JP2002197578A - 通信端末装置、データ処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法 - Google Patents

通信端末装置、データ処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法

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JP2002197578A
JP2002197578A JP2000393300A JP2000393300A JP2002197578A JP 2002197578 A JP2002197578 A JP 2002197578A JP 2000393300 A JP2000393300 A JP 2000393300A JP 2000393300 A JP2000393300 A JP 2000393300A JP 2002197578 A JP2002197578 A JP 2002197578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サービス契約時に登録した様々なクライアント
端末に対し地図情報を含めた緊急情報を手間をかけずに
通報する。 【解決手段】GPS受信機とBluetooth方式の
無線機とを組込んだキャラクタ端末21は、その通報ボ
タン押下を検出し、GPS衛星1からの位置情報を取り
込み、携帯電話機23に接続したアダプタ端末22に対
しBluetooth方式によってこの位置情報を含め
た緊急状態を示す緊急情報を送信する。アダプタ端末2
2ではこの緊急情報に基づき電子メールを作成し、TC
P/IP,PPPプロトコルに適合させて、携帯電話機
23から基地局3,インターネット4,プロバイダ5を
介しデータ処理装置6に配信する。処理装置6では、こ
の電子メールを受信し顧客認証を行い、データベースに
位置情報を記憶した後、通報元の顧客情報を添付した電
子メールを作成し、予め設定した通報先に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置、デ
ータ処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急
通報サービス方法に関し、特に移動体端末を用いた緊急
通報サービスシステム並びに緊急通報サービス方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の緊急通報サービスシステ
ムは、通報元の端末装置がGPS(Global Po
sitioning System:衛星測位システ
ム)あるいは移動体通信網から得た位置情報を、特定の
通報先,例えば特開平8−180286号公報では監視
センターに通報している。また、特開平11−2597
84号公報では、通報元の携帯電話機はダイヤルされた
番号が緊急通報先であるか否かを認識して接続してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の緊急通
報サービスシステムは、複数の場所にある通報先に同時
に通知することができず、また通報元の地図情報が表示
できず使い勝手が悪いという問題がある。本発明の目的
は、通報ボタン押下により位置情報を含む緊急情報を電
子メールで発信することにより,特定の通報先だけでな
くサービス契約時に登録した様々なクライアント端末に
対し地図情報を含めた緊急通報を手間をかけずに行うこ
とが可能な極めて使い勝手のよい通信端末装置、データ
処理装置及び緊急通報サービスシステム並びに緊急通報
サービス方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の緊急通報サービ
スシステムは、GPS衛星より自端末の位置情報を受信
するGPS受信機とBluetooth方式の無線機と
を組み込んだキャラクタ端末から前記GPS受信機で得
た位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を移動体端末
に接続したアダプタ端末へ送信し前記アダプタ端末で前
記緊急情報を含めて電子メールを作成し前記移動体端末
を介し発信する通信端末装置と、ネットワークを介して
前記電子メールを受信し予め定めた通報先に通知するデ
ータ処理装置とを備える。
【0005】本発明の通信端末装置は。GPS衛星より
自端末の位置情報を受信するGPS受信機と、このGP
S受信機が受信した位置情報を含め緊急状態を示す緊急
情報を出力するBluetooth方式による第1の無
線機とを有するキャラクタ端末と、前記第1の無線機が
出力した緊急情報を受信するBluetooth方式に
よる第2の無線機と、前記第2の無線機で受信した緊急
情報を含めて作成した電子メールをTCP/IP,PP
Pプロトコルに適合するよう変換するプロトコル変換部
と、前記プロトコル変換部からの情報を受信し移動体端
末に接続する移動体インタフェース部とを有するアダプ
タ端末と、前記移動体インタフェース部に接続し基地局
を介しネットワークと接続する移動体端末とを備え、前
記キャラクタ端末は、前記アダプタ端末及び前記移動体
端末とは別ユニットであり、前記アダプタ端末は前記移
動体端末に差し込み接続する。
【0006】本発明のデータ処理装置は、ネットワーク
に接続するクライアント端末のブラウザに通報元の通信
端末装置から受信した位置情報を表示させるWEBサー
バと、前記通信端末装置から送信された電子メールから
顧客の認証処理とデータベースへの位置情報登録処理と
データベースから位置情報抽出処理と前記WEBサーバ
が認識した位置情報を地図にマッピングする処理とを行
い予め設定した通報先に電子メールを作成し送信する業
務アプリケーションサーバと、前記通信端末装置から送
信された電子メールから抽出した顧客情報を登録するた
めの顧客情報テーブルと位置情報を登録するための位置
情報テーブルと位置情報に対応させた地図情報テーブル
と位置情報に関連する最寄の拠点情報を格納しておく拠
点情報テーブルとを有し前記業務アプリケーションサー
バの要求に応答するデータベースサーバとを備える。
【0007】本発明の緊急通報サービスシステムは、G
PS衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機
と、このGPS受信機が受信した位置情報を含め緊急状
態を示す緊急情報を出力するBluetooth方式に
よる第1の無線機とを有するキャラクタ端末と、前記第
1の無線機が出力した緊急情報を受信するBlueto
oth方式による第2の無線機と、前記第2の無線機で
受信した緊急情報を含めて作成した電子メールをTCP
/IP,PPPプロトコルに適合するよう変換するプロ
トコル変換部と、前記プロトコル変換部からの情報を受
信し移動体端末に接続する移動体インタフェース部とを
有するアダプタ端末と、前記移動体インタフェース部に
接続し基地局を介しネットワークと接続する移動体端末
とを備える通信端末装置と、ネットワークに接続するク
ライアント端末のブラウザに通報元の通信端末装置から
受信した位置情報を表示させるWEBサーバと、前記通
信端末装置から送信された電子メールから顧客の認証処
理とデータベースへの位置情報登録処理とデータベース
から位置情報抽出処理と前記WEBサーバが認識した位
置情報を地図にマッピングする処理とを行い予め設定し
た通報先に電子メールを作成し送信する業務アプリケー
ションサーバと、前記通信端末装置から送信された電子
メールから抽出した顧客情報を登録するための顧客情報
テーブルと位置情報を登録するための位置情報テーブル
と位置情報に対応させた地図情報テーブルと位置情報に
関連する最寄の拠点情報を格納しておく拠点情報テーブ
ルとを有し前記業務アプリケーションサーバの要求に応
答するデータベースサーバとを備えるデータ処理装置と
を備え、前記通信端末装置はネットワーク及びプロバイ
ダを介し前記データ処理装置に接続する。
【0008】本発明の緊急通報サービス方法は、GPS
衛星より自端末の位置情報を受信するGPS受信機とB
luetooth方式の無線機とを組み込んだキャラク
タ端末の通報ボタン押下を検出し、GPS衛星からの位
置情報を取り込み、移動体端末に接続したアダプタ端末
に対しBluetooth方式によって前記位置情報を
含め緊急状態を示す緊急情報を送信し、前記アダプタ端
末ではこの緊急情報に基づき電子メールを作成し、TC
P/IP,PPPプロトコルに適合させて前記移動体端
末から基地局経由でネットワークに発信し、プロバイダ
を介してデータ処理装置に配信し、データ処理装置で
は、この電子メールを受信し顧客認証を行い、データベ
ースに位置情報を記憶したのち通報元の顧客情報を添付
した電子メールを作成して、予め設定した通報先に送信
する。電子メールを受信した通報先の端末で、表示され
た電子メールに記述されたデータ処理装置のURLアド
レスにアクセスした後、このWEBページにアクセス
し、通報元の通信端末装置の現在地を表示する構成とし
てもよいし、通報元の通信端末装置の位置情報を地図に
反映しこの地図情報を電子メールに含めて送信する構成
としてもよい。さらに、前記地図情報とともに電子メー
ルを音声で配信する構成としてもよいし、通報元の通信
端末装置の移動軌跡を色分けして通報先の端末のカラー
画面に表示する構成としてもよい。また、GPS衛星か
らの位置情報取込みが不能の場合、移動体端末を経由し
接続している基地局からこの基地局の位置情報をアダプ
タ端末によって受信し、この位置情報を含め緊急状態を
示す緊急情報に基づき電子メールを作成する構成として
もよい。
【0009】本発明によれば、移動体端末の一つである
携帯電話機から位置情報を含む緊急情報を電子メールで
発信することにより、インターネット経由で予め契約し
た警備会社等の通報先に通知するサービスが提供でき
る。
【0010】GPS受信機とBluetoothを組み
込んだキャラクタ端末から、移動体端末に接続したアダ
プタ端末へ位置情報を送信し、このアダプタ端末に組込
んである電子メール作成機能で緊急通報を送信する仕組
みのため、移動体端末の操作をすることなくキャラクタ
端末のみの操作で緊急通報ができる。また、ビル内部等
でGPS衛星からの情報が得られないGPS範囲外で
も、移動体通信網の網情報(基地局情報)から位置情報
を取得することができる。
【0011】さらに、電子メールを利用することによ
り、データ処理装置内業務アプリケーションサーバでの
位置情報(緯度経度情報)をデータベースに取り込み易
く、通報元現在地を地図情報にリンクできる。電子メー
ル配信方式なので、従来のダイアルアップ方式と比べる
と、通報元現在地を表示した地図情報を含む電子メール
を顧客情報に基づき警備会社などの通報先へ簡単で安価
に複数同時に配信でき、電子メールを受信できる端末は
すべてクライアント端末として通報先に指定できる。ま
た、WEBサーバを使用しているので、通報元の情報
(位置、周辺地図、顧客情報)をクライアント端末のブ
ラウザ上でデータを確認することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1を参照すると、本発明の緊急通報サー
ビスシステムは、GPS衛星1より自端末の位置情報を
受信するGPS受信機とBluetooth方式の無線
機とを組み込んだキャラクタ端末21からGPS受信機
で得た位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を携帯電
話機23に接続したアダプタ端末22へ送信しアダプタ
端末22で緊急情報を含めて電子メールを作成し携帯電
話機23を介し発信する通信端末装置2と、基地局3,
インターネット4及びプロバイダ5を介して電子メール
を受信し予め定めたモバイル端末8,クライアント端末
9,携帯電話機11,警備会社各サービスセンター13
及びそのクライアント端末14などの通報先にプロバイ
ダ5とプロバイダ7,12,基地局10のいずれかを経
由して通知するデータ処理装置6とを備える。
【0014】データ処理装置6は、ネットワークに接続
するクライアント端末のブラウザに通報元の通信端末装
置2から受信した位置情報を表示させるWEBサーバ6
1と、通信端末装置2から送信された電子メールから顧
客の認証処理とデータベースへの位置情報登録処理とデ
ータベースから位置情報抽出処理とWEBサーバ61が
認識した位置情報を地図にマッピングする処理とを行い
予め設定した通報先に電子メールを作成し送信する業務
アプリケーションサーバと62、通信端末装置2から送
信された電子メールから抽出した顧客情報を登録するた
めの顧客情報テーブル(図示せず)と位置情報を登録す
るための位置情報テーブル(図示せず)と位置情報に対
応させた地図情報テーブル(図示せず)と位置情報に関
連する最寄の拠点情報を格納しておく拠点情報テーブル
(図示せず)とを有し業務アプリケーションサーバ62
の要求に応答するデータベースサーバ63とを備える。
【0015】携帯電話機23は通報元ユーザが所持し緊
急通報の発信源となる。アダプタ端末22は、携帯電話
機23に接続しキャラクタ端末21からBluetoo
th方式で位置情報を受け取る。キャラクタ端末21は
通報元ユーザがスイッチを押すことでGPS位置情報を
取込みアダプタ端末22にBluetooth方式で送
信する。GPS衛星1は人工衛星を利用して位置情報
(緯度経度)を正確に割り出す。基地局3,10は、携
帯電話機23の転送データをTCP/IPに変換しイン
ターネットでブラウジングを可能にする。
【0016】プロバイダ5はデータ処理装置6とインタ
ーネット4とを接続する。プロバイダ7は通報先クライ
アントのモバイル端末8やクライアント端末9とインタ
ーネット4とを接続する。モバイル端末8あるいはクラ
イアントPC9は、緊急通報があった位置情報をブラウ
ザソフトかメールで確認する通報先ユーザが所持する。
プロバイダ12は各警備会社のサービスセンターとイン
ターネット4とを接続する。警備会社各サービスセンタ
ー13は、通報元ユーザが契約している時データ処理装
置6からの緊急通報を受けて対処する。クライアントP
C14は通報元ユーザの情報をWEBブラウザと電子メ
ールで確認する。
【0017】図2を参照すると、通信端末装置2のキャ
ラクタ端末21は、GPS衛星より自端末の位置情報を
受信するGPS受信機211と、このGPS受信機21
1が受信した位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を
出力するBluetooth方式による無線送受信機
(第1の無線機)212と、ユーザが緊急通報を送信す
るときに押下するスイッチ213と、本端末を動作させ
るためのプログラムの記憶及び記憶領域として使用する
RAM214と、スイッチ213が押下されたときにR
AM214から読み出したプログラムに基づき緊急情報
を無線送受信機212から出力させるとともに本端末各
部を制御するCPU215と、本端末の動作状態を表示
するための表示部216と、本端末各部に電力を供給す
る電源217とを有する。
【0018】アダプタ端末22は、無線送受信機212
が出力した緊急情報を受信するBluetooth方式
による無線送受信機(第2の無線機)221と、本端末
を動作させるためのプログラムの記憶及び記憶領域とし
て使用するRAM222と、RAM222から読み出し
たプログラムに基づき本端末各部を制御するCPU22
3と、無線送受信機221で受信した緊急情報を含めて
CPU223が作成した電子メールをTCP/IP,P
PPプロトコルに適合するよう変換するプロトコル変換
部224と、プロトコル変換部224からの情報を受信
し携帯電話機23に接続するPDCインタフェース部2
25と、本端末の動作状態を表示するための表示部22
6と、本端末各部に電力を供給する電源227とを有す
る。携帯電話機23はPDCインタフェース部225に
接続し基地局を介しネットワークと接続する。
【0019】キャラクタ端末21は、アダプタ端末22
及び携帯電話機23とは別ユニットであり、アダプタ端
末22は携帯電話機23に差し込み接続する。
【0020】以下に図面を参照して実施の形態の動作を
説明する。
【0021】図1を参照すると、通報元ユーザは通常、
携帯電話機23及びアダプタ端末22をバックに入れ、
キャラクタ端末21をすぐに操作できるようバックの肩
ひも等に取り付ける。この状態で例えば、通報元ユーザ
に危険が発生した時、通報元ユーザはキャラクタ端末2
1の通報ボタンを押す。キャラクタ端末21はGPS衛
星1から位置情報(緯度経度情報)を取り込み、Blu
etooth方式でアダプタ端末22に位置情報を含め
緊急情報を送り、その情報を電子メールに変換し携帯電
話機23から基地局3経由でインターネット4に発信す
る。次にプロバイダ5を経由してデータ処理装置6に電
子メールが配信される。
【0022】データ処理装置6内の業務アプリケーショ
ンサーバ62で電子メールの情報を取り込み、業務アプ
リケーションの処理でデータベースサーバ63に記録す
る。業務アプリケーションサーバ62とデータベースサ
ーバ63で位置情報(緯度経度情報)を地図に反映させ
る。業務アプリケーションサーバ62で地図情報、顧客
情報を添付した電子メールを作成して、あらかじめサー
ビス契約時に設定した通報先に電子メールを送信する。
この設定される複数の通報先ユーザとしては、モバイル
端末8,クライアントPC端末9,携帯電話機11で、
通報元ユーザからの緊急通報の電子メールを同時に受け
取ることができる。
【0023】また電子メールを受信した上述したそれぞ
れの通報先ユーザは、電子メールに記述されたURLア
ドレスにアクセスすることで、WEBサーバ61のWE
Bページにアクセスできて、通信端末装置2を所持する
通報元ユーザの最新の現在地を表示したWEBページを
参照できる。また、警備会社と契約している通報元ユー
ザの場合は、電子メールは業務アプリケーションサーバ
62の処理により、最寄の警備会社各サービスセンター
13に送られ、警備会社のクライアントPC14で位置
情報を確認できる。
【0024】図2を参照して、キャラクタ端末21とア
ダプタ端末22の動作を説明する。キャラクタ端末21
のスイッチ213(ボタンでもよい)を押すと、GPS
受信機211はGPS衛星から位置情報を取得する。そ
の情報と緊急事態を示す情報とを含めた緊急情報が、C
PU215を経由して無線送受信機(Bluetoot
hチップ)212を経由してアダプタ端末22の無線送
受信機(Bluetoothチップ)221に送られ
る。次に、CPU223はRAM222から読み出した
プログラムに基づき通報用の電子メールを作成し、TC
P(Transmission Control Pr
otocol)/IP(InternetProtco
l)、PPP(Point to Point Pro
tcol)プロトコルにより、SMTP(Simple
Mail TransferProtcol)で送信
される。この電子メールはPDCインタフェース部22
5から、携帯電話機23を経由してデータ処理装置6に
送られる。
【0025】図3を参照すると、データ処理装置6内の
処理工程は、まず通報元ユーザからの電子メールS1が
業務アプリケーションサーバ62によってPOP3(P
ost Office Protcol バージョン
3)で自動受信される(処理2:S2と略称)。アプリ
ケーションで受信を確認し、電子メールS1内の位置情
報、顧客情報を抽出し、データベースサーバ63の顧客
テーブルS4を検索する(S3)。次に、業務アプリケ
ーションサーバ62は、電子メールS1と顧客テーブル
S4の顧客情報の一致を確認し顧客認証を行う(S
5)。顧客認証成功後、電子メールS1の位置情報を位
置情報テーブルS7に記録し(S6)、この位置情報
(緯度経度)を地図情報テーブルS8に送り地図アプリ
ケーションにマッピングする(S9)。次に、警備会社
と契約している場合は、拠点情報テーブルS11を参照
して最寄の警備会社の拠点を検索し(S10)、この情
報と地図、住所、顧客情報から電子メールを作成しSM
TPに送る(S14,15)。この電子メールは各クラ
イアント端末に送信される(S16)。
【0026】各クライアント端末は、ASP(Appl
ication ServiceProvider:パ
ッケージソフト提供サービス)(S12)により送信さ
れた電子メールを受信し地図を確認するだけでなく、電
子メールに記述してあるURLアドレスを選択すること
により、WEBページで最新地図情報を確認することが
できる(S13)。業務アプリケーションサーバ62内
でログ記録を処理し(S17)、ログ管理テーブルS1
8に記録し、エラー監視を行う。
【0027】また、通報の方法として地図情報とともに
電子メールを音声で配信するように構成してもよいし、
通報元の通信端末装置の移動軌跡を色分けして通報先の
端末のカラー画面に表示するように構成してもよい。こ
の場合、色によって最新のデータと過去データを分けて
表示することにより、動態管理など様々なサービスに利
用することが可能である。さらに、GPS衛星1からの
位置情報取込みが不能の場合、携帯電話機23を経由し
接続している基地局3からこの基地局3の位置情報をア
ダプタ端末22によって受信し、この位置情報を含め緊
急状態を示す緊急情報に基づき電子メールを作成する構
成としてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャラクタ端末の通報ボタンを押下するだけで電子メール
による緊急通報を発信するので、老人や子供にも操作が
容易である。WEBサーバ使用により、移動体端末から
の位置情報を予め契約時に登録した様々なクライアント
端末に配布や表示するので、携帯電話機など安価で携帯
性の高いクライアント端末を利用でき、より幅広いユー
ザ層の利用が期待できる。また、網情報(基地局情報)
から位置情報を取得することにより、GPS範囲外(屋
内など)でも使用可能である。
【0029】また、通報のため電子メールを使用するの
で、ダイアルアップ方式と比べると、通報元現在地を表
示した地図情報を含む電子メールを顧客情報に基づき警
備会社などの通報先へ簡単で安価に複数同時に配信で
き、電子メールを受信できる端末はすべてクライアント
端末として通報先に指定できる。
【0030】さらに、WEBサーバを使用することによ
り、リアルタイムな通報元現在地を表示した地図情報を
クライアント端末が入手可能になり、緊急通報時、現場
付近の地図をモバイル端末で確認しながら通報者の元に
到着することができる。またこの機能は、緊急通報以外
でも利用できるため、ユーザの利用増加が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緊急通報サービスシステムの実施の形
態を示す図である。
【図2】図1における通信端末装置の内部構成例を示す
ブロック図である。
【図3】図1におけるデータ処理装置の内部処理の流れ
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 GPS衛星 2 通信端末装置 3,10 基地局 4 インターネット 5,7,12 プロバイダ 6 データ処理装置 8 モバイル端末 9,14 クライアントPC 11,23 携帯電話機 13 警備会社各サービスセンター 21 キャラクタ端末 22 アダプタ端末 61 WEBサーバ 62 業務アプリケーションサーバ 63 データベースサーバ 211 GPS受信機 212,221 無線送受信機 213 スイッチ 214,222 RAM 215,223 CPU 216,226 表示部 217,227 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04L 12/28 303 H04L 12/28 303 H04B 7/26 109M Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA09 AA19 BB12 BB18 BB74 DD03 DD24 EE05 EE06 EE16 EE18 FF01 FF02 FF05 FF17 FF19 FF20 FF23 GG21 GG24 GG32 GG57 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K033 AA03 CB01 CC01 DA01 DA06 DA17 DA19 DB20 EA07 5K067 BB21 DD51 EE02 EE07 EE10 EE16 EE35 JJ52 JJ56 JJ64

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星より自端末の位置情報を受信
    するGPS受信機とBluetooth方式の無線機と
    を組み込んだキャラクタ端末から前記GPS受信機で得
    た位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を移動体端末
    に接続したアダプタ端末へ送信し前記アダプタ端末で前
    記緊急情報を含めて電子メールを作成し前記移動体端末
    を介し発信する通信端末装置と、ネットワークを介して
    前記電子メールを受信し予め定めた通報先に通知するデ
    ータ処理装置とを備えることを特徴とする緊急通報サー
    ビスシステム。
  2. 【請求項2】 GPS衛星より自端末の位置情報を受信
    するGPS受信機と、このGPS受信機が受信した位置
    情報を含め緊急状態を示す緊急情報を出力するBlue
    tooth方式による第1の無線機とを有するキャラク
    タ端末と、 前記第1の無線機が出力した緊急情報を受信するBlu
    etooth方式による第2の無線機と、前記第2の無
    線機で受信した緊急情報を含めて作成した電子メールを
    TCP/IP,PPPプロトコルに適合するよう変換す
    るプロトコル変換部と、前記プロトコル変換部からの情
    報を受信し移動体端末に接続する移動体インタフェース
    部とを有するアダプタ端末と、 前記移動体インタフェース部に接続し基地局を介しネッ
    トワークと接続する移動体端末とを備えることを特徴と
    する通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記キャラクタ端末は、前記アダプタ端
    末及び前記移動体端末とは別ユニットであり、前記アダ
    プタ端末は前記移動体端末に差し込み接続することを特
    徴とする請求項1または2記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続するクライアント端
    末のブラウザに通報元の通信端末装置から受信した位置
    情報を表示させるWEBサーバと、 前記通信端末装置から送信された電子メールから顧客の
    認証処理とデータベースへの位置情報登録処理とデータ
    ベースから位置情報抽出処理と前記WEBサーバが認識
    した位置情報を地図にマッピングする処理とを行い予め
    設定した通報先に電子メールを作成し送信する業務アプ
    リケーションサーバと、 前記通信端末装置から送信された電子メールから抽出し
    た顧客情報を登録するための顧客情報テーブルと位置情
    報を登録するための位置情報テーブルと位置情報に対応
    させた地図情報テーブルと位置情報に関連する最寄の拠
    点情報を格納しておく拠点情報テーブルとを有し前記業
    務アプリケーションサーバの要求に応答するデータベー
    スサーバとを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の通信端末装置と、請求項
    4記載のデータ処理装置とを備え、前記通信端末装置は
    ネットワーク及びプロバイダを介し前記データ処理装置
    に接続することを特徴とする緊急通報サービスシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 GPS衛星より自端末の位置情報を受信
    するGPS受信機とBluetooth方式の無線機と
    を組み込んだキャラクタ端末の通報ボタン押下を検出
    し、GPS衛星からの位置情報を取り込み、移動体端末
    に接続したアダプタ端末に対しBluetooth方式
    によって前記位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報を
    送信し、前記アダプタ端末ではこの緊急情報に基づき電
    子メールを作成し、TCP/IP,PPPプロトコルに
    適合させて前記移動体端末から基地局経由でネットワー
    クに発信し、プロバイダを介してデータ処理装置に配信
    し、データ処理装置では、この電子メールを受信し顧客
    認証を行い、データベースに位置情報を記憶したのち通
    報元の顧客情報を添付した電子メールを作成して、予め
    設定した通報先に送信することを特徴とする緊急通報サ
    ービス方法。
  7. 【請求項7】 電子メールを受信した通報先の端末で、
    表示された電子メールに記述されたデータ処理装置のU
    RLアドレスにアクセスした後、このWEBページにア
    クセスし、通報元の通信端末装置の現在地を表示するこ
    とを特徴とする請求項6記載の緊急通報サービス方法。
  8. 【請求項8】 通報元の通信端末装置の位置情報を地図
    に反映しこの地図情報を電子メールに含めて送信するこ
    とを特徴とする請求項6記載の緊急通報サービス方法。
  9. 【請求項9】 前記地図情報とともに電子メールを音声
    で配信することを特徴とする請求項8記載の緊急通報サ
    ービス方法。
  10. 【請求項10】 通報元の通信端末装置の移動軌跡を色
    分けして通報先の端末のカラー画面に表示することを特
    徴とする請求項8記載の緊急通報サービス方法。
  11. 【請求項11】 GPS衛星からの位置情報取込みが不
    能の場合、移動体端末を経由し接続している基地局から
    この基地局の位置情報をアダプタ端末によって受信し、
    この位置情報を含め緊急状態を示す緊急情報に基づき電
    子メールを作成することを特徴とする請求項6記載の緊
    急通報サービス方法。
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