JP4614240B2 - 携帯端末、及び端末アクセス方法 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末、及び端末アクセス方法に関し、例えば、予め登録した端末にアクセスして着信履歴を残すものに関する。
児童は、例えば、学校への登下校、塾への通学など、保護者の元を離れて行動することが多い。このような場合に、児童の安全を如何に確保するかは大きな課題となっている。
そのため、児童に携帯電話を携帯させ、保護者と児童が連絡をとれるようにするなどの対策が図られている。
一般に、このような場合、児童と保護者の携帯電話にそれぞれ双方の電話番号を登録し、呼出が容易に行えるようにするなどの工夫がなされている。
このように電話機などの通信装置に予め相手方の電話番号を登録する技術として、次の「電話番号の登録部を有する通信装置」がある。
この技術は、電話機などの通信装置において、相手方から着信した際に取得した相手方の電話番号やこちらから発信した際の電話番号を登録することにより、電話番号をその都度入力しなくても登録できるようにするものである。
特開平5−48705公報
しかし、携帯電話は高価であり、また通話料金や維持費も高額である。更に、児童が携帯電話を保護者の意図しない用途に用い、所謂私用電話をかける可能性もあった。
また、携帯電話の代わりに、安価な携帯型警報機を児童に持たせることも行われているが、携帯警報機では非常時に保護者と連絡できないため、児童の安全を守る手段としては十分とはいえなかった。
そこで、本発明の目的は、日常の連絡や非常時の通報に対応できる安価で簡便な携帯端末などを提供することである。
(1)請求項1記載の発明では、自己の識別情報を記憶した識別情報記憶手段と、所定の端末に接続要求する第1の接続要求手段と、所定の端末に接続要求する第2の接続要求手段と、前記接続要求の際に、前記記憶した識別情報を前記所定の端末に送信する識別情報送信手段と、前記所定の端末が、前記第1の接続要求手段による前記接続要求に応じて接続する前に、前記所定の端末との回線を自動的に切断する第1の回線切断手段と、前記所定の端末が、前記第2の接続要求手段による前記接続要求に応じて接続したことを検出した直後に、前記所定の端末との回線を自動的に切断する第2の回線切断手段と、前記所定の端末から接続要求があった場合に、前記所定の端末と接続する接続手段と、前記第1の回線切断手段及び前記第2の回線切断手段で回線を切断してからの時間を計測する時間計測手段と、を具備し、前記所定の端末は複数存在し、前記時間計測手段は、前記複数存在する所定の端末ごとに回線を切断してからの時間を計測し、前記接続手段は、前記時間計測手段でそれぞれ計測している時間が所定時間に達する前の所定の端末を除く端末からの接続要求を拒否することを特徴とする携帯端末を提供する。
(2)請求項記載の発明では、文書情報を複数記憶する文書記憶手段と、前記記憶した文書情報の選択を受け付ける文書選択受付手段と、前記選択を受け付けた文書情報を前記所定の端末に送信する文書情報送信手段と、を具備したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末を提供する。
(3)請求項記載の発明では、自己の識別情報を記憶した識別情報記憶手段と、第1の接続要求手段と、第2の接続要求手段と、識別情報送信手段と、所定の端末が、前記第1の接続要求手段による接続要求に応じて接続する前に前記所定の端末との回線を自動的に切断する第1の回線切断手段と、所定の端末が、前記第2の接続要求手段による接続要求に応じて接続したことを検出した直後に前記所定の端末との回線を自動的に切断する第2の回線切断手段と、前記所定の端末と接続する接続手段と、時間計測手段と、を備えた携帯端末において、前記第1の接続要求手段又は前記第2の接続要求手段によって、所定の端末に接続要求する接続要求ステップと、前記識別情報送信手段によって、前記接続要求の際に、前記記憶した識別情報を前記所定の端末に送信する識別情報送信ステップと、前記第1の接続要求手段により接続要求がされた場合には前記第1の回線切断手段によって、前記第2の接続要求手段により接続要求がされた場合には前記第2の回線切断手段によって、回線を切断する回線切断ステップと、前記時間計測手段によって、複数存在する前記所定の端末ごとに、前記第1の回線切断手段及び前記第2の回線切断手段で回線を切断してからの時間を計測する時間計測ステップと、前記時間計測手段でそれぞれ計測している時間が所定時間に達する前の所定の端末を除く端末からの接続要求を拒否するステップと、前記時間計測手段でそれぞれ計測している時間が所定時間に達する前の所定の端末からの接続要求があった場合に、前記接続手段によって、当該所定の端末との接続をするステップと、を備えたことを特徴とする端末アクセス方法を提供する。
本発明によれば、発信機能を制限することにより、日常の連絡や非常時の通報に対応できる安価で簡便な携帯端末などを提供することができる。
(1)実施の形態の概要
通信端末2(図1)と着信端末3は電話機能を有しており、通信端末2は、例えば保護者が使用し、着信端末3は児童が携帯する。通信端末2から着信端末3へは制限なく接続要求を行うことができるようになっており、一方、着信端末3は、予め登録した通信端末2以外には接続要求できないようになっている。着信端末3で通話ボタンを短押しした場合、着信端末3は、通信端末2に接続要求するが、通信端末2に接続する前に回線を切断する。これによって、着信端末3は、通話料をかけずに通信端末2に着信履歴を残すことができる。また、着信端末3で、通話ボタンを長押しした場合、着信端末3は、通信端末2に接続した直後に回線を切断する。これによって通話料金を最低に抑えながら保護者を通信端末2に呼び出すことができる。
(2)実施の形態の詳細
本実施の形態では、電話の音声回線を接続する際の用語として発信、着信、接続を以下の意味で用いることにする。ここでは、第1の電話から第2の電話に電話をかける場合を例に採る。
発信は、第1の電話が第2の電話を対象として交換機などに回線の接続要求を行う処理である。接続要求に際し、第1の電話は第2の電話に自己の電話番号を通知する。発信は発番とも呼ばれることがある。
着信は、第2の電話が第1の電話による接続要求を受け付ける処理である。接続要求の受け付けに際し、第2の電話は第1の電話の電話番号の通知を受ける。第2の電話はこの電話番号を着信履歴として保存する。また、第2の電話は接続要求を受けている間、呼出音を出力するなどする。
接続は、第2の電話が第1の電話からの接続要求を受け入れ、第1の電話と第2の電話を通話可能とする処理である。
第2の電話機から第1の電話機に接続する場合も同様である。
図1は、本実施の形態に係る通信システム1のネットワーク構成の一例を示した図である。
通信システム1では、通信端末2、着信端末3、キャリアシステム100、サービス会社システム200、GPS(Global Positioning Systems)衛星4、音声回線ネットワーク5、警察機関システム301、消防機関システム302、海上保安庁機関システム303などが通信ネットワークによって接続可能に配設されている。
本実施の形態では、一例として、通信端末2は保護者などが利用し、着信端末3は児童などが外出時に携帯するものとする。
以下、保護者など、通信端末2のユーザを着信端末管理者と呼び、児童など、着信端末3のユーザを着信端末使用者と呼ぶことにする。また、着信端末管理者と着信端末使用者を区別しない場合は単にユーザと呼ぶことにする。
なお、図では通信端末2を1台のみ示しているが、例えば、祖父母用の通信端末、地域の防犯担当者用の通信端末など、複数台(本実施の形態では3台まで)存在することができる。
通信端末2は、例えば、携帯電話、パーソナルコンピュータ、固定電話など、第1の電話機と同様の接続機能を備えた端末装置で構成されており、着信端末3と通話する通話機能、着信端末3から電子メールを受信する電子メール受信機能、サービス会社システム200に着信端末3の現在位置を問い合わせる現在位置問い合わせ機能などを備えている。
着信端末3は、第1の電話と同様の接続機能を備えた携帯端末であって、通信端末2に発信して着信履歴を残す発信機能、通信端末2からの発信を着信して通信端末2と接続し、通話する通話機能、通信端末2に電子メールを送信する電子メール送信機能、現在位置をGPS4とキャリアシステム100から取得する機能などを備えている。
着信端末3は、例えば、1年程度分の通信費用や諸経費がプリペイド方式で含まれた定価で販売されており、着信端末3の購入者は、着信端末3を購入後は費用を負担せずに着信端末3を使用することができる。
GPS衛星4は、正確な時計を搭載した人工衛星であり、地球を周回しながら時刻を着信端末3、基地局101、その他の受信者に送信している。
図1では、GPS衛星4を1台のみ示しているが、これは複数台存在し、これらのGPS衛星4が送信する時刻を地上で解析することにより、地上での現在位置を得ることができる。
音声回線ネットワーク5は、通信端末2と着信端末3が通話を行うための音声通信用のネットワークである。
音声回線ネットワーク5は、通信端末2と着信端末3で通話するための音声信号の他に、通信端末2の着信履歴に残すための着信端末3の電話番号やその他の制御信号を伝達することができる。
音声回線ネットワーク5は、音声を伝達する音声回線と、発信、電話番号、着信などの信号を伝達する信号回線を組み合わせて構成することもできる。
警察機関システム301、消防機関システム302、海上保安庁機関システム303は、それぞれ警察、消防、海上保安庁が緊急電話を受け付けるシステムであり、音声回線ネットワーク5に接続している。
着信端末3からこれらのシステムに発信して通話することにより、着信端末3からこれらの機関の担当者と会話することができる。
キャリアシステム100は、例えば、電話会社などが運営するシステムであり、通信端末2と着信端末3との間の通信の仲介、あるいは、通信端末2とサービス会社システム200との間、及び着信端末3とサービス会社システム200との間の通信の仲介、及びGPS衛星4を使った現在位置取得機能の補助を行う。
なお、図1では、音声回線ネットワーク5をキャリアシステム100の外部に記してあるが、音声回線ネットワーク5もキャリアシステム100に含めることができる。
キャリアシステム100は、基地局101、データ通信変換装置102、基地局制御局103、交換機104、認証サーバ105、GPSサーバ106、基地局データベース107、SMS配信サーバ108、パケットネットワーク109などから構成されている。
基地局101は、携帯電話網の末端にあたる装置であって、着信端末3と無線によって直接交信をする。
基地局制御局103は、基地局101やその他の図示しない基地局とデータ通信変換装置102を結ぶ装置である。
データ通信変換装置102は、データ通信間の接続を切り替える装置であって、基地局制御局103とパケットネットワーク109を結ぶ。
交換機104は、回線間の接続を切り替える装置である。交換機104は、音声回線ネットワーク5と基地局制御局103を接続したり、あるいは、図示しない他の交換機に接続したりなどする。
パケットネットワーク109は、データ通信用のネットワークであり、電子メールやその他のデジタルデータを伝達することができる。また、パケットネットワーク109は、インターネットと接続したり、あるいはインターネットでパケットネットワーク109を構成したりすることもできる。
認証サーバ105は、接続の正統性を確認するサーバ装置であって、パケットネットワーク109からGPSサーバ106にアクセスする者の認証を行う。
GPSサーバ106は、着信端末3が現在位置を取得するのを支援するサーバであって、着信端末3がGPS信号を用いて得た測位情報から着信端末3の現在位置を計算し、測位計算結果(現在位置の緯度経度など)を着信端末3に送信する。
一般に、着信端末3のみでGPS衛星4からの信号を解析し、着信端末3の現在位置を測位する場合は15分程度の時間を要するが、GPSサーバ106の支援を受けることにより短時間(ほぼリアルタイム)で着信端末3は現在位置を得ることができる。
基地局データベース107は、基地局情報を管理するデータベースであり、基地局制御局103が基地局を制御する際に使用する。
SMS配信サーバ108は、ショートメッセージを配信するサーバである。なお、SMSはShort Message Serviceを意味する。
ショートメッセージとは、電話機などの端末に送信できる情報(例えば、文字情報)であり、電話番号により送信先の端末を指定することができる。
本実施の形態では、ショートメッセージを用いて着信端末3に各種コマンドを送信し、測位の実行や電子メールの登録などの各種情報処理を着信端末3に行わせることができる。
サービス会社システム200は、着信端末3の利用を支援するシステムであり、認証サーバ201、アプリケーションサーバ202、及びSMS配信要求サーバ203などから構成されている。
認証サーバ201は、通信端末2の着信端末管理者などを登録しており、着信端末管理者がアプリケーションサーバ202にアクセスする際にユーザID、パスワードなどによりユーザ認証を行う。
アプリケーションサーバ202は、サービス全般の動作を管理しており、ウェブサイトによる通信端末2とのユーザインターフェースの提供、パケット通信の受信、ショートメッセージ送信の管理、現在位置問い合わせへの対応などを行っている。
このうち、ウェブサイトでは、着信端末3に登録する電子メールアドレスや電子メール本文を受け付けたり、着信端末3の現在位置問い合わせを受け付けたり、着信端末3の現在位置を地図に重ね合わせて提供したりする。
SMS配信要求サーバ203は、SMS配信サーバ108に対してショートメッセージの送信を要求するサーバである。
例えば、SMS配信要求サーバ203は、アプリケーションサーバ202から、電子メールアドレスや電子メール本文を着信端末3に登録させる旨の指令を受けると、これらの情報を登録させるためのショートメッセージを作成し、これを着信端末3宛てに送信するようにSMS配信サーバ108に依頼する。
また、SMS配信要求サーバ203は、アプリケーションサーバ202から、着信端末3の測位を行う旨の指令を受けると、着信端末3に測位を行わせるショートメッセージを作成し、これを着信端末3宛てに送信するようにSMS配信サーバ108に依頼する。
次に、通信システム1において、情報や信号が伝達される経路について説明する。以下では、伝達経路を矢線印にて示す。
まず、着信端末3が通信端末2の電話番号を用いて通信端末2に発信する場合は、次の経路1を経由する。
(経路1)「着信端末3→基地局101→基地局制御局103→交換機104→音声回線ネットワーク5→通信端末2」
一方、通信端末2が着信端末3の電話番号を用いて着信端末3に発信する場合は、次の経路2(経路1の逆)を経由する。
(経路2)「通信端末2→音声回線ネットワーク5→交換機104→基地局制御局103→基地局101→着信端末3」
通信端末2と着信端末3が通話する場合、通信端末2から着信端末3への音声信号は経路2により伝達され、着信端末3から通信端末2への音声信号は経路1により伝達される。
次に、着信端末3が通信端末2に電子メールを送信する場合は、次の経路3を経由する。
(経路3)「着信端末3→基地局101→基地局制御局103→データ通信変換装置102→パケットネットワーク109→認証サーバ201→アプリケーションサーバ202→認証サーバ201→パケットネットワーク109→通信端末2」
次に、通信端末2が電子メールアドレスや電子メール本文を着信端末3に登録する場合は、次の経路4を経由する。
(経路4)「通信端末2→パケットネットワーク109→認証サーバ201→アプリケーションサーバ202→SMS配信要求サーバ203→SMS配信サーバ108→交換機104→基地局制御局103→基地局101→着信端末3」
次に、通信端末2が着信端末3に測位を要求する場合は、次の経路5を経由する。
(経路5)「通信端末2→パケットネットワーク109→認証サーバ201→アプリケーションサーバ202→SMS配信要求サーバ203→SMS配信サーバ108→交換機104→基地局制御局103→基地局101→着信端末3」
この測位要求に対し、着信端末3が通信端末2に測位計算結果を送信する場合は、次の経路6を経由する。
(経路6)「着信端末3→基地局101→基地局制御局103→データ通信変換装置102→パケットネットワーク109→認証サーバ201→アプリケーションサーバ202→認証サーバ201→パケットネットワーク109→通信端末2」
次に、着信端末3が警察機関システム301、消防機関システム302、海上保安庁機関システム303にアクセスする場合は、次の経路7を経由する。
(経路7)「着信端末3→基地局101→基地局制御局103→交換機104→音声回線ネットワーク5→警察機関システム301、消防機関システム302、海上保安庁機関システム303」
図2は、着信端末3の外観の一例を示した図である。
着信端末3は、電源スイッチ11、緊急連絡ボタン12、13、14、ディスプレイ16、スピーカ15、マイク17、通話ボタン18、終話ボタン19、電話ボタン群、電子メールボタン群、登録ボタン20などを備えている。
電源スイッチ11は、着信端末3の電源をオンオフする。
緊急連絡ボタン12、13、14は、それぞれ警察機関システム301、消防機関システム302、海上保安庁機関システム303に発信するためのボタンである。
着信端末使用者は、これらのボタンを押下することにより、警察機関システム301、消防機関システム302、海上保安庁機関システム303に発信し、これらの機関の担当者と通話することができる。
これらのボタンを不用意に押下しないように、ボタンロックするスイッチなどを電源スイッチ11の近傍などに設けてもよい。
スピーカ15は、通話の際に相手方の音声を出力し、マイク17は、通話の際に着信端末使用者の音声を入力する。
ディスプレイ16は、例えば、登録してある電話番号や電子メールアドレスや電子メール本文を表示するなど、各種の文字・記号・数字などを表示する。
登録ボタン20は、着信端末3を登録モードにするためのボタンであって、登録ボタン20を押下するごとに通常モードと登録モードを切り替えることができる。
通常モードは、通信端末2への発信、通信端末2との通話、電子メールの送信などの通常の機能を発揮するモードであり、登録モードは、通信端末2の電話番号を着信端末3に登録する機能を発揮するモードである。
なお、登録ボタン20は、図では着信端末3の筐体から突出して記されているが、不用意に押下しないように、筐体に形成された凹部に設けることもできる。
電話ボタン群は、通話ボタン18と終話ボタン19の下部に設けられており、3つの電話ボタンから構成されている。それぞれの電話ボタンには異なる通信端末2の電話番号を登録することができる。
電子メールボタン群は、電話ボタン群の下部に設けられており、3つの電子メールボタンから構成されている。それぞれの電子メールボタンには、異なる電子メールアドレスを登録することができる。
一方、電子メール本文は、複数(本実施の形態では5個)登録することができ、電子メール送信の際に所望のものが選択できるようになっている。
電子メール本文としては、例えば、「今から帰る」、「迎えに来て」などと、日常頻繁に用いられる連絡内容が用いられる。
所望の電子メールアドレスが登録されている電子メールボタンを押下すると、押下の度に、電子メール本文が次ディスプレイ16に順次表示されるようになっており、着信端末使用者は、所望の電子メール本文が表示されるまで、電子メールボタンを押下する。
なお、着信端末3は、電子メール本文の表示が一巡すると、先頭の電子メール本文から再度表示するようになっている。
このようにして着信端末使用者は、電子メールボタンを押下することにより電子メール本文をロータリ選択することができ、所望の電子メールアドレスと所望の電子メール本文の組合せを選択することができる。
通話ボタン18は、通信端末2への発信、あるいは通信端末2への電子メール送信を行うためのボタンである。
電話ボタンを押下した後、通話ボタン18を押下すると、着信端末3は、当該電話ボタンに登録されている電話番号の通信端末2に発信し、キャリアシステム100に当該通信端末2への接続を要求する。
通信端末2に対する発信に関しては、着信端末3は、通話ボタン18を短時間押下した後に離す短押しモードと、通話ボタン18を長時間押下した後に離す長押しモードの2つのモードを備えている。
通話ボタン18を押下している時間の長短は、着信端末3が、通話ボタン18が押下されてから離されるまでの時間を計測し、この計測した時間を所定の基準値と対比することにより判断する。
着信端末使用者が短押しモードで発信した場合、着信端末3は、通信端末2が接続要求に応じて接続する前に(即ち、受話器を取るなどする前に)回線を切断する。通信端末2には着信端末3の着信履歴が残る。
着信端末管理者は、通信端末2に残された着信履歴によって着信端末3からアクセスされたことを認識することができ、通信端末2から着信端末3に発信して(即ち、電話をかけて)通話することができる。
この場合、通話料金は通信端末2側に発生するため、着信端末3側では費用を負担する必要がない。
なお、終話ボタン19が押下されると、着信端末3は、通信端末2との回線を切断する。
着信端末使用者が長押しモードで発信した場合、着信端末3は、通信端末2が接続要求に応じた直後に(即ち、受話器を取るなどした直後に)回線を切断する。通信端末2には着信端末3の着信履歴が残る。
即ち、着信端末3は、通信端末2が接続するまで(即ち、着信端末管理者が受話器をとるまで)通信端末2での呼出を継続する。着信端末使用者は、着信端末管理者と確実に通話したい場合は、このように長押しモードによって、着信端末管理者を通信端末2に呼び出すことができる。着信端末管理者は着信履歴から着信端末3からの呼出であると認識し、着信端末3に発信して通話することができる。
長押しモードの場合、通信端末2が接続した時点で着信端末3側に通話料金が発生するが、その金額は(着信端末3が接続直後に回線を切断するため)通話最低料金であり、しかもプリペイド方式ですでに決済しているため、着信端末3側が新たに通話料金を支払う必要はない。なお、着信端末3が、例えば、通信端末2が接続すると、通話最低料金時間、例えば10秒間接続を維持した後回線を切断するように構成することも可能である。
一方、電子メールに関しては、電子メールボタンを押下して電子メールアドレスと電子メール本文を選択した後、通話ボタン18を押下すると、着信端末3は、選択された電子メール本文を内容とし、当該電子メールボタンに登録されている電子メールアドレスを宛先とする電子メールを作成し、アプリケーションサーバ202に送信する。この電子メールは、アプリケーションサーバ202から通信端末2に送信されることとなる。
図3は、着信端末3のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
着信端末3は、電話通信部21、GPS通信部22、制御部23、ボタン・スイッチ24、タイマ25、メモリ部26、入力部27、出力部28などから構成されている。
電話通信部21は、制御部23と基地局101が通信する際の無線通信を行う。
GPS通信部22は、GPS衛星4からGPS信号を受信し、制御部23に出力する。
ボタン・スイッチ24は、電源スイッチ11、緊急連絡ボタン12、13、14などを構成している。
タイマ25は、制御部23が発生するクロックを用いて通話ボタンで発信してからの経過時間を計測する。後述のように、着信端末3は、電話ボタンが押下されて通信端末2に発信した後、一定時間の間は他の端末からの着信を拒否するが、タイマ25は、この一定時間を計測するのに用いられる。
メモリ部26は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などで構成された読み書き可能な記憶装置である。
メモリ部26には、通信端末2の電話番号、電子メールアドレス、及び電子メール本文などが記憶されている。
入力部27は、通話ボタン18、終話ボタン19、電話ボタン群、電子メールボタン群、などを構成している。
制御部23は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、クロックなどを備えたコンピュータであり、ROMやメモリ部26に記憶されているプログラムに従って、発信機能、着信機能、通話機能、電話ボタンへの電話番号登録機能、電子メールボタンへの電子メール登録機能、電子メール送信機能、測位機能などの各種の機能を発揮させる。
図4(a)は、メモリ部26に記憶されている電話ボタンデータの論理的な構成を示した図である。
電話ボタンデータでは、ボタン番号1、2、3に対応して、異なる通信端末2の電話番号が登録されている。
ボタン番号は電話ボタンに対応しており、着信端末3は、電話ボタン群のうちの何れかの電話ボタンが押下されると、電話ボタンデータから当該電話ボタンに対応する電話番号を取得して発信を行う。
図4(b)は、メモリ部26に記憶されている電子メールボタンデータの論理的な構成を示した図である。
電子メールボタンデータでは、3つの通信端末2の電子メールアドレスに対して、それぞれ電子メール本文が登録されており、これらは、それぞれボタン番号1、2、3に対応づけられている。
ボタン番号は電子メールボタンに対応しており、各ボタン番号に対応させて電子メールアドレスが記憶されている。
電子メール本文は、ボタン番号や電子メールアドレスとは対応させずに複数個(図の例では5個)記憶されており、着信端末使用者が、電子メール送信の際に電子メール本文を選択できるようになっている。
なお、後述の変形例のように、電子メールアドレスと電子メール本文をアプリケーションサーバ202で保存し、着信端末3からの指定により、アプリケーションサーバ202で電子メールを作成して通信端末2に送信するように構成することも可能である。
図5は、アプリケーションサーバ202のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
アプリケーションサーバ202は、CPU31、ROM32、RAM33、通信制御部34、記憶部35などがバスライン36で接続されて構成されている。
CPU31は、ROM32、RAM33、記憶部35などに記憶されているプログラムに従って、ウェブサイトの運営機能、ショートメッセージ送信の管理機能、現在位置問い合わせへの対応機能などを発揮する。
ROM32は、リードオンリメモリであって、アプリケーションサーバ202を動作させるための基本的なプログラムやパラメータが記憶されている。
RAM33は、ランダムアクセスメモリであって、CPU31が情報処理を行う際のワーキングエリアを提供する。
通信制御部34は、アプリケーションサーバ202を認証サーバ201やSMS配信要求サーバ203に接続するインターフェースである。
記憶部35は、例えば、ハードディスクなどによる大容量の記憶装置であり、各種プログラムを格納したプログラム格納部37と、データを格納したデータ格納部38が形成されている。
プログラム格納部37には、CPU31に各種機能を発揮させるためのプログラムが記憶されている。
データ格納部38には、着信端末3の現在位置を地図に重ね合わせてウェブサイトで表示するための地図データなどが記憶されている。
以上、アプリケーションサーバ202について説明したが、認証サーバ201やSMS配信要求サーバ203のハードウェア的な構成もアプリケーションサーバ202と基本的に同じである。
図6は、認証サーバ201に記憶されているユーザデータベースの論理的な構成を示した図である。
ユーザデータベースは、「ユーザID」、「パスワード」、「着信端末ID」、「氏名」、「住所」などの項目から構成されている。
「ユーザID」は、着信端末管理者に付与されたID情報である。
「パスワード」は、着信端末管理者が設定したパスワードである。
認証サーバ201は、着信端末管理者がアプリケーションサーバ202のウェブサイトにアクセスする際に、ユーザIDとパスワードを用いて着信端末管理者を認証する。
「着信端末ID」は、着信端末3のID情報であり、例えば、着信端末3の電話番号を用いることができる。
「氏名」は、着信端末管理者の氏名である。
「住所」は、着信端末管理者の住所である。
図7は、着信端末3に通信端末2の電話番号を登録する手順を説明するためのフローチャートである。この手順では、経路2が用いられる。
まず、ユーザは、着信端末3で登録ボタン20を操作し、着信端末3で登録モードを起動する(ステップ5)。そして、ユーザは、電話ボタン群のうち、所望の電話ボタンを押下して電話番号を登録する電話ボタンを選択する。
次に、ユーザは、通信端末2で着信端末3の電話番号を入力し、着信端末3に対して発信して接続要求する(ステップ10)。
着信端末3は、通信端末2からの接続要求を着信して、通信端末2の電話番号を受信する(ステップ15)。
着信端末3は、ステップ5で選択された電話ボタンに対応づけて、通信端末2から受信した電話番号を電話ボタンデータベースに登録する(ステップ20)。
このようにして、着信端末3は、登録モード中に着信した電話番号を登録する。そのため、着信端末3では、特に複雑な操作を行うことなく電話番号を登録することができる。
図8は、着信端末3が短押しモードで通信端末2に発信する手順を説明するためのフローチャートである。この手順では、ステップ30〜45までは経路1が用いられ、ステップ50〜60までは経路2が用いられる。
まず、着信端末3は、着信端末使用者から、電話ボタンの押下を受け付ける(ステップ30)。着信端末3は、押下された電話ボタンを電話ボタンデータベースと照合し、発信する電話番号を特定する。
次に、着信端末3は、着信端末使用者から通話ボタン18の押下を受け付け、通話ボタン18が短押しされたことを検出する(ステップ35)。
これによって、着信端末3は、着信端末使用者が短押しモードを選択したことを認識し、短押しモードにて通信端末2に発信し、接続要求する。
通信端末2は、着信端末3からの着信により、着信端末3の電話番号を受信する(ステップ40)。
次に、着信端末3は、通信端末2が接続する前に(即ち、受話器を取る前に)通信端末2との回線を切断する(ステップ45)。
回線を切断する方法としては、例えば、次のものが考えられる。
着信端末3は、所定の信号を交換機104に送出することにより、交換機104に通信端末2に着信履歴を残させて回線を切断させる。この際、通信端末2で呼出音を所定回数(例えば、1回)出力させることもできる。なお、この場合は、このような機能を交換機104に備えておくことになる。
または、通信端末2に接続要求をした後、所定時間(例えば、通信端末2で呼出音を所定回数出力する時間を見込んだ時間)経過後に回線を切断するように着信端末3を構成することもできる。
あるいは、着信端末3は、通信端末2に接続要求中に交換機104から着信端末3に送信される呼出中の呼出音(RBT信号:Ring Back Tone)を計数し、当該呼出音が所定回数計数された際に回線を切断するように着信端末3を構成することもできる。例えば、最初の呼出音を検出してから約1.5秒後に回線を切断するように構成することができる。
着信端末3と通信端末2の回線が切断されると、通信端末2には、着信端末3の電話番号が着信履歴に保存される。
着信端末管理者は、着信履歴を確認し、着信端末3から接続要求があったことを認識する。
そして、着信端末管理者は、通信端末2を操作し、着信した着信端末3の電話番号を用いて着信端末3に発信する(ステップ50)。
一方、着信端末3は、通信端末2との回線を切断した後、タイマ25で経過時間を計測し、一定時間内は、他の通信端末2や他の端末からの接続要求を拒否する(ステップ55)。
これは、着信端末使用者が通信端末2からの着信を待っている間に、他の端末から接続要求を受けて、通信端末2と接続できない事態を回避するためである。
着信端末3は、通信端末2から着信があると、通信端末2の電話番号により通信端末2を識別し、呼出音を出力する。
呼出音を受けて着信端末使用者が通話ボタン18を押下すると、着信端末3は、通信端末2に接続し、その後、着信端末管理者と着信端末使用者は通話を行うことができる(ステップ60)
図9は、着信端末3が長押しモードで通信端末2に接続する手順を説明するためのフローチャートである。この手順では、ステップ30〜110までは経路1が用いられ、ステップ50〜60までは経路2が用いられる。なお、短押しモードと同じ手順には同じステップ番号を付して説明を簡略化する。
まず、着信端末3は、着信端末使用者から、電話ボタンの押下を受け付ける(ステップ30)。
次に、着信端末3は、着信端末使用者から通話ボタン18の押下を受け付け、通話ボタン18が長押しされたことを検出する(ステップ100)。
これによって、着信端末3は、着信端末使用者が長押しモードを選択したことを認識し、長押しモードにて通信端末2に発信して接続要求する。この際、着信端末3は、自己の電話番号を通信端末2に送出する。
通信端末2は、着信端末3からの着信により、着信端末3の電話番号を受信する(ステップ40)。
着信端末3は、通信端末2が接続要求を受け付けるまで回線の接続を維持する。この間、通信端末2では、呼出音が出力され続ける。
着信端末管理者は、この呼出音に応じて通信端末2を操作し(即ち、受話器を取る)、通信端末2を着信端末3に接続する(ステップ105)。
着信端末3は、通信端末2が接続した直後に(即ち、受話器を取った直後に)通信端末2との回線を切断する(ステップ110)。
回線を切断する方法としては、例えば、次のものが考えられる。
着信端末3は、所定の信号を交換機104に送出することにより、交換機104に通信端末2の接続を確認して回線を切断させる。この場合は、このような機能を交換機104に備えておく。
または、着信端末3は、通信端末2の接続要求中に交換機104から着信端末3に送信される呼出中の呼出音(RBT信号)の中断、または回線の接続信号を検出して回線を切断するように構成することもできる。
そして、通信端末2は、着信履歴によって着信端末3に発信し、着信端末3に接続要求を行う(ステップ50)。
一方、着信端末3は、通信端末2との回線を切断した後、タイマ25で時間を計測し、一定時間内には、着信端末3から接続要求を行った通信端末2以外の端末からの接続要求を拒否する(ステップ55)。
着信端末3は、通信端末2から着信があると、通信端末2の電話番号により通信端末2を識別し、呼出音を出力する。
呼出音を受けて着信端末使用者が通話ボタン18を押下すると、着信端末3は、通信端末2に接続し、その後、着信端末管理者と着信端末使用者は通話を行うことができる(ステップ60)。
図10は、着信端末3が発信、及び着信を行う手順を説明するためのフローチャートである。
以下の手順は、着信端末3の電源がオンの間継続して行われる。
まず、着信端末3は、イベントの発生を監視する(ステップ205)。イベントとは、例えば、通話ボタン18が押下されるなど、着信端末3の状態の変化であって、着信端末3に何らかの動作を行わせるための端緒となるものである。
イベントが発生しない場合(ステップ205;N)、着信端末3は引き続きイベントの発生を監視する。
イベントが発生した場合(ステップ205;Y)、着信端末3は、イベントの解析を行う(ステップ210)。
イベントとしては、電話ボタンを押下して通信端末2に発信後、一定時間が経過したタイムアウトと、通信端末2からの着信と、通話ボタン18の押下後の電話ボタンの押下がある。
イベントが、タイムアウトの発生であった場合(ステップ210;タイムアウト発生)、着信端末3は、保存電話番号を消去し、タイマ25を終了する(ステップ215)。
この保存電話番号は、電話ボタンの何れかが押下された場合に当該電話ボタンの電話番号を記憶しておいたものであり、端末から接続要求があった場合に、この端末の電話番号が、押下した電話ボタンの電話番号と同じものであるか否かを判断するためのものである。
ステップ215でタイマ25を終了した後は、何れの端末からの着信も受けることができる。
なお、タイマ25でのタイムアウトの他に、着信端末3に解除ボタンを設けておき、当該ボタンが着信端末使用者によって押下された場合にステップ215を実行する機能を着信端末3に備えることもできる。
イベントが着信であった場合(ステップ210;着信発生)、着信端末3は、タイマ25が動作中か否か(即ち、発信してから一定時間が経過したか否か)を確認する(ステップ220)。
タイマ25が動作していない場合(即ち、通信端末2に発信してから一定時間経過した場合)(ステップ220;N)、着信端末3は、接続要求してきた端末が通信端末2であるか否かにかかわらず、着信端末使用者が通話ボタン18を押下すると着信を受け、これによって着信端末使用者は発信者と通話する(ステップ225)。
着信端末使用者が終話ボタン19を押下するか、あるいは発信者が端末で回線切断操作を行うと着信端末3、及び発信元の端末は回線を切断する(ステップ230)。
一方、タイマ25が動作中の場合(即ち、通信端末2に発信してから一定時間経過していない場合)(ステップ220;Y)、着信端末3は、更に、発信元の端末の電話番号が、押下された電話ボタンの電話番号か否かを確認する(ステップ235)。
押下された電話ボタンの電話番号でなかった場合(ステップ235;N)、着信端末3は、接続を拒否し、回線を切断する(ステップ240)。
押下された電話ボタンの電話番号であった場合(ステップ235;Y)、発信元の端末が押下した電話ボタンの通信端末2であると確認でき、着信端末3は呼出音を出力する。そして、着信端末使用者が通話ボタン18を押下すると、着信端末3は通信端末2に接続し、着信端末管理者と着信端末使用者は通話を行うことができる(ステップ245)。
着信端末使用者が終話ボタン19を押下するか、あるいは着信端末管理者が回線切断操作を行うと着信端末3、及び通信端末2は回線を切断する(ステップ250)。
そして、着信端末3は、保存電話番号を消去し(ステップ255)、タイマを終了する。
イベントが電話ボタンの押下の後に通話ボタン18が押下されたものであった場合(ステップ210;電話ボタン後の通話ボタン)、着信端末3は、更に通話ボタン18が短押しされたか長押しされたかを判断する(ステップ260)。
通話ボタン18が短押しであった場合(ステップ265;短押し)、着信端末3は、押下された電話ボタンの電話番号を保存電話番号として保存し、押下された電話ボタンのタイマ25を開始する(ステップ270)。
次に、着信端末3は、押下された電話ボタンの電話番号を用いて発信し、着信端末3の電話番号を通知して接続要求する(ステップ270)。
そして、着信端末3は、速やかに回線を切断する(ステップ275)。
一方、通話ボタン18が長押しであった場合(ステップ260;長押し)、着信端末3は、押下された電話ボタンの電話番号を保存電話番号として保存し、押下された電話ボタンのタイマ25を開始する(ステップ280)。
次に、着信端末3は、押下された電話ボタンの電話番号を用いて発信し、着信端末3の電話番号を通知して接続要求する(ステップ285)。
そして、着信端末3は、通信端末2が接続したのを確認した後、速やかに回線を切断する(ステップ295)。
次に、図11のフローチャートを用いて、アプリケーションサーバ202を用いて着信端末3に電子メールアドレスや電子メール本文を登録する手順について説明する。この手順は経路4を用いて行われる。
なお、以下の例では、通信端末2からアプリケーションサーバ202にアクセスしているが、これはブラウザを備えたパケットネットワーク109に接続可能な任意の端末から行うことができる。
まず、着信端末管理者は、通信端末2を用いてアプリケーションサーバ202のウェブサイトにアクセスし、ユーザID、パスワードを用いてユーザ認証を受け、ログインする。
ログイン後ウェブサイト上では、着信端末3の現在位置問い合わせや電子メール登録など、各種の機能を選択できるメニュー画面が表示される。
着信端末管理者は電子メール登録を選択し、通信端末2は、アプリケーションサーバ202に電子メール登録要求を送信する(ステップ305)。
アプリケーションサーバ202は、通信端末2から電子メール登録要求を受信して(ステップ310)、通信端末2に電子メール登録情報を送信する(ステップ315)。
通信端末2は、アプリケーションサーバ202から電子メール登録情報を受信して、電子メール登録画面を表示する。
電子メール登録画面では、電子メールボタンのボタン番号ごとに電子メールアドレスが設定でき、複数の電子メール本文が電子メールアドレスとは対応させずに登録できるようになっている。
着信端末管理者は、このように構成された電子メール登録画面から、電子メールアドレスと、電子メール本文を入力する。
通信端末2は、入力された情報を記憶装置に記憶し、電子メール登録設定を受け付ける(ステップ320)。
そして、通信端末2は、記憶した電子メール登録設定の結果をアプリケーションサーバ202に送信する(ステップ325)。
アプリケーションサーバ202は、通信端末2から電子メール登録設定の結果を受信し、これを記憶する。
そして、アプリケーションサーバ202は、着信端末3の電話番号を宛先として、電子メール登録設定の結果で指定されている電子メールアドレスと電子メール本文を電子メールボタンデータに書き込ませるためのショートメッセージの作成をSMS配信要求サーバ203に指令し、これを着信端末3に送信させる(ステップ330)。
着信端末3は、通信端末2からショートメッセージを受信し、これを用いて電子メールボタンデータを着信端末管理者が指定した電子メールアドレスと電子メール本文に更新する(335)。
着信端末3は、更新を終了すると、更新終了をアプリケーションサーバ202に通知する(ステップ340)。
アプリケーションサーバ202は、着信端末3から更新終了の通知を受けると、通信端末2に電子メール登録終了情報を送信する(ステップ345)。
通信端末2は、電子メール登録終了情報を受信してこれをウェブサイト上に表示する(ステップ350)。
次に、図12を用いて、着信端末3が通信端末2に電子メールを送信する手順について説明する。この手順は経路3を用いて行われる。
まず、着信端末使用者は、所望の電子メールアドレスが割り当てられている電子メールボタンを、所望の電子メール本文がディスプレイ16に表示されまで繰り返し押下する。
着信端末使用者は、このようにして所望の電子メール本文を表示した後、通話ボタン18を押下する(ステップ351)。
すると、着信端末3は、当該ボタンに設定されている電子メールアドレスと選択された電子メール本文を用いて電子メールを作成し、アプリケーションサーバ202に送信する。
アプリケーションサーバ202は、着信端末3から電子メールを受信し(ステップ355)、これを通信端末2に送信する(ステップ360)。
このように、この例では、アプリケーションサーバ202は、電子メール配信サーバとしての機能を発揮している。また、他の電子メール配信サーバを用いることも可能である。
通信端末2は、アプリケーションサーバ202より電子メールを受信し、ディスプレイなどに表示する(ステップ365)。
以上、図11、12では、着信端末3に電子メールアドレスと電子メール本文を記憶させたが、アプリケーションサーバ202にこれらの情報を記憶させる変形例も可能である。以下、この変形例について説明する。
図13は、変形例においてアプリケーションサーバ202に電子メールに関する情報を登録する手順を説明するためのフローチャートである。図11と同じ内容のステップについては同じステップ番号を付し、説明を省略する。
ステップ305〜325は、図11と同じである。
アプリケーションサーバ202は、図4(b)で示した電子メールボタンデータを各着信端末3ごとに記憶しており、通信端末2から電子メール登録設定結果を受信すると、当該着信端末3の電子メールボタンデータを受信した電子メール登録設定結果によって更新する(ステップ331)。
ステップ345、350は図11と同じである。
なお、アプリケーションサーバ202は、ショートメッセージにより、電子メール本文を着信端末3に送信しておく。着信端末3では、これら電子メール本文をディスプレイ16に表示して着信端末使用者に電子メール本文を選択させる。
図14は、変形例において通信端末2に電子メールを送信する手順を説明するためのフローチャートである。
まず、着信端末使用者が着信端末3にて所望の電子メールボタンを所望の電子メール本文が表示されるまで押下し、引き続き通話ボタン18を押下する。
すると、着信端末3は、着信端末3の電話番号と、押下された電子メールボタンの番号と押下された回数などを含むボタン情報をアプリケーションサーバ202に送信する(ステップ352)。
通信端末2は、着信端末3からボタン情報を受信する(ステップ356)。そして、アプリケーションサーバ202は、ボタン情報に含まれる電話番号により着信端末3の電子メールボタンデータを特定し、押されたボタンと押下により選択した電子メール本文番号を用いて登録情報(電子メールアドレスと電子メール本文が含まれる)を照合する。
アプリケーションサーバ202は、押されたボタンから通信端末2の電子メールアドレスを取得し、押下により選択した電子メール本文番号を用いて電子メール本文を取得する。そして、この電子メール本文を内容とする電子メールを生成して通信端末2に送信する(ステップ361)。
ステップ365は図12と同様であり、通信端末2は、電子メールを受信してディスプレイなどに表示する。
図15(a)は、通信端末2からアプリケーションサーバ202のウェブサイトにアクセスする際のログイン画面を示した図である。
図に示したように、着信端末管理者はユーザIDとパスワードを入力した後、ログインボタンをクリックしてログインする。
ウェブサイトではログイン後にメニュー画面が表示され、着信端末管理者は、メニューを選択することにより電子メールの登録や着信端末3の現在位置を得ることができる。
図15(b)は、アプリケーションサーバ202のウェブサイトが提供する電子メール登録画面の一例を示した図である。
図に示したように、電子メール登録画面では、ボタン1情報〜ボタン3情報は、電子メールボタン1〜3に対応し、それぞれに電子メールアドレスを入力できるようになっている。一方、電子メール本文は、電子メールアドレスとは独立に複数個入力できるようになっている。
登録ボタンをクリックすると、設定内容がアプリケーションサーバ202に送信される。
次に、着信端末3に測位を行わせる手順について図16のフローチャートを用いて説明する。
まず、着信端末管理者は、アプリケーションサーバ202のウェブサイトにアクセスしてログインし、メニュー画面から現在位置の問い合わせを選択する。
すると、通信端末2は、アプリケーションサーバ202に現在位置問い合わせ要求を送信する(ステップ405)。
アプリケーションサーバ202は、通信端末2から現在位置問い合わせ要求を受信し(ステップ410)、着信端末3に測位要求を送信する(ステップ415)。なお、この測位要求は、SMS配信要求サーバ203、SMS配信サーバ108を経てショートメッセージにより送信される。
着信端末3は、ショートメッセージにて測位要求を受信すると、GPSサーバ106と協働しながらGPS衛星4からのGPS信号を受信し、現在位置の測位を実施する(ステップ420)。
ここで、着信端末3からGPSサーバ106に情報を送信する場合は「着信端末3→基地局101→基地局制御局103→データ通信変換装置102→パケットネットワーク109→認証サーバ105→GPSサーバ106」から成る経路が用いられ、GPSサーバ106から着信端末3に情報を送信する場合は「GPSサーバ106→認証サーバ105→パケットネットワーク109→データ通信変換装置102→基地局制御局103→基地局101→着信端末3」から成る経路が用いられる。
着信端末3は、GPSサーバ106と協働して現在位置の緯度経度などを表す測位計算結果を取得すると、これをアプリケーションサーバ202に送信する(ステップ425)。
アプリケーションサーバ202は、着信端末3から測位計算結果を受信し(ステップ430)、着信端末3の現在位置を表す地図を生成して通信端末2に送信する(ステップ435)。
通信端末2は、アプリケーションサーバ202から地図を受信し、これをディスプレイに表示する(ステップ440)。
図17は、通信端末2のディスプレイに表示された地図画面の一例を示した図である。
この例では、着信端末使用者「けんちゃん」の現在位置が表示されており、着信端末管理者は、自宅から学校までの通学路上に着信端末使用者が存在することを確認することができる。
地図画面には、再問い合わせボタンがあり、これをクリックすると着信端末3の測位を再度行わせることができ、着信端末管理者は着信端末使用者の最新の現在位置を追跡することができる。
以上に説明した、本実施の形態において、着信端末3は、通信端末2に発信する際に、自己の電話番号を通信端末2に通知するが、この電話番号は通信端末2が着信端末3を識別するための識別情報として機能している。
また、着信端末3は、短押しモードと長押しモードを備えているが、何れか一方を備えるように構成することもできる。
このため、着信端末3は、自己の識別情報を記憶した識別情報記憶手段と、所定の端末(通信端末2)に接続要求する接続要求手段と、前記接続要求の際に、前記記憶した識別情報を前記所定の端末に送信する(自己の電話番号を通知する)識別情報送信手段と、前記所定の端末が前記接続要求に応じて接続する前に、前記所定の端末との回線を自動的に切断する第1の回線切断手段(短押しモード)と、前記所定の端末が前記接続要求に応じて接続した後に、前記所定の端末との回線を自動的に切断する第2の回線切断手段(長押しモード)と、の少なくとも一方の回線切断手段と、を具備したことを特徴とする携帯端末として機能している。
ここで、前記第2の回線接続手段(長押しモード)は、(通信端末2の接続要求中に交換機104から着信端末3に送信される呼出中の呼出音の中断を検出して回線を切断するなど)前記所定の端末が前記接続要求に応じて接続したことを検出した場合に前記回線を切断するように構成することができる。
また、着信端末3は、前記第1回線切断手段(短押しモード)と、前記第2回線切断手段(長押しモード)と、(通話ボタン18が押下されている時間により、短押しモードと長押しモードの選択を受け付けることにより)前記第1回線切断手段と、前記第2回線切断手段と、の選択を受け付ける選択受付手段と、を具備し、前記選択を受け付けた回線切断手段が前記回線の切断を行う機能を備えている。
また、着信端末3は、前記所定の端末(通信端末2)から接続要求があった場合に、前記所定の端末と接続する接続手段を具備している。
更に、着信端末3は、前記回線切断手段で回線を切断してからの時間を計測する時間計測手段(タイマ25)を具備し、前記接続手段は、前記計測している時間が所定時間に達するまでは、前記所定の端末を除く端末からの接続を拒否する機能を備えている。
そして、着信端末3は、電話ボタンごとに時間計測が可能であり、タイマ25が作動している電話ボタンの通信端末2以外の端末からの接続を拒否するため、着信端末3は、前記所定の端末(通信端末2)が複数存在する場合、前記時間計測手段は、前記複数存在する所定の端末ごとに回線を切断してからの時間を計測し、前記接続手段は、前記計測している時間が所定時間に達する前の所定の端末を除く端末からの接続要求を拒否する。
また、着信端末3は、文書情報(電子メール本文)を複数記憶する文書記憶手段と、電子メールボタンの選択により、前記記憶した文書情報の選択を受け付ける文書選択受付手段と、前記選択を受け付けた文書情報を前記所定の端末(通信端末2)に送信する文書情報送信手段と、を備えている。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)短押しモードでは、着信端末3に電話料金を発生させずに通信端末2に着信履歴を残すことができる。
(2)長押しモードでは、着信端末管理者を確実に通信端末2に呼び出すことができる。また、通信端末2を呼び出した後速やかに回線を切断するため、着信端末3に発生する通話料金を最低の値(基本料金)に抑えることができる。
(3)着信端末3の価格を通信料などを含めたプリペイド式とすることにより、口座開設を要さずに着信端末3を販売することができる。
(4)着信端末3からの発信を予め登録した通信端末2に限定することができる。これによって、着信端末使用者が登録していない端末に電話をかけることを防止することができる。
(5)着信端末3は、登録モード中に着信した電話番号を登録するため、容易かつ確実に通信端末2の電話番号を登録することができる。
(6)予め登録した電子メール本文を通信端末2に送信するため、着信端末使用者は電子メールの送信操作を行うだけで通信端末2に電子メールを送信することができる。
なお、通信端末2が、携帯電話である場合、着信端末3との通信に制約はないが、通信端末2がパーソナルコンピュータである場合は、着信端末3との通話機能をインストールすることにより、着信端末3と通話できる。また、通信端末2が固定電話である場合、ブラウザを備えていないため、アプリケーションサーバ202のウェブサイトにアクセスするためには、他の端末を用いる。
通信システムのネットワーク構成を示した図である。 着信端末の外観を示した図である。 着信端末のハードウェア的な構成を示した図である。 着信端末が記憶する各種データを説明するための図である。 アプリケーションサーバのハードウェア的な構成を示した図である。 ユーザデータベースの論理的な構成を示した図である。 着信端末に通信端末の電話番号を登録する手順を説明するためのフローチャートである。 着信端末が短押しモードで通信端末に接続する手順を説明するためのフローチャートである。 着信端末が長押しモードで通信端末に接続する手順を説明するためのフローチャートである。 着信端末が発信、及び着信を行う手順を説明するためのフローチャートである。 着信端末に電子メール本文を登録する手順を説明するためのフローチャートである。 着信端末が電子メールを送信する手順を説明するためのフローチャートである。 着信端末に電子メール本文を登録する手順の変形例を説明するためのフローチャートである。 着信端末が電子メールを送信する手順の変形例を説明するためのフローチャートである。 ウェブサイトが提供する画面を説明するための図である。 着信端末に測位を行わせる手順を説明するためのフローチャートである。 地図画面の一例を示した図である。
符号の説明
1 通信システム
2 通信端末
3 着信端末
4 GPS衛星
5 音声回線ネットワーク
100 キャリアシステム
101 基地局
102 データ通信変換装置
103 基地局制御局
104 交換機
105 認証サーバ
106 GPSサーバ
107 基地局データベース
108 SMS配信サーバ
109 パケットネットワーク
200 サービス会社システム
201 認証サーバ
202 アプリケーションサーバ
203 SMS配信要求サーバ
301 警察機関システム
302 消防機関システム
303 海上保安庁機関システム

Claims (3)

  1. 自己の識別情報を記憶した識別情報記憶手段と、
    所定の端末に接続要求する第1の接続要求手段と、
    所定の端末に接続要求する第2の接続要求手段と、
    前記接続要求の際に、前記記憶した識別情報を前記所定の端末に送信する識別情報送信手段と、
    前記所定の端末が、前記第1の接続要求手段による前記接続要求に応じて接続する前に、前記所定の端末との回線を自動的に切断する第1の回線切断手段と、
    前記所定の端末が、前記第2の接続要求手段による前記接続要求に応じて接続したことを検出した直後に、前記所定の端末との回線を自動的に切断する第2の回線切断手段と、
    前記所定の端末から接続要求があった場合に、前記所定の端末と接続する接続手段と、
    前記第1の回線切断手段及び前記第2の回線切断手段で回線を切断してからの時間を計測する時間計測手段と、
    を具備し、
    前記所定の端末は複数存在し、
    前記時間計測手段は、前記複数存在する所定の端末ごとに回線を切断してからの時間を計測し、
    前記接続手段は、前記時間計測手段でそれぞれ計測している時間が所定時間に達する前の所定の端末を除く端末からの接続要求を拒否することを特徴とする携帯端末。
  2. 文書情報を複数記憶する文書記憶手段と、
    前記記憶した文書情報の選択を受け付ける文書選択受付手段と、
    前記選択を受け付けた文書情報を前記所定の端末に送信する文書情報送信手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 自己の識別情報を記憶した識別情報記憶手段と、第1の接続要求手段と、第2の接続要求手段と、識別情報送信手段と、所定の端末が、前記第1の接続要求手段による接続要求に応じて接続する前に前記所定の端末との回線を自動的に切断する第1の回線切断手段と、所定の端末が、前記第2の接続要求手段による接続要求に応じて接続したことを検出した直後に前記所定の端末との回線を自動的に切断する第2の回線切断手段と、前記所定の端末と接続する接続手段と、時間計測手段と、
    を備えた携帯端末において、
    前記第1の接続要求手段又は前記第2の接続要求手段によって、所定の端末に接続要求する接続要求ステップと、
    前記識別情報送信手段によって、前記接続要求の際に、前記記憶した識別情報を前記所定の端末に送信する識別情報送信ステップと、
    前記第1の接続要求手段により接続要求がされた場合には前記第1の回線切断手段によって、前記第2の接続要求手段により接続要求がされた場合には前記第2の回線切断手段によって、回線を切断する回線切断ステップと、
    前記時間計測手段によって、複数存在する前記所定の端末ごとに、前記第1の回線切断手段及び前記第2の回線切断手段で回線を切断してからの時間を計測する時間計測ステップと、
    前記時間計測手段でそれぞれ計測している時間が所定時間に達する前の所定の端末を除く端末からの接続要求を拒否するステップと、
    前記時間計測手段でそれぞれ計測している時間が所定時間に達する前の所定の端末からの接続要求があった場合に、前記接続手段によって、当該所定の端末との接続をするステップと、
    を備えたことを特徴とする端末アクセス方法。
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