JP4622078B2 - 殺虫剤組成物及び殺虫方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、殺虫・殺ダニ剤組成物および殺虫・殺ダニ方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロピルオキシ]ベンゼンが殺虫・殺ダニ活性を有することは知られている(特開平9−151172号公報)。また、1−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジンが殺虫・殺ダニ活性を有することも知られている(特開平3−157308号公報)。
しかし、これらの化合物の殺虫・殺ダニ活性は必ずしも十分ではない場合があることから、より優れた殺虫、殺ダニ剤の開発が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者はかかる状況の下、鋭意検討した結果、3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロピルオキシ]ベンゼンと1−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジンとを有効成分として含有する殺虫・殺ダニ剤組成物が、各々の化合物を単独で用いた場合には防除効果が不十分な害虫種をも効果的に防除でき、しかも相乗的な共力作用を発揮することにより、各々の化合物の処理薬量を低減できることを見出し、本発明を完成した。
【0004】
即ち、本発明は式(1)
【化3】
で示される3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロピルオキシ]ベンゼン(以下、化合物(1)と記す。)と、式(2)
【化4】
で示される1−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジン(以下、化合物(2)と記す。)とを有効成分として含有する殺虫・殺ダニ剤組成物(以下、本発明組成物と記す。)を提供する。
【0005】
また、本発明は、化合物(1)と化合物(2)とを害虫の生息場所に処理することを特徴とする殺虫・殺ダニ方法をも提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
化合物(1)は特開平9−151172号公報に記載の化合物であり、該公報に記載の方法で製造することができる。また、化合物(2)は特開平3−157308号公報に記載の化合物であり、該公報に記載の方法に準じて製造することができる。
【0007】
本発明組成物が防除効力を示す有害昆虫類や有害ダニ類としては、例えば下記のものがあげられる。
【0008】
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)等のアブラムシ類、カメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)等のコナジラミ類、カイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類等
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ヨーロピアンコーンボーラー(Ostrinia nubilalis)、シバツトガ(Parapediasia teterrella)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon)、トリコプルシア属(Trichoplusia spp.)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ヘリコベルパ属(Helicoverpa spp.)、エアリアス属(Earias spp.)等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae crucivora)等のシロチョウ類、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、コドリングモス(Cydia pomonella)等のハマキガ類、モモシンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ類、モモハモグリガ(Lyonetia clerkella)等のチビガ類、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoniella)等のホソガ類、ミカンハモグリガ(Phyllocnistis citrella)等のコハモグリガ類、コナガ(Plutela xylostella)等のスガ類、ピンクボールワーム(Pectinophora gossypiella)等のキバガ類、ヒトリガ類、ヒロズコガ類等
双翅目害虫:イエカ類、ヤブカ類、ハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ハナバエ類、タマバエ類、ハモグリバエ類、ミバエ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、アブ類、ブユ類、サシバエ類等
鞘翅目害虫:ハムシ類、コガネムシ類、ゾウムシ類、オトシブミ類、テントウムシ類、カミキリムシ類、ゴミムシダマシ類等
アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)等のスリップス属、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)等のフランクリニエラ属、チャノキイロアザミウマ(Sciltothrips dorsalis)等のシルトスリップス属等のアザミウマ類、クダアザミウマ類等
膜翅目害虫:ハバチ類、アリ類、スズメバチ類等
網翅目害虫:ゴキブリ類、チャバネゴキブリ類等
直翅目害虫:バッタ類、ケラ類等
隠翅目害虫:ヒトノミ等
シラミ目害虫:ヒトジラミ等
シロアリ目害虫:シロアリ類等
ダニ目害虫:テトラニカス属(Tetranychus spp.)、パノニカス属(Panonychus spp.)等のハダニ類、ホコリダニ類、フシダニ類、コナダニ類、マダニ類等。
【0009】
本発明の殺虫・殺ダニ剤組成物において、化合物(1)と化合物(2)との混合割合は、重量比で通常1:99〜90:10の割合、好ましくは2:98〜80:20の割合である。
【0010】
本発明組成物は、化合物(1)と化合物(2)との混合物であってもよいが、通常は、さらに固体担体、液体担体、ガス状担体等、必要により界面活性剤、その他の製剤用補助剤を含有し、油剤、乳剤、水和剤、フロアブル剤、粒剤、粉剤、エアゾール、煙霧剤、毒餌、マイクロカプセル製剤等に製剤化されたものである。
これらの製剤には、化合物(1)と化合物(2)はその合計量が通常0.01〜95重量%を含有する。
【0011】
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、カットクレー、酸性白土等)、タルク類、セラミック、その他無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)があげられ、液体担体としては、例えば水、アルコール類(メタノール、エタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、クロロホルム、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド、植物油(大豆油、綿実油等)があげられ、ガス状担体すなわち噴射剤としては、例えばフロンガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル、炭酸ガスがあげられる。
【0012】
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類、アルキルアリールエーテルのポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体があげられる。
【0013】
その他の製剤用補助剤としては、安定剤、増粘剤、固着剤および分散剤等、具体的には例えばカゼイン、ゼラチン、多糖類(デンプン、アラビアガム、ザンサンガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、無機鉱物類(アルミニウムマグネシウムシリケート等)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、植物油、鉱物油、脂肪酸または脂肪酸のエステルがあげられる。
【0014】
毒餌の基材としては、例えば穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉等の子どもやペットによる誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料等の害虫誘引性香料があげられる。
【0015】
本発明組成物は、さらに他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物成長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤等を含有することもできる。
【0016】
本発明組成物は、その組成物の製剤形態によっては、化合物(1)の製剤と化合物(2)の製剤を混合することにより調製することもできる。
【0017】
本発明組成物は、害虫、害虫の生息場所、害虫から保護すべき植物等に施用される。その際、本発明組成物が乳剤、水和剤、フロアブル剤等の製剤である場合には、通常、水等で希釈して施用される。
【0018】
なお、本発明の殺虫方法は、通常、本発明組成物を施用することにより行われるが、化合物(1)またはその製剤と、化合物(2)またはその製剤とを、予め混用することなく、併用することも可能である。その場合、化合物(1)と化合物(2)との使用割合は、本発明組成物中の有効成分の混合割合と同じ範囲内が好ましい。
【0019】
本発明組成物を農業用殺虫・殺ダニ剤として用いる場合、その施用量は、通常、1000m2あたりの有効成分の合計量で0.1〜100gである。乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等を水で希釈して用いる場合は、有効成分の濃度は通常、1〜10000ppmであり、粒剤、粉剤等は何ら希釈することなく製剤のままで施用する。
【0020】
また、本発明組成物を防疫用殺虫・殺ダニ剤として用いる場合には、乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等は、通常、水で有効成分の濃度が0.1〜500ppmとなるように希釈して施用し、油剤、エアゾール、煙霧剤、毒餌等についてはそのまま施用する。
【0021】
【実施例】
以下に本発明を製剤例および試験例等により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
【0022】
まず、製剤例を示す。なお、部は重量部を表す。
製剤例1 乳剤
化合物(1)1部と化合物(2)8部とを、キシレン37.5部及びN,N−ジメチルホルムアミド37.5部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル10部及びドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混合して乳剤を得る。
【0023】
製剤例2 水和剤
化合物(1)1部と化合物(2)8部とをラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪藻土65部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
【0024】
製剤例3 粒剤
化合物(1)2部、化合物(2)1部、合成含水酸化珪素微粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベントナイト30部及びフバサミクレー57部を加え、よく攪拌混合し、次いでこれらの混合物に適当量の水を加え、さらに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して粒剤を得る。
【0025】
製剤例4 粉剤
化合物(1)0.5部、化合物(2)4部、合成含水酸化珪素微粉末1部、凝集剤としてドリレスB(三共株式会社製)1部、フバサミクレー7部を乳鉢でよく混合した後にジュースミキサーで攪拌混合する。得られた混合物にカットクレー86.5部を加えて十分攪拌混合し、粉剤を得る。
【0026】
製剤例5 フロアブル剤
化合物(1)1部、化合物(2)8部とソルビタントリオレエート1.5部とを、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液26部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕(粒径3μm以下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部およびアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含む水溶液50部を加え、さらにプロピレングリコール13.5部を加えて攪拌混合してフロアブル剤を得る。
【0027】
製剤例6 油剤
化合物(1)0.1部と化合物(2)0.8部とを、キシレン5部及びトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.1部に混合して油剤を得る。
【0028】
製剤例7 油性エアゾール
化合物(1)0.5部と化合物(2)4部とをトリクロロエタン10部及び脱臭灯油55.5部に混合溶解し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)30部を加圧充填して油性エアゾールを得る。
【0029】
製剤例8 水性エアゾール
化合物(1)0.1部、化合物(2)0.8部、キシレン5部、脱臭灯油4.1部及び界面活性剤{アトモス300(アトラスケミカル社製)}1部を混合したものと、純水49部をエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)40部を加圧充填して水性エアゾールを得る。
【0030】
次に本発明組成物が優れた防除効力を示すことを試験例により示す。
【0031】
試験例1〔コナガ Plutella xylostellaに対する殺虫試験〕
化合物(1)20部をSolvessol50(Exxon Chemicals社製溶剤)70部に溶解し、これにToximul3454F(STEPAN社製界面活性剤)6部およびToximul3455F(STEPAN社製界面活性剤)4部を加え、よく攪拌混合して得た乳剤の水希釈液と、化合物(2)10部をキシレン40部およびN,N−ジメチルホルムアミド40部に溶解しSolpol 3005X(東邦化学工業株式会社製界面活性剤)10部を加えてよく攪拌混合して得た乳剤の水希釈液とを混合して、所定濃度に調製した液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/3000となるように加えて試験用散布液を調製した。
ポットに栽培したキャベツ(第4〜5葉期)に対し、上記試験用散布液を1ポットあたり40mlを散布処理した。処理した植物を風乾した後、コナガ〔Plutella xylostella〕の3齢幼虫を放し、5日後に生存虫数、苦悶虫数および死虫数を観察し、下式により苦死虫率を求めた。
(苦死虫率)(%)={(苦悶虫数+死虫数)/(生存虫数+苦悶虫数+死虫数)}×100
結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
試験例2〔アザミウマ類に対する殺虫試験〕
化合物(1)20部をSolvessol50(Exxon Chemicals社溶剤)70部に溶解し、これにToximul3454F(STEPAN社製界面活性剤)6部およびToximul3455F(STEPAN社製界面活性剤)4部を加え、よく攪拌混合して得た乳剤の水希釈液と、化合物(2)10部をキシレン40部およびN,N−ジメチルホルムアミド40部に溶解しSolpol 3005X(東邦化学工業株式会社製界面活性剤)10部を加えて攪拌混合して得た乳剤の水による希釈液とを混合して所定濃度に調製した液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を該展着剤の添加量が容量にして1/5000になるように加え、試験用散布液を調製した。
アザミウマ類が寄生したナス(予め寄生したアザミウマ類の数を調査したもの)に対し、上記試験用散布液を1ポットあたり100mlを散布処理した。処理した植物を風乾した後、屋外に放置し、3日後に植物に寄生するアザミウマ類の数を調査した。処理前に調査した寄生アザミウマ類の数と処理3日後の寄生アザミウマ類の数から下式により補正密度指数を求めた。
なお、試験に用いたアザミウマ類は、ミカンキイロアザミウマ、ミナミキイロアザミウマおよび種を同定していないアザミウマ類の一種が混在したものである。
【0034】
(補正密度指数)=100×{(T3/T0)/(C3/C0)}
T3:処理区における処理3日後の寄生アザミウマ類の数
T0:処理区における処理前の寄生アザミウマ類の数
C3:無処理区における寄生3日後の寄生アザミウマ類の数
C0:無処理区における寄生直後の寄生アザミウマ類の数
結果を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】
【発明の効果】
本発明組成物は各種害虫に対して優れた防除効果を有する。
Claims (3)
- 式(1)で示される3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロピルオキシ]ベンゼンと、式(2)で示される1−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジンとが重量比で1:99〜90:10の割合で含有されてなることを特徴とする請求項1に記載の殺虫剤。
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