JP3847291B2 - スライドできる蓋付きの箱 - Google Patents

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この発明は、箱に関するものであり、さらに詳しくは、スライドできる蓋付きのプラスチック箱に関するものである。
図1には、例えば釘、ねじ、その他の小さい物品を収容するための従来の箱1が示されている。この箱1は箱本体11と蓋12とからなり、その箱本体11には、折り曲げられて一対のレール溝113を形成する2つの対向側部が備わっており、その蓋12には、蓋12がその開放位置と閉鎖位置との間でスライド移動できるようにレール溝113の中にスライド可能にかつそれぞれ入れられる2つの対向状第1側縁121が備わっている。このような箱1は、蓋12と箱本体11との係合が比較的ゆるみがちであるという点と、蓋12の好ましくない抜け外れがかなり頻繁に起きるおそれがあるという点で、具合が悪いものである。
図2には、従来の別の箱2が示されており、この箱2は箱本体21と蓋22とからなり、蓋22は箱本体21の遠位端の側縁に枢着されている。箱本体21と蓋22との遠位端には、蓋22を閉じる際に蓋22をロックするために、かみ合い部材221が形成されている。この箱2によれば、前記の箱1に生じるような前記ゆるみ問題を取り除くことができる。しかしながら、両方の箱1,2は片手だけを使って開くことが難しい。さらにまた、図2に示す従来の箱2を所望の程度まで開くことは調節が難しい。
したがって、この発明の目的は、従来技術の前記短所を克服することのできる箱を提供することである。
この発明によれば、開放状の箱本体と蓋とレールユニットとを備えてなる箱であって、箱本体は底壁と周壁とからなり、周壁は、底壁に対して横断方向へ底壁から突出しているとともに遠位端を有しており、この遠位端は、底壁から遠位にあって箱開口の境界をなしており、周壁は、長手方向に延びている2つの対向状第1側壁部分と、この第1側壁部分に対して横断しかつ相互連結している第2側壁部分とからなっており、蓋は、この蓋が箱開口を覆う閉鎖位置とこの蓋が第2側壁部分から離れて箱開口があらわになる開放位置との間で長手方向にスライドすることができるように、周壁の遠位端にスライド可能に取り付けられ、蓋は、長手方向に延びている2つの対向状第1側縁とこれらの第1側縁に相互連結している第2側縁とを有し、蓋には、第1側縁どうしの間に配されて第2側縁から長手方向に延び、それらどうしの間に弾性アームを形成する一対の切れ込みが形成され、この弾性アームは、基端と自由端とを有し、その自由端は、基端に対向しているとともに、自由端が箱本体の周壁における第2側壁部分へ向かって移動しかつそこから離れて移動することができるように基端に対して弾性的に曲がることができ、蓋はさらにフックを有し、このフックは、蓋がその閉鎖位置にあるときにスナップ係合によって第2側壁部分へ弾性的に係合するように、弾性アームの自由端から箱本体の底壁へ向かう方向へ突出しており、前記レールユニットは、蓋が箱本体の周壁の遠位端に沿って長手方向へスライド移動することができるように、蓋の第1側縁と箱本体の周壁の第1側壁部分とに形成されている箱が提供される。
この発明によれば、従来技術の前記短所を克服することのできる箱がもたらされる。
図面にはこの発明における1つの実施形態が示されている。
図3〜図5には、この発明を具体化している箱が示されている。プラスチック材料から作られているのが好ましい箱3は、開放状の箱本体31と蓋32とレールユニットとを備えてなり、箱本体31は底壁30と周壁35とからなり、周壁35は、底壁30に対して横断方向へ底壁30から突出しているとともに遠位端350を有しており、この遠位端350は、底壁30から遠位にあって箱開口351の境界をなしており、周壁35は、長手方向に延びている2つの対向状第1側壁部分311と、この第1側壁部分311に対して横断しかつ相互連結している第2側壁部分314とからなっており、蓋32は、この蓋32が箱開口351を覆う閉鎖位置(図5および図8を参照)とこの蓋32が第2側壁部分314から離れて箱開口351があらわになる開放位置(図6および図7を参照)との間で長手方向にスライドすることができるように、周壁35の遠位端350にスライド可能に取り付けられ、蓋32は、長手方向に延びている2つの対向状第1側縁327とこれらの第1側縁327に相互連結している第2側縁328とを有し、蓋32には、第1側縁327どうしの間に配されて第2側縁328から長手方向に延び、それらどうしの間に弾性アーム323を形成する一対の切れ込み322が形成され、この弾性アーム323は、基端320と自由端329とを有し、その自由端329は、基端320に対向しているとともに、自由端329が箱本体31の周壁35における第2側壁部分314へ向かって移動しかつそこから離れて移動することができるように基端320に対して弾性的に曲がることができ、蓋32はさらにフック325を有し、このフック325は、蓋32がその閉鎖位置にあるときにスナップ係合によって第2側壁部分314へ弾性的に係合するように、弾性アーム323の自由端329から箱本体31の底壁30へ向かう方向へ突出しており、前記レールユニットは、蓋32が箱本体31の周壁35の遠位端350に沿って長手方向へスライド移動することができるように、蓋32の第1側縁327と箱本体31の周壁35の第1側壁部分311とに形成されている。
このレールユニットには、蓋32の第1側縁327にそれぞれ形成された一対のレール33が含まれている。それぞれのレール33によって、長手方向へ延びるレール溝330が画定されている。このレールユニットには、さらに一対のレールガイド34が含まれており、これらのレールガイド34は、箱本体31の周壁35の第1側壁部分311にそれぞれ形成されているとともに、レール溝330の中にそれぞれかつスライド可能に嵌められている。
蓋32には、第3側縁321と一対のストッパ324とがさらに備わっており、第3側縁321は第2側縁328に長手方向で対向しており、これらのストッパ324は、蓋32がその閉鎖位置にあるときに蓋32をさらに閉じる動きを阻止するためにレールガイド34にそれぞれ当接するように、箱本体31の底壁30へ向かって突出しているとともに、蓋32の第3側縁321に隣接し、かつ、蓋32の第1側縁327にそれぞれ隣接して配置されている。
図7および図8によれば、蓋32は、片手だけを使ってその閉鎖位置とその開放位置との間で移動させることができる。図7に示されたように、箱本体31の周壁35における第2側壁部分314からのフック325の離脱は、指を使って弾性アーム323を周壁35における第2側壁部分314から引き離すことにより、容易に達成することができる。
フック325には、湾曲した案内面326(図4を参照)が備わっており、この案内面326は、蓋32がその開放位置(図7を参照)からその閉鎖位置(図8を参照)まで移動するときにフック325と第2側壁部分314との間でスナップ係合ができるように、箱本体31の周壁35における第2側壁部分314の端に面している。
箱本体31の周壁35における第2側壁部分314からは吊り下げ用タブ36(図4を参照)が突出しており、このタブ36には、この箱3を壁に吊り下げることができるように、孔312が形成されている。
弾性アーム323が含まれているので、この箱3は片手だけを使って開けることができ、それによって、前記従来技術に生じたような短所が取り除かれる。
以上のように説明された発明については、この発明の精神から逸脱することなく、さまざまな改造および変型を行うことができるということは明らかである。
この発明は、例えば釘、ねじ、その他の小さい物品を収容しておき、片手だけを使って蓋を開閉する箱に用いられる。
図1は従来の箱の分解斜視図である。 図2は従来の別の箱の斜視図である。 図3はこの発明を具体化している箱の斜視図である。 図4は図3の箱の分解斜視図である。 図5は閉鎖位置に示された蓋の備わった図3の箱の断面図である。 図6は開放位置に示された蓋の備わった図3の箱の断面図である。 図7は片手だけを使って蓋を開ける方法を示すための模式図である。 図8は片手だけを使って蓋を開ける方法を示すための模式図である。
符号の説明
3 箱
30 底壁
31 箱本体
32 蓋
33 レール
34 レールガイド
35 周壁
36 タブ
311 第1側壁部分
312 孔
314 第2側壁部分
320 基端
321 第3側縁
322 切れ込み
323 弾性アーム
324 ストッパ
325 フック
326 案内面
327 第1側縁
328 第2側縁
329 自由端
330 レール溝
350 遠位端
351 箱開口

Claims (3)

  1. 底壁(30)と周壁(35)とからなる開放状の箱本体(31)であって、周壁(35)は、前記底壁(30)に対して横断方向へ前記底壁(30)から突出しているとともに遠位端(350)を有しており、この遠位端(350)は、前記底壁(30)から遠位にあって箱開口(351)の境界をなしており、前記周壁(35)は、長手方向に延びている2つの対向状第1側壁部分(311)と、この第1側壁部分(311)に対して横断しかつ相互連結している第2側壁部分(314)とからなっている箱本体(31)、
    蓋(32)であって、この蓋(32)が前記箱開口(351)を覆う閉鎖位置とこの蓋(32)が前記第2側壁部分314から離れて前記箱開口(351)があらわになる開放位置との間で長手方向にスライドすることができるように、前記周壁(35)の前記遠位端(350)にスライド可能に取り付けられ、この蓋(32)は、長手方向に延びている2つの対向状第1側縁(327)とこれらの第1側縁(327)に相互連結している第2側縁(328)とを有し、この蓋(32)には、前記第1側縁(327)どうしの間に配されて前記第2側縁(328)から長手方向に延び、それらどうしの間に弾性アーム(323)を形成する一対の切れ込み(322)が形成され、この弾性アーム(323)は、基端(320)と自由端(329)とを有し、その自由端(329)は、基端(320)に対向しているとともに、自由端(329)が前記箱本体(31)の前記周壁(35)における前記第2側壁部分(314)へ向かって移動しかつそこから離れて移動することができるように前記基端(320)に対して弾性的に曲がることができ、この蓋(32)はさらにフック(325)を有し、このフック(325)は、この蓋(32)がその閉鎖位置にあるときにスナップ係合によって前記第2側壁部分(314)へ弾性的に係合するように、前記弾性アーム(323)の前記自由端(329)から前記箱本体(31)の前記底壁(30)へ向かう方向へ突出している蓋(32)、および
    前記蓋(32)が前記箱本体(31)の前記周壁(35)の前記遠位端(350)に沿って長手方向へスライド移動することができるように、前記蓋(32)の前記第1側縁(327)と前記箱本体(31)の前記周壁(35)の前記第1側壁部分(311)とに形成されているレールユニット
    を備えてなる箱。
  2. 前記レールユニットは、前記蓋(32)の前記第1側縁(327)にそれぞれ形成された一対のレール(33)を含み、それぞれのレール(33)によって、長手方向へ延びるレール溝(330)が画定され、前記レールユニットは、さらに一対のレールガイド(34)を含み、これらのレールガイド(34)は、前記箱本体(31)の前記周壁(35)の前記第1側壁部分(311)にそれぞれ形成されているとともに、前記レール溝(330)の中にそれぞれかつスライド可能に嵌められている請求項1に記載の箱。
  3. 前記蓋(32)は、第3側縁(321)と一対のストッパ(324)とをさらに有しており、この第3側縁(321)は第2側縁(328)に長手方向で対向しており、これらのストッパ(324)は、前記蓋32がその閉鎖位置にあるときに前記蓋(32)をさらに閉じる動きを阻止するために前記レールガイド(34)にそれぞれ当接するように、前記箱本体(31)の前記底壁(30)へ向かって突出しているとともに、前記蓋(32)の前記第3側縁(321)に隣接し、かつ、前記蓋(32)の前記第1側縁(327)にそれぞれ隣接して配置されている請求項2に記載の箱。
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