JP4616267B2 - スクラバーボックスおよびそれを使用する方法 - Google Patents

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Description

発明の内容
本出願は、2003年10月28日に出願された「Scrubber Box And Methods For Using The Same」と題する米国仮出願第60/514,937号に対する優先権を主張し、該出願は、あらゆる目的のため、その全体を参考の為に本明細書に組み入れる。
関連出願
本出願は、以下の同一出願人による同時係属中の米国特許出願に関連し、その両方とも、多目的のためにそれらの全体を参照として本明細書に組み入れる。
2002年10月29日に出願された(代理人番号5408)、「Methods And Apparatus For Determining Scrbber Brush Pressure」と題する米国特許出願第10/283,030号。
2000年3月30日に出願された(代理人番号3874)、「Roller That Avoids Substrate Slippage」と題する米国特許出願第09/580,880号。
発明の分野
本発明は、一般に、電子デバイス製造に関し、より具体的には、半導体基板またはウェーハ、コンパクトディスク、ガラス基板等の薄いディスクを洗浄するスクラバーボックスに関する。
背景
スクラバーと呼ばれることがある公知のデバイスは、多くの場合、電子デバイス製造プロセスの1つ以上のステージで、半導体基板を洗浄するのに用いられる。例えば、スクラバーは、該基板の化学機械的研磨(CMP)後の該基板を洗浄するのに用いることができる。公知のスクラバーは、該基板に接触しながら回転し、それによって該基板を洗浄する1つ以上のスクラバーブラシを用いる。
当分野において、多数のスクラバーシステムが存在するが、改良されたスクラバーデザインに対する要求がある。
概要
本発明の第1の態様においては、スクラバーブラシを支持するように適合されたリンク機構を含む装置が提供される。該リンク機構は、ベースと、該ベースに枢動可能に結合されたブラシ支持体とを含む。また、該装置は、該ブラシ支持体によって支持されたスクラバーブラシが、それぞれ、基板の主面との接触または接触の中断を実質的に同時に実現するように、該ブラシ支持体を一斉に枢動させるように適合されたアクチュエータも含む。
本発明の第2の態様においては、基板をスクラバーボックスに挿入するステップと、該ブラシ支持体によって支持されたブラシに基板を係合させる単一のアークを介して、対向するブラシ支持体を一緒に同時に枢動させるステップと、該ブラシを回転させて該基板を洗浄するステップとを含む方法が提供される。
本発明の第3の態様においては、スクラバーブラシを回転自在に保持するように適合されたブラシ支持体と、該ブラシ支持体に保持された該スクラバーブラシを回転させるように適合されたモータと、該ブラシ支持体に結合され、かつ該スクラバーブラシが基板に係合できるようにするために、該ブラシ支持体を動かすように適合されたアクチュエータと、該モータおよびアクチュエータに結合されたコントローラとを含む装置が提供される。該コントローラは、該モータに作用するトルクの変化に基づいて該スクラバーブラシのゼロ点位置を見つけて、該アクチュエータが該ブラシ支持体を動かすときに、該スクラバーブラシを回転させるように適合されている。
本発明の第4の態様においては、ベースと、スクラバーブラシを回転自在に支持するように適合されたブラシ支持体と、該ベースに滑動可能に取り付けられ、かつ該ブラシ支持体に結合された球面軸受と、該球面軸受の間に配置されたアクチュエータとを含む装置が提供される。該アクチュエータは、該ブラシ支持体を動かすことにより、該スクラバーブラシのトーイン位置を調整するように適合されている。
本発明の第5の態様においては、スクラバーブラシを収容するように適合された回転軸と、回転支持体と、該回転支持体上に取り付けられ、かつ該回転軸に結合された流体潤滑軸受とを含む装置が提供される。該回転軸は、軸方向に配置されたプロセス流体チャネルを含み、該流体潤滑軸受は、該回転軸の該プロセス流体チャネルに結合された流体潤滑入口点を含む。
本発明の第6の態様においては、基板をスクラバーボックス内で回転させるように適合されたローラと、該基板の規定された量の回転の発生を指し示すように適合されたセンサと、該センサに結合され、かつ該基板の回転の速度を判断するように適合されたコントローラとを含む装置が提供される。
本発明の第7の態様においては、スクラバーボックス内で基板を回転させるように適合されたローラと、ローラ支持体と、該ローラ支持体上に取り付けられ、かつ該ローラに結合された流体潤滑軸受とを含む装置が提供される。該ローラは、軸方向に配置されたプロセス流体チャネルを含み、該流体潤滑軸受は、該ローラの該プロセス流体チャネルに結合された流体潤滑軸受入口点を含む。
本発明の第8の態様においては、洗浄のために基板を収容するように適合されたタンクと、該タンクの外側の、該タンク内に配置されたスクラバーブラシの端部に結合するように適合された支持体と、該支持体の各々に取り付けられ、かつ該スクラバーブラシを回転させるように適合されたモータと、該支持体が、該スクラバーブラシのトーインを可能にするように適合された球面軸受を介して枢動的に取り付けられたベースと、該スクラバーブラシが、該基板との接触または接触の中断を実質的に同時に実現できるように、クランクおよびロッカー機構を介して、互いに向けてまたは互いに離れて該支持体を実質的に同時に枢動させるように適合されたブラシギャップアクチュエータと、該スクラバーブラシ間のトーイン角度を調整するために、互いに向けてまたは互いに離れて該球面軸受のうちの2つを動かすように適合されたトーインアクチュエータとを含むスクラバーボックスが提供される。
本発明の、これらおよび他の態様による装置、システムおよびコンピュータプログラムプロダクトと同様に、多数の他の態様が提供される。本明細書に記載した各コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータにより読取り可能な媒体(例えば、搬送波信号、フロッピーディスク、コンパクトディスク、DVD、ハードドライブ、ランダムアクセスメモリ等)によって実行することができる。
本発明の他の特徴および態様は、以下の詳細な説明、添付クレームおよび添付図面からより完全に明白になる。
詳細な説明
発明のスクラバーボックスリンク機構
図1Aおよび図1Bは、それぞれ、本発明に従って提供された発明のスクラバーボックス101の側面斜視図および単純化した平面図である。図2は、発明のスクラバーボックス101の内部コンポーネントを示す、図1Aと比較して180°だけ回転させた部分斜視図である。
図1A〜図2を参照すると、スクラバーボックス101は、タンク103と、リンク機構105とを含む。リンク機構105は、スクラバーボックス101のタンク103の外部(すなわち、外側)にあり、基板W(図1Bおよび図2)の主面に対してタンク103の内側に配設された1つ以上のスクラバーブラシ106a〜106b(図1B)の都合のよくかつ的確な作動/動きのために用いることができる。リンク機構105は、第1のスクラバーブラシ106aの両端部で第1のスクラバーブラシ106aを回転支持する第1の支持体107と、第2のスクラバーブラシ106bの両端部で第2のスクラバーブラシ106bを回転支持する第2の支持体109とを備えてもよい。また、各スクラバーブラシ106a〜106bを回転させる、ダイレクトドライブサーボモータ等のドライブモータ111を、タンク103の外側の各支持体107、109に1つ取り付けることができる。例えば、各モータ111は、スクラバーブラシ106a〜106bの端部と一致させて正しい方向に置くことができ、また、支持体107、109に取り付けることができ、この場合、支持体107、109は、スクラバーブラシ106a〜106bの端部を回転支持する。リンク機構105は更に、(例えば、以下に記載するように、基板Wの回転の予想される平面に対して、スクラバーブラシ106a〜106bの正確なおよび/または連携的位置決めおよび/または方向性を共同して容易にするように)第1および第2の支持体107、109の各々をそれに対して結合することができる、タンク103の外側に配置され、また、第1および第2の支持体107、109を、それに対して(例えば、互いに対して上方および内方へ、および/または互いから離れて下方および外方へ)枢動させるように適合させることができるベース113を備えてもよい。
動作中、第1および第2の支持体107、109は、(例えば、更に以下に記載するように、複数の球面および/またはジンバル形軸受を介して)ベース113に対して、それぞれアークA、A(図1A)を経由して同時に動かすことができる。このような動きは、第1および第2のスクラバーブラシ106a〜106bを、図1Bに示すように、基板Wに向かって近づけさせ、または、第1のスクラバーブラシ106aと第2のスクラバーブラシ〜106bとの間のギャップ(図示せず)を開いて、基板Wの挿入および/またはスクラバーボックス101からの取り外しを可能にする可能性がある。例えば、第1のアクチュエータ115は、ベース113に取り付けることができ、また、第1および第2のスクラバーブラシ106a〜106bが、(1)基板Wのそれぞれの主面との接触または接触の中断を同時に実現できるように、および/または(2)基板Wに向かって近づいたときに、基板Wのそれぞれの主面に対して同程度の圧縮を実現できるように、第1および第2の支持体107、109を一斉に正確に動かすことができる。
幾つかの実施形態においては、第1および第2のスクラバーブラシ106a〜106bの経路は、(図1Aに描いたアークA、Aとは対照的に)単一の連続アークを形成するように配置することができるアークA、A(図1A)に追従する。換言すれば、第1および第2のスクラバーブラシ106a〜106bの経路は、第1のスクラバーブラシ106aが、該単一のアークの半分に沿って動き、かつ第2のスクラバーブラシ106bが、該アークの残りの半分に沿って動く1つのアークを備えてもよい。この単一のアークの動きの経路は、スクラバーブラシ106a〜106bと基板Wとの間の対称的で一致した相互作用の実行を補助することができる。
幾つかの実施形態においては、スクラバーボックス101は、モータ111、アクチュエータ115、129(図4)および/または他のデバイスの動作を指示するコントローラ104(図1B)を含んでもよい。コントローラ104は、ソフトウェアコードのかたちで該コントローラに与えられたプログラム命令を遂行するように作動することができる。幾つかの実施形態においては、コントローラ104は、モータ111、アクチュエータ115、129および/または他のデバイスにより作用されるトルクを測定する回路を含んでもよく、または、該トルクを測定するように他の方途で適合させることができる。
1つ以上の実施形態において、第1のアクチュエータ115は、ハーモニックドライブモータまたは他の適当なモータあるいは駆動機構116を備え、両支持体の同等な動きを提供するために、クランクおよびロッカー機構117(図3)を介して第1および第2の支持体107、109に結合されている。図3は、本発明に従って提供された例示的なクランクおよびロッカー機構117の部分斜視図である。クランクおよびロッカー機構117は、第1のアクチュエータ115(図1A)によって駆動される2偏心クランク118(図2)を有するクランク軸リンク機構メカニズム117aを含んでもよい。特定の一実施形態において、第1のクランクアーム120aは、第1の支持体107を回転させおよび/または動かすように、クランク118の偏心の一方(例えば、図2における偏心122a)によって駆動され、第2のクランクアーム120bは、第2の支持体109を回転させおよび/または動かすように、クランク118の他方の偏心(例えば、図2における偏心122b)によって駆動される。2つのカム従動子、送りねじを有するカム等の支持体107、109を動かす異なる実施形態も提供できる。
また、1つ以上の実施形態において、ブラシ106a〜106bと支持体107、109との間の回転結合を実現するために、クリアランスホール(図示せず)をタンク103に形成してもよい。ベローズ等の幾何学的に適合した結合体119(図1Aおよび図2)を、そのような各ホールの周りに配置することができ、また、タンク103と支持体107、109との間に取り付けることができる。このような構成は、(1)タンク103の壁に対するスクラバーブラシ106a〜106bの相対的な動きを可能にし、(2)別なふうに該タンクの壁の該ホールを通ってタンク103の内部に入ってくる可能性がある粒子の汚染に対抗して基板Wを保護し、および/または(3)タンク103内の流体レベルが、該ホールのレベルに達するかまたは越えることを可能にすると共に、流体が該ホールを通って排出されるのを防ぐことができる。
トルクのモニタリングおよびゼロ点較正を介して一貫性のあるスクラブ力を維持すること
本発明の1つ以上の実施形態において、第1および第2のスクラバーブラシ106a〜106b(図1B)により基板W(図2)の主面にかかるスクラブ力は、ブラシ106a〜106bのスクラブ面の進行性の摩耗および/または避けがたい製造または組み立て公差によるスクラバーボックス101のコンポーネントの配置または方向性の変動にも拘わらず、一貫性を保つことができる。例えば、第1および第2の支持体107、109によって支持されている第1および第2のスクラバーブラシ106a〜106bの一方により基板Wの主面に対して通常の方向に加えられる所望量のスクラブ力Fは、予め決めることができ、また、次の等式で定義することができる。
Figure 0004616267
ただし、T(アイドル)は、スクラバーブラシ106a〜106bを基板Wに対して開(非接触)位置で回転駆動するモータ(例えば、モータ111)の軸に存在する初期トルクを表し、r(押し付け)は、ブラシ106a〜106bが基板Wの主面に対して押し付けられた後の、ブラシ106a〜106bの回転軸と基板Wの主面との間の(該ブラシの押し付けられていない半径よりも小さい)距離を表し、T(ブラッシング)は、ブラシ106a〜106bが回転して基板Wを洗浄すると同時に、ブラシ106a〜106bの軸が、該基板の主面からr(押し付け)に配設されているときの、該モータの軸のトルクを表す。
(アイドル)は、最初に、例えば、スクラバーボックス101が、使われる前に、および/または後にスクラバーボックス101の再較正が所望されたときに、測定することができる。r(押し付け)およびT(ブラッシング)に対する対の値は、(例えば、使用されるスクラバーブラシの特定のモデルに対して行う較正テストに基づいて)実験で得ることができる。
まだ基板Wの主面に接触しているブラシ106a〜106bと一致するrの最大値に相当する、基板Wの主面に対するスクラバーブラシ106a〜106bのゼロ点は、ブラシ106a〜106bが基板Wに対して動く際に、ブラシ106a〜106bを駆動する上記モータのトルクTをモニタリングしおよび/または測定することにより、見つけることができる。例えば、回転ブラシを、該回転ブラシがそこで基板Wの主面に向かって押し付けられる初期位置に設置することができ、トルクTは、該回転ブラシが基板Wから離れて戻ってくる際にモニタして、トルクTがT(アイドル)に達したときのベース113に対する各支持体107、109の位置を判断することができる。このことは、ブラシ106a〜106bと基板Wの主面との間のギャップが形成し始められた時点で起きる。代替として、回転ブラシは、該回転ブラシが、基板Wの主面から離間している初期位置に設置することができ、また、トルクTは、該回転ブラシが基板Wの方へ動く際にモニタして、トルクTがT(アイドル)のベースライン値から上昇し始めたときに、各支持体107、109のベース113に対する位置を判断することができる。このことは、ブラシ106a〜106bと基板Wの主面との間のギャップがちょうど閉じた時点で起きる。
スクラバーブラシ106a〜106bのゼロ点が一旦見つかると、それぞれの支持体107、109は、ブラシ106a〜106bの押し付けの程度に相当する量だけ、ベース113に沿って基板Wの方へ動かすことができ、従来の検査は、所望量のスクラブ力Fに相当する。例えば、スクラバーブラシ106a〜106bは、先に記載した、以前のスクラブ力較正検査で使用される該ブラシの(既知の)半径の概略寸法からr(押し付け)を減じることにより得られる所定距離の程度まで、基板Wの主面の方へ動かすことができる。用いることができる追加的なトルクモニタリング技術は、2002年10月29日に出願された、既に組み入れられた、米国特許出願第10/283,030号(代理人番号5408)に記載されている。米国特許出願第10/283,030号に指し示されているように、スクラバーボックス101は、先に記載した測定を実行するトルクモニタを含んでもよい。
ブラシローラのトーイン
本発明は、第1のブラシ106aと第2のブラシ106bとの間のトーイン角度の有利な調整も提供できる。例えば、第1のアクチュエータ115が、ベース113に対して、それぞれのアークA、Aを経由して第1および第2の支持体107、109を推進するところと反対側のタンク103の側部121(図1A)で、スクラバーボックス101は、第1の支持体107を枢動支持する、ベース113上に滑動可能に取り付けられた第1の軸受123(図2)と、第2の支持体109を枢動支持する、ベース113上に滑動可能に取り付けられた第2の軸受125(図2)とを備えてもよい。
図4に図示するように、1つ以上の実施形態において、第2のアクチュエータ129は、第1の滑動可能に取り付けられた軸受123と第2の滑動可能に取り付けられた軸受125との間で、ベース113に固定して取り付けることができる。第2のアクチュエータ129は、第1の軸受123と第2の軸受125との間の距離の正確な調整を提供でき、それにより、トーイン角度の的確な調整を提供できるように適合させることができる。従って、図4に示すように、第1および第2の軸受123、125は、(例えば、第1のブラシ106aと第2のブラシ106bとの間のトーイン角度が、第1の軸受123と第2の軸受125との間の距離と共に、増加および/または減少するように)互いに対して滑動するようにまたは往復動するように適合させることができる。
幾つかの実施形態においては、第2のアクチュエータ129は、軸受123と軸受125との間の距離を対称的に変えるように適合された送りねじ401(図4)を備えてもよい。例えば、そのような送りねじは、第1および第2の軸受123、125上の相補的なカラー403、405との連携のための左右のねじ山を備えてもよい。
適切なファスナーまたは他の保有機構(例えば、ねじ407a〜407d)を、第1および第2の軸受123、125をベース113に滑動可能に取り付けるのに使用することができる。このようなファスナーは、軸受123、125の位置調整を可能にするために緩めることができ、その上、調整された軸受位置を保有するために締め付けることができる。
ベース113に対する支持体107、109のトーイン角度調整および円滑な枢動の両方に柔軟に適応するため、第1および第2の軸受123、125を含む、支持体107、109とベース113との間の軸受のうちの幾つかまたは全ては、球面および/またはジンバル形支持面および/またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の低摩擦プラスチック材を備えてもよい。例えば、図5は、第1のおよび/または第2の軸受123、125に(および/またはスクラバーボックス101の第1のアクチュエータ115側で支持体107、109に結合する軸受128a、128b(図1A)の一方または両方に)用いることができる例示的な球面軸受127の部分断面図である。
また、追加的および/または代替のトーイン調整機構を、例えば、2002年10月29日に出願された、既に組み入れられた米国特許出願第10/283,030号(代理人番号5408)に記載されているように、用いることもできる。
回転軸受の水潤滑
加圧下の流体の流れをスクラバーブラシに注ぐことにより、スクラバータンク内の基板の主面に流体の流れを注ぐことが知られている。例えば、スクラバーブラシのモータ端部における軸方向に配置された流体入口ポートは、加圧された流体を、該ブラシの基板スクラブ面に隣接する孔を介して、該ブラシの外部の径方向に流すのに用いることができる。本発明の1つ以上の実施形態において、このような流体のスクラバーブラシへの加圧された流れは、発明のスクラバーボックス101の1つ以上の軸受を滑らかにするのに追加的に使用することができる。例えば、回転支持体130(図1B)を(例えば、スクラバーブラシボックス101の非モータ端部121に)提供することができ、また、(図6を参照して以下に説明する)1つ以上の水潤滑可能な軸受を含んでもよく、また、水圧連通路を、該水潤滑軸受と、スクラバーブラシの流体含有内部部分との間に設けてもよい。
図6は、例えば、スクラバーブラシ106aおよび/または106bの非モータ端部121(図1B)において用いることができる発明の回転支持体130の一部の断面図である。図6を参照して、回転支持体130は、回転支持体130内に形成されたエンクロージャ133内に突出する回転軸131を含む。流体ポート137は、エンクロージャ133で終点となるように、およびエンクロージャ133内への流体の流れを可能にするように、回転軸131内の軸方向に配置することができる。例えば、接続部品または他のカップリング(図示せず)を回転支持体130に結合することができ、また、流体(例えば、水)を流体ポート137に供給するのに用いることができる。本発明の一実施形態において、流体ポート137を流れる流体の全流れのうちの2〜3%は、(例えば、図6に矢印135で指し示されている該流体ポートに沿って左から右へ移動させることにより)エンクロージャ133内へ注ぐことができる。該全流れのうちの他の量も使用することができる。そらされた流体の流れは、回転支持体130内に配置された軸受139を滑らかにすることができる(例えば、該流体は、該軸受139を通して浸透させるおよび/または流すことができる)。幾つかのそのような実施形態においては、非モータ端部121における回転支持体130は、水、水をベースとする流体および/または他の種類の流体で滑らかになるように適合された1つ以上のポリマーまたはセラミックのボールベアリング141を備えてもよい。回転軸131および/または軸受ハウジング143は更に、粒子の生成の可能性を低減するために、および円滑化に使用される流体との適合性を提供するために、ポリマー/プラスチックを備えてもよい(例えば、水や他の流体を用いてもよい)。また、回転支持体130は、軸受139によって生成された何らかの粒子および/または該粒子に関連する望ましくない化学物質を取り除くために、および該何らかの粒子がタンク103(図1A)に入るのを防ぐために、潤滑流体の流れのスクラバーボックス101外への排出も提供できる。例えば、ドレイン144を、軸受139を通って、および回転軸131に沿って、タンク103の方へ流れる(例えば、図6の右から左へ)何らかの流体を、該流体がタンク103に入る前に集めて排水できるように、回転軸131を囲む回転支持体130内に形成することができる。
本発明の別の実施形態においては、回転結合部を、回転軸131の端部601において用いることができる。例えば、シリコンカーバイド面メカニカルシールまたは他の適当な回転結合部を有する「Deublin model 20211−600 rotary union」を用いることができる。
図6に示すように、カップリング体119は、回転支持体130をタンク103からシールするのに用いることができる。カップリング体119は、ベローズまたは同様の運動用シール(例えば、直線相互運動シール)を備えてもよい。固定シール(図示せず)を、参照数字603で指し示すように、カップリング体119とタンク103との間の接合部に用いることができる。
増加した直径のアイドラーローラ
図7は、基板Wを支持するおよび/または回転させるための、図1A〜図2のスクラバーボックス101内で用いることができる発明のローラ構成145の側面概略図である。図7を参照して、ローラ構成145は、アイドラーローラ147と、2つの駆動ローラ149とを含む。アイドラーローラ147の直径は、2つの駆動ローラ149の直径よりもわずかに大きく(例えば、.005〜.010インチより大きい)、該2つの駆動ローラは、幾つかの実施形態においては、直径がほぼ2.5インチである。本発明の少なくとも1つの実施形態においては、ローラ149とローラ147との間の角度は、角度θで示すような約40°の従来の角度ではなく、角度θで示すように約50°とすることができる。他の角度を用いてもよいことは理解される。
動作中、比較的大きな直径のアイドラーローラ147と、比較的小さな直径の第1および第2の駆動ローラ149とからなる上記のローラ構成145を備えるスクラバーボックスにおける基板Wの回転中には、アイドラーローラ147および第1および第2の駆動ローラ149の各々は、基板Wがアイドラー147および駆動ローラ149と共に回転する際に、基板Wの周縁部Eとの接触を、および該接触を確実に続けることを同時に実現することができる。一方、該アイドラーローラおよび駆動ローラのそれぞれの直径が、少なくとも名目上同じである1つ以上の公知の構成においては、公称の直径の前後の、製造公差内のローラ径の直径の変動は、該駆動ローラまたはアイドラーローラの一方が、基板の回転中に、該基板の縁部との接触を実現または維持することができなくする可能性がある。
1つ以上の実施形態において、本発明のより大きな直径のアイドラーローラ147が回転している基板Wの縁部Eに接触する場合、該アイドラーローラは、駆動ローラ149上の対応する縁接触領域と比較して、より大きな押し付け性を呈する可能性がある。このようなアレンジメントは、例えば、該基板の縁部とより大きな直径のアイドラーローラ147との間の接触が、該基板縁部の該駆動ローラ149のいずれかまたは両方からのずれをもたらさないようにする。
また、幾つかのこのような実施形態においておよび/または1つ以上の他の実施形態において、アイドラーローラ147は、(例えば、回転している基板Wによって伝達されるような駆動ローラ149のトルクの他に)追加的な回転トルク源を装備してもよい。例えば、アイドラーローラ147は、アイドラーローラ147および駆動ローラ149が、(例えば、アイドラーローラ147が該基板縁部に接触する滑り接触を介して、選択的な基板縁部洗浄を可能にするように)異なる速度で回転するように、別々の駆動モータ(例えば、図1Aのモータ701)を装備してもよい。幾つかのこのような実施形態においては、アイドラーローラ147は、追加的な回転トルク源に選択的に結合および/または該トルク源から分断することができる。
本発明の他の実施形態において、アイドラーローラ147および駆動ローラ149を同様のサイズにしてもよいことは、理解される。更に、該駆動ローラおよびアイドラーローラの他の構成を用いることができる。例えば、アイドラーローラ147は、駆動ローラ149間に配置してもよい。
基板回転センサ
本発明の1つ以上のさらなる実施形態において、アイドラーローラ147(および/または1つ以上の駆動ローラ149)は、毎分の回転数(rotations perminute;RPM)の測定値を提供するように適合させることができる。例えば、図8は、アイドラーローラ147の一実施形態の側面断面図である。図8に図示するように、アイドラーローラ147は、ハウジング151と、ハウジング151に埋め込まれ、かつ近接するセンサ157(例えば、ホール効果をベースとするセンサ、誘導をベースとするセンサ等)と情報をやりとりするように適合された1つ以上の磁石153とを備えてもよい。より具体的には、アイドラーローラ147が回転する際、1つ以上の磁石153は、アイドラーローラ147の回転速度に対応する速度で電気的パルスを生成するように、1つ以上の磁石153が近接するセンサ157を通るときに近接するセンサ157と情報をやりとりすることができる。幾つかのこのような実施形態において、コントローラ155は、該パルスを収容して、該パルスを該基板のRPM測定値に変換するように適合させることができる。
ローラ軸受の水潤滑
図8に更に示すように、本発明の少なくとも1つの実施形態において、アイドラーローラ147は、水潤滑軸受801を用いてもよい。例えば、インレット803を、アイドラーローラ147がその周りを回転するスピンドルハウジング805の裏側に形成することができる。インレット803は、流体(例えば、水)が、矢印807で指し示すように、軸受801の方へ移動して該軸受801を滑らかにすることを可能にする。1つ以上の駆動ローラ149を同様に構成してもよい。
幾つかの実施形態において、アイドラーローラ147は、水および/または水をベースとする流体を使用して滑らかにされるように適合された1つ以上のポリマーまたはセラミックの球面軸受を備えてもよい。アイドラーローラ147および/または軸受ハウジング151は更に、粒子の生成の可能性を低減するために、および潤滑に使用される流体との適合性を実現できるように、ポリマー/プラスチックを備える(例えば、典型的には、水だけではなく、他の流体も用いることができる)。また、軸受ハウジング151は、軸受801により生成された何らかの粒子および/または該粒子に関連する望ましくない化学物質を取り除くために、および該粒子がタンク103(図1A)に入るのを防ぐために、潤滑流体の流れのスクラバーボックス101外への排出を提供することもできる。
スロット付きローラ
図9は、本発明の別の実施形態に従って提供された駆動ローラ149のうちの1つの側面斜視図である。図9に示すように、駆動ローラ149は、複数のスロット901または駆動ローラ149の各側部に形成された他の開口を含む。図示の実施形態においては、32個のスロット901が、ローラ149の周辺部に均等に離間しており、約2.5インチの直径を有する1つのアイドラーローラの場合、約0.03インチの幅と、約0.06インチの深さとを有する。他の数および/または間隔/寸法のスロットを用いてもよい。スロット901は、好ましくは、基板Wに接触するローラ149の表面まで(またはその手前)まで伸びている。このようにして、スロット901は、基板Wとローラ149との間の保持力を増加させるように、液体が、基板Wに接触するローラ149の表面から逃げることを可能にする。また、ホールまたは他の表面の特徴部も、例えば、既に組み入れられた、2000年3月30日に出願された米国特許出願第09/580,880号(代理人番号3874)に記載されているように使用することができる。アイドラーローラ147は、スロットおよび/または他の表面特徴部と共に同様に構成することができる。
ポリマー被覆モータ軸
本発明のまた別の実施形態において、ブラシモータ111(図1A)、駆動ローラモータ(例えば、図1Aのモータ1001および1003)またはアイドラーローラ701(図1A)のうちの1つ以上の軸は、ポリマー被覆および/またはポリマーキャップを含んでもよい。このようなキャップおよび/または被覆は、基板のスクラブ中に用いられる何らかの化学物質から該モータ軸を保護することができる。例えば、図10Aは、ポリマーで覆われたモータ軸の第1の例示的な実施形態の部分断面図である。図10Aを参照して、モータ1005は、軸1007を有して示されている。ポリフェニレンサルファイド(PPS)または別の適当な材料から形成されたポリマーキャップ1009は、モータ1005の取り付けブラケット1011の周りに配置されて、該ブラケットに結合されている。適当なシール(図示せず)を、ポリマーキャップ1009をモータ1005および/または軸1007に対してシールするのに用いることができる。更に、ガスパージチャネル1013を、ポリマーキャップ1009内に形成して、窒素または同様のパージガスが軸1007の周りを流れ、流体が軸1007に移動してモータ1005の方へ流れるのを更に阻止できるようにすることができる。
図10Bは、図10Aのモータ1005に対する代替のポリマーキャップ構成を図示する。図10Bにおいて、第1のポリマーキャップまたは被覆1015は、軸延長部材1017に取り付けられ、さらに/または形成されている。また、軸延長部材1017は、(例えば、位置決めねじまたは図示しない他の適当な機構を介して)モータ軸1007に結合されている。第2のポリマーキャップ1019は、更に、第1のポリマーキャップまたは被覆1015とブラケット1011とに結合することができ、図10Aを参照して、先に記載したガスパージチャネル1013を提供するのに用いることができる。適当なシール(図示せず)を、第2のポリマーキャップ1019をモータ1005および/または第1のポリマーキャップまたは被覆1015に対してシールするのに用いることができる。
軸延長部材1017は、モータ軸1007と同じ材料(例えば、ステンレス鋼)または別の適当な材料を備えてもよい。独立した軸延長部材1017を用いることにより、より耐久性のある接着または接合プロセスを、モータ1005/モータ軸1007に対して用いる場合よりも、第1のポリマーキャップまたは被覆1015を軸延長部材1017に固着するのに用いることができる。同様に、モータ1005とは異なり、軸延長部材1017は、ポリマー堆積プロセスに直接さらして、モータ軸1007に取り付けられる。
ブラシのギャップ較正
先に記載したように、基板Wの主面にまだ接触しているブラシ106a〜106bと一致するrの最大値に相当する、スクラバーブラシ106a〜106b(図1B)の基板Wの主面に対するゼロ点は、ブラシ106a〜106bが基板Wに接触するように動く際に、ブラシ106a〜106bを駆動する上記モータのトルクTをモニタリングすることにより見つけることができる。代替の実施形態においては、ブラシ106a〜106bを駆動するモータ111のトルクをモニタリングすることにより、基板に対するスクラバーブラシのゼロ点を設ける代わりに、ブラシ106a〜106bの位置を較正するために、2つのスクラバーブラシ106a〜106bの間に「ゼロ・ギャップ」位置を定めてもよい。
図11を参照すると、ブラシギャップ較正方法1100は、次のステップを含んでもよい。本発明によれば、ブラシ106a〜106b間のギャップは、第1のブラシ106aが回転し、かつ第2のブラシ106bが静止しているが自由に回転できる間、徐々に狭めることができる。先に指し示したように、ブラシ106a〜106bは、通常は、それぞれエンコーダを含む独立したサーボモータ111によって駆動することができる。ステップ1102において、該方法が始まる。ステップ1104において、第1のブラシ106aは、低速度で駆動することができる。幾つかの実施形態においては、低速度は、ブラシ106a〜106b間の結果として生じる衝突が、ブラシ106a〜106bのいずれかを損傷させる機会を最小化するように選択される。ステップ1106において、第2のブラシ106bは駆動されておらず、第2のブラシ106bに結合された対応するモータ111は、「フリーホイーリング」状態にされており、また、対応するモータ111の該エンコーダは、モニタされている。ステップ1108において、ブラシ106a〜106b間のギャップは、増量されて狭められている。プロセス1100がステップ1108とステップ1110との間をループで結ぶ場合、駆動された第1のブラシ106aは、静止した第2のブラシ106bに最終的に接触し、該第2のブラシを接触摩擦によって回転させる。静止したブラシ106bに結合されたモータ111のエンコーダフィードバックが、静止したブラシ106bが回転していることを指し示した時点で、ブラシ106a〜106bの位置は、ゼロ・ギャップ位置として識別され、プロセス1100はステップ1112へ進む。ステップ1112においては、該ゼロ・ギャップ位置を起点として使用して、ブラシ106a〜106bを一緒に、前述したように所定量を更に駆動することにより、規定したブラシ押し付け量を実現することができる。ステップ1114において、発明の較正プロセスは終了する。
幾つかの実施形態においては、ソフトウェアによって駆動される(図1Bのコントローラ104等の)コントローラを、新しいブラシが据え付けられた後に、および/または該ブラシ間に基板がないときはいつでも、この較正プロセスを自動的に行うのに用いることができ、ブラシの摩耗は、該ゼロ・ギャップの再較正を必要とする。この較正方法には、幾つかの利点がある。追加的なセンサ、較正ツールおよび測定は必要ない。上記スクラバーボックスの内部に接触するのに人手は必要ない。ブラシの直径および他のデバイスの公差の変動は、本発明により自動的に補正される。
上記の説明は、本発明の例示的な実施形態のみを開示する。本発明の範囲内に含まれる上記の開示した装置および方法の変更例は、当業者には容易に理解できる。例えば、図1A〜図3における支持体107、109の形状は、単に例示的なものである。一実施形態において、支持体107、109は、(例えば、主にブラシの一端部から下方のベース113に向かい、ベース113に沿った後、上方の該ブラシの他端部へ伸びるように)より大きなU字状とすることができる。従って、本発明を、本発明の例示的な実施形態に関して開示してきたが、他の実施形態が、以下のクレームによって定義するような本発明の趣旨および範囲内にあることを理解すべきである。
本発明に従って提供される発明のスクラバーボックスの側面斜視図である。 本発明に従って提供される発明のスクラバーボックスの単純化した平面図である。 発明のスクラバーボックスの内部コンポーネントを示す、図1Aと比較して180°回転した部分斜視図である。 本発明による、スクラバーブラシを基板と接触させて、または基板と接触させずに配置する例示的なクランクおよびロッカー機構の部分的斜視図である。 本発明による、ブラシのトーイン角度を調整するのに用いることができる発明の軸受構成の斜視図である。 発明のスクラバーボックスで用いることができる例示的な球面軸受の部分断面図である。 本発明に従って、スクラバーブラシの端部で用いることができる発明の回転軸の一部の断面図である。 基板を支持するおよび/または回転させる、図1A〜図2のスクラバーボックス内で用いることができる発明のローラ構成の側面概略図である。 例示的な発明のアイドラーローラの側面断面図である。 本発明の別の実施形態に従って提供された例示的な駆動ローラの側面斜視図である。 本発明に従って提供された、ポリマーで覆われたモータ軸の第1の例示的な実施形態の部分断面図である。 図10Aのモータに対する代替のポリマーキャップ構成を図示する。 本発明によるブラシギャップ構造方法の実施例の実施形態を図示するフローチャートである。
符号の説明
101…スクラバーボックス、103…タンク、104…コントローラ、105…リンク機構、106a…第1のスクラバーブラシ、106b…第2のスクラバーブラシ、107…第1の支持体、109…第2の支持体、111…モータ、113…ベース、W…基板。

Claims (15)

  1. スクラバーブラシを支持するように適合されたリンク機構であって、
    ベースと、
    一つ以上の球面軸受を介して前記ベースに枢動的に結合された第1のブラシ支持体と、
    一つ以上の球面軸受を介して前記ベースに枢動的に結合された第2のブラシ支持体と、を含むリンク機構と、
    前記第1および第2のブラシ支持体により支持されたスクラバーブラシが、基板のそれぞれの主面との接触または該接触の中断をほぼ同時に実現するように、前記第1および第2の支持体を一緒に枢動させるように適合されたアクチュエータとを備え、
    前記リンク機構及び前記第1および第2のブラシ支持体は、タンクの外側に位置していると共に、前記タンク内に配置されたスクラバーブラシの端部に結合するように適合されている、装置。
  2. 前記アクチュエータが更に、基板に向かって閉じられる際に、基板のそれぞれの主面に対して、同程度の押し付けを作用させるように適合されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記アクチュエータが、クランクおよびロッカー機構を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 基板をスクラバーボックスのタンクに挿入するステップと、
    前記タンクの外部に第1および第2のブラシ支持体を提供するステップと、
    前記球面軸受を介して前記第1および第2のブラシ支持体が取り付けられるベースを提供するステップと、
    対向する第1および第2のブラシ支持体を共に、単一のアークを経て同時に枢動させて、前記第1および第2のブラシ支持体により支持されたブラシに基板を係合させるステップと、
    前記ブラシを回転させて前記基板を洗浄するステップと、を備える方法。
  5. 前記第1および第2のブラシ支持体を枢動させるステップが、各ブラシ支持体の一定量の動きが実質的に等しく、かつ物理的に連携するように、単一のアクチュエータを使用して、前記第1および第2のブラシ支持体を回転させる工程を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 基板を収容して洗浄するように適合されたタンクと、
    前記タンク内に位置するスクラバーブラシを回転可能に保持するように適合されると共にタンクの外部に配置されたブラシ支持体と、
    一つ以上の球面軸受を介して前記ブラシ支持体が枢動的に取り付けられているベースと、
    前記ブラシ支持体に保持された前記スクラバーブラシを回転させるように適合されると共に前記ブラシ支持体に取り付けられているモータと、
    前記ブラシ支持体に結合され、かつ前記スクラバーブラシが基板に係合できるように、前記ブラシ支持体を動かすように適合されたアクチュエータと、
    前記モータおよびアクチュエータに結合され、かつ前記モータにより作用されるトルクの変化に基づいて前記スクラバーブラシのゼロ点位置を見つけて、前記アクチュエータが前記ブラシ支持体を動かしているときに、前記スクラバーブラシを回転させるように適合されたコントローラと、を備える、装置。
  7. ベースと、
    第1のスクラバーブラシを回転可能に支持するように適合された第1のブラシ支持体と、
    第2のスクラバーブラシを回転可能に支持するように適合された第2のブラシ支持体と、
    前記ベースに滑動可能に取り付けられ、かつ前記第1のブラシ支持体に結合された第1の球面軸受と、
    前記ベースに滑動可能に取り付けられ、かつ前記第2のブラシ支持体に結合された第2の球面軸受と、
    前記第1の球面軸受と前記第2の球面軸受との間に配置され、かつ前記第1および第2のブラシ支持体を動かすことにより、前記第1および第2のスクラバーブラシのトーイン位置を調整するように適合されたアクチュエータと、を備える、装置。
  8. 基板を収容して洗浄するように適合されたタンクと、
    スクラバーブラシを収容するように適合された回転軸を含む回転支持体と、
    前記タンク内に配置された前記スクラバーブラシの端部に結合するように適合され、かつ前記タンクの外部に配置された少なくとも一つの支持体と、
    球面軸受を介して前記少なくとも一つの支持体が取り付けられているベースと、
    前記回転支持体に取り付けられ、かつ前記回転軸に結合された流体潤滑軸受と、を備え、
    前記回転支持体は、前記少なくとも一つの支持体に結合され、
    前記回転軸が、軸方向に配置されたプロセス流体チャネルを含み、前記流体潤滑軸受が、前記回転軸の前記プロセス流体チャネルに結合された流体潤滑入口点を含む、装置。
  9. 基板をスクラバーボックス内で回転させるように適合されたローラと、
    第1及び第2のスクラバーブラシをそれぞれ支持するように適合された第1および第2の支持体を含むリンク機構と、
    前記第1および第2のスクラバーブラシのトーインを可能にするように適合された球面軸受を介して前記第1および第2の支持体が枢動的に取り付けられているベースと、
    前記基板の規定量の回転の発生を指し示すように適合されたセンサと、
    前記センサに結合され、かつ前記基板の回転速度を判断するように適合されたコントローラと、を備える装置。
  10. スクラバーボックス内で基板を回転させるように適合されたローラと、
    ローラ支持体と、
    前記ローラ支持体に取り付けられ、かつ前記ローラに結合された流体潤滑軸受と、を備え、
    前記ローラが、軸方向に配置されたプロセス流体チャネルを含み、前記流体潤滑軸受が、前記ローラの前記プロセス流体チャネルに結合された流体潤滑入口点を含む、装置。
  11. 基板を収容して洗浄するように適合されたタンクと、
    前記タンク内に配置された第1のスクラバーブラシの端部に結合するように適合された、前記タンクの外部の第1の支持体と、
    前記第1の支持体に取り付けられ、かつ前記第1のスクラバーブラシを回転させるように適合された第1のモータと、
    第2のスクラバーブラシの端部に結合するように適合された、前記タンクの外部の第2の支持体と、
    前記第2の支持体に取り付けられ、かつ前記第2のスクラバーブラシを回転させるように適合された第2のモータと、
    前記第1および第2のスクラバーブラシのトーインを可能にするように適合された球面軸受を介して前記第1および第2の支持体が枢動的に取り付けられているベースと、
    前記第1および第2のスクラバーブラシが、前記基板との接触または該接触の中断を実質的に同時に実現できるように、クランクおよびロッカー機構を介して、前記第1および第2の支持体を、互いに向けてまたは互いに離して実質的に同時に枢動させるように適合されたブラシギャップアクチュエータと、
    前記第1および第2のスクラバーブラシ間のトーイン角度を調整するために、2つの球面軸受を、互いに向けてまたは互いに離して動かすように適合されたトーインアクチュエータと、を備えるスクラバーボックス。
  12. 前記モータが各々、駆動軸と、前記モータの各々の取り付けブラケットに結合されたポリマーキャップとを含み、
    前記ポリマーキャップが、前記駆動軸の周りに配置され、かつガスパージチャネルを含み、
    前記駆動軸が、前記ポリマーキャップを貫通して突出しており、前記ポリマーキャップが、前記スクラバーボックスからのプロセス流体が前記モータに達するのを防ぐように適合されている、請求項11に記載のスクラバーボックス。
  13. 第1の駆動ローラと、
    第2の駆動ローラと、
    アイドラーローラと、を更に備え、
    前記第1の駆動ローラ、前記第2の駆動ローラおよび前記アイドラーローラが、前記タンク内に配置されており、かつ基板を回転させるように適合されており、
    前記アイドラーローラが、前記第1および第2の駆動ローラの直径よりも大きい直径からなっている、請求項11に記載のスクラバーボックス。
  14. 前記アイドラーローラの直径が、前記ローラと前記基板との間の接触を維持するように十分大きくなっている、請求項13に記載のスクラバーボックス。
  15. 前記モータおよび前記ブラシギャップアクチュエータに結合され、かつ前記モータにより作用されるトルクの変化に基づいて前記スクラバーブラシのゼロ点位置を見つけて、前記アクチュエータが前記ブラシ支持体を動かすときに、前記スクラバーブラシを回転させるように適合されたコントローラを更に備える、請求項13に記載のスクラバーボックス。
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