JP4619911B2 - ガラス保持装置 - Google Patents

ガラス保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4619911B2
JP4619911B2 JP2005279072A JP2005279072A JP4619911B2 JP 4619911 B2 JP4619911 B2 JP 4619911B2 JP 2005279072 A JP2005279072 A JP 2005279072A JP 2005279072 A JP2005279072 A JP 2005279072A JP 4619911 B2 JP4619911 B2 JP 4619911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
support means
frame
glass
side edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005279072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007090918A (ja
Inventor
重則 吉見
浩 美和
彰一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2005279072A priority Critical patent/JP4619911B2/ja
Publication of JP2007090918A publication Critical patent/JP2007090918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4619911B2 publication Critical patent/JP4619911B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

本発明は、大略矩形状のガラス板を起立状態で出し入れ自在に保持するガラス保持装置に関する。
従来、自動車の製造ラインにおけるウインドガラスの取り付けステーションでは、台車によって搬送された複数のウインドガラスが一枚ずつ台車から取り出され、次いで、台車から取り出されたウインドガラスが位置決め装置に移載されて位置決めされ、その後、位置決めされたウインドガラスが精度良く組み付けロボット等の組み付け装置に保持されて、自動車車体への取り付け作業が行われる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、台車から取り出されたウインドガラスを一枚ずつ位置決め装置によって位置決めしなければならないために、作業効率が低下する不都合がある。しかも、位置決め装置が必要であるだけでなく、台車から取り出したウインドガラスを位置決め装置に移載するための移載装置が必要となるため、装置規模が増大してコスト高となる不都合がある。
特開2000−198473号公報
かかる不都合を解消して、本発明は、ガラス板の位置決め作業を軽減してガラス板の搬送や供給を効率良く行うことができ、しかも、構造を簡単として飛躍的なコストの低減が可能となるガラス保持装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、四角形状のガラス板を起立状態で出し入れ自在に保持するガラス保持装置において、前記ガラス板を起立状態で収容するフレームと、該フレームの底枠に設けられて起立状態のガラス板の左右側で縦方向に延びる一対の側縁のうち一側縁が他側縁よりも下方に下がった姿勢となるように該ガラス板を傾斜させて該ガラス板の前記一対の側縁の下端同士を繋ぐようにして延びた下縁を支持する第1支持手段と、前記フレームの起立する一側枠に設けられて該ガラス板の前記一側縁を支持する第2支持手段と、前記ガラス板の前記一側縁を支持する前記第2支持手段に対向して該ガラス板の前記他側縁を支持する第3支持手段とを備え、前記第1支持手段は、前記ガラス板を傾斜させて支持すべく高低差を有して配設されて該ガラス板の前記下縁に当接する複数のローラ部材を回転自在に備え、前記第2支持手段は、前記ガラス板の前記一側縁に当接するローラ部材を回転自在に備え、各ローラ部材は、前記ガラス板の端縁が挿入自在の支持溝が全周に形成されており、該第3支持手段は、基端が枢軸を介して支持され、前記ガラス板が前記第1支持手段に向かって下降されるとき、該ガラス板の前記下縁に先端が当接して下方に揺動する受け部材と、該受け部材に枢軸を介して一体に連設され、該受け部材の揺動に追従して前記ガラス板の前記他側縁に当接する方向に揺動する揺動杆と、該揺動杆に設けられて前記ガラス板の前記他側縁に当接する当接部材と、前記受け部材を前記ガラス板の前記下縁に向かって付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする。
更に、前記第3支持手段の前記揺動杆は、前記当接部材の高さ位置を変更すべく伸縮可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、フレーム内にガラス板を収容させるとき、ガラス板を前記第1支持手段の各ローラ部材に載置する。これにより、ガラス板は、その下縁が各ローラ部材の支持溝に挿入される。このとき、各ローラ部材が高低差を有して配設されていることにより、ガラス板の下縁が傾斜した状態で前記第1支持手段に支持される。そして、ガラス板は自重によって高い位置のローラ部材から低い位置のローラ部材に向かって荷重がかけられた状態となり、その一側縁が前記第2支持手段のローラ部材に適度に圧接され、同時に、ガラス板の一側縁が第2支持手段のローラ部材の支持溝に挿入される。このようにして、ガラス板は、前記第1支持手段の各ローラ部材と、前記第2支持手段のローラ部材とに自重で圧接した状態で保持されると共に、各ローラ部材の支持溝に係合して起立状態を維持し、位置決めされた状態となる。
そして、フレーム内のガラス板は、自重によって各支持手段に支持された状態を維持しているのみであるので、ガラス板を各支持手段から離反させるだけでフレーム内から極めて容易にガラス板を取り出すことができる。
このように、ガラス板を第1支持手段のローラ部材に載置するだけで自重により位置決めされた状態とすることができるので、ガラス板の搬送や供給の際のガラス板の位置決め作業を軽減して作業効率を向上することができ、しかも、構造が簡単であるので装置が大規模とならず、コストを飛躍的に低減することができる。
また、本発明によれば、ガラス板を前記第1支持手段の各ローラ部材に載置するとき、前記受け部材の先端がガラス板の下縁によって押し下げられて該受け部材が前記付勢部材の付勢に抗して揺動する。それに伴い、該受け部材と一体に揺動杆がガラス板の他側縁に向かって揺動する。ガラス板を前記第1支持手段の各ローラ部材に載置した時点で受け部材の揺動が停止し、揺動杆の当接部材がガラス板の他側縁に当接する。これによって、揺動杆の当接部材と前記第2支持手段のローラ部材との間にガラス板が挟持される。
そして、揺動杆の当接部材は、受け部材に付与されているガラス板の荷重によってガラス板の他側縁への当接状態が維持されているので、ガラス板を受け部材から離反させるだけで、揺動杆の当接部材と前記第2支持手段のローラ部材との間でのガラス板の挟持を解除することができる。即ち、ガラス板を受け部材から離反させると、受け部材が荷重から開放され、受け部材が付勢手段の付勢力によって上方に揺動すると共に揺動杆がガラス板の他側縁から離反する方向に揺動する。これにより、揺動杆の当接部材がガラス板の他側縁から離反し、フレーム内から極めて容易にガラス板を取り出すことができる。
このように、第3支持手段を備えることによって、第1支持手段及び第2支持手段による位置決め状態を確実に維持することができ、しかも、位置決め状態のガラス板の取り出しも容易に行うことができる。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に対して参考例となるガラス保持装置を示す説明的側面図、図2は図1の説明的正面図、図3は本発明の実施形態のガラス保持装置を示す説明的側面図、図4は図3の説明的平面図である。
先ず、参考例について、図1及び図2を参照して説明する。参考例のガラス保持装置1は、自動車車体に取り付けられるウインドガラスW(ガラス板)を位置決め状態で保持するものである。図1に示すように、ガラス保持装置1は、フレーム2と、第1支持手段3と、第2支持手段4とを備えている。フレーム2は、柱状の複数の枠材を組立てて形成され、底枠2aと、該底枠2aの後端に起立する後側枠2bとを備えている。底枠2aには第1支持手段3が、後側枠2bには第2支持手段4が、夫々設けられている。また、後側枠2bの上端には、底枠2aに対向する天枠2cが組み付けられており、天枠2cの前端と底枠2aの前端とは連結枠2dにより連結されている。
第1支持手段3は、図1及び図2に示すように、複数の前下部位置決めローラ5(ローラ部材)と、複数の後下部位置決めローラ6(ローラ部材)とを備えている。各前下部位置決めローラ5は、前部支軸7に所定間隔を存して回転自在に支持されている。前部支軸7は、その両端が一対の前部軸受8によって支持されている。前部軸受8は、フレーム2の底枠2aに立設されている。また、前部軸受8は、底枠2aに連結固定された固定部8aと、該固定部8aに上下方向にスライド自在に設けられて前部支軸7を連結する可動部8bとによって構成されている。固定部8aと可動部8bとは螺子部材8cによって連結されており、螺子部材8cの螺合解除によって前部支軸7の高低位置の調節が可能とされている。
前下部位置決めローラ5には、図2に示すように、断面視V字状の支持溝5aが全周に形成されている。支持溝5aはウインドガラスWの厚みに対応する寸法に形成されており、ウインドガラスWを挿入して支持するようになっている。
各後下部位置決めローラ6は、図1及び図2に示すように、後部支軸9に回転自在に支持されている。後部支軸9は、その両端が一対の後部軸受10によって支持されている。後部軸受10は、前部軸受8の後方位置に所定の距離を存してフレーム2の底枠2aに立設されている。また、後部軸受10は、前部軸受8よりも高さ寸法が低く形成されており、これによって、後部支軸9を介して各後下部位置決めローラ6を各前下部位置決めローラ5より低い位置に支持している。後下部位置決めローラ6は、図2に示すように、前下部位置決めローラ5と同じ形状に形成されており、断面視V字状に形成された支持溝6aを備えている。
第2支持手段4は、図1及び図2に示すように、複数の後部位置決めローラ11(ローラ部材)を備えている。各後部位置決めローラ11は、支軸12に所定間隔を存して回転自在に支持されている。支軸12は、その両端が一対の軸受13によって支持されている。軸受13は、フレーム2の後側枠2bに水平に延設されている。また、後部位置決めローラ11は、図2に示すように、前下部位置決めローラ5や後下部位置決めローラ6と同じ形状に形成されており、断面視V字状に形成された支持溝11aを備えている。
以上の構成からなる参考例のガラス保持装置1は、ウインドガラスWを保持するとき、図1に示すように、起立させた状態のウインドガラスWをフレーム2の前方斜め上方から第1支持手段3上に載置するようにしてフレーム2内に収容する。これにより、ウインドガラスWの下縁は、第1支持手段3の高低差を有する前下部位置決めローラ5の支持溝5aと後下部位置決めローラ6の支持溝6aとに挿入され、ウインドガラスWの後側縁は、第2支持手段4の後部位置決めローラ11の支持溝11aに挿入される。このとき、支持溝5a,6a,11aが断面視V字状に形成されていることにより、ウインドガラスWの下縁及び後側縁が支持溝5a,6a,11a内に円滑に案内される。しかも、前下部位置決めローラ5が後下部位置決めローラ6よりも高い位置にあるので、ウインドガラスWの下縁は傾斜して支持され、ウインドガラスWは自重によってその後側縁を後部位置決めローラ11に圧接する。このようにして第1支持手段3と第2支持手段4とによって支持されたウインドガラスWは、その自重によって各ローラ5,6,11の支持溝5a,6a,11aに係止されて位置決め状態が維持される。ここで、例えば、図示しないが、自動車のウインドガラス取り付け作業位置に、ウインドガラスWを保持したガラス保持装置1を投入すれば、ウインドガラスWの位置決め作業を行うことなく、組み付けロボット等の組み付け装置に精度良く保持されて、自動車車体への取り付け作業を円滑に行うことができる。
更に、参考例のガラス保持装置1においては、第1支持手段3の後部軸受9と前部軸受7とを、フレーム2の底枠2aの前後方向に沿って移動させてそれらの立設位置を変更し、また、第2支持手段4の軸受13を、フレーム2の後側枠2bの高さ方向に沿って移動させてその位置を変更することにより、支持するウインドガラスWが他の形状のウインドガラスに変更されても、変更された形状のウインドガラスに容易に対応させて支持することができる。
次に、本発明の実施形態について、図3及び図4を参照して説明する。本発明の実施形態のガラス保持装置20は、図3に示すように、前述した参考例のガラス保持装置1と同様に、自動車車体に取り付けられるウインドガラスW(ガラス板)を位置決め状態で保持するものであり、フレーム21と、第1支持手段22と、第2支持手段23と、第3支持手段24とを備えている。
フレーム21は、図3及び図4に示すように、柱状の複数の枠材を組立てて形成され、底枠21aと、該底枠21aの前端に起立する前側枠21bと、該底枠21aの後端に起立する後側枠21cとを備えている。底枠21aには第1支持手段22が、後側枠21cには第2支持手段23が夫々設けられており、更に、前側枠21bの内側に空隙を存して第3支持手段24が設けられている。また、前側枠21bの上端と後側枠21cの上端とは連結枠21dにより連結されている。
第1支持手段22は、図3及び図4に示すように、複数の前下部位置決めローラ25(ローラ部材)と、複数の後下部位置決めローラ26(ローラ部材)とを備えている。各前下部位置決めローラ25は、前部支軸27に所定間隔を存して回転自在に支持されている。前部支軸27、その両端が一対の前部軸受28によって支持されている。前部軸受28は、フレーム21の底枠21aに立設されている。
前下部位置決めローラ25には、図4に示すように、断面視V字状の支持溝25aが全周に形成されている。支持溝25aはウインドガラスWの厚みに対応する寸法に形成されており、ウインドガラスWを挿入して支持するようになっている。
各後下部位置決めローラ26は、図3及び図4に示すように、後部支軸29に回転自在に支持されている。後部支軸29は、その両端が一対の後部軸受30によって支持されている。後部軸受30は、前部軸受28の後方位置に所定の距離を存してフレーム21の底枠21aに立設されている。また、後部軸受30は、前部軸受28よりも高さ寸法が低く成されており、これによって、後部支軸30を介して各後下部位置決めローラ26を各前下部位置決めローラ25より低い位置に支持している。後下部位置決めローラ26は、図4に示すように、前下部位置決めローラ25と同じ形状に形成されており、断面視V字状に形成された支持溝26aを備えている。
第2支持手段23は、図3及び図4に示すように、複数の後部位置決めローラ31(ローラ部材)を備えている。各後部位置決めローラ31は、支軸32に所定間隔を存して回転自在に支持されている。支軸32は、その両端が一対の軸受33によって支持されている。軸受33は、フレーム21の後側枠21cに水平に延設されている。また、後部位置決めローラ31は、図4に示すように、前下部位置決めローラ25や後下部位置決めローラ26と同じ形状に形成されており、断面視V字状に形成された支持溝31aを備えている。
第3支持手段24は、図3に示すように、前記第1支持手段22の前部軸受28とフレーム21の前側枠21bとの間の位置で底枠21aに立設された軸受34を備えている。該軸受34の上端部には、枢軸35を介して前記第1支持手段22に向かって延びる受け部材36が揺動自在に設けられている。受け部材36の先端部には、ウインドガラスWの下縁に当接する当接ローラ37が設けられている。また、受け部材36には、枢軸35を介してフレーム21の前側枠21bに向かって延びる支持杆38が一体に設けられ、該支持杆38の端部には第1重り部材39(付勢手段)が設けられている。第1重り部材39の荷重によって、受け部材36は上方に揺動する方向に付勢される。
更に、図3に示すように、受け部材36には、枢軸35を介して上方に向かって延びる第1揺動杆40(揺動杆)が一体に設けられている。該第1揺動杆40の上端部には、揺動軸41を介して第2揺動杆42が枢支されている。該第2揺動杆42の一端には押さえローラ43(当接部材)が支持され、他端には第2重り部材44が支持されている。第2重り部材44の荷重によって、押さえローラ43は上方に付勢される。
以上の構成からなる本実施形態のガラス保持装置20は、ウインドガラスWを保持するとき、図3に示すように、起立させた状態のウインドガラスWをフレーム21の上方から第1支持手段22上に載置するようにしてフレーム21内に収容する。これにより、ウインドガラスWの下縁は、第1支持手段22の高低差を有する前下部位置決めローラ25の支持溝25aと後下部位置決めローラ26の支持溝26aに挿入され、ウインドガラスWの後側縁は、第2支持手段23の後部位置決めローラ31の支持溝31aに挿入される。このとき、支持溝25a,26a,31aが断面視V字状に形成されていることにより、ウインドガラスWの下縁及び後側縁が支持溝25a,26a,31a内に円滑に案内される。しかも、前下部位置決めローラ25が後下部位置決めローラ26よりも高い位置にあるので、ウインドガラスWの下縁は傾斜して支持され、ウインドガラスWは自重によってその後側縁を後部位置決めローラ31に圧接する。
一方、ウインドガラスWが第1支持手段22上に載置されるとき、ウインドガラスWが第1重り部材39の荷重に抗して第3支持手段24の受け部材36を押し下げる。これにより、第1揺動杆40がウインドガラスWに接近する方向に揺動し、同時に、押さえローラ43がウインドガラスWの前側縁に当接する。このとき、ウインドガラスWへの押さえローラ43の当接により、第2重り部材44の荷重が第2揺動杆42を介して押さえローラ43に付与され、押さえローラ43を付勢してウインドガラスWに圧接する。
このようにして第1支持手段22、第2支持手段23、及び第3支持手段24によって支持されたウインドガラスWは、その自重によって各ローラ25,26,31の支持溝25a,26a,31aに係止されると同時に押さえローラ43が圧接して位置決め状態が維持される。そして、ガラス保持装置20からウインドガラスWを取り出すときには、ウインドガラスWを上方に持ち上げるだけで、第3支持手段24の第1重り部材39の荷重によって第1揺動杆40がウインドガラスWから離反して押さえローラ43の圧接が解除される。これによって、例えば、図示しないが、自動車のウインドガラス取り付け作業位置に、ウインドガラスWを保持したガラス保持装置20を投入すれば、ウインドガラスWの位置決め作業を行うことなく、組み付けロボット等の組み付け装置に精度良く保持されて、自動車車体への取り付け作業を円滑に行うことができる。
更に、本実施形態のガラス保持装置20においては、第1支持手段22の後部軸受30と前部軸受28とを、フレーム21の底枠21aの前後方向に沿って移動させてそれらの立設位置を変更し、また、第2支持手段23の軸受33を、フレーム21の後側枠21cの高さ方向に沿って移動させてその位置を変更し、或いは、第3支持手段24の第1揺動杆40を伸縮可能として押さえローラ43の高さ位置を変更することにより、支持するウインドガラスWが他の形状のウインドガラスに変更されても、変更された形状のウインドガラスに容易に対応させて支持することができる。
本発明に対する参考例のガラス保持装置を示す説明的側面図。 図1の説明的正面図。 本発明の実施形態のガラス保持装置を示す説明的側面図。 図3の説明的平面図。
符号の説明
W…ウインドガラス(ガラス板)、20…ガラス保持装置、21…フレーム、21a…底枠、21c…後側枠(一方の側枠)、22…第1支持手段、23…第2支持手段、25…前下部位置決めローラ(ローラ部材)、26…後下部位置決めローラ(ローラ部材)、31…後部位置決めローラ(ローラ部材)、25a,26a,31a…支持溝、24…第3支持手段、35…枢軸、36…受け部材、39…第1重り部材(付勢手段)、40…第1揺動杆(揺動杆)、43…押さえローラ(当接部材)。

Claims (2)

  1. 四角形状のガラス板を起立状態で出し入れ自在に保持するガラス保持装置において、
    前記ガラス板を起立状態で収容するフレームと、
    該フレームの底枠に設けられて起立状態のガラス板の左右側で縦方向に延びる一対の側縁のうち一側縁が他側縁よりも下方に下がった姿勢となるように該ガラス板を傾斜させて該ガラス板の前記一対の側縁の下端同士を繋ぐようにして延びた下縁を支持する第1支持手段と、
    前記フレームの起立する一側枠に設けられて該ガラス板の前記一側縁を支持する第2支持手段と
    前記ガラス板の前記一側縁を支持する前記第2支持手段に対向して該ガラス板の前記他側縁を支持する第3支持手段とを備え、
    前記第1支持手段は、前記ガラス板を傾斜させて支持すべく高低差を有して配設されて該ガラス板の前記下縁に当接する複数のローラ部材を回転自在に備え、
    前記第2支持手段は、前記ガラス板の前記一側縁に当接するローラ部材を回転自在に備え、
    各ローラ部材は、前記ガラス板の端縁が挿入自在の支持溝が全周に形成されており、
    該第3支持手段は、基端が枢軸を介して支持され、前記ガラス板が前記第1支持手段に向かって下降されるとき、該ガラス板の前記下縁に先端が当接して下方に揺動する受け部材と、該受け部材に枢軸を介して一体に連設され、該受け部材の揺動に追従して前記ガラス板の前記他側縁に当接する方向に揺動する揺動杆と、該揺動杆に設けられて前記ガラス板の前記他側縁に当接する当接部材と、前記受け部材を前記ガラス板の前記下縁に向かって付勢する付勢手段とを備えることを特徴とするガラス保持装置。
  2. 前記第3支持手段の前記揺動杆は、前記当接部材の高さ位置を変更すべく伸縮可能とされていることを特徴とする請求項1記載のガラス保持装置。
JP2005279072A 2005-09-27 2005-09-27 ガラス保持装置 Expired - Fee Related JP4619911B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005279072A JP4619911B2 (ja) 2005-09-27 2005-09-27 ガラス保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005279072A JP4619911B2 (ja) 2005-09-27 2005-09-27 ガラス保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007090918A JP2007090918A (ja) 2007-04-12
JP4619911B2 true JP4619911B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=37977140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005279072A Expired - Fee Related JP4619911B2 (ja) 2005-09-27 2005-09-27 ガラス保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4619911B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000168870A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Nippon Sheet Glass Co Ltd 板ガラス搬送具
JP2005022803A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Kyokuhei Glass Kako Kk ガラス基板の搬送用載置架台
JP2005200058A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Kyokuhei Glass Kako Kk ガラス基板搬送用ボックス

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000168870A (ja) * 1998-12-08 2000-06-20 Nippon Sheet Glass Co Ltd 板ガラス搬送具
JP2005022803A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Kyokuhei Glass Kako Kk ガラス基板の搬送用載置架台
JP2005200058A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Kyokuhei Glass Kako Kk ガラス基板搬送用ボックス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007090918A (ja) 2007-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4935488B2 (ja) 板材搬送装置
IT1320224B1 (it) Metodo e macchina di molatura per la lavorazione di lastre di vetro.
CA2598847C (en) Lifting and positioning apparatus
JPH106169A (ja) 長尺ワークのローディング装置
JP3485041B2 (ja) プレス加工機
JP4619911B2 (ja) ガラス保持装置
CA2512992A1 (fr) Dispositif porte-outil pour cooperer avec du verre
CN107234612B (zh) 一种手机屏幕夹取单元及手机屏幕夹取定位装置
ES2101414T3 (es) Procedimiento para el cambio de las herramientas de recorte en una prensa de platinas y dispositivo para su realizacion.
JP4385793B2 (ja) 作業台車
JP6295061B2 (ja) ガラス板保持具及びガラス板搬送装置
WO2015064364A1 (ja) ガラス板保持具及びガラス板搬送装置
CN210361136U (zh) 一种折耳归位机构
JP2587513Y2 (ja) 押えローラ支持装置
ITMI20051045A1 (it) Caricatore a bracci mobili di tipo perfezionato per billette.
CN212652448U (zh) 一种应用于汽车保险杠的冲压托料装置
CN218087765U (zh) 一种精密快速气动旋转移动机构
JPH09276955A (ja) 金型装置及びこの金型装置を用いたパンチプレス
CN214871156U (zh) 一种调整便捷的模切机
CN219903428U (zh) 一种自动贴胶垫装置
JPH0126809B2 (ja)
CN220411927U (zh) 一种免拆模板用的重载型移动换向装置
CN202224511U (zh) 冲压模具翻料装置
CN116329733B (zh) 一种电池箱摩擦焊焊接工装
CN213970801U (zh) 一种显示屏定位机构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101027

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees