JP4624073B2 - 空調設備、外調機の据付施工方法および空調設備の製造方法 - Google Patents

空調設備、外調機の据付施工方法および空調設備の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、外調機を設置するための空調設備、外調機の据付施工方法および空調設備の製造方法に関する。
従来の空調設備として、架台に室外機を載せた後、架台の内側に冷媒用の配管を行うものがある(例えば、特許文献1,2参照)。しかし、室外機の下の狭い空間で上向き溶接などの危険な作業を伴い、作業しにくく、溶接品質が確保しづらく、作業時間もかかるという問題があった。この問題を解決するため、室外機と、室外機と一体化された架台と、架台の内部に収納されて室外機に接続された冷媒用の配管とを有する室外機ユニットを、クレーン等で搬入して設置するものがある(例えば、特許文献3参照)。また、配管および配線の全てを内設した架台の上に、室外機を設置するものもある(例えば、特許文献4参照)。
特開2000−18650号公報 特開平11−230580号公報 特開2001−141263号公報 特開平9−4787号公報
しかしながら、特許文献3記載の空調設備では、室外機と架台とを別々に設置する場合に比べ、クレーンが大型になり、かえって設置作業が困難で、作業時間がかかり、設置費用も嵩むという課題があった。また、外調機など大型で水等を冷媒とする空調機の室外機では、設置場所までの運搬や搬入が道路交通法の道路制限外運搬となり、実際上運搬困難になるという課題もあった。特許文献4記載の空調設備は、ビル用マルチ方式空調システムで使用される室外機に用いられるものであり、それより大型の外調機に用いられるものではない。これも、外調機など大型で水等を冷媒とする空調機に適用すると、設置場所までの運搬や搬入が道路交通法の道路制限外運搬となり、実際上運搬困難になる。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、運搬や設置作業が容易で、設置費用を低減することができる外調機を設置するための空調設備、外調機の据付施工方法および空調設備の製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る空調設備は、温水・冷水配管に接続され、電源設備から電気の供給を受けて駆動する外調機を設置するための空調設備であって、前記外調機を載せるための架台と、配管ユニット毎に溶接作業を良好な作業環境である床面で行った後、前記架台の内側に取り付けられた、前記外調機および前記温水・冷水配管に接続するための内設配管と、前記架台の内側に取り付けられ、前記電源設備に接続可能であって前記外調機に電気を供給するための配線器具とを有し、前記架台および前記内設配管は、前記内設配管が前記架台の内側に取り付けられた状態で運搬車の荷台に積載可能な大きさの2つの部分から組み立てられており、前記2つの部分は、上部を構成する支持用上部梁材および吊下用上部梁材と、下部を構成する下部梁材とを有し、それぞれの前記支持用上部梁材および前記下部梁材の端部に互いに架け渡して一体化するための接続部材を有し、前記内設配管は端部に、前記2つの部分間で連続する内設配管、前記外調機および前記温水・冷水配管と接続する際のずれを吸収可能なハウジング継手を有することを、特徴とする。
本発明に係る外調機の据付施工方法は、本発明に係る空調設備を用いた外調機の据付施工方法であって、前記架台および前記内設配管を前記2つの部分に分割して運搬車に積載して運搬し、設置位置に設置する第1工程と、前記2つの部分の前記支持用上部梁材および前記下部梁材の端部に、前記接続部材を互いに架け渡して一体化し、前記2つの部分間で連続する内設配管同士を対応するハウジング継手で接続する第2工程と、前記架台の上に前記外調機を設置する第3工程と、前記外調機と前記温水・冷水配管とに前記内設配管を、対応するハウジング継手で接続する第4工程とを有することを、特徴とする。
本発明に係る空調設備および外調機の据付施工方法では、内設配管が、その配管ユニット毎に溶接作業のほとんどを良好な作業環境である床面で行った後、架台の内側に取り付けられているため、外調機と温水・冷水配管とに内設配管を接続するとき、外調機の下の狭い空間での作業を省略することができ、外調機の設置作業が容易である。また、設置現場での配管作業を最小限に抑え、作業時間を短縮することができる。
本発明に係る空調設備は、運搬する道路の幅や、搬入するクレーンや作業空間の大きさを考慮して、架台および内設配管を2つの部分に分割し、容易かつ安全に運搬・設置することができる。これにより、大型の外調機の場合でも、道路制限に適応して運搬することができ、設置の際に小型で安価なクレーンや運搬用台車などを使用することができるため、設置費用を低減することができる。例えば、架台および内設配管を、外調機の空気流れ方向に直交する断面で等分に分かれるよう、空気流れ方向に平行する垂直断面で幅方向を分割する。この場合、架台および内設配管の分割された2つの部分が、工場から現場へのトレーラによる運搬時に道路制限内の断面積荷物となり、あらかじめ工場にて一体組み立て済みとして出荷することができる。また、空気流れ方向に直交する垂直断面で長さ方向を分割する場合に比べて、内設配管の接合部が少なくなるため、耐圧品質が向上し、コストを低減することができる。
本発明に係る空調設備は、ハウジング継手により、内設配管と外調機または温水・冷水配管とを接続する際のずれを吸収することができるため、架台や外調機をずらしたり配管を改造したりすることなく、内設配管を外調機または温水・冷水配管に容易に接続することができる。本発明に係る空調設備は、前記架台の側面にその側面を塞ぐよう取り付けられた覆い部材を有していてもよい。この構成では、覆い部材により架台の内側の内設配管や配線器具に雨・雪・風が当たるのを防ぐことができるため、凍結や破損防止用の断熱材や保護カバーの使用を最小限にして設置費用の低減を図ることができる。
本発明に係る空調設備は、架台の内側に、外調機の温度制御用の自動弁装置と水槽とケーブルラックとポンプとが取り付けられていても良い。この場合、設置現場でのこれらの付属設備の取付作業を省くことができ、作業時間を短縮することができる。
本発明に係る空調設備の製造方法では、前記架台は複数の吊下用鋼材と複数の支持用鋼材とから成り、前記内設配管を前記吊下用鋼材に吊り下げて固定する第1工程と、第1工程後、前記吊下用鋼材を前記支持用鋼材に支持されるよう固定する第2工程と、第2工程後、前記内設配管に対して耐圧試験を行う第3工程と、第3工程後、前記内設配管から前記ハウジング継手を取り外し、前記2つの部分に分割する第4工程とを、有することを特徴とする。
本発明に係る空調設備の製造方法では、第1工程で内設配管を吊下用鋼材に吊り下げて固定した後、第2工程で吊下用鋼材を支持用鋼材に支持されるよう固定するため、上向き溶接などは発生せず、能率良く高品質な溶接接続が可能となる。また、第3工程で内設配管に対して耐圧試験を行うため、設置現場ではハウジング継手の耐圧試験のみでよく、設置現場での作業を最小限に抑え、設置の作業時間を短縮することができ、非常に能率が良い。耐圧試験の結果に基づき、内設配管の溶接品質が一定に保たれるよう品質管理を行うことができ、高品質に施工できる。
本発明によれば、運搬や設置作業が容易で、設置費用を低減することができる外調機を設置するための空調設備、外調機の据付施工方法および空調設備の製造方法を提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は、本発明の実施の形態の空調設備、外調機の据付施工方法および空調設備の製造方法を示している。
図1乃至図4に示すように、空調設備10は、架台11と内設配管12と覆い部材13と水槽14と自動弁装置15と配線器具(図示せず)とを有している。
図2に示すように、架台11は、ほぼ同じ大きさの2つのブロック11a,11bから成っている。架台11は、ブロック11aとブロック11bとを並べ、その上に外調機1を配置可能な枠組みを形成している。ブロック11a,11bは、それぞれ複数の支持用鋼材である柱材21と支持用上部梁材22aと下部梁材23と、複数の吊下用鋼材である吊下用上部梁材22bとから成り、全体が直方体状の輪郭をなしている。柱材21、支持用上部梁材22a、吊下用上部梁材22bおよび下部梁材23は、H形鋼・溝形鋼から成る。
各支持用上部梁材22a、各吊下用上部梁材22bおよび各下部梁材23は、それぞれ各ブロック11a,11bの上部および下部を構成している。各支持用上部梁材22a、各吊下用上部梁材22bおよび各下部梁材23は、それぞれ全体が長方形の枠の内側を幅方向に複数の区画に仕切って成る、それぞれ異なった形状、大きさの長方形の枠を形成している。各柱材21は、各支持用上部梁材22a、各吊下用上部梁材22bおよび各下部梁材23に対し垂直をなし、それらの対応する端部を連結している。2つのブロック11a,11bは、支持用上部梁材22aおよび下部梁材23の端部に接続部材30を互いに架け渡し、接続部材30をボルトで固定することにより一体化される。一例では、架台11は、長さが7m、幅が4.4m、高さが1.2mである。各ブロック11a,11bは、トラックの荷台に積載可能な大きさから成り、長さが7m、幅が2.2m、高さが1.2mである。
図2乃至図4に示すように、内設配管12は、架台11の内側に取り付けられている。内設配管12は、ブロック11a,11bの各吊下用上部梁材22bに吊り下げて固定され、ブロック11a,11bと一体化している。内設配管12は、外調機1および温水配管を接続する温水管24と、外調機1および冷水配管を接続する冷水管25と、外調機1および水槽14を接続するエアワッシャ管26とを有している。温水管24、冷水管25およびエアワッシャ管26は、端部にハウジング継手27,28が取り付けられている。また、内設配管12のうち、架台11の各ブロック11a,11b間で連続するものは、それぞれ各ブロック11a,11bの境界付近の端部にハウジング継手29が取り付けられ、各ブロック11a,11b間で互いに着脱可能になっている。なお、ハウジング継手27,28,29は、接続する際の1〜2mm程度のずれを吸収可能な継手(例えば、商品名「ヴィクトリックジョイント」、日本ヴィクトリック株式会社製)から成る。
図1に示すように、覆い部材13は、複数のガルバリウム板から成る。覆い部材13は、架台11の側面に、その側面を塞ぐよう取り付けられている。覆い部材13は、柱材21、支持用上部梁材22aおよび下部梁材23で囲まれた枠内を覆い、柱材21、支持用上部梁材22aおよび下部梁材23にビス止めされている。
図2および図3に示すように、水槽14は、内部に水が溜められて、エアワッシャの循環水供給の機能を有し、架台11の内側に取り付けられている。水槽14は、2本のエアワッシャ管26に接続されている。エアワッシャは、一方のエアワッシャ管26を通して外調機1の内部に水槽14の水を噴霧して給気中の塵埃などを取り除き、その空気を適度な湿度に調節する。外調機1の処理空気から塵埃などを取り込んだ水を、ワッシャ部下部ドレン口から他方のエアワッシャ管26を通して水槽14へ戻すよう構成されている。なお、水槽14の水は、補給水とオーバーフロー水により常時入れ替えが行われている。
図3に示すように、自動弁装置15は、架台11の内側で、温水管24および冷水管25に取り付けられている。自動弁装置15は、外調機1から室内に供給される空気の温度を制御するよう、温水管24からの温水の供給および冷水管25からの冷水の供給を調整可能に構成されている。
配線器具は、ケーブルラック(図示せず)に載せられて、架台11の内側に取り付けられている。配線器具は、電源設備から外調機1に電気を供給して駆動させるよう、電源設備と外調機1とを接続可能である。
外調機1は、空調設備10を用いて、以下に示す方法で容易に据付施工することができる。
あらかじめ工場で空調設備10を製造する。まず、内設配管12を配管ユニット毎に床上作業で溶接し、吊下用鋼材である吊下用上部梁材22bに吊り下げて固定し、その後、吊下用上部梁材22bを支持用鋼材である柱材21と支持用上部梁材22aと下部梁材23とに支持されるよう固定し、架台11を組み立てる。これにより、上向き溶接などは発生せず、能率良く高品質な溶接接続が可能となる。次に、水槽14と自動弁装置15と配線器具とを架台11の内側に取り付け、内設配管12に対して耐圧試験や気密試験を行う。これにより、設置現場ではハウジング継手の耐圧試験のみでよく、水槽14、自動弁装置15および配線器具の取付作業も省略できるため、設置現場での作業を最小限に抑え、設置の作業時間を短縮することができ、非常に能率が良い。また、耐圧試験の結果に基づき、内設配管の溶接品質が一定に保たれるよう品質管理を行うことができ、高品質に施工できる。内設配管12からハウジング継手29を取り外し、各ブロック11a,11bに分割する。このように、空調設備10を、大型の外調機の場合でも、架台一体として工場で製造することができる。
次に、図2に示すように、架台11を工場から運搬して、設置位置に設置する。このとき、架台11および内設配管12を2つのブロック11a,11bに分割して運搬、設置する。例えば、架台11の幅を4.4mとした場合、そのままでは道路を運搬することができないが、幅が2.2mの2つのブロック11a,11bに分割することにより、特別な許可を得ることなく、道路制限に適応して容易かつ安全に運搬・設置することができる。また、設置の際に小型で安価なクレーンや運搬用台車などを使用することができるため、設置費用を低減することができる。
このように、架台11および内設配管12は、外調機1の空気流れ方向に直交する断面で等分に分かれるよう、空気流れ方向に平行する垂直断面で幅方向を各ブロック11a,11bに分割されている。このため、各ブロック11a,11bが、工場から現場へのトレーラによる運搬時に道路制限内の断面積荷物となり、あらかじめ工場にて一体組み立て済みとして出荷することができる。また、空気流れ方向に直交する垂直断面で長さ方向を分割する場合に比べて、内設配管12のハウジング継手29による接合部が少なくなるため、耐圧品質が向上し、コストを低減することができる。
各ブロック11a,11bを設置後、各ブロック11a,11bを接続部材30で一体化し、各ブロック11a,11b間で連続する内設配管12同士を、ハウジング継手29で接続する。ハウジング継手29により、内設配管12同士を接続する際のずれを吸収することができるため、各ブロック11a,11bをずらしたり内設配管12を改造したりすることなく、内設配管12同士を容易に接続することができる。内設配管12には、断熱材や保護カバーを取り付ける。一例では、雨がかからない場所の一般的な仕様の、安価なビニル表面仕上げにしている。
図1に示すように、架台11の上に外調機1を設置する。その後、外調機1に内設配管12をハウジング継手27で接続し、温水・冷水配管に内設配管12をハウジング継手28で接続し、電源設備と外調機1とを配線器具で接続する。このとき、内設配管12が工場においてその組み立て自由度から派生する良好な作業環境で、あらかじめ架台11の内側に取り付けられているため、外調機1の下の狭い空間での作業を省略することができ、外調機1の設置作業が容易である。また、設置現場での配管作業を最小限に抑え、作業時間を短縮することができる。ハウジング継手27,28により、内設配管12と外調機1または温水・冷水配管とを接続する際のずれを吸収することができるため、架台11や外調機1をずらしたり配管を改造したりすることなく、内設配管12を外調機1または温水・冷水配管に容易に接続することができる。
図1に示すように、架台11の側面にその側面を塞ぐよう覆い部材13を取り付ける。これにより、架台11の内側の内設配管12や配線器具に雨・雪・風が当たるのを防ぐことができるため、凍結や破損防止用の断熱材や保護カバーの使用を最小限にして設置費用の低減を図ることができる。
こうして、空調設備10を用いて、外調機1を容易に据付施工することができる。
空調設備10は、水槽14、自動弁装置15、配線器具などの付属設備を架台11の内側に取り付けるため、外調機1の隣や上側にこれらの付属設備を設置する場合に比べ、設置スペースを小さくし、スペースの有効利用を図ることができる。また、特に外調機1の上側に付属設備を設置し、はしごなどで昇降してメンテナンスを行う場合に比べ、付属設備のメンテナンスを容易に行うことができる。
空調設備10は、工場で内設配管12を任意に配置することができる。このため、複数台の外調機1を並べて設置し、隣り合った空調設備10同士で内設配管12を互いに接続して温水・冷水配管などの設備を共用できるように内設配管12を配置しておくことができる。これにより、複数台の外調機1を効率よく設置・稼働することができる。
本発明の実施の形態の空調設備の使用状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の空調設備を示す斜視図である。 図1に示す空調設備の内設配管の配置を示す概略平面図である。 図1に示す空調設備の内設配管の配置を示す概略左側面図である。
符号の説明
1 外調機
10 空調設備
11 架台
12 内設配管
13 覆い部材
14 水槽
15 自動弁装置
21 柱材
22a 支持用上部梁材
22b 吊下用上部梁材
23 下部梁材
24 温水管
25 冷水管
26 エアワッシャ管
27,28,29 ハウジング継手
30 接続部材

Claims (3)

  1. 温水・冷水配管に接続され、電源設備から電気の供給を受けて駆動する外調機を設置するための空調設備であって、
    前記外調機を載せるための架台と、
    配管ユニット毎に溶接作業を良好な作業環境である床面で行った後、前記架台の内側に取り付けられた、前記外調機および前記温水・冷水配管に接続するための内設配管と、
    前記架台の内側に取り付けられ、前記電源設備に接続可能であって前記外調機に電気を供給するための配線器具とを有し、
    前記架台および前記内設配管は、前記内設配管が前記架台の内側に取り付けられた状態で運搬車の荷台に積載可能な大きさの2つの部分から組み立てられており、
    前記2つの部分は、上部を構成する支持用上部梁材および吊下用上部梁材と、下部を構成する下部梁材とを有し、それぞれの前記支持用上部梁材および前記下部梁材の端部に互いに架け渡して一体化するための接続部材を有し、
    前記内設配管は端部に、前記2つの部分間で連続する内設配管、前記外調機および前記温水・冷水配管と接続する際のずれを吸収可能なハウジング継手を有することを、
    特徴とする空調設備。
  2. 請求項1記載の空調設備を用いた外調機の据付施工方法であって、
    前記架台および前記内設配管を前記2つの部分に分割して運搬車に積載して運搬し、設置位置に設置する第1工程と、
    前記2つの部分の前記支持用上部梁材および前記下部梁材の端部に、前記接続部材を互いに架け渡して一体化し、前記2つの部分間で連続する内設配管同士を対応するハウジング継手で接続する第2工程と、
    前記架台の上に前記外調機を設置する第3工程と、
    前記外調機と前記温水・冷水配管とに前記内設配管を、対応するハウジング継手で接続する第4工程とを有することを、
    特徴とする外調機の据付施工方法。
  3. 請求項1記載の空調設備の製造方法であって、
    前記架台は複数の吊下用鋼材と複数の支持用鋼材とから成り、
    前記内設配管を前記吊下用鋼材に吊り下げて固定する第1工程と、
    第1工程後、前記吊下用鋼材を前記支持用鋼材に支持されるよう固定する第2工程と、
    第2工程後、前記内設配管に対して耐圧試験を行う第3工程と、
    第3工程後、前記内設配管から前記ハウジング継手を取り外し、前記2つの部分に分割する第4工程とを、
    有することを特徴とする空調設備の製造方法。
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