JP4615033B2 - 伸縮性雨押え材料の設置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、窓やドアなど建造物における開口部を介した水の侵入を防ぐ水切り用途の使用に適した伸縮性材料、およびかかる材料を設置するための方法に関する。
関連技術の説明
水の侵入からの保護を提供する建造物における開口部に設置される材料は水切りとして知られている。雨押え材料は剛性および撓み性の材料として利用可能である。剛性の雨押え材料は予備形成されてから建設現場に設置される場合が多い。時々剛性の水切りは現場で形成される。剛性の水切りは建造物の変化に十分に適応せず、補助的なコーキング、シーリング、またはテーピングに依拠し、水の侵入に対するバリアを提供する必要がある。撓み性の雨押え材料は、時々水切りテープまたは水切りペーパーと呼ばれるが、建造物の骨組みや野地を覆うことによる保護を提供する。撓み性の雨押え材料は一次構造支持材用の基礎骨組みに依拠する。撓み性の雨押え材料による窓または他の開口部を水切りするための現在の一部の方法は、一般的に一部の水切り部材をサイズ決めする切断と切り分け、および部分的に窓の開口部に窓を設置する前に開口部を密閉するオーバーラッピングを含む。かかる方法は建造物の開口部に十分に適合させる時間と技術を必要とする。こうした水切りの在来の形式は、円形または一部の他の非標準形状である開口部における使用の適応性を欠き、そのため継ぎ目や重複部分に裂け目が生じて水の侵入につながることがある。したがって、技術を比較的必要としない現場で使用でき、さまざまな形状の開口部に適合性があるとともに、優れた耐水性を提供する雨押え材料の必要がある。また、かかる雨押え材料は基礎となる建造物の骨組みに対する保護の改善を提供するため、窓の表面(例えば仕切り目地において)を通じて侵入しうる偶発的な水の排水を可能にする窓の設置方法を使用し、建造物の湿損に対する追加の保護を提供することができる。
本発明の水切り方法および材料は、窓、ドア、煙突、電気接続機器または配管など建造物における開口部の底部および側面の複雑な、多面の、二次元または三次元の形状を包む単純な水切りを可能にする。雨押え材料は、粗い開口部の内部(特に底部の土台や角)を覆うように設置され、窓の角の骨組みおよび/または野地の外面に伸縮されて折り畳まれることを可能にし、窓の粗い開口部の角の継ぎ目のない三次元の覆いを形成する伸縮復元性特性を有する。「窓」という語は本開示において時々用いられるが、これは一般に水切りが水の侵入を防ぐために有用である建造物における開口部を含むように意図されていると理解される。
雨押え材料は弾性、適合性、撓み性の耐水性シートである。雨押え材料は弾性、適合性、撓み性の耐水性ギャザー加工積層板でもありうる。雨押え材料はエラストマーストランドまたはプリーツ加工によるなどの手段によりギャザー加工されることが好ましい。積層板のギャザー加工は、織または不織に関係なく弾性シートまたは第1層と第2層との間に挟まれた弾性ネットを提供することによっても達成することができる。また、雨押え材料はエラストマー材でのステッチボンディングによりギャザー加工することができる。好ましい実施態様において、水切りは伸縮復元可能であり、それが設置時に伸縮しすぎた場合は、縮んで窓部との十分な適合を形成し、表面上にバックルで留めるような過剰な材料を残すことなく、プーリングまたは収集により認められる水の侵入を可能にする。
別の態様において、本発明は伸縮復元性雨押え材料を用いて窓およびドアを水切りするための方法にも関する。この窓の水切りの方法は、偶発的な水の排水用経路を作成するた
めに窓の粗い開口部底部の角および土台の継ぎ目のない三次元の被覆および粗い開口部との窓の密閉を含む。これはコーキングまたは一部の他の適切な密閉による底部の角および土台の非密閉により達成される。粗い開口部の被覆は粗い開口部のわき柱まで部分的にまたは完全に及ぶ。排水は雨押え材料により被覆された粗い開口部の底部とわき柱(側面)を有する組合せにより提供され、その位置へシーラントを適用することによっては提供されない。
一実施態様において、本発明はシート材の第1層と第2層との間に挟まれたエラストマーストランドのアレイを含む雨押え材料として使用するための伸縮復元性積層板を含む。積層板は細長い状態で張力下にエラストマーストランドと集合し、層はホットメルト接着剤を用いて結合される。積層化の後、エラストマーストランドに対する張力は除去され、エラストマーストランドの復元力は積層板のギャザーとなる。積層板は100〜200%の伸びおよび伸縮復元が(延び長さ−復元長さ)/(延び長さ−最初の長さ)*100で測定される場合に少なくとも90%の伸縮復元を有することが好ましい。
第1層は不織布またはフィルムを含み、他の建築材料(例えばコーキング材やシーラント)との統合のために建造物や適合性表面の鋭い縁等の周りに設置されるときに積層板の引裂きを防ぐために必要な強靭性および耐久性を提供する。第1層は雨押え材料の外面、すなわち、設置されたときに建造物から離れた表面を形成する。積層板は最小限の表面毛羽立ちを示し、設置時の取扱いに際しての層間剥離に対する高い抵抗を有するべきである。第1層は通気性(蒸気浸透性)または非通気性(非蒸気浸透性)であることができ、水が接着層と接触することから防ぐために十分な耐水性を有するべきである。第1層は、少なくとも10インチ(25.4cm)、さらに好ましくは、少なくとも40インチ(101.6cm)の静水ヘッド(ハイドロヘッド)を有する不織層であることが好ましい。接着層の初期接着強さが水分の存在下に増大する場合には、第1層が通気性であり、例えば有孔フィルムまたは通気性不織であることが望ましいとみられる。第1層は十分に閉鎖し(不浸透性)、ホットメルト接着剤を含有する構造を有し、接着剤が層を介して積層板の外面に延びることがないようにすべきである。第1層における使用に適した不織層の例として、不織ポリプロピレンシートおよびポリエチレンシートなど不織オレフィンシートが挙げられる。また、ポリエステル、ナイロンまたはポリエチレン/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステルおよびポリプロピレン/ポリエステルのバイコンポーネントも用いることができる。第1層は、耐水性を改善し、補助的なコーキング材やシーラントとの適合性を改善し、または要すれば、印刷時にインク許容性を増強するために、押出フィルムまたはコーティングラッカーの層で局所的に処理またはコーティングしうる。
一実施態様において、第1層は0.6〜3.0oz/yd2(20.3〜102g/m2)の坪量を有するエンボスドクレープフラッシュスパン高密度ポリエチレンシートである。シートは1.2〜1.4oz/yd2(40〜48g/m2)の坪量を有することが好ましい。かかるシートの例が、デラウェア州ウィルミントンのE.I.du Pont de Nemours and Company(DuPont)により製造されたTyvek(登録商標)フラッシュスパンポリエチレンである。フラッシュスパン不織プレキシフィラメントフィルムフィルビルシートの調製は、スチューバーの米国特許第3,169,899号に記載されており、これは参考として本明細書中で援用される。シートは、参考として本明細書中で援用される米国特許第5,972,147号に記載されているものなど熱カレンダーボンダーを用いて結合しエンボスされうる。熱カネンダーボンダーステップの使用により層間剥離強さの高い不織シートが提供される。不織シートは少なくとも0.08lb−インチ(0.9N−cm)の層間剥離強さを有することが好ましく、少なくとも0.25lb−インチ(2.8N−cm)の層間剥離強さを有することがさらに好ましい。あるいは、シートはシート内に低い接着区域を提供し、より適合性にし、最終積層板内のエラストマーストランドでより容易にギャザー加工されるポイントボンダーを用
いて結合しエンボスしうる。ポイント接着およびフラッシュスパンシートを柔軟加工するための方法は、デンプシーの米国特許第3,427,376号およびデンプシーらの米国特許第3,478,141号に記載されており、その各々が参考として本明細書中で援用される。クレーピングステップはフラッシュスパンシートを柔軟加工し、最終積層板内のエラストマーストランドでギャザー加工されるのに十分に撓み性を与える。
フラットスパン接着繊維シートをクレーピングするための好ましい方法が図1に示されており、参考として本明細書中で援用される米国特許第4,090,385号に完全に記載されている。この方法によれば、フラットシート50が供給ロール(図示せず)からフラット表面または溝付き表面のいずれかを有するメインロール52に供給される。一次表面54がフラットシート50をメインロール52に対してプレスする。メインロールは100〜120度Fの温度で維持されることが好ましい。プレッシャープレート59がフラットシート50に一定の圧力をかける。クレーピングブレードがフラットシートの経路の前に位置している。フラットなクレーピングブレードがフラットロールとともに用いられ、コーマブレードが溝付きロールとともに用いられる。図1に示されているように、クレーピングブレード55がコーミングされている場合、コーマ57の各々の歯56はメインロール52の表面上の溝58の1つの中に延びる先端部を有する。
フラットシート50が一次表面54の端を通過した後、シートはシート50を減速させ、シートを一箇所に集めさせて波状の溝付きシート60を形成するコーマ57の歯の中に達する。波状の溝付きシート60の波の幅(稜からくぼみまで)と波の長さは、メインロール52の表面と撓み性のリターダ62との間隔の量およびクレープブレード55と撓み性のリターダ62との間隔により最初に測定される。溝付きシート60における波の幅と長さはさらにテイクアップロール(図示せず)の速度を調節することにより調節される。テイクアップロールの速度は供給ロールとメインロール52の速度の一部分、好ましくは約50%である。テイクアップロールの速度が供給ロールとメインロールの速度に近づくと、溝付きシートにおける波の幅は小さくなり、波の長さは長くなる。シート60の波の幅68は約0.2mm〜3.0mmであることが好ましく、シート60の波の波長69は約2mm〜約8mmであることが好ましい。任意に、クレープシートが巻き込まれる前に、回転ロールを用いてクレープの大半を取り出すため、結果として生じるクレープのレベルは約10%となる。これはその後のシートの取扱いを容易にする。
第2層は第1層と同じでありうるが、非通気性の耐水性ポリマーフィルムを含むことが好ましい。コーティングされた不織がエラストマーストランドのアレイによりギャザー加工されるに十分に撓み性であるという条件で、ポリマーフィルムなど耐水性の層でコーティングされている不織シートも用いることができる。ポリマーフィルム層はエラストマーフィルムを含みうる。第2層は水の侵入を防ぐために必要な耐水性を提供する。水の侵入は、建造物の外部の洗浄に際して遭遇しうるような石鹸または界面活性剤溶液に曝されるときに阻止されることが特に重要である。好ましい実施態様において、第2層は厚さが約1.1〜2.0ミル(0.03〜0.05mm)の低密度のポリエチレンまたは線低密度のポリエチレンフィルムである。フィルムの厚さは約1.1〜1.5ミル(0.03〜0.04mm)であることがさらに好ましい。第2層として有用な他のポリマーフィルムとして、酢酸エチレンビニル、高密度ポリエチレン、DuPont Dow Elastomersから入手可能なEngage(登録商標)などエチレンアルファ−オレフィンコポリマー、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、Shell Chemical
Companyから入手可能なKraton(登録商標)コポリマーなどスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)ブロックコポリマー、Hytrel(登録商標)(DuPont)、Pebax(登録商標)ポリエステル(ペンシルベニア州フィラデルフィアのATOFINA Chemicals,Inc.から入手可能)またはポリウレタンで製造される通気性フィルム、もしくはマイクロポーラスPTFEもしくはポリオレフィンフ
ィルムもしくはその混合物が挙げられる。通気性、破壊抵抗性および高弾性であるHytrel(登録商標)フィルムまたはPebax(登録商標)フィルムは、所望の雨押え材料が通気性であるべきとき第2層として好ましい。
第1層と第2層の両方は撓み性であり、エラストマーストランドの復元力によりギャザー加工されるに十分に低い係数を有する必要がある(すなわち堅すぎてはならない)。フィルム層の堅さの1つの尺度は割線係数である。本発明において有用なフィルムは約40,000psi(2800kg/cm2)未満の割線係数を有することが好ましい。不織層の撓み性またはドレープ性の尺度はハンドル−O−メーター剛度である。本発明の積層板において用いられる不織シートは約160グラム(g)未満のハンドル−O−メーター剛度を有することが好ましい。第1層と第2層の両方は紫外線に対して安定であり、カーボンブラック等の添加剤を含有し、紫外線による劣化に対するその耐性を改善しうることが好ましい。
エラストマーストランドのアレイが第1層と第2層との間の機械の方向で整列し、横方向のストランド間の間隔はインチあたり2〜8ストランド(cmあたり0.8〜3.1ストランド)であり、好ましくはインチあたり2〜6ストランド(cmあたり0.8〜2.4ストランド)である。エラストマーストランド材はスパンデックスなどエラストマー繊維を含むことが好ましい。本明細書中で用いられる「スパンデックス」という用語はその在来の意味を有し、すなわち繊維形成物質が少なくとも85%のセグメントポリウレタンからなる長鎖合成ポリマーである人造繊維または細糸である。「エラストマー繊維」により100%以上の破壊伸びを有し、伸縮し剥離されると、実質的にその最初の長さに迅速にかつ強制的に縮む短繊維または長細糸が意味される。かかる繊維として、ゴム繊維、スパンデックス、ポリエーテルエステル繊維、エラストエステルが挙げられるが、これらに限定されず、他の非エラストマー繊維で覆うことができ、または裸(覆いのない)であってもよい。好ましいスパンデックスが、デュポンから入手可能な600〜1300dtex(540〜1170デニール)の線密度を有するLycra(登録商標)スパンデックスである。低い線密度を有するスパンデックスは、伸縮力が積層板をギャザー加工し、約100〜200%、好ましくは130%〜200%の伸びが可能である積層板を形成するに十分である限り用いることができる。ストランドの数と線密度は最終の積層板において所望の特性を示すように選択される。積層板幅の比較的大きい数のインチあたりのストランドは積層板の表面を比較的平滑にかつ美的に魅力的に保つ。スパンでクスは、90dtexの低さから1600dtexまで(81〜1440デニール)の線密度を有しうる。ストランドの数は、ストランドの復元力および/または第1層と第2層の剛度によって変動しうる。
本発明の積層板は、図2に示したように、高速、例えば300〜600fpm(91〜183mpm)、狭い幅、積層マシンを用いて第1層と第2層およびエラストマーストランド材のアレイを結合することにより製造することができる。第1シート層20は供給ロール22から供給され、接着剤アプリケータ28およびニップロール24と24’により形成されるニップ25の方向へ向って所定の速度で供給される。エラストマーストランド26のアレイは、積層化工程中に機械の方向で整列し、伸縮状態、好ましくは約200%〜300%の機械の方向の張力下にある。エラストマーストランドは第1層と第2層をギャザー加工するに十分に伸縮されるべきであるが、エラストマーストランドが破断して工程の中断を引き起こすほど伸縮されるべきではない。ホットメルト接着剤など接着剤が接着剤アプリケータ28を用いて適用される。適切な接着剤アプリケータの例はスプレコータおよびスロットコータである。ホットメルト接着剤はホットリザーバ内に融解状態で保持し、そこからダイオリフィスを介してポンピングして第1層と第2層の1つまたは両方に加えることができる。図2に示した実施態様において、接着剤はエラストマーストランド26のアレイを介して第1層20の上に噴霧される。第1層がフラッシュスパン高密度
ポリエチレンシートであり、第2層が線低密度ポリエチレンフィルムである好ましい実施態様において、接着剤は高温に対する十分な抵抗性を有し、まず層に衝突するときにホットメルトからの熱に十分に耐えるフラッシュスパン高密度ポリエチレンシートに適用されることが好ましい。第1シート層とエラストマーストランドのアレイは、逆回転ニップロール24と24’により形成されるニップ25の方向へ向って供給ロール32から供給される第2層30と接触するに至る。第1層と第2層はロールニップにおける伸縮エラストマーアレイおよびホットメルト接着剤と強制的に直接接触し、第1シート層と第2シート層との間に挟まれた伸縮エラストマーストランドとともに伸張積層板34を形成する。張力は伸長ロール36を通過するまで積層板上に維持される。これによりホットメルト接着剤が冷却され、機械の方向の張力が解放される前にそれぞれの層が接着される。機械の方向の張力が解放された後、エラストマーストランドは縮み、アコーディオンの様式での層のギャザーにより積層板の長さを縮小させてギャザー積層板38を形成する。ギャザー積層板はアキュムレータとして作用するJ−ボックス40など収集チャンバーに供給され、収集チャンバーに入るギャザー積層板とチャンバーを出る積層板との間の速度の差異を提供し、積層板が進入速度よりも低い速度で出るようにする。積層板をさらに弛緩するために、これを積層板が前後の動きに方向づけられてボックス内でひだを形成する花綵ステーション42で収集することができる。
エラストマーストランド上の張力が解放されるとき、ホットメルト接着剤が第1層および第2層とエラストマーアレイとの間に強力な接着ボンドを形成していることが重要である。したがって、ホットメルト接着剤が高い初期粘着を提供し、層間の強力なボンドを迅速に提供することが重要である。適切なホットメルト接着剤の例として、スチレン−イソプレン−スチレン接着剤が挙げられる。ホットメルト接着剤は、層間の十分な接着強さを提供し、十分な紫外線および熱安定性も有することが好ましい。ホットメルト接着剤組成物の組合せを異なるリザーバから個別のオリフィスに供給することにより用いることができる。例えば、おむつ製造における使用のために業界で周知のスチレン−イソプレン−スチレンホットメルト接着剤など高い初期粘着を提供する第1接着剤成分を使用することができる。これは図2において接着剤アプリケータ27として示されている。これは、水切りなど戸外の建設用途に望ましい気温の両極端にわたる優れた接着および十分な紫外線と熱安定性を提供する個別のオリフィスから供給される別の接着剤成分により引き続き行うことができる。これは図2における接着剤アプリケータ28として示されている。ホットメルト接着剤組成物の適用順序は逆転させることができる。
接着剤と第1層および第2層との間の接着を改善するために、接着剤と接触する各々の層の1つまたは両方の表面を処理して接着強さを改善することができる。例えば、ポリオレフィンシートなど疎水性シートが用いられると、シートは業界で周知の方法を用いてコロナ処理され、表面張力を減少させ、接着剤との結合を促進することができる。コロナ処理はポリオレフィンシートの表面を酸化し、その結果として疎水性ホットメルト接着剤に対する結合性が増大する。あるいは、各々の層の1つまたは両方は、両表面上にマイクロエンボスされ、接着剤と各々の層との結合を改善するフィルムなど、型押表面を有するエンボスし、フィルムまたは不織を含むことができる。Tyvek(登録商標)フラッシュスパンポリエチレンシートは、ホットメルト接着剤に対する良好な接着部位を可能にする型押表面を本質的に有するため、第1層として適している。
非伸張積層板の最終の長さは、第1層と第2層の最初の長さの約半分以下であることが好ましい。伸縮復元性積層板は、約100〜200%、好ましくは130〜160%の全伸びが可能である。伸びは[(延長長さ−復元長さ)/復元長さ]x100%として定義される。最終積層板の伸びは第1層と第2層の剛度によって決まる。第1層と第2層の剛度が低ければ低いほど、エラストマーストランドは積層化ステップ時にかけられる張力が解放されると大きく縮むため、最終積層板のギャザーの程度が高くなる(また同様に伸び
の程度が高くなる)。
好ましい実施態様において、ギャザー積層板は、ホットメルト接着剤の軟化点未満の温度、好ましくはホットメルト接着剤の軟化点未満の15〜20°F(−9〜−6℃)の温度下に弛緩状態で熱処理される。積層板は、水切り板の最終用途において遭遇する状態の典型であると考えられている約−50°F(−46℃)と約185°F(85℃)との間の温度で寸法安定性であるように積層板を縮ませ安定化するに十分な時間処理される。ギャザー積層板は上記の温度で循環されるとき機械の方向で10%未満および横方向で1%未満縮むように安定化されることが好ましい。第2層がHytrel(登録商標)フィルムである本発明による積層板など、熱安定化を必要としない多くの実施態様が考えられる。
好ましい実施態様において、積層板はギャザー積層板の第2層の外面に結合されるエラストマー粘着剤を含む。好ましい粘着剤は合成ブチルゴムベースシーラントである。ビチューメンとゴム、および任意に鉱油、樹脂等から選択される添加剤からなる組成物などアスファルトとゴムを含む建築用接着剤も用いることができる。ゴムは硫化または非硫化ゴム、例えばスチレン−ブタジエンゴム等など天然ゴムまたは合成ゴムでありうる。粘着剤層は、木材、オリエンテッド・ストランド・ボード(OSB)、剛性ポリスチレンフォームボード、Tyvek(登録商標)フラッシュスパンポリエチレンハウスラップ、ハウスラップ用途に用いられる他のプラスチック材料、アスファルト含浸紙等などの材料を含む建造物に積層板を付着するに十分な接着強さを有するべきである。粘着剤層は完全または部分的な被覆とともに適用でき、約5〜60ミル(0.13〜1.52mm)の厚さおよび好ましくは10〜40ミルの厚さ(0.26〜1.02mm)の完全な被覆層である。粘着剤層は、例えば、窓を開口部に適合させるのが困難となるほど厚くあってはならないが、ギャザー積層板が設置時に伸縮するときに接着剤が接着剤層において裂け目が形成するほど薄くならにほど十分に厚くあるべきである。ギャザー積層板の圧縮性の特性により、窓と建造物表面との間の設置時に「ガスケット効果」が得られる。これによりさらに水の侵入と追加のコーキングの必要が減少しうる。粘着剤は積層板の第2層の外側表面上に狭いスロットを介して押し出すことにより、または接着剤を適用することにより積層板に適用することができる。外側表面は接着剤およびエラストマー繊維のアレイにより接触する表面の反対側の表面である。リリースペーパーが1つまたはそれ以上の部分において、好ましくは積層板の幅に沿って2つの重なる部分において粘着剤層を覆うように適用される。積層板は粘着剤層の押出し時に延長状態にはないことが好ましい。場合によっては、粘着剤がその上に押出されるため約5〜10%の伸縮を積層板に適用することができる。粘着剤は第2層の露出表面の略全体を覆い、積層板の縁の約1/8インチ(0.32cm)以内、好ましくは積層板の縁まで延びることが好ましい。粘着剤層を有する積層板構造物は50〜75フィート(15〜23m)の長さでコア上に巻かれ、包装することができる。水切りの最終用途のために、好都合な積層板の幅は約8〜12インチ(15.2〜30.5cm)、好ましくは8インチである。積層板は広い幅で形成してから水切り板のために所望の幅に切断することができる。一部の水切り板の最終用途のために、4インチ(10cm)ほどの狭い幅の積層板が好都合である。
ギャザー積層板は粘着剤層を使用することなく窓や他の開口部における水切り板として設置することができる。かかる場合には、高い耐水性を有する積層板を用いるべきである。しかし、ステープルなど標準の一次固定具を用いるとき、適切に水切り板を保持するために必要な固定部材の数を減少させるため粘着剤層の使用が好ましい。一次固定具は水切り板を適切に保持するために用いられるものである。二次固定具は水切り板を不注意に貫通しうるが、他の建設資材を固定するために用いられる。また、感圧接着層が適用されていると、感圧接着層はギャザー構造物により生成される溝の中に流れ込み、さらに耐水性に寄与する。場合によっては、建造物の開口部における設置に際して積層板が角の周りで
曲げられるときなど、エラストマーストランドの復元力は木材または他の表面との接触から接着層を引き離すに十分でありうる。かかる場合には、ステープルなど少数の固定具を角の外側周囲に用いることができる。
伸縮性雨押え材料を用いて、粗い開口部の底部角が継ぎ目のない、三次元様式で被覆され、偶発的な水の排水のための経路が提供されるように窓に設置する。建造物の骨組みおよび/または野地が以前にTyvek(登録商標)HomeWrap(商標)など耐水性バリアで覆われている伸縮性水切り板を設置するための方法は以下の通りである:
1. 窓開口部で改変された“I”型にTyvek(登録商標)を切断する。
2. フラップを粗い窓開口部に折り畳む。フラップを固定し、過剰なTyvek(登録商標)を切り取る。
3. 開口部の上端において所定の角度でTyvek(登録商標)を切断してフラップを形成する。
4. フラップを上方に折り畳む。
5. 一部材の積層板を粗い開口部の幅プラス12インチ(30cm)で切断する。
6. リリースペーパーの最初の半分を除去し、積層板を野地面のTyvek(登録商標)上に伸ばす。積層板は開口部の各垂直面に少なくとも約6’’(15cm)延びること。
7. リリースペーパーの次の半分を除去し、野地面のTyvek(登録商標)上に伸ばす。
8. 積層板をTyvek(登録商標)に付着し、積層板は開口部に平滑にかつ適合性に適合すること。この点に至るまでのステップは図3に示されている。
9. 窓を設置し、端部の上端と側面をコーキングするが、建造物から離れた水の排水を可能にする土台をコーキングしないこと。
10. 積層板のストリップをわき柱に付着し、窓端部を覆う。
11. 積層板のストリップをヘッドに付着し、窓端部を覆う。
12. Tyvek(登録商標)フラップ(上記3.)をヘッド水切り板およびテープ上に伸ばす。
この方法のステップは限定する性質であることを意味せず、建設業界における通常の当業熟練者であれば、この開示により包含される設置を実行することが予想される。あるいは、天候抵抗性バリアカバーが建造物の外側表面に適用される前に同様の方法を実行することができる。同様に、Tyvek(登録商標)に加えて建造物の野地用の他のカバーを本発明とともに使用できることが認められる。
本発明の伸縮復元性雨押え材料は、異なる窓の寸法ために個別の長さの正確な切断を必要としないため在来の雨押え材料よりも容易に設置される。これは伸縮性であるため、単一の長さを用いて窓の寸法範囲に適合することができる。ブチルゴム層の剥離および固着の特徴は固定具の最小限の使用を提供する。しかし、固定具が用いられる場合は、ブチルゴムは固定具の周りに形成される空地を密閉することにより結果として「自己密閉」雨押え材料となり、さらに耐水性を改善する。雨押え材料の伸縮特性により、円形またはアーチ型の窓開口部など非四角形の開口部に容易に設置される。雨押え材料は1つの連続的な長さで用いることができるため、つなぎ合わせや重なりが排除される。これにより窓開口部で侵入した水が頻繁に集まる場所である低い窓の角での水害に対する十分な保護が得られる。雨押え材料は水の侵入を十分に防ぐために3つの全次元(垂直面と水平面および内面)における窓開口部の継ぎ目のないカバーを提供する。粗い開口部底部の継ぎ目のない保護のため、土台端部における排水路を設置に含むことができ、これにより湿損に対する追加の保護が得られる。積層板は水滴に対して耐久性で抵抗性であり、天候の両極端(UVおよび熱)に対して高い抵抗性である。
水切り系には熱可塑性エラストマーが有用であることもわかっている。熱可塑性エラストマーのかかる例の1つは、DuPont Dow Elastomersから入手可能なエチレンオクテンコポリマーであるEngage(登録商標)である。これらの熱可塑性エラストマーはストリップに押し出すことができ、また自己接着性であるため図3に示した伸縮積層板と同様の建造物開口部における雨押え材料として用いることができる。窓開口部に十分に適合させるために、例えば、ストリップに蝶番をつけることができ、ストリップの一部分が開口部の土台上に適合し、蝶番により他の部分が開口部から下方に建造物の覆いの垂直面に延ばすことを可能にし、継ぎ目が不要である。水は一般に四角形の開口部の底部角で集まる傾向があるため、土台または土台の一部分を覆い、窓わき柱までの一部の垂直距離に達する実施態様が開発されている。特定の実施形態が一部材の熱可塑性エラストマーで形成され、垂直のわき柱と水平の土台の両方に適合する。中心部分はプリーツ加工、クレーピングまたは一部の他の方法により伸縮性となり、水切り系は大きさと形状に及ぶ開口部に調節可能となる。
試験方法
坪量は、参考として本明細書で援用されるASTM D−3776により測定されたが、これはg/m2で報告されている。
シート厚さは、参考として本明細書で援用されるASTM法D1777−64により測定されたが、これはミクロンで報告されている。
引張強さは、参考として本明細書で援用されるASTM D1682、19部による不織層について、以下の変更により測定した。試験において、幅2.54cm、長さ20.32cm(幅1インチ、長さ8インチ)の試料を試料の反対側の端で締めつけた。締め具は試料上の互いから12.7cm(5インチ)で付着した。試料が破断するまで5.08cm/分(2インチ/分)の速度でしっかりと引っ張った。応力−ひずみ曲線下の面積は破断への動作であった。
静水ヘッドは静的負荷下の液体水による浸透に対するシートの抵抗の尺度である。7×7インチ(17.78×17.78cm)の試料をSDL 18シャーリー静水ヘッドテスター(シャーリー デベロップメンツ リミテッド、ストックポート、英国により製造)に取り付ける。試料の3つの部分に水が浸透するまで60+/−3cm/分の速度で試料の102.6cm2部分の片側に対して水をポンピングする。測定される水圧はインチで測定され、SI単位に変換され、センチメートルの水で示される。試験は一般にAATCC−127またはIOS811に従う。
水蒸気伝送速度(MVTR)は、参考として本明細書で援用されるASTM E398−83(これまでの間に取り下げられていた)により測定される。MVTRはg/m2/24時間で報告されている。ASTM E398−83により得られるMVTRデータはリシー(Lyssy)MVTRテスターモデルL80−4000Jを用いて収集され、本明細書中で「リシー(LYSSY)」データとして識別される。リシーはスイスのチューリヒに本社がある。MVTR試験結果は使用した試験方法および材料のタイプに大きく左右される。試験方法間の重要な変数として、水蒸気圧傾度、液体とシート試料間の空隙量、温度、試料上の気流速度および試験手順が挙げられる。ASTM E398−83(「リシー」法)は85%の相対湿度(「湿潤空間」)対15%の相対湿度(「乾燥空間」)の蒸気圧「傾度」に基づく。リシー法ではわずか数分間および一定の湿度デルタ下の水分拡散速度を測定し、測定値を24時間にわたり外挿する。リシー法により、本発明のバリアシート材のような水分浸透性布に対するASTM E96、方法Bよりも高いMVTR値が得られる。
フィルム割線係数はASTM D882−90により測定され、psiの単位で報告されている。
不織シート試料の層間剥離強さは、インストロン卓上モデルテスターなど伸縮引張試験機械の一定速度を用いて測定される。幅1.0インチ(2.54cm)、長さ8.0インチ(20.32cm)の試料を、試料の断面にピックを挿入することにより約1.25インチ(3.18cm)層間剥離し、手で分離と層間剥離を開始する。層間剥離された試料面を1.0インチ(2.54cm)離して設定したテスターのクランプに取り付ける。テスターをスタートし、5.0インチ/分(12.7cm/分)のクロスヘッド速度で実行する。約0.5インチ(1.27cm)のクロスヘッド移動でスラックが除去された後、コンピュータが読み値のピックアップを開始する。試料は3000の読み値が取られて平均化される間に約6インチ(15.24cm)について層間剥離される。平均層間剥離強さはN/cmで示されている。試験は一般に、参考として本明細書で援用されるASTM
D2724−84に従う。以下の試料について報告された層間剥離強さの値はそれぞれシート上で行われた少なくとも12回の測定の平均に基づく。
ハンドル−O−メーター剛度は、40gの振り子を用いて10mmの溝に圧入される試料の抵抗の尺度である。
積層板の伸びは、10インチ(25.4cm)幅の試料の中央の機械の方向における5インチ(12.7cm)の距離をマーキングでチェックし、マークの1つで積層板を固定し、スパンデックスストランドの破断なしに進む限り伸縮するまで機械の方向に手動で試料を伸縮することにより測定した。最大伸びでの伸縮距離はセンチメートル(「d」)で測定され、伸びは(d−12.7)/12.7*100として計算される。
クレープシートの締め固め比は(ワインドアップ速度/巻戻し速度)*100として計算された。
水漏れは17.78cm×17.78cmの積層板試料を木材の小片上に配置することにより測定し、試料と木材との間のブロッターペーパーおよび縁をテーピングした。試料を木材から離して直面したフラッシュスパン層とともに配置した。積層板を介してステープルを固定し、試験の間に適切に放置した。水が漏れるとみられる唯一の場所は穴を介してステープルにより形成される。取り付けた試料をスプレーブースに配置し、試料から10インチ(25.4cm)に位置したシャワーヘッドノズルから試料上に4.4〜5psi(0.31〜0.35kg/cm2)の圧力で5分間、水を噴霧した。4つの異なるスプレーブースにいて同じ時間で4つの試料を試験し、結果を平均化した。試料とステープルは噴霧時に床に対して垂直に、床に対して平行の積層板の機械の方向で方向づけた。
積層板の縮みは、幅3インチ(7.62cm)、長さ8インチ(20.32cm)の積層板の試料を機械の方向の長さでダイカットすることにより測定した。淀んだ空気の強制空気乾燥器(低循環)内で試料を紙バサミで垂直に吊るし、4グラムのおもりを試料の底部から吊るし、大きなしわを引き延ばし、彎曲を防いだ。試料を140°F(60℃)で1時間加熱し、室温に冷却した後に機械の方向の長さを再測定した。縮みを(最初の長さ−加熱長さ)/最初の長さ*100%として計算した。
ガーレーヒル気孔率はガス状物質に対するシート材の浸透性の尺度である。特に、一定の圧力傾度が存在する物質の区域をガスの量が通過するのにかかる時間の尺度である。ガーレーヒル気孔率は、ローレンツェン アンド ウェットレ モデル121Dデンソメーターを用いてTAPPI T−460 OM−88に従い測定される。この試験では、約1.21kPa(4.9インチの水)の圧力下に直径28.7mmの試料(1平方インチ
の面積を有する)中を推し進められる100立方センチメートルの空気に必要な時間が測定される。結果はガーレー秒とも呼ばれる場合が多い秒単位で表される。
クロッキングに対するクロッキング−表面安定性は、AATCCクロックメーター(イリノイ州シカゴのAtlas Electric Devices Companyより入手可能)のベースに固定し、管理状態下にゴム指でこすったときにスパンボンデッドシートの試料の表面の破壊に対する周期数により測定される。クロックメーターには周期計算装置が装備され、各周期はクロックメーターのスイングバーの1つの前進運動と1つの逆転運動である1つの完全なハンドル回転に等しい。指は試料上を約10cmのトラックに沿って、900gの下方の力で直線に移動する。指は直径15mm、11mmの厚さの小片のエバーハルト ファーバー101、二重勾配付き、ピンクパールイレイザーである。小片のイレイザーはスイングバーの穴に確実に適合し、イレイザーが新しいときにはスイングバーの表面から3.2〜4.8mm突出する。25cmのスパンボンデッドシートの試料を両面テープのストリップでクロックメーターのベースに固定する。スイングバーのハンドルは時計回りに回転し、指は試料が指が方向を反転する末端ではなくスイングストロークの中央部分で機能しなくなるまで試料の表面上を前後に横切る。機能不全は、表面の繊維が激しい毛羽で示される柔らかい内側を露出するに十分に乱されるときに生じる。機能不全が25回の周期に生じない場合は、試験を中止して25を報告する。
層間の接着強さを測定する剥離試験は、ASTM D1876、接着剤に対する剥離抵抗に従い行った。
実施例
ほかに言及されている場合を除き、以下のこれらの実施例は、エンボスドクレープフラッシュスパン高密度ポリエチレン不織シートの第1層と、ポリエチレンフィルムを含む第2層と、1つまたはそれ以上の接着剤を用いて結合されている層とともに2つの層間に挟まれたスパンデックス糸のアレイとを含むギャザー積層板の形成を示す。図2の上記の装置と方法がこれらの実施例において用いられた。
実施例1
第1層を以下の通り調製した。1.4oz/yd2(48g/m2)の坪量を有する軽く硬化した不織フラッシュスパンポリエチレンプレキシフィラメントフィルムフィルビルシートを開始物質として用いた。これは、結合されるとDuPontにより販売されているTyvek(登録商標)と同じシート材であり、開始物質としてスパンボンデッドポリオレフィンシートが用いられた。方法は開放位置ではカレンダーニップで、閉鎖位置ではエンボサーニップで操作し、接着剤で貼り合わせたシートは片側のみで接着された。操作条件は以下の表1に示されている。エンボスドパターンはリンネルパターンであった。
次に接着剤で貼り合わせたシートを上記の方法および表1に示した条件を用いてマイクレックス(マサチューセッツ州ウォルポール)により製造されたマイクロ クレーパーコンボロール構成機械を用いて25%の締め固め比でクレーピングした。
表1
結合条件

ラインスピード 99m/分(325ft/分)
温度
予熱ロール 113℃(235°F)
カレンダーロール 141℃(285°F)
エムボサーロール 138℃(281°F)
エムボサーニップ圧 12,860kg/線cm

クレーピング条件
ロール表面 溝付き
ブレード コーマ
ロール温度 68℃
ブレード設定 3
フラッシュスパン層は結合後は表2、クレーピング後は表3に示した物理特性を有した。
表2
引張強さ
機械の方向(MD) 24.6lb./インチ(4308N/m)
横方向(CD) 25.1lb./インチ(4396N/m)
厚さ 145μ(5.7ミル)
ハイドロヘッド 179.6cm(70.7インチ)
MVTR−LYSSY 1332g/m2/24時間
層間剥離 0.19lb/インチ(0.333N/cm)
ハンドル−O−メーター 154.6g
表3
クレープ幅 3mm
クレープ波長 2.33mm〜3.33mm
ハイドロヘッド 49.5インチ(126cm)
MVTR−LYSSY 1272g/m2/24時間
層間剥離 1.95lb/インチ(3.42N/cm)
ハンドル−O−メーター 96.1g
積層板を形成するために用いられる第2層は、EquiStar(オハイオ州シンシナティ)から得られる約5重量%以下のカーボンブラックを含有する黒の1.5ミル(0.038mm)キャスト線低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムであった。LLDPEポリマーは2g/10分のメルトインデックスを有し、フィルムは21,873psi(150.7Mpa)の割線係数を有した。フィルムの片面をコロナ処理した。上記の方法により測定された水漏れは3.30g/5分であった。
各々層は、フィラメントあたり1240デシテックス(1116デニール)の線密度を有する等しく離隔したXA Lycra(登録商標)スパンデックス(DuPontから入手可能)の48ストランドのアレイで300ft/分(91.4m/分)の積層化速度で積層化した。第1層のエンボスド面および第2層のコロナ処理面をスパンデックスアレイに隣接して方向づけた。個別のスパンデックスストランドは、10.5625インチ(26.8290cm)の最も外側のストランド間の間隔で等しく離隔された。Lycra(登録商標)スパンデックスアレイは積層化時に280%の伸びまで引っ張られた。Lycra(登録商標)ストランドを介して噴霧することによりフラッシュスパンシート上に2つの接着剤を適用した。すなわち、Ato Findley社(ウィスコンシン州ウォーワトサ)製のスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)ホットメルト接着剤を、メータリングヘッド内の気温390°F(199℃)および気圧10psi(68.95kPa)でJ&M Laboratories(ジョージア州ドーソンヴィル)製のDF2スプレーヘッドを用いて適用し、またやはりAto Findley社製の別のホットメルト接着剤を先端のサイズが11インチ(27.9cm)であるスロットダイアプリケータを用いて適用した。SISホットメルト接着剤は380°F(193℃)でタンク内に保持し、6.0mg/in2(0.93mg/cm2)のアドオンで適用し、もう一方のホットメルト接着剤は250°F(121℃)でタンクに保持し、6g/m2のアドオンで適用した。開放時間(ホットメルトがLycra(登録商標)ストランドを介してTyvek(登録商標)シート上に噴霧される時点とTyvek(登録商標)シート、Lycra(登録商標)スパンデックス、ホットメルト接着剤、およびポリエチレンフィルムがニップロール内で接触した時点との間の時間)は0.43秒(13インチ(33cm)の距離に対応)であった。ニップロール圧は40psi(2.8kg/cm2)に設定した。スリッターは10インチ(25.4cm)の幅を有する突起の末端に位置した。
積層板は、加熱処理後に150%の伸び、5.52g/5分の水漏れ、および14.9%の縮みを有することが、上記の方法により測定された。
実施例2
第1層は上記の実施例1に記載したように調製されたエンボスドクレープフラッシュスパンポリエチレンシートを含んだ。第2層は、EquiStar(オハイオ州シンシナティ)から得られる1重量パーセントのカーボンブラックと、44重要パーセントのTiO2と、10重量パーセントのクロムグリーン色素とを含有した灰色の1.5ミル(0.038mm)キャスト線低密度ポリエチレンフィルムを含んだ。LLDPEポリマーは2g/10分のメルトインデックスを有し、フィルムは22,520psi(155.2Mpa)の割線係数を有した。フィルムの片面をコロナ処理した。
各々の層は、単一の接着剤、SISホットメルト接着剤を10mg/in2(1.55mg/cm2)(400°F(204℃)の気温および15psi(103.4kPa)の気圧)のアドオン(Add−on)で適用したことを除き、実施例1に記載したように等しく離隔したXA Lycra(登録商標)スパンデックスの48ストランドのアレイで150ft/分(45.7m/分)の積層化速度で積層化した。
積層板は、1.53g/5分の水漏れが上記の方法により測定され、伸びは140%であった。
積層板の試料を熱処理し、上記のように縮みを測定した。積層板は熱処理中に25.8%縮んだ。熱処理された積層板は183%の伸びと2.53g/5分の水漏れを示した。
実施例3
第1層は上記の実施例1に記載したように調製されたエンボスドクレープフラッシュスパンポリエチレンシートを含んだ。第2層は、EquiStar(オハイオ州シンシナティ)から得られる約5重量%以下のカーボンブラックを含有する酢酸エチレンビニル(EVA)コポリマー(12.5重量%酢酸ビニル)による1.5ミル(0.038mm)厚さのフィルムキャストを含んだ。EVAコポリマーは2.5g/10分のメルトインデックスおよび18,660psi(128.6MPa)の割線係数を示した。フィルムの片面をコロナ処理した。
各々の層は、実施例2に記載したように等しく離隔したXA Lycra(登録商標)スパンデックスの48ストランドのアレイで150ft/分(45.7m/分)の積層化速度で積層化した。次に、スロットダイおよび200°F(93.3℃)の押出し温度を用いて、Myro社(ウィスコンシン州ミルウォーキー)から得られる29ミル(0.74mm)のブチルゴムベースシーラントでフィルム上をコーティングした。押出し後、ブチル層を2片のリリースペーパーで覆い、ブチルの幅にわたる4インチ(10.2cm)の部分をブチル接着剤の残りの6インチ(15.24cm)の部分から分離して露出でき
るようにした。
ブチルコーティングした積層板は、0.14g/5分の水漏れ、および117%の伸びを示した。
実施例4
第1層は、表4に示した特性を有するデュポンから入手可能なTyvek(登録商標)ポイントボンデッド軟構造フラッシュスパン高密度ポリエチレンシート、スタイル1424ASを含んだ。
表4
引張強さ
MD 8.05lb./インチ(1410N/m)
XD 6.2lb./インチ(1086N/m)
厚さ 6.17ミル(157ミクロン)
ハイドロヘッド 103.6cm(40.8インチ)
MVTR−LYSSY 1841g/m2/24時間
層間剥離 0.062lb/インチ(0.109N/cm)
ハンドル−o−メーター 58.7g
第2層は、実施例1に記載したものと同一の1.5ミル(0.038mm)のキャスト線低密度ポリエチレンフィルムを含んだ。
各々の層は、最も外側のスパンデックスストランド間の距離が11インチ(27.9cm)であったことを除き、実施例2に記載したように等しく離隔したXA Lycra(登録商標)スパンデックスの48ストランドのアレイで150ft/分(45.7m/分)の積層化速度で積層化した。次に、実施例3に記載したように29ミル(0.74mm)のブチルゴムベースシーラントでフィルム上をコーティングした。
ブチル接着層による積層板は0.32g/5分の水漏れを示した。
実施例5
第1層は、実施例4に記載したTyvek(登録商標)ポイントボンデッド軟構造フラッシュスパン高密度ポリエチレンシートを含んだ。第2層は、約5重量%以下のカーボンブラックを含有する1.5ミル(0.038mm)のキャスト低密度ポリエチレンフィルム(LDPE)と、1.8g/10分のメルトインデックスを有するLDPEと、23,590lb/in2(162.6MPa)の割線係数を有するフィルムとを含んだ。
各々の層は、実施例4に記載したように等しく離隔したXA Lycra(登録商標)スパンデックスの48ストランドのアレイで150ft/分(45.7m/分)の積層化速度で積層化した。次に、実施例3に記載したように29ミル(0.74mm)のブチルゴムベースシーラントでフィルム上をコーティングした。
ブチル接着層による積層板は150%の伸びを示した。
実施例6
第1層は、上記実施例1に記載したように調製されたエンボスドクレープフラッシュスパンポリエチレンシートを含んだ。第2層は、ポリマーの総重量に基づく15重量%のKraton(登録商標)(Shell Chemical Companyから入手可能)と85重量%のLDPEを含むEquiStar(オハイオ州シンシナティ)から得ら
れる灰色の1.5ミル(0.038mm)キャストフィルムを含んだ。フィルムは、ポリマーおよび色素の総重量に基づき1重量パーセントのカーボンブラックと、44重要パーセントのTiO2と、10重量パーセントのクロムグリーン色素とを含有した。LLDPEポリマーは1.8g/10分のメルトインデックスを有した。フィルムの片面をコロナ処理した。
各々の層は、Lycra(登録商標)スパンデックスが620デシテックスの線密度を有することを除き、実施例4に記載したように等しく離隔したXA Lycra(登録商標)スパンデックスの48ストランドのアレイで150ft/分(45.7m/分)の積層化速度で積層化した。
積層板は熱処理後に23%の伸びと49%の縮みを示したことが、上記の方法により測定された。熱処理後、積層板は2.15g/5分の水漏れを示した。
実施例7
積層板を8インチ(20cm)と10インチ(25cm)の幅にした。
第1層は、0.12〜0.14lb(0.53〜0.62N)の層間剥離強さに結合され、50%の適合比にクレーピングされた上記実施例1に記載したように調製されたエンボスドクレープフラッシュスパンポリエチレンシートを含んだ。1つの表面をリンネルパターンでエンボスし、反対側の表面をリブパターンでエンボスした。フラッシュスパンポリエチレンシートはUV保護用の添加物を含んだ。結合後の第1層の特性は表5に示されている。
表5
坪量(oz/yz2) 1.39(47.1g/m2
層間剥離強さ(lb) 0.13(0.58N)
ハイドロヘッド(インチ) 57.4(146cm)
機械の方向引張強さ(lb) 11.0(49N)
横方向引張強さ(lb) 12.4(55N)
ガーレーヒル気孔率(ガーレー秒) 35.9
クロック(リンネル) 24.0
クロック(リブ) 24.4
クレーピング後、第1層の層間剥離強さは0.13lb(0.58N)であり、ハイドロヘッドは39.1インチ(99.3cm)であった。
第2層は、EquiStar(オハイオ州シンシナティ)から得られる43.5%のLLDPE樹脂と51.5%のLDPE樹脂の混合物である1.5ミル(0.038mm)の厚さの褐色の耐水性PEフィルムを含んだ。フィルムは4%のカーボンブラックマスターバッチおよび1%のUV/熱添加剤マスターバッチもAmpacet Corporation(ニューヨーク州テリータウン)製のポリエチレンキャリア内に含んだ。フィルムの両表面をマイクロエンボスした。フィルムの片面をコロナ処理した。
49本のLycra(登録商標)スパンデックス繊維端は、機械の方向に整列し、実施例1〜6におけるように第1層と第2層の幅にわたって正確に配列され、繊維は端の1/8インチ(0.32cm)内に延びた。対応する61本の繊維のアレイを10インチ(2.5cm)の広い提供で用いた。使用したLycra(登録商標)繊維端はそれぞれ約55本の細糸の糸束であり、620dtexの線密度を有した。繊維型は、追加の仕上げがない「XA」であった。第1層のエンボス面および第2層のコロナ処理面はスパンデック
スアレイに隣接して方向づけられた。スパンデックスアレイは積層化中に280%の伸びまで引っ張られた。積層板は個別のヘッドから噴霧された2つのメルト接着剤により結合された。第1接着剤はBostik Findley(マサチューセッツ州ミドルトン)から得られ、UVおよび熱添加剤で強化されていたポリウレタン(PUR)ホットメルトあった。PUR接着剤は、平方メートルあたり6グラムの被覆度で接近して間隔をあけた機械の方向のストリップ(0.150インチ(3.8mm)中心で幅0.030インチ(0.8mm)で適用した。第2接着剤はBostik Findleyから得られるスチレン/イソプレン/スチレン(SIS)急速硬化ホットメルトであった。SIS接着剤は10mg/in2被覆度で個別のヘッドから球状のアレイで適用された。
積層板のPURには硬化に7日与えられ、積層板は160°F(71℃)に加熱することにより熱安定化した。次に積層板をtるSealTechnologies社(オハイオ州ビーチウッド)から得られる25ミル(0.635mm)の厚さの黒い合成ブチル接着剤でフィルム面をコーティングした。ブチルは8インチ(20cm)と10インチ(25cm)の幅にわたり完全適用され、各々の縁の外側3/4インチ(1.9cm)は10〜15%厚かった。ブチルの背後に、両表面上のシリコン処理リリースとともに100lb(440N)重量の漂白したクラフトペーパーの裏打ちを適用した。ペーパーは積層板の幅に沿って2つの重なり部分に適用した。
結果として生じた積層板は30%の機械の方向の縮み、160%の伸び、468g/in2の機械の方向の剥離接着、および667g/in2の横方向の剥離接着を示した。ブチル層を適用し、積層板の熱を安定化した後、160°F(71℃)に暴露すると積層板は5%の残留縮みを示した。
別の実施態様において、本発明の水切り板は一部の伸縮復元を有する伸縮性プリーツ加工されたシート構造を含む。プリーツ構造は、以下に記載されるように1つの縁に沿ってその幅の部分の長さに沿って強化されていることが好ましい。プリーツ構造により、図4に示されているように、角で「ファン」構造70を形成することにより水切り板を窓開口部に設置することが可能となる。
本発明のプリーツ水切り板は撥水性シートをプリーツ加工することにより得られる。シートは水の浸透に対する抵抗の改善のためにフィルムコーティングを有する不織層または不織シートでありうる。雨押え材料は、使用されるシート材によって通気性または非通気性でありうる。水切り板は複数の層の不織またはフィルムコーティングされた不織シート材からもなりうる。エラストマーフィルムも用いることができるが、しかしその水滴抵抗性が不十分のため、不織基材との積層化またはその上にコーティングすることによりフィルムを強化することが好ましい。フィルム層および不織層を含む積層板は、不織強化により十分な強度と水滴抵抗性を提供し、フィルム層は水および上記のバリアならびに界面活性剤抵抗性を提供する。フィルム層として適切なポリマーの例は、Affinity(登録商標)(ミシガン州ミッドランドのDow Chemical Companyから入手可能)およびEngage(登録商標)ポリエチレンコポリマー(デラウェア州ウィルミントンのDuPont Dow Elastomersから入手可能)およびKraton(登録商標)SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン)またはSEBS(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン)コポリマー(Shell Chemical社から入手可能)などエチレンコポリマーである。フィルム層は、約−50°F(−46℃)と185°F(85℃)の温度間で循環するとき十分な紫外線と熱の安定性を有し、膨張または収縮が最小限であるように形成されるべきである。
プリーツ水切り板も水切り板表面の1つのすべてまたは部分に適用される粘着剤の層も含みうる。伸縮性積層板用の上記の同じ粘着剤をプリーツ雨押え材料用に用いることがで
きる。一般に粘着剤はプルーツ加工ステップ前のシートに適用される。
シート材をプリーツ加工する方法は業界において周知である。プリーツ加工法はクレーピングについて上述したものとほぼ同じである。シートは加熱金属ロールと、繊維を金属ロール対して押す金属ブレードのコーム配置との間に生成されたニップを通過する。金属ロールは同期運動で回転し、マシン内の製品を同期させる。ブレードは撓み性であり、プリーツ材の蓄積を可能にする。シート層は一般にプリーツ加工時に加熱される。プリーツ加工されている基材がTyvek(登録商標)フラッシュスパンポリエチレンシートであるとき、約220°F(104℃)の温度が十分な結果を示すことがわかった。220°F(104℃)よりもはるかに低い温度では、低いメモリーの不十分なプリーツが得られる。リリースペーパーのカバーシートを不織シートの各々の面に用いて、互いにプリーツに隣接した融解および付着からシートを防ぐことができる。
多くの型のプリーツが当業界で周知である。本発明において有用なプリーツ構造の例が図5〜9cに示されている。図5はクリスタルプリーツ構造を示す。クリスタルプリーツ構造において、プリーツは45度で傾斜される。長さaは長さbよりも長く、プリーツ間の距離はプリーツ加工されるシートの厚さおよび型の関数として変動する。図6aと6bはフレンチアコーディオンプリーツ構造を示す。フレンチアコーディオンプリーツ構造において、プリーツは隣接したプリーツが互いに重なるように約15〜75度の範囲で傾斜される。長さaはbの長さよりも大きい。距離cは1/4インチ(0.64cm)と2インチ(5.08cm)との間で変動する。図7aと7bは通常のアコーディオンプリーツを示す。通常のアコーディオンプリーツは対称性の「V」状プリーツであり、aとbの長さは等しく、3/8インチ(0.95cm)〜2インチ(5.08cm)の間で変動する。プリーツ構造の「外観」は、角度がゼロに接近するように、プリーツ材料が平らになると連続的プリーツの線間で測定される距離である。図8bは図8aのプリーツの上面図である。外観は図8bの垂直線間の距離である。蓄積比はプリーツ材料の長さにより分けられるプリーツ加工マシンに入る材料の長さとして画定される。一般的な蓄積比は3:1〜6:1である。本発明において、きわめて低いプリーツの高さと高い蓄積比が好ましい。プリーツが重なるフレンチアコーディオンプリーツなどの構造では、雨押え材料の厚さが重なりにより増大し、これにより窓を設置する前に水切り板を設置すると窓端部下の「ガスケット効果」が得られる。クリスタルプリーツ構造およびフィルムコーティング不織層を用いて角で十分な「ファン効果」を達成するためには、ベースシートはプリーツ加工前に微細にクレーピングされることが好ましい。この場合、少なくとも50%のクレープ締め固めが好ましい。50%締め固めによるクレーピングの後の1/4インチ(0.64cm)のクリスタルプリーツ加工は、ベースシートとしてフィルムコーティングフラッシュスパン不織層を用いると100%の伸びを示すことがわかっている。ベースシートをプリーツ加工前にクレーピングすると、クレーピングの後とプリーツ加工の前に粘着剤層が一般的に適用される。
プリーツ水切り板の1つの縁はその幅の部分にわたり強化されることが好ましい。これはプリーツシートの上面図である図9aに示されている超音波結合により達成することができる。図9aと9bにおいて、機械の方向はMDで示され、連続的プリーツの線は91で示されるとともに、w1は非連続的結合パターン90を用いて超音波的に強化されている水切り板の幅の一部である。w2で示された水切り板の残りの幅は強化されないまま放置されている。プリーツの強化についても、図9bと9cに示されているように、プリーツ加工法において用いられる温度で融解し、隣接したプリーツを付着させるフィルム層とベース基材とを接触させることにより達成することができる。図9bはプリーツ雨押え材料の上面図および連続的プリーツ91’の線を示す。背面ではリリースペーパーを用いて、幅の一部分のみ、w1’が強化される。シートの部分、W2’は強化されないまま放置されるが、リリースペーパーの2つの層、すなわちプリーツ加工時にシートの各々の面の層
であり、シートの前面では、幅W2’の部分のみを覆う層を用いて融解から防ぐことができる。図9cは、水切り基材の底部の完全被覆リリースペーパー95、水切り基材96、および水切り基材の上端表面上の部分的被覆リリースペーパー97を示す図9bの側面図である。上端および底部でリリースペーパーにより被覆されるプリーツの部分は固着することはなく、設置時にファン70(図4を参照)を形成する。Dow Chemical
Company(ミシガン州ミッドランド)から入手可能なAffinity(登録商標)エチレンコポリマーがプリーツ間のシーリングを提供することがわかっている。融点が99℃であるAffinity(登録商標)1450コポリマーは十分な結果を示すことがわかっている。あるいは、プリーツ加工時に融解が起こらない条件下に図9bと9cに示されたようにリリースペーパーを用いて水切り板をプリーツ加工した後、蒸気の存在下に加熱することにより分離ステップにおいて活性化させることができる。プリーツがリリースペーパーで保護されない場合はいつでも、フィルムは融合し、プリーツ上に連続的結合を示す。同じ効果はプリーツ材料を蒸気にさらすことによりオンラインで達成することができる。あるいは、雨押え材料の一方の縁または両方の縁に1/4インチ(0.635cm)の接着テープを用いることが可能であり、設置時にテープを切断して角で展開させることが可能である。例えば、約10インチ(25.4cm)の幅の一般的な窓用水切り板については、水切り板の未強化部分(W2、W2’)は約6インチ(15.2cm)であり、強化部分(W1、W1’)は約4インチ(10.2cm)である。図4に示されているように、水切り板の強化部分72は土台とわき柱上の窓開口部の内側に設置され、設置時の過剰な伸縮やバックル等から水切り板を防ぐ。また、プリーツの強化はプリーツ間の水の浸透能を低下させる。未強化部分74は窓開口部の外側に延び、外壁表面に対して平行に折り曲げられ、角で「ファン」構造70を形成する。図4は窓の底部部に設置された水切り板を示す。同様に水切り板とともにわき柱を延長することにより窓の残りの部分に設置し、上部の窓の角で2つの追加のファン構造を形成する。
小さなプリーツの十分な形成は、フレンチアコーディオンプリーツにおけるAffinity(登録商標)1450エチレンコポリマー(ミシガン州ミッドランドのDow Chemical Companyから入手可能)により両側でコーティングされている1.2oz/y2(40.7g/m2)軟構造Tyvek(登録商標)フラッシュスパンポリエチレンシートにより達成されている。
以下に本発明の主な特徴と態様を列挙する。
1.少なくとも10インチ(25.4cm)の静水ヘッドを有することを特徴とする伸縮復元性雨押え材料。
2.積層板である伸縮復元性雨押え材料であって、
少なくとも10インチ(25.4cm)の静水ヘッドを有する第1不織層と、
第2耐水層と、
第1層と第2層との間の機械の方向に整列した複数のエラストマーストランドのアレイと、
前記エラストマーストランドのアレイ、および第1層と第2層とを共に結合するホットメルト接着剤と、を含み、
前記エラストマーストランドのアレイが張力下に整列し、張力の解放時に積層板が集合することを特徴とする、伸縮復元性雨押え材料。
3.前記第1層が通気性または非通気性でありうることを特徴とする、2に記載の積層板。
4.前記第1層と第2層とが互いに約160グラム未満のハンドル−O−メーター剛度を有することを特徴とする、2に記載の積層板。
5.前記第1層がポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルおよびナイロンからなる群の1つから製造されることを特徴とする、2に記載の積層板。
6.前記第1層がラッカーまたは押出フィルムでコーティングされることを特徴とする、
2に記載の積層板。
7.前記第1層が1.2〜1.4oz./yd2(40〜48g/m2)の範囲の坪量を有するエンボスドクレープフラッシュスパンポリエチレンシートであることを特徴とする、2に記載の積層板。
8.前記第1層が少なくとも0.08lb./インチ(0.9N−cm)を有する層間剥離強度を有することを特徴とする、7に記載の積層板。
9.前記第2層が非通気性の耐水性ポリマーフィルムであることを特徴とする、2に記載の積層板。
10.前記第2層が低密度ポリエチレン、線低密度ポリエチレン、酢酸エチレンビニル、高密度ポリエチレン、エチレン/アルファ、オレフィンコポリマーおよびスチレン/ブタジエン/スチレンブロックコポリマーからなる群の1つから製造されることを特徴とする、9に記載の積層板。
11.前記第2層が1.1〜2.0ミル(0.03〜0.05mm)の範囲の厚さを有することを特徴とする、2に記載の積層板。
12.前記エラストマーストランドが材料ゴム、合成ゴム、スパンデックス、ポリエーテルエステル、および弾性エステルからなる群から選択される繊維を含むことを特徴とする、2に記載の積層板。
13.前記エラストマーストランドのアレイがギャザー加工積層板が約100〜200%の範囲の総伸びを有するのに十分な遡及力を有することを特徴とする、2に記載の積層板。
14.前記エラストマーストランドのアレイが機械の横方向で測定される積層板のインチあたり2〜5ストランド(cmあたり0.8〜3.1ストランド)で離隔されていることを特徴とする、2に記載の積層板。
15.前記エラストマーストランドのアレイが90〜1600デシテックスの範囲の線密度を有するスパンデックスの繊維を含むことを特徴とする、12に記載の積層板。
16.第2層の外面に結合されたエラストマー感圧接着層を含むことを特徴とする、2に記載の積層板。
17.前記感圧接着層が合成ブチルゴムまたはビチューメン/ゴム接着剤を含むことを特徴とする、16に記載の積層板。
18.前記感圧接着層が5〜60ミル(0.13〜1.52mm)の厚さであることを特徴とする、16に記載の積層板。
19.−50°F(−46℃)と185°F(85℃)との間で循環すると縮みが機械方向で5%未満であり、横方向で1%未満であるという点で熱安定性を有することを特徴とする、1に記載の積層板。
20.伸縮復元性のプリーツ加工された撥水シートを含む雨押え材料。
21.前記撥水シートが不織層と、前記不織層の少なくとも1つの表面にフィルム層とを含むことを特徴とする、20に記載の雨押え材料。
22.前記フィルム層が前記不織層の上にコーティングされることを特徴とする、21に記載の雨押え材料。
23.前記フィルム層が前記不織層に積層されることを特徴とする、21に記載の雨押え材料。
24.前記フィルム層がポリエチレンコポリマー、スチレン/ブタジエン/スチレンコポリマー、スチレン/エチレン/ブタジエン/スチレンコポリマー、ポリエーテルエステルからなる群の1つを含むことを特徴とする、21に記載の雨押え材料。
25.前記フィルム層が−50°F(−46℃)と185°F(85℃)との間で循環すると縮みが機械方向で5%未満であり、横方向で1%未満であるという点で熱安定性を有することを特徴とする、21に記載の雨押え材料。
26.前記不織層がフラッシュスパンポリエチレンであることを特徴とする、21に記載の雨押え材料。
27.それに結合された感圧接着層を含むことを特徴とする、20または21に記載の雨
押え材料。
28.前記感圧接着層が合成ブチルゴムまたはビチューメン/ゴム接着剤であることを特徴とする、27に記載の雨押え材料。
29.前記プリーツ加工されたシートが平らにされた通常のアコーディオン、フレンチアコーディオン、およびクリスタルからなる群から選択されるプリーツ構造を有することを特徴とする、20に記載の雨押え材料。
30.−40°F(−46℃)と185°F(85℃)との間で循環すると縮みが機械方向で5%未満であり、横方向で1%未満であるという点で熱安定性を有することを特徴とする、21に記載の雨押え材料。
31.物品を受け入れるための開口部における雨押え材料を設置する方法であって、前記開口部が内面と外面とを有する構造により画定されるとともに、前記開口部が略水平の底部と略垂直の側面を有し、
a)前記開口部底部の表面を覆い、前記開口部の外側および構造物の外面の上に延びるのに十分な幅と、前記雨押え材料が前記開口部の垂直面まで延びるのに十分な長さとの第1の部材の雨押え材料を提供する工程と、
b)前記第1雨押え材料を前記開口部の底部内側に配置し、前記雨押え材料を前記開口部の各垂直面まで延ばす工程と、
c)前記雨押え材料を前記構造物の外側および外面上に延ばす工程と、
d)前記雨押え材料を前記開口部の内側および前記構造物の外面に付着させる工程と、
e)底部を除き前記開口部の周囲にシーラントを当て、それによって、液体を迂回させるための通路を提供する工程と、
f)前記物品を前記開口部の中へ挿入する工程と、
g)前記開口部の垂直面のそれぞれの周囲に沿って前記構造物の外面上に第2と第3の部材の雨押え材料を配置し、それらが前記構造物の外面まで垂直に延びる前記第1部材の雨押え材料の部分と重なるようにする工程と、
h)前記第2と第3の部材の雨押え材料を前記構造物の外面に付着させる工程と、
i)前記開口部上端の周囲に沿って前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を配置し、それが前記第2と第3の部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
j)前記開口部上端の周囲における前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を付着させる工程と、
を含むことを特徴とする方法。
32.物品を受け入れるための開口部における雨押え材料を設置する方法であって、前記開口部がそれに当てられるバリア層を有する構造物により画定され、前記開口部を覆い、前記構造物が内面と外面とを有して覆われ、前記開口部が略水平の底部と略垂直の側面を有し、
a)前記バリア層を窓開口部で“I”型に切断し、
前記バリア層のフラップを前記開口部に畳み込み、
前記開口部の表面上に前記フラップを一時的に固定し、
前記バリア層を前記開口部の上端において所定の角度で切断することによってフラップを形成し、
前記フラップを上方に畳み込み、
前記開口部底部の表面を覆い、前記開口部の外側および前記構造物の外面の上に延びるのに十分な幅と、前記雨押え材料が前記開口部の垂直面まで延びるのに十分な長さとの第1部材の雨押え材料を提供する工程と、
b)前記第1雨押え材料を前記開口部の底部内側に配置し、前記雨押え材料を前記開口部の各垂直面まで延ばす工程と、
c)前記雨押え材料を前記構造物の外側および外面上に延ばす工程と、
d)前記雨押え材料を前記開口部の内側および前記構造物の外面に付着させる工程と、
e)底部を除き前記開口部の周囲にシーラントを当て、それによって、液体を迂回させるための通路を提供する工程と、
f)前記物品を前記開口部の中へ挿入する工程と、
g)前記開口部の垂直面のそれぞれの周囲に沿って前記構造物の外面上に第2と第3の部材の雨押え材料を配置し、それらが前記構造物の外面まで垂直に延びる第1部材の雨押え材料の部分と重なるようにする工程と、
h)前記第2と第3の部材の雨押え材料を前記構造物の外面に付着させる工程と、
i)前記開口部上端の周囲に沿って前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を配置し、それが前記第2と第3の部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
j)前記開口部上端の周囲における前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を付着させる工程と、
k)前記第4部材の雨押え材料上の上方のフラップを折り曲げる工程と、
l)前記上方のフラップを前記第4部材の雨押え材料に固定する工程と、
を含むことを特徴とする方法。
33.前記第1部材の雨押え材料の長さが前記開口部底部縁の幅よりも約12インチ(30.5cm)長いことを特徴とする、31または32に記載の方法。
34.前記第1部材の雨押え材料が前記開口部の垂直面まで約6インチ(15.2cm)延びることを特徴とする、31または32に記載の方法。
35.工程d)、i)、またはk)における付着が接着、張合せ、自己付着、ステープリング、釘打ち、機械的固定およびそれらの組合せからなる群から選択されることを特徴とする、31または32に記載の方法。
36.工程c)とd)が同時に行われることを特徴とする、31または32に記載の方法。
37.工程g)とh)が同時に行われることを特徴とする、31または32に記載の方法。
38.工程i)とj)が同時に行われることを特徴とする、31または32に記載の方法。
39.前記開口部の上端が曲げられ、前記第4部材の雨押え材料が曲線の周囲の長さより長くし、前記第4部材の雨押え材料が前記第2と第3の部材の雨押え材料と重なりうるようにすることを特徴とする、31または32に記載の方法。
40.前記第4部材の雨押え材料が曲線の周囲の長さより約12インチ(30.5cm)長いことを特徴とする、39に記載の方法。
41.物品を受け入れるための開口部における雨押え材料を設置する方法であって、前記開口部が内面と外面を有する構造により画定され、
前記開口部底部の表面を覆い、前記開口部の外側および前記構造物の外面の上に延びるのに十分な幅と、前記雨押え材料が前記開口部の垂直距離の少なくとも約半分延びるのに十分な長さとの第1部材の雨押え材料を提供する工程と、
前記第1雨押え材料を開口部の底部内側に配置する工程と、
底部を除き前記開口部の周囲にシーラントを当て、それによって、液体を迂回させるための通路を提供する工程と、
前記物品を前記開口部の中へ挿入する工程と、
前記開口部の挿入物品の側面に沿って前記構造物の外面上に第2と第3の部材の雨押え材料を配置し、それらが前記第1部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
前記第2と第3の部材の雨押え材料を前記構造物の外面に付着させる工程と、
前記開口部の挿入物品の上面の周囲に沿って前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を配置し、それが第2と第3の部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
前記開口部の挿入物品の上面における前記構造物の外面上に前記第4部材の雨押え材料を付着させる工程と、
を含むことを特徴とする方法。
材料のシートにしわを付けるための装置を示す側面図である。 伸縮積層板を製造するための装置を示す略図である。 開口部に配置された伸縮薄版雨押え材料を示す透視図である。 開口部に配置されたプリーツ加工雨押え材料を示す透視図である。 クリスタルプリーツ構造を示す略側面図である。 フレンチアコーディオンプリーツ構造を示す略側面図である。 フレンチアコーディオンプリーツ構造を示す略側面図である。 通常のアコーディオンプリーツ構造を示す略側面図である。 通常のアコーディオンプリーツ構造を示す略側面図である。 平らにされたプリーツ構造を示す略側面図である。 図8aの平らにされたプリーツ構造を示す略上面図である。 強化されたプリーツ構造を示す略上面図である。 強化されたプリーツ構造を示す略上面図である。 図9bのプリーツ構造を示す略側面図である。

Claims (11)

  1. 物品を受け入れるための開口部における雨押え材料を設置する方法であって、前記開口部が内面と外面とを有する構造により画定されるとともに、前記開口部が略水平の底部と略垂直の側面を有し、
    a)前記開口部底部の表面を覆い、前記開口部の外側および構造物の外面の上に延びるのに十分な幅と、前記雨押え材料が前記開口部の垂直面まで延びるのに十分な長さとの第1の部材の雨押え材料を提供する工程と、
    b)前記第1雨押え材料を前記開口部の底部内側に配置し、前記雨押え材料を前記開口部の各垂直面まで延ばす工程と、
    c)前記雨押え材料を前記構造物の外側および外面上に延ばす工程と、
    d)前記雨押え材料を前記開口部の内側および前記構造物の外面に付着させる工程と、
    e)底部を除き前記開口部の周囲にシーラントを当て、それによって、液体を迂回させるための通路を提供する工程と、
    f)前記物品を前記開口部の中へ挿入する工程と、
    g)前記開口部の垂直面のそれぞれの周囲に沿って前記構造物の外面上に第2と第3の部材の雨押え材料を配置し、それらが前記構造物の外面まで垂直に延びる前記第1部材の雨押え材料の部分と重なるようにする工程と、
    h)前記第2と第3の部材の雨押え材料を前記構造物の外面に付着させる工程と、
    i)前記開口部上端の周囲に沿って前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を配置し、それが前記第2と第3の部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
    j)前記開口部上端の周囲における前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を付着させる工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 物品を受け入れるための開口部における雨押え材料を設置する方法であって、前記開口部がそれに当てられるバリア層を有する構造物により画定され、前記開口部を覆い、前記構造物が内面と外面とを有して覆われ、前記開口部が略水平の底部と略垂直の側面を有し、
    a)前記バリア層を窓開口部で“I”型に切断し、
    前記バリア層のフラップを前記開口部に畳み込み、
    前記開口部の表面上に前記フラップを一時的に固定し、
    前記バリア層を前記開口部の上端において所定の角度で切断することによってフラップを形成し、
    前記フラップを上方に畳み込み、
    前記開口部底部の表面を覆い、前記開口部の外側および前記構造物の外面の上に延びるのに十分な幅と、前記雨押え材料が前記開口部の垂直面まで延びるのに十分な長さとの第1部材の雨押え材料を提供する工程と、
    b)前記第1雨押え材料を前記開口部の底部内側に配置し、前記雨押え材料を前記開口部の各垂直面まで延ばす工程と、
    c)前記雨押え材料を前記構造物の外側および外面上に延ばす工程と、
    d)前記雨押え材料を前記開口部の内側および前記構造物の外面に付着させる工程と、
    e)底部を除き前記開口部の周囲にシーラントを当て、それによって、液体を迂回させるための通路を提供する工程と、
    f)前記物品を前記開口部の中へ挿入する工程と、
    g)前記開口部の垂直面のそれぞれの周囲に沿って前記構造物の外面上に第2と第3の部材の雨押え材料を配置し、それらが前記構造物の外面まで垂直に延びる第1部材の雨押え材料の部分と重なるようにする工程と、
    h)前記第2と第3の部材の雨押え材料を前記構造物の外面に付着させる工程と、
    i)前記開口部上端の周囲に沿って前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を配置
    し、それが前記第2と第3の部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
    j)前記開口部上端の周囲における前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を付着させる工程と、
    k)前記第4部材の雨押え材料上の上方のフラップを折り曲げる工程と、
    l)前記上方のフラップを前記第4部材の雨押え材料に固定する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  3. 前記第1部材の雨押え材料の長さが前記開口部底部縁の幅よりも約12インチ(30.5cm)長いことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1部材の雨押え材料が前記開口部の垂直面まで約6インチ(15.2cm)延びることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  5. 工程d)、i)、またはk)における付着が接着、張合せ、自己付着、ステープリング、釘打ち、機械的固定およびそれらの組合せからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  6. 工程c)とd)が同時に行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  7. 工程g)とh)が同時に行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  8. 工程i)とj)が同時に行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  9. 前記開口部の上端が曲げられ、前記第4部材の雨押え材料が曲線の周囲の長さより長くし、前記第4部材の雨押え材料が前記第2と第3の部材の雨押え材料と重なりうるようにすることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  10. 前記第4部材の雨押え材料が曲線の周囲の長さより約12インチ(30.5cm)長いことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 物品を受け入れるための開口部における雨押え材料を設置する方法であって、前記開口部が内面と外面を有する構造により画定され、
    前記開口部底部の表面を覆い、前記開口部の外側および前記構造物の外面の上に延びるのに十分な幅と、前記雨押え材料が前記開口部の垂直距離の少なくとも約半分延びるのに十分な長さとの第1部材の雨押え材料を提供する工程と、
    前記第1雨押え材料を開口部の底部内側に配置する工程と、
    底部を除き前記開口部の周囲にシーラントを当て、それによって、液体を迂回させるための通路を提供する工程と、
    前記物品を前記開口部の中へ挿入する工程と、
    前記開口部の挿入物品の側面に沿って前記構造物の外面上に第2と第3の部材の雨押え材料を配置し、それらが前記第1部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
    前記第2と第3の部材の雨押え材料を前記構造物の外面に付着させる工程と、
    前記開口部の挿入物品の上面の周囲に沿って前記構造物の外面上に第4部材の雨押え材料を配置し、それが第2と第3の部材の雨押え材料と重なるようにする工程と、
    前記開口部の挿入物品の上面における前記構造物の外面上に前記第4部材の雨押え材料を付着させる工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
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