JP3570988B2 - 通信端末装置、データ処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法 - Google Patents

通信端末装置、データ処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末装置、データ処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法に関し、特に移動体端末を用いた緊急通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の緊急通報サービスシステムは、通報元の端末装置がGPS(Global Positioning System:衛星測位システム)あるいは移動体通信網から得た位置情報を、特定の通報先,例えば特開平8−180286号公報では監視センターに通報している。また、特開平11−259784号公報では、通報元の携帯電話機はダイヤルされた番号が緊急通報先であるか否かを認識して接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の緊急通報サービスシステムは、複数の場所にある通報先に同時に通知することができず、また通報元の地図情報が表示できず使い勝手が悪いという問題がある。
本発明の目的は、通報ボタン押下により位置情報を含む緊急情報を電子メールで発信することにより,特定の通報先だけでなくサービス契約時に登録した様々なクライアント端末に対し地図情報を含めた緊急通報を手間をかけずに行うことが可能な極めて使い勝手のよい通信端末装置、データ処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の緊急通報サービスシステムは、GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機とBluetooth方式の無線機とを組み込んだキャラクタ端末から前記GPS受信機で得た位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を移動体端末に接続したアダプタ端末へ送信し前記アダプタ端末で前記緊急情報を含めて電子メールを作成し前記移動体端末を介し発信する通信端末装置と、ネットワークを介して前記電子メールを受信し予め定めた通報先に通知するデータ処理装置とを備える。
【0005】
本発明の通信端末装置は。GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機と、このGPS受信機が受信した位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を出力するBluetooth方式による第1の無線機とを有するキャラクタ端末と、前記第1の無線機が出力した緊急情報を受信するBluetooth方式による第2の無線機と、前記第2の無線機で受信した緊急情報を含めて作成した電子メールをTCP/IP,PPPプロトコルに適合するよう変換するプロトコル変換部と、前記プロトコル変換部からの情報を受信し移動体端末に接続する移動体インタフェース部とを有するアダプタ端末と、前記移動体インタフェース部に接続し基地局を介しネットワークと接続する移動体端末とを備え、前記キャラクタ端末は、前記アダプタ端末及び前記移動体端末とは別ユニットであり、前記アダプタ端末は前記移動体端末に差し込み接続する。
【0006】
本発明のデータ処理装置は、ネットワークに接続するクライアント端末のブラウザに通報元の通信端末装置から受信した位置情報を表示させるWEBサーバと、前記通信端末装置から送信された電子メールから顧客の認証処理とデータベースへの位置情報登録処理とデータベースから位置情報抽出処理と前記WEBサーバが認識した位置情報を地図にマッピングする処理とを行い予め設定した通報先に電子メールを作成し送信する業務アプリケーションサーバと、前記通信端末装置から送信された電子メールから抽出した顧客情報を登録するための顧客情報テーブルと位置情報を登録するための位置情報テーブルと位置情報に対応させた地図情報テーブルと位置情報に関連する最寄の拠点情報を格納しておく拠点情報テーブルとを有し前記業務アプリケーションサーバの要求に応答するデータベースサーバとを備える。
【0007】
本発明の緊急通報サービスシステムは、GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機と、このGPS受信機が受信した位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を出力するBluetooth方式による第1の無線機とを有するキャラクタ端末と、前記第1の無線機が出力した緊急情報を受信するBluetooth方式による第2の無線機と、前記第2の無線機で受信した緊急情報を含めて作成した電子メールをTCP/IP,PPPプロトコルに適合するよう変換するプロトコル変換部と、前記プロトコル変換部からの情報を受信し移動体端末に接続する移動体インタフェース部とを有するアダプタ端末と、前記移動体インタフェース部に接続し基地局を介しネットワークと接続する移動体端末とを備える通信端末装置と、ネットワークに接続するクライアント端末のブラウザに通報元の通信端末装置から受信した位置情報を表示させるWEBサーバと、前記通信端末装置から送信された電子メールから顧客の認証処理とデータベースへの位置情報登録処理とデータベースから位置情報抽出処理と前記WEBサーバが認識した位置情報を地図にマッピングする処理とを行い予め設定した通報先に電子メールを作成し送信する業務アプリケーションサーバと、前記通信端末装置から送信された電子メールから抽出した顧客情報を登録するための顧客情報テーブルと位置情報を登録するための位置情報テーブルと位置情報に対応させた地図情報テーブルと位置情報に関連する最寄の拠点情報を格納しておく拠点情報テーブルとを有し前記業務アプリケーションサーバの要求に応答するデータベースサーバとを備えるデータ処理装置とを備え、前記通信端末装置はネットワーク及びプロバイダを介し前記データ処理装置に接続する。
【0008】
本発明の緊急通報サービス方法は、GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機とBluetooth方式の無線機とを組み込んだキャラクタ端末の通報ボタン押下を検出し、GPS衛星からの位置情報を取り込み、移動体端末に接続したアダプタ端末に対しBluetooth方式によって前記位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を送信し、前記アダプタ端末ではこの緊急情報に基づき電子メールを作成し、TCP/IP,PPPプロトコルに適合させて前記移動体端末から基地局経由でネットワークに発信し、プロバイダを介してデータ処理装置に配信し、データ処理装置では、この電子メールを受信し顧客認証を行い、データベースに位置情報を記憶したのち通報元の顧客情報を添付した電子メールを作成して、予め設定した通報先に送信する。電子メールを受信した通報先の端末で、表示された電子メールに記述されたデータ処理装置のURLアドレスにアクセスした後、このWEBページにアクセスし、通報元の通信端末装置の現在地を表示する構成としてもよいし、通報元の通信端末装置の位置情報を地図に反映しこの地図情報を電子メールに含めて送信する構成としてもよい。さらに、前記地図情報とともに電子メールを音声で配信する構成としてもよいし、通報元の通信端末装置の移動軌跡を色分けして通報先の端末のカラー画面に表示する構成としてもよい。また、GPS衛星からの位置情報取込みが不能の場合、移動体端末を経由し接続している基地局からこの基地局の位置情報をアダプタ端末によって受信し、この位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報に基づき電子メールを作成する構成としてもよい。
【0009】
本発明によれば、移動体端末の一つである携帯電話機から位置情報を含む緊急情報を電子メールで発信することにより、インターネット経由で予め契約した警備会社等の通報先に通知するサービスが提供できる。
【0010】
GPS受信機とBluetoothを組み込んだキャラクタ端末から、移動体端末に接続したアダプタ端末へ位置情報を送信し、このアダプタ端末に組込んである電子メール作成機能で緊急通報を送信する仕組みのため、移動体端末の操作をすることなくキャラクタ端末のみの操作で緊急通報ができる。また、ビル内部等でGPS衛星からの情報が得られないGPS範囲外でも、移動体通信網の網情報(基地局情報)から位置情報を取得することができる。
【0011】
さらに、電子メールを利用することにより、データ処理装置内業務アプリケーションサーバでの位置情報(緯度経度情報)をデータベースに取り込み易く、通報元現在地を地図情報にリンクできる。電子メール配信方式なので、従来のダイアルアップ方式と比べると、通報元現在地を表示した地図情報を含む電子メールを顧客情報に基づき警備会社などの通報先へ簡単で安価に複数同時に配信でき、電子メールを受信できる端末はすべてクライアント端末として通報先に指定できる。また、WEBサーバを使用しているので、通報元の情報(位置、周辺地図、顧客情報)をクライアント端末のブラウザ上でデータを確認することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1を参照すると、本発明の緊急通報サービスシステムは、GPS衛星1より自端末の位置情報を受信するGPS受信機とBluetooth方式の無線機とを組み込んだキャラクタ端末21からGPS受信機で得た位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を携帯電話機23に接続したアダプタ端末22へ送信しアダプタ端末22で緊急情報を含めて電子メールを作成し携帯電話機23を介し発信する通信端末装置2と、基地局3,インターネット4及びプロバイダ5を介して電子メールを受信し予め定めたモバイル端末8,クライアント端末9,携帯電話機11,警備会社各サービスセンター13及びそのクライアント端末14などの通報先にプロバイダ5とプロバイダ7,12,基地局10のいずれかを経由して通知するデータ処理装置6とを備える。
【0014】
データ処理装置6は、ネットワークに接続するクライアント端末のブラウザに通報元の通信端末装置2から受信した位置情報を表示させるWEBサーバ61と、通信端末装置2から送信された電子メールから顧客の認証処理とデータベースへの位置情報登録処理とデータベースから位置情報抽出処理とWEBサーバ61が認識した位置情報を地図にマッピングする処理とを行い予め設定した通報先に電子メールを作成し送信する業務アプリケーションサーバと62、通信端末装置2から送信された電子メールから抽出した顧客情報を登録するための顧客情報テーブル(図示せず)と位置情報を登録するための位置情報テーブル(図示せず)と位置情報に対応させた地図情報テーブル(図示せず)と位置情報に関連する最寄の拠点情報を格納しておく拠点情報テーブル(図示せず)とを有し業務アプリケーションサーバ62の要求に応答するデータベースサーバ63とを備える。
【0015】
携帯電話機23は通報元ユーザが所持し緊急通報の発信源となる。アダプタ端末22は、携帯電話機23に接続しキャラクタ端末21からBluetooth方式で位置情報を受け取る。キャラクタ端末21は通報元ユーザがスイッチを押すことでGPS位置情報を取込みアダプタ端末22にBluetooth方式で送信する。GPS衛星1は人工衛星を利用して位置情報(緯度経度)を正確に割り出す。基地局3,10は、携帯電話機23の転送データをTCP/IPに変換しインターネットでブラウジングを可能にする。
【0016】
プロバイダ5はデータ処理装置6とインターネット4とを接続する。プロバイダ7は通報先クライアントのモバイル端末8やクライアント端末9とインターネット4とを接続する。モバイル端末8あるいはクライアントPC9は、緊急通報があった位置情報をブラウザソフトかメールで確認する通報先ユーザが所持する。プロバイダ12は各警備会社のサービスセンターとインターネット4とを接続する。警備会社各サービスセンター13は、通報元ユーザが契約している時データ処理装置6からの緊急通報を受けて対処する。クライアントPC14は通報元ユーザの情報をWEBブラウザと電子メールで確認する。
【0017】
図2を参照すると、通信端末装置2のキャラクタ端末21は、GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機211と、このGPS受信機211が受信した位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を出力するBluetooth方式による無線送受信機(第1の無線機)212と、ユーザが緊急通報を送信するときに押下するスイッチ213と、本端末を動作させるためのプログラムの記憶及び記憶領域として使用するRAM214と、スイッチ213が押下されたときにRAM214から読み出したプログラムに基づき緊急情報を無線送受信機212から出力させるとともに本端末各部を制御するCPU215と、本端末の動作状態を表示するための表示部216と、本端末各部に電力を供給する電源217とを有する。
【0018】
アダプタ端末22は、無線送受信機212が出力した緊急情報を受信するBluetooth方式による無線送受信機(第2の無線機)221と、本端末を動作させるためのプログラムの記憶及び記憶領域として使用するRAM222と、RAM222から読み出したプログラムに基づき本端末各部を制御するCPU223と、無線送受信機221で受信した緊急情報を含めてCPU223が作成した電子メールをTCP/IP,PPPプロトコルに適合するよう変換するプロトコル変換部224と、プロトコル変換部224からの情報を受信し携帯電話機23に接続するPDCインタフェース部225と、本端末の動作状態を表示するための表示部226と、本端末各部に電力を供給する電源227とを有する。携帯電話機23はPDCインタフェース部225に接続し基地局を介しネットワークと接続する。
【0019】
キャラクタ端末21は、アダプタ端末22及び携帯電話機23とは別ユニットであり、アダプタ端末22は携帯電話機23に差し込み接続する。
【0020】
以下に図面を参照して実施の形態の動作を説明する。
【0021】
図1を参照すると、通報元ユーザは通常、携帯電話機23及びアダプタ端末22をバックに入れ、キャラクタ端末21をすぐに操作できるようバックの肩ひも等に取り付ける。この状態で例えば、通報元ユーザに危険が発生した時、通報元ユーザはキャラクタ端末21の通報ボタンを押す。キャラクタ端末21はGPS衛星1から位置情報(緯度経度情報)を取り込み、Bluetooth方式でアダプタ端末22に位置情報を含め緊急情報を送り、その情報を電子メールに変換し携帯電話機23から基地局3経由でインターネット4に発信する。次にプロバイダ5を経由してデータ処理装置6に電子メールが配信される。
【0022】
データ処理装置6内の業務アプリケーションサーバ62で電子メールの情報を取り込み、業務アプリケーションの処理でデータベースサーバ63に記録する。業務アプリケーションサーバ62とデータベースサーバ63で位置情報(緯度経度情報)を地図に反映させる。業務アプリケーションサーバ62で地図情報、顧客情報を添付した電子メールを作成して、あらかじめサービス契約時に設定した通報先に電子メールを送信する。この設定される複数の通報先ユーザとしては、モバイル端末8,クライアントPC端末9,携帯電話機11で、通報元ユーザからの緊急通報の電子メールを同時に受け取ることができる。
【0023】
また電子メールを受信した上述したそれぞれの通報先ユーザは、電子メールに記述されたURLアドレスにアクセスすることで、WEBサーバ61のWEBページにアクセスできて、通信端末装置2を所持する通報元ユーザの最新の現在地を表示したWEBページを参照できる。また、警備会社と契約している通報元ユーザの場合は、電子メールは業務アプリケーションサーバ62の処理により、最寄の警備会社各サービスセンター13に送られ、警備会社のクライアントPC14で位置情報を確認できる。
【0024】
図2を参照して、キャラクタ端末21とアダプタ端末22の動作を説明する。キャラクタ端末21のスイッチ213(ボタンでもよい)を押すと、GPS受信機211はGPS衛星から位置情報を取得する。その情報と緊急事態を示す情報とを含めた緊急情報が、CPU215を経由して無線送受信機(Bluetoothチップ)212を経由してアダプタ端末22の無線送受信機(Bluetoothチップ)221に送られる。次に、CPU223はRAM222から読み出したプログラムに基づき通報用の電子メールを作成し、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(InternetProtcol)、PPP(Point to Point Protcol)プロトコルにより、SMTP(Simple Mail Transfer Protcol)で送信される。この電子メールはPDCインタフェース部225から、携帯電話機23を経由してデータ処理装置6に送られる。
【0025】
図3を参照すると、データ処理装置6内の処理工程は、まず通報元ユーザからの電子メールS1が業務アプリケーションサーバ62によってPOP3(Post Office Protcol バージョン3)で自動受信される(処理2:S2と略称)。アプリケーションで受信を確認し、電子メールS1内の位置情報、顧客情報を抽出し、データベースサーバ63の顧客テーブルS4を検索する(S3)。次に、業務アプリケーションサーバ62は、電子メールS1と顧客テーブルS4の顧客情報の一致を確認し顧客認証を行う(S5)。顧客認証成功後、電子メールS1の位置情報を位置情報テーブルS7に記録し(S6)、この位置情報(緯度経度)を地図情報テーブルS8に送り地図アプリケーションにマッピングする(S9)。次に、警備会社と契約している場合は、拠点情報テーブルS11を参照して最寄の警備会社の拠点を検索し(S10)、この情報と地図、住所、顧客情報から電子メールを作成しSMTPに送る(S14,15)。この電子メールは各クライアント端末に送信される(S16)。
【0026】
各クライアント端末は、ASP(Application Service Provider:パッケージソフト提供サービス)(S12)により送信された電子メールを受信し地図を確認するだけでなく、電子メールに記述してあるURLアドレスを選択することにより、WEBページで最新地図情報を確認することができる(S13)。業務アプリケーションサーバ62内でログ記録を処理し(S17)、ログ管理テーブルS18に記録し、エラー監視を行う。
【0027】
また、通報の方法として地図情報とともに電子メールを音声で配信するように構成してもよいし、通報元の通信端末装置の移動軌跡を色分けして通報先の端末のカラー画面に表示するように構成してもよい。この場合、色によって最新のデータと過去データを分けて表示することにより、動態管理など様々なサービスに利用することが可能である。さらに、GPS衛星1からの位置情報取込みが不能の場合、携帯電話機23を経由し接続している基地局3からこの基地局3の位置情報をアダプタ端末22によって受信し、この位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報に基づき電子メールを作成する構成としてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、キャラクタ端末の通報ボタンを押下するだけで電子メールによる緊急通報を発信するので、老人や子供にも操作が容易である。WEBサーバ使用により、移動体端末からの位置情報を予め契約時に登録した様々なクライアント端末に配布や表示するので、携帯電話機など安価で携帯性の高いクライアント端末を利用でき、より幅広いユーザ層の利用が期待できる。また、網情報(基地局情報)から位置情報を取得することにより、GPS範囲外(屋内など)でも使用可能である。
【0029】
また、通報のため電子メールを使用するので、ダイアルアップ方式と比べると、通報元現在地を表示した地図情報を含む電子メールを顧客情報に基づき警備会社などの通報先へ簡単で安価に複数同時に配信でき、電子メールを受信できる端末はすべてクライアント端末として通報先に指定できる。
【0030】
さらに、WEBサーバを使用することにより、リアルタイムな通報元現在地を表示した地図情報をクライアント端末が入手可能になり、緊急通報時、現場付近の地図をモバイル端末で確認しながら通報者の元に到着することができる。またこの機能は、緊急通報以外でも利用できるため、ユーザの利用増加が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緊急通報サービスシステムの実施の形態を示す図である。
【図2】図1における通信端末装置の内部構成例を示すブロック図である。
【図3】図1におけるデータ処理装置の内部処理の流れを説明するための図である。
【符号の説明】
1 GPS衛星
2 通信端末装置
3,10 基地局
4 インターネット
5,7,12 プロバイダ
6 データ処理装置
8 モバイル端末
9,14 クライアントPC
11,23 携帯電話機
13 警備会社各サービスセンター
21 キャラクタ端末
22 アダプタ端末
61 WEBサーバ
62 業務アプリケーションサーバ
63 データベースサーバ
211 GPS受信機
212,221 無線送受信機
213 スイッチ
214,222 RAM
215,223 CPU
216,226 表示部
217,227 電源

Claims (11)

  1. GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機とBluetooth方式の無線機とを組み込んだキャラクタ端末から前記GPS受信機で得た位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を移動体端末に接続したアダプタ端末へ送信し前記アダプタ端末で前記緊急情報を含めて電子メールを作成し前記移動体端末を介し発信する通信端末装置と、ネットワークを介して前記電子メールを受信し予め定めた通報先に通知するデータ処理装置とを備えることを特徴とする緊急通報サービスシステム。
  2. GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機と、このGPS受信機が受信した位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を出力するBluetooth方式による第1の無線機とを有するキャラクタ端末と、
    前記第1の無線機が出力した緊急情報を受信するBluetooth方式による第2の無線機と、前記第2の無線機で受信した緊急情報を含めて作成した電子メールをTCP/IP,PPPプロトコルに適合するよう変換するプロトコル変換部と、前記プロトコル変換部からの情報を受信し移動体端末に接続する移動体インタフェース部とを有するアダプタ端末と、
    前記移動体インタフェース部に接続し基地局を介しネットワークと接続する移動体端末とを
    備えることを特徴とする通信端末装置。
  3. 前記キャラクタ端末は、前記アダプタ端末及び前記移動体端末とは別ユニットであり、前記アダプタ端末は前記移動体端末に差し込み接続することを特徴とする請求項1または2記載の通信端末装置。
  4. ネットワークに接続するクライアント端末のブラウザに通報元の通信端末装置から受信した位置情報を表示させるWEBサーバと、
    前記通信端末装置から送信された電子メールから顧客の認証処理とデータベースへの位置情報登録処理とデータベースから位置情報抽出処理と前記WEBサーバが認識した位置情報を地図にマッピングする処理とを行い予め設定した通報先に電子メールを作成し送信する業務アプリケーションサーバと、
    前記通信端末装置から送信された電子メールから抽出した顧客情報を登録するための顧客情報テーブルと位置情報を登録するための位置情報テーブルと位置情報に対応させた地図情報テーブルと位置情報に関連する最寄の拠点情報を格納しておく拠点情報テーブルとを有し前記業務アプリケーションサーバの要求に応答するデータベースサーバとを
    備えることを特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項2記載の通信端末装置と、請求項4記載のデータ処理装置とを備え、前記通信端末装置はネットワーク及びプロバイダを介し前記データ処理装置に接続することを特徴とする緊急通報サービスシステム。
  6. GPS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機とBluetooth方式の無線機とを組み込んだキャラクタ端末の通報ボタン押下を検出し、GPS衛星からの位置情報を取り込み、移動体端末に接続したアダプタ端末に対しBluetooth方式によって前記位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を送信し、前記アダプタ端末ではこの緊急情報に基づき電子メールを作成し、TCP/IP,PPPプロトコルに適合させて前記移動体端末から基地局経由でネットワークに発信し、プロバイダを介してデータ処理装置に配信し、データ処理装置では、この電子メールを受信し顧客認証を行い、データベースに位置情報を記憶したのち通報元の顧客情報を添付した電子メールを作成して、予め設定した通報先に送信することを特徴とする緊急通報サービス方法。
  7. 電子メールを受信した通報先の端末で、表示された電子メールに記述されたデータ処理装置のURLアドレスにアクセスした後、このWEBページにアクセスし、通報元の通信端末装置の現在地を表示することを特徴とする請求項6記載の緊急通報サービス方法。
  8. 通報元の通信端末装置の位置情報を地図に反映しこの地図情報を電子メールに含めて送信することを特徴とする請求項6記載の緊急通報サービス方法。
  9. 前記地図情報とともに電子メールを音声で配信することを特徴とする請求項8記載の緊急通報サービス方法。
  10. 通報元の通信端末装置の移動軌跡を色分けして通報先の端末のカラー画面に表示することを特徴とする請求項8記載の緊急通報サービス方法。
  11. GPS衛星からの位置情報取込みが不能の場合、移動体端末を経由し接続している基地局からこの基地局の位置情報をアダプタ端末によって受信し、この位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報に基づき電子メールを作成することを特徴とする請求項6記載の緊急通報サービス方法。
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