JP4615147B2 - 光スペクトル検出装置及びそれを用いた分光装置とレーザ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、光スペクトル検出装置に関し、特に、エキシマレーザやF2(フッ素分子)レーザの出力光のスペクトル(波長やスペクトル幅を含む)を検出するために用いられる光スペクトル検出装置に関する。さらに、本発明は、そのような光スペクトル検出装置を用いた分光装置及びレーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の集積度の向上に伴い、露光装置の光源として、短波長のレーザ光を出力するエキシマレーザやF2(フッ素分子:molecular fluorine)レーザが注目されている。これらのレーザ装置は、露光装置の光学系における色収差を小さくするため、狭帯域なスペクトル幅を有するレーザ光を出力することが可能である。これらのレーザ装置から出力されるレーザ光の波長やスペクトル幅を所定の値に維持するために、紫外光のスペクトルを検出できる光スペクトル検出装置が使用されている。
【0003】
このような光スペクトル検出装置として、日本国特許第2997956号公報には、エタロンのような分光素子を通過した被測定光が干渉縞(フリンジ)を形成する面の近傍に配置され、入射光をその強度に応じた電気信号に変換するための複数のチャンネルを有する波長検出装置が開示されている。この波長検出装置には、例えばCCD(電荷結合素子:charge coupled device)のような撮像素子が光検出器として含まれており、この光検出器の各チャンネルの出力値に基づいてレーザ光のスペクトルの検出を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、半導体の集積度がさらに上昇する傾向にあり、露光装置用のエキシマレーザやF2レーザの出力光の波長やスペクトル幅をより高精度に調整する必要が生じている。このため、これらのレーザの出力光のスペクトルを検出する光スペクトル検出装置において、検出精度をさらに向上させることが求められている。
【0005】
ところで、光スペクトル検出装置に含まれている光検出器の複数のチャンネル間には検出感度やリニアリティ(直線性)のバラツキが存在するので、同じ光強度に対する各チャンネルの出力値は一致しないことが多い。しかしながら、先に述べた様な従来の光スペクトル検出装置においては、各チャンネルの出力値をそのまま用いて被測定光のスペクトル検出を行っていたので、複数のチャンネル間の検出感度やリニアリティのバラツキによる検出誤差が、レーザ光の波長やスペクトル幅の測定誤差となっていた。
【0006】
そこで、本発明は、被測定光のスペクトルをさらに高い精度で検出できる光スペクトル検出装置を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような光スペクトル検出装置を用いた分光装置及びレーザ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る光スペクトル検出装置は、分光素子を通過した被測定光の結像位置の近傍に配置される光検出器であって入射光をその強度に応じた電気信号に変換することにより検出信号を出力する複数のチャンネルを有する光検出器と、光検出器から出力される検出信号に基づいて検出データを出力するA/D変換手段と、A/D変換手段から出力される検出データに基づいて、光検出器の複数のチャンネル間における検出感度の差を補正した補正データを求める信号処理手段とを具備し、信号処理手段が、光検出器の複数のチャンネルごとに、光検出器の検出信号の複数のレベルに対応する複数の補正データを求めることを特徴とする
【0008】
また、本発明に係る分光装置は、入射光をその波長に応じた角度で出射する分光素子と、分光素子の出射光を結像させる結像手段と、分光素子の出射光の結像位置の近傍に配置され、分光素子に入射される光の波長又はスペクトル幅を検出するための上記の光スペクトル検出装置とを具備する。
【0009】
さらに、本発明に係るレーザ装置は、所定の波長とスペクトル幅とを有するレーザ光を発生するレーザ発振器と、レーザ発振器から入射される入射光をその波長に応じた角度で出射する分光素子と、分光素子の出射光を結像させる結像手段と、分光素子の出射光の結像位置の近傍に配置され、レーザ発振器が発生するレーザ光の波長又はスペクトル幅を検出するための上記の光スペクトル検出装置とを具備する。
【0010】
上記構成によれば、光スペクトルの測定において、光検出器の複数のチャンネルから出力される検出信号を複数のチャンネル間の検出感度やリニアリティのバラツキに基づいて補正して被測定光のスペクトル検出を行うので、光検出器の複数のチャンネル間の検出感度やリニアリティのバラツキによる検出誤差を低減し、被測定光の波長やスペクトル幅を高い精度で求めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基いて本発明の実施の形態について説明する。なお、同一の構成要素については同一の参照番号を付して、これらの説明を省略する。また、以下の諸数値は、本発明の実施形態の説明を簡単にするために用いられており、別の数値に変更されても良い。
【0012】
図1に、本発明の一実施形態に係る光スペクトル検出装置の構成を示す。この光スペクトル検出装置は、エキシマレーザ光やF2(フッ素分子:molecular fluorine)レーザ光のような紫外光のスペクトルを検出するのに適している。
光スペクトル検出装置100は、エタロンのような分光素子を通過した被測定光が干渉縞(フリンジ)を形成する面の近傍に配置されるイメージセンサ(光検出器)1を含んでいる。イメージセンサ1としては、例えば、CCD(電荷結合素子:charge coupled device)のような撮像素子が用いられる。イメージセンサ1は、入射光をその強度に応じた電気信号に変換することにより検出信号を出力する複数(本実施形態においては256個)のチャンネルCH0〜CH255を有している。これらのチャンネルは、被測定光の干渉縞の形成面に平行な1つの方向に沿って1列に配列するように設けられている。イメージセンサ1は、電源回路2から電源が供給され、駆動回路3によって駆動されると、複数のチャンネルCH0〜CH255においてそれぞれ生成された複数の検出信号を順次出力する。
【0013】
イメージセンサ1から出力された検出信号は、増幅回路4によって所定の増幅率で増幅され、A/D変換器5に入力される。A/D変換器5は、増幅回路4から入力された検出信号を、例えば12ビットの分解能(0〜4095)を有するデジタル信号に変換し、検出データとして信号処理部6に順次出力する。
【0014】
信号処理部6は、基準光を測定した際にA/D変換器5から出力される検出データを、初期データとして出力回路10に供給する。また、信号処理部6は、被測定光を測定した際にA/D変換器5から出力される検出データを、イメージセンサ1の複数のチャンネル間における検出感度やリニアリティのバラツキを補正した補正データに変換して出力回路10に供給する。出力回路10は、初期データや補正データを外部に出力する。
【0015】
最初に、信号処理部6において使用される補正データを求める際には、出力回路10にCPU(中央演算処理装置:central processing unit)20が接続される。CPU20は、基準光を測定した際に出力回路10から出力される初期データに基づいて、後で詳しく述べる方法を用いて補正データを作成し、信号処理部6に供給する。その後は、信号処理部6が、被測定光を測定して得られる検出データを補正データに変換することにより、イメージセンサ1の複数のチャンネル間における検出感度やリニアリティのバラツキを補正することができる。
【0016】
図2に、信号処理部6の具体的な構成例を示す。信号処理部6は、補正データを記憶するためのフラッシュメモリ7と、フラッシュメモリ7に補正データを書込む補正データ書込み回路8と、A/D変換器5から出力される検出データをアドレスとして用いて、補正データを読み出すためにフラッシュメモリ7にアクセスするアドレス回路9とを含んでいる。
【0017】
フラッシュメモリ7に補正データを書き込む際には、補正データ書込み回路8にCPU20が接続され、イメージセンサのチャンネルごとの補正データが供給される。補正データ書込み回路8は、これらの補正データを、イメージセンサのチャンネルごとに定められたフラッシュメモリ7の所定のアドレスに書き込む。
【0018】
本実施形態においては、フラッシュメモリのアドレスの一部が、イメージセンサのチャンネル番号に相当し、フラッシュメモリのアドレスの他の一部が、記憶すべき補正データに対応する検出データに相当している。従って、イメージセンサのチャンネル番号とそのチャンネルから得られた検出データとによってフラッシュメモリのアドレスが定まると、そのアドレスに記憶されている補正データを読み出すことにより、即座に補正データが求められる。
【0019】
ここで、フラッシュメモリに対する補正データの書込み及び読出し動作の一例について、詳細に説明する。
図3に、フラッシュメモリにおけるアドレスの設定例を示す。例えば、イメージセンサのチャンネルCH0については、検出データ(0000〜4095)にそれぞれ対応するアドレス(0000000〜0004095)が設定されている。同様に、イメージセンサのチャンネルCH255については、検出データ(0000〜4095)にそれぞれ対応するアドレス(2550000〜2554095)が設定されている。ここで、アドレスの7桁の数値において、上位3桁の数値は、その検出データが得られたチャンネルの番号を表し、下位4桁の数値は、検出データそのものを表している。
【0020】
基準光を測定した際には、計算により求められた補正データが、フラッシュメモリのそれぞれのアドレスに書き込まれる。
図4に、イメージセンサのそれぞれのチャンネルについて、補正データの設定例を示す。ここでは、チャンネルCH0の検出データ(0000〜4095)に対して一律に+5の補正がされ、アドレス(0000000〜0004095)に補正データ(0005〜4095)が書き込まれる。以下、チャンネルCH1に対しては一律に+10の補正がされ、CH255に対しては一律に+100の補正がされて、それぞれのアドレスに補正データが書き込まれる。なお、ここでは補正データの最大値を4095としている。
【0021】
被測定光を測定した際には、測定により求められた検出データに基づいて、フラッシュメモリのそれぞれのアドレスに記憶されている補正データが読み出される。
再び図2を参照すると、アドレス回路9は、イメージセンサのチャンネル番号とA/D変換器5から出力される検出データそのものとの組合せをアドレス情報として用いて、フラッシュメモリ7にアクセスする。これにより、フラッシュメモリ7の当該アドレスに記憶されている補正データが、出力回路10に供給される。なお、アドレス回路9において、A/D変換器5から出力される検出データをデコードすることによりアドレス情報を得るようにしても良い。
【0022】
次に、図5及び図6を参照しながら、フラッシュメモリに記憶する補正データの具体的な取得方法について説明する。
先ず、強度の均一なプロファイルを有する光源を用いて、イメージセンサの全チャンネルCH0〜CH255を露光する。なお、この光源は、紫外光を発生するものでも良いし、可視光を発生するものでも良い。
【0023】
CCD等のイメージセンサの出力値は、入射光の光量、即ち、入射光の強度と露光時間との積に比例する。このため、強度の均一な光を用いて複数の露光時間についてイメージセンサの複数のチャンネルの出力値を補正することにより、様々な強度の入射光に対してイメージセンサの複数のチャンネルの出力値を均一化することが可能である。
【0024】
そこで、本実施形態においては、イメージセンサの出力値が飽和しないような複数の露光時間T1、T2、・・・、Tk(T1<T2<・・・<Tk:kは2以上の整数を表す)において、イメージセンサのチャンネルCH0〜CH255の出力レベルを計測し、これらに基づいて得られた検出データを記憶する。これにより、図5に示すように、チャンネルCH0〜CH255のそれぞれについて、露光時間と検出レベルとの対応関係が把握される。
なお、このような計測を繰り返して行い、露光時間T1、T2、・・・、Tkごとに、計測された検出レベルの平均値を求めても良い。このようにすれば、検出レベルの計測におけるバラツキを低減することができる。
【0025】
次に、チャンネルCH0〜CH255のそれぞれについて、露光時間と検出レベルとの間の関係を一本の曲線で近似する。ここでは、例として、直線で近似する場合について説明する。この近似直線を、次式(1)で表す。
Yi=Ai・Tj+Bi ・・・(1)
(i=0、1、・・・、255、 j=1、2、・・・、k)
ここで、各記号は以下の値を表す。
Tj:それぞれの露光時間
Yi:番号iのチャンネルの検出レベルの近似値
Ai:番号iのチャンネルの近似直線の傾き
Bi:番号iのチャンネルの近似直線の切片
式(1)における定数Ai及びBiの値を求めるには、例えば、最小自乗法を用いれば良い。
【0026】
次に、1つのチャンネルの検出レベルを基準として、他のチャンネルの検出レベルを補正する方法について説明する。ここでは、例として、チャンネルCH128の検出レベルを基準とする。また、検出レベルは、12ビットで表示されるものとする。
以下においては、露光時間として、チャンネルごとの値Tiを考える。
Yi=Ai・Ti+Bi ・・・(2)
式(2)を変形すると、次式(3)が得られる。
Ti=(Yi−Bi)/Ai ・・・(3)
ここで、チャンネルCH0〜CH255のそれぞれについて、検出レベルYiとして複数の数値Y=0、1、・・・、4095を、式(3)に順次代入する。
これにより、複数の検出レベルにそれぞれ対応する複数の露光時間Ti(Y)、即ち、Ti(0)、Ti(1)、・・・、Ti(4095)が求められる。
【0027】
例えば、チャンネルCH1において得られた検出レベルY1に対し、対応する露光時間T1(Y1)の値が求められる。チャンネルCH1の検出レベルをチャンネルCH128の検出レベルと同一となるように補正するためには、この露光時間T1(Y1)に対応するチャンネルCH128の検出レベルを式(2)に基づいて求めれば良い。即ち、チャンネルCH1における補正後の検出レベルをYc1とすると、次式が成立する。
Yc1=A128・T1(Y1)+B128
一般に、番号iのチャンネルの検出レベルをチャンネルCH128の検出レベルと同一となるようにするには、番号iのチャンネルの検出レベルYiを次式のように補正して、補正後の検出レベルYciを求めれば良い。
Yci=A128・Ti(Yi)+B128 ・・・(4)
【0028】
このようにして補正された検出レベルは、チャンネルごとに異なる直線で近似される検出感度やリニアリティを、基準となるチャンネルCH128の近似直線で表される検出感度やリニアリティに統一したのと等価である。なお、チャンネルCH128を基準とするかわりに、理想的な入出力特性を表す曲線(例えば、原点を通る直線)を基準として用いても良い。
【0029】
図6に示すように、チャンネルごとの複数の検出データ(0〜4095)にそれぞれ対応する複数の補正データは、フラッシュメモリにおいてチャンネル番号と検出データとの組合せで決定されるアドレスに対応して記憶され、補正テーブルを構成する。
【0030】
本実施形態によれば、イメージセンサの複数のチャンネルにおける検出感度やリニアリティが補正により統一されるので、強度の均一な光を全チャンネルに入射したときに、出力されるデータが同じ値となる。これにより、被測定光の波長やスペクトル幅を高い精度で検出することができる。
【0031】
次に、図7を参照しながら、本発明の一実施形態に係る分光装置について説明する。なお、この分光装置が真空紫外光(例えば、ArF(アルゴン・フッ素:argon fluoride)エキシマレーザ光、F2レーザ光)用である場合には、動作前にその内部を真空引きするか、又は、乾いた窒素ガスを用いてパージすることが望ましい。
【0032】
図7に示す分光装置は、入射光を散乱させるための磨り硝子40を有する。磨り硝子40を通過した光は、入射光の中から目標の波長を有する光を取り出すのに用いられるエタロン41に入射する。
【0033】
エタロン41は、互いに対面するように配置されたエタロン板42、43を有する。エタロン板42、43の間には、これらの間に空隙を形成するためのスペーサ44、45が設けられている。なお、この分光装置が真空紫外光用である場合には、エタロン板の材料として、螢石(CaF2)や、フッ素がドープされた合成石英等が用いられ、スペーサの材料として、フッ素がドープされた合成石英や、熱膨張係数の小さいセラミックガラス等が用いられる。
【0034】
エタロン41及び集光レンズ46を順に通過した光が干渉縞(フリンジ)IFを形成する面の近傍には、先に述べた様な構成を有する光スペクトル検出装置47が配置されている。光スペクトル検出装置47は、検出した光のスペクトルに関するデータを、CPU等で構成されるデータ処理装置50に出力する。データ処理装置50は、入力されたデータに基づいて、入射光の波長やスペクトル幅を求めて表示する。
【0035】
次に、図8を参照しながら、本発明の一実施形態に係るレーザ装置について説明する。なお、このレーザ装置がArFエキシマレーザ装置又はF2レーザ装置である場合には、動作前にその内部を真空引きするか、又は、乾いた窒素ガスを用いてパージするのが望ましい。
【0036】
図8に示すレーザ装置は、放電により励起して真空紫外光を発生させるレーザ媒質を収容するレーザチャンバ60を有する。このレーザ装置がArFエキシマレーザ装置又はF2レーザ装置である場合には、フッ素分子を含む混合ガスがレーザ媒質として用いられる。レーザチャンバ60内で発生した光は、窓61又は62を通してレーザチャンバ60の外に出る。窓61及び62は、レーザチャンバ60を貫く光軸と所定のブリュスタ角を為すように、レーザチャンバ60に設けられている。このようにして、レーザチャンバ60内で発生した光が窓61又は62から反射されることによる損失を防いでいる。
【0037】
レーザチャンバ60から窓61を通して出射された光は、コントローラ70からドライバ71を介して設定される波長を有する入射光のスペクトル幅を目標値まで狭めるための狭帯域モジュール63に入射する。窓61及び狭帯域モジュール63を順に通過した光は、全反射鏡64により狭帯域モジュール63に向けて反射される。一方、レーザチャンバ60から窓62を介して出射された光の一部は、部分反射鏡65によりレーザチャンバ60に向けて反射され、残りは部分反射鏡65を通過する。
【0038】
全反射鏡64及び部分反射鏡65は、目標の波長を有する光を共振させるための構造がそれらの間に形成されるように配置されている。レーザチャンバ60内で発生した光の一部は、全反射鏡64と部分反射鏡65との間を往復しながら、レーザチャンバ60を通過するごとに増幅され、狭帯域モジュール63においてそのスペクトル幅を目標値にまで狭められる。
【0039】
部分反射鏡65を通過した光は、波長及び位相の揃ったレーザ光L1としてビームスプリッタ66に入射する。ビームスプリッタ66に入射したレーザ光L1の一部は、ビームスプリッタ66を通過して出力され、残りは、ビームスプリッタ66によって反射され、さらに、ビームスプリッタ67に入射する。ビームスプリッタ67は、コントローラ70によって制御される参照光源68から入射する参照光L2を、ビームスプリッタ66によって反射されたレーザ光L1の進行方向と平行な方向に向けて反射する。参照光源68から出力される参照光L2は、既に知られたスペクトル分布を有しており、レーザ光L1の波長を求める際の基準となる。
【0040】
ビームスプリッタ67を通過したレーザ光L1と、ビームスプリッタ67から反射された参照光L2とは、先に述べた様な構成を有する分光装置69に入力される。分光装置69に含まれる光スペクトル検出装置の出力データは、コントローラ70に入力される。コントローラ70は、レーザ光L1を測定した際の出力データと参照光L2を測定した際の出力データとを比較することにより、レーザ光L1の波長やスペクトル幅を求め、これに基づいてドライバ71を介して狭帯域モジュール63を制御する。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、光スペクトルの測定において、光検出器の複数のチャンネル間の検出感度やリニアリティのバラツキによる検出誤差を低減し、被測定光の波長やスペクトル幅を高い精度で求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光スペクトル検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の信号処理部の具体的な構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のフラッシュメモリにおけるアドレスの設定例を示す図である。
【図4】図2のフラッシュメモリにおける補正データの設定例を示す図である。
【図5】光スペクトル検出装置の各チャンネルにおける露光時間と検出レベルとの関係を示す図である。
【図6】図2のフラッシュメモリに記憶される補正テーブルの構成例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る分光装置の構成を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るレーザ装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ
2 電源回路
3 駆動回路
4 増幅回路
5 A/D変換器
6 信号処理部
7 フラッシュメモリ
8 補正データ書込み回路
9 アドレス回路
10 出力回路
20 CPU
40 磨り硝子
41 エタロン
42、43 エタロン板
44、45 スペーサ
46 集光レンズ
47 光スペクトル検出装置
50 データ処理装置
60 レーザチャンバ
61、62 窓
63 狭帯域モジュール
64 全反射鏡
65 部分反射鏡
66、67 ビームスプリッタ
68 参照光源
69 分光装置
70 コントローラ
71 ドライバ
100 光スペクトル検出装置

Claims (8)

  1. 分光素子を通過した被測定光の結像位置の近傍に配置される光検出器であって、入射光をその強度に応じた電気信号に変換することにより検出信号を出力する複数のチャンネルを有する前記光検出器と、
    前記光検出器から出力される検出信号に基づいて検出データを出力するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段から出力される検出データに基づいて、前記光検出器の複数のチャンネル間における検出感度の差を補正した補正データを求める信号処理手段と、
    を具備し、前記信号処理手段が、前記光検出器の複数のチャンネルごとに、前記光検出器の検出信号の複数のレベルに対応する複数の補正データを求めることを特徴とする光スペクトル検出装置。
  2. 前記信号処理手段が、
    補正データを記憶するためのメモリと、
    前記メモリに補正データを書込む書込み回路と、
    前記A/D変換手段から出力される検出データをアドレスの一部として用いて、前記A/D変換手段から出力される検出データに対応する補正データを読み出すために前記メモリにアクセスするアドレス回路と、
    を含む、請求項1記載の光スペクトル検出装置。
  3. 前記信号処理手段が、
    補正データを記憶するためのメモリと、
    前記メモリに補正データを書込む書込み回路と、
    前記光検出器に含まれるチャンネルの番号をアドレスの一部として用いて、前記光検出器の複数のチャンネルにそれぞれ対応する複数の補正データを順次読み出すために前記メモリにアクセスするアドレス回路と、
    を含む、請求項1又は2記載の光スペクトル検出装置。
  4. 入射光をその波長に応じた角度で出射する分光素子と、
    前記分光素子の出射光を結像させる結像手段と、
    前記分光素子の出射光の結像位置の近傍に配置され、前記分光素子に入射される光の波長又はスペクトル幅を検出するための請求項1〜のいずれか1項記載の光スペクトル検出装置と、
    を具備する分光装置。
  5. 前記分光素子がエタロンを含む、請求項記載の分光装置。
  6. 所定の波長とスペクトル幅とを有するレーザ光を発生するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から入射される入射光をその波長に応じた角度で出射する分光素子と、
    前記分光素子の出射光を結像させる結像手段と、
    前記分光素子の出射光の結像位置の近傍に配置され、前記レーザ発振器が発生するレーザ光の波長又はスペクトル幅を検出するための請求項1〜のいずれか1項記載の光スペクトル検出装置と、
    を具備するレーザ装置。
  7. 前記レーザ光の波長を求める際の基準となる波長を有する光を出力する基準光源をさらに具備する請求項記載のレーザ装置。
  8. 前記レーザ発振器が、エキシマレーザ発振器又はF(フッ素分子)レーザ発振器を含む、請求項又は記載のレーザ装置。
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