JP4618017B2 - パルス幅変調増幅器のクリップ抑止回路 - Google Patents

パルス幅変調増幅器のクリップ抑止回路 Download PDF

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Description

この発明は、主としてオーディオ信号の電力増幅に用いられるPWM(パルス幅変調)増幅器に係り、特に大入力時にPWM信号に生じるクリップを抑制する技術に関する。
従来、大入力時にPWM信号に生じるクリップによる再生波形の欠損を防止する技術として、クリップ状態において強制的にパルスを送り込んでクリップを解消するものがある(特許文献1参照)。
図3は、この種の従来のD級増幅器を示す概略ブロック図である。この図において、入力端301には、アナログ入力信号が入力される。PWM回路302はこのアナログ入力信号をPWM信号に変調する。このPWM信号は、オア回路303を介してドライブ回路304に入力される。ドライブ回路304は直流阻止用コンデンサC301を介してスイッチング素子SW1に制御信号を出力する。またPWM信号は、アンド回路305を介してドライブ回路306に入力される。ドライブ回路306は直流阻止用コンデンサC302を介してスイッチング素子SW2に制御信号を出力する。スイッチング素子SW1,S2の動作によりPWM信号はスイッチング増幅されてパルス−アナログ復調回路308に入力される。パルス−アナログ復調回路308は、PWM信号をアナログ出力信号に復調して出力端309に出力する。
パルス間隔検出回路310は、パルス−アナログ復調回路308の入力端のPWM信号を常時監視している。パルス間隔検出回路310の出力はアンド回路305の入力端に送出されると共に、インバータ307を介してオア回路303の入力端に送出される。
PWM信号にクリップが生じていないとき、パルス間隔検出回路310の出力はハイレベルを維持しており、オア回路303とアンド回路305は共にPWM信号をそのままドライブ回路304,306に出力している。
PWM信号にクリップが生じてハイレベルまたはローレベルの状態が持続すると、パルス間隔検出回路310は所定のタイミングをもって出力をローレベルに切り替えてオア回路303とアンド回路305の出力を反転させる。これによりスイッチング素子SW1,SW2に入力されるPWM信号に強制的にパルスを送り込む。これによりスイッチング素子SW1,SW2への入力に交流成分が生じてそのスイッチング増幅動作を維持することができる。
また従来、大入力時にアナログ入力信号のレベルを半分に落とすことでクリップを回避する技術も提供されている(特許文献2参照)。この技術によれば、パルス幅変調増幅器は、入力信号の瞬時電圧値を電圧レベル検出回路で検出し、入力信号の瞬時電圧値が電源電圧の大きさになるとクリップ回避モードに切り替わり、パルス幅増幅器に前置された前置増幅回路の利得をたとえば1/2に落とすと共に、スイッチング増幅段の電源電圧を2倍に切り替えることし、クリップの発生を回避している。
実公平4−38566号公報 特許第3130919号公報
ところでアナログ入力信号のレベルによっては、クリップ状態が持続するほどではないが、散発的にクリップが発生する状態になることがある(図4(C)(D)参照)。さらにこの場合、アナログ入力信号のノイズ特性向上のために2次積分要素を組み込んでいると、一つ置きにクリップが生じる状態で安定してしまう現象もみられる(図5(A)(B)参照)。
特許文献2に記載される技術にあっては、クリップ回避モードへの切り替わりあるいは通常モードへの復帰の際に処理が不連続となって、出力波形に歪を生じさせる問題がある。またクリップ回避モードにおいてアナログ入力信号を定常時の1/2の電圧レベルで処理するため、ノイズ特性が劣化することも問題である。特に上記のように軽微なクリップしか生じていない状態において、これらの問題は顕著となる。
また同技術にあっては、電源装置に通常の2倍の電源電圧を供給できる電源回路を用意しなくてはならず、電源装置の大規模化を招く問題もある。しかもその2倍の電圧の電源回路はクリップ回避モードでのみ使用されるから電源利用効率が悪いという問題がある。
一方、特許文献1に記載される技術にあっては、PWM信号に強制的にパルスを送り込むため、PWM回路の後段から前段に帰還する閉ループに外乱を生じさせることとなる。
この外乱による出力波形の歪が、特に上記のように軽微なクリップ状態において問題となる可能性がある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、主としてオーディオ信号の電力増幅に用いられるPWM増幅器において、クリップを回避する処理に伴ってPWM処理に不連続を生じさせず、しかもPWM回路の後段から前段に帰還する閉ループへの影響も極力低減させることにより、出力波形の品質の劣化を回避することにある。さらに電源回路の大規模化・利用効率低下を招かずに済む技術を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の発明は、入力信号を積分する積分手段を備え、積分後の入力信号をパルス幅変調したのちスイッチング増幅して出力信号を得るPWM増幅器において、パルス幅変調におけるクリップを検出するクリップ検出手段と、クリップ検出時は前記積分手段の積分定数を定常時より低い次数の定数に切り替える積分定数切替手段とを備えたことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、入力信号を積分する積分手段と積分後の入力信号をパルス幅変調しパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調手段とを備え、パルス幅変調信号をスイッチング増幅して出力信号を得るPWM増幅器において、前記パルス幅変調信号のパルス幅を監視しこのパルス幅が閾値を超えた時にクリップ検出と判定するクリップ検出手段と、クリップ検出時は前記積分手段の積分定数を定常時より低い次数の定数に切り替える積分定数切替手段とを備えたことを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、入力信号を積分する積分手段と、積分後の入力信号を搬送波と加算し、前記加算された信号を基準電位と比較してパルス幅変調しパルス幅変調信号を生成する変調手段と、パルス幅変調信号をスイッチング増幅するスイッチング増幅手段を備えたPWM増幅器において、前記搬送波に同期し且つ半分の周期で動作してパルス幅変調信号の反転を監視するパルス幅変調信号反転監視手段と、前記搬送波の1周期半にわたってパルス幅変調信号の反転がないときにクリップ検出と判定するクリップ検出手段と、クリップ検出時は前記積分手段の積分定数を定常時より低い次数の定数に切り替える積分定数切替手段とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、入力信号を積分する積分手段の積分定数をクリップ検出時に定常時より低い次数の定数に切り替えることにより軽微なクリップを回避しているので、PWM処理は特に不連続を生じることなく継続でき、PWM回路の後段から前段に帰還する閉ループへの影響も僅少で済み、クリップ回避処理に伴って生じる出力波形の歪を効果的に抑えて品質を向上させることが可能となる。
また既存の積分手段の積分定数を切り替える構成をとるので、回路規模が大規模化せずに済む利点もある。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態におけるD級増幅器の構成を示す概略ブロック図である。
この図において101は演算増幅器であり、非反転入力端はアナログ入力信号の入力端子に接続されている。R1は、演算増幅器101の出力端および反転入力端間に介挿される抵抗である。C1は、演算増幅器101の出力端および反転入力端間に介挿されるコンデンサである。
102は演算増幅器であり、非反転入力端は演算増幅器101の出力端に接続されている。C2,C3は直列に接続されて、演算増幅器102の出力端および反転入力端間に介挿されるコンデンサである。抵抗R3およびスイッチング素子SW3は直列に接続されて、コンデンサC,Cの接続端および演算増幅器102の非反転入力端間に介挿されている。R2は、スイッチング素子SW3と並列に接続される抵抗である。これらにより積分器が構成されており、スイッチング素子SW3のオンオフにより積分定数が1次積分定数および2次積分定数に切り替わる。
103はPWM回路を構成する比較器である。この比較器103の反転入力端は、抵抗R4を介して演算増幅器102の出力端N1に接続されると共に、抵抗R10を介して三角波生成回路104の出力端N2に接続されている。三角波生成回路104は、0Vを中心に所定の周期で直線的に増大・減少する三角波N2を生成する。比較器103の非反転入力端は接地されている。
SW1,SW2は、正電源電圧VPXおよび負電源電圧VMXが印加されてスイッチング増幅段を構成するスイッチング素子である。このスイッチング素子SW1,SW2は、図示しないドライバ回路を介して演算増幅器103の出力N3によりスイッチング動作を行う。
コイル105およびコンデンサC4は、LPF(ローパスフィルタ)を構成し、スイッチング素子SW1,SW2から出力されたPWM信号を復調してアナログ出力信号を生成するものである。106はアナログ出力信号が出力される負荷である。
クリップ検出回路107は、比較器103の出力を参照してクリップ状態を検出し、検出結果に基づいてスイッチング素子SW3のオンオフ指示信号を出力するものである。
R8は、スイッチング素子SW1,SW2からなるスイッチング増幅段の出力端および演算増幅器102の反転入力端間に介挿された抵抗である。R9は、演算増幅器102の反転入力端および接地間に介挿された抵抗である。これらの抵抗R8,R9の比により、スイッチング増幅されたPWM信号の演算増幅器102への帰還量が決定される。
R5は、アナログ出力信号の出力端および演算増幅器101の反転入力端間に介挿される抵抗である。この抵抗R5の両端には、抵抗R6およびコンデンサC5の直列回路が介挿されている。R7は演算増幅器101の反転入力端および接地間に接続された抵抗である。抵抗R5,R7の抵抗値の比によって、アナログ出力信号の演算増幅器101への帰還量が決定される。
かかる構成において、ノイズや歪の改善を行うため、演算増幅器101がアナログ入力信号に前置増幅を行う。演算増幅器101は、帰還したアナログ出力信号レベルに基づくレベル補正を行う。演算増幅器102は、C2、C3およびR3とで積分器を構成している。ここで、スイッチング素子SW3は通常時オンしており、演算増幅器102における積分定数は2次積分定数になっている。
図2は、クリップ検出回路107の具体例を示す回路図である。201はクロックパルスCKの入力端である。このクロックパルスCKは、PWM変調の搬送波として用いられる三角波N2の倍の周波数のものであり、インバータ202を介してD−フリップフロップ回路203〜205,208〜210に入力される。D−フリップフロップ回路203〜205、208〜210は、そのリセット端子がローアクティブとされている。また206はPWM信号N3の入力端である。PWM信号N3はD−フリップフロップ回路208〜210のリセット端子へ接続されている。また、インバータ207を介してD−フリップフロップ回路203〜205のリセット端子に入力される。D−フリップフロップ回路203、208のD入力はハイレベルに固定されている。
D−フリップフロップ回路203〜205,208〜210はクロックパルスCKの立ち下がり検出時に動作するD−フリップフロップ回路であり、203〜205と208〜210がそれぞれ一種のシフトレジスタを構成している。最終段のD−フリップフロップ回路205と210の出力はNOR回路211の入力端に出力される。
クロックパルスCKの立ち下がり検出時においてPWM信号N3がハイレベルであるとき、D−フリップフロップ回路208が出力を「L」から「H」に反転する。この出力反転を受けて次のクロックパルスの立ち下がり検出時にD−フリップフロップ回路209が動作し、PWM信号N3がハイレベルであるなら出力を「L」から「H」に反転する。この出力反転を受けて3つ目のクロックパルスの立ち下がり検出時にD−フリップフロップ回路210が同様に動作し、PWM信号N3がハイレベルであるなら出力を「L」から「H」に反転する。もしPWM信号N3がローレベルであるなら各D−フリップフロップ回路は初期化されて出力が「L」に戻る。このようにして3クロック、すなわち三角波N2の1.5周期の間継続してPWM信号N3がハイレベルのとき、D−フリップフロップ回路210は出力を「L」から「H」に反転する。同様に、3クロック続けてPWM信号N3がローレベルのとき、D−フリップフロップ回路205は出力を「L」から「H」に反転する。
NOR回路211は、D−フリップフロップ回路205または210から出力「H」を受けるとその出力信号CLIPNはローレベルとなる。これは、上述したように、比較器103から出力されるPWM信号N3が、三角波N2の1.5周期の間、連続してハイレベルまたはローレベルであること、つまりPWM信号N3がクリップ状態であることを示すものである。この出力が出力端212からスイッチング素子SW3(図1参照)に送出される。スイッチング素子SW3においてハイレベルがスイッチオン指示信号となり、ローレベルがスイッチオフ指示信号となる。
図4は軽微なクリップ状態を示す波形図である。また図5は一つ置きにクリップが発生する状態を示す波形図である。図4において、(A)は非クリップ時における積分後のアナログ入力信号N1と三角波N2を示す。(B)は(A)におけるPWM信号N3を示す。(C)はクリップ時における積分後のアナログ入力信号N1と三角波N2を示す。(D)は、(C)におけるPWM信号N3を示す。図5において、(A)は一つ置きクリック状態におけるアナログ入力信号N1と三角波N2を示す。(B)は(A)におけるPWM信号N3を示す。
アナログ入力信号は定常時、演算増幅器102(図1参照)により2次積分されて図4(A)のN1のような波形となり、ノイズ特性の向上が図られている。アナログ入力信号のレベルがそれほど大きくない場合、図4(A)(B)に示すように適正なPWM動作が行われるが、アナログ入力信号のレベルが大きくなって積分後のアナログ入力信号が三角波の最大値(あるいは最小値)に近い値になってくると、図4(C)(D)に示すようにクリップが散発し始める。さらに図5(A)(B)に示すように、パルス一つ置きにクリップが生じる状態が持続してしまう現象もみられる。
図1に戻って説明すると、このような場合、1つ目のクリップ発生をクリップ検出回路107が検出し、スイッチオン指示信号をスイッチオフ指示信号に切り替える。これを受けてスイッチング素子SW3がオフとなり、コンデンサC2,C3の接続端は、抵抗R2,R3からなる直列抵抗回路を介して演算増幅器102の非反転入力端に接続されることとなる。抵抗R2は抵抗R3より十分大きな抵抗値のものであり、かかる接続状態において、演算増幅器102の積分定数は2次特性であったものが1次特性に近いものとなり、増幅後のアナログ入力信号N1の極大値(または極小値)が抑えられる。
この結果、図4(C)(D)に示すクリップの散発状態は解消され、特に図5に示す1つ置きにクリップが発生する状態を効果的に解消できる。またこのとき、アナログ入力信号は十分大きな電圧レベルであるため、1次特性に近い積分定数としたことによりノイズ特性が劣化することはない。また演算増幅器102における積分定数の次数が変わるだけなので、PWM処理は特に不連続が生じることなく続行され、抵抗R8を介して構成される帰還ループや、抵抗R5,R6およびコンデンサC5を介して構成される帰還ループに対する影響もほとんどない。またスイッチング素子SW3がオフとなるとき、抵抗R3および演算増幅器102の非反転入力端間の抵抗が無限大になるのではなく抵抗R2の抵抗値になるから、スイッチング素子SW3の動作による影響も緩衝されて最小限で済む。
以上、この発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれることはいうまでもない。
たとえばクリップ検出回路は、増幅後のアナログ信号N1の瞬時電圧を整流回路により検出し、この瞬時電圧を三角波N2の最大値または最小値を示す基準電圧と比較し、前者が後者を上回った場合あるいは上回るには至らないが十分近接した場合にクリップ状態(あるいはクリップを生じるおそれがある前状態)を検出する形態をとることもできる。上記の基準値は、あらかじめ設定された固定値でも良いし、たとえば三角波の最大値または最小値が電源電圧VPX,VMXに対応して変動する形態をとる場合、電源電圧VPX,VMXの検出値を所定の比率で落とすなどして三角波の最大値または最小値に相当する値を導いて基準値として使用する形態をとることもできる。
この発明の実施形態におけるD級増幅器の構成を示す概略ブロック図。 クリップ検出回路107の具体例を示す回路図。 この種の従来のD級増幅器を示す概略ブロック図。 軽微なクリップ状態を示す波形図。 一つ置きにクリップが発生する状態を示す波形図。
符号の説明
102・・・演算増幅器、103・・・比較器、104・・・三角波生成回路、105・・・LPFを構成するコイル、106・・・負荷、107・・・クリップ検出回路、201・・・クロックパルスCKの入力端、203〜205,208〜210・・・D−フリップフロップ回路、211・・・NOR回路、212・・・スイッチオン制御信号およびスイッチオフ制御信号の出力端、C2,C3・・・演算増幅器102の出力端および反転入力端間に介挿されるコンデンサ、C4・・・LPFを構成するコンデンサ、SW1,SW2・・・スイッチング増幅段を構成するスイッチング素子、SW3・・・積分定数を切り替えるスイッチング素子、R2・・・スイッチング素子SW3の両端に介挿される抵抗、N1・・・積分後のアナログ入力信号、N2・・・三角波、N3・・・PWM信号

Claims (3)

  1. 入力信号を積分する積分手段を備え、積分後の入力信号をパルス幅変調したのちスイッチング増幅して出力信号を得るパルス幅変調増幅器において、
    パルス幅変調におけるクリップを検出するクリップ検出手段と、
    クリップ検出時は前記積分手段の積分定数を定常時より低い次数の定数に切り替える積分定数切替手段とを備えたことを特徴とするパルス幅変調増幅器のクリップ抑止回路。
  2. 入力信号を積分する積分手段と積分後の入力信号をパルス幅変調しパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調手段とを備え、パルス幅変調信号をスイッチング増幅して出力信号を得るパルス幅変調増幅器において、
    前記パルス幅変調信号のパルス幅を監視しこのパルス幅が閾値を超えた時にクリップ検出と判定するクリップ検出手段と、
    クリップ検出時は前記積分手段の積分定数を定常時より低い次数の定数に切り替える積分定数切替手段とを備えたことを特徴とするパルス幅変調増幅器のクリップ抑止回路。
  3. 入力信号を積分する積分手段と、積分後の入力信号を搬送波と加算し、前記加算された信号を基準電位と比較してパルス幅変調しパルス幅変調信号を生成する変調手段と、パルス幅変調信号をスイッチング増幅するスイッチング増幅手段を備えたD級増幅器において、
    前記搬送波に同期し且つ半分の周期で動作してパルス幅変調信号の反転を監視するパルス幅変調信号反転監視手段と、
    前記搬送波の1周期半にわたってパルス幅変調信号の反転がないときにクリップ検出と判定するクリップ検出手段と、
    クリップ検出時は前記積分手段の積分定数を定常時より低い次数の定数に切り替える積分定数切替手段とを備えたことを特徴とするパルス幅変調増幅器のクリップ抑止回路。
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