JP4614409B2 - 回路遮断器収納箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路遮断器を収納した回路遮断器収納箱の蓋体に設けられるカバーの開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図8に示すように回路遮断器収納箱11は、前面を開口した箱体本体12と、箱体本体12に収納した回路遮断器13と、箱体本体12の開口を施蓋する蓋体14と、蓋体14の回路遮断器13の操作ハンドル13aに対向する箇所に設けた開口部15と、開口部15から露出する回路遮断器13の操作ハンドル13aを施蓋するカバー16とで構成している。カバー16は左右両端の一方の上下端部にカバー係合部17aが設けられ、他方の上下端部にカバー係合軸部17bが設けられ、蓋体14は開口部15の左右両端の上下端部に蓋体係合部18が設けられ、この蓋体係合部18にカバー係合部17aとカバー係合軸部17bを係合させて蓋体14にカバー16を取り付けている。カバー16は一方側のカバー係合軸部17bを回動軸に回動し、カバー16の他方側を開閉することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の回路遮断器収納箱11は、設置場所によってカバー16が開閉できるように開閉方向を変更しなければならない。カバー16は形状が左右で異なるので、図9に示すようにカバー16を蓋体14から一旦取り外し、カバー16を上下逆にして蓋体14に取り付けなければならず、作業に手間がかかっていた。また、カバー16を取り外した際に紛失や損傷の虞があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来の回路遮断器収納箱の問題点に鑑み、本発明の目的は、カバーを蓋体から取り外すことなく、左右何れの方向でも開閉することができる回路遮断器収納箱を提供するもので、その構造は、少なくとも前面を開口した箱体本体と、箱体本体に収納した回路遮断器と、箱体本体の開口を施蓋する蓋体と、蓋体の回路遮断器の操作ハンドルに対向する箇所に設けた開口部と、開口部から露出する回路遮断器の操作ハンドルを施蓋するカバーとを具備する回路遮断器収納箱において、カバーの左右両端の上下端部に係合突起を設け、蓋体の開口部の左右両端の上下端部にカバーの係合突起が係脱する係合溝を設け、係合溝はカバーの係合突起を奥行き方向に案内する縦案内部と、係合突起を幅方向に案内する横案内部と、カバーの開閉時の軸受け部とから成り、蓋体の係合溝の横案内部は幅が狭く形成されるとともに、カバーの係合突起は横長形状に形成され、カバーが閉塞した状態又は蓋体に接近した状態の場合だけ横案内部を左右にスライドできることである。
【0005】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の回路遮断器収納箱によれば、少なくとも前面を開口した箱体本体と、箱体本体に収納した回路遮断器と、箱体本体の開口を施蓋する蓋体と、蓋体の回路遮断器の操作ハンドルに対向する箇所に設けた開口部と、開口部から露出する回路遮断器の操作ハンドルを施蓋するカバーとを具備する回路遮断器収納箱において、カバーの左右両端の上下端部に係合突起を設け、蓋体の開口部の左右両端の上下端部にカバーの係合突起が係脱する係合溝を設け、係合溝はカバーの係合突起を奥行き方向に案内する縦案内部と、係合突起を幅方向に案内する横案内部と、カバーの開閉時の軸受け部とから成り、蓋体の係合溝の横案内部は幅が狭く形成されるとともに、カバーの係合突起は横長形状に形成され、カバーが閉塞した状態又は蓋体に接近した状態の場合だけ横案内部を左右にスライドできることにより、カバーを蓋体から取り外すことなく、左右何れの方向でも開閉することができ、カバーの開放時に蓋体から脱落しない。
【0006】
【実施例】
本発明に係る回路遮断器収納箱の一実施例を図1〜図6の添付図面に基づいて説明する。
【0007】
図1に示すように回路遮断器収納箱1は、前面を開口した箱体本体2と、箱体本体2に収納した回路遮断器3と、箱体本体2の開口を施蓋する蓋体4と、蓋体4の回路遮断器3の操作ハンドル3aに対向する箇所に設けた開口部5と、開口部5から露出する回路遮断器3の操作ハンドル3aを施蓋するカバー6とで構成している。
【0008】
図2に示すようにカバー6は、回路遮断器3の状態を外部から確認可能に透明体で形成され、左右両端の上下端部に横長形状の係合突起7が形成されている。
【0009】
図3に示すように蓋体4は、開口部5の左右両端の上下端部にカバー6の係合突起7が係脱する係合溝8が形成されている。係合溝8は、図4に示すようにカバー6の係合突起7を蓋体4の奥行き方向に案内する縦案内部8aと、カバー6の係合突起7を蓋体4の幅方向に案内する横案内部8bと、カバー6の開閉時の軸受け部8cから成っている。横案内部8bは、幅が狭く形成され、カバー6が閉塞した状態又はカバー6が蓋体4に接近した状態の場合だけ係合突起7が左右に移動できるようになっている。
【0010】
蓋体4にカバー6を取り付けるには、蓋体4の左右何れか一方の係合溝8の縦案内部8bにカバー6の一方側の係合突起7を挿入し、係合突起7が突き当たったところでカバー6の他方側をなるべく閉塞させ、カバー6の係合突起7が係合溝8の横案内部8bを移動するようにカバー6をスライドさせ、係合突起7が係合溝8の軸受け部8cに突き当たったところで、カバー6の他方側の係合突起7を他方側の係合溝8の縦案内部8aに挿入する。そして、カバー6が勝手に開放しないように左右の係合突起7が夫々の係合溝8の横案内部8bに位置するようにカバー6をスライドさせることにより取り付けられる。
【0011】
図5に示すようにカバー6の左側を開放するには、カバー6が閉塞した状態からカバー6を右方向にスライドさせ、カバー6の右側の係合突起7を蓋体4の右側の係合溝8の軸受け部8cに移動させる。このとき、カバー6の左側の係合突起7は左側の係合溝8の縦案内部8aに移動しているのでカバー6の右側の係合突起7を回動軸にカバー6を開放することができる。
【0012】
図6に示すようにカバー6の右側を開放するには、カバー6が閉塞した状態からカバー6を左方向にスライドさせ、カバー6の左側の係合突起7を蓋体4の左側の係合溝8の軸受け部8cに移動させる。このとき、カバー6の右側の係合突起7は右側の係合溝8の縦案内部8aに移動しているのでカバー6の左側の係合突起7を回動軸にカバー6を開放することができる。
【0013】
カバー6が開放した状態では、カバー6の係合突起7は蓋体4の係合溝8の横案内部8bを移動できないので脱落することがない。
【0014】
尚、本実施例において、カバー6の係合突起7を横長形状に形成し、蓋体4の係合溝8の横案内部8bの幅を狭く形成したが、例えば、図7に示すように蓋体4の係合溝8の縦案内部8a又は横案内部8bにカバー6の開放防止部9やカバー6の左右ずれ防止部10を形成する等、カバー6の係合突起7及び蓋体4の係合溝8の形状について限定はない。
【0015】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る回路遮断器収納箱は、少なくとも前面を開口した箱体本体と、箱体本体に収納した回路遮断器と、箱体本体の開口を施蓋する蓋体と、蓋体の回路遮断器の操作ハンドルに対向する箇所に設けた開口部と、開口部から露出する回路遮断器の操作ハンドルを施蓋するカバーとを具備する回路遮断器収納箱において、カバーの左右両端の上下端部に係合突起を設け、蓋体の開口部の左右両端の上下端部にカバーの係合突起が係脱する係合溝を設け、係合溝はカバーの係合突起を奥行き方向に案内する縦案内部と、係合突起を幅方向に案内する横案内部と、カバーの開閉時の軸受け部とから成り、蓋体の係合溝の横案内部は幅が狭く形成されるとともに、カバーの係合突起は横長形状に形成され、カバーが閉塞した状態又は蓋体に接近した状態の場合だけ横案内部を左右にスライドできることにより、カバーを蓋体から取り外すことなく、左右何れの方向でも開閉することができ、カバーの開放時に蓋体から脱落しないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る回路遮断器収納箱を示す外観斜視図である。
【図2】 回路遮断器収納箱のカバーであり、(a)は正面図を示し、(b)は底面図を示す。
【図3】 回路遮断器収納箱の蓋体の正面図である。
【図4】 図3のB−B線矢視断面図である。
【図5】 回路遮断器収納箱のカバーを右側に開く方法を示し、(a)はカバーが閉塞した状態、(b)はカバーが開放した状態である。
【図6】 回路遮断器収納箱のカバーを右側に開く方法を示し、(a)はカバーが閉塞した状態、(b)はカバーが開放した状態である。
【図7】 本発明に係る回路遮断器収納箱の変形実施例を示す蓋体の係合溝の拡大図である。
【図8】 従来の回路遮断器収納箱を示す外観斜視図である。
【図9】 従来の回路遮断器収納箱のカバーを着脱する様子を示す正面図である。
【符号の説明】
1 回路遮断器収納箱
4 蓋体
5 開口部
6 カバー
7 係合突起
8 係合溝
8a 縦案内部
8b 横案内部
8c 軸受け部
Claims (1)
- 少なくとも前面を開口した箱体本体と、該箱体本体に収納した回路遮断器と、前記箱体本体の開口を施蓋する蓋体と、該蓋体の前記回路遮断器の操作ハンドルに対向する箇所に設けた開口部と、該開口部から露出する前記回路遮断器の前記操作ハンドルを施蓋するカバーとを具備する回路遮断器収納箱において、前記カバーの左右両端の上下端部に係合突起を設け、前記蓋体の開口部の左右両端の上下端部に前記カバーの係合突起が係脱する係合溝を設け、該係合溝は前記カバーの係合突起を奥行き方向に案内する縦案内部と、前記係合突起を幅方向に案内する横案内部と、前記カバーの開閉時の軸受け部とから成り、前記蓋体の係合溝の横案内部は幅が狭く形成されるとともに、前記カバーの係合突起は横長形状に形成され、前記カバーが閉塞した状態又は前記蓋体に接近した状態の場合だけ前記横案内部を左右にスライドできることを特徴とする回路遮断器収納箱。
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JP2001051537A JP4614409B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 回路遮断器収納箱 |
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JP2001051537A JP4614409B2 (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 回路遮断器収納箱 |
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JP2002260513A JP2002260513A (ja) | 2002-09-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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---|---|---|---|---|
JPH09217543A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Kodobuki Kogei Kk | ヒンジシャフト支持部材及びヒンジ継ぎ手並びに観賞用水槽 |
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JPH1168341A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-09 | Saitama Nippon Denki Kk | 機器筐体構造 |
JPH11286158A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-10-19 | Casio Comput Co Ltd | プリンタカバー組付構造とプリンタカバー |
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2001
- 2001-02-27 JP JP2001051537A patent/JP4614409B2/ja not_active Expired - Fee Related
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