JP4617938B2 - 光送信器 - Google Patents

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Description

本発明は、波長多重分割化方式の光通信に用いられる光送信器に係り、特に、波長の異なる光信号を反射、透過型の光部品で結合して波長多重化する光送信器に関するものである。
光通信の分野においては、複数の信号を別々の波長の光にのせ、各波長の光を多重化して一本の光ファイバで伝送する波長分割多重化方式(WDM)による光伝送が情報容量を拡大する有力な方式とされている。
図7は導波路型の光カプラを用いた光送信器の概略図である。
図7に示すように、光送信器70は、光源部71と光結合部72とで構成される。光源部71は、回路基板73と、回路基板73に所定間隔をおいて配置された4つの光源74から77とを備える。なお、回路基板73には光源74〜77の光出力を制御する制御用ICや抵抗、コンデンサ等の電子部品(図示せず)が搭載されている。光結合部72は、平面光導波路型の光カプラであり、4つの入射端81〜84から延びるそれぞれ2つのコアがY結合部85,86で結合され、結合された導波路同士がY結合部87で結合されて、結合された光導波路は出射端88に通じている。
光源74〜77から波長の異なる光信号をそれぞれ4つの入射端81〜84に入射させると、各Y結合部85〜87で合波され、出射端82より4つの異なる波長が合波された波長多重光信号が出射される。
光送信器70は、光源部71と、平面光導波路型の光結合部72とで構成されているので、部品点数が少なく、構造が単純である(例えば、特許文献1参照)。
しかし、光送信器70では、光結合部72として平面光導波路型の光カプラを形成しているため、導波路を伝搬する光信号の偏光依存損失が大きくなってしまう。また、光送信器70は光結合部72が平面光導波路型のデバイスであるため製造歩留まりが低い。4波長多重光信号の光送信器の場合では、光源71〜74としてLDを4個実装するので、光結合部72の導波路間隔を大きくしなければならず、光結合部72のサイズを大きくするので高コスト化してしまう
そこで、図6に示すように、光部品を用いて光信号を結合させる光送信器60がある。
光送信器60には、波長の異なる光信号L61〜L64をそれぞれ平行に出射する4個の光源61〜64がアレイ状に設けられ、各光源から出射する光信号の光路にそれぞれ光部品65〜68が一列に設けられている。
光信号L61の光路に配置される光部品65は、光源61から出射された光信号L61を反射させる。光信号L62の光路に配置される光部品66は、光信号L62を反射させると共に、光部品65で反射された光信号l61を透過させて、光信号L62と光信号l61とを結合させる。光信号L63の光路に配置される光部品67は、光信号L63を反射させると共に、光部品66で結合された結合光信号l62を透過させて、光信号L63と結合光信号l62とを結合させる。光信号L64の光路に配置される光部品68は、光信号L64を反射させると共に、光部品67で結合された結合光信号l63を透過させて、光信号L64と結合光信号l63とを結合させる。光部品68で結合された光信号Lは4波長多重光信号として出射される。
ここで、光部品68で結合された光信号Lの各光信号L61〜64の光信号パワーを等しくするために、光部品65の反射率を100%、光部品66の反射率を50%、光部品67の反射率を33%、光部品68の反射率を25%としている。
光信号L61は、光部品65で光信号パワーの100%が反射され、光部品66でその50%が透過され、光部品67でその67%透過され、光部品68でその75%が透過されて他の光信号L62,L63,L64と結合される。したがって、光部品68を透過する光信号L61の光信号パワーは、
1×0.5×0.67×0.75=0.25
となり、光源61の光信号パワーの25%になる。
光信号L62は、光部品66で光信号パワーの50%が反射され、光部品67でその67%が透過され、光部品68でその75%が透過されて、他の光信号L61,L63,L64と結合される。したがって、光部品68を透過する光信号L62の光信号パワーは、 0.5×0.67×0.75=0.25
となり、光源62の光信号パワーの25%になる。
光信号L63は、光部品67で光信号パワーの33%が反射され、光部品68でその75%が透過されて、他の光信号L61,L62,L64と結合される。したがって、光部品68を透過する光信号L63の光信号パワーは、
0.33×0.75=0.25
となり、光源63の光信号パワーの25%になる。
光信号L64は、光部品68で光信号パワーの25%が反射されて、他の光信号L61,L62,L63と結合される。
このように、4波多重光信号Lは各光信号L61〜L64が25%ずつ結合されたものである。そして、光送信器60は、光部品65〜68の反射率を異ならせることにより、各波長の光信号パワーを等しく波長多重化させている。
特開2003−14994号公報 特開2003−195119号公報
しかしながら、図6に示した光送信器60では、波長多重化させる光信号のパワーを等しくするためには各光部品65〜68の反射率をそれぞれ異ならせる必要があるため、使用する光部品の種類が多く、製造コストが高くなるといった問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、少ない種類の光部品で波長多重化できると共に、波長多重化した光信号パワーを等しくできる光送信器を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、3以上の光源から平行に出射されたそれぞれ波長の異なる光信号を結合して波長多重化する光送信器において、上記光信号を反射させる反射用光部品と、上記光信号を反射及び透過させる結合用光部品(該結合用光部品の反射率はx、透過率は1−x、ただしxは0<x<1)とからなる2種類の光部品を用い、上記反射用光部品と上記結合用光部品を各光源の光路に、各光源を出射した光信号が一つに結合するように配置し、かつ各光信号が上記反射用光部品と上記結合用光部品を反射或いは透過して結合し、各光信号の各光源における光信号パワーに対する上記光送信器から出力される際の光信号パワーの比率が同じとなるように上記2種類の光部品の反射率或いは透過率をそれぞれ設定した光送信器である。
請求項2の発明は、上記反射用光部品の反射率を1、上記結合用光部品の反射率を0.5(透過率0.5)とし、ある2つの光信号の結合において、第一の光信号を上記結合用光部品で透過させ、第二の光信号を上記結合用光部品で反射させて第一の光信号と結合させて、光信号パワーを0.5倍として各光信号を出力する結合構成を用い、光信号パワーが0.5のn乗(n≧0:nは光信号が上記結合構成を通過した回数)倍となった光信号と、他の光信号パワーが0.5のn乗倍となった光信号とを、上記3以上の光源の光信号が一つに結合するまで、繰り返し結合するように上記結合構成を複数配置した請求項1記載の光送信器である。
請求項3の発明は、上記反射用光部品の反射率をy、上記結合用光部品の反射率をxとしたとき、xとyとがy=x/(1−x)ただし、0<x≦0.5の関係を満たし、ある2つの光信号の結合において、第一の光信号を上記反射用光部品で反射させた後、上記結合用光部品で透過させ、第二の光信号を上記結合用光部品で反射させて第一の光信号と結合させて、光信号パワーをx倍として各光信号を出力する結合構成を用い、光信号パワーがxのn乗(n≧0:nは光信号が上記結合構成を通過した回数)倍となった光信号と、他の光信号パワーがxのn乗倍となった光信号とを、上記3以上の光源の光信号が一つに結合するまで、繰り返し結合するように上記結合構成を複数配置した請求項1記載の光送信器である。
請求項4の発明は、上記反射用光部品の反射率をy、上記結合用光部品の反射率をxとしたとき、xとyとがy=(1−x)/xただし、0.5≦x<1の関係を満たし、ある2つの光信号の結合において、第一の光信号を上記反射用光部品で反射させた後、上記結合用光部品で反射させ、第二の光信号を上記結合用光部品で透過させて第一の光信号と結合させて、光信号パワーを(1−x)倍として各光信号を出力する結合構成を用い、光信号パワーが(1−x)のn乗(n≧0:nは光信号が上記結合構成を通過した回数)倍となった光信号と、他の光信号パワーが(1−x)のn乗倍となった光信号とを、上記3以上の光源の光信号が一つに結合するまで、繰り返し結合するように上記結合構成を複数配置した請求項1記載の光送信器である。
請求項の発明は、反射用光部品の反射率yを1、結合用光部品の反射率xを0.5とする請求項または記載の光送信器である。
請求項の発明は、4つ光源の光信号を一つに結合して4波長多重化とする請求項1からいずれかに記載の光送信器である。
請求項の発明は、アレイ状に配置され、それぞれ波長の異なる光信号を平行に出射する4つの光源と、第一の光源の光信号を反射させる第一の反射用光部品と、第一光源に隣接する第二の光源の光信号を反射させると共に、上記第一の反射用光部品で反射した光信号を透過させて、第一と第二の光信号を結合させる第一の結合用光部品と、第四の光源の光信号を反射させる第二の反射用光部品と、第四の光源に隣接する第三の光源の光信号を反射させると共に、第二の反射用光部品で反射した光を透過させて、第三と第四の光信号を結合させる第二の結合用光部品と、第二の結合用光部品で結合された第三と第四の光信号を反射させる第三の反射用光部品と、第一の結合用光部品で結合された第一と第二の光信号を透過させると共に、第三の反射用光部品で反射された第三と第四の光信号を反射させて、第一から第四の光信号を結合させる第三の結合用光部品とを備え、上記第一から第三の反射用光部品の反射率を1とし、上記第一から第三の結合用光部品の反射率を0.5とした請求項記載の光送信器である。
請求項の発明は、アレイ状に配置され、それぞれ波長の異なる光信号を平行に出射する4つの光源と、第一の光源の光信号を反射させる第一の反射用光部品と、第一の光源に隣接する第二の光信号を反射させると共に、第一の反射用光部品で反射した光信号を透過させて、第一と第二の光信号を結合させる第一の結合用光部品と、第三の光源の光信号を反射させる第二の反射用光部品と、第三の光源に隣接する第四の光源の光信号を透過させると共に、第二の反射用光部品で反射した光信号を反射させて、第三と第四の光信号を結合させる第二の結合用光部品と、第一の結合用光部品で結合された第一と第二の光信号を透過させると共に、第二の結合用光部品で結合された第三と第四の光信号を反射させて、第一から第四の光信号を結合させる第三の結合用光部品とを備え、上記第一から第三の反射用光部品の反射率を1とし、上記第一から第三の結合用光部品の反射率を0.5とした請求項記載の光送信器である。
請求項の発明は、アレイ状に配置され、それぞれ波長の異なる光信号を平行に出射する4つの光源と、第一の光源の光信号を反射させる第一の反射用光部品と、第一光源に隣接する第二の光源の光信号を反射させると共に、上記第一の反射用光部品で反射した光信号を透過させて、第一と第二の光信号を結合させる第一の結合用光部品と、第四の光源の光信号を反射させる第二の反射用光部品と、第四の光源に隣接する第三の光源の光信号を反射させると共に、第二の反射用光部品で反射した光を透過させて、第三と第四の光信号を結合させる第二の結合用光部品と、第二の結合用光部品で結合された第三と第四の光信号を反射させる第三の反射用光部品と、第一の結合用光部品で結合された第一と第二の光信号を反射させると共に、第三の反射用光部品で反射された第三と第四の光信号を透過させて、第一から第四の光信号を結合させる第三の結合用光部品とを備え、上記第一から第三の反射用光部品の反射率をyとし、上記第一から第三の結合用光部品の反射率をxとしたとき、y=x/(1−x)ただし0<x≦0.5である請求項1記載の光送信器である。
本発明によれば、より少ない種類の光部品で波長多重化できると共に、波長多重化した光信号パワーを等しくできるといった優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る光送信器の好適な第一の実施形態を示した概略図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る光送信器10は、筐体11と、筐体11の内部或いは外部にアレイ状に配置され、波長の異なる光信号を平行に出射する複数の光源12a〜12dと、光信号を反射させる反射用光部品13a〜13cと、光信号を結合させる結合用光部品14a〜14cとを備える。
光源12a〜12dは、それぞれ出射する光信号の光信号パワーが等しく、互いに一定間隔をおいて筐体11の一側(図中右側)に固定されている。
筐体11の他側(図中下側)は波長多重光信号を外部に出力するレセプタクル15が形成されている。レセプタクル15の内部にはフェルール16が設けられている。フェルール16には、波長多重光信号を外部に伝送する光ファイバが挿入される(図示せず)。レセプタクル15付近には、フェルール16の端面に光信号を集光させるレンズ17が設けられている。
さて、光送信器10は、2種類の光信号反射率の光部品13a〜13c,14a〜14cを複数個用い、各光源12a〜12dより出射した光信号が等しい光信号パワーで一つに結合するよう反射用光部品13a〜13d及び結合用光部品14a〜14dを配置したことに特徴がある。
ここで、2つの光信号の光信号パワーを等しくして結合させるために必要な反射用光部品21と結合用光部品22の反射率について図2及び図3に基づいて説明する。
図2に示すように、波長λ1 の光信号を反射用光部品21に、波長λ2 の光信号を結合用光部品22にそれぞれ入射させると、波長λ1 の光信号は反射用光部品21で反射して結合用光部品22を透過し、波長λ2 の光信号は結合用光部品22で反射し、両信号は、結合用光部品22で結合される。結合時点で光信号パワーを等しくするには、反射用光部品21の反射率をy、結合用光部品22の反射率をxとしたとき、xとyとの関係が以下の(1)式で表されるように光部品の反射率をそれぞれ設定する。
y=x/(1−x) …(1)
ただし、反射用光部品21の反射率yが1を超えないように、0<x≦0.5の範囲内で結合用光部品22の反射率xを設定する。
波長λ1 ,λ2 の光信号の光信号パワーを共にIとすると、波長λ1 の光信号パワーIは、反射用光部品21で反射されてy×Iとなり、結合用光部品22の透過後にはy×(1−x)×I、すなわちxIとなる。また、波長λ2 の光信号パワーIは、結合用光部品32で反射されてxIとなる。
したがって、反射用用及び結合用光部品21,22の各反射率を(1)式を満たすように設定すれば2つの光信号の結合率をそれぞれ等しくして光信号同士を結合させることができる。
また、図3に示すように、波長λ1 の光信号を反射用光部品21に、波長λ2 の光信号を結合用光部品22にそれぞれ入射させると、波長λ1 の光信号は反射用光部品21で反射し、さらに結合用光部品22で反射し、波長λ2 の光信号は結合用光部品22を透過し、波長λ1 の光信号と結合用光部品22で結合する。
この図3の例では、結合時点で光信号パワーを等しくするために、反射用光部品21の反射率をy、結合用光部品22の反射率をxとしたとき、xとyとの関係が以下の(2)式で表されるように光部品の反射率をそれぞれ設定する。
y=(1−x)/x …(2)
ただし、反射用光部品21の反射率yが1を超えないように、0.5≦x<1の範囲内で結合用光部品22の反射率xを設定する。
図2のときと同様に、光部品21,22に入射される光信号の光信号パワーを共にIとすると、波長λ1 の光信号パワーIは、反射用光部品21で反射した後ではy×Iとなり、結合用光部品22を透過した後ではy×x×I、すなわち(1−x)Iとなる。一方、波長λ2 の光信号パワーIは、結合用光部品22を透過した後では(1−x)Iとなる。したがって、反射用及び結合用光部品21,22の各反射率を(2)式を満たすように設定すれば2つの光信号の結合率をそれぞれ等しくして光信号同士を結合させることができる。
(1)式または(2)式において、反射用光部品21の反射率を100%、結合用光部品22の反射率を50%とすると、光信号が結合された結合光信号のパワーを最大(50%)とすることができる。
図1に戻り、本実施の形態の光送信器10の光部品の配置について説明する。
まず、波長多重光信号の出射端となるフェルール16とレンズ17の光軸を光軸Oaとし、アレイ状に配置された光源12a〜12dを、レセプタクル15に向かって順に第一の光源12a、第二の光源12b,第三の光源12c,第四の光源12dとする。
光軸Oaには、第一の光源12aを出射した光信号L1を反射させる第一の反射用光部品13aが、光軸Oaに対してその反射面が45°斜めに、かつ第一の光源12aの光軸と合うように配置される。
この光軸Oaには、第二の光源12bを出射した光信号L2を反射させる第一の結合用光部品14aが、光軸Oaに対してその反射面が45°斜めに、かつ第二の光源12bの光軸と合うように配置される。これにより、第一の結合用光部品14aは、第一の反射用光部品13aで反射された光信号L1を透過させ、光信号L2を反射させて両光信号L1、L2を結合させるようになっている。
また、第四の光源12dの光軸上で、かつ光軸Oaに重ならない位置には、第四の光源12dを出射した光信号L4を反射させる第二の反射用光部品13bが、第四の光源12dの光軸に対してその反射面が45°斜めになるよう配置される。ここで、第二の反射用光部品13bは、光信号L4を光軸Obに反射させる。光信号L4の反射方向は、レセプタクル15側とは反対側(図中上側)であり、かつ光軸Oaに対して平行になるようにされる。
光軸Obには、第三の光源12cを出射した光信号L3を反射させる第二の結合用光部品14bが、光軸Obに対してその反射面が45°斜めに、かつ第三の光源12cの光軸と合うように配置される。この第二の結合用光部品14bは光信号L3を反射させると共に、光信号L4を透過して、両信号L3,L4を結合させるようになっている。
さらに、光軸Obには、第二の結合用光部品14bで結合された光信号l34を反射させる第三の反射用光部品13cが、光軸Obに対してその反射面が45°斜めに配置される。ただし、第三の反射用光部品13cは、第二の光源12bの光軸と第三の光源12cの光軸との間に位置するように配置される。
光軸Oaには、第三の反射用光部品13cで反射された光信号l34を反射させる第三の結合用光部品14cが、光軸Oaに対してその反射面が45°斜めに、かつ光信号l34の光軸と合うように配置される。この第三の結合用光部品14cは、光信号l34を反射させると共に、光信号l12を透過させて、光信号l12と光信号l34とを結合させるようになっている。
本実施の形態においては、まず、第一の光源12aを出射した波長λ1 の光信号L1は、第一の反射用光部品13aで光軸Oa方向に反射された後、第一の結合用光部品14aを透過する。第二の光源12bを出射した波長λ2 の光信号L2は、第一の結合用光部品14aの反射面で光軸Oa方向に反射される。第一の結合用光部品14aを透過した光信号L1と反射した光信号L2は、両光信号L1、L2の光軸が略一致し、2つの光信号L1,L2が結合した結合光信号l12として第一の結合用光部品14aを出射する。
また、第四の光源12dを出射した波長λ4 の光信号L4は、第二の反射用光部品13bで光軸Ob方向に反射された後、第二の結合用光部品14bを透過する。第三の光源12cを出射した波長λ3 の光信号L3は、第二の結合用光部品14bの反射面で光軸Ob方向に反射される。第二の結合用光部品14bを反射した光信号L3と透過した光信号L4は、両光信号L3,L4の光軸が略一致し、2つの光信号L3,L4は結合した結合光信号l34として結合用光部品14bを出射する。
第二の結合用光部品14bを出射した結合光信号l34は、第三の反射用光部品13cで第三の結合用光部品14cの方向へと直角に反射される。
第三の反射用光部品13cを反射した結合光信号l34は、第三の結合用光部品14cの反射面で光軸Oaに沿ってレセプタクル15の方向へ反射される。また、第一の結合用光部品14aを出射した結合光信号l12は、第三の結合用光部品14cを透過する。第三の結合用光部品14cを透過した結合光信号l12と、反射した結合光信号l34は、両光信号l12,l34の光軸が略一致し、2つの結合光信号l12,l34同士が結合して4波長多重化された結合光信号l1234として第三の結合用光部品14cを出射する。
結合光信号l1234は、レンズ17によってフェルール16の端面に集光され、フェルール16に接続された光伝送路等によって外部に送信される。
さて、本実施の形態の光送信器10は、それぞれ反射率の等しい反射用光部品13a〜13cと結合用光部品14a〜14cで、4つの異なる波長の光信号の各光信号パワーを等しくして波長多重化できるものである。
本実施の形態では、上記の(1)式或いは(2)式を満たすべく、例えば、第一から第三の反射用光部品13a〜13cとして反射率1の全反射ミラーを用い、第一から第三の結合用光部品14a〜14cとして反射率0.5のハーフミラーを用いた。
また、光送信器10では、光源12a〜12dとして鏡筒型のレーザダイオード(Can−LD)を4個用い、各光源12a〜12dの発振波長はそれぞれ、1276nm(λ1 ),1300nm(λ2 ),1324nm(λ3 ),1348nm(λ4 )とし、波長間隔が略24nmである。
波長λ1 の光信号L1は、第一の反射用光部品13aで全反射された後、第一の結合用光部品14aで光信号パワーの50%が透過し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーの50%が透過している。よって、光信号L1が他の光信号L2,L3,L4と結合された結合光信号l1234において、光信号L1の光信号パワーは、
1×0.5×0.5=0.25
と、光源12aの光信号パワーの25%になる。
波長λ2 の光信号L2は、第一の結合用光部品14aで光信号パワーの50%が反射した後、第三の結合用光部品14cで光信号パワーの50%が透過している。よって、光信号L2が他の光信号L1,L3,L4と結合された結合光信号l1234において、光信号L2の光信号パワーは、
0.5×0.5=0.25
と、光源12bの光信号パワーの25%になる。
波長λ3 の光信号L3は、第二の結合用光部品14bで光信号パワーの50%が反射した後、第三の反射用光部品13cで全反射し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーの50%が透過している。よって、光信号L3が他の光信号L1,L2,L4と結合された結合光信号l1234において、光信号L3の光信号パワーは、
0.5×1×0.5=0.25
と、光源12cの光信号パワーの25%になる。
波長λ4 の光信号L4は、第二の反射用光部品13bで全反射した後、第二の結合用光部品14bで光信号パワーの50%が透過し、第三の反射用光部品13cで全反射し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーの50%が透過している。よって、光信号L4が他の光信号L1,L2,L3と結合された結合光信号l1234において、光信号L4の光信号パワーは、
1×0.5×1×0.5=0.25
と、光源12dの光信号パワーの25%になる。
以上、各光源12a〜12dからそれぞれ出射する光信号L1〜L4は、第三の結合用光部品14cを透過或いは反射する光信号パワーが全て光源出射時の略25%と同じ結合率で結合させることができる。即ち、各光信号の損失が6dBで等しくなるように、4つの波長の光信号L1〜L4を結合して波長多重化することができる。
このように、本実施の形態の光送信器10では、まず2つの光信号L1、L2を一つの結合用光部品14aで結合させ、さらに、結合された結合光信号l12,l34同士を同じ反射率の結合用光部品14cで結合させることで、すなわち、2種類の反射率の光部品を組み合わせることで、容易に、等しい結合率で光信号の波長多重化を実現することができ、ひいては光部品の種類が少なく、製造コストを安価に抑えることができる。
光部品13a〜13c,14a〜14cの配置は、筐体11を加工する際に光部品の位置決めをして加工するので、筐体11への実装を高精度で容易に行うことができる。
本実施の形態では、光信号を4波長多重化して送信する光送信器10について説明したが、波長多重数は4以上でもよい。
本実施の形態の光送信器10では、結合用光部品14a〜14cとして反射率50%のハーフミラーを使用しており、ハーフミラーで反射させた光信号とハーフミラーを透過させた光信号とでは、それぞれ光信号パワーが同じであるので、ハーフミラーを配置する際に透過、反射を区別を考慮せずに設計することができる。そのため、光送信器10では、図2に示した光部品21,22の配置と、図3に示した光部品21,22の配置を組み合わせて光部品を配置することができる。
また、本実施の形態の光送信器10に用いた反射用光部品13a〜13cは、その反射率が100%であるので、光信号の光路を変えるためにいくつ設けてもよい。
図4は本発明に係る光送信器の好適な第二の実施の形態を示した概略図である。
基本的な構成部分は、上述した図1の光送信器10と略同様であり、同一構成部分には、図1の場合と同一の符号を付してあるが、前実施の光送信器10とは第二の反射用光部品13b、第二の結合用光部品14b及び第三の結合用光部品14cの位置を変え、第三の反射用光部品13cを省略した点において異なる。
第三の光源12cを出射した光信号L3を反射させる第二の反射用光部品13bは、第三の光源12cの光軸上で、かつ第三の光源12cと光軸Oaと間に、第三の光源12cの光軸に対してその反射面が45°斜めになるように配置される。ここで、第二の反射用光部品13bは、光信号L3を光軸Ocに反射する。この反射方向は、レセプタクル15側(図中下側)に、かつ光軸Oaに対して平行になるような光軸Ocとなる。
この光軸Ocには第二の反射用光部品13bで反射された光信号L3を反射させる第二の結合用光部品14bが、光軸Ocに対してその反射面が45°斜めに配置される。さらに、第二の結合用光部品14bは、第四の光源12dの光信号L4を透過させるようになっており、光源12dの光軸と光軸Ocとが反射面上で合うように配置されている。
第三の結合用光部品14cは、光軸Oaに対してその反射面を45°斜めに、かつ結合光信号l34の光軸と合うように配置される。
この第二の実施の形態において、第一及び第二の光源12a,12bを出射した光信号L1,L2は、図1の実施の形態と同様に、第一の結合用光部品14aで結合され、結合光信号l12が第三の結合用光部品14cを透過する。
第三の光源12cを出射した光信号L3は、第二の反射用光部品13bで光軸Oc方向に反射された後、第二の結合用光部品14bで第三の結合用光部品14cの方向へと直角に反射される。
第四の光源12dを出射した光信号L4は、第二の結合用光部品14bを透過する。
第二の結合用光部品14bを反射した光信号L3と透過した光信号L4は、第二の結合用光部品14bの反射面で光軸が一致するので、2つの光信号L3,L4が結合した結合光信号l34として第二の結合用光部品14bを出射する。
結合光信号l34は、第三の結合用光部品14cでレセプタクル15の方向へ反射されると共に、第一の結合用光部品14aを透過した結合光信号l12と、その反射面で光軸が略一致するので、2つの結合光信号l12,l34が結合して4波長多重化された結合光信号l1234となる。
本実施の形態の光送信器30において、光信号L3は、第二の反射用光部品13bで全反射した後、第二の結合用光部品14bで光信号パワーの50%が反射し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーの50%が反射している。よって、光信号L3が他の光信号L1,L2,L4と結合された結合光信号l1234において、光信号L3の光信号パワーは、
1×0.5×0.5=0.25
と、光源12cの光信号パワーの25%になる。
また、光信号L4は、第二の結合用光部品14bで光信号パワーの50%が透過し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーの50%が反射している。よって、光信号L4が他の光信号L1,L2,L3と結合された結合光信号l1234において、光信号L4の光信号パワーは、
0.5×0.5=0.25
と、光源12dの光信号パワーの25%になる。
以上、本実施の形態の光送信器30においても、第三の結合用光部品14cを出射して波長多重化した各光信号パワーがそれぞれ光源12a〜12dの光信号パワーの略25%と同じ結合率となるように結合させることができる。
さらに、本実施の形態の光送信器30では、第一の反射用光部品13a及び結合用光部品14aを図2に示したような位置関係で配置し、第二の反射用光部品13b及び結合用光部品14bを図3に示したような位置関係で配置することで、反射用光部品13c(図1参照)を用いずに、結合光信号l12と結合光信号l34とを第三の結合用光部品14cに入射させて結合させることができる。
図5は本発明に係る光送信器の好適な第三の実施の形態を示した概略図である。
基本的な構成部分は、上述した図1の光送信器10と略同様であり、同一構成部分には、図1の場合と同一の符号を付してあるが、第一の実施の形態の光送信器10では、複数の光源12a〜12dの光軸と、フェルール16の光軸とが略直交していたのに対し、本実施の形態の光送信器40では、複数の光源12a〜12dの光軸とフェルール16の光軸が略平行になっている。それに伴い、本実施の形態の光送信器40では、第三の反射用光部品13c及び第三の結合用光部品14cの配置が第一の実施の形態の光送信器10と異なる。
また、第一の実施の形態では、反射用光部品13a〜13cを反射率が略100%の全反射ミラーとし、結合用光部品を反射率が略50%のハーフミラーとしていたが、本実施の形態の光送信器40では、反射用光部品13a〜13c及び結合用光部品14a〜14cの反射率が上記(1)式を満たす範囲内で設定した。
レセプタクル15は、4つの光源12a〜12dが設けられた筐体41の側面と対向する側面(図中左側)に、かつ第二の光源12bの光軸と第三の光源12cの光軸との間に、フェルール16の光軸が位置するように形成されている。それに伴い、レンズ17が、レセプタクル15付近のフェルール16の端面に光信号l1234を集光させる位置に配置されている。
結合光信号l34を反射させる第三の反射用光部品13cは、光軸Obに対してその反射面が45°斜めに、かつ、レンズ17の光軸と合うように配置される。
また、光軸Oaには、結合光信号l12を反射させる第三の結合用光部品14cが、光軸Oaに対してその反射面が45°斜めに、かつレンズ17の光軸と合うように配置される。第三の結合用光部品14cは、結合光信号l12を反射させると共に、結合光信号l34を透過させて、両光信号l12,l34を結合させるようになっている。
この第三の実施の形態において、第二の結合用光部品14bで結合された結合用光信号l34は、第三の反射用光部品13cで第三の結合用光部品14cの方向へと直角に反射される。
結合用光信号l34は、第三の結合用光部品14cを透過し、結合光信号l12は、第三の結合用光部品14cでレセプタクル15の方向へ反射する。
第三の結合用光部品14cを反射した結合光信号l12と透過した結合光信号l34は、第三の結合用光部品14cの反射面で光軸が一致するので、結合光信号l12,L34同士が結合した結合光信号l1234として第三の結合用光部品14cを出射し、結合光信号l1234はレンズ17へ結合される。
ここで、各波長の光信号L1〜L4の光信号パワーの変化について説明する。
光信号L1は、第一の反射用光部品13aでその光信号パワーがy倍になって反射した後、第一の結合用光部品14aで光信号パワーが(1−x)倍になって透過し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーがx倍になって反射している。よって、光信号L1が他の光信号L2,L3,L4と結合された結合光信号l1234において、光信号L1の光信号パワーは、
y×(1−x)×x=x/(1−x)×(1−x)×x
=x2
と、光源12aの光信号パワーのx2 倍になる。
光信号L2は、第一の結合用光部品14aでその光信号パワーがx倍になって反射した後、第三の結合用光部品14cで光信号パワーがx倍になって反射している。よって、光信号L2が他の光信号L1,L3,L4と結合された結合光信号l1234において、光信号L2の光信号パワーは、
x×x=x2
と、光源12bの光信号パワーのx2 倍になる。
光信号L3は、第二の結合用光部品14bでその光信号パワーがx倍になって反射した後、第三の反射用光部品13cで光信号パワーがy倍になって反射し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーが(1−x)倍になって透過している。よって、光信号L3が他の光信号L1,L2,L4と結合された結合光信号l1234において、光信号L3の光信号パワーは、
x×y×(1−x)=x×x/(1−x)×(1−x)
=x2
と、光源12cの光信号パワーのx2 倍になる。
光信号L4は、第二の反射用光部品13bでその光信号パワーがy倍になって反射した後、第二の結合用光部品14bで光信号パワーが(1−x)倍になって透過し、第三の反射用光部品13cで光信号パワーがy倍になって反射し、第三の結合用光部品14cで光信号パワーが(1−x)倍になって透過している。よって、光信号L4が他の光信号L1,L2,L3と結合された結合光信号l1234において、光信号L4の光信号パワーは、
y×(1−x)×y×(1−x)
=x/(1−x)×(1−x)×x/(1−x)×(1−x)
=x2
と、光源12dの光信号パワーのx2倍になる。
以上、各光源12a〜12dからそれぞれ出射する光信号L1〜L4は、第三の結合用光部品14cを出射する光信号パワーが全て光源出射時のx2 倍と同じ結合率で結合させることができる。
ところで、図1の実施の形態の光送信器10においては、第一の反射用光部品及び結合用光部品13a,14aを図2に示した例のように配置し、第三の反射用光部品及び結合用光部品13c,14cを図3に示した例のように配置している。このため、2種類の光部品を用いて各光信号の結合率をそれぞれ等しくして波長多重化するには、2種類の光部品の反射率(x,y)を(1)式及び(2)式の両式を満たすべく、それぞれ(0.5,1)とする必要がある。
本実施の形態の光送信器40では、図2に示した例のように、一つの光信号を反射用光部品21で反射させた後、結合用光部品22で透過させ、もう一つの光信号を結合用光部品22で反射させて、2つの光信号を結合させるよう全ての光部品13a〜13c,14a〜14cを配置している。
これにより、2種類の光部品の反射率(x,y)の組み合わせを(0.5,1)に限らず、(1)式を満たす範囲内であれば反射率(x、y)を自由に設定することが可能である。
第一の好適な実施形態の光送信器を示す概略図である。 2種類の光部品の反射率の関係を説明する図である。 2種類の光部品の反射率の関係を説明する図である。 第二の好適な実施形態の光送信器を示す概略図である。 第三の好適な実施形態の光送信器を示す概略図である。 従来の光送信器を示す概略図である。 平面光導波路型の光カプラを用いた光送信器を示す概略図である。
符号の説明
10 光送信器
11 筐体
12 光源
13 反射用光部品
14 結合用光部品
15 レセプタクル
16 フェルール
17 レンズ

Claims (9)

  1. 3以上の光源から平行に出射されたそれぞれ波長の異なる光信号を結合して波長多重化する光送信器において、
    上記光信号を反射させる反射用光部品と、上記光信号を反射及び透過させる結合用光部品(該結合用光部品の反射率はx、透過率は1−x、ただしxは0<x<1)とからなる2種類の光部品を用い、
    上記反射用光部品と上記結合用光部品を各光源の光路に、各光源を出射した光信号が一つに結合するように配置し、かつ各光信号が上記反射用光部品と上記結合用光部品を反射或いは透過して結合し、各光信号の各光源における光信号パワーに対する上記光送信器から出力される際の光信号パワーの比率が同じとなるように上記2種類の光部品の反射率或いは透過率をそれぞれ設定したことを特徴とする光送信器。
  2. 上記反射用光部品の反射率を1、上記結合用光部品の反射率を0.5(透過率0.5)とし、
    ある2つの光信号の結合において、第一の光信号を上記結合用光部品で透過させ、第二の光信号を上記結合用光部品で反射させて第一の光信号と結合させて、光信号パワーを0.5倍として各光信号を出力する結合構成を用い、
    光信号パワーが0.5のn乗(n≧0:nは光信号が上記結合構成を通過した回数)倍となった光信号と、他の光信号パワーが0.5のn乗倍となった光信号とを、上記3以上の光源の光信号が一つに結合するまで、繰り返し結合するように上記結合構成を複数配置した請求項1記載の光送信器。
  3. 上記反射用光部品の反射率をy、上記結合用光部品の反射率をxとしたとき、xとyとが
    y=x/(1−x)
    ただし、0<x≦0.5
    の関係を満たし、
    ある2つの光信号の結合において、第一の光信号を上記反射用光部品で反射させた後、上記結合用光部品で透過させ、第二の光信号を上記結合用光部品で反射させて第一の光信号と結合させて、光信号パワーをx倍として各光信号を出力する結合構成を用い、
    光信号パワーがxのn乗(n≧0:nは光信号が上記結合構成を通過した回数)倍となった光信号と、他の光信号パワーがxのn乗倍となった光信号とを、上記3以上の光源の光信号が一つに結合するまで、繰り返し結合するように上記結合構成を複数配置した請求項1記載の光送信器。
  4. 上記反射用光部品の反射率をy、上記結合用光部品の反射率をxとしたとき、xとyとが
    y=(1−x)/x
    ただし、0.5≦x<1
    の関係を満たし、
    ある2つの光信号の結合において、第一の光信号を上記反射用光部品で反射させた後、上記結合用光部品で反射させ、第二の光信号を上記結合用光部品で透過させて第一の光信号と結合させて、光信号パワーを(1−x)倍として各光信号を出力する結合構成を用い、
    光信号パワーが(1−x)のn乗(n≧0:nは光信号が上記結合構成を通過した回数)倍となった光信号と、他の光信号パワーが(1−x)のn乗倍となった光信号とを、上記3以上の光源の光信号が一つに結合するまで、繰り返し結合するように上記結合構成を複数配置した請求項1記載の光送信器。
  5. 上記反射用光部品の反射率yを1、上記結合用光部品の反射率xを0.5とする請求項3または4記載の光送信器。
  6. 4つ光源の光信号を一つに結合して4波長多重化とする請求項1から5いずれかに記載の光送信器。
  7. アレイ状に配置され、それぞれ波長の異なる光信号を平行に出射する4つの光源と、
    第一の光源の光信号を反射させる第一の反射用光部品と、
    第一光源に隣接する第二の光源の光信号を反射させると共に、上記第一の反射用光部品で反射した光信号を透過させて、第一と第二の光信号を結合させる第一の結合用光部品と、
    第四の光源の光信号を反射させる第二の反射用光部品と、
    第四の光源に隣接する第三の光源の光信号を反射させると共に、第二の反射用光部品で反射した光を透過させて、第三と第四の光信号を結合させる第二の結合用光部品と、
    第二の結合用光部品で結合された第三と第四の光信号を反射させる第三の反射用光部品と、
    第一の結合用光部品で結合された第一と第二の光信号を透過させると共に、第三の反射用光部品で反射された第三と第四の光信号を反射させて、第一から第四の光信号を結合させる第三の結合用光部品とを備え、
    上記第一から第三の反射用光部品の反射率を1とし、上記第一から第三の結合用光部品の反射率を0.5とした請求項1記載の光送信器。
  8. アレイ状に配置され、それぞれ波長の異なる光信号を平行に出射する4つの光源と、
    第一の光源の光信号を反射させる第一の反射用光部品と、
    第一の光源に隣接する第二の光信号を反射させると共に、第一の反射用光部品で反射した光信号を透過させて、第一と第二の光信号を結合させる第一の結合用光部品と、
    第三の光源の光信号を反射させる第二の反射用光部品と、
    第三の光源に隣接する第四の光源の光信号を透過させると共に、第二の反射用光部品で反射した光信号を反射させて、第三と第四の光信号を結合させる第二の結合用光部品と、 第一の結合用光部品で結合された第一と第二の光信号を透過させると共に、第二の結合用光部品で結合された第三と第四の光信号を反射させて、第一から第四の光信号を結合させる第三の結合用光部品とを備え、
    上記第一から第三の反射用光部品の反射率を1とし、上記第一から第三の結合用光部品の反射率を0.5とした請求項1記載の光送信器。
  9. アレイ状に配置され、それぞれ波長の異なる光信号を平行に出射する4つの光源と、
    第一の光源の光信号を反射させる第一の反射用光部品と、
    第一光源に隣接する第二の光源の光信号を反射させると共に、上記第一の反射用光部品で反射した光信号を透過させて、第一と第二の光信号を結合させる第一の結合用光部品と、
    第四の光源の光信号を反射させる第二の反射用光部品と、
    第四の光源に隣接する第三の光源の光信号を反射させると共に、第二の反射用光部品で反射した光を透過させて、第三と第四の光信号を結合させる第二の結合用光部品と、
    第二の結合用光部品で結合された第三と第四の光信号を反射させる第三の反射用光部品と、
    第一の結合用光部品で結合された第一と第二の光信号を反射させると共に、第三の反射用光部品で反射された第三と第四の光信号を透過させて、第一から第四の光信号を結合させる第三の結合用光部品とを備え、
    上記第一から第三の反射用光部品の反射率をyとし、上記第一から第三の結合用光部品の反射率をxとしたとき、y=x/(1−x)ただし0<x≦0.5である請求項1記載の光送信器。
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