JP4627338B2 - 情報端末機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報端末機器に係り、特に表示装置を照明する照明装置の明暗度合い調整に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
消費電力を低減させるために、一定時間操作がなかった場合に表示装置の表示画面を照らす照明を消す制御方法がしられている。また、照明を消さないで、照明を一段暗くする制御方法が知られている。さらに外部操作入力部の操作に応じて照明の明暗度合を徐々に調整する制御方法が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものにあって、一定時間操作を行わなかった場合に照明が消したり、暗くしたりして消費電力の無駄を抑えたり、あるいは照明の明暗度合を徐々に調整して表示装置の照明変化に対する違和感をなくすようにしている。
【0004】
しかしながら、情報端末機器は、携帯するので使用するところによって明るさが大幅に変わる。このため、表示装置の照明を消したり、暗くしたり、あるいは明暗度合を徐々に調整する程度の対応だけでは表示装置の表示画面に表す画像が見えにくく、いまいち使い勝手がよくない。
【0005】
本発明、そのような問題に対処して、使用するところの明るさが違っていても、表示画面の表示が見えやすい、電気の消耗が少ない情報端末機器を提供することを目的とするものである。
【0006】
本発明は、外部操作入力部と、該外部操作入力部と情報をやり取りする入力制御部と、情報およびプログラムを記憶するデータ記憶部と、情報の処理およびプログラムの実行を行う処理部と、表示情報を記憶する表示記憶部と、該表示記憶部の表示情報を画像データにする表示制御部と、前記画像データを表示画面に表示する表示装置と、前記表示装置の表示画面を照明する照明装置と、該照明装置の明暗度合を調整する照明制御部を備えた情報端末機器において、使用環境の明るさを検知する明度センサーを備え、前記データ記憶部は前記照明装置の明暗度合を段階的に変化させるパターンの異なる複数の明暗調整パターンデータを備え、前記照明制御部は、前記明度センサーの検知値に応じて前記複数の明暗調整パターンデータから該当する明暗調整パターンデータを選択し、前記外部操作入力部の操作が所定時間内にないときには前記照明装置の明暗度合を前記選択された明暗調整パターンデータに応じて下げ、前記外部操作入力部の操作が所定時間内にあるときには前記照明装置の明暗度合を前記選択された明暗調整パターンデータに応じて上げるように制御することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、本発明の一実施形態を示す図面を引用して説明する。
【0008】
まず、図1に沿って、情報端末機器に備わるブロック回路の概要から述べる。
【0009】
外部操作入力部101は入力制御部102にライン110で接続され、このライン110を介して外部操作入力部101から入力制御部102に、あるいは入力制御部102から外部操作入力部101に互いに情報のやり取りが行なわれる。入力制御部102、データ記憶部103、処理部104、表示記憶部105、表示制御部106、照明制御部109、明度センサー115は、バスライン114で接続される。表示記憶部105は、ライン106で表示制御部106に接続され、表示制御部112は、ライン112で表示装置107に接続され、照明制御部109は、ライン113で照明装置108に接続される。
【0010】
データ記憶部103には、後で詳しく述べる複数の明暗調整パターンデータが格納されている。明度センサー115は、情報端末機器を使用する使用環境条件にあたる明るさを検知するものである。
【0011】
処理部104は、外部操作入力部101の操作状況を示す情報、データ記憶部103の明暗調整パターンデータおよび明度センサー115の検知値を処理して照明の明暗度合を示す制御データを逐次に照明制御部109に届け、この明暗度合の制御データに基づいて、照明制御部109は照明装置108の明暗度合を調整するのである。
【0012】
図2は、照明装置108と照明制御部109を示す。照明装置108は、光源としての螢光管204を有する。照明制御部109は、データホールド回路201、D/Aコンバータ202、定電流回路203を有する。
【0013】
照明制御部109のデータホールド回路201は、バスライン114を介して処理部104より届けられる制御データを受けてD/Aコンバータ202にわたす。D/Aコンバータ202は、制御データをデジタル値からアナログ値に変換し、定電流回路203はそのアナログ値に応じた電流値の通電を螢光管204に行なう。このため、光源である螢光管204は、制御データに応じた明るさを示す。すなわち、螢光管204の明暗度合は、外部操作入力部101の操作状況を示す情報、データ記憶部103の明暗調整パターンデータおよび明度センサー115の検知値に基づいて処理部104が演算処理して算出した制御データに依存して調整されるものになる。
【0014】
図3は、データホールド回路に届けられる制御データ、螢光管204に通電する電流値、螢光管204に明るさを関連づけて表している。最大の明るさを100%、最小の明るさを0%とし、明るさを10%毎の単位で、等間隔に可変されるようにしている。例えば、明るさを40%に設定する場合には、照明制御部113に届ける制御データの値を4にする。このように照明制御部113に入る制御データを変えることで光源の照明の明暗度合を0%から100%に及ぶ広範囲の調整ができる。
【0015】
図4は表示装置の構造を示す。表示装置107は、液晶表示部材で形成した表示画面302の裏面に導光板301を貼り付けて配置し、導光板301の側端面に光源の蛍光管204を配置している。液晶表示部材の表示画面302の裏面に導光板を備える代わりに光源を配置する構成にすることも可能である。
【0016】
図5は光源の照明の明暗度合を調整する複数の明暗調整パターンデータを示す。これらの明暗調整パターンデータは、情報端末機器が使用される使用環境の明るさ程度に応じて選択され、その選択された明暗調整パターンデータに従って表示装置107の表示画面302の明暗度合は調整される。
【0017】
この図5には、三つのパターンデータを実施形態として挙げている。いずれのパターンデータも段階的ではあるが、徐々に明るさが下がり、徐々に明るさを増す変化を呈する。パターンデータ(1)は明るさの下限値が浅く、パターンデータ(3)は下限値が深く、パターンデータ(2)は下限値が中程度である。三つのパターンデータを例示したが、より多くのパターンデータを備えることが可能である。またパターンデータ(1)の下側にパターンデータ(2),(3)の下側を追加するようにすることも可能である。
【0018】
さて、これらのパターンデータは、縦軸に明るさ及び制御データを、横軸に時間をもったグラフで示している。実線で示すデータパターン(1)は、明るさが100%から60%の小範囲で変化する。点線で示すデータパターン(2)は、明るさが100%から40%の中範囲で変化する。一点鎖線で示すデータパターン(3)は、明るさが100%から30%の広範囲で変化する。
【0019】
データパターン(1)では、時間0からtOFFまでの間に外部操作入力部101が操作されないと、明るさは100%から90%に一段下がる。ここで、tOFFからt01までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを80%に、t01からt02までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを70%に、t02からt03までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを60%に下げられる。この明るさ60%が下限値で、外部操作入力部101の操作のない状態が、それ以上長い時間経過しても、下限値は保たれる。この下限値にあって、外部操作入力部101の操作がtONの時点であると、明るさは60%から70%に一段上がる。この後、tOFF以上の時間をあけないで、t11の時点で外部操作入力部101の操作があると、明るさは80%になる。同様にtOFF以上の時間をあけないで、t12の時点で外部操作入力部101の操作があると、明るさが90%に、そしてt13の時点では明るさが100%に達する。
【0020】
パターン(2)では、時間0からtOFFまでの間に外部操作入力部101が操作されないと、明るさは100%から80%に一段下がる。さらに、tOFFからt01までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを60%に下げ、t01からt02までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを50%に、t02からt03までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを40%に下げる。この明るさ40%が下限値で、外部操作入力部101の操作のない状態が、それ以上長い時間経過しても、下限値は保たれる。この下限値にあって、外部操作入力部101の操作がtONの時点であると、明るさは40%から60%に一段上がる。この後、tOFF以上の時間をあけないで、t11の時点で外部操作入力部101の操作があると、明るさは80%になる。
【0021】
同様にtOFF以上の時間をあけないで、t12の時点で外部操作入力部101の操作があると、明るさが90%に、そしてt13の時点では明るさが100%に達する。
【0022】
パターン(3)では、時間0からtOFFまでの間に外部操作入力部101が操作されないと、明るさは100%から70%に一段下がる。さらに、tOFFからt01までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを50%に下げ、t01からt02までの間に外部操作入力部101の操作がないと、明るさを30%に下げる。この明るさ30%が下限値で、外部操作入力部101の操作のない状態が、それ以上長い時間経過しても、下限値は保たれる。この下限値にあって、外部操作入力部101の操作がt11の時点であると、明るさは30%から50%に一段上がる。この後、tOFF以上の時間をあけないで、t12の時点で外部操作入力部101の操作があると、明るさは70%になる。そしてtOFF以上の時間をあけないで、t13の時点で外部操作入力部101の操作があると、明るさが100%に達する。
【0023】
なお、明るさ0%から100%に対応する制御データは0から10の数値になっており、前述した図3にも対応している。
【0024】
このような複数の明暗調整パターンデータをデータ記憶部103に備え、情報端末機器が使用される使用環境の明るさを検知する明度センサー115に検知値に応じて選択される明暗調整パターンデータにより、使用環境の明るさに良く合う表示装置107の表示画面302の明るさに光源の照明の調整できるのである。
【0025】
図6、図7に示すフローチャートについて説明する。このフローチャートは、照明制御部109の制御データを作る処理部104の処理状況を示すもので、以下にその概略を述べる。
【0026】
まず、初期処理501は、情報端末機器の電源投入後に伴う1回目の画面表示時の毎に行なう。開始502より始まるフローチャートは時間txの毎に定期的に実行される。前記フローチャートの実行開始時間を記憶するため、tにt+txを代入(503)する。
【0027】
外部操作504は、外部操作入力部デバイス101の操作の有無を検出する。
外部操作入力部デバイス101の操作が(なし)であれば、SON505に処理を移す。この処理は、前記表示画面302の明るさを暗くする流れである。
【0028】
外部操作入力部デバイス101の操作が(あり)であれば、SON506に処理を移す。この処理は、前記表示画面302の明るさ明るくする流れである。
【0029】
さて、SON505では、前記表示画面302を明るくしていく途中で外部操作入力部デバイス101の操作がなくなった場合(SONが1)か、さらに暗くしていく場合(SONが0)かを判定する。SON505が0であれば処理を507へ、SON505が1であれば処理を521へ移す。
【0030】
一方、SON506では、前記表示画面302を暗くしていく途中で入力デバイス101の操作が操作された場合(SONが0)か、さらに明るくしていく場合(SONが1)かを判定する。SON506が1であれば処理を524へ、SON506が0であれば処理を538へ移す。
【0031】
SON505が0の方に説明を戻す。507、508、509、510の処理では段階的に暗くしていく処理を行なう。507は、tがtOFF未満であれば545に処理を移す。tがtOFF以上であれば508に処理を移す。
【0032】
545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。時間tx後に再度502から実行される。508は、tがt01未満であれば処理を511に移し、tがt01以上であれば509に処理を移す。
【0033】
511では、図6に示すようにPNT602で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。PNTの1は明暗調整パターンデータ1に、PNTの2は明暗調整パターンデータ2に、PNTの3は明暗調整パターンデータ3にそれぞれ該当する。
【0034】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、603で明るさが90%に設定され、それに該当する前述の制御データ9が前記照明制御部109に与えられ、RETURN606を経由して512に処理を移す。512では、現在の明るさを保持するためにSに0を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0035】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、604で明るさが80%に設定され、それに該当する前述の制御データ8が前記照明制御部109に与えられ、RETURN606を経由して512に処理を移す。512では、現在の明るさを保持するためにSに0を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0036】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、605で明るさが70%に設定され、それに該当する前述の制御データ7が前記照明制御部109に与えられ、RETURN606を経由して512に処理を移す。512では、現在の明るさを保持するためにSに0を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0037】
509は、tがt02未満であれば処理を513に移し、tがt02以上であれば510に処理を移す。
【0038】
513では、図6に示すようにPNT612で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。
【0039】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、613で明るさが80%に設定され、それに該当する前述の制御データ8が前記照明制御部109に与えられ、RETURN616を経由して514に処理を移す。514では、現在の明るさを保持するためにSに1を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0040】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、614で明るさが60%に設定され、それに該当する前述の制御データ6が前記照明制御部109に与えられ、RETURN616を経由して514に処理を移す。514では、現在の明るさを保持するためにSに1を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0041】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、615で明るさが50%に設定され、それに該当する前述の制御データ5が前記照明制御部109に与えられ、RETURN616を経由して514に処理を移す。514では、現在の明るさを保持するためにSに1を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0042】
510は、tがt03未満であれば処理を515に移し、tがt03以上であれば541に処理を移す。
【0043】
515では、図6に示すようにPNT622で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。
【0044】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、623で明るさが70%に設定され、それに該当する前述の制御データ7が前記照明制御部109に与えられ、RETURN626を経由して516に処理を移す。516では、現在の明るさを保持するためにSに2を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0045】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、624で明るさが50%に設定され、それに該当する前述の制御データ5が前記照明制御部109に与えられ、RETURN626を経由して516に処理を移す。516では、現在の明るさを保持するためにSに2を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0046】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、625で明るさが30%に設定され、それに該当する前述の制御データ3が前記照明制御部109に与えられ、RETURN626を経由して516に処理を移す。516では、現在の明るさを保持するためにSに2を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0047】
541では、図6に示すようにPNT632で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。
【0048】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、633で明るさが60%に設定され、それに該当する前述の制御データ6が前記照明制御部109に与えられ、RETURN636を経由して542に処理を移す。542では、現在の明るさを保持するためにSに3を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0049】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、634で明るさが40%に設定され、それに該当する前述の制御データ4が前記照明制御部109に与えられ、RETURN636を経由して542に処理を移す。542では、現在の明るさを保持するためにSに3を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0050】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、635で明るさが30%に設定され、それに該当する前述の制御データ3が前記照明制御部109に与えられ、RETURN636を経由して542に処理を移す。542では、現在の明るさを保持するためにSに3を代入し、545に処理を移す。545では、SONに0を代入し547に処理を移し終了する。
【0051】
521、522、523の処理では現在どの明るさに設定されているかを判定し、次にどの状態から暗くしていくかを決定する。521は、Sが3であれば517へ処理を移し、tにtOFFを代入し545に処理を移す。Sが3以外であれば522に処理を移す。522は、Sが2であれば518へ処理を移し、tにt01を代入して545に処理を移す。Sが2以外であれば523に処理を移す。523は、Sが1であれば519へ処理を移し、tにt02を代入して545に処理を移す。Sが1以外であれば520に処理を移し、tにt03を代入し545に処理を移す。
【0052】
524、525、526、527の処理では時間に対して段階的に明るくしていく処理を行なう。524は、tがtON未満であれば546に処理を移す。tがtON以上であれば525に処理を移す。546では、SONに1を代入し、547に処理を移して終了する。時間tx後に再度502から実行される。525は、tがt11未満であれば処理を528に移し、tがt11以上であれば526に処理を移す。
【0053】
528では、図6に示すようにPNT642で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。
【0054】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、643で明るさが70%に設定され、それに該当する前述の制御データ7が前記照明制御部109に与えられ、RETURN646を経由して529に処理を移す。529では、現在の明るさを保持するためにSに0を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0055】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、644で明るさが60%に設定され、それに該当する前述の制御データ6が前記照明制御部109に与えられ、RETURN646を経由して529に処理を移す。529では、現在の明るさを保持するためにSに0を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0056】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、645で明るさが30%に設定され、それに該当する前述の制御データ3が前記照明制御部109に与えられ、RETURN646を経由して529に処理を移す。529では、現在の明るさを保持するためにSに0を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0057】
526は、tがt12未満であれば処理を530に移し、tがt12以上であれば527に処理を移す。
【0058】
530では、図6に示すようにPNT652で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。
【0059】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、653で明るさが80%に設定され、それに該当する前述の制御データ8が前記照明制御部109に与えられ、RETURN656を経由して531に処理を移す。531では、現在の明るさを保持するためにSに1を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0060】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、654で明るさが80%に設定され、それに該当する前述の制御データ8が前記照明制御部109に与えられ、RETURN656を経由して531に処理を移す。531では、現在の明るさを保持するためにSに1を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0061】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、655で明るさが50%に設定され、それに該当する前述の制御データ5が前記照明制御部109に与えられ、RETURN656を経由して531に処理を移す。531では、現在の明るさを保持するためにSに1を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0062】
527は、tがt13未満であれば処理を532に移し、tがt13以上であれば543に処理を移す。
【0063】
530では、図6に示すようにPNT652で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。
【0064】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、663で明るさが90%に設定され、それに該当する前述の制御データ9が前記照明制御部109に与えられ、RETURN666を経由して533に処理を移す。533では、現在の明るさを保持するためにSに2を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0065】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、664で明るさが90%に設定され、それに該当する前述の制御データ9が前記照明制御部109に与えられ、RETURN666を経由して533に処理を移す。533では、現在の明るさを保持するためにSに2を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0066】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、665で明るさが70%に設定され、それに該当する前述の制御データ7が前記照明制御部109に与えられ、RETURN666を経由して533に処理を移す。533では、現在の明るさを保持するためにSに2を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0067】
541では、図6に示すようにPNT632で、明度センサー115の検知値に応じて明暗調整パターンデータ1,2,3の何れかが選択される。
【0068】
明暗調整パターンデータ1が選択されると、675で明るさが100%に設定され、それに該当する前述の制御データ10が前記照明制御部109に与えられ、RETURN676を経由して544に処理を移す。544では、現在の明るさを保持するためにSに3を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0069】
明暗調整パターンデータ2が選択されると、674で明るさが100%に設定され、それに該当する前述の制御データ10が前記照明制御部109に与えられ、RETURN676を経由して544に処理を移す。544では、現在の明るさを保持するためにSに3を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0070】
明暗調整パターンデータ3が選択されると、675で明るさが100%に設定され、それに該当する前述の制御データ10が前記照明制御部109に与えられ、RETURN676を経由して544に処理を移す。544では、現在の明るさを保持するためにSに3を代入し、546に処理を移す。546では、SONに1を代入して547に処理を移し終了する。
【0071】
538、539、540の処理では現在どの明るさに設定されているかを判定し、次にどの状態から明るくしていくかを決定する。538は、Sが3であれば534へ処理を移し、tにtONを代入して546に処理を移す。Sが3以外であれば539に処理を移す。539は、Sが2であれば535へ処理を移し、tにt11を代入して546に処理を移す。Sが2以外であれば540に処理を移す。540は、Sが1であれば536へ処理を移し、tにt12を代入して546に処理を移す。Sが1以外であれば537に処理を移し、tにt13を代入して546に処理を移す。
【0072】
このような処理部104の処理により、表示画面302の照明の明るさを外部操作入力部110の操作頻度および周囲の明るさ度合に応じて変えることで、表示画面302は見えやすく、かつ照明電気の無駄が抑えられる。
【0073】
以上述べたように本発明は、外部操作入力部と、該外部操作入力部と情報をやり取りする入力制御部と、情報およびプログラムを記憶するデータ記憶部と、情報の処理およびプログラムの実行を行う処理部と、表示情報を記憶する表示記憶部と、該表示記憶部の表示情報を画像データにする表示制御部と、前記画像データを表示画面に表示する表示装置と、前記表示装置の表示画面を照明する照明装置と、該照明装置の明暗度合を調整する照明制御部を備えた情報端末機器において、使用環境の明るさを検知する明度センサーを備え、
前記データ記憶部は前記照明装置の明暗度合を段階的に変化させるパターンの異なる複数の明暗調整パターンデータを備え、前記照明制御部は、前記明度センサーの検知値に応じて前記複数の明暗調整パターンデータから該当する明暗調整パターンデータを選択し、前記外部操作入力部の操作が所定時間内にないときには前記照明装置の明暗度合を前記選択された明暗調整パターンデータに応じて下げ、前記外部操作入力部の操作が所定時間内にあるときには前記照明装置の明暗度合を前記選択された明暗調整パターンデータに応じて上げるように制御することを特徴とする情報端末機器にある。
【0074】
これにより、情報端末機器を使用する条件が違っていても、表示画面に表示が見やすく、電気の消耗も少ない情報端末機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるもので、ブロック回路の概略図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるもので、照明装置と照明制御部を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるもので、制御データ、電流値、明るさの関係を表にまとめた図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるもので、表示装置の詳細図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるもので、複数の明暗調整パターンデータを示す図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかるもので、照明制御部に入力する制御データを作る処理部のフローチャートを示す図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかるもので、図6のフローチャートの部分を詳しく示した図である。
【符号の説明】
101…外部操作入力部、102…入力制御部、103…データ記憶部、104…処理部、105…表示記憶部、106…表示制御部、107…表示装置、108…表明装置、109…照明制御部。
Claims (5)
- 外部操作入力部と、該外部操作入力部と情報をやり取りする入力制御部と、情報およびプログラムを記憶するデータ記憶部と、情報の処理およびプログラムの実行を行う処理部と、表示情報を記憶する表示記憶部と、該表示記憶部の表示情報を画像データにする表示制御部と、前記画像データを表示画面に表示する表示装置と、前記表示装置の表示画面を照明する照明装置と、該照明装置の明暗度合を調整する照明制御部を備えた情報端末機器において、
使用環境の明るさを検知する明度センサーを備え、
前記データ記憶部は前記照明装置の明暗度合を段階的に変化させるパターンの異なる複数の明暗調整パターンデータを備え、
前記照明制御部は、前記明度センサーの検知値に応じて前記複数の明暗調整パターンデータから該当する明暗調整パターンデータを選択し、前記外部操作入力部の操作が所定時間内にないときには前記照明装置の明暗度合を前記選択された明暗調整パターンデータに応じて下げ、前記外部操作入力部の操作が所定時間内にあるときには前記照明装置の明暗度合を前記選択された明暗調整パターンデータに応じて上げるように制御し、
前記パターンに含まれる明るさの下限値は前記複数の明暗調整パターンデータそれぞれで異なり、
使用する環境が明るいところでは前記複数の明暗調整パターンデータから前記下限値が高い明暗調整パターンデータを選択し、使用する環境が暗いところでは前記複数の明暗調整パターンデータから前記下限値が低い明暗調整パターンデータを選択し、使用する環境が明暗の中間である普通の明るさのところでは前記複数の明暗調整パターンデータから前記下限値が中間の明暗調整パターンデータを選択することを特徴とする情報端末機器。 - 請求項1に記載した情報端末機器において、
前記照明装置に光源を含み、該光源の通電量を照明制御部で加減することを特徴とする情報端末機器。 - 請求項1に記載した情報端末機器において、
前記表示装置は液晶表示手段を含み、前記照明装置に光源を含め、該光源を含む全体の電源を電池に依存することを特徴とする情報端末機器。 - 請求項1に記載した情報端末機器において、
前記表示装置は液晶表示手段、導光板を含み、前記照明装置に含む蛍光管が前記導光板の側端面に対向するように配置したことを特徴とする情報端末機器。 - 請求項1に記載した情報端末機器において、
前記表示装置は液晶表示手段を含み、前記照明装置に光源を含め、該光源を液晶表示手段の背面に配置したことを特徴とする情報端末機器。
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