JPH07162480A - 通信接続方法 - Google Patents

通信接続方法

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JPH07162480A
JPH07162480A JP5340556A JP34055693A JPH07162480A JP H07162480 A JPH07162480 A JP H07162480A JP 5340556 A JP5340556 A JP 5340556A JP 34055693 A JP34055693 A JP 34055693A JP H07162480 A JPH07162480 A JP H07162480A
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JP
Japan
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server
client
callback
request
communication
Prior art date
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JP5340556A
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English (en)
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Shigeo Tachibana
茂生 立花
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 クライアントは、例えば情報検索要求を受け
ると、そのサービスを行うサーバの電話番号を見つけ
る。次に、通信路最適化テーブルからサーバに対応する
コールバック時間帯を検索すると共に、現在時刻を調
べ、現在時刻はコールバック時間帯であるかを判定す
る。判定の結果、コールバック時間帯であった場合は、
サーバへの通信接続を行って、コールバックを要求す
る。その後は、サーバによって接続が切断され、サーバ
から新たな接続が行われる。この新たな接続後およびコ
ールバック時間帯でない場合は、サーバに対して情報検
索要求を行って、その結果をクライアントが受け取る。 【効果】 通信接続をその時刻で最適な条件で行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ同士が通
信回線を経由して通信を行うシステムにおける、コンピ
ュータ間の最適な通信接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線等の一般公衆網を経由してコン
ピュータ同士を接続し、通信を行うためには、このよう
な通信接続要求がいずれかのコンピュータから発生した
場合(このコンピュータをクライアントと呼ぶ)、その
コンピュータがモデムやNCU(網制御装置)を利用し
て公衆網に接続を行い、必要な相手コンピュータ(これ
をサーバと呼ぶ)への接続を行っている。
【0003】また、このような接続の他には、コールバ
ック方式が知られている。このコールバック方式とは、
クライアントがサーバに呼接続を行った後に、この通信
接続を一旦切断し、その後、サーバよりクライアントに
呼接続(例えば電話のダイヤリングを行い、再接続す
る)を行い、通信を行う方式である。このようなコール
バック方式は、不正なクライアントからのアクセスを防
止する方法として、また、公衆網の回線使用料が主にサ
ーバ側で発生するため、サービス提供側での費用負担が
必要なシステムに利用可能な方法として知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な公衆網では、利用する時間帯と接続する方向(発呼を
どちらが行うか)で、回線使用料が異なる場合がある。
例えば、日本時間の深夜は日本から接続することによっ
て、深夜料金で通信することが可能であり、一方、日本
時間の昼間は米国から接続することによって米国の深夜
料金で通信を行うことができる。
【0005】しかしながら、上記のようなコールバック
方式では、通信接続を行う時間帯とは無関係にコールバ
ックを行う構成となっているため、例えば、通信を最低
料金で行うには必ずしも適してはいない等、通信時刻に
対応した最適状態での通信接続という観点からは問題点
を有していた。本発明は、上記従来の問題点を解決する
ためになされたもので、時間帯によって最適な接続方向
を選択することができる通信接続方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の通信接続方法
は、通信回線を介してクライアントとサーバとを通信接
続する通信接続方法において、前記クライアントは、予
め、前記サーバから前記クライアントへの再接続のため
のコールバックの時間帯を設定し、通信接続要求を受け
た場合は、現在時刻が前記コールバックの時間帯内であ
るか否かを判定し、前記判定の結果、コールバックを行
う時間帯内であった場合は、サーバに対してコールバッ
ク要求を行うことを特徴とするものである。
【0007】第2発明の通信接続方法は、通信回線を介
してクライアントとサーバとを通信接続する通信接続方
法において、前記サーバは、予め、当該サーバから前記
クライアントへの再接続のためのコールバックの時間帯
を設定し、前記クライアントから通信接続要求を受け付
けた場合は、現在時刻がコールバックの時間帯内である
か否かを判定し、前記判定の結果、コールバックを行う
時間帯内であった場合は、前記クライアントへのコール
バックを行うことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】第1発明の通信接続方法においては、クライア
ントは、例えば情報検索要求といったサービス要求を受
けると、先ず、そのサービスを行うサーバの電話番号を
見つける。次に、通信路最適化テーブルからそのサーバ
に対応するコールバック時間帯を検索すると共に、現在
時刻を調べ、現在時刻がコールバック時間帯内であるか
を判定する。判定の結果、コールバック時間帯であった
場合は、サーバへの通信接続を行った後、コールバック
を要求する。その後は、サーバあるいはクライアントに
よって通信接続が切断され、サーバからの通信接続要求
を待つ。サーバから新たな接続が行われると、クライア
ントは情報検索要求を行う。また、判定の結果がコール
バック時間帯でない場合は、そのまま情報検索要求を行
う。
【0009】また、サーバは、クライアントから受け付
けた電文内容がコールバック要求であった場合は、先
ず、ユーザ名やパスワードをチェックし、チェック結果
がOKであれば、一旦接続を切断し、その後、新たな接
続を行う。そして、新たな接続後は、情報検索要求を受
け付け、そのサービスを提供する。
【0010】第2発明の通信接続方法においては、クラ
イアントは、情報検索要求といったサービス要求を受け
ると、そのサービスを行うサーバの電話番号を見つけ
て、通信接続要求を行う。この通信接続要求をサーバ側
が受け取ると、サーバは電文内容を判断し、先ずユーザ
名とパスワードのチェックを行って、これが確認される
と、通信路最適化テーブルを検索して要求元クライアン
トとのコールバック時間帯を調べ、現在時刻がこのコー
ルバック時間帯であるか否かを判定する。判定の結果、
コールバック時間帯であると判定された場合は、クライ
アントに対してコールバックの可否電文を送出する。こ
の電文をクライアントが受け取ると、クライアントはコ
ールバック動作が可能か否かをサーバに対して送信す
る。
【0011】サーバは、クライアントからコールバック
の可否の返答を受け取り、その返答がコールバック可で
あった場合は、一旦、通信接続を切断してサーバ側から
再接続を行う。また、コールバック不可であった場合お
よびサーバのコールバック判定でコールバック時間帯で
はなかった場合は、情報検索要求OKの電文を送出す
る。クライアントは、情報検索要求OKの電文を受け取
ると、情報検索要求を行い、サーバはこれによって、情
報検索サービスを実行し、そのサービス結果をクライア
ントに送る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の通信接続方法における第1実
施例のクライアント側フローチャートであるが、この方
法を行うためのシステム構成を先に説明する。図2は、
そのシステム構成図である。図のシステムは、クライア
ントコンピュータ(以下、単にクライアントという)1
0とサーバコンピュータ(以下、サーバという)20と
が公衆通信網30で接続された構成を示している。
【0013】クライアント10は、マイクロコンピュー
タ等からなるもので、キーボード/ディスプレイ11、
制御部12、ディスク装置13、システムクロック1
4、モデム/NCU(網制御装置)15を備えている。
キーボード/ディスプレイ11は、オペレータよりサー
ビス要求を受け付けるためのキーボードと、サーバ20
から受け取ったデータ等を表示するためのディスプレイ
からなる入出力装置である。また、制御部12は、中央
処理装置やメモリ等を備え、後述する接続要求の送信や
コールバック判断といったコンピュータとしての各種の
処理を行う装置である。ディスク装置13は、種々のデ
ータやプログラム等を格納すると共に、接続先とコール
バック時間帯との関係を示す通信路最適化テーブル13
aを格納している。
【0014】図3に通信路最適化テーブル13aを示
す。即ち、通信路最適化テーブル13aは、国コードに
対するコールバック時間帯を示しており、例えば、米国
内のサーバ20と通信接続を行う場合は、日本時間の1
0〜19時の間は米国から日本に対して発呼を行った方
が通話料金が安く、コールバックを行うことを示してい
る。
【0015】図2に戻り、システムクロック14は、ク
ライアント10内の時刻を管理するクロックであり、ま
た、モデム/NCU15は、クライアント10が公衆通
信網30へのアクセスを行う場合の通信制御を行う装置
である。
【0016】サーバ20は、モデム/NCU21、制御
部22、ディスク装置23を備えている。モデム/NC
U21は、クライアント10のモデム/NCU15と同
様に、サーバ20が公衆通信網30へのアクセスを行う
場合の通信制御を行う装置である。また、制御部22
は、サーバ20としての各種のサービスを行う装置であ
り、中央処理装置やメモリ等から構成されている。更
に、ディスク装置23は、例えば、データベースといっ
たサービス情報23aを格納するもので、制御部22は
このサービス情報23aを取り出して、クライアント1
0にサービス提供を行うようになっている。
【0017】次に、送信電文を説明する。図4にその電
文フォーマットを示す。図において、(a)は電文の一
般形を示し、これは、コマンドの種別と、電文内容とな
るパラメータから構成されている。また、(b)〜
(d)はクライアント10からサーバ20に対して送信
される電文であり、(e)、(f)はサーバ20からク
ライアント10に対して送信される電文である。
【0018】次に、図1のフローチャートに沿ってクラ
イアントの動作を説明する。先ず、オペレータがキーボ
ード/ディスプレイ11からあるサービス(ここではサ
ーバ20に格納されている情報を検索するサービスとす
る)の指示を行うと、この指示情報が、制御部12で受
け付けられる(ステップS1)。この指示により、制御
部12は、情報検索に必要なサーバ20の接続先の電話
番号を調べる(ステップS2)。尚、この接続先電話番
号はディスク装置13内に接続先情報として格納されて
いる。
【0019】次に、制御部12は、接続先サーバ20の
電話番号よりその国コードを求め、この情報を基に、通
信路最適化テーブル13aを検索し、コールバック時間
帯を求める(ステップS3)。また、システムクロック
14より現在の時刻を調べ(ステップS4)、ステップ
S3で求めた結果との比較を行い、コールバックの時間
帯かどうかをチェックする(ステップS5)。このステ
ップS5でコールバック時間帯でない場合は、モデム/
NCU15を利用し、公衆通信網30を経由して相手の
サーバ20に接続要求を行う(ステップS6)。即ち、
電文(b)を送出する。この電文(b)は、受け取った
サーバ20が接続相手先を認識するために、パラメータ
としてユーザ名とパスワードが送られる。
【0020】一方、ステップS5において、コールバッ
クが必要であった場合は、ステップS10に移行し、上
記のステップS6と同様の手順で接続を行った後、コー
ルバック要求の電文(c)をサーバ20に送る(ステッ
プS11)。コールバック要求の電文は、後でサーバ2
0からクライアント10に発呼するため、電文(b)に
コールバック用の電話番号がパラメータとして追加され
ている。その後、クライアント10では、サーバ20か
らのコールバックを待つために、一旦、サーバ20から
接続を切断されるのを待ち(ステップS12)、更に、
サーバ20からのコールバックを待って、電文(e)を
受け取る(ステップS13)。
【0021】尚、ステップS12での接続断の検出は、
モデム/NCU15からのキャリア断の情報により行う
ことができる。また、ステップS12において、サーバ
20から通信接続を切るのではなく、クライアント10
側から通信接続を切るようにしてもよい。
【0022】その後は、コールバックの有無にかかわら
ず、情報検索のための接続が確立した後、ステップS7
に移行して、ステップS1で受け付けた情報検索要求を
電文(d)としてサーバ20に送る。そして、サーバ2
0からの情報検索結果を待ち、その結果を受け取ると、
これをキーボード/ディスプレイ11のディスプレイに
表示する(ステップS8)。そして、制御部12は、オ
ペレータから次の要求を受け付け(ステップS9)、次
の要求判断(ステップS14)において、情報検索要求
であった場合はステップS7に戻って、情報検索処理を
続行し、終了要求であれば、通信の切断を行って(ステ
ップS15)、情報検索作業を終了する。
【0023】次に、サーバ20側の処理について説明す
る。図5は、サーバ20の動作フローチャートである。
サーバ20では、クライアント10からの接続を待ち
(ステップS1)、次に電文を受け付ける(ステップS
2)。そして、サーバ20の制御部22は、受け付けた
電文の内容を判断する(ステップS3)。
【0024】このステップS3において、電文内容が
「接続断」であった場合はステップS1に戻ってクライ
アント10からの次の接続待ちを行う。また、「情報検
索要求」であった場合{電文(d)}は、その電文パラ
メータの検索データを解釈し、ディスク装置23に格納
されているサービス情報23aから検索を行う(ステッ
プS4)。そして、検索結果を電文(f)として作成
し、サービス要求元クライアント10に結果を返し(ス
テップS5)、次の電文を待つために、ステップS2に
戻る。
【0025】一方、電文内容が「接続要求」であった場
合{電文(b)}は、その電文パラメータよりユーザ
名、パスワードを確認し(ステップS6)、その結果が
OKであれば、次の電文を待つためにステップS2に戻
り、結果がNGであれば、接続の切断を行い(ステップ
S7)、次の接続を待つためにステップS1に戻る。
【0026】また、電文内容が「コールバック要求」で
あった場合{電文(c)}は、上記の接続要求と同様
に、電文(c)から、ユーザ名、パスワードをチェック
し(ステップS8)、その結果がNGであれば、ステッ
プS7に進んで接続を切り、OKであれば、クライアン
ト10から接続された回線を一旦切断し(ステップS
9)、新たに、電文(c)のパラメータで示されたコー
ルバック電話番号によって、モデム/NCU21を介し
てクライアント10に接続を行って、電文(e)を送り
(ステップS10)、その後は、クライアント10から
の電文を待つため、ステップS2に戻る。
【0027】次に、第2実施例を説明する。この第2実
施例は、通信路最適化テーブルをサーバ20側で持ち、
コールバックの判断をサーバ20側で行うようにしたも
のである。即ち、図2において、サーバ20のディスク
装置23にはサービス情報23aが格納されていると共
に、通信路最適化テーブルが格納され、制御部22はこ
の通信路最適化テーブルに基づいてコールバックの実行
を管理している。尚、図面上ではこれ以外は同様の構成
であるため、第2実施例のシステム構成の図示は省略す
る。
【0028】次に、第2実施例におけるクライアントと
サーバそれぞれの動作を説明する。図6は、クライアン
ト10側のフローチャートである。先ず、第1実施例と
同様に、オペレータがキーボード/ディスプレイ11か
ら情報検索サービスの指示を行うと、この指示情報が制
御部12で受け付けられ(ステップS1)、情報検索に
必要なサーバ20の接続先の電話番号を調べる(ステッ
プS2)。
【0029】次に、第2実施例では通信方向の管理をサ
ーバ20側が行うため、クライアント10は、モデム/
NCU15を利用し、公衆通信網30を経由して相手の
サーバ20に接続要求を行う(ステップS3)。即ち、
電文(b)を送出する。その後は、サーバ20からの応
答待ちを行い(ステップS4)、応答が受信されると、
その電文内容を判定する(ステップS5)。ステップS
5において、電文内容が情報検索要求OKであった場
合、即ち、コールバックを行わない場合、クライアント
10はステップS1で受け付けた情報検索要求を電文
(d)としてサーバ20に送る(ステップS6)。そし
て、その後のステップS7〜S10は、上記第1実施例
におけるステップS8〜S15と同様である。
【0030】また、ステップS5で判断した電文内容が
コールバックの可否の問い合わせ電文であった場合、ク
ライアント10はコールバック機能を実行できる場合
は、コールバック可能といったように、コールバックの
可否を返答する(ステップS11)。このステップS1
1において、コールバック不可と返答した場合は、ステ
ップS4に戻って応答を待つ。一方、コールバック可と
返答した場合は、サーバ20から接続の切断が行われ
(ステップS12)、更に、コールバックを待って、電
文(e)を受け取る(ステップS13)。その後はステ
ップS6に移行して、上記と同様の情報検索要求を行
う。
【0031】次に、サーバ20側の処理について説明す
る。図7は、サーバ20の動作フローチャートである。
サーバ20では、クライアント10からの接続を待ち
(ステップS1)、次に電文を受け付ける(ステップS
2)。そして、サーバ20の制御部22は、受け付けた
電文の内容を判断する(ステップS3)。
【0032】このステップS3において、電文内容が
「接続断」であった場合はステップS1に戻ってクライ
アント10からの次の接続待ちを行う。また、「情報検
索要求」であった場合{電文(d)}は、その電文パラ
メータの検索データを解釈し、ディスク装置23に格納
されているサービス情報23aから検索を行う(ステッ
プS4)。そして、検索結果を電文(f)として作成
し、サービス要求元クライアント10に結果を返し(ス
テップS5)、次の電文を待つために、ステップS2に
戻る。
【0033】一方、電文内容が「接続要求」であった場
合{電文(b)}は、その電文パラメータよりユーザ
名、パスワードを確認し(ステップS6)、その結果が
OKであれば、コールバックを行うか否かを判断するた
め、通信路最適化テーブルを検索し(ステップS7)、
また、図示省略したシステムクロックより、現在の時刻
を調べ(ステップS8)、ステップS7で求めた結果と
の比較を行って、コールバックの時間帯かどうかをチェ
ックする(ステップS9)。その結果、コールバック時
間帯でない場合は情報検索要求OKの電文を送出し(ス
テップS10)、また、コールバック時間帯であった場
合は、コールバック可否の確認電文を送出して(ステッ
プS11)、ステップS2に戻る。
【0034】更に、ステップS3において、電文内容が
「コールバック不可」の電文であった場合は、ステップ
S10に移行して、情報検索要求OKの電文を送出す
る。また、「コールバック可」の電文であった場合は、
クライアント10から接続された回線を一旦切断し(ス
テップS12)、新たに、サーバ20で管理するコール
バック電話番号によって、モデム/NCU21を介して
クライアント10に接続を行って、電文(e)を送る
(ステップS13)。その後は、クライアント10から
の電文を待つため、ステップS2に戻る。また、上記ス
テップS6において、ユーザ名、パスワードのチェック
結果がNGであった場合は、接続を切断し(ステップS
14)、ステップS1に戻る。
【0035】尚、上記第2実施例において、クライアン
ト10のコールバックの可否をサーバ20から問い合わ
せするようにしたが、クライアント10からの接続要求
電文中にパラメータとしてコールバックの可否情報を含
み、この可否情報によって、サーバ20がコールバック
の可否を判断するようにしてもよい。更に、コールバッ
ク可であった場合は、そのコールバック電話番号も含む
ように構成してもよい。また、これとは逆に、サーバ2
0側でクライアント10の電話番号だけでなく、そのコ
ールバックの可否情報も合わせて管理するように構成
し、これら情報によって要求元クライアント10へのコ
ールバックを行ってもよい。更に、第2実施例において
も、コールバックを行う場合の接続の切断は、クライア
ント10側から行ってもよい。
【0036】また、上記各実施例では、通信路最適化テ
ーブルのコールバック時間帯を、通話料金に基づいて決
定したが、これに限定されるものではなく、時間帯によ
って通信接続方向を選択するシステムであれば、同様に
適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明の通信接
続方法によれば、クライアント側でコールバックの時間
帯を管理し、通信接続要求が発生した場合は、その通信
接続要求時刻に基づきコールバックの有無をサーバに対
して通知するようにしたので、例えば、通信方向によっ
て通話料金が異なる通信回線を用いる場合に低料金で通
信接続できる等、通信接続を最適な条件で行うことがで
きる。また、コールバックの判断をクライアント側で行
うため、コールバックを行う場合に、サーバとの通信接
続後、直ちに回線を切断することができ、従って、コー
ルバックを行う場合のクライアント側からの通信時間を
最低限に抑えることができる。
【0038】第2発明の通信接続方法によれば、サーバ
側でコールバックの時間帯を管理し、クライアントから
の通信接続要求を受け付けることによってコールバック
の有無を決定するようにしたので、第1発明と同様に通
信接続を最適な条件で行うことができると共に、様々な
クライアントからの要求に対しても、コールバック時間
帯をサーバ側で一括して管理することができ、例えば、
コールバック時間帯の変更等にも柔軟に対処することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信接続方法における第1実施例のク
ライアントの動作フローチャートである。
【図2】本発明の通信接続方法を実施するためのシステ
ム構成図である。
【図3】本発明の通信接続方法における第1実施例の通
信路最適化テーブルの説明図である。
【図4】本発明の通信接続方法における送信電文のフォ
ーマットの説明図である。
【図5】本発明の通信接続方法における第1実施例のサ
ーバの動作フローチャートである。
【図6】本発明の通信接続方法における第2実施例のク
ライアント側の動作フローチャートである。
【図7】本発明の通信接続方法における第2実施例のサ
ーバ側の動作フローチャートである。
【符号の説明】 10 クライアント 12 制御部 13a 通信路最適化テーブル 20 サーバ 22 制御部 23a サービス情報

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してクライアントとサーバ
    とを通信接続する通信接続方法において、 前記クライアントは、 予め、前記サーバから前記クライアントへの再接続のた
    めのコールバックの時間帯を設定し、 通信接続要求を受けた場合は、現在時刻が前記コールバ
    ックの時間帯内であるか否かを判定し、 前記判定の結果、コールバックを行う時間帯内であった
    場合は、サーバに対してコールバック要求を行うことを
    特徴とする通信接続方法。
  2. 【請求項2】 通信回線を介してクライアントとサーバ
    とを通信接続する通信接続方法において、 前記サーバは、 予め、当該サーバから前記クライアントへの再接続のた
    めのコールバックの時間帯を設定し、 前記クライアントから通信接続要求を受け付けた場合
    は、現在時刻がコールバックの時間帯内であるか否かを
    判定し、 前記判定の結果、コールバックを行う時間帯内であった
    場合は、前記クライアントへのコールバックを行うこと
    を特徴とする通信接続方法。
JP5340556A 1993-12-08 1993-12-08 通信接続方法 Pending JPH07162480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008042854A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Seiko Instruments Inc 携帯端末、及び端末アクセス方法
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