買意欲のある見込み顧客情報である。ま
た、情報センターでは、会員から入力されたすべての情
報を集約し、すべての商談の状況を把握することで多種
多様な業種に渡り、顧客情報、製品・サービス情報、顧
客の反応など商談、及び成約にいたる過程を把握するこ
とができ、各提携企業のマーケティング戦略に還元する
ことが可能となる。
【0086】また、本実施形態では、企業関係情報分別
部12の作用により、提携企業等の情報提供先やその商
品やサービスに関する情報について、分析・分類・選別
といった分別を行うことにより、信頼性ある情報や役立
つ情報など好ましい情報を利用者など外部に提供するこ
とが可能となる。
【0087】また、本実施形態では、商談状況・経過管
理部14及び情報ポイント算定部7の作用により、情報
提供者に対して見込み顧客情報に基づく商談の状況、例
えば商談の成否に基づいて情報ポイントを与えたり異な
った情報ポイントを与えることにより、精度の高い情報
を効果的に収集することが可能となる。
【0088】特に、本実施形態では、商談状況・経過管
理部14及び商談確認通知送受信部15の作用により、
商談情報について定期的状況報告や報告がなかったとき
の警告文などにより商談情報を確実に得ることが可能と
なる。
【0089】また、本実施形態では、商談経過確認ボー
ド23などにより、見込み顧客情報に基づく商談の成否
や時期、価格などの商談情報が、情報提供者である登録
会員へ提供されるので、登録会員は得られる情報ポイン
トをいち早く知ることができ、また、どのような見込み
顧客情報を提供すると好ましい結果が得られるかをいち
早く知ることができる。
【0090】また、本実施形態では、商談状況・経過管
理部14及び情報ポイント算定部7の作用により、商談
の成功率、情報の確度の高さ、金額などに基づいて与え
る情報ポイント数を変動させることにより、より確実な
見込み顧客情報を多く提供する動機付けを提供すること
が可能となる。すなわち、本実施形態で採用しうる情報
提供者への報酬としては、ポイント制、ボーナス制、会
員ランク分け、会員特典、イベント等の企画など各種考
えられるが、典型的には上に説明したように、登録会員
は、紹介した第三者が製品やサービスを購入した金額の
実績にしたがって情報ポイントを得ることができる。そ
の情報ポイントは、月締めなど定期的に現金、製品、商
品券、または旅行・食事券などの対価として受け取るこ
とができる。
【0091】これにより、登録会員としては、身の回り
の顧客情報を、手軽にオンラインで入力するだけで情報
ポイントが蓄積され、結果的に現金、サービスとして入
手することが可能になるというメリットが得られる。こ
のように、第三者の情報に対してポイント、つまり商品
や商品券、景品などを対価として得ることが出来るシス
テムは、広域にわたる情報処理を容易にしたインターネ
ットやコンピューター技術の進歩により、始めて可能と
なったものである。
【0092】また、本実施形態では、登録会員や提携企
業等の情報提供先がそれぞれ情報を入出力するためのウ
ェブページをおのおの独立させ、認証されていないアク
セスを拒否することで個人情報や企業の営業秘密などの
情報を効果的に保護することが可能となる。
【0093】以上のように、本実施形態では、会員から
見込み顧客の情報を入手し、提携企業への配信し、提携
企業と見込み顧客の商談状況をチェックし、商談成立の
報告を提携企業から得て、その情報を会員へ配信すると
共に情報ポイントなど対価を発行する。この一連の商談
行為を、このシステムで一元管理出来る。
【0094】また、本実施形態では、交渉データ交換部
11などの作用により、商品やサービスの質を審査し保
証することで顧客にもより優れたメリットを提供するこ
とが可能となる。すなわち、提携企業と、あらかじめ提
供される商品やサービスについて打ち合わせを行い、そ
の商品やサービスの質を、情報センターのなかのホーム
ページ上で保証することにより、見込み顧客のメリット
として、情報センター経由であれば、価格的にも質的に
も審査を受けた良質のサービスを受けることができる。
また、商品の割引についても情報センターと提携企業と
の間で行われるため、個人が交渉等を行う手間を省くこ
とができる。もちろん、他社比較や、商品やサービスの
情報を、情報センターですべて収集することができる。
特に、雑誌や、テレビ、広告媒体などの情報は、偏りが
ある場合や情報の欠損も考えられるが、情報センターへ
アクセスすれば、そうした情報を余すことなく入手でき
る。
【0095】〔4.他の実施形態〕なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよ
うな他の実施形態も含むものである。例えば、情報提供
先は企業には限定されず、個人や公的機関など自由に定
めることができる。また、オフライン用申込書の構成、
会員及び提携企業のための各種入出力用画面の構成や情
報項目などは自由に決定することができ、ウェブサイト
の構成の一例を図5に示す。また、上記実施形態では、
見込み顧客情報が需要者本人以外の情報提供者である登
録会員から提供される例を主に挙げたが、図6に示すよ
うに、見込み顧客情報は需要者(図6でユーザーと表
す)本人からのアクセスで提供されてもよく、また、情
報提供者と需要者は知人であってもなくてもよい。
【0096】また、提携企業から見込み顧客情報に係る
第三者等のユーザーへ商品案内等のコンタクトを行うに
は、図7に示すように、直接でも情報センター経由の直
接でもよく、コンタクトの態様もオンラインでもオフラ
インでもよく、営業・販売方法としてもネット上セール
ス、カタログ・DMセールス、対面セールスなど手法は
自由である。
【0097】また、情報センターは分散構成でもよく、
図8に示すように、複数の地区情報センターがそれぞれ
の地区を担当し、1つの本部情報センターとの間でデー
タをやり取りするようにしてもよい。
【0098】また、情報センターの他の具体的な機能は
自由であり、情報告知・収集・管理・連携、提携企業、
及び商品・サービスの審査、選別、販売取次ぎ、販売代
行、販売代理店などの機能を自由に組み合わせて構成で
きる。
【0099】また、クライアント端末における画面推移
のみでも本発明の一態様であるから(請求項19)、サ
ーバの設置場所が国外であっても国内のクライアント端
末からアクセス可能な状態であれば、本発明の国内にお
ける実施に該当する。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第三者に関する情報提供に基づいて効果的なマーケティ
ングを行う技術すなわち情報処理システム及び方法並び
にクライアントシステムの制御方法を提供することがで
きるので、電子商取引拡大などの経済効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態において、情報センター、提
携企業群、登録会員及び見込み顧客間の関係を示す概念
図。
【図2】本発明の実施形態における情報センターのサー
バの構成を示す機能ブロック図。
【図3】本発明の実施形態における会員登録用画面の表
示例を示す図。
【図4】本発明の実施形態における見込み顧客情報提供
用画面の表示例を示す図。
【図5】本発明の他の実施形態におけるウェブサイトの
構成を示す概念図。
【図6】本発明の他の実施形態における情報センターと
情報提供者と他のユーザーとの関係を示す概念図。
【図7】本発明の他の実施形態における情報センターと
情報提供者と他のユーザーとの関係を示す概念図。
【図8】本発明の他の実施形態におけるネットワーク構
成図。
【符号の説明】
1 …会員登録部 2 …登録会員ファイル 3 …見込み顧客情報受付部 4 …見込み顧客ファイル 5 …情報選別部 6 …提携企業への情報送信部 7 …情報ポイント算定部 8 …情報ポイント決済ファイル 9 …情報ポイント送信部 10 …企業情報登録部 11 …交渉データ交換部 12 …企業関係情報分別部 13 …提携企業ファイル 14 …商談状況・経過管理部 15 …商談確認通知送受信部 16 …商談状況管理ファイル 17 …紹介手数料決済部 18 …手数料決済ファイル 19 …イベント通知部 21 …登録会員ボード 22 …見込み顧客情報書き込みボード 23 …商談経過確認ボード 24 …情報ポイント確認ボード 25 …企業情報掲示ボード 26 …商品・サービス情報掲載ボード 31 …企業登録用ボード 32 …商品・サービス登録用ボード A …情報センター B …提携企業群 C1 …一般ユーザ C2 …登録会員 D …見込み顧客 F1 …会員登録 F2 …会員番号発行 F3 …見込み顧客情報の入力 F4 …見込み顧客番号発行 F5 …紹介者制度=紹介者名を公表 F6 …紹介者制度=匿名を希望 F7 …顧客紹介 F8 …企業情報の入力 F9 …提携企業登録番号発行 F10 …商品・サービス案内 F11 …定時報告 F121…催促:Reminder(注意喚起の連絡) F122…警告文 F123…商談確認通知 F13 …商談成立通知 F14 …紹介手数料 F15 …情報ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500329331 田屋 栄一 東京都渋谷区宇田川町34−6 M&Iビル 7階 株式会社ネットバレー内 (72)発明者 秋久 勇一 東京都渋谷区宇田川町34−6 M&Iビル 7階 株式会社ネットバレー内 Fターム(参考) 5B049 BB11 CC02 CC08 CC36 DD00 DD05 EE23 EE28 FF09 GG04 GG07 GG09

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークで接続されるクライア
    ントシステムから、需要に関する情報を収集する情報処
    理システムにおいて、 クライアントシステムから会員登録を受け付ける手段
    と、 登録された登録会員がクライアントシステムから、第三
    者の需要に関する見込み顧客情報を入力するための手段
    と、 情報提供先へ前記見込み顧客情報を提供する手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記見込み顧客情報の入力に対して報酬
    を与える手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    情報処理システム。
  3. 【請求項3】 第三者の需要に関する見込み顧客情報を
    登録会員が入力するにあたり、その登録会員を特定でき
    る情報をその第三者に開示することに同意するか否かを
    指定することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処
    理システム。
  4. 【請求項4】 一以上の情報提供先ごとに対応して予め
    設定された条件に一致する前記見込み顧客情報を、前記
    条件に対応する情報提供先に提供するものとして選択す
    る手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいず
    れか1つに記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記情報提供先に関する情報として、そ
    の情報提供先の属性に関する情報、商品に関する情報並
    びにサービスに関する情報のうち少なくとも1つの入力
    をクライアントシステムから受け付ける手段と、 入力された情報提供先に関する情報を、外部に提供する
    情報と提供しない情報とに分別する処理を支援する手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    つに記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報提供先が各見込み顧客情報に基
    づいて行う商談の状況に関する商談情報を得る手段と、 各見込み顧客情報を入力した登録会員に対して、対応す
    る商談の状況に基づいてポイントを報酬として与える手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1
    つに記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記情報提供先からの商談情報を予め決
    められた時期に基づいて受信する手段と、 前記商談情報を予め決められた時期に受信しなかったと
    きに、予め決められた催促の連絡をその情報提供先へ発
    信する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項6記載の情報処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記商談情報を、対応する見込み顧客情
    報を入力した登録会員へ提供することを特徴とする請求
    項6又は7記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 複数の見込み顧客情報に基づく複数の商
    談情報に基づいて、それら見込み顧客情報を提供した登
    録会員の評価値を計算する手段と、 計算した評価値に応じてその登録会員に与えるポイント
    を変動させる手段と、 を備えたことを特徴とする請求項6から8のいずれか1
    つに記載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】 前記登録会員のための情報入出力用ウ
    ェブページ又は前記情報提供先のための情報入出力用ウ
    ェブページのうち少なくとも一方について、認証された
    登録会員又は情報提供先からのアクセスのみ受け付け、
    他のアクセスに対して秘密に保持することを特徴とする
    請求項1から9のいずれか1つに記載の情報処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 登録会員のための情報入出力用ウェブ
    ページにおいて、少なくとも、見込み顧客情報の入力
    と、その登録会員に与えられたポイントの参照と、その
    会員が入力した見込み各顧客情報に基づく商談の状況の
    参照と、の少なくともいずれか1つを行うことを特徴と
    する請求項6から10のいずれか1つに記載の情報処理
    システム。
  12. 【請求項12】 前記情報提供先に関する情報として、
    その情報提供先の属性に関する情報、商品に関する情報
    並びにサービスに関する情報のうち少なくとも1つの入
    力をクライアントシステムから受け付ける手段と、 入力された情報提供先に関する情報に基づく前記商品又
    はサービスに関する審査を支援する手段と、 前記審査の結果を外部に提供する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1から11のいずれか
    1つに記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 通信ネットワークで接続されるクライ
    アントシステムから、需要に関する情報を収集する情報
    処理方法において、 クライアントシステムから会員登録を受け付けるステッ
    プと、 登録された登録会員がクライアントシステムから、第三
    者の需要に関する見込み顧客情報を入力するためのステ
    ップと、 情報提供先へ前記見込み顧客情報を提供するステップ
    と、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記見込み顧客情報の入力に対して報
    酬を与えるステップを含むことを特徴とする請求項13
    記載の情報処理システム。
  15. 【請求項15】 第三者の需要に関する見込み顧客情報
    を登録会員が入力するにあたり、その登録会員を特定で
    きる情報をその第三者に開示することに同意するか否か
    を指定することを特徴とする請求項13又は14記載の
    情報処理方法。
  16. 【請求項16】 一以上の情報提供先ごとに対応して予
    め設定された条件に一致する前記見込み顧客情報を、前
    記条件に対応する情報提供先に提供するものとして選択
    するステップを含むことを特徴とする請求項13から1
    5のいずれか1つに記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記情報提供先が各見込み顧客情報に
    基づいて行う商談の状況に関する商談情報を得るステッ
    プと、 各見込み顧客情報を入力した登録会員に対して、対応す
    る商談の状況に基づいてポイントを報酬として与えるス
    テップと、 を含むことを特徴とする請求項13から16のいずれか
    1つに記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 需要に関する情報を収集する情報処理
    方法において、 予め登録された会員から提供される第三者の需要に関す
    る見込み顧客情報を入力するステップと、 一以上の情報提供先ごとに対応して予め設定された条件
    に一致する前記見込み顧客情報を、前記条件に対応する
    情報提供先に提供するステップと、 前記情報提供先が各見込み顧客情報に基づいて行う商談
    の状況に基づいた報酬を、その見込み顧客情報を提供し
    た登録会員に与えるステップと、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. 【請求項19】 通信ネットワークに接続されるクライ
    アントシステムを、需要に関する情報の収集のために制
    御するクライアントシステムの制御方法において、 会員登録用画面をクライアントシステムに表示させる手
    段と、 第三者の需要に関する見込み顧客情報の入力用画面をク
    ライアントシステムに表示させるステップと、 見込み顧客情報を提供された情報提供先がその見込み顧
    客情報に基づいて行う商談の状況、に基づいて与えられ
    る報酬に関する情報をクライアントシステムに表示させ
    るステップと、 を含むことを特徴とするクライアントシステムの制御方
    法。
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