JP4621728B2 - 軸継手の製造方法及びそれに用いる中間体 - Google Patents

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本発明は、第1伝動軸に一体回転可能に連結される第1連結部材と第2伝動軸に一体回転可能に連結される第2連結部材との間にゴム等の弾性体を介在させた軸継手の製造方法及びそれに用いる中間体に関するものである。
従来の軸継手として、特許文献1に開示されたものが提案されている。この軸継手は、図16に示すように、一対のハブ4,12の対向面に対しそれぞれ三つの伝動爪20,21を一体に形成し、ハブ4,12の中心部に連結孔8,16を形成することにより第1連結部材1及び第2連結部材2を形成する。次に、第1連結部材1及び第2連結部材2を、図17に示すように金型51のインサート室51aにインサートし、伝動爪20,21が交互に等ピッチとなるようにハブ4,12を金型51内に対向配置する。この状態で、ノズル35から溶融状態のゴムを第1連結部材1及び第2連結部材2の間の空間に充填して弾性体3を成形する。この弾性体3により第1連結部材1及び第2連結部材2を連結する。
特開2002−327774号公報
ところが、上記従来の軸継手においては、図17に示すように伝動爪20,21を交互に等ピッチで配列するように第1連結部材1及び第2連結部材2を対向配置するため、図16に示すように前記ハブ4,12の外周面にネジ孔4a,12aを形成し、金型51側から前記ネジ孔4a,12aにボルトをねじ込んでハブ4,12の位置決めを行う必要があった。このため、位置決め作業が非常に面倒であるばかりでなく、ハブ4,12の外周面にネジ孔4a,12aが残り外観が損なわれるという問題があった。
この発明の目的は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、第1及び第2連結部材の中間体の位置決め作業を容易に行うことができるととに、両中間体及び両連結部材の外周面の外観を向上することができる軸継手の製造方法及びそれに用いる中間体を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1の伝動軸に一体回転可能に連結される第1連結部材のハブと、第2の伝動軸に一体回転可能に連結される第2連結部材のハブに対し、複数の伝動爪を回転方向へ所定の間隔をおいて、かつ軸方向と平行に突出形成し、第1連結部材の各伝動爪と、第2連結部材の各伝動爪とを回転方向に所定の間隔をおいて互いに噛み合わせ、弾性体により両連結部材を連結した軸継手の製造方法において、前記ハブの内端面に突出形成した複数の伝動爪と、前記ハブの外端面の中心部に設けられた位置決め突起又は位置決め孔とよりなる第1連結部材の中間体及び第2連結部材の中間体を製造する工程と、前記両中間体を金型のインサート室にインサートし、前記金型の前記両中間体の外端面をそれぞれ位置規制する位置規制面に形成された位置決め孔又は位置決め突起に対し、前記中間体の外端面に形成された前記位置決め突起又は位置決め孔を係合した状態で、前記両中間体の対向する内端面の間に形成された空間に弾性材料を注入して前記弾性体を成形する工程と、軸継手の離型後、前記両中間体の位置決め突起又は位置決め孔を除去する工程と、両中間体の中心部に連結孔を形成する工程とを含むことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記両中間体の中心部に連結孔を形成する工程により前記両中間体の位置決め突起又は位置決め孔を除去することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記弾性体は過酸化加硫された水素化ニトリルゴム、硫黄加硫された水素化ニトリルゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム及びプロピレンゴムの群から1種選択されたものであることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記弾性体の硬度は70〜80Hsとなるように設定されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の軸継手の製造方法に用いられる中間体において、連結孔が形成されていないハブと、該ハブの内端面に突出形成した複数の伝動爪と、該ハブの外端面の中心部に設けられた位置決め突起又は位置決め孔とよりなることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記位置決め突起又は位置決め孔は、両中間体の軸線方向から見て、菱形状又は長方形状に形成されていることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6において、前記両連結部材の内端面には、円周方向に蛇行する蛇行面が形成されていることを要旨とする。
この発明は、金型内にインサートされた第1及び第2連結部材の中間体の位置決め作業を容易に行うことができるととに、両中間体及び両連結部材の外周面の位置決め用のネジ孔等の手段を不要にして中間体及び軸継手の外観を向上することができる。
この発明の軸継手の製造方法を具体化した一実施形態を図1〜図9を参照して説明する。
最初に、図6〜図9に基づいて、軸継手の構成について説明すると、この軸継手は、図9に示すようにアルミニウムやステンレス等により成形された第1連結部材1と、同じくアルミニウムやステンレス等により成形された第2連結部材2と、この第1連結部材1及び第2連結部材2の間に成形されたゴム、エラストマー或いは樹脂等の弾性材料よりなる弾性体3とを備えている。
前記第1連結部材1において、円柱状のハブ4は円形状の外周面5と円形状の内外両端面6,7とを有し、この内外両端面6,7の中心部には図6及び図7に示すように円形状の内周面8aを有する連結孔8が内外両端面6,7間で貫設されている。このハブ4には外周面5と内周面8aと外端面7とにわたりスリット9が形成されている。第1伝動軸10は、図8に示すように前記連結孔8に外端面7側から挿嵌され、連結ねじ11によりハブ4をスリット9の範囲で締め付けることにより連結孔8を縮径してハブ4に対し一体回転可能に連結されている。又、第2連結部材2において、円柱状のハブ12は円形状の外周面13と円形状の内外両端面14,15とを有し、この内外両端面14,15の中心部には図6に示すように円形状の内周面16aを有する連結孔16が内外両端面14,15間で貫設されている。このハブ12には外周面13と内周面16aと外端面15とにわたりスリット17が形成されている。第2伝動軸18は、図8に示すように前記連結孔16に外端面15側から挿嵌され、連結ねじ19によりハブ12をスリット17の範囲で締め付けることにより連結孔16を縮径してハブ12に対し一体回転可能に連結されている。
前記第1連結部材1のハブ4において内端面6には、図8に示すように第1伝動軸10の回転中心線10a(連結孔8の回転中心線8b)に対する偏心位置で3本の伝動爪20が第1伝動軸10の回転中心線10aを中心とする同心円上で図7に示す回転方向Xへ等間隔をあけて並設されている。又、前記第2連結部材2のハブ12において内端面14には、第2伝動軸18の回転中心線18a(連結孔16の回転中心線16b)に対する偏心位置で3本の伝動爪21が第2伝動軸18の回転中心線18aを中心とする同心円上で回転方向Xへ等間隔をあけて並設されている。第1連結部材1において回転方向Xで互いに隣接する両伝動爪20間に生じる円周空間22でその両伝動爪20間の中央部には第2連結部材2の伝動爪21が挿入されているとともに、第2連結部材2において回転方向Xで互いに隣接する両伝動爪21間に生じる円周空間23でその両伝動爪21間の中央部には第1連結部材1の伝動爪20が挿入されている。前記弾性体3は、インサート成形により、第1連結部材1のハブ4の内端面6と第2連結部材2のハブ12の内端面14との間に埋め込まれて円筒状をなしている。その弾性体3の外周面24はこの両ハブ4,12の外周面5,13にほぼ面一で連続し、その弾性体3の内周面25は、両ハブ4,12の連結孔8,16の内周面8a,16aにほぼ面一で連続している。前記各伝動爪20,21は、この弾性体3内に埋設され、弾性体3の内周面25で露出している。前記各伝動爪20,21は同一形状及び同一サイズとなっている。
図8において、第1伝動軸10とともに第1連結部材1のハブ4が回転されると、その回転は第1連結部材1の各伝動爪20から弾性体3を経て第2連結部材2の各伝動爪21に伝わり、第2連結部材2のハブ12とともに第2伝動軸18が回転される。第1伝動軸10と第2伝動軸18との間の偏心は上記弾性体3の弾性変形により吸収される。
次に、図1〜図7に基づいて、前記のように構成された軸継手の製造方法について説明する。
最初に、図1に示すように、前記第1連結部材1の中間体1Aと、第2連結部材2の中間体2Aを製造する。この中間体1A,2Aには、前記連結孔8,16が形成されておらず、外端面7及び外端面15の中央部に菱形状の位置決め突起31がそれぞれ一体に、かつ軸線方向に突出形成されている。前記中間体1Aの位置決め突起31の長軸側の二つの頂点31a,31bのうち上側の頂点31aは、図4に示すように中間体1Aの軸方向から見て、上側の伝動爪20の中心部と対応するように設定されている。前記中間体2Aの位置決め突起31の長軸側の二つの頂点31a,31bのうち下側の頂点31bは、図4に示すように中間体2Aの軸方向から見て、下側の伝動爪21の中心部と対応するように設定されている。又、前記伝動爪20及び伝動爪21の半径方向の内端部は、中間体1A,2Aの中心部に向かって突き出すように形成されている。
次に、図2に示すように、前記中間体1A及び中間体2Aを金型の内部にインサートする。この金型は、前記中間体1A及び中間体2Aをインサートするインサート室32aを有する第1金型32と、この第1金型32の両端開口部に取り外し可能に接合固定された第2及び第3金型33,34とによって構成されている。前記第2及び第3金型33,34の対向する内側面には、前記中間体1A,2Aを軸方向外側へ位置規制するための位置規制面33a,34aが形成されている。該位置規制面33a,34aには、図2及び図3に示すように前記中間体1A,2Aの外端面7,15に一体に設けられた位置決め突起31を係合するための菱形状の係合孔33b,34bが形成されている。前記第1金型32のインサート室32aの直径寸法は、前記中間体1A,2Aの外周面5,13の直径寸法よりわずかに大きい直径寸法に設定されている。
図4(a)に示すように、前記第1金型32には、左右一対のノズル35が貫通支持され、前記インサート室32aの内部に溶融状態のゴム等を注入するようになっている。図2に示すように、前記第1金型32のインサート室32aにおいて、前記両中間体1A,2Aの間には閉じられた空間K(キャビティ)が形成されている。前記ノズル35からインサート室32a内にゴムが注入されると、図4(b)に示すように、前記中間体1A,2Aの間に形成された空間Kにゴムが充填され、前記弾性体3が成形される。
次に、図2に示す第1金型32から第2金型33及び第3金型34を分離して、図5に示すように単体の軸継手を取り出す。この状態で中間体1A,2Aの位置決め突起31を機械加工により除去した後、図示しない穿孔装置のテーブル上面に軸継手を上下方向に指向するように載置した状態でドリルによって、前記中間体1A,2Aの中心部に図6及び図7に示すように、連結孔8,16を形成するとともに、弾性体3の中心部にも貫通孔(内周面25)を形成する。又、図8に示すように前記ハブ4,12にスリット9,17や連結ねじ11の挿入孔4b,12bと、連結ねじ11を螺合するねじ孔4c,12cを形成する。
以上のようにして、図8及び図9に示す軸継手の製造は完了する。
次に、前記のように構成した軸継手の製造方法の効果について説明する。
(1)上記実施形態では、中間体1Aの外端面7に位置決め突起31を一体に形成するとともに、位置決め突起31の二つの頂点31a,31bのうち一つの頂点31aを三つの伝動爪20のうち一つの伝動爪20の中心部と対応するように設定した。又、中間体2Aの外端面15に位置決め突起31を一体に形成するとともに、位置決め突起31の二つの頂点31a,31bのうち一つの頂点31bを三つの伝動爪20のうち一つの伝動爪20の中心部と対応するように設定した。さらに、前記位置決め突起31を図2及び図3に示す第2及び第3金型33,34の係合孔33b,34bにそれぞれ係合するようにした。このため、図4(a)に示すように、第1金型32の内部に中間体1A,2Aをインサートした状態で、中間体1Aの三つの前記伝動爪20と、中間体2Aの三つの伝動爪21がそれぞれ交互に等ピッチで回転方向Xに配列され、金型内に中間体1A,2Aを迅速かつ適正にインサートすることができる。又、前記位置決め突起31は中間体1A,2Aの成形時に同時に成形することができるので、位置決め突起31の製造を容易に行うことができる。
(2)上記実施形態では、図4(a)に示すように、前記位置決め突起31の短軸側の頂点31c,31dが中間体1Aの伝動爪20と中間体2Aの伝動爪21の間の空間Vに対応するようにした。このため、前記第1金型32に設けた一対のノズル35を前記空間Vと対応するように適正に位置決めすることができ、前記中間体1A,2Aの間に形成された空間K(キャビティ)に対しノズル35によりゴムを充填する作業を適正に行うことができる。
(3)上記実施形態では、中間体1A,2Aの外端面7,15に位置決め突起31を一体に形成し、前記連結孔8,16を形成する段階で、位置決め突起31を機械加工により除去するようにした。このため、前記ハブ4,12の外周面5,13に位置決め用のネジ孔等の位置決め手段を形成する必要がなので、中間体1A,2A及び連結部材1,2のハブ4,12の外観を向上することができる。
(4)上記実施形態では、図1及び図5に示すように前記ハブ4,12の内端面6,14には、円周方向に蛇行する蛇行面が形成されているので、ハブ4,12の内端面6,14と弾性体3との結合力を向上することができる。
次に、前記第1連結部材1及び第2連結部材2を連結する弾性体3の材料について説明する。
この実施形態では、前記弾性体3の材料として、過酸化加硫された水素化ニトリルゴム(HNBR)、硫黄加硫された水素化ニトリルゴム(HNBR)、ブチルゴム(IIR)、ニトリルゴム(NBR)及びプロピレンゴム(EPDM)の群から1種選択される。試験の結果、弾性体3の材料として、後述するようにアクリルゴム及びウレタンゴムが望ましくないことが判明した。
図10には弾性体3の前述した各種材料について100℃の雰囲気中で70時間浸漬した後に行った耐熱試験の結果が表示されている。具体的には、硬度(Hs)変化、引張強さ(MPa)変化率(%)、伸び変化率(%)及び圧縮永久歪(%)の試験結果が表示されている。
図11は図10に示す試験結果に基づいて、評価した結果を示す。記号の○は材料として好ましい、△は適用可能、×は望ましくないを意味する。
一方、図12には、各種材料について弾性体3の外周面の加工性を表す外径加工、軸孔加工及びフライス加工について試験を行った結果が表示されている。記号の○は加工性が良好、△は加工性が普通、×は加工性が悪いを意味する。
さらに、図13は各種材料を使用した軸継手を用いて、振動試験を行った結果を示す。図13の横軸は周波数、縦軸は加速度の比を表している。
振動試験の方法は、振動体の上面に軸継手を支持固定し、下部に位置するハブ4と上部に位置するハブ12にそれぞれ加速度計を取り付けて振動体を周波数0〜1000Hzに連続的に変化させることにより行った。周波数が650〜750Hzにおいて、共振が見られた。この試験結果から明らかなように、ブチルゴムとアクリルゴムは共振が強く、軸継手として用いた場合に望ましくないことが判った。
図11〜図13に示す試験結果から軸継手の弾性体3の材料として、最も好ましいものは、過酸化加硫された水素化ニトリルゴムであり、以下硫黄加硫された水素化ニトリルゴムが好ましく、次にブチルゴム、ニトリルゴム及びプロピレンゴムが適用可能であることが判った。
次に、この発明の別の実施形態を以下に説明する。
・ 図14(a)に示す実施形態においては、前記中間体1A,2Aの外端面7,15に設けた位置決め突起31を軸方向から見て長方形状にしたものである。この位置決め突起31は上下二つの長辺の中央部に伝動爪20,21が対向するとともに、短辺の中央部に前記ノズル35,35が対応する。この別の実施形態の効果も前記本実施形態の効果と同様である。
・ 図14(b)に示す実施形態においては、前記両位置決め突起31をそれぞれ正三角形状にするとともに、三角形の三つの頂点と、前記伝動爪20,21がそれぞれ対応するようにしたものである。この位置決め突起31の形状を、五角形以上の多角形としてもよい。
・ 図15に示す実施形態は、前記中間体1A,2Aの外端面7,15に対し菱形状の位置決め孔41を形成したものである。この場合には前記第2及び第3金型33,34の係合孔33b,34bに代えて、菱形状の位置決め突起を形成する。前記位置決め孔41の形状を三角形状、四角形状、5角形状、6角形状等の多角形状にしてもよい。
・ 前記中間体1A,2Aに形成された位置決め突起31又は位置決め孔41の除去作業を、前記連結孔8,16の加工を行うドリル等の工具により行うようにしてもよい。
・ 前記ハブ4,12の伝動爪20,21をそれぞれ2箇所、又は4箇所以上に形成してもよい。
この発明の軸継手の製造方法を具体化した一実施形態を示す中間体の斜視図。 軸継手の製造方法を説明する金型の縦断面図。 図2の1−1線断面図。 (a)は図2の2−2線断面図、(b)は金型のインサート室にゴムを充填した状態を示す断面図。 軸継手の製造方法を説明するための中間製品としての軸継手の正面図。 完成した軸継手の中央部縦断面図。 図6の3−3線断面図。 軸継手の使用状態を示す正面図。 軸継手の斜視図。 弾性体に用いられる各種材料の常態物性と耐熱試験の結果を示す説明図。 弾性体に用いられる各種材料の評価結果を表す説明図。 弾性体に用いられる各種材料の加工性を表す説明図。 弾性体に用いられる各種材料の振動試験結果を示すグラフ。 (a)及び(b)は、それぞれこの発明の別の実施形態を示す金型の横断面図。 この発明の別の実施形態を示す第1連結部材及び第2連結部材の中間体の部分斜視図。 従来の軸継手を構成する第1連結部材及び第2連結部材を示す斜視図。 従来の軸継手の弾性体を成形する金型を示す横断面図。
符号の説明
K,V…空間、X…回転方向、1…第1連結部材、1,2…連結部材、1A,2A…中間体、2…第2連結部材、3…弾性体、4,12…ハブ、6,14…内端面、7,15…外端面、8,16…連結孔、20,21…伝動爪、31…位置決め突起、32a…インサート室、33a,34a…位置規制面、41…位置決め孔。

Claims (7)

  1. 第1の伝動軸に一体回転可能に連結される第1連結部材のハブと、第2の伝動軸に一体回転可能に連結される第2連結部材のハブに対し、複数の伝動爪を回転方向へ所定の間隔をおいて、かつ軸方向と平行に突出形成し、第1連結部材の各伝動爪と、第2連結部材の各伝動爪とを回転方向に所定の間隔をおいて互いに噛み合わせ、弾性体により両連結部材を連結した軸継手の製造方法において、
    前記ハブの内端面に突出形成した複数の伝動爪と、前記ハブの外端面の中心部に設けられた位置決め突起又は位置決め孔とよりなる第1連結部材の中間体及び第2連結部材の中間体を製造する工程と、
    前記両中間体を金型のインサート室にインサートし、前記金型の前記両中間体の外端面をそれぞれ位置規制する位置規制面に形成された位置決め孔又は位置決め突起に対し、前記中間体の外端面に形成された前記位置決め突起又は位置決め孔を係合した状態で、前記両中間体の対向する内端面の間に形成された空間に弾性材料を注入して前記弾性体を成形する工程と、
    軸継手の離型後、前記両中間体の位置決め突起又は位置決め孔を除去する工程と、
    両中間体の中心部に連結孔を形成する工程と
    を含むことを特徴とする軸継手の製造方法。
  2. 請求項1において、前記両中間体の中心部に連結孔を形成する工程により前記両中間体の位置決め突起又は位置決め孔を除去することを特徴とする軸継手の製造方法。
  3. 請求項1又は2において、前記弾性体は過酸化加硫された水素化ニトリルゴム、硫黄加硫された水素化ニトリルゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム及びプロピレンゴムの群から1種選択されたものであることを特徴とする軸継手の製造方法。
  4. 請求項3において、前記弾性体の硬度は70〜80Hsとなるように設定されていることを特徴とする軸継手の製造方法。
  5. 連結孔が形成されていないハブと、該ハブの内端面に突出形成した複数の伝動爪と、該ハブの外端面の中心部に設けられた位置決め突起又は位置決め孔とよりなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の軸継手の製造方法に用いられる中間体。
  6. 請求項5において、前記位置決め突起又は位置決め孔は、両中間体の軸線方向から見て、菱形状又は長方形状に形成されていることを特徴とする軸継手の製造方法に用いられる中間体。
  7. 請求項5又は6において、前記両連結部材の内端面には、円周方向に蛇行する蛇行面が形成されていることを特徴とする軸継手の製造方法に用いられる中間体。
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