JP2009186578A - 光導波部材、光モジュール、及び光伝送装置 - Google Patents

光導波部材、光モジュール、及び光伝送装置 Download PDF

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純二 岡田
Takehiro Niitsu
岳洋 新津
Hisayoshi Mori
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Tsutomu Hamada
勉 浜田
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Abstract

【課題】装置の小型化が可能な光導波部材、光モジュール、及び光伝送装置を提供する。
【解決手段】光ファイバ12と接続される光モジュール14は、光導波部材16、発光素子18及び受光素子20が搭載された基板22が筐体24内に収容されて成る。光導波部材16の一端側は、コネクタ26を介して光ファイバ12と光結合され、光導波部材16の他端側は階段状に形成され、2つの段差部16A、16Bを有している。段差部16Aには、発光素子18から発光された光を光ファイバ12からの光を光ファイバ12の光軸方向Aへ反射させる反射面28Aが形成されており、段差部16Bには、光ファイバ12から入射された光を光軸方向Aと直交する直交方向Bへ反射させる、すなわち受光素子20側へ反射させる反射面28Bが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光導波部材、光モジュール、及び光伝送装置に関する。
光LANシステム等で用いられる光トランシーバとしては、半導体レーザ等の発光素子やフォトダイオード等の受光素子の光軸方向が回路基板の表面方向となるようにこれらの光素子を回路基板に搭載し、これに光コネクタを取り付けて外部の光ファイバと接続するものが一般に用いられている。ここで用いられる光コネクタのフェルールとしては、例えば、多心(例えばMT型)光フェルールが用いられる。このような、多心のトランシーバとしては、特許文献1に記載されたものがある。この光トランシーバの光電変換モジュールは、半導体レーザ等の発光素子やフォトダイオード等の受光素子を搭載あるいは内蔵したアレイ状のモジュールが用いられている。
一方、双方向光通信装置としての双方向光通信リンクとしては、マルチモードの光を伝搬するマルチモード光ファイバを伝送媒体としたものが知られている。マルチモード光ファイバとしては、石英ガラス光ファイバや、コアがプラスチックよりなるプラスチック光ファイバ(以下、POFと略す)等が挙げられる。これらの光ファイバは、光送受信モジュールとの結合調整が容易であり、取り付けコストを抑制できるので、家庭内や小規模のネットワークに使用するのに適している。
1本の光ファイバを利用して双方向に光信号を送受信するための光モジュールとしては、例えば特許文献2、3に開示されているように、Y分岐導波路を用いて双方向通信を実現する技術がある。
また、特許文献4には、一端を階段状とした入出射部とし、他端を入出射部から入射された光を入出射部の方向へ反射する反射部とした光導波路が開示されている。
特開2005−172990号公報 特開平11−38279号公報 特開平10−307238号公報 特開2002−62457号公報
本発明は、装置の小型化が可能な光導波部材、光モジュール、及び光伝送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の光導波部材は、一端側が光ファイバに接続されると共に、他端側が複数の段差部を有し且つ各段差部が、前記光ファイバからの光を前記光ファイバの光軸方向と交差する交差方向へ反射させる又は当該交差方向から入射された光を前記光軸方向へ反射させる反射面を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記光導波部材の一端側の断面は、矩形状であり、前記一端側の断面の光が伝播する部分の幅または厚みが、前記光ファイバのコア径以下であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記光導波手段の各段差部の反射面のうち少なくとも二つの反射面の幅が異なることを特徴とする。
請求項4記載の発明の光モジュールは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の光導波部材と、前記光導波部材の各段差部の各反射面の前記交差方向に配置された複数の光学素子を有する光学素子部と、を備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記複数の光学素子は、発光素子及び受光素子を含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記発光素子からの光を前記光ファイバ側へ反射させる反射面の幅が、前記光ファイバからの光を前記受光素子側へ反射させる反射面の幅よりも狭いことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記受光素子は、前記光ファイバからの光を受光する光ファイバ用受光素子であり、前記発光素子が、前記光ファイバ用受光素子よりも前記光ファイバ側に配置されたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記光導波部材は、前記交差方向から入射された光を前記光ファイバの光軸方向へ反射させる第1の反射面と、前記光軸方向へ反射した光を、前記交差方向へ反射させる第2の反射面と、を備え、前記複数の光学素子は、発光素子と、前記発光素子が発光する光をモニターするモニター用受光素子と、を含み、当該モニター用受光素子が、前記発光素子よりも前記光ファイバ側に配置されたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記複数の光学素子は、発光する光の波長が異なる複数の発光素子を含むことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記複数の光学素子は、受光する光の波長を選択する波長選択手段を備えた複数の受光素子を含むことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記光導波部材は、複数の前記光ファイバを含んで成る光ファイバアレイと接続されると共に、前記光ファイバ毎に設けられた複数の光導波手段で構成され、前記光学素子部は、種類毎に複数の光学素子から成る複数の光学素子アレイで構成されたことを特徴とする。
請求項12記載の発明の光伝送装置は、光ファイバと、前記光ファイバと接続された前記請求項4〜請求項10の何れか1項に記載の光モジュールと、を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、Y分岐導波路を用いる場合と比較して装置を小型化できる、という効果を有する。
請求項2記載の発明によれば、発光素子から光ファイバへの結合効率を向上させることができる、という効果を有する。
請求項3記載の発明によれば、使用される光学素子に応じて光の結合効率を向上させることができる、という効果を有する。
請求項4記載の発明によれば、Y分岐導波路を用いる場合と比較して装置を小型化できる、という効果を有する。
請求項5記載の発明によれば、双方向通信が可能になる、という効果を有する。
請求項6記載の発明によれば、光の結合効率を向上させることができる、という効果を有する。
請求項7記載の発明によれば、迷光が受光素子で受光されるのを抑制できる、という効果を有する。
請求項8記載の発明によれば、発光素子から出射された光をモニターできる、という効果を有する。
請求項9記載の発明によれば、異なる波長の光を多重して送信することができる、という効果を有する。
請求項10記載の発明によれば、多重で送信された、異なる波長の光を受信することができる、という効果を有する。
請求項11記載の発明によれば、通信するデータ量を増加させることができる、という効果を有する。
請求項12記載の発明によれば、Y分岐導波路を用いる場合と比較して装置を小型化できる、という効果を有する。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10の平面断面図を、同図(B)には光伝送装置10の側面断面図を示した。
同図(A)、(B)に示すように、光伝送装置10は、光ファイバ12及び光モジュール14を含んで構成されている。
光ファイバ12は、コア13A及びコア13Aを覆うクラッド13Bにより構成される。光ファイバ12は、例えばコア径r1が50μm、クラッド径r2が125μmのマルチモードファイバを用いることができるが、これに限られるものではない。
光モジュール14は、光導波部材16と、発光素子18及び受光素子20が搭載された基板22と、が筐体24内に収容された構成となっている。また、光モジュール14には、コネクタ26が設けられており、このコネクタ26に光ファイバ12の一端に設けられた図示しないコネクタが差し込まれることにより光ファイバ12が光モジュール14に接続される。
光導波部材16は、図1(C)に示すように、コア層17Aとクラッド層17B、17Cで構成される。光導波部材16は、例えばコア厚が50μm、クラッド厚がそれぞれ20μmで構成されるが、これに限られるものではない。また、クラッド層は、コア層の上下層だけでなく、コア層の両側面に形成しても良い。なお、クラッド層については、空気層をクラッドとして用いることも可能であり、この場合は、クラッド層は、必ずしも必要としない。
光導波部材16の一端側の断面は、矩形状であり、コネクタ26を介して光ファイバ12と光結合される。図1(A)、(B)に示すように、光導波部材16の一端側の幅W1、光導波部材16のコア層17Aの厚みdは、例えば光ファイバ12のコア径r1以下とされる。例えば光ファイバ12を前記マルチモードファイバで構成した場合には、幅W1、コア層17Aの厚みdは50μmとすることができるが、これに限られるものではない。
光導波部材16の他端側は、図1(A)に示すように段差があって階段状に形成され、2つの段差部16A、16Bを有している。また、段差部16Aには、発光素子18から発光された光を光ファイバ12からの光を光ファイバ12の光軸方向Aへ反射させる反射面28Aが形成されている。また、段差部16Bには、光ファイバ12から入射された光を光軸方向Aと直交する直交方向Bへ反射させる、すなわち受光素子20側へ反射させる反射面28Bが形成されている。なお、本実施形態では、各反射面を直交方向Bへ投影した場合の投影面の長さLは光ファイバ12のコア径r1と同じとなっており、前記投影面の幅W2は幅W1の1/2となっているが、これに限られるものではない。
反射面28A、28Bは、本実施形態では入射された光を略直角に反射させるために、光軸方向Aに対する反射面の角度θは、略45度の角度となっているが、発光素子18から発光された光が光ファイバ12へ入射され、光ファイバ12からの光が受光素子20へ入射されるのであれば、これに限られるものではない。
基板22上に搭載された発光素子18は、図1(B)に示すように、反射面28Aの下方に配置されている。発光素子18は、波長λ(例えば850nm)のレーザ光を出射するチップ状のVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:垂直共振器面発光レーザ)を用いることができるが、これに限られるものではない。
基板22上に搭載された受光素子20は、図1(B)に示すように反射面28Bの下方に配置されている。受光素子20は、例えば受光径が80μmのフォトダイオードを用いることができるが、これに限られるものではない。
このように光導波部材16の他端側は階段状に形成されており、発光素子18及び受光素子20は、光導波部材16の長手方向、すなわち矢印A方向に沿って配置されている。
また、基板22上には、発光素子18及び受光素子20の他に、図示は省略したが、発光素子18を駆動する駆動回路や、受光素子20からの出力信号を増幅する増幅回路等のICが搭載される。
このような構成の光伝送装置10では、発光素子18から矢印B方向に出射された光は、光導波部材16の反射面28Aにより光ファイバ12側へ反射され、光導波部材16内を伝搬して光ファイバ12へ入射される。
また、光ファイバ12のコネクタ26側と反対側の端部から入射された光は、光ファイバ12内を伝搬して光導波部材16の一端側に入射され、光導波部材16内を伝搬した光は反射面28Bにより受光素子20側へ反射されて受光素子20により受光される。
すなわち、光モジュール14は、双方向通信が可能な一心双方向通信モジュールとして機能する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、本実施形態以降記載の図面において、光導波部材16のコア層及びクラッド層の記載は省略する。
図2(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Aの平面断面図を、同図(B)には光伝送装置10Aの側面断面図を示した。
光伝送装置10Aが図1に示す光伝送装置10と異なるのは、発光素子18及び受光素子20の位置が入れ替わっている点である。すなわち、発光素子18が受光素子20よりも光ファイバ12側に配置されている。
このような構成の光伝送装置10Aでは、発光素子18から矢印B方向に出射された光は、光導波部材16の反射面28Bにより光ファイバ12側へ反射され、光導波部材16内を伝搬して光ファイバ12へ入射される。この場合、反射面28Bによるイレギュラーな反射等による迷光が受光素子20で受光されるのが抑制される。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3には、本実施形態に係る光導波部材16A、16Bの平面図を示した。同図に示す光導波部材16Aが図1(A)に示す光導波部材16と異なるのは、本実施形態では、反射面28Aの幅WAが反射面28Bの幅WBよりも大きい点である。例えば発光素子18から発光される光のスポット径が数μmであるのに対し、受光素子20の受光エリアの径が数十μmの場合には、光の結合効率を高めるべく反射面28Aの幅WAを反射面28Bの幅WBよりも大きくする。
なお、図2(A)、(B)に示す構成のように発光素子18が受光素子20よりも光ファイバ12側に配置された構成の場合には、反射面28Bの幅WBが反射面28Aの幅WAよりも大きくなるようにすればよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図4には、本実施形態に係る光伝送装置10Bの平面断面図を、同図(B)には光伝送装置10Bの側面断面図を示した。
光伝送装置10Bが図1に示す光伝送装置10と異なるのは、光伝送装置10Bは、複数の光ファイバ12(図4では4本)を含んで構成された光ファイバアレイ12Aを備えた点、光モジュール14Aに光ファイバ12毎に光導波部材16が設けられている点、光導波部材16と同数の発光素子18を備えた発光素子アレイ18A、光導波部材16と同数の受光素子20を備えた受光素子アレイ20Aを備えている点である。
このような構成の光モジュール14は、双方向通信が可能な多心双方向通信モジュールとして機能する。
なお、図5に示すように、発光素子アレイ18A及び受光素子アレイ20Aの位置を入れ替えた構成、すなわち前述した迷光の影響を避けるべく発光素子アレイ18Aが受光素子アレイ20Aよりも光ファイバ12側に配置された構成としてもよい。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Cの平面断面図を示した。この光モジュール14Bが図1(A)に示す光モジュール14と異なるのは、受光素子20に代えて発光素子18が発光する光の波長と異なる波長の光を発光する発光素子30が搭載されている点である。すなわち、光モジュール14Bは、異なる波長の光を多重送信可能な波長多重送信モジュールとして機能する。
また、図6(B)には光伝送装置10Dの平面断面図を示した。この光モジュール14Cが図4(A)に示す光モジュール14Aと異なるのは、受光素子アレイ20Aに代えて、発光素子アレイ18Aの各発光素子18が発光する光の波長と異なる波長の光を発光する発光素子30を複数個備えた発光素子アレイ30Aが搭載されている点である。すなわち、光モジュール14Cは、異なる波長の光を多重送信可能な波長多重送信モジュールとして機能する。
なお、本実施形態では、発光素子アレイを2個設け、異なる2波長の光を送信可能な構成について説明したが、これに限らず、波長の数に応じて光導波部材16の段差部を設け、各段差部に反射面を設けることで様々な波長の光を送信可能な構成としてもよい。例えば異なる3波長の光を送信可能な構成とする場合には、各光導波部材16の段差部及び反射面の数を3個とすればよい。
また、前記波長多重送信モジュールから出力された波長多重された光を受信する波長多重受信モジュールは、波長多重送信モジュールの発光素子又は発光素子アレイに代えて、特定の波長の光を選択して透過させる波長選択手段(例えば波長フィルタ)を備えた構成とすることができる。
一例として図13(A)には、図6(A)に示した波長多重送信モジュールとしての光モジュール14Bから出力された波長多重された光を受信する光モジュールの平面断面図を、図13(B)には側面断面図を示した。同図に示す波長多重受信モジュールとしての光モジュール15は、図6(A)に示した光モジュール14Bの発光素子18に代えて、発光素子18が発光する特定の波長の光を透過させる波長フィルタ19を備えた受光素子21と、光モジュール14Bの発光素子30に代えて、発光素子30が発光する特定の波長の光を透過させる波長フィルタ23を備えた受光素子25を備えた構成となっている。
例えば、上記のような2波長の多重通信の場合、発光素子18、30には、発光波長が780nm及び850nmのVCSELを用い、波長フィルタ19、23には、780nm、850nmの波長をそれぞれ選択的に透過させる波長フィルタを受光素子21、25の受光部に配置した構成とすることができる。波長フィルタとしては、例えば朝日分光社製のMX0780(780nm用)、MX0850(850nm用)が使用可能であるが、これに限られるものではない。
また、波長選択手段は、波長フィルタに限らず回折格子を用いて分波する構成としてもよい。回折格子を用いた分波には、導波路と組み合わせた導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)等を使用することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Eの平面断面図を示し、同図(B)には光伝送装置10Eの側面断面図を示した。この光伝送装置10Eの光モジュール14Dが図1(A)に示す光モジュール14と異なるのは、受光素子20に代えて発光素子18が発光する光をモニターするためのモニター用受光素子32が搭載されている点、発光素子18から発光された光がモニター用受光素子32で受光されるように光導波部材16Bに反射面28C(第2の反射面)が形成されている点である。
このような光モジュール14Dでは、発光素子18から出射された光は、光導波部材16の反射面28A(第1の反射面)により光ファイバ12側へ反射され、光導波部材16内を伝搬して光ファイバ12へ入射されると共に、一部の光は反射面28Cで反射されてモニター用受光素子32により受光される。このモニター用受光素子32により受光した光の変動を発光素子18の出射光にフィードバックさせることにより、出射光量の安定化が図れる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図8(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Fの平面断面図を示し、同図(B)には光伝送装置10Fの側面断面図を示した。この光伝送装置10Fは、図7に示した光伝送装置10Eを多心型にしたものである。すなわち、光伝送装置10Fの光モジュール14Eは、光ファイバ12と同数の光導波部材16B、光ファイバ12と同数のモニター用受光素子32を備えたモニター用受光素子アレイ32A、発光素子アレイ18Aを備えている。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図9(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Gの平面断面図を示し、同図(B)には光伝送装置10Gの側面断面図を示した。この光伝送装置10Gの光モジュール14Fが図7(A)に示す光モジュール14Dと異なるのは、モニター用受光素子32に対して光ファイバ12側にさらに受光素子20を備えている点、光ファイバ12から入射された光が受光素子20で受光されるように光導波部材16Cに反射面28Bが形成されている点である。
このような光モジュール14Dでは、発光素子18から出射された光は、光導波部材16の反射面28Aにより光ファイバ12側へ反射され、光導波部材16内を伝搬して光ファイバ12へ入射されると共に、一部の光は反射面28Cで反射されてモニター用受光素子32により受光される。また、光ファイバ12から入射された光は、光導波部材16C内を伝搬して反射面28Bで反射されて受光素子20により受光される。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Hの平面断面図を示し、同図(B)には光伝送装置10Hの側面断面図を示した。この光伝送装置10Hは、図9に示した光伝送装置10Gを多心型にしたものである。すなわち、光伝送装置10Hの光モジュール14Gは、光ファイバ12と同数の光導波部材16C、光ファイバ12と同数の受光素子20を備えた受光素子アレイ20A、光ファイバ12と同数のモニター用受光素子32を備えたモニター用受光素子アレイ32A、光ファイバ12と同数の発光素子18を備えた発光素子アレイ18Aを備えている。
(第10実施形態)
次に、本発明の第10実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図11(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Iの平面断面図を示し、同図(B)には光伝送装置10Iの側面断面図を示した。この光伝送装置10Iの光モジュール14Gが図9(A)に示す光モジュール14Fと異なるのは、光ファイバ12側から順にモニター用受光素子32、発光素子18、受光素子20が配置されている点、これに伴って光導波部材16Dには光ファイバ12側から順に反射面28C、28A、28Bが形成されている点である。すなわち、光モジュール14Gでは、前述した迷光の影響を避けるべく発光素子18が受光素子20よりも光ファイバ12側に配置されている。
(第11実施形態)
次に、本発明の第11実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図12(A)には、本実施形態に係る光伝送装置10Jの平面断面図を示し、同図(B)には光伝送装置10Jの側面断面図を示した。この光伝送装置10Jは、図11に示した光伝送装置10Iを多心型にしたものである。すなわち、光伝送装置10Jの光モジュール14Hは、光ファイバ12と同数の光導波部材16D、光ファイバ12と同数の受光素子20を備えた受光素子アレイ20A、光ファイバ12と同数のモニター用受光素子32を備えたモニター用受光素子アレイ32A、光ファイバ12と同数の発光素子18を備えた発光素子アレイ18Aを備えている。
(A)は第1実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第1実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第2実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第2実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。図である。 第3実施形態に係る光導波部材の平面図である。 (A)は第4実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第4実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第4実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第4実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第5実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第5実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第6実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第6実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第7実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第7実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第8実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第8実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第9実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第9実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第10実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第10実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第11実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第11実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。 (A)は第5実施形態に係る光伝送装置の平面断面図、(B)は第5実施形態に係る光伝送装置の側面断面図である。
符号の説明
10、10A〜10J 光伝送装置
12 光ファイバ
12A 光ファイバアレイ
13A コア
13B クラッド
14、14A〜14I 光モジュール
16 光導波部材(光導波手段)
16A、16B 段差部
18、30 発光素子
19、23 波長フィルタ(波長選択手段)
20 受光素子(光ファイバ用受光素子)
20A 受光素子アレイ(光学素子アレイ)
22 基板
24 筐体
26 コネクタ
28A、28B、28C 反射面
32 モニター用受光素子
32A モニター用受光素子アレイ(光学素子アレイ)

Claims (12)

  1. 一端側が光ファイバに接続されると共に、他端側が複数の段差部を有し且つ各段差部が、前記光ファイバからの光を前記光ファイバの光軸方向と交差する交差方向へ反射させる又は当該交差方向から入射された光を前記光軸方向へ反射させる反射面を備えた光導波部材。
  2. 前記光導波部材の一端側の断面は、矩形状であり、前記一端側の断面の光が伝播する部分の幅または厚みが、前記光ファイバのコア径以下であることを特徴とする請求項1記載の光導波部材。
  3. 前記光導波手段の各段差部の反射面のうち少なくとも二つの反射面の幅が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光導波部材。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の光導波部材と、
    前記光導波部材の各段差部の各反射面の前記交差方向に配置された複数の光学素子を有する光学素子部と、
    を備えた光モジュール。
  5. 前記複数の光学素子は、発光素子及び受光素子を含むことを特徴とする請求項4記載の光モジュール。
  6. 前記発光素子からの光を前記光ファイバ側へ反射させる反射面の幅が、前記光ファイバからの光を前記受光素子側へ反射させる反射面の幅よりも狭いことを特徴とする請求項5記載の光モジュール。
  7. 前記受光素子は、前記光ファイバからの光を受光する光ファイバ用受光素子であり、前記発光素子が、前記光ファイバ用受光素子よりも前記光ファイバ側に配置されたことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の光モジュール。
  8. 前記光導波部材は、前記交差方向から入射された光を前記光ファイバの光軸方向へ反射させる第1の反射面と、前記光軸方向へ反射した光を、前記交差方向へ反射させる第2の反射面と、を備え、
    前記複数の光学素子は、発光素子と、前記発光素子が発光する光をモニターするモニター用受光素子と、を含み、当該モニター用受光素子が、前記発光素子よりも前記光ファイバ側に配置されたことを特徴とする請求項4記載の光モジュール。
  9. 前記複数の光学素子は、発光する光の波長が異なる複数の発光素子を含むことを特徴とする請求項4記載の光モジュール。
  10. 前記複数の光学素子は、受光する光の波長を選択する波長選択手段を備えた複数の受光素子を含むことを特徴とする請求項4記載の光モジュール。
  11. 前記光導波部材は、複数の前記光ファイバを含んで成る光ファイバアレイと接続されると共に、前記光ファイバ毎に設けられた複数の光導波手段で構成され、前記光学素子部は、種類毎に複数の光学素子から成る複数の光学素子アレイで構成されたことを特徴とする請求項4〜請求項10の何れか1項に記載の光モジュール。
  12. 光ファイバと、
    前記光ファイバと接続された前記請求項4〜請求項10の何れか1項に記載の光モジュールと、
    を備えた光伝送装置。
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WO2022176992A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 京セラ株式会社 発光装置

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