JP4250803B2 - 有害生物防除剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有害生物防除剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
ピレスロイド化合物は、優れた有害生物防除活性を有するが、近年、種々の有害生物がピレスロイド化合物に対して抵抗性を獲得しつつあり、その為、必ずしも充分な有害生物の防除効果を発揮できない場合があり、このような抵抗性を獲得した各種有害生物に対しても効果を発揮しうる防除剤の開発が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、かかる状況下に鋭意検討した結果、式 化2
【化2】
Figure 0004250803
で示される3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロポキシ]ベンゼンと、後述の特定のピレスロイド化合物とを有効成分として含有する有害生物防除剤組成物が、ピレスロイド抵抗性有害生物およびピレスロイド非抵抗性有害生物を効果的に防除でき、しかもその共力作用が相乗的であり、従って、ピレスロイド化合物の処理薬量を低減でき、ピレスロイド抵抗性発達をも抑制できることを見出し本発明に至った。
即ち、本発明は3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロポキシ]ベンゼン(以下、化合物(I)と記す)と、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、3−フェノキシベンジル−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)バリネート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 4−(ジフルオロメトキシ)−α−(1−メチルエチル)ベンゼンアセテート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートおよび2−(4―エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジル エーテルからなる群より選ばれる1種以上のピレスロイド化合物とを有効成分として含有する有害生物防除剤組成物を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】
化合物(I)は、特開平9−151172号公報に記載された化合物であり、該公報に記載の方法により製造することができる。
本発明において用いられるピレスロイド化合物は、すべて公知化合物であり常法に従って製造することができる。また、市販されている光学異性体や該混合物を用いることもできる。
α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレートは、ラセミ体である(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート[フェンバレレート]および光学異性体である(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート[エスフェンバレレート]が市販されている。α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレートは、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート[フェンプロパトリン]が、3−フェノキシベンジル−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートは、3−フェノキシベンジル (1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート[ペルメトリン]が、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートは、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1RS)−cis,trans−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート[シペルメトリン]、(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−cis−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートと(R)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1S)−cis−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートのラセミ体[アルファシペルメトリン]、{(S)(1R)−cisおよび(R)(1S)−cisならびに(S)(1R)−transおよび(R)(1S)−trans}の二つのエナンチオマーのペア−の混合物[ベータシペルメトリン]および(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS)−cis,trans−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート[ゼータシペルメトリン]が市販されている。
また、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートは、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (Z)−(1RS)−cis−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート[シハロトリン]、および、(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (Z)−(1R)−cis−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートと(R)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (Z)−(1S)−cis−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートとの混合物[ラムダシハロトリン]が、α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)バリネートは、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−D−バリネート〔タウフルバリネート〕が、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 4−(ジフルオロメトキシ)−α−(1−メチルエチル)ベンゼンアセテートは、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (S)−4−(ジフルオロメトキシ)−α−(1−メチルエチル)ベンゼンアセテート〔フルシトリネート〕が各々市販されている。
さらに、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートは、(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−cis−3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート[デルタメトリン]が、α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートは、(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベンジル (1RS)−cis,trans−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート[シフルトリン]、および、{(S)(1R)−cisおよび(R)(1S)−cisならびに(S)(1R)−transおよび(R)(1S)−trans}の二つのエナンチオマーのペア−の混合物[ベータシフルトリン]が、各々市販されている。2−(4―エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジル エーテルは一般名をエトフェンプロクスといい、市販されている。
【0005】
本発明の有害生物防除剤組成物が防除効力を示す有害生物としては、例えば下記の節足動物があげられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)等のアブラムシ類、カメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)等のコナジラミ類、カイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類等
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ヨーロピアンコーンボーラー(Ostrinia nubilalis)、シバツトガ(Parapediasia teterrella)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon)、トリコプルシア属(Trichoplusia spp.)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ヘリコベルパ属(Helicoverpa spp.)、エアリアス属(Earias spp.)等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae crucivora)等のシロチョウ類、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、コドリングモス(Cydia pomonella)等のハマキガ類、モモシンクイガ((Carposina niponensis)等のシンクイガ類、モモハモグリガ(Lyonetia clerkella)等のチビガ類、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoniella)等のホソガ類、ミカンハモグリガ(Phyllocnistis citrella)等のコハモグリガ類、コナガ(Plutela xylostella)等のスガ類、ピンクボールワーム(Pectinophora gossypiella)等のキバガ類、ヒトリガ類、ヒロズコガ類等
双翅目害虫:イエカ類、ヤブカ類、ハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ハナバエ類、タマバエ類、ハモグリバエ類、ミバエ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、アブ類、ブユ類、サシバエ類等
鞘翅目害虫:ハムシ類、コガネムシ類、ゾウムシ類、オトシブミ類、テントウムシ類、カミキリムシ類、ゴミムシダマシ類等
アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)等のスリップス属、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)等のフランクリニエラ属、チャノキイロアザミウマ(Sciltothrips dorsalis)等のシルトスリップス属等のアザミウマ類、クダアザミウマ類等
膜翅目害虫:ハバチ類、アリ類、スズメバチ類等
網翅目害虫:ゴキブリ類、チャバネゴキブリ類等
直翅目害虫:バッタ類、ケラ類等
隠翅目害虫:ヒトノミ等
シラミ目害虫:ヒトジラミ等
ダニ目害虫:テトラニカス属(Tetranychus spp.)、パノニカス属(Panonychus spp.)等のハダニ類、ホコリダニ類、フシダニ類、コナダニ類、マダニ類等
【0006】
本発明の有害生物防除剤組成物において、化合物(I)と上記ピレスロイド化合物との混合割合は、通常重量比で0.5:99.5〜99.5:0.5の割合、好ましくは1:99〜98:2の割合、より好ましくは1:70〜90:10の割合である。
本発明の有害生物防除剤組成物は、通常、化合物(I)とピレスロイド化合物と副資材とを含み、化合物(I)とピレスロイド化合物とを混合し、それと固体担体、液体担体、ガス状担体、餌等とを混合し、必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補助剤を添加して、油剤、乳剤、水和剤、フロアブル剤、粒剤、粉剤、エアゾール、煙霧剤(フォッギング等)、毒餌、マイクロカプセル製剤等に製剤化して使用する。
これらの製剤には、有効成分である化合物(I)とピレスロイド化合物とが通常、重量比で0.01%〜95%含有される。
【0007】
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あるいは粒状物等があげられ、液体担体としては、たとえば水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等があげられ、ガス状担体すなわち噴射剤としては、たとえばフロンガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル、炭酸ガス等があげられる。
【0008】
界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等があげられる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)があげられ、安定剤としては、たとえばPAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸またはそのエステル等があげられる。
【0009】
毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料等の誘引性香料等があげられる。
【0010】
本発明の有害生物防除剤組成物は、夫々の有効成分を上述の製剤手法により製剤した後、これらを混合することにより調製することもできる
このようにして製剤化された本発明の有害生物防除剤組成物は、そのままであるいは水等で希釈して用いる。また、さらに他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤、動物用飼料等と混用または併用することもできる。
【0011】
本発明の有害生物防除剤組成物を農業用として用いる場合、その施用量は、通常、10アールあたり、0.1g〜100gであり、乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等を水で希釈して用いる場合は、その施用濃度は通常、1ppm〜10000ppmであり、粒剤、粉剤等は何ら希釈することなく製剤のままで施用する。また、防疫用として用いる場合には、乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等は、通常、水で0.1ppm〜500ppmに希釈して施用し、油剤、エアゾール、煙霧剤、毒餌等についてはそのまま施用する。
これらの施用量、施用濃度は、いずれも製剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、害虫の種類、被害程度等の状況によって異なり、上記の範囲にかかわることなく増減させることができる。
【0012】
【実施例】
以下に、本発明を製剤例および試験例等により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
まず、製剤例を示す。なお、部は重量部を表す。
製剤例1 乳剤
化合物(I)10部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス2.5部とを、キシレン35部およびジメチルホルムアミド35部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル11.5部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混合して乳剤を得る。
製剤例2 水和剤
化合物(I)10部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス2.5部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪素土61.5部を混合した中に加え、よく攪拌混合して水和剤を得る。
製剤例3 粒剤
化合物(I)2.5部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス2.5部に、合成含水酸化珪素微粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベントナイト30部およびクレー55部を加え、よく攪拌混合し、ついでこれらの混合物に適当量の水を加え、さらに攪拌し、増粒機で製粒し、通風乾燥して粒剤を得る。
【0013】
製剤例4 粉剤
化合物(I)0.5部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス0.5部、合成含水酸化珪素微粉末1部、凝集剤としてドリレスB(三共社製)1部、クレー7部を乳鉢でよく混合した後にジュースミキサーで攪拌混合する。得られた混合物にカットクレー90部を加えて、充分攪拌混合し、粉剤を得る。
製剤例5 フロアブル剤
化合物(I)10部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス2.5部とソルビタントリオレエート1.5部とを、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液26部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕(粒径3μm以下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部およびアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含む水溶液50部を加え、さらにプロピレングリコール10部を加えて攪拌混合しフロアブル剤を得る。
製剤例6 油剤
化合物(I)0.1部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス0.1部をキシレン5部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.8部に混合して油剤を得る。
【0014】
製剤例7 油性エアゾール
化合物(I)0.5部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス0.5部、トリクロロエタン10部および脱臭灯油59部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)30部を加圧充填して油性エアゾールを得る。
製剤例8 水性エアゾール
化合物(I)0.1部と、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、タウフルバリネート、フルシトリネート、デルタメトリン、シフルトリン、ベータシフルトリンまたはエトフェンプロクス0.1部、キシレン5部、脱臭灯油3.8部および乳化剤{アトモス300(アトラスケミカル社製)}1部を混合溶解したものと、純水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)40部を加圧充填して各々の水性エアゾールを得る。
製剤例9
化合物(I)20部と、シペルメトリン5部を、キシレン27.5部およびジメチルホルムアミド27.5部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混合して乳剤を得る。
製剤例10
化合物(I)0.156部と、エトフェンプロクス20部をキシレン30部およびジメチルホルムアミド30部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム5.844部を加え、よく攪拌混合して乳剤を得る。
【0015】
次に本発明の有害生物防除剤組成物が、優れた効果を示すことを試験例により示す。
尚、一般に、与えられた2種類の有効成分を混合して処理した際に協力効果がない場合に予想される防除効果の理論値は下記の計算式により求められる。
【数1】
E=(X+Y)−X×Y÷100
X:有効成分化合物AをMppmで処理したときの殺虫率、苦死虫率、被害抑制率または防除価(%)
Y:有効成分化合物BをNppmで処理したときの殺虫率、苦死虫率、被害抑制率または防除価(%)
E:有効成分化合物AをMppm、有効成分化合物BをNppmで処理したときに期待される殺虫率、苦死虫率、被害抑制率または防除価(%)(以下理論値と記す。)
【0016】
試験例1 〔Helicoverpa armigera(合成ピレスロイド剤抵抗性系統)に対する被害抑制試験〕
製剤例1に準じて得られた供試化合物製剤の水による希釈液に、Helicoverpa armigera4齢幼虫を5秒間浸漬処理し、余分の水分を濾紙等で除去した後に無処理の棉の葉片(直径1cm)を与えて飼育した。 1処理あたり10頭を供試した。 24時間後に棉の葉片の食害度を以下の基準で判定し、下記式 数2により被害抑制率を求めた。
食害度判定基準:0=食害面積率0%、1=食害面積率1〜10%まで、2=食害面積率11〜20%まで、3=食害面積率21〜30%まで、4=食害面積率31〜40%まで、5=食害面積率41〜50%まで、6=食害面積率51〜60%まで、7=食害面積率61〜70%まで、8=食害面積率71〜80%まで、9=食害面積率81〜90%まで、10=食害面積率91〜100%までとし、各々小数点以下は四捨五入した。
【数2】
Figure 0004250803
結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
Figure 0004250803
【0018】
試験例2 〔Helicoverpa armigera(合成ピレスロイド剤抵抗性系統)に対する被害抑制試験〕
化合物(I)10部を、キシレン37部およびジメチルホルムアミド37部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル10部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混合して得た乳剤の水による希釈液と市販のペルメトリン乳剤(商品名:アディオン乳剤、住友化学工業株式会社製)またはシペルメトリン乳剤(商品名:アグロスリン乳剤、住友化学工業株式会社製)の水による希釈液とを混合して所定濃度に調製した液に、Helicoverpa armigera4齢幼虫を5秒間浸漬処理し、余分の水分を濾紙等で除去した後に無処理の棉の葉片(直径1cm)を与えて飼育した。 1処理あたり10頭を供試した。 24時間後に棉の葉片の食害度を以下の基準で判定し、前記式 数2により被害抑制率を求めた。
食害度判定基準:0=食害面積率0%、1=食害面積率1〜10%まで、2=食害面積率11〜20%まで、3=食害面積率21〜30%まで、4=食害面積率31〜40%まで、5=食害面積率41〜50%まで、6=食害面積率51〜60%まで、7=食害面積率61〜70%まで、8=食害面積率71〜80%まで、9=食害面積率81〜90%まで、10=食害面積率91〜100%までとし、各々小数点以下は四捨五入した。
結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
Figure 0004250803
【0020】
試験例3 〔コナガ Plutella xylostella (有機リン剤、合成ピレスロイド剤等に抵抗性の系統)に対する殺虫試験〕
製剤例1に準じて得られた供試化合物製剤の水による希釈液に、展着剤(新リノー:日本農薬株式会社製)を3000倍希釈で加用し、ポットに栽培したキャベツ(第4〜5葉期)に対し、1ポットあたり25mlを散布処理した。処理した植物を風乾した後、コナガの3齢幼虫を20頭放し、5日後に殺虫率を求めた。
結果を表3に示す。
【0021】
【表3】
Figure 0004250803
【0022】
試験例4 〔Helicoverpa armigera(合成ピレスロイド剤抵抗性系統)に対する殺虫試験〕
化合物(I)10部を、キシレン37部およびジメチルホルムアミド37部に溶解し、これにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル10部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混合して得た乳剤の水による希釈液と市販のラムダシハロトリン乳剤(商品名 Karate:ICI社製)、デルタメトリン乳剤(商品名 Decis:Hoechst社製)またはシフルトリン乳剤(商品名 Baythroid:Bayer社製)の水による希釈液を所定の濃度になるように混合した希釈液に、Helicoverpa armigera4齢幼虫を5秒間浸漬処理し、余分の水分を濾紙等で除去した後に無処理の棉の葉片を与えて飼育した。 1処理あたり10頭を供試した。 24時間後に苦死虫率を求めた。
結果を表4に示す。
【0023】
【表4】
Figure 0004250803
【0024】
次に、本発明において用いられる化合物(I)の製造例を示す。
参考製造例[化合物(I)の製造例]
1,3−プロパンジオール12.6gおよびN,N−ジメチルホルムアミド100mlの混合物を窒素気流下攪拌しつつ、室温下3.30gの水酸化ナトリウム60%含有油状物を30分間にわたり少しづつ加えた。更に室温下1時間攪拌を続けた後、2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン10.0gのDMF20ml溶液を40分間にわたり滴下した。更に一晩室温、窒素気流下攪拌を続けた後、約2Nの希塩酸100mlを15分間かけて加え反応を止めた。得られた反応混液を、合計500mlのトルエンで2度抽出し、トルエン層を合わせて、希塩酸および重曹水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥の後、濃縮し、9.7gの油状物を得た。この油状物を300mlのヘキサンに加熱溶解し、再結晶を行い、5.3gのほぼ純粋な結晶として2−(3−ヒドロキシプロポキシ)−5−トリフルオロメチルピリジンを得た。
収率44% 融点46.6℃
2−(3−ヒドロキシプロポキシ)−5−トリフルオロメチルピリジン4.0g、トリエチルアミン3.4mlおよびトルエン25mlの混合液を窒素気流下激しく攪拌しつつ冷水浴下+5℃に冷却した。この混合物にメタンスルホニルクロリド1.63gを反応温度が+10℃を越えない速度で滴下した後、冷水浴を外した。室温下で更に1.5時間攪拌を続けた後、水250mlを加え、更に30分間激しく攪拌した。分液し、トルエン層を水で1度洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥の後、濃縮して、2−(3−メタンスルホニルオキシプロポキシ)−5−トリフルオロメチルピリジン5gを油状物として得た。収率92%
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm)
8.39(1H,br,s),7.75(1H,dd),6.80(1H,d),4.0〜5.0(4H),3.00(3H,s),2.30(2H,quint.)
2−(3−メタンスルホニルオキシプロポキシ)−5−トリフルオロメチルピリジン5g、4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−2,6−ジクロロフェノール5g、炭酸カリウム2.64gおよびN,N−ジメチルホルムアミド300mlの混合物を室温下4日間激しく攪拌した。次にこの混合物に2N塩酸300mlを加えて攪拌し、合計300mlのトルエンを用いて2度抽出した。トルエン層を合わせ、2N塩酸および重曹水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して約8gの油状物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロポキシ]ベンゼン6.0gを得た。収率70%
【0025】
【発明の効果】
本発明の有害生物防除剤組成物は各種有害生物に対し優れた防除効果を有し、また、ピレスロイド化合物に対して抵抗性を獲得した有害生物種に対しても優れた防除効果を有する。

Claims (2)

  1. 式 化1
    Figure 0004250803
    で示される3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロポキシ]ベンゼンと、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、3−フェノキシベンジル−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)バリネート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 4−(ジフルオロメトキシ)−α−(1−メチルエチル)ベンゼンアセテート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートおよび2−(4―エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジル エーテルからなる群より選ばれる1種以上のピレスロイド化合物とを有効成分として含有することを特徴とする殺虫剤組成物。
  2. 3,5−ジクロロ−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)−4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロポキシ]ベンゼンと、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、3−フェノキシベンジル−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)バリネート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 4−(ジフルオロメトキシ)−α−(1−メチルエチル)ベンゼンアセテート、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートおよび2−(4―エトキシフェニル)−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジル エーテルからなる群より選ばれる1種以上のピレスロイド化合物とが重量比で0.5:99.5〜99.5:0.5の割合で含有されてなる請求項1に記載の殺虫剤組成物。
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