JP4623460B2 - 遊技リール - Google Patents

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本発明は、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機に用いられるリールに関する。
リールを備えた遊技機の代表としてスロットマシンがある。スロットマシンは、略直方体のキャビネットケース内に多種の図柄が描かれた3個のリールを回転可能に配設して構成される。キャビネットケースの正面にはリールと位置調整して透視窓が配設されており、多種の図柄が描かれたリールの所定範囲をスロットマシンの機体正面に臨ませている。リールは、円筒状のリール本体と、多種の図柄が描かれたリールテープを主体に構成され、リールテープをリール本体の円筒外周面に装着することで、リールの円筒外周面に沿って多くの図柄が形成される。
このようなスロットマシンは、スタートスイッチを操作すると、3個すべてのリールの回転が開始し、各リール用に設けられたストップスイッチを操作すると、対応するリールの回転が停止する。そして、3個すべてのリールの回転が停止したときに、リールテープに描かれた所定の図柄が、透視窓の所定の入賞ライン上に揃うと入賞となり、所定の利益が付与されるように構成されている。
また、このスロットマシンでは、バックライトを使用して入賞ライン上図柄をリールの内側から照明するように構成されている。そして、各リールの回転中にバックライトを点灯させることにより、入賞ライン上を通過中の図柄を見やすくすることができるようにしている。さらに、このスロットマシンは、すべてのリールの回転が停止した際には、ライン上図柄の配列によって、特定のバックライトを点灯又は点滅させることができるように構成され、これにより、遊技者に対して所定の演出を行う(例えば特許文献1,2)。
特開2003−339935 特開2004−817 特開2001−351416
このように特許文献1および特許文献2では、制御回路を備えてバックライトによる点灯をコンピュータ制御し、遊戯者を飽きさせない発光演出を行う構成が用いられている。このように、スロットマシンではランプ点灯などにより視覚的な演出を行わせることで、遊戯性を高め、遊技者が遊技をより楽しく行えるようにする工夫がなされているが、さらなる演出効果を発揮できるような遊技装置構成が求められている。ここで、このような演出効果の1つとして、リールと一緒に回転して発光を行うものが求められている(上記のようなバックライトはリールそのものではなくリールの回転を支持するベース板と固設して取り付けられている)。
リールは回転体であるという性質上配線が難しく、リール外からの電源の供給が困難である。従来、リールと共に回転して発光する演出を行うには、ランプなどをリールに設置し、水銀式コネクタやブラシ型接点等を用いてリールへの配線を行っていた。しかし、コネクタなどの部品は高価であり、また、リールの回転より生じる摩擦によって接点が劣化するため、耐久性が悪い、という問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みたもので、リールなどの回転体を備えた遊技機において、回転体外部との接点を持つことなく、リールと共に回転して発光を行うことで遊技者の興味を引くような演出効果を発揮できる構成の遊技リールを提供することを目的とする。
本発明に係る遊技リールは、回転軸に回転可能に設けられており、発光ユニットを備えて構成される。この発光ユニットは、径方向に延びて片持ち支持されるようにしてリールに取り付けられた圧電バイモルフ素子と、リールの外周面に内側から対向して圧電バイモルフ素子に取り付けられたLEDとを有して構成される。圧電バイモルフ素子はリールの回転慣性力を受けて振動および起電を行い、LEDを発光させる。
なお、上記の遊技リールの構成に加えて振動用部材を備え、振動用部材がリールの径方向に伸びて片持ち状態で取り付けられるとともに、その振動用部材に圧電バイモルフ素子が取り付けられており、圧電バイモルフ素子が振動用部材を介して径方向に延びて支持される構成にするのが好ましい。さらに、圧電バイモルフ素子または振動用部材の外面に錘を取り付ける構造にしてもよい。
上記構成の本発明によれば、リールの回転開始時および回転停止時に生じる回転慣性力により、リールに片持ち支持された圧電バイモルフ素子が振動を起こし、その振動から起電力が発生し、この起電力によりLEDが点灯する。この結果、リールの回転開始と停止がLEDの点灯によって表示されるという演出効果を得ることができる。なお、圧電バイモルフ素子からの起電力によりLEDを点灯させる原理及び基本応用例については、特許文献3に開示されている。
なお、この演出を効果的に発揮させるために、発光ユニットが振動用部材を備え、振動用部材がリールの径方向に伸びて片持ち状態で取り付けられるとともに、圧電バイモルフ素子は振動用部材を介して径方向に延びて片持ち支持される構成にするのが好ましい。このような構成にすれば、振動用部材によって回転慣性力による圧電バイモルフ素子の振動が増幅し、起電力が高まり、LEDの点灯が明るくなることで、演出効果を高めることができる。なお、このように点灯したLEDからの光は、リールの円筒外周面に巻着されたリールテープ透過して発光し、透視窓を通して遊技者に認識される。
また、発光ユニットに錘を取り付ければ、圧電バイモルフ素子の振動持続時間を延ばし、その結果LED点灯時間を延ばすことが可能になる。また、このLED点灯時間は錘の重さを変更することで任意に指定できるので、求められる発光演出に応じて調整可能である。
本発明によれば、発光ユニットのエネルギ源がリールの回転慣性力であり、外部電源の供給が不要なため、リールとリールを支持する基部の間に電気接続を行う必要がなく、発光ユニットを単体として扱うことができる。これにより、コネクタなどを使用する従来構成と比較してコスト及び耐久性において効果が発揮できる。また、LEDの発光は制御手段を介さず行われるが、発光具合の調節については、発光ユニットのリール内での設置場所や、発光ユニットを構成する振動材及び錘の調整を行うことで可能である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
本発明に係るリールを備えた遊技機の代表例としてスロットマシンSMを図1および図2に示しており、まず、これらの図面を参照しながらスロットマシンSMの全体構成について要約説明する。ここで、図1はスロットマシンSMの斜視図、図2は上記スロットマシンSMにおける前面扉を取り外した状態を示す正面図である。
スロットマシンSMは、前面側に開口を有する箱状の筐体2と、この開口を開閉自在に覆って取り付けられる前面扉3とから構成される略直方体状のキャビネットケース1内に遊技構成装置を配設して構成される。前面扉3は、筐体2および前面扉3の左側縁に跨て配設された上下のヒンジ機構(図示せず)により横開き開閉可能に取り付けられ、常には右側縁に設けられた施錠装置4を利用して筐体2に閉鎖施錠された状態で保持される。
筐体2の内部には、円筒外周面に沿って多種の図柄が設けられた三つのリール70,70,70が遊技構成装置として回転可能に配設されており、さらに筐体2の内部には、三つのリール70,70,70を回転・停止駆動させるリールユニット50、遊技メダルの払出を行うメダル払出装置(ホッパとも称される)21、スロットマシンSMの作動を統括的に制御する主制御基板22、リールユニット50やメダル払出装置21、主制御基板22等の構成機器に電力を供給する電源装置23などが取り付けられている。
一方、前面扉3には、メダル投入口31、スタートレバー32や停止ボタン33,33,33等や、左右の上部スピーカ34,34および下部スピーカ35等が取り付けられ、図示しないワイヤーハーネス(電気配線)で筐体2側の主制御基板22や電源装置23などと接続されている。また前面扉3の中間部には、三つのリール70,70,70と位置整合して透視窓37が配設されており、三つのリールの所定範囲を機体正面に臨ませている。さらに前面扉3の中央下部には、前面扉3に設けられたメダル通路(図示せず)と位置整合してメダル払出口38が設けられるとともに、その下部に受け皿39が配設されており、図示しないメダルセレクタから返却される返却メダルや、メダル払出装置21から払い出された遊技メダルがメダル払出口38を通過して受け皿39で受け止められ貯留されるように構成されている。
このように構成されたスロットマシンSMでは、遊技者がメダル投入口31より遊技メダルを投入し、スタートレバー32を操作すると、三つのリール70,70,70が回転起動する。遊技者は回転している三つのリール70,70,70を任意に選択し、所望の順序及びタイミングで停止ボタン33,33,33を操作して、三つのリール70,70,70を停止させる。
このとき、主制御基板22で行われた入賞図柄抽選の結果を基に図柄制御処理が行われる。この図柄制御処理においては、先の入賞図柄抽選の結果に応じ、停止ボタン33が(オン)操作されたときに所定の図柄が揃うようにしたり、あるいは図柄が揃わないようにする制御が行われる。
回転していた三つのリール70,70,70が全て停止すると、入賞図柄の判定、すなわち当たりかはずれかの判定が行われ、図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄の組み合わせに該当するときには、メダル払出装置21より所定枚数の遊技メダルが払い出される。なお、このとき上部スピーカ34,34および下部スピーカ35より効果音が発生する。
このように本スロットマシンSMで遊技を行う遊技者は、表示された図柄が予め定められた組み合わせに該当しなかったとき(はずれのとき)には投入した遊技メダルを失うが、表示された図柄が予め定められた組み合わせに該当したとき(当たりのとき)には投入した枚数以上の遊技メダルを獲得し得ることとなり、遊技メダルを増やすという興趣を楽しむことができる。
次に、図3および図4を参照しながら、リールユニット50について説明する。ここで、図3はリールユニット50の斜視図、図4はリールユニット50に構成されるリール装置60の分解斜視図を示している。リールユニット50は、図3に示すように、三つのリール70,70,70をそれぞれ回転・停止駆動する三つのリール装置60,60,60と、三つのリール装置60,60,60を収容保持するユニットケース51とを主体に構成される。
ユニットケース51は、樹脂および金属製の板材を組み合わせて箱状に形成され、各リール70,70,70の回転軸がほぼ一致した状態で、三つのリール装置60,60,60が内部に収容されるように構成される。このとき、三つのリール装置60,60,60は、ユニットケース51の内部に収容された状態で、ラッチ等による固定装置66,66,…によりユニットケース51に収容固定されるようになっている。
リール装置60は、図4に示すように、円筒外周面に沿って多種の図柄が設けられたリール70と、リール70を回転駆動するリールモータ61と、リール70の回転検出を行う回転検出センサ62と、リール70の円筒外周面を照らし出すバックランプ63と、これらが取り付けられるベース板64とを主体に構成される。
リールモータ61は、所定の制御信号により作動するステッピングモータであり、リールモータ61のモータ軸61aには、リール70がこのモータ軸61aと一体回転するように取り付けられる。また、リールモータ61は、ユニットケース51の上部に取り付けられたリール装置基板53と電気的に接続されており、リール装置基板53から出力された回転・停止駆動信号により、リールモータ61が回転もしくは停止作動するようになっている。すなわち、リール装置基板53により、リール70およびリールモータ61の回転・停止作動制御が行われるようになっている。
回転検出センサ62は、所定の検出光を発光する発光部62aと、発光部62aからの検出光を検出する受光部62bとを備えたビームセンサであり、発光部62aと受光部62bとの間にリール70に設けられた遮光突起72が位置すると、回転検出センサ62の検出光が遮られるようになっている。
また、回転検出センサ62は、リール装置基板53と電気的に接続されており、回転検出センサ62からの検出信号がリール装置基板53に入力されるようになっている。すなわち、リール装置基板53により、回転検出センサ62からの検出信号に基づいて、リール70における遮光突起72の形成位置を回転基準位置としてリール70の回転検出が行われるようになっている。
バックランプ63は、リール70の内側周部に位置するようにベース板64に取り付けられており、リール70の円筒外周面における所定領域が照らし出されるようになっている。また、バックランプ63は、ユニットケース51の上部に取り付けられたバックランプ中継基板54と電気的に接続されており、バックランプ中継基板54から出力された点灯信号により、バックランプ63が点灯するようになっている。
ベース板64は、樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段により板状に一体的に形成され、中央部にリールモータ61およびリール70が取り付けられるとともに、取付ステー65を用いて回転検出センサ62およびバックランプ63が取り付けられている。そして、リールモータ61およびリール70、そして回転検出センサ62やバックランプ63がベース板64に取り付けられた状態で、図3に示すように、三つのベース板61,61,61、すなわち三つのリール装置60,60,60がユニットケース51の内部に収容されるようになっている。
ベース板64の上下端部前方には、ラッチ等による固定装置66,66が設けられており、ベース板64(すなわちリール装置60)をユニットケース51の内部で収容固定することができるようになっている。ベース板64の中央部前方には、扇形のカバー67が設けられており、透視窓37を通してリール70を見たときに、三つのリール70,70,70同士の隙間からリールモータ61等のリールユニット50の内部構成装置が見えないようになっている。
さて、リール70は、リール本体71を主体に構成され、ネジ等の固定手段によりリールモータ61のモータ軸61aに取り付けられて、モータ軸61aと一体回転するようになっている。リール本体71は、樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段により円筒状に一体的に形成される。そして、リール本体71の円筒外周面には、多種の図柄が設けられた本発明に係るリールテープ75が装着されており、リールテープ75をリール本体71の円筒外周面に装着することで、リール70(リール本体71)の円筒外周面に沿って多種の図柄が形成されるようになっている。
ここで、本発明に係るリール70と発光ユニット80の配置関係を示すリール正面図を図5に示している(図4も併せて参照)。リール本体71に固設されたリール内円部73には複数のリール発光ユニット80が設けられており、リール70の回転開始時および回転停止時にこれらの発光ユニット80が同時発光する。また、これらの発光ユニット80は、リール内円部73側に発光ユニット接続部74を介して片持ちで設置されており、外径方向に延びた端部にて発光された光は、リールテープ75を透過して遊技者に認識される仕組みとなっている。
さらに、図6では、この発光ユニット80の構成図が示されている。発光ユニット80は、発光ユニット支持部材83がリール内円部73の発光ユニット接続部74に固着されることにより支持されている。発光ユニット支持部材83からは、振動用部材84が外径方向に延びるようにして支持されており、さらにその外面には、図示しない2枚の圧電セラミックシートから構成される圧電バイモルフ素子81が取り付けられている。この圧電バイモルフ素子81は振動を与えることによって起電を行う。また、振動用部材84は、発光ユニット80の振動力を高めることで圧電バイモルフ素子81の起電力を高める働きをする。圧電バイモルフ81の端部にはLED82と錘85が設けられており、LED82は圧電バイモルフ素子の起電力を受けて点灯を行う。また、錘85は、それ自身の重さを調整することで、圧電バイモルフ素子81における振動の持続時間すなわちLED82の点灯時間の調節が可能である。
矢印F1,F2は、静止中または一定速度で移動中の発光ユニット80を基準にした場合での、リール回転開始時および回転停止時にリール70の発光ユニット接続部74より発光ユニット80の発光ユニット支持部材83に掛かる力を示している。ところで、この基準を、加速または減速している発光ユニット80にした場合には、見かけの力である慣性力が発光ユニット80全体に掛かっていることになる。そしてこの慣性力は、発光ユニット80の重心にF1’またはF2’として掛かっていることになる。このことより、圧電バイモルフ素子81は、リール回転開始時および回転停止時に生じるこの慣性力F1’,F2’によって振動を起こし、起電することによりLED82を点灯させる。
このように圧電バイモルフ素子81に力が掛かることにより発生する起電力について図7を参照して説明する。なお、図7に示す説明図は「日新電機株式会社のホームページ」の記載を転載したものであり、著作権は日新電機株式会社が有する。図7(A)には圧電バイモルフ素子90に衝撃、つまり力Fを与えて振動板を自由振動させたときの起電力を測定するという実験方法を示す。圧電バイモルフ素子90は、振動板91の上下面にそれぞれ貼り付けて構成され、振動板91は支持部材92によって片持ち支持される。また、振動板91の支持されないほうの端部には錘93が設けられている。
図7(A)に示す実験を行ったときに圧電バイモルフ素子90からの発生電流の一例を示すのが図7(B)のグラフである。このように振動板91に力が与えられると、振動板に取り付けられた板状の圧電バイモルフ素子90で起電力が発生することが分かる。本発明の発光ユニット80においては、圧電バイモルフ素子81は図7(A)と同一構成であり、振動用部材84に慣性力F1’またはF2’が掛かることで圧電バイモルフ素子81から起s電力が発生して、LED82を発光させる。
また、このとき、錘重量に対する圧電バイモルフ素子90の振動持続時間の関係が図7(C)のグラフに示されており、図7(C)の結果より、発光ユニット80の錘85の重さを変更することで、振動持続時間を変更できることがわかる。つまり、錘を利用することによって、任意のLED82の発光時間を変更可能になる。
このように、本発明の発光ユニット80は、リール70の回転開始時および回転停止時に掛かる慣性力を利用して発光を行う。発光ユニット80は、バックライト63のようにリール装置基板53のベース板64に固定設置されておらず、リール本体71(リール内円部73)に直接取り付けられているため、リール70と共に回転を行い発光する。これにより、遊技者の興味を引くような演出効果が期待できる。さらに、発光ユニット80はそれ自身で起電、発光を行う独立した構成を有しており、電源やメイン基板の制御装置への配線を必要としないので、従来のコネクタを用いた構成に比べて、コスト及び耐久性で効果を発揮する。
本発明の遊技リールにおいて、実施例1の図6に示す発光ユニット80とは異なる構成を有した発光ユニット100を図8で示している。この発光ユニット100は、圧電バイモルフ素子101と、圧電バイモルフ素子101の起電力を受けて発光するLED102と、圧電バイモルフ素子101をリール内円部73に片持ち支持及び固定するための発光ユニット支持部材103とを備えて構成される。そして、リール70の回転開始時および回転停止時に生じる慣性力をF3’,F4’として示し、これにより圧電バイモルフ素子101が振動を起こし、起電することによりLED102を点灯させる構成になっている。この発光ユニット100における、圧電バイモルフ素子101の起電によるLED102の発光メカニズムについては、実施例1の発光ユニット80と同じである。
この発光ユニット100が実施例1の発光ユニット80と異なる点を説明すると、発光ユニット100は振動用部材および錘を有さずに構成されていることが特徴であり、実施例1の様な発光の明るさおよび振動持続時間の調節ができない。つまり、この実施例2の発光ユニット100は、実施例1の発光ユニット80の必要最小構成である。遊技機に求められる発光具合によってはこのような最小構成で十分な演出可能な場合もあるので、そのような場合は発光ユニット100を構成することで、コストを抑えることができる。
本発明に係る遊技リールを備えた遊技機の一例として示すスロットマシンの斜視図である。 上記スロットマシンにおける前面扉を取り外した状態を示す正面図である。 上記スロットマシン内に設けられたリールユニットの斜視図である。 上記リールユニットを構成するリール装置の分解斜視図である。 上記リール装置を構成するリールの正面図である。 上記リールに取り付けられた発光ユニットの斜視図である。 上記発光ユニットを構成する圧電バイモルフ素子の特性実験方法を示す斜視図(A)、この実験より圧電バイモルフ素子から発生する電流特性を示すグラフ(B)および錘重量に対する振動持続時間特性を示すグラフCである。 振動用部材および錘を用いない発光ユニットの斜視図である。
符号の説明
SM スロットマシン
1 キャビネットケース
2 筐体
3 前面扉
4 施錠装置
21 メダル払出装置
22 主制御基板
23 電源装置
31 メダル投入口
32 スタートレバー
33 停止ボタン
34 上部スピーカ
35 下部スピーカ
37 透視窓
38 メダル払出口
39 受け皿
50 リールユニット
51 ユニットケース
53 リール装置基板
54 バックランプ中継基板
60 リール装置
61 リールモータ(61a モータ軸)
62 回転検出センサ(62a 発光部、62b 受光部)
63 バックランプ
64 ベース板
65 取付ステージ
66 固定装置
67 カバー
70 リール
71 リール本体
72 遮光突起
73 リール内円部
74 発光ユニット接続部
75 リールテープ
80 発光ユニット
81 圧電バイモルフ素子
82 LED
83 発光ユニット支持部材
84 振動用部材
85 錘
90 圧電バイモルフ素子
91 振動板
92 支持部材
93 錘
100 発光ユニット
101 圧電バイモルフ素子
102 LED
103 発光ユニット支持部材

Claims (3)

  1. 回転軸に回転可能に設けられたリールにおいて、
    径方向に延びて片持ち支持されるようにして前記リールに取り付けられた圧電バイモルフ素子と、前記リールの外周面に内側から対向して前記圧電バイモルフ素子に取り付けられたLEDとを有して構成される発光ユニットを備え、
    前記リールの回転慣性力を受けて、前記圧電バイモルフ素子が振動することによって発生する起電力を受けて前記LEDが発光可能なことを特徴とする遊技リール。
  2. 前記発光ユニットが振動用部材を備え、
    前記振動用部材が前記リールの径方向に伸びて片持ち状態で取り付けられるとともに、前記振動用部材に前期圧電バイモルフ素子が取り付けられており、前記圧電バイモルフ素子は前記振動用部材を介して径方向に延びて支持される構成であることを特徴とする請求項1に記載の遊技リール。
  3. 前記発光ユニットが錘を備え、
    前記錘が前記圧電バイモルフ素子または前記振動用部材の外面に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技リール。
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