JP2003099855A - 会員カード装置、会員カード処理方法、会員カード処理プログラム、及び、会員カード処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

会員カード装置、会員カード処理方法、会員カード処理プログラム、及び、会員カード処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2003099855A
JP2003099855A JP2001286366A JP2001286366A JP2003099855A JP 2003099855 A JP2003099855 A JP 2003099855A JP 2001286366 A JP2001286366 A JP 2001286366A JP 2001286366 A JP2001286366 A JP 2001286366A JP 2003099855 A JP2003099855 A JP 2003099855A
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customer
card
rank
purchase
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JP2001286366A
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Toshiharu Kiyomoto
俊晴 清元
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Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会員毎にランク付けを行って、各商品毎に当
該ランクに応じた個々の会員サービスを展開している店
舗において、会員カードを忘れた場合にも、買上以降
に、顧客の申請により、正確に買上時の顧客のランクに
応じた会員サービスを提供する。 【解決手段】 買上時に顧客が会員カードを忘れてきた
場合に、会員カード忘れの指示を入力し（Ｓ１）、顧客
の買上商品の情報を入力して、非会員として会計処理を
済ませる（Ｓ１４）とともに、それらの買上商品につい
て、全ての顧客ランクに応じた会員サービスに関するデ
ータを整理番号とともにカード忘れデータとして格納し
ておく（Ｓ１３）。買上時以降に、顧客が、買上時のレ
シートと会員カードとを持参した場合に、該当するカー
ド忘れデータを読み出して、当該データから買上時の顧
客のランクに応じた会員サービスに従った差分を還元す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、会員カード装置
に関し、特に、顧客を会員登録させて顧客の識別情報を
記憶した会員カードを所持させるとともに所定の基準に
基づいて顧客のランク付けを行って、顧客のランクを保
存して管理している店舗のための会員カード装置、会員
カード処理方法、会員カード処理プログラム、及び、会
員カード処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、各種小売店や飲食店等の店舗に
て、会員カードを発行し、買上金額や累計ポイント等に
応じた様々なサービス（サービス券／ポイント付加な
ど）を実施するという運用が行われている。しかしなが
ら、従来においては会員全体に対する一律のサービスを
行っているに過ぎず、個々の会員に対してランク付けを
行って、各ランク毎に異なるサービスを提供することを
要求するニーズが顧客の中に増えつつある。
【０００３】また、従来、会員サービスを受けられるの
は、店舗にて買上時に会員カードを提示した顧客のみで
あり、会員カードを忘れた場合には、顧客は会員サービ
スを受けられないことも多く、折角の会員特典を無駄に
してしまい、店舗側としても、会員の買上情報が正しく
収集されないため、会員の分析をしても、正確な情報が
掴めない。
【０００４】会員カードを忘れた場合の救済として、個
人情報（電話／生年月日等）からＰＯＳ端末にて会員マ
スタ検索をするシステムはあるが、検索に時間を要する
ため、混雑時は他の顧客に対して迷惑になってしまう。
また、他人に個人情報を公開することを好ましく思わな
い顧客も意外に多く、問題点が多い。
【０００５】また、買上時のレシートを後日持参すれ
ば、会員サービスを還元するという店舗もあるが、店舗
の従業員と顧客とが共謀すれば、不正を行うことも容易
であり、店舗側で不正行為を防止することは困難であ
る。
【０００６】また、顧客にランク付けを行っている店舗
によっては、会員サービスとして販売価格の値引きを行
う際に、各商品一律５％引きというようにせずに、商品
毎に値引き率または値引き方法を変えている店舗も近年
増えてきている。これは、粗利の高い商品については大
幅な値引きも可能であるが、粗利の少ない商品について
は値引き率を小さく抑える必要があるため、このような
方法をとることにより、店舗の売上効率の向上を図るた
めのものである。このような店舗において、会員カード
を忘れると、会員のランクを確認することができないた
め、ランクに合わせた会員サービスを行うことはできな
い。一方、買上以降に、顧客が当該会員サービスの恩恵
を受けようとしても、商品毎に値引き率または値引き方
法を変えているため、販売当日の買上商品の当該顧客の
ランクに応じた会員サービスがどうであったかを調べる
ことは従来のシステムにおいては不可能に近く、結果と
して、会員カードを忘れた場合には正確な会員サービス
は受けられない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
システムにおいては、会員カードを忘れた場合には、個
人情報から検索するのは、混雑時には特に、他の顧客へ
の迷惑となるため、実用的ではなく、ましてや、会員毎
にランク付けを行って、各商品毎に当該ランクに応じた
個々の会員サービスを展開している店舗においては、買
上以降の日においては会員サービスを正確に還元するこ
とは出来ないという問題点があった。
【０００８】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、会員毎にランク付けを行って、
各商品毎に当該ランクに応じた個々の会員サービスを展
開している店舗において、会員カードを忘れた場合に
も、買上以降に、顧客の申請により、買上時の顧客の正
確なランクに応じた会員サービスを提供することが可能
な会員カード装置、会員カード処理方法、会員カード処
理プログラム、及び、会員カード処理プログラムを記録
した記録媒体を得ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、顧客を会員
登録させて顧客の識別情報を記憶した会員カードを所持
させるとともに所定の基準に基づいて顧客のランク付け
を行って、顧客のランクを保存して管理するとともに、
当該ランクに応じた会員サービスを各商品毎に実施して
いる店舗のための会員カード装置であって、顧客の会員
カード忘れの指示を入力するカード忘れ指示入力手段
と、上記顧客の買上商品の情報を入力する商品入力手段
と、上記カード忘れ入力手段に会員カード忘れの指示が
入力されたときに、上記買上商品について、全ての上記
ランクに応じた会員サービスに関するデータを整理番号
とともに格納するカード忘れデータ格納手段と、上記整
理番号及び上記顧客の識別情報が入力されるカード忘れ
データ識別情報入力手段と、上記顧客の識別情報に基づ
いて、買上時の顧客のランクを検索するランク検索手段
と、当該整理番号に基づいて上記カード忘れデータ格納
手段から該当するデータを読み出すカード忘れデータ読
出手段と、上記データから、上記ランク検索手段により
検索された上記顧客のランクに応じた会員サービスの内
容を読み出して、当該会員サービスに基づく対価を還元
する会員サービス還元手段とを備えた会員カード装置で
ある。
【００１０】また、上記会員サービス還元手段において
還元する上記会員サービスの還元比率を所定の基準に基
づいて変える。
【００１１】また、上記所定の基準は、買上時を基点と
して計数される１以上の所定の期間に応じたものであ
り、１以上の上記所定の期間毎に予め設定されている還
元比率に基づいて会員サービスの還元が行われる。
【００１２】また、上記所定の基準は、予め設定された
１以上の所定の買上金額範囲に応じたものであり、１以
上の上記所定の買上金額範囲毎に還元比率が予め設定さ
れており、顧客の次回購入時の買上金額が該当する上記
買上金額範囲の還元比率に基づいて会員サービスの還元
が行われる。
【００１３】上記所定の基準は、予め設定された所定の
来店回数及び購買回数のいずれか一方に応じたものであ
り、買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のいずれか
一方が、上記所定の来店回数または購買回数に達したと
きに、予め設定した所定の還元比率で会員サービスの還
元を行い、買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のい
ずれか一方が上記所定の来店回数及び購買回数に達さな
い顧客に対しては、還元比率を０％とする。
【００１４】また、この発明は、顧客を会員登録させて
顧客の識別情報を記憶した会員カードを所持させるとと
もに所定の基準に基づいて顧客のランク付けを行って、
顧客のランクを保存して管理するとともに、当該ランク
に応じた会員サービスを各商品毎に実施している店舗の
ための会員カード処理方法であって、顧客の会員カード
忘れの指示を入力するカード忘れ指示入力ステップと、
上記顧客の買上商品の情報を入力する商品入力ステップ
と、上記カード忘れ指示入力ステップにおいて会員カー
ド忘れの指示が入力されたときに、上記買上商品につい
て、全ての上記ランクに応じた会員サービスに関するデ
ータを整理番号とともに格納するカード忘れデータ格納
ステップと、上記整理番号及び上記顧客の識別情報が入
力されるカード忘れデータ識別情報入力ステップと、上
記顧客の識別情報に基づいて、買上時の顧客のランクを
検索するランク検索ステップと、当該整理番号に基づい
て上記カード忘れデータ格納ステップにおいて格納した
データから該当するデータを読み出すカード忘れデータ
読出ステップと、上記データから、上記ランク検索ステ
ップにおいて検索された上記顧客のランクに応じた会員
サービスの内容を読み出して、当該会員サービスに基づ
く対価を還元する会員サービス還元ステップとを備えた
会員カード処理方法である。
【００１５】また、上記会員サービス還元ステップにお
いて還元される上記会員サービスの還元比率を所定の基
準に基づいて変える。
【００１６】また、上記所定の基準は、買上時を基点と
して計数される１以上の所定の期間に応じたものであ
り、１以上の上記所定の期間毎に予め設定されている還
元比率に基づいて会員サービスの還元が行われる。
【００１７】また、上記所定の基準は、予め設定された
１以上の所定の買上金額範囲に応じたものであり、１以
上の上記所定の買上金額範囲毎に還元比率が予め設定さ
れており、顧客の次回購入時の買上金額が該当する上記
買上金額範囲の還元比率に基づいて会員サービスの還元
が行われる。
【００１８】また、上記所定の基準は、予め設定された
所定の来店回数及び購買回数のいずれか一方に応じたも
のであり、買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のい
ずれか一方が、上記所定の来店回数及び購買回数に達し
たときに所定の還元比率で会員サービスの還元を行い、
買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のいずれか一方
が、上記所定の来店回数及び購買回数に達さない顧客に
対しては、還元比率０％とする。
【００１９】また、この発明は、顧客を会員登録させて
顧客の識別情報を記憶した会員カードを所持させるとと
もに所定の基準に基づいて顧客のランク付けを行って、
顧客のランクを保存して管理するとともに、当該ランク
に応じた会員サービスを各商品毎に実施している店舗の
ための会員カード処理プログラムであって、顧客の会員
カード忘れの指示を入力するカード忘れ指示入力ステッ
プと、上記顧客の買上商品の情報を入力する商品入力ス
テップと、上記カード忘れ指示入力ステップにおいて会
員カード忘れの指示が入力されたときに、上記買上商品
について、全ての上記ランクに応じた会員サービスに関
するデータを整理番号とともに格納するカード忘れデー
タ格納ステップと、上記整理番号及び上記顧客の識別情
報が入力されるカード忘れデータ識別情報入力ステップ
と、上記顧客の識別情報に基づいて、買上時の顧客のラ
ンクを検索するランク検索ステップと、当該整理番号に
基づいて上記カード忘れデータ格納ステップにおいて格
納したデータから該当するデータを読み出すカード忘れ
データ読出ステップと、上記データから、上記ランク検
索ステップにおいて検索された上記顧客のランクに応じ
た会員サービスの内容を読み出して、当該会員サービス
に基づく対価を還元する会員サービス還元ステップとを
コンピュータに実行させるための会員カード処理プログ
ラムである。
【００２０】また、この発明は、顧客を会員登録させて
顧客の識別情報を記憶した会員カードを所持させるとと
もに所定の基準に基づいて顧客のランク付けを行って、
顧客のランクを保存して管理するとともに、当該ランク
に応じた会員サービスを各商品毎に実施している店舗の
ための会員カード処理プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、上記会員カード処
理プログラムが、顧客の会員カード忘れの指示を入力す
るカード忘れ指示入力ステップと、上記顧客の買上商品
の情報を入力する商品入力ステップと、上記カード忘れ
指示入力ステップにおいて会員カード忘れの指示が入力
されたときに、上記買上商品について、全ての上記ラン
クに応じた会員サービスに関するデータを整理番号とと
もに格納するカード忘れデータ格納ステップと、上記整
理番号及び上記顧客の識別情報が入力されるカード忘れ
データ識別情報入力ステップと、上記顧客の識別情報に
基づいて、買上時の顧客のランクを検索するランク検索
ステップと、当該整理番号に基づいて上記カード忘れデ
ータ格納ステップにおいて格納したデータから該当する
データを読み出すカード忘れデータ読出ステップと、上
記データから、上記ランク検索ステップにおいて検索さ
れた上記顧客のランクに応じた会員サービスの内容を読
み出して、当該会員サービスに基づく対価を還元する会
員サービス還元ステップとをコンピュータに実行させる
ための会員カード処理プログラムである記録媒体であ
る。
【００２１】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１は、本発明の
実施の形態１に係る会員カード装置の構成を示した図で
ある。本実施の形態における会員カード装置は、ＰＯＳ
端末を利用して実現されている。また、本実施の形態に
おける店舗は、個々の顧客にランク付けを行って、各商
品毎に、当該ランクに応じた会員サービスを展開してい
る店舗を想定している。
【００２２】図１において、１は、入力部であり、顧客
毎に所持する会員カードから顧客ＩＤ情報（顧客の氏
名、ランク等）を読み取るとともに、今回の顧客の買上
商品に関する情報が入力される。さらに、入力部１は、
会員カードを忘れた顧客が、事後に、レシートを持参し
た場合には、当該レシートに印字されている日付、整理
番号及びレジ番号が入力される。なお、レシートに、日
付、整理番号、レジ番号を示すバーコード等が印字され
ている場合には、それを読みとるようにしてもよい。従
って、入力部１は、ＰＯＳ端末に設けられているキーボ
ード及びカードリーダまたはバーコードリーダから構成
されている。
【００２３】２は、顧客マスタであり、各顧客に関する
情報が格納されている。図２に顧客マスタの一例を示
す。図２に示すように、顧客マスタ２には、顧客ＩＤ番
号、顧客の氏名、生年月日、性別、ランク、累計買上金
額、累計ポイント、前回のランク、ランク更新日等に関
する情報が格納されている。なお、顧客のランクの設定
方法は種々考えられるが、例えば、所定の期間内の累計
買上金額によって決定してもよく、または、所定の期間
内の購買回数によって決定してもよい。また、顧客マス
タ２における累計買上金額は、実際の買上金額の累計で
もよいが、ランクに関係ない当日の販売価格（非会員の
価格）の累計買上金額にしてもよい。また、累計ポイン
トは、ポイント数に応じた賞品やクーポン券と交換でき
るものである。
【００２４】３は、商品マスタであり、店舗で扱ってい
る全ての商品に関する情報が格納されている。図３に商
品マスタの一例を示す。図３に示すように、商品マスタ
３には、商品コード、商品名、当日販売価格（非会員の
顧客に対する販売価格）、ランクＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの各ラ
ンクの顧客に対する販売価格、当該商品に関する種々の
付加情報等が格納されている。図３からもわかるよう
に、この店舗においては、商品ごとに割引き率及び割引
き方法が異なっている。
【００２５】４は、集計処理部であり、入力部１から入
力された顧客情報及び買上情報を基に、顧客マスタ２か
ら当該顧客のランクを読み出し、商品マスタ３から当該
ランクの顧客に対する販売価格を読み出して、顧客の買
上金額の合計を計算する。また、顧客が会員カードを忘
れた場合には、カード忘れ指示が入力部１に外部から入
力され、集計処理部４が当該指示を受けて、非会員を含
むすべてのランクの販売価格を商品マスタ３から抽出し
て、全てのランクの販売価格での買上データをカード忘
れデータとして作成して、後述するカード忘れデータフ
ァイル６に保存する。なお、カード忘れ指示の入力方法
としては、例えば、入力部１をＰＯＳ端末のキーボード
で構成しておき、当該ＰＯＳ端末に「カード忘れ」ボタ
ンを設けておいて、当該ボタンを押下することにより入
力できるようにしてもよく、または、既存のボタンの単
独または組み合わせによる押下により入力できるように
してもよい。
【００２６】５は、出力部であり、集計処理部４により
計算された買上金額の合計を外部に出力する。出力方法
としては、ディスプレイ等の画面に表示するようにして
もよく、レシート等のように紙に印字するようにしても
よい。また、画面表示と紙への印字との両方を行うよう
にしてもよい。
【００２７】６は、カード忘れデータファイルであり、
上述したカード忘れデータを格納しているものである。
図４に、カード忘れデータファイル６の一例を示す。図
４に示すように、カード忘れデータファイル６には、買
上当日の日付、レシートの整理番号、買上商品の商品コ
ード、商品名、当日販売価格、ランクＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの
各ランクの顧客に対する販売価格、当該商品に関する種
々の付加データ、及び、各ランクでの買上金額合計が格
納されている。
【００２８】７は、ランクマスタであり、顧客にランク
付けを行う際の基準が格納されている。例えば、所定の
期間内の累計買上金額によってランクを決定する場合に
は、 ￥５０，０００＜（１ケ月の累計買上金額） → ラン
クＡ ￥２０，０００＜（１ケ月の累計買上金額） → ラン
クＢ ￥１０，０００＜（１ケ月の累計買上金額） → ラン
クＣ というような基準がランクマスタ７に格納されている。
また、所定の期間内の購買回数によってランクを決定す
る場合には、 ２０回＜（１ケ月の購買回数） → ランクＡ １０回＜（１ケ月の購買回数） → ランクＢ ５回＜（１ケ月の購買回数） → ランクＣ というような基準がランクマスタ７に格納されている。
【００２９】８は、顧客履歴データファイルであり、各
顧客毎の過去の買上履歴データが格納されている。店舗
は、この顧客履歴データファイル８を用いて、会員の買
上情報を収集し、会員の買上傾向の分析等を行う。
【００３０】次に、動作について説明する。図５は、本
実施の形態における会員カード装置の処理の流れを示し
た流れ図である。まずはじめに、ＰＯＳ端末の上述した
「カード忘れ」ボタンが押下されたか否かを判定して、
顧客が会員カードを所持しているか否かを確認する（ス
テップＳ１）。会員カードを所持していた場合には、当
該会員カードをカードリーダに挿入し、会員カードに記
憶されている顧客ＩＤ番号を読み取り、顧客マスタ２か
ら当日の顧客のランクを読み出す（ステップＳ２）。次
に、買上商品に添付されているバーコードを読みとる等
して買上商品の情報を入力する（ステップＳ３）。当該
商品について、商品マスタ３から、当該顧客のランクに
応じた販売価格を読み出す（ステップＳ４）。顧客が購
入を希望する全ての商品についての商品情報の入力が終
了したか否かを確認し（ステップＳ５）、終了していた
ら、ステップＳ４で読み出した顧客のランクに応じた販
売価格での合計金額を算出して（ステップＳ６）、会計
処理を行う（ステップＳ７）。
【００３１】なお、付加情報のある商品については、ス
テップＳ４で読み出しておき、当該付加情報が会計に関
係するものである場合には、ステップＳ６の処理におい
て加味し、粗品等に関係するものである場合には、ステ
ップＳ７において、ＰＯＳ端末の画面に表示して、店舗
の従業員に実行を促す。
【００３２】一方、上記のステップＳ１において顧客が
会員カードを忘れたことが確認された場合には、買上商
品に添付されているバーコードを読みとる等して買上商
品の情報を入力し（ステップＳ１０）、当該商品につい
て、商品マスタ３から、非会員を含めた全ランクに応じ
た販売価格を読み出す（ステップＳ１１）。顧客が購入
を希望する全ての商品についての商品情報の入力が終了
したか否かを確認し（ステップＳ１２）、終了していた
ら、ステップＳ１１で読み出した全ランクに応じた販売
価格における買上データをカード忘れデータとして図４
の如く作成し、カード忘れデータファイル６に格納する
（ステップＳ１３）。このとき、カード忘れデータに
は、図４に示すように、買上当日の日付とレシートの発
行整理番号とが併せて格納されている。また、必要に応
じて、レジ番号や、チェーン店等が存在する場合には、
店舗コード等を併せて格納するようにしてもよい。次
に、ステップＳ１１で読み出した販売価格のうちの非会
員に対する販売価格で合計金額を算出して（ステップＳ
１４）、会計処理を行う（ステップＳ７）。
【００３３】なお、付加情報のある商品については、ス
テップＳ１１で読み出しておき、当該付加情報を、ステ
ップＳ１３の処理においてカード忘れデータファイルに
格納する（但し、当該付加情報が、会員及び非会員を考
慮せずに全員を対象とするものであれば、ステップＳ１
４またはステップＳ７で実行し、カードデータファイル
には実行済である旨を記録する。）。
【００３４】図６は、会員カードを忘れた顧客が、買上
以降に、会員カードと当該買上時のレシートとを持参し
た場合のサービス還元処理の流れを示した流れ図であ
る。まずはじめに、顧客が持参したレシートを用いて、
買上日、レシートの整理番号等のレシート情報の入力を
行う（ステップＳ２０）。次に、顧客が持参した会員カ
ードを用いて、顧客のＩＤ番号を読み取り、ステップＳ
２０で入力した買上日当日の顧客のランクを顧客マスタ
２から読み出す（ステップＳ２１）。顧客マスタ２には
最新のランクの更新日及び前回のランクが格納されてい
るので、これらを用いて、買上日当日のランクを割り出
す。次に、ステップＳ２０で入力したレシート情報を基
に、カード忘れデータファイル６から該当するカード忘
れデータを読み出す（ステップＳ２２）。ステップＳ２
１で求めた顧客のランクにおける販売価格と買上日に顧
客が支払った販売価格に相当する非会員の販売価格と
を、ステップＳ２２で読み出したカード忘れデータから
抽出して、それらの差分を算出する。すなわち、図４の
例で説明すれば、商品コード００１０Ａのかぜ薬を買い
上げた場合、会員カードを忘れた買上当日には非会員の
販売価格である￥１,４００を支払っているが、この顧
客が買上当日にランクＡであったとすると、ランクＡの
当日の販売価格は、￥８００であるため、その差分は、
￥１，４００−￥８００＝￥６００と計算される。買上
商品すべてについて同様に差分を算出し、差分の合計金
額を顧客に還元する（ステップＳ２４）。次に、当該買
上データを顧客履歴データファイル８に保存する（ステ
ップＳ２５）。
【００３５】なお、付加情報のある商品については、ス
テップＳ２２で読み出しておき、ステップＳ２４におい
て、当該付加情報が会計に関係するものである場合には
差分計算において加味し、粗品等に関係するものである
場合には、ＰＯＳ端末の画面に表示して、店舗の従業員
に実行を促す。
【００３６】以上のように、本実施の形態においては、
会員カードを忘れた顧客に対しては、いったん、非会員
に対する販売価格で販売するとともに、非会員を含む全
てのランクに応じた販売価格での買上データを含むカー
ド忘れデータを作成して、当該買上以降に、会員カード
と当該買上時のレシートとを持参した場合に、カード忘
れデータから当日の顧客のランクに応じた販売価格を読
み出して、買上時に支払った金額との差分を計算して、
顧客に還元するようにしたので、商品毎に割り引き率が
異なるような店舗においても、買上時点のサービスを正
確に還元することができる。
【００３７】また、会員カードを忘れた場合には、顧客
のランクが分からないため、サービスを実施できなかっ
た従来の装置に比べて、本実施の形態においては、買上
以降に正確にサービスを受けることができ、正確な買上
データを収集することができるため、会員ランクのロス
が無くなり、顧客にとっての損失が無くなり、かつ、店
舗にとっても、正確な買上データから分析を行うことが
できる。
【００３８】さらに、店舗側としては、顧客がサービス
還元のために再度来店するという利点もあり、また、
「会員カードを忘れたから他の店でも…」という顧客の
意識を「会員カードを忘れたが、やはりこの店で…」に
移行することができる。また、買上以降のサービス還元
を申請する顧客の比率が把握できるとともに、申請しな
い顧客については、その分の還元しないサービス差分だ
け利益が増加する。
【００３９】なお、本実施の形態においては、還元する
会員サービスに基づく対価として、現金を返す例につい
て説明したが、その場合に限らず、ポイントを還元する
ようにしてもよく、クーポン券を還元するようにしても
よい。
【００４０】また、チェーン店がある場合には、チェー
ン店で会員サービスの還元が行えるようにしてもよい。
この場合には、カード忘れデータファイル６を各店舗に
接続された中央センターに設置するか、通信網により他
店のカード忘れデータファイル６をアクセスできるよう
にしてもよい。
【００４１】また、本実施の形態においては、買上当日
の顧客のランクとして説明したが、これに限らず、同じ
日においても途中でランクが更新されるように設定され
ている場合には、買上日ではなく、買上時の顧客のラン
クを割り出して会員サービスの還元を行うようにしても
よい。また、会員サービスの還元を行うのは、買上日以
降の日としてもよいが、カード忘れデータの格納がリア
ルタイムに行うことができ、当該データの読み出しも即
時に行えるように設定されているのであれば、買上時以
降であれば何時でも会員サービスの還元を行うことがで
きる。
【００４２】実施の形態２．上述の実施の形態１におい
ては、買上以降であれば、いつ来店しても同じ金額を還
元する例について説明したが、本実施の形態において
は、カード忘れ救済については、なるべく早めに来店す
るように促すために、還元する比率を変えるペナルティ
方式を採用した例について説明する。ペナルティの方法
については以下の例が挙げられる。
【００４３】（１）例えば、図７に示すように、買上当
日を基点として計数される１以上の所定の期間毎に還元
する比率を変える。即ち、２日後までは１００％還元、
５日後までは８０％還元、７日後までは３０％還元、７
日以降は無効（０％還元）のようにする。
【００４４】（２）所定の金額範囲毎に還元比率を予め
設定しておき、次回来店時の買上金額が該当する金額範
囲の還元比率に基づいて還元を行うようにし、次回来店
時に、予め設定した所定の一定金額を買い上げないと還
元しないようにする。即ち、３,０００円以上買い上げ
れば１００％還元、２,０００円以上買い上げれば７０
％還元、１,０００円以上買い上げれば５０％還元のよ
うにする。
【００４５】（３）予め設定した所定の回数だけ来店す
るか、もしくは、所定の回数だけ購買しないと還元しな
いようにする。即ち、例えば、３回目の来店で初めて還
元するようにする。このときの還元比率はこの例におい
ては１００％であるが（１００％に限らず任意に設定し
てよい。）、３回に達さない顧客に対しては還元比率は
０％である。このように、来店回数または購買回数に応
じて還元比率を変える。
【００４６】（４）上記（１）〜（３）の組み合わせ方
式で還元する。例えば、（１）と（２）の組み合わせで
還元を行う。即ち、４日後に２５００円買い上げた場
合、８０％＊７０％＝５６％を還元する。
【００４７】本実施の形態においては、サービスを還元
する際に、ペナルティ方式で還元する比率を変えるよう
にしたので、顧客の来店回数／来店頻度／買上金額の向
上を見込むことができる。
【００４８】
【発明の効果】この発明は、顧客を会員登録させて顧客
の識別情報を記憶した会員カードを所持させるとともに
所定の基準に基づいて顧客のランク付けを行って、顧客
のランクを保存して管理するとともに、当該ランクに応
じた会員サービスを各商品毎に実施している店舗のため
のものであって、顧客の会員カード忘れの指示を入力
し、上記顧客の買上商品の情報を入力し、会員カード忘
れの指示が入力されたときに、上記買上商品について、
全ての上記ランクに応じた会員サービスに関するデータ
を整理番号とともに格納し、上記整理番号及び上記顧客
の識別情報が入力され、上記顧客の識別情報に基づい
て、買上時の顧客のランクを検索し、当該整理番号に基
づいて該当するカード忘れデータを読み出し、上記デー
タから、検索された上記顧客のランクに応じた会員サー
ビスの内容を読み出して、当該会員サービスに基づく対
価を還元する会員カード装置、会員カード処理方法、会
員カード処理プログラム、会員カード処理プログラムを
記録した記録媒体であるので、会員毎にランク付けを行
って、各商品毎に当該ランクに応じた個々の会員サービ
スを展開している店舗において、会員カードを忘れた場
合にも、買上以降に、顧客の申請により、正確に買上時
の顧客のランクに応じた会員サービスを提供することが
可能になる。
【００４９】また、上記会員サービス還元手段において
還元する上記会員サービスの還元比率を所定の基準に基
づいて変えるようにしたので、会員サービスのより多い
還元のために、来店回数、来店頻度または買上金額等を
向上させるように顧客を促すことができる。
【００５０】また、上記所定の基準は、買上時を基点と
して計数される１以上の所定の期間に応じたものであ
り、１以上の上記所定の期間毎に予め設定されている還
元比率に基づいて会員サービスの還元が行われるように
したので、顧客に対してなるべく早い時期に会員サービ
スの還元を受けるべく再来店するように促すことができ
る。
【００５１】上記所定の基準は、予め設定された１以上
の所定の買上金額範囲に応じたものであり、１以上の上
記所定の買上金額範囲毎に還元比率が予め設定されてお
り、顧客の次回購入時の買上金額が該当する上記買上金
額範囲の還元比率に基づいて会員サービスの還元が行わ
れるようにしたので、顧客の買上金額の向上を図ること
ができる。
【００５２】また、上記所定の基準は、予め設定された
所定の来店回数及び購買回数のいずれか一方に応じたも
のであり、買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のい
ずれか一方が、上記所定の来店回数または購買回数に達
したときに、予め設定した所定の還元比率で会員サービ
スの還元を行い、買上以降の顧客の来店回数及び購買回
数のいずれか一方が上記所定の来店回数及び購買回数に
達さない顧客に対しては、還元比率を０％とするように
したので、顧客の来店回数または購買回数の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施の形態１に係る会員カード装置
の構成を示したブロック図である。
【図２】 本発明の実施の形態１に係る会員カード装置
における顧客マスタの一例を示した説明図である。
【図３】 本発明の実施の形態１に係る会員カード装置
における商品マスタの一例を示した説明図である。
【図４】 本発明の実施の形態１に係る会員カード装置
におけるカード忘れデータの一例を示した説明図であ
る。
【図５】 本発明の実施の形態１に係る会員カード装置
における処理の流れを示す流れ図である。
【図６】 本発明の実施の形態１に係る会員カード装置
における処理の流れを示す流れ図である。
【図７】 本発明の実施の形態１に係る会員カード装置
におけるペナルティ方式の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
１ 入力部、２ 顧客マスタ、３ 商品マスタ、４ 集
計処理部、５ 出力部、６ カード忘れデータファイ
ル、７ ランクマスタ、８ 顧客履歴データファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３３０ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３３０ ＺＥＣ ＺＥＣ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 顧客を会員登録させて顧客の識別情報を
    記憶した会員カードを所持させるとともに所定の基準に
    基づいて顧客のランク付けを行って、顧客のランクを保
    存して管理するとともに、当該ランクに応じた会員サー
    ビスを各商品毎に実施している店舗のための会員カード
    装置であって、 顧客の会員カード忘れの指示を入力するカード忘れ指示
    入力手段と、 上記顧客の買上商品の情報を入力する商品入力手段と、 上記カード忘れ入力手段に会員カード忘れの指示が入力
    されたときに、上記買上商品について、全ての上記ラン
    クに応じた会員サービスに関するデータを整理番号とと
    もに格納するカード忘れデータ格納手段と、 上記整理番号及び上記顧客の識別情報が入力されるカー
    ド忘れデータ識別情報入力手段と、 上記顧客の識別情報に基づいて、買上時の顧客のランク
    を検索するランク検索手段と、 当該整理番号に基づいて上記カード忘れデータ格納手段
    から該当するデータを読み出すカード忘れデータ読出手
    段と、 上記データから、上記ランク検索手段により検索された
    上記顧客のランクに応じた会員サービスの内容を読み出
    して、当該会員サービスに基づく対価を還元する会員サ
    ービス還元手段とを備えたことを特徴とする会員カード
    装置。
  2. 【請求項２】 上記会員サービス還元手段において還元
    する上記会員サービスの還元比率を所定の基準に基づい
    て変えることを特徴とする請求項１に記載の会員カード
    装置。
  3. 【請求項３】 上記所定の基準は、買上時を基点として
    計数される１以上の所定の期間に応じたものであり、 １以上の上記所定の期間毎に予め設定されている還元比
    率に基づいて会員サービスの還元が行われることを特徴
    とする請求項２に記載の会員カード装置。
  4. 【請求項４】 上記所定の基準は、予め設定された１以
    上の所定の買上金額範囲に応じたものであり、 １以上の上記所定の買上金額範囲毎に還元比率が予め設
    定されており、顧客の次回購入時の買上金額が該当する
    上記買上金額範囲の還元比率に基づいて会員サービスの
    還元が行われることを特徴とする請求項２または３に記
    載の会員カード装置。
  5. 【請求項５】 上記所定の基準は、予め設定された所定
    の来店回数及び購買回数のいずれか一方に応じたもので
    あり、 買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のいずれか一方
    が、上記所定の来店回数または購買回数に達したとき
    に、予め設定した所定の還元比率で会員サービスの還元
    を行い、 買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のいずれか一方
    が上記所定の来店回数及び購買回数に達さない顧客に対
    しては、還元比率を０％とすることを特徴とする請求項
    ２〜４までに記載の会員カード装置。
  6. 【請求項６】 顧客を会員登録させて顧客の識別情報を
    記憶した会員カードを所持させるとともに所定の基準に
    基づいて顧客のランク付けを行って、顧客のランクを保
    存して管理するとともに、当該ランクに応じた会員サー
    ビスを各商品毎に実施している店舗のための会員カード
    処理方法であって、 顧客の会員カード忘れの指示を入力するカード忘れ指示
    入力ステップと、 上記顧客の買上商品の情報を入力する商品入力ステップ
    と、 上記カード忘れ指示入力ステップにおいて会員カード忘
    れの指示が入力されたときに、上記買上商品について、
    全ての上記ランクに応じた会員サービスに関するデータ
    を整理番号とともに格納するカード忘れデータ格納ステ
    ップと、 上記整理番号及び上記顧客の識別情報が入力されるカー
    ド忘れデータ識別情報入力ステップと、 上記顧客の識別情報に基づいて、買上時の顧客のランク
    を検索するランク検索ステップと、 当該整理番号に基づいて上記カード忘れデータ格納ステ
    ップにおいて格納したデータから該当するデータを読み
    出すカード忘れデータ読出ステップと、 上記データから、上記ランク検索ステップにおいて検索
    された上記顧客のランクに応じた会員サービスの内容を
    読み出して、当該会員サービスに基づく対価を還元する
    会員サービス還元ステップとを備えたことを特徴とする
    会員カード処理方法。
  7. 【請求項７】 上記会員サービス還元ステップにおいて
    還元される上記会員サービスの還元比率を所定の基準に
    基づいて変えることを特徴とする請求項６に記載の会員
    カード処理方法。
  8. 【請求項８】 上記所定の基準は、買上時を基点として
    計数される１以上の所定の期間に応じたものであり、 １以上の上記所定の期間毎に予め設定されている還元比
    率に基づいて会員サービスの還元が行われることを特徴
    とする請求項７に記載の会員カード処理方法。
  9. 【請求項９】 上記所定の基準は、予め設定された１以
    上の所定の買上金額範囲に応じたものであり、 １以上の上記所定の買上金額範囲毎に還元比率が予め設
    定されており、顧客の次回購入時の買上金額が該当する
    上記買上金額範囲の還元比率に基づいて会員サービスの
    還元が行われることを特徴とする請求項７または８に記
    載の会員カード処理方法。
  10. 【請求項１０】 上記所定の基準は、予め設定された所
    定の来店回数及び購買回数のいずれか一方に応じたもの
    であり、 買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のいずれか一方
    が、上記所定の来店回数及び購買回数に達したときに所
    定の還元比率で会員サービスの還元を行い、 買上以降の顧客の来店回数及び購買回数のいずれか一方
    が、上記所定の来店回数及び購買回数に達さない顧客に
    対しては、還元比率０％とすることを特徴とする請求項
    ７〜９までに記載の会員カード処理方法。
  11. 【請求項１１】 顧客を会員登録させて顧客の識別情報
    を記憶した会員カードを所持させるとともに所定の基準
    に基づいて顧客のランク付けを行って、顧客のランクを
    保存して管理するとともに、当該ランクに応じた会員サ
    ービスを各商品毎に実施している店舗のための会員カー
    ド処理プログラムであって、 顧客の会員カード忘れの指示を入力するカード忘れ指示
    入力ステップと、 上記顧客の買上商品の情報を入力する商品入力ステップ
    と、 上記カード忘れ指示入力ステップにおいて会員カード忘
    れの指示が入力されたときに、上記買上商品について、
    全ての上記ランクに応じた会員サービスに関するデータ
    を整理番号とともに格納するカード忘れデータ格納ステ
    ップと、 上記整理番号及び上記顧客の識別情報が入力されるカー
    ド忘れデータ識別情報入力ステップと、 上記顧客の識別情報に基づいて、買上時の顧客のランク
    を検索するランク検索ステップと、 当該整理番号に基づいて上記カード忘れデータ格納ステ
    ップにおいて格納したデータから該当するデータを読み
    出すカード忘れデータ読出ステップと、 上記データから、上記ランク検索ステップにおいて検索
    された上記顧客のランクに応じた会員サービスの内容を
    読み出して、当該会員サービスに基づく対価を還元する
    会員サービス還元ステップとをコンピュータに実行させ
    るための会員カード処理プログラム。
  12. 【請求項１２】 顧客を会員登録させて顧客の識別情報
    を記憶した会員カードを所持させるとともに所定の基準
    に基づいて顧客のランク付けを行って、顧客のランクを
    保存して管理するとともに、当該ランクに応じた会員サ
    ービスを各商品毎に実施している店舗のための会員カー
    ド処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 上記会員カード処理プログラムが、 顧客の会員カード忘れの指示を入力するカード忘れ指示
    入力ステップと、 上記顧客の買上商品の情報を入力する商品入力ステップ
    と、 上記カード忘れ指示入力ステップにおいて会員カード忘
    れの指示が入力されたときに、上記買上商品について、
    全ての上記ランクに応じた会員サービスに関するデータ
    を整理番号とともに格納するカード忘れデータ格納ステ
    ップと、 上記整理番号及び上記顧客の識別情報が入力されるカー
    ド忘れデータ識別情報入力ステップと、 上記顧客の識別情報に基づいて、買上時の顧客のランク
    を検索するランク検索ステップと、 当該整理番号に基づいて上記カード忘れデータ格納ステ
    ップにおいて格納したデータから該当するデータを読み
    出すカード忘れデータ読出ステップと、 上記データから、上記ランク検索ステップにおいて検索
    された上記顧客のランクに応じた会員サービスの内容を
    読み出して、当該会員サービスに基づく対価を還元する
    会員サービス還元ステップとをコンピュータに実行させ
    るための会員カード処理プログラムであることを特徴と
    する記録媒体。
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