JP4622847B2 - 磁気検出素子 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドシールド層を設けた磁気検出素子であり、特に磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化と、ノイズ発生の抑制を可能とした磁気検出素子に関する。
下記の特許文献1には、磁気抵抵抗効果膜(積層体)のトラック幅方向の両側に側面磁気シールド層を設けた構造が開示されている。
例えば特許文献1の図1では、磁気抵抗効果膜10のトラック幅方向の両側に、軟磁性層16、中間層17および軟磁性層16の3層構造で形成された側面磁気シールド層18が形成されている。そして、特許文献1の発明の効果欄には「・・・側面磁気シールド層により、・・・トラック密度を高め、より高記録密度可能な薄膜磁気ヘッドを提供することにある。」と記載されている。
特開2002−367118号公報
特許文献1のように、側面磁気シールド層18を設けることで、トラック幅方向に広がる漏れ磁界を前記側面磁気シールド層で適切に吸収でき、磁気的なトラック幅(Mg−Tw;実効的な再生トラック幅とも言う)の狭小化を可能とするが、特に、特許文献1では、前記側面磁気シールド層18の磁化制御が何もされておらず、前記側面磁気シールド層18が外部磁界により大きく磁化変動し、これがノイズ発生の原因となっていた。特に光学的なトラック幅(物理的な再生トラック幅)Twが狭小化されればされるほど、ノイズが発生しやすくなっていた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化と、ノイズ発生の抑制の双方を可能とした磁気検出素子を提供することを目的としている。
本発明における磁気検出素子は、
固定磁性層、非磁性材料層、及びフリー磁性層を有する積層体と、
前記積層体のトラック幅方向の両側に形成された軟磁性層と、
前記軟磁性層の上側あるいは下側に設けられ、前記軟磁性層との間で交換結合磁界を生じさせる反強磁性層と、を有し、
前記軟磁性層の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有しており、
前記軟磁性層と前記反強磁性層との間には200〜600Oeの交換結合磁界が生じて前記軟磁性層がサイドシールド層として機能しており、
前記積層体のトラック幅方向の両側には、下からバイアス層、中間層、前記軟磁性層、前記反強磁性層の順に積層され、あるいは下から前記バイアス層、中間層、前記反強磁性層、前記軟磁性層の順に積層され、
前記中間層が磁気分離層及び結晶配向調整層を兼ね備えることを特徴とするものである。
あるいは、本発明における磁気検出素子は、
固定磁性層、非磁性材料層、及びフリー磁性層を有する積層体と、
前記積層体のトラック幅方向の両側に形成された軟磁性層と、
前記軟磁性層の上側あるいは下側に設けられ、前記軟磁性層との間で交換結合磁界を生じさせる反強磁性層と、を有し、
前記軟磁性層の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有しており、
前記軟磁性層と前記反強磁性層との間には200〜600Oeの交換結合磁界が生じて前記軟磁性層がサイドシールド層として機能しており、
前記軟磁性層と前記反強磁性層との間には、交換結合磁界増強層が設けられることを特徴とするものである。
本発明では、サイドシールド層として機能する前記軟磁性層に反強磁性層を積層し、前記軟磁性層と反強磁性層との間で交換結合磁界を生じさせることで、前記軟磁性層が外部磁界によって大きく磁化変動するのを抑制する。ただし、前記軟磁性層全体が磁化固定されてしまっては、もはや前記軟磁性層はサイドシールド層として適切に機能しなくなるので、本発明では、前記軟磁性層の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有する構造となっている。
ところで、前記軟磁性層全体を磁化固定するものとして、アドバンスバイアス(Advance Bias)というものがあり、かかる構造はバイアス層を設けず軟磁性層と反強磁性層との積層構造を有し、前記軟磁性層の固定磁化によってフリー磁性層の磁化を所定方向に揃えるといったものである。しかし、アドバンスバイアスでは、上記したように軟磁性層全体が磁化固定されているので、前記軟磁性層がサイドシールド層として機能するものでなく、サイドシールド層を設けた場合のように、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化を適切に図れなくなるため、本発明では、前記軟磁性層の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有するようにし、これにより、トラック幅方向に広がる外部磁界を前記軟磁性層により適切に吸収でき、サイドシールド層を設けない従来構造に比べて、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化を図れるとともに、前記反強磁性層との交換結合磁界によって前記軟磁性層が外部磁界に敏感に反応するのを抑制し、軟磁性層を設けるが反強磁性層を設けない例えば特許文献1等の従来構造に比べて外部磁界に対する前記軟磁性層の磁化変動を小さくでき、これによって、ノイズの発生を抑制できる。
本発明では、前記前記積層体のトラック幅方向の両側には、前記フリー磁性層の磁化方向を制御するバイアス層が設けられ、前記軟磁性層と、前記バイアス層との間には、磁気分離層が設けられることが好ましい。これにより、前記軟磁性層が前記バイアス層からのバイアス磁界の影響を受けるのを抑制でき、前記軟磁性層を適切にサイドシールド層として機能させることができ、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化と、ノイズ発生の抑制との双方をより満足させることができる。
また本発明では、下から前記バイアス層、前記軟磁性層、前記反強磁性層の順に積層され、前記バイアス層と前記軟磁性層との間に、あるいは下から前記バイアス層、前記反強磁性層、前記軟磁性層の順に積層され、前記バイアス層と前記反強磁性層との間に、結晶配向調整層が設けられることが好ましい。このとき、前記結晶配向調整層は、前記磁気分離層としての機能も兼ね備えることがより好ましい。前記結晶配向調整層を設けることで前記軟磁性層の結晶配向を適切に整えることができ、前記軟磁性層を適切にサイドシールド層として機能させることができ、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化と、ノイズ発生の抑制との双方をより満足させることができる。
また本発明では、前記軟磁性層と前記反強磁性層との間には、交換結合磁界増強層が設けられることが、前記反強磁性層との間で生じる交換結合磁界を適度に大きくでき、好ましい。なお、前記軟磁性層は、NiFeで、前記交換結合磁界増強層は、CoFe、CoFeNi、あるいは、Coで形成されることが好ましい。
本発明では、サイドシールド層として機能する軟磁性層に、前記軟磁性層との間で交換結合磁界を生じる反強磁性層が積層され、また、前記軟磁性層の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有している。
これにより、トラック幅方向に広がる外部磁界を前記軟磁性層により適切に吸収でき、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化を図れるとともに、前記反強磁性層との交換結合磁界によって前記軟磁性層が外部磁界に敏感に反応するのを抑制し、軟磁性層を設けるが反強磁性層を設けない例えば特許文献1等の従来に比べて外部磁界に対する前記軟磁性層の磁化変動を小さくでき、これによって、ノイズの発生を抑制できる。
図1は本実施形態のスピンバルブ型薄膜素子(磁気検出素子)を備えた再生磁気ヘッドを、記録媒体との対向面と平行な方向から切断した部分断面図である。
前記スピンバルブ型薄膜素子は、ハードディスク装置に設けられた浮上式スライダのトレーリング側端部などに設けられて、ハードディスクなどの記録磁界を検出するものである。なお、図中においてX方向は、トラック幅方向、Y方向は、磁気記録媒体からの洩れ磁界の方向(ハイト方向)、Z方向は、ハードディスクなどの磁気記録媒体の移動方向及び前記シングルスピンバルブ型薄膜素子の各層の積層方向、である。各方向は残り2つの方向に対し直交する関係となっている。「記録媒体との対向面」とは、X−Z平面と平行な方向の面である。
図1の最も下に形成されているのは、NiFe合金等の磁性材料で形成された下部シールド層1である。
前記下部シールド層1上にはAlやSiO等の絶縁材料で形成された下部ギャップ層2が形成されている。
前記下部ギャップ層2の上に、スピンバルブ型薄膜素子3が形成されている。前記スピンバルブ型薄膜素子3は、感磁部としての積層体4と前記積層体4のトラック幅(図示X方向)の両側に形成された側方領域5,5とで構成される。
前記積層体4のうち最も下には、シード層6が設けられる。前記シード層6は、例えばNiFeCrによって形成される。前記シード層6をNiFeCrによって形成すると、前記シード層6は、面心立方(fcc)構造を有し、膜面と平行な方向に{111}面として表される等価な結晶面が優先配向しているものになる。
前記シード層6と下部ギャップ層2の間に、Ta,Hf,Nb,Zr,Ti,Mo,Wのうち1種または2種以上の元素などの非磁性材料で形成された下地層(図示しない)が形成されていてもよい。
前記シード層6の上に形成された反強磁性層7は、元素X(ただしXは、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Osのうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料で形成されることが好ましい。
これら白金族元素を用いたX−Mn合金は、耐食性に優れ、またブロッキング温度も高く、さらに交換結合磁界(Hex)を大きくできるなど反強磁性材料として優れた特性を有している。
また前記反強磁性層7は、元素Xと元素X′(ただし元素X′は、Ne,Ar,Kr,Xe,Be,B,C,N,Mg,Al,Si,P,Ti,V,Cr,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Ga,Ge,Zr,Nb,Mo,Ag,Cd,Sn,Hf,Ta,W,Re,Au,Pb、及び希土類元素のうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料で形成されてもよい。
前記反強磁性層7上には固定磁性層8が形成される。前記固定磁性層8は、例えば、下から第1固定磁性層、非磁性中間層、第2固定磁性層からなる積層フェリ構造で形成される。前記反強磁性層7との界面での交換結合磁界及び前記非磁性中間層を介した反強磁性的交換結合磁界(RKKY的相互作用)により前記第1固定磁性層と第2固定磁性層の磁化方向は互いに反平行状態にされる。この構成により前記固定磁性層8の磁化を安定した状態にでき、また前記固定磁性層8と反強磁性層7との界面で発生する交換結合磁界を見かけ上大きくすることができる。
前記第1固定磁性層及び第2の固定磁性層は、例えば、CoFe、NiFe,CoFeNiなどの強磁性材料で形成されている。また前記非磁性中間層は、Ru、Rh、Ir、Cr、Re、Cuなどの非磁性導電材料で形成される。
前記固定磁性層8の上には非磁性材料層9が形成されている。前記非磁性材料層9は、Cu、Au、またはAgで形成されている。Cu、Au、またはAgで形成された非磁性材料層9は、面心立方(fcc)構造を有し、膜面と平行な方向に{111}面として表される等価な結晶面が優先配向している。
前記非磁性材料層9上にはフリー磁性層10が形成されている。前記フリー磁性層10は、NiFe合金やCoFe合金等の磁性材料で形成される軟磁性層11と、前記軟磁性層11と前記非磁性材料層9との間に形成されたCoやCoFeなどからなる拡散防止層12とで構成される。前記フリー磁性層10は、固定磁性層8と同様に積層フェリ構造で形成されてもよい。また前記フリー磁性層10のトラック幅方向(図示X方向)の上面の幅寸法でトラック幅Tw(光学的なトラック幅Opti−Tw)が決められる。符号13は非磁性材料で形成された保護層である。
前記積層体4は、トラック幅方向(図示X方向)における幅寸法が下側から上側に向かうにしたがって徐々に小さくなる略台形状で形成される。
図1に示すように、前記積層体4のトラック幅方向(図示X方向)の両側端面4a上から前記下部ギャップ層2上にかけてバイアス下地層15が設けられている。前記バイアス下地層15は、例えばCrや、CrTi、Ta/CrTi等で形成される。前記バイアス下地層15は、ハードバイアス層16の特性(保磁力Hcや角形比S)を向上させるために設けられたものである。
前記バイアス下地層15上には、ハードバイアス層16が設けられている。前記ハードバイアス層16は、CoPt合金やCoCrPt合金で形成される。
前記ハードバイアス層16上には、中間層17が形成され、前記中間層17上には軟磁性層18(サイドシールド層)が形成されている。前記中間層17は、前記ハードバイアス層16と前記軟磁性層18間を磁気的に分断する層(磁気分離層)として機能している。また図1に示す実施形態では、前記中間層17は前記軟磁性層18の下に設けられ、前記中間層17は前記軟磁性層18の結晶配向を整える層(結晶配向調整層)としても機能している。
前記中間層17は、Ta、あるいは、NiFeCrで形成される。前記ハードバイアス層16は例えば稠密六方(hcp)構造であるが、前記中間層17をTaで形成すると、前記軟磁性層18を、前記ハードバイアス層16の結晶配向に影響を受けずに形成でき、例えば前記軟磁性層18をNiFeで形成した場合、NiFeの安定的な結晶配向である面心立方(fcc)構造で前記軟磁性層18を形成できる。あるいは、前記中間層17をNiFeCrで形成した場合、NiFeCrは面心立方(fcc)構造を有するため、その上に形成される前記軟磁性層18を、面心立方(fcc)構造で適切に形成できる。
図1に示すように、前記軟磁性層18上には反強磁性層19が形成されている。前記反強磁性層19は、元素X(ただしXは、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Osのうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料、あるいは、元素Xと元素X′(ただし元素X′は、Ne,Ar,Kr,Xe,Be,B,C,N,Mg,Al,Si,P,Ti,V,Cr,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Ga,Ge,Zr,Nb,Mo,Ag,Cd,Sn,Hf,Ta,W,Re,Au,Pb、及び希土類元素のうち1種または2種以上の元素である)とMnとを含有する反強磁性材料で形成される。
前記反強磁性層19と前記軟磁性層18との界面では、磁場中熱処理が施されることにより交換結合磁界(Hex)が発生している。前記軟磁性層18はトラック幅方向(図示X方向)に磁化方向が揃えられている。
前記反強磁性層19上には電極層20が形成されている。前記電極層20は、Cr,W,Au,Rh,α―Ta等の導電性材料により形成される。
前記電極層20上から前記積層体4上にかけてAlやSiO等の絶縁材料で形成された上部ギャップ層21が設けられている。また前記上部ギャップ層21上にはNiFe合金等で形成された上部シールド層22が形成されている。
図1の実施形態の特徴的部分について説明する。
図1に示すスピンバルブ型薄膜素子では、前記軟磁性層18の上に反強磁性層19が形成され、前記軟磁性層18と前記反強磁性層19との間で交換結合磁界(Hex)が生じている。また前記軟磁性層18は外部磁界に対しハイト方向(図示Y方向)に磁化成分を有している。
ここで「外部磁界」とは、記録媒体から前記スピンバルブ型薄膜素子に向けて発生する微弱な信号磁界のことであり、前記外部磁界は、数十Oe程度の磁界強度を有している。
前記反強磁性層19を設けて前記軟磁性層18との間で交換結合磁界を生じさせることで、従来(軟磁性層18は設けられるが反強磁性層19は設けられていない構造)に比べて、外部磁界に対して敏感に動いていた(大きく動いていた)前記軟磁性層18の磁化変動を鈍化させる(磁化変動を小さくする)が、前記軟磁性層18の磁化が完全に前記交換結合磁界によって固定されてしまってはサイドシールド層として機能しなくなるため、例えば前記軟磁性層18の膜厚を適正化する等して、前記軟磁性層18の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有するようにしたのである。これにより、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化を図ることが出来るとともに、ノイズ発生を従来(軟磁性層18は設けられるが反強磁性層19は設けられていない構造)に比べて抑制でき、再生特性の安定性(Stability)を向上させることが出来る。
前記軟磁性層18はNiFeやCoFeNiで形成される。また前記軟磁性層18は、固定磁性層8の膜厚より厚く形成される。具体的には前記軟磁性層18は、20Å以上の膜厚で形成されることが好ましい。より好ましくは50Å以上である。また上限値は100Åである。
前記軟磁性層18は薄すぎると、前記反強磁性層19との間で生じる交換結合磁界により、前記軟磁性層18の全体が磁化固定されてしまい、サイドシールド層として適切に機能しない。
本実施形態では、前記軟磁性層18は、前記反強磁性層19との間で生じる交換結合磁界(Hex)により、前記軟磁性層18の前記反強磁性層19付近では磁化がトラック幅方向に固定される一方、前記反強磁性層19から離れた部分では、前記交換結合磁界や磁性層内部での磁界結合力が小さくなり、外部磁界に対しハイト方向に磁化変動できるようになっているが、それでも従来(軟磁性層18は設けられるが反強磁性層19は設けられていない構造)に比べて、外部磁界に対する磁化変動は小さくなっている。上記の膜厚範囲内で前記軟磁性層18を形成することで、前記軟磁性層18の少なくとも一部が、外部磁界に対しハイト方向(図示Y方向)に磁化成分を有する。
また前記軟磁性層18と反強磁性層19との間で生じる交換結合磁界(Hex)はある程度の大きさが必要であり、具体的には200Oe〜600Oe(約15900A/m〜47700A/m 1Oeを79.5A/mで計算)の範囲内であることが好ましい。これにより前記軟磁性層18を適切に磁化制御できる。また上記した大きさの交換結合磁界を生じさせるために、前記反強磁性層19を50Å以上200Å以下で形成することが好ましい。
一例を挙げると、前記軟磁性層18をNiFeで50Åの膜厚で形成し、前記反強磁性層19をIrMnで50Åの膜厚で形成する。
前記軟磁性層18は、NiFeやCoFeNiで形成され、前記軟磁性層18の膜厚が20Å〜100Å、あるいは50Å〜100Åで形成され、前記軟磁性層18と前記反強磁性層19との間で生じる交換結合磁界の大きさが、200Oe〜600Oeの範囲内であると、前記軟磁性層18の少なくとも一部が、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有した状態となる。また前記軟磁性層18がハイト方向に磁化成分を有する状態となっているか否かは、後述する実験で説明するように、前記軟磁性層18と反強磁性層19とが設けられた実施形態の磁気検出素子と、前記軟磁性層18と反強磁性層19が設けられていない形態1の磁気検出素子と、前記軟磁性層18は設けられているが前記反強磁性層19は設けられていない形態2の磁気検出素子を用意し、実施形態の磁気検出素子は、形態1の磁気検出素子に比べて磁気的なトラック幅(Mag−Tw)を小さくでき、形態2の磁気検出素子に比べて、再生出力レベルが同等であるときのノイズレベルを小さくできる場合、実施形態の磁気検出素子の軟磁性層18の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有することを実証できる。
図1に示す実施形態では、前記ハードバイアス層16と軟磁性層18との間に中間層17が設けられている。前記中間層17は、前記ハードバイアス層16と軟磁性層18間を磁気的に分離すると同時に、前記軟磁性層18の結晶配向を整える。これにより前記軟磁性層18と前記反強磁性層19との間で適度な大きさの交換結合磁界を生じさせることが出来るとともに、前記軟磁性層18の少なくとも一部を、より適切に、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有して形成できる。
前記中間層17は、Ta、あるいは、NiFeCrで形成されることが、前記中間層17に、磁気分離層の機能と、前記軟磁性層18に対する結晶配向調整層の機能の双方を持たすことができ好ましい。ただし前記磁気分離層と、結晶配向調整層とを別々に形成してもよい。
なお本実施形態では、下から、ハードバイアス層16、中間層17、軟磁性層18、反強磁性層19の順に積層されているが、積層順は、これに限定されるものでない。例えば前記ハードバイアス層16の下に、前記中間層17を介して軟磁性層18が形成される形態でもよいが、かかる場合、前記軟磁性層18の上に中間層17が形成されることになるため、前記中間層17にはハードバイアス層16との間を磁気的に分断する機能を持たせればよい。例えば、下から、結晶配向調整層、反強磁性層19、軟磁性層18、磁気分離層、ハードバイアス層16の順に積層されている形態であってもよい。
また、下から、ハードバイアス層16、中間層17、反強磁性層19、軟磁性層18の順のように、軟磁性層18の下に反強磁性層19が形成される形態であってもよい。
また、特に図示していないが、前記軟磁性層18と反強磁性層19との間には、交換結合磁界増強層が設けられていてもよい。前記軟磁性層18の前記反強磁性層19から離れた部位では、特に前記交換結合磁界が小さい場合、外部磁界に対し感度良く磁化変動してしまうため、交換結合磁界増強層を設けて、交換結合磁界を増大させることで、前記軟磁性層18全体の外部磁界に対する磁化変動を鈍化させることが可能になる。これにより、より適切にノイズの発生を抑制することが出来る。例えば前記軟磁性層18がNiFeで形成されるとき、前記交換結合磁界増強層はCoFe、CoFeNi、あるいは、Coのいずれか1種により形成されることが好ましい。前記交換結合磁界増強層の膜厚は5Å〜20Åの範囲内で形成されることが好ましい。
前記軟磁性層18は、例えば2層に分離形成され、その間に非磁性中間層が形成された構造であってもよい。
また、光学的なトラック幅が、0.05μm〜0.15μmの範囲内であると特に、磁気的なトラック幅(Mg−Tw)の狭小化と、ノイズ発生の抑制という効果を大いに期待できる。
図1に示すスピンバルブ型薄膜素子は、CIP(Current In the Plane)型と呼ばれる構造である。CIP型とは、図1に示す積層体4に対して膜面と平行な方向に電流が流されるものである。一方、前記積層体4の各層の膜面に対し垂直方向に電流が流されるタイプをCPP(Current Perpendicular to the Plane)型と呼ぶが、本実施形態は、CPP型磁気検出素子にも適用可能である。なおCPP型磁気検出素子は、CPP(Current Perpendicular to the Plane)−GMR(Giant Magneto Resistive)であってもよいし、TuMR(Tunnel Magneto Resistive)であってもよい。
図1に示す磁気検出素子は、前記積層体4を、リフトオフ用レジストを用いて、記録媒体との対向面と平行な方向からの断面が図1に示す略台形状になるように、形成した後、前記積層体4の両側に、バイアス下地層15、ハードバイアス層16、中間層17、軟磁性層18、反強磁性層19、電極層20を夫々、スパッタ法等で成膜する。そして前記リフトオフ用レジストを除去する。製造方法における注意点としては、固定磁性層8と反強磁性層7間に交換結合磁界を生じさせるために行われる磁場中熱処理の磁場の強さ及び熱処理温度より、反強磁性層19と軟磁性層18間に交換結合磁界を生じさせるために行われる磁場中熱処理の磁場の強さ及び熱処理温度を低く設定することである。これにより、ハイト方向(図示Y方向)と平行な方向に磁化固定されている前記固定磁性層8の磁化を揺るがすことなく、前記軟磁性層18の磁化をトラック幅方向(図示X方向)に揃えることが出来る。
本実施形態における磁気検出素子と、従来構造の磁気検出素子との磁気的なトラック幅(Mag−Tw;実効的な再生トラック幅)をマイクロトラックプロファイル法にて測定した。
図2は、本実施形態における磁気検出素子と、従来構造の磁気検出素子とを用いて測定したオフセット量と規格化出力との関係を示すグラフである。なお図3は図2の一部を拡大したグラフである(なお横軸の拡大率を、縦軸の拡大率より大きくしている)。ここで本実施形態における磁気検出素子とは、図1に示す構造の磁気検出素子であり、軟磁性層18をNiFeで膜厚を15nmとし、反強磁性層19をIrMnで膜厚を15nmとした構造である。一方、従来構造の磁気検出素子とは、前記反強磁性層および軟磁性層が設けられていない構造のものである。また実施例の磁気検出素子および比較例の磁気検出素子ともに光学的なトラック幅は100nmであった。
図2,図3に示すように、オフセット量のちょうど半値幅となる位置のグラフ上に接線を引く。そして前記接線がオフセット量を規定する横軸(規格化出力が0%のライン)と交わる位置から磁気的なトラック幅(実効的なトラック幅)を求めることが出来る。
図3に示すように、実施例の接線のほうが、比較例の接線よりも、小さいオフセット量(絶対値)の位置で横軸と交わっており、この実験では、比較例に対し実施例のほうが、5〜10nm程度、磁気的なトラック幅(Mag−Tw)を小さくできることがわかった。上記したように実施例の磁気検出素子および比較例の磁気検出素子ともに光学的なトラック幅は100nmであるから、実施例のほうが、比較例に対し、5%〜10%程度、磁気的なトラック幅(Mag−Tw)を小さくできることがわかった。
次に図4は、図1に示す構造の磁気検出素子(実施例)と、図1に示す構造の磁気検出素子から反強磁性層19を除いた磁気検出素子(比較例)をそれぞれ用いて、再生出力レベルとスペクトラルノイズレベルとの関係を求めた。実施例および比較例ともに、軟磁性層18をNiFeで膜厚を15nmとした。また実施例で用いた反強磁性層19をIrMnで膜厚を15nmとした。
なお、スペクトラルノイズレベルとは、出力をスペクトラムアナライザーを用いて信号、ノイズの周波数成分に分解し、前記ノイズのレベルを示す値である。
図4に示すように、実施例と比較例とで再生出力レベルが同等であるとき、実施例のほうが、比較例に比べてノイズレベルを抑制できることがわかった。
本実施形態のスピンバルブ型薄膜素子(磁気検出素子)を備えた再生磁気ヘッドを、記録媒体との対向面と平行な方向から切断した部分断面図、 図1に示す磁気検出素子(軟磁性層および反強磁性層の積層構造を有する)と、従来構造の磁気検出素子(軟磁性層および反強磁性層の積層構造を有さない)とを用いて測定したオフセット量と規格化出力との関係を示すグラフ、 図2の一部を拡大して示したオフセット量と規格化出力との関係を示すグラフ、 図1に示す構造の磁気検出素子(実施例)と、図1に示す構造の磁気検出素子から反強磁性層19を除いた磁気検出素子(比較例)をそれぞれ用いて求めた、再生出力レベルとスペクトラルノイズレベルとの関係を示すグラフ、
符号の説明
1 下部シールド層
3 スピンバルブ型薄膜素子
4 積層体
7 反強磁性層
8 固定磁性層
9 非磁性材料層
10 フリー磁性層
15 バイアス下地層
16 ハードバイアス層
17 中間層
18 軟磁性層
19 反強磁性層
20 電極層
21 上部ギャップ層
22 上部シールド層

Claims (3)

  1. 固定磁性層、非磁性材料層、及びフリー磁性層を有する積層体と、
    前記積層体のトラック幅方向の両側に形成された軟磁性層と、
    前記軟磁性層の上側あるいは下側に設けられ、前記軟磁性層との間で交換結合磁界を生じさせる反強磁性層と、を有し、
    前記軟磁性層の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有しており、
    前記軟磁性層と前記反強磁性層との間には200〜600Oeの交換結合磁界が生じて前記軟磁性層がサイドシールド層として機能しており、
    前記積層体のトラック幅方向の両側には、下からバイアス層、中間層、前記軟磁性層、前記反強磁性層の順に積層され、あるいは下から前記バイアス層、中間層、前記反強磁性層、前記軟磁性層の順に積層され、
    前記中間層が磁気分離層及び結晶配向調整層を兼ね備えることを特徴とする磁気検出素子。
  2. 固定磁性層、非磁性材料層、及びフリー磁性層を有する積層体と、
    前記積層体のトラック幅方向の両側に形成された軟磁性層と、
    前記軟磁性層の上側あるいは下側に設けられ、前記軟磁性層との間で交換結合磁界を生じさせる反強磁性層と、を有し、
    前記軟磁性層の少なくとも一部は、外部磁界に対しハイト方向に磁化成分を有しており、
    前記軟磁性層と前記反強磁性層との間には200〜600Oeの交換結合磁界が生じて前記軟磁性層がサイドシールド層として機能しており、
    前記軟磁性層と前記反強磁性層との間には、交換結合磁界増強層が設けられることを特徴とする磁気検出素子。
  3. 前記軟磁性層は、NiFeで、前記交換結合磁界増強層は、CoFe、CoFeNi、あるいは、Coで形成される請求項記載の磁気検出素子。
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