JP4613917B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両用の内燃機関のインジェクタなどに燃料タンク内の燃料を圧送する燃料供給装置に関し、詳しくは該燃料供給装置から発生する騒音の軽減に関するものである。
最近の技術革新により、車両、特にガソリンを燃料とする自動車から発せられる、いわゆる騒音は減少傾向であることに言を俟たない。これは、エンジンの振動あるいは騒音の低減はもとより、エンジン始動装置や車両用発電機の改善や電磁弁の動作音の低減、さらにはエンジンやトランスミッションなどからなるパワーユニットの弾性支持構造に拠るところが大きく、この結果、車両の静粛性が一段と向上している。
この静粛性が、車両の感性品質を大きく左右することから、インジェクタへの安定供給を担う燃料供給装置の、その駆動に伴う作動音とて例外ではない。近年、エンジンルーム内の収容能力確保のため、燃料供給装置を燃料タンク内部に配設するケースが増えているが、それ故に前述の作動音が燃料タンクを伝播し、さらに車内に伝わることで、感性品質の低下、すなわち、運転者などに不安、不快感を与えることによる、車両の居住性や商品性の低下は避ける必要がある。
そこで、従来の燃料供給装置では、燃料ポンプの姿勢維持のために、該燃料ポンプとブラケットの間に具備した防振ゴムに対し、ブラケットとの嵌合部に向け減衰部を有するように形成することで、燃料ポンプの振動を効果的に減衰させる(例えば、特許文献1参照)、また、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料を、ポンプホルダの内周壁と燃料ポンプの外周と主ハウジングの下端面、および防振台座により囲まれる空間に形成した沈降流路を経由させたのち燃料タンクに排出させることで、その排出音を低減する(例えば、特許文献2参照)、といったことが知られている。
特開2000−45900号公報(第3頁左欄第41行〜第49行、図2) 特開2002−155823号公報(第5頁左欄第6行〜第10行、図5)
防振ゴム(特許文献1)にしろ、防振台座(特許文献2)にしろ、燃料ポンプの保持固定とともに振動は吸収されるものの、騒音の燃料タンクへの伝播を充分に抑えることは困難であった。これは、特許文献2の場合、図5からも明らかなように、燃料ポンプと防振台座間、および防振台座とポンプホルダ間が、特に沈降流路の確保のために面同士がお互い密接していることに他ならない。この点、特許文献1では、ブラケットへの伝達にあたり、振動が減衰部を経由するよう、突起の先端を微小面積としていることからある程度の効果は見込まれるものの、燃料ポンプの突出部(付番12)と防振ゴムのポンプ当接面(付番22a)が半環状に亙って密接していることから、当初の振動そのものが大きいことが充分予想され、この大きな振動からの減衰だけで、ブラケット、さらには燃料タンクを伝播する騒音を充分抑え込むことには自ずと限界があった。なお、特許文献2の本質は、沈降流路による余剰燃料中の夾雑物の捕捉にあるが、この沈降流路を経由したとしても、結局、余剰燃料は燃料タンク内に直接排出されることから、特に燃料の油面が沈降流路の出口(図8参照)より下方にある場合では、その油面への衝突音が燃料タンクを伝播し、車内に伝わることで、やはり感性品質の低下を招く恐れがあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、プレッシャーレギュレータからの余剰燃料の排出時の騒音や、燃料ポンプ駆動時の振動伝播を抑制した燃料供給装置を得ることを目的とするものである。
この発明に係る燃料供給装置は、燃料タンク内に貯留された燃料を、サクションフィルタを介して吸い込み吐出させる燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出された燃料の圧力を所定の範囲に維持し、燃料の一部を余剰燃料として排出するプレッシャーレギュレータと、これら燃料ポンプとプレッシャーレギュレータを保持するポンプホルダと、このポンプホルダに上記燃料ポンプを保持するにあたり、上記ポンプホルダと上記燃料ポンプの間に該燃料ポンプの径方向および軸方向に介在し、上記燃料ポンプの駆動に伴う振動を抑制するクッションラバーとを備え、上記プレッシャーレギュレータから排出された余剰燃料が、上記クッションラバーと上記燃料ポンプとの間で生じる隙間を介し、上記サクションフィルタが上記燃料ポンプの吸入口に嵌着される接続部と上記クッションラバーに設けられた上記接続部が挿通される第一の開口部との間および上記接続部と上記ポンプホルダに設けられた上記接続部が挿通される第二の開口部との間を通って、上記サクションフィルタに導かれるようにした。
この発明は以上説明したように、車両の感性品質の向上に大きく貢献できる燃料供給装置を提供することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における燃料供給装置の外観斜視図、図2は図1における断面図である。また、図3は図2におけるクッションラバーの外観斜視図であり、(b)および(c)は(a)における、それぞれB視図、C視図である。さらに、図4は図2における線A−Aに沿う断面図、図5(a)〜(c)は図2における余剰燃料の流路を示す説明図である。
図1において、燃料供給装置101は、大別すると、上側ケース1a、図示しないインジェクタへの燃料ホースなどが接続される吐出パイプ1b、リターン配管1c、およびコネクタ1dを一体成形によって具備する絶縁性樹脂であるフランジ1、上側ケース1aと固着されることでフィルタケース51を形成する、やはり絶縁性樹脂である下側ケース2、この下側ケース2と例えばスナップフィットで係合され、後述する燃料ポンプを保持するポンプホルダ3、このポンプホルダ3の開口部より挿入され、燃料ポンプの吸入口に嵌着されるサクションフィルタ4、および下側ケース2の側面に装着され、後述する燃料タンク内の燃料の油面を検出するフロート5aを備えた液面検出器5により構成されている。なお、コネクタ1dからのリード線6は、燃料ポンプと接続される駆動用、液面検出器5と接続される信号用、および後述するアース用が具備されていることは周知の通りである。
燃料供給装置101は図2に示すように、車両の燃料タンク99内に、フランジ1が燃料タンク99の開口部99aを塞ぐように収容されており、この燃料タンク99から燃料ポンプ7によって吸入した燃料100を、上側ケース1aに内包された高圧フィルタ8を介してインジェクタ側に供給するものである。なお、サクションフィルタ4にて燃料タンク99内の夾雑物を取り除き、取り切れなかったもの、あるいは、燃料ポンプ7を構成する図示しないブラシ、コンミテータなどの摩耗粉を含めた夾雑物は、高圧フィルタ8にて捕捉することは周知の通りである。また、プレッシャーレギュレータ9によって、インジェクタに供給される燃料の圧力が所定値に保たれることも、やはり周知の通りである。ここで、所定値に保たれた結果、余剰となった燃料は、リターン配管1cを経由して、プレッシャーレギュレータ9より排出されサクションフィルタ4に達するが、この排出、および燃料ポンプ7をポンプホルダ3に保持するにあたり介在させたクッションラバー10が、本発明の要部であるため、あとで詳しく説明する。
続いて、この燃料供給装置101の組立手順を説明する。上側ケース1aの紙面上、下側から高圧フィルタ8を挿入し、上側ケース1aの天井に当接させることで、この高圧フィルタ8と吐出パイプ1bが連通するとともに、上側ケース1aと高圧フィルタ8の下端面同士が面一(ツライチ)となる。この下端面に下側ケース2を、例えば熱板溶着することで、上側ケース1aと下側ケース2の固着はもとより、高圧フィルタ8も固着されることから、前述したように、上側ケース1aと下側ケース2を固着させることで形成させるものをフィルタケース51と呼んでいる。なお、この高圧フィルタ8のエレメント8aを燃料が通過する際、静電気が発生するが、この静電気はエレメント8aが挟着される、導電性樹脂で成形された内筒8bに蓄えられるため、前述した熱板溶着のときに、やはり導電性樹脂で成形された図示しない端子部材を、フィルタケース51から露出するように、内筒8bと溶着させ、この端子部材に前述したアース線を接続すれば、静電気を容易に放散することができ好ましい。
ポンプホルダ3の内底3aにクッションラバー10を敷設したのち、燃料ポンプ7をポンプホルダ3内に挿入する。クッションラバー10は、図3(b)および(c)に示すように、燃料ポンプ7の底面7aと対向する内底10aに複数の突起10bを、また、ポンプホルダ3の内底3aと対向する外底10cに複数の凸状部10dを設けており、突起10bと底面7aが接触、および凸状部10dと内底3aが接触することで、燃料ポンプ7の姿勢維持が図られる。さらに、ポンプホルダ3、クッションラバー10のそれぞれに開口部3b、10eがほぼ同心上に設けられており、これら開口部3b、10eに燃料ポンプ7の吸入口7bが位置している。すなわち、開口部3b、10eにサクションフィルタ4の接続部4aを挿通させることで、吸入口7bと接続部4aが連通される。なお、開口部10eには、この開口部10eの形状に沿った開口突起10fが、サクションフィルタ4側(図2紙面上、下方向)へ垂直に延設されていることから、開口部3bは、クッションラバー10の敷設にあたり、開口突起10fが挿通できるよう、開口部10eより開口突起10fの厚さ分、広めに開口されている。
下側ケース2のリターン流路終端2aにプレッシャーレギュレータ9を、Oリング11を介して液密に嵌着したのち、係合突起2bにポンプホルダ3の係合孔3cを係合させることで、下側ケース2(フィルタケース51)とポンプホルダ3をスナップフィット係合させる。この係合により、プレッシャーレギュレータ9がポンプホルダ3に保持されるとともに、燃料ポンプ7の吐出口7cに冠着された接続管12が、下側ケース2に設けた燃料吸入口2cに液密に嵌着されることになる。この燃料吸入口2cはエレメント8aに連通しており、この結果、サクションフィルタ4から吐出パイプ1bに至る燃料流路が確保されることになる。これに、液面検出器5を装着し、リード線6をコネクタ1dに接続することで、図1で説明した、燃料供給装置101が組み上がる。
以上、述べた構成を踏まえ、この燃料供給装置101の動作について説明するが、この動作自体は周知の通りである。すなわち、図示しないバッテリーからコネクタ1c、リード線6を介して、燃料ポンプ7に電流が供給されると、燃料ポンプ7内の図示しないシャフトを回転軸として、やはり図示しないインペラとともに回転する。この回転に伴い、燃料タンク99内の燃料100は、サクションフィルタ4で夾雑物が取り除かれたのち吸入口7bから導入、および加圧された後、吐出口7cから吐出される。この吐出された加圧燃料は、エレメント8aに導入され、ここで、サクションフィルタ4を通過、あるいは、ブラシなどの摩耗粉を含めた夾雑物を捕捉したのち、吐出パイプ1bを介してインジェクタに供給される。そして、前述したように、インジェクタに供給される燃料の圧力は、プレッシャーレギュレータ9によって所定値に保たれるとともに、この所定値に保った結果、余剰となった燃料は、リターン配管1cを経由して、プレッシャーレギュレータ9より排出される。この排出された燃料は、再度サクションフィルタ4を介して吸い上げられることになる。
燃料ポンプ7の回転、すなわち駆動にあたって作動音が発生するが、本発明では、燃料ポンプ7をポンプホルダ3、および下側ケース2にて囲い込み、極力、その開口を小さくしているので、作動音の放出を抑制することができる。また、図2あるいは図3からも明らかなように、クッションラバー10には、内底10aから、燃料ポンプ7の外周面7dを覆う壁10gが、図2紙面上、上方向に延設されているが、この壁10gは、図4に示す通り、燃料ポンプ7、およびポンプホルダ3と当接するにあたり、壁10gの内周面に沿ってほぼ等間隔に設けた第一のリブ10h、および外周面に沿ってほぼ等間隔に設けた第二のリブ10iが介在することになる。したがって、前述した、突起10bおよび凸状部10dと合わせて、燃料ポンプ7とクッションラバー10の間、およびクッションラバー10とポンプホルダ3の間は、いずれも接触面積を極力、抑えているので、燃料ポンプ7からポンプホルダ3への振動伝播を抑制することができる。つまり、燃料ポンプ7の姿勢維持のためにクッションラバー10を介在させつつも、前述した作動音の放出の抑制と相俟って、フランジ1、さらに燃料タンク99を介しての車内への騒音の伝達の低減が大いに期待できる。また、壁10gで外周面7dを覆うことで、燃料ポンプ7とクッションラバー10が一体化され、前述の組立の際、この一体化されたものをポンプホルダ3に挿入してもよく、この場合、組立性が改善されるという副次効果も得られる。
一方、図2に示すように、ポンプホルダ3には、プレッシャーレギュレータ9の排出口と対面する位置に余剰燃料のための案内部3dを設けている。よって、排出口からの噴流は、この案内部3dを介しポンプホルダ3の内壁3eを伝って、開口部3b、10eに向けて流れ落ちることになるが、このとき余剰燃料の流路は、図5に示すように、
1.内壁3eと壁10gの間 →内底3aと外底10cの間→開口部3bと開口突起10fの間((a)参照)
2.外周面7dと壁10gの間→底面7aと内底10aの間→接続部4aと開口突起10fの間((b)参照)
3. 孔10j →内底3aと外底10cの間→開口部3bと開口突起10fの間((c)参照)
を経てサクションフィルタ4に達することになる。つまり、排出口からの噴流は、油面100aに向けて、直接、衝突することはないので、プレッシャーレギュレータ9がポンプホルダ3で囲い込まれていることと相俟って、騒音の発生を抑え込むことが可能である。
なお、余剰燃料は、前述したように、3つの流路に分かれて、いずれもサクションフィルタ4に達することから、この余剰燃料を効率的に吸入活用できることは言うまでもない。また、3つの流路はいずれも細隙空間となっていることから、排出口からの噴流の勢いを充分に弱めることができ、この結果、噴流時に混在していた気泡が消去された余剰燃料がサクションフィルタ4に入り込むので、やはり効率的な吸入活用の一助となっている。さらにまた、クッションラバー10は余剰燃料に絶えず浸漬されることで、膨潤が予想されるが、この膨潤による体積増加分は、千鳥配列とした第一のリブ10h、あるいは第二のリブ10iの対面(言い換えると、隣接リブ(10hあるいは10i)間)に吸収されるため、クッションラバー10の破断を招く恐れはない。
この発明の実施の形態1における燃料供給装置101の外観斜視図である。 図1における断面図である。 図2におけるクッションラバー10の外観斜視図である。 図2における線A−Aに沿う断面図である。 図2における余剰燃料の流路を示す説明図である。
符号の説明
1 フランジ、1a 上側ケース、2 下側ケース、3 ポンプホルダ、
3b 開口部、4 サクションフィルタ、4a 接続部、7 燃料ポンプ、
7b 吸入口、7c 吐出口、9 プレッシャーレギュレータ、
10 クッションラバー、10e 開口部、10h 第一のリブ、
10i 第二のリブ、101 燃料供給装置。

Claims (4)

  1. 燃料タンク内に貯留された燃料を、サクションフィルタを介して吸い込み吐出させる燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出された燃料の圧力を所定の範囲に維持し、燃料の一部を余剰燃料として排出するプレッシャーレギュレータと、これら燃料ポンプとプレッシャーレギュレータを保持するポンプホルダと、このポンプホルダに上記燃料ポンプを保持するにあたり、上記ポンプホルダと上記燃料ポンプの間に該燃料ポンプの径方向および軸方向に介在し、上記燃料ポンプの駆動に伴う振動を抑制するクッションラバーとを備え、上記燃料タンク内に配設される燃料供給装置において、
    上記プレッシャーレギュレータから排出された余剰燃料が、上記クッションラバーと上記燃料ポンプとの間で生じる隙間を介し、上記サクションフィルタが上記燃料ポンプの吸入口に嵌着される接続部と上記クッションラバーに設けられた上記接続部が挿通される第一の開口部との間および上記接続部と上記ポンプホルダに設けられた上記接続部が挿通される第二の開口部との間を通って、上記サクションフィルタに導かれることを特徴とする燃料供給装置。
  2. プレッシャーレギュレータから排出された余剰燃料は、ポンプホルダとクッションラバーとの間で生じる隙間を介し、接続部と第二の開口部との間を通って、サクションフィルタに導かれることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
  3. クッションラバーの軸方向の全周に亙って、燃料ポンプの外周面と当接する第一のリブが上記クッションラバーの内周面に、ポンプホルダの内周面と当接する第二のリブが上記クッションラバーの外周面に、それぞれ略等間隔に具備されていることを特徴とする請求項1または2記載の燃料供給装置。
  4. 第一のリブと第二のリブが千鳥配列となっていることを特徴とする請求項記載の燃料供給装置。
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