JP4611279B2 - 路面摩擦試験機および路面摩擦試験方法 - Google Patents

路面摩擦試験機および路面摩擦試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4611279B2
JP4611279B2 JP2006502915A JP2006502915A JP4611279B2 JP 4611279 B2 JP4611279 B2 JP 4611279B2 JP 2006502915 A JP2006502915 A JP 2006502915A JP 2006502915 A JP2006502915 A JP 2006502915A JP 4611279 B2 JP4611279 B2 JP 4611279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
auxiliary wheel
toe
road surface
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006502915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006518461A (ja
Inventor
ハリデイ、ドナルド・アール
Original Assignee
ハルテック・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハルテック・リミテッド filed Critical ハルテック・リミテッド
Publication of JP2006518461A publication Critical patent/JP2006518461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4611279B2 publication Critical patent/JP4611279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N19/00Investigating materials by mechanical methods
    • G01N19/02Measuring coefficient of friction between materials

Landscapes

  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

本発明は補助輪を使って路面摩擦を測定する実用的システムに関し、特に、運転室のスイッチで測定用車輪を展開し、車輪が回転すると運転室内のディスプレイに路面摩擦の継続的な読み込みを表示するシステムに関する。路面摩擦試験機(road friction tester:RFT)はトラック運送業用に設計され、危険な運転状態にある路面ブリップを導き出す。
路面摩擦を測定する最新の実用的な装置は、作業用の専用車輌もしくは車輌の後方に牽引される専用車輌を必要とする。例えば、氷が張っているような冬には、雪と氷が道から除去されている間に、路面の静止摩擦を測定することが望ましい。路面が処理されている間の路面状態についての知識は、路面の適切な処理方法を決定するのに役立つ。コストの削減も実現できるが、全ての運転手に役立つ交通の安全性も高まるであろう。DE 34 09 040.1は、直線上を回転する車輪に対して働く横力を測定する必要性を認めている。しかしながら、この認識の実用的な実現はなされていない。
ほとんどの路面摩擦測定装置では、路面に対して車輌と同じ方向へ滑り率を持たせた車輪が必要である。前進移動に対する抵抗力が測定される。この設計では、路面速度より遅い、もしくは速い速度で走行するタイヤが必要となる。これはタイヤに高い摩耗を生じさせ、コンタクトパッチを水で濡らさなければならなく、非常に大きな力が生成される。車輌の運動ベクトルに対しタイヤまたは車輪を斜めに使用して摩擦を測定する他の方法もあるが、その複雑さもしくは信頼性の問題によりその多くが使用されなくなっている。
米国特許No.5,821,434は、車輌のグリップ性能を測定する方法である。車輌のグリップ性能を測定するために、タイヤにより生成される横力を測定する実用的方法が必要である。この方法の詳細は、米国特許No.5,821,434に記載されている。概要としては、回転部材とそのベアリングサポートが、リニア軸受によりハンガから分離される。リニア軸受は、車輪サポートベアリングとハンガの間に生成される力を測定するのに必要な移動を自在とし、適切に設計されたロードセルがこの力を測定する。この特許は、類似する力測定方法を用いているこの先の出願に係る特許を進歩させたものであるが、特許の目的は車輌のグリップ性能ではなく、路面の摩擦限度を導き出すことである。GEM装置は、車輌のグリップ性能を測定する商業的実施態様である。
本発明は、リアルタイムで悪天候下の路面の状況を判断するために路面状況測定を行うGEM装置の概念を拡張するという点で独特である。
GEM装置の特許は、車輌に装着されたタイヤによって生成された横力を得る的確な方法を明らかにしている。路面摩擦を測定する問題にとってGEM概念のさらなる単純化および適合化は、多くの実施上の問題を解決するであろう。そして、本発明は、車輌の走行方向に対して斜めに保持される別の車輪を車輌に追加する(あるいは既存の車輪を使用する)。この補助輪は、速度センサだけでなく、先願の特許で概説されたようなGEM装置も含んでいる。GEM装置は、自動車レース環境および乗用車環境において頑強であることが証明されている。頑丈なバージョンは、路面摩擦を測定する作業にふさわしく、車輌の下に配置される。その後、横荷重は、舗装上のアイス、雪、水および乾燥した舗装に対応する異なったグリップレベルに分割される。その後、この関係は、例えばこの関連情報に基づき路面処理の量または種類を調整するトラックドライバに伝えられる。本発明のRFT装置は、トラックまたは道路メンテナンス車輌の通常操作を妨げずに作業を行うように設計されている。
本発明の路面摩擦を測定する方法は、路面を走行する車輌を用いる。独立した補助輪は車輌と路面の間に配置される。補助輪は、車輌の走行にしたがって回転自在で、補助輪に軸方向力を生じさせるために車輌の走行方向に対してトーインまたはトーアウト(斜め)になっている。車輌が路面を走行する間、補助輪の軸方向力が分離され測定される。測定した軸方向力は路面摩擦と相関がある。
本発明は、車輌と該車輌に取り付けられる装置とを組み合わせて使用する。路面摩擦を測定する装置は、車輌に、そして車輌と路面の間に装着される補助輪を含む。補助輪はトーインまたはトーアウトで、荷重をかけられ、自在に回転できるように車軸に装着される。較正された力センサは、分離された軸方向力を測定するため補助輪に連結される。コンバータは路面摩擦を表示し、これを車輌の操縦者または遠隔地に表示する。
本発明の効果は、簡単で、しかし信頼でき、頑丈である路面摩擦測定装置を含む。他の効果は、路面摩擦がリアルタイムに直接車輌操縦者に表示されることである。さらなる効果は、装置は車輌の操縦を妨げず、使用しないときは装置を引っ込めることができることである。その上さらなる効果は、装置は路面上のくずを拾い上げないことである。他の効果は、装着されたタイヤが、路面との滑り率を持たないことである。その上さらなる効果は、装置は通常の角度、荷重、タイヤを利用できることである。その上他の効果は、装置はリアルタイムに読み出しを行い、遠隔読み出しをするリモート測定をし易いことである。これらおよび他の効果はここに開示した内容に基づき当業者に容易に明らかであろう。
本発明のRFTは、トラック運転手、特に冬期の除雪/塩トラックの運転手にとって非常に有用となる操作パラメータを示す。本発明のRFTの設計パラメータは以下を含む。
・車輌の安全運転を促進するため、プロウ運転手に路面摩擦値を提供すること、
・この路面摩擦情報を実用的に、また信頼性のある形で提供し、プロウのドライバビリティまたは操縦性に悪影響を与えないRFTを提供すること、
・下方に装着されたプロウの後方に取り付けられること、
・この環境下で使用するには頑強さが十分でない別の実験装置の例とは違い、頑丈に作製された1片のトラック設備であること、
・プロウ運転手が簡単に使用でき、路面処理プロセスを促進し、妨げないこと、
・表面処理製品の効果的な使用を促進すること。
本発明のRFTは、プロウ運転手が気付く前に危険な路面状態を感知し、したがって、プロウ車輌の安全運転を強力に促進し得る。RFTがない場合、プロウ運転手が持つ危険状態に対し持つただ一つの感覚は視覚である。高速プロウイングは今、安全な方法で成すことができる。
本発明のRFTは、補助輪が展開されているいかなる時も、いかなる速度でも、いかなる状況でも効果的である。実施例に記載されたプロトタイプのRFTは、一般道路上および自動車冬期試験施設での試験において問題なく作動した。RFT車輪を使用しているとき、車輌の操縦性に全く悪影響はなかった。RFTは、運転室から簡単に操作できる。ユニットは、表面処理製品の効果的使用を促進するために、路面状態に関する信頼性のある情報を提供した。RFTの検出感度は、いかなる表面処理についての評価でもいつでも即座に行い得る。ユニットの保護については、ステンレス鋼の密封した測定ハブの内部、およびトラックの運転室中に電子機器を配置することができる。さらに、これら2つの間のケーブルは、ステンレス鋼を編み上げたテフロン(登録商標)・ラインで囲む。
本発明のRFTが除雪オペレータにとってユーザ・フレンドリで、かつ分かりやすくあるために、10の緑色ライト、10の黄色ライトおよび10の赤色ライトを表示するLED(発光ダイオード)棒グラフを開発した。路面摩擦の値が低いほど、点灯するLEDライトの数は多い。赤が点灯すると、状態は路面摩擦が非常に低く、アイスバーンを示している。最後に、本発明のRFTは、プロウトラックのRFTから既存データ収集ユニットまでのデータリンクを提供する。データ収集システムのリンクはRS232ポートによる。
本発明のRFTは、アイスバーン、圧雪、濡れたコンクリートおよび濡れたアスファルトのしきい値表を導き出す。ここに記載された本発明のRFTはこれらの導出を含む。本発明のRFTは車輌に装着でき、車輌の後方に牽引されず、もしくは専用車輌に組み込まれていないので、市場にある他の装置とも異なる。それは単純である。一旦予定されるしきい値を明確にすれば、システムは稼動し、横方向のグリップ値を示すであろう。
本発明のRFTは、速度とグリップとの組み合わせ表を開発し、その後、安全運転速度のレベルの適切な表示を決定するためのアルゴリズムを開発した。グリップと速度を測定するRFTでは、特定の車輌の“安全”運転術のために適切な速度を導き出し表示するためのアルゴリズムを開発することができる。もし必要であれば、この“安全”速度もエンジン制御で自動的に制御できるであろう。市場にある他の製品と本装置とにおける別の改良点は、RFTが複雑な付随的操縦システムを必要としないということである。プロトタイプの実施においては、補助輪と地面との接触を維持するために油圧力を使用する。静止重量あるいはダンパーと共に用いるスプリングでこの力を維持してもよい。他のグリップ測定システムでは、タイヤが接触する前に、タイヤ−路面接触面を濡らすために水に必要とする。
要約すると、車輌と路面の間に独立した補助輪を配置することにより、路面のグリップ性能を測定するシステムと方法を開示する。この車輪は、路面による反力によって自在に回転することができる。車輪にブレーキをかけ、または車輌速度より速い速度で車輪を回転させる他のシステムまたは方法は必要ない。この補助輪はほぼ垂直に装着され、路面が車輌に対する横力をこの車輪に生じさせる目的で、走行方向に対し傾いている。軸方向を向いたこの横力は、その後、車輪と、車輪を支持する車輌の間で測定される。路面のグリップ値を表わす力は、車輪に軸方向への自由度を持たせて移動可能とすることにより、車輪サポートシステムと車輪の間で測定される。簡単に説明すれば、車輌に車輪を保持する「A」アームに固定される一本の回転しない車軸に、一式の車輪アセンブリを装着する。この車軸のまわりには、この車輪アセンブリを車軸に対して軸方向に移動させるリニア軸受がある。リニア軸受は、車輪を支持する車輪軸受を周りに備えた回転しないハウジングの内側にある。この回転しないハウジングに車輪軸受を配置することにより、車輪は軸方向についてハウジングと固定される。車輪は、車輪軸受の外側にある部分のハウジングの内側で支持され、そして、回転しないハウジングとAアームの間に置かれたロードセルによって軸方向荷重が測定される。
路面摩擦のキャパシティーを決定する能力は、安全と非常に密接な関係を持っている。路面のグリップ値についての情報を多く有するこの能力は、運送トラックおよび表面に氷除去剤を撒く除雪器の双方に極めて重要であろう。
まず図1を参照すると、除雪トラック10が示されており、除雪トラック10には、前方に装着されたプロウ12と、塩、塩水、または雪/氷を溶かすその他の化合物、および/または、静止摩擦を生み出す合成物(例えば灰)を分配する後方に装着されたソルトベッド14と、オペレータが入る運転室16とが取り付けられている。トラック10は、他の全ての点において構造が一般的なものであっても、そうでないものであってもよい。効果として、本発明のRFTはトラックまたは他の一般的な構造をした車輌と共に作動する。トラック10のタイヤは路面18上にあり、タイヤと路面との摩擦状態が導き出される。本発明のRFT20は、プロウ12の後方および塩/塩水の分配システム22の前方であってトラック10の真下に装着されている。
図1および図2の双方を参照すると、RFT20は、補助の車輪/タイヤアセンブリ24を含んでいる。車輪という用語は、車輪と同様のタイヤ、およびタイヤアセンブリの双方の意味で使用する。車軸26は車輪アセンブリ24を支える。車軸26の端部は1対のバー28,30によって支えられ、バー28,30は横向き支持バー32に順に接続され、横向き支持バー32はトラックの荷台の下部フレーム34,36に順に取り付けられている。トラバースバー38は、アセンブリ20に安定性を加えるためバー28,32をブレースとして強化する。バー38,28,30,32はスウィングアームであり、スウィングアームは軸受33によってトラックの荷台フレーム34、36に対して回転可能とされている。上部バー40(図1)がトラック10に付けられている。バー40とバー30との間には、油圧シリンダ42があり、アセンブリ20に荷重を与える。上述するように、アセンブリ20の補助輪24にあらかじめ荷重を加えるために、適切ないかなる荷重供給手段を用いてもよい。トラック10はもともと油圧ラインで作動するので、油圧シリンダ42を使用するのが便利であって、トラック・オペレータは運転室16の内部から遠隔的にアセンブリ20を上下動させることができる。
図3は、タイヤ24、およびこれに対応する車輪であって、回転するハブ57によって支えられ、車軸26に支持される車輪44に加わった軸方向力を分離する一実施態様を示す。アセンブリ20は、車輪軸受46、回転防止リニア軸受48、回転しないハウジング55およびシール50を含んでいる。リニア軸受52は、荷重下で軸方向へ移動するようにハウジング55を分離する。ロードセル54は、ハウジング56に対するハウジング55の非常に小さな動きによってタイヤ24の軸方向力を測定し、測定したすべての要素を保持する。最後に、1対のアセンブリ58,60は、バー28,30へのアタッチメントをそれぞれ提供する。例えば、58,60の取付けをそれぞれ適切に調整することにより、タイヤ24をトーインにセットすることができる。
図4は運転室16の内部に装着されるコンバータ/読み出しボックス62を示す。LEDディスプレイ64は、路面摩擦/滑り易さを表示する、10の緑色、10の黄色および10の赤色LEDライトをプロウオペレータへ提供する。ロードセル54からの読み出しから路面状態を導くボックス62の内部に構築されたアルゴリズムにより、そのような表示を行う。このようなアルゴリズムは実施例に報告するデータに基づいており、経験的なものである。適切なマイクロプロセッサーにより、オペレータはアルゴリズムを利用することができる。ボックス62は、さらに、入力/出力(I/O)ポートを備えており、例として、地上局にデータを送信する遠隔測定システム(例えば発信機および/または受信機)、運転手用のディスプレイなどにそのデータを出力するRS232ポートがある。読み出しは、例えば、安全性に対する速度および路面状態を含むことができる。
図5は、補助輪に働く軸方向力(ポンド)に対し、乾燥した舗装上で実験されたプロトタイプ・ユニットで得られたデータに基づき、車輌オペレータへ提供される読み出しディスプレイ上で点灯するLEDライトまたはバーの数をプロットするグラフを示す。軸方向力が減少するほど、点灯するLEDライトの数は増加し、これは路面摩擦の損失を示す。トラック・オペレータ用のディスプレイのために、このグラフをアイス、雪またはスラッシュの実際の路面状態と相関させることが重要な開発点であった。そのような路面の運転安全性を導くとき、そのような相関性は、「アイス」、「スラッシュ」、「雪」の定義に多少はっきりしないところがある。しかしながら、プロトタイプ・ユニットで得られた実験データにより、この相関性をうまく使用するアルゴリズムを開発することができた。この関連で、ドライバおよび/または遠隔地のスーパーバイザは、読み出しによって路面への塩、砂、灰または他の材料の散布を行うことができるであろう。
ここまで、発明の説明は、道を真直ぐに走行するトラック10を対象に行ってきた。しかしながら、実際の道には、路面状態と無関係に車輪に力を及ぼす多くのカーブ、くぼみ、段差およびよじれがあるだろう。すなわち、上述したGEM装置は、レーシングカーのような車輌の旋回中にタイヤのグリップ力を測定するように設計されている。トラック10は、たとえ旋回それ自体が付帯的な軸方向力を装置に加えていても、適切に路面状態を測定するRFTを必要としてカーブ道を走行するかもしれない。
図6〜9は、車輌の旋回中に路面摩擦を測定するのに使用可能である2本車輪の実施態様を示す。特に、1対の車輪66,68は、車軸70に支えられ、車軸70の端部はU字型ブラケット76のフィンガー部72,74に取り付けられている。1対の三角形ブラケット78,80は、それぞれブラケット76の一端を装着している。ブラケット78および80は、アセンブリをトラックへ装着する。油圧シリンダ82は、ブラケット78とアーム72の間を装着し、タイヤ66,68にあらかじめ荷重を加える。1対のクロスバー84、86は、ブラケット78,80の上方および下方の端部同士をつなぎ、頑丈な構造を形成する。
図8および図9に示されるように、取付けアセンブリ88は、取付け具と組となって、タイヤ66,68を適所に保持する。さらに、タイヤ66,68を適切にトーインまたはトーアウト(例えば、およそ0.5度から2.75度)にしてもよい。設計では、タイヤ66,68は、互いにトーインである。これは、トラックが直線を縦走するときに、タイヤが互いの方へ押し合うだろうが、旋回中には反対方向へ押すことを意味する。このような違いは、路面状態を導き出し、旋回中にトラックにより与えられた軸方向に掛かる力を控除するのに用いることができる。
本RFTにおいて軸方向荷重を分離する多種多様の他のスキームを用いてもよいことは認識されよう。例えば、2001年5月11日出願の本出願人の同時係属出願、出願番号09/854,057、タイトル「軸方向の軸重を直接測定する方法および装置」に開示される荷重分離スキームを本発明に適用できる。そのためには、車輪アセンブリ24は垂直材(upright)に装着され、車軸26により支えられればよい。車軸26は、ローラーベアリングにより垂直材に半径方向に支持される。横荷重はスラスト軸受の使用により支持される。車軸の横方向スラスト軸受体と垂直材との間に力センサを配置する。力センサは、車輌のシャーシ、例えばフレームバー34,36に取り付けられた垂直材に対して車軸26に働く軸方向力を直接測定する。力センサからの軸方向(または横方向)出力信号は、ボックス62に直接送られてもよい。このような設計は、車輪およびタイヤアセンブリ24を支える車軸26に働く横方向または軸方向の力ベクトルを分離し、そして路面状態を直接測定する結果となる。
好適実施態様について発明を説明してきたが、様々な変更を行ってもよく、発明の範囲を超えることなく発明構成要素に同等のものを代用し得ることは当業者に理解されよう。さらに、本発明の本質的な範囲を超えることなく、特定の状況または材料を発明の思想に適合する改良がなされてもよい。したがって、本発明は、実施の最良の形態として考えられ開示された実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲内にある全ての実施態様を含むことを意図する。本出願では、単位はすべてUS単位系であり、すべての量およびパーセンテージは明示されない限り重量による。また、参照された全ての引用文献は、明細書に含まれるものとする。
システムで使用されるタイヤは、市場で入手可能で、標準的な自動車のリムに装着される標準規格製品ブリヂストンSL 185 65R14タイヤである。相対的な荷重の読み取りおよび車輌操縦の相互作用を評価するために、車輪の較正および最初の取付けは、乾燥した舗装上で行った。調査した設定は450,650および850psiで、1.25,2.0,2.75度の向き設定、そして、フルトレッド深さ、半トレッド深さおよび最小トレッド深さのタイヤである。収集したデータから、タイヤにかかる垂直力が大きい方が、生成される横力の変化が小さいことは明白であった。向き設定が大きい方が、相対的な横荷重は高かった。2.75度以上の向き角度設定は、車輌操縦に影響があるとドライバが感じたことも明らかになった。乾燥した状態のこの設定では、レーン位置を維持するのに必要なわずかなハンドル修正程度でトラックがその方向を変更させたので、ドライバは装置の操作を感知した。この理由とタイヤの摩耗のような他の理由のために、垂直力とタイヤの向き設定を低い値に制限することを決定した。
タイヤの物理的特性は極めて非線形的である。生成された横力は、垂直力およびスリップ角によって直接影響される。後者はより非線形性に関係する。タイヤの向きと反りが一定であることが反復可能なデータに不可欠である。力の測定は、スラスト軸受内輪からほとんど直接得られる。したがって、全く動的で、非常に敏感である。車輌が道を真直ぐに走行する時、タイヤの方向は、推進力が単一方向で測定されることを確保する。車輌が右に曲がる(トーイン方向を使用しているとき)と、値は増加し、車輌が左に曲がると、0へ向かって減少し、0を超えるであろう。固定的な構成は、システム(タイヤを含まない)がスラスト荷重に対して非常に高い検出感度を有し、タイヤにかかる垂直力への測定可能な交差効果はないことを明らかにする。
一旦ユニットが乾燥した路面で検証されたならば、次のステップは準備した摩擦係数の低い表面におけるデータを集めることであった。この試験は自動車冬期試験施設で行なわれた。施設員は試験目的のため、乾燥したコンクリート、乾燥したアイスバーンおよび整備した新雪面を準備した。この日は、雲が増えつつあり、朝は晴れだった。温度は10℃代そして20℃代前半であった。
試験用車両は2軸の除雪車輌であった。堅固な除氷ホッパーおよびスプレッダを装備していた。さらに、Force Americaの油圧システムおよびThomTechのデータ収集機能を備えたGPSシステムを装備していた。トラックはテストグラウンドの塩および汚れを最小限にするために完全に洗われた。荷重条件をシミュレートするために、塩ホッパーは雪を積み込んだ。施設員は、アイスバーン表面および舗装されたエリアから新雪を取り除くことによりグラウンドを準備し、新雪面を整備した。一旦グラウンドが準備されると、トラック・オペレータは、乾燥したコンクリートの規定コース上を走行し、そして準備したアイスパッド上に直接乗り込むことができた。整備された新雪面を運転して雪の摩擦データを収集した。
アイスパッドおよびコンクリートパッドの双方とも全く滑らかであり、圧力トランスデューサのトレースにおける明白な圧力変化はシャーシの動作によるものであった。新雪面では、圧力変化および生成された荷重は滑らかとは程遠く、車輌シャーシおよび地形のはるかに複雑な動作によるものであった。異なる表面における摩擦値を導き出すために、データを分析し、横方向の荷重点は、圧力トレースが圧力設定値と交差したのと同じ時を選定した。多くの点を採用し平均した。このデータは運転室ディスプレイの基準を決定するために使用した。
データトレースの多くから、すべてのデータトレースにおよそ3.5Hzの発振周波数があるようである。これは荷重をかけたときのトラックの固有周波数であると仮定される。
新雪面データは、実際の摩擦値の測定の中で最も困難であった。タイヤを1.25度の向きで設定し、圧力は450psiで設定した。タイヤ状態は新しかった。類別した雪、スラッシュ、固い圧雪および乾燥した舗装道路上でトラックを走行させた。近くで前夜に降雪があり、温度が約0℃であった時、自動車試験施設の結果が確認された。全ての道が一定の深さの圧雪へとプロウされた。興味深いことに、より低い温度は同様の条件の高い温度のものより著しく高い摩擦値を示した。
測定データは、ディスプレイの運転室内装備の開発を促進した。それはグラフィックディスプレイであった。プロトタイプ・トラック用に開発された最終ディスプレイは、右隅に3桁の力表示を備えた30区分棒グラフである。棒グラフディスプレイは、10の緑色LEDライト、10の黄色LEDライトおよび10の赤色LEDライトからなる。そのディスプレイはデータ収集装置として作動する。それは100Hzで力データを収集し、60点以上を平均化するプロセスを行う。結果は、数的にそしてグラフ式に表示される。現在、棒グラフは、力が減少すると点灯するLEDライトの数が増える摩擦情報に関係し、LEDライトの数の力との関係は検出力関数である。
収集したデータを以下にまとめる。
Figure 0004611279
システムは、試験期間にわたり機械的または電気的な問題なく作動した。向き角度を2度以下の角度で設定した時、ユニットがドライバビリティまたは操縦性に悪影響を及ぼしたことはない。これは長期間の「ブラインド」試験において確認された。ドライバが何かを気付いたり感じたことは1度もない。試験後の報告聴取でも、ユニットを展開することでどんな操縦性の変化も報告されなかった。
ユニットは非常に低い摩擦値を正確に解明することができた。完全に擦り切れたタイヤと比較して、新しいタイヤによる乾燥した舗装におけるピーク摩擦値の変化を記録した。乾燥した舗装での新しいタイヤは、450psiおよび1.25度において、完全に擦り切れたタイヤの400ポンドと比較して、285ポンドの力を記録した。このため、全てのユニットは、トレッドが50%に減少されたタイヤを使用するであろう。
図1は、前方の除雪機、後方に配置された塩または塩水の散布システム、およびトラックの荷台の真下であってトラック荷台車輪の前方に搭載された別個の車輪として具体化された本発明のRFTを備えたダンプカーの側面図である。 図2は、図1の2−2断面を示す図である。 図3は、図2の3−3断面を示す図である。 図4は、トラック・オペレータが見るために運転室の中に装着された出力ボックスの立面図である。 図5は、補助輪に働く軸方向力(ポンド)に対し、車輌オペレータへ提供される読み出しディスプレイ上で点灯するLEDライトまたはバーの数をプロットしたグラフである。 図6は、図2および図3に代わって2本車輪のRFTの実施態様を示す立面図である。 図7は、図6の2本車輪のRFTの側面図である。 図8は、図6の2本車輪のRFTの正面図である。 図9は、図6の2本車輪のRFTの平面図である。

Claims (32)

  1. 路面を走行する車輌を使用して路面摩擦を測定する方法であって、
    (a)補助輪を前記車輌と路面との間に配置するステップであって、該補助輪は、前記車輌の走行にしたがって回転自在で、分離された軸方向力を生じさせるために前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされ軸方向へ直線的に移動可能な自由度を持つようにリニア軸受を有する一本の回転しない車軸に装着され、該リニア軸受は、該車軸の周りに、かつ該補助輪を支持する回転しないハウジングの内側に配置され、該回転しないハウジングの軸方向端部にロードセルが配置される、該ステップと、
    (b)前記車輌が前記路面を走行する間、前記ロードセルによって前記補助輪に働く軸方向力を測定するステップと、
    (c)前記測定した軸方向力から路面摩擦を導くステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記配置するステップが、
    (a1)前記一本の回転しない車軸の両端をアームに固定し、該アームにより前記補助輪を前記車輌へ装着するステップと、
    (a2)軸方向移動させるために前記補助輪を前記ハウジング内に配設するステップと、
    (a3)前記回転しないハウジングに隣接する車輪軸受を準備するステップと、
    (a4)前記補助輪を、前記車輪軸受の外側にある部分の前記ハウジングで支持するステップと、
    (a5)前記回転しないハウジングと前記アームの間に前記ロードセルを配置するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記路面が、手動および自動の一方または両方によって、前記測定された軸方向力に基づき路面処理されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記路面処理が、塩、塩水、砂および灰の1または2以上の前記路面への散布を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記測定された軸方向力が、リモート送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2.75度未満であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2度未満であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ0.5度ないし2.75度であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記車輌の速度を測定し、該速度と前記測定された軸方向力、および当該速度と軸方向力に基づく安全速度の一方または両方をリモート送信することによって、前記車輌および他の車輌の一方または両方のための前記路面に対する安全運転速度を導き出すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 路面を走行する車輌を使って路面摩擦を測定する装置であって、
    (a)前記車輌と路面との間に配置された独立した補助輪であって、該補助輪は、前記車輌の走行にしたがって回転自在で、軸方向力を生じさせるために前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされ、該補助輪は軸方向へ直線的に移動可能な自由度を持つようにリニア軸受を有する一本の回転しない車軸に装着され、該リニア軸受は、該車軸の周りに、かつ該補助輪を支持する回転しないハウジングの内側に配置されている、該補助輪と、
    (b)前記車輌が前記路面を走行する間、前記補助輪に働く軸方向力を測定するために前記回転しないハウジングの軸方向端部に装着された軸力センサと、
    (c)前記測定された軸方向力から前記路面摩擦を導くコンバータと
    を有する装置。
  11. (a1)前記一本の回転しない車軸の両端がアームに固定されることによって前記補助輪が前記車輌に装着され、
    (a2)軸方向移動させるために前記補助輪が前記ハウジング内に配設され、
    (a3)車輪軸受が前記ハウジングに隣接して備えられ、
    (a4)前記補助輪が、前記車輪軸受の外側にある部分の前記ハウジングで支持され、
    (b1)前記ハウジングと前記アームの間にロードセルが配置される
    ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記装置が、前記測定された軸方向力をリモート送信するトランスミッタと連結されたことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2.75度未満であることを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2度未満であることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ0.5度ないし2.75度であることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  16. 路面摩擦を測定する方法であって、
    (a)車輌を準備するステップと、
    (b)前記車輌に補助輪を装着するステップであって、該補助輪は、トーインおよびトーアウトの一方または両方とされ、荷重をかけられ、軸方向へ直線的に移動可能な自由度を有するようにリニア軸受を備えた一本の回転しない車軸に回転自在に装着され、該リニア軸受は、該補助輪の周りに設置され、かつ該補助輪を支持する回転しないハウジングの内部に設置されている、該ステップと、
    (c)前記補助輪の軸方向力を測定するため、速度装置を前記補助輪に連結し、かつ較正された力センサを前記回転しないハウジングの軸方向端部に配置するステップと、
    (d)前記車輌を路面に沿って走行させるステップと、
    (e)前記補助輪の速度および前記補助輪に働く横力に基づき、前記路面摩擦を導き出すステップと
    を有することを特徴とする方法。
  17. 前記車輌が、塩、塩水、砂および灰の1または2以上を散布する設備を装備したことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. (a1)前記回転しない一本の車軸の両端をアームに固定することによって前記補助輪を前記車輌へ装着するステップと、
    (a2)軸方向移動させるために前記補助輪を前記ハウジング内に配設するステップと、
    (a3)前記ハウジングに隣接する車輪軸受を準備するステップと、
    (a4)前記補助輪を、前記車輪軸受の外側にある部分の前記ハウジングで支持するステップと、
    (a5)前記ハウジングと前記アームの間にロードセルを配置するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記路面が、前記導き出された路面摩擦に基づいて処理されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 前記路面処理が、塩、塩水、砂および灰の1または2以上の前記路面への散布を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  21. 前記導き出された路面摩擦が、リモート送信されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2.75度未満であることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  23. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2度未満であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ0.5度ないし2.75度であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 車輌と、該車輌に取り付けられる装置との組み合わせであって、
    路面摩擦を測定する前記装置は、(a)前記車輌に装着された補助輪であって、該補助輪は、トーインおよびトーアウトの一方または両方とされ、荷重をかけられ、軸方向へ直線的に移動可能な自由度を有するようにリニア軸受を有する一本の回転しない車軸に回転自在に装着され、該リニア軸受は、該車軸の周りに、かつ該補助輪を支持する回転しないハウジングの内側に配置されている、該補助輪と(b)前記軸方向力を測定するために前記回転しないハウジングの軸方向端部に配置された較正された力センサと(c)前記力センサで前記路面摩擦を測定するコンバータとを含むことを特徴とする組み合わせ。
  26. (a1)前記一本の回転しない車軸の両端がアームに固定されることによって前記補助輪が前記車輌に装着され、
    (a2)軸方向移動させるために前記補助輪が前記ハウジング内に配設され、
    (a3)前記ハウジングに隣接して車輪軸受が準備され、
    (a4)前記補助輪が、前記車輪軸受の外側にある部分の前記ハウジングで支持され、
    (b1)前記力センサが前記ハウジングと前記アームの間に配置されることを特徴とする請求項25に記載の組み合わせ。
  27. 前記路面が、前記測定された軸方向力に基づいて処理されることを特徴とする請求項25に記載の組み合わせ。
  28. 前記路面処理が、塩、塩水、砂および灰の1または2以上の前記路面への散布を含むことを特徴とする請求項27に記載の組み合わせ。
  29. 前記測定された軸方向力が、リモート送信されることを特徴とする請求項25に記載の組み合わせ。
  30. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2.75度未満であることを特徴とする請求項25に記載の組み合わせ。
  31. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ2度未満であることを特徴とする請求項30に記載の組み合わせ。
  32. 前記車輌の走行方向に対してトーインおよびトーアウトの一方または両方とされた前記補助輪の角度が、およそ0.5度ないし2.75度であることを特徴とする請求項30に記載の組み合わせ。
JP2006502915A 2003-01-27 2004-01-20 路面摩擦試験機および路面摩擦試験方法 Expired - Lifetime JP4611279B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/352,351 US6840098B2 (en) 2003-01-27 2003-01-27 Roadway friction tester and method
PCT/US2004/001596 WO2004069561A2 (en) 2003-01-27 2004-01-20 Roadway friction tester and method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006518461A JP2006518461A (ja) 2006-08-10
JP4611279B2 true JP4611279B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=32735948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006502915A Expired - Lifetime JP4611279B2 (ja) 2003-01-27 2004-01-20 路面摩擦試験機および路面摩擦試験方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6840098B2 (ja)
EP (1) EP1588137A4 (ja)
JP (1) JP4611279B2 (ja)
CA (1) CA2513682A1 (ja)
WO (1) WO2004069561A2 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7267148B2 (en) * 1999-08-10 2007-09-11 Michelin Recherche Et Technique S.A. Measurement of adherence between a vehicle wheel and the roadway
US20040123650A1 (en) * 2002-09-17 2004-07-01 Symyx Technologies, Inc. High throughput rheological testing of materials
US7306345B2 (en) * 2002-11-27 2007-12-11 Safe Lites, Llc High visibility safety sign
US20040090789A1 (en) * 2003-08-21 2004-05-13 Aaron Golle Snow removal vehicles with colored EL lighting
US7128449B2 (en) * 2003-08-21 2006-10-31 Safe Lites, Llc Safety device for transporting oversized loads
US20040080957A1 (en) * 2003-08-21 2004-04-29 Aaron Golle Moduflaps with EL lighting
US20040080956A1 (en) * 2003-08-21 2004-04-29 Aaron Golle Multi-colored EL safety sign
US6928857B1 (en) * 2004-07-14 2005-08-16 Glen A. J. Brown Apparatus for continuous measurement of road surface friction
GB2419962B (en) * 2004-11-03 2010-04-14 Douglas Equipment Ltd Surface friction measuring device
US7355509B2 (en) 2005-02-25 2008-04-08 Iwapi Inc. Smart modem device for vehicular and roadside applications
NO323337B1 (no) * 2005-10-06 2007-03-26 Thor Wiggo Olsen Fremgangsmate og anordning for maling av friksjon pa en veioverflate
WO2007106204A2 (en) * 2006-01-11 2007-09-20 Halliday Donald R Roadway grip tester and method
US9864957B2 (en) 2007-06-29 2018-01-09 Concaten, Inc. Information delivery and maintenance system for dynamically generated and updated data pertaining to road maintenance vehicles and other related information
US8275522B1 (en) 2007-06-29 2012-09-25 Concaten, Inc. Information delivery and maintenance system for dynamically generated and updated data pertaining to road maintenance vehicles and other related information
FR2918478B1 (fr) * 2007-07-04 2009-08-21 Michelin Soc Tech Procede d'estimation de la marge d'adherence disponible d'un pneumatique en roulage.
JP4665086B2 (ja) * 2008-04-02 2011-04-06 独立行政法人土木研究所 路面摩擦モニタリングシステム
JP4977152B2 (ja) * 2009-02-10 2012-07-18 本田技研工業株式会社 後輪操舵制御装置
US8082777B2 (en) * 2009-12-23 2011-12-27 The Goodyear Tire & Rubber Company Bearing assembly for wheel based sensor
DE202010001756U1 (de) * 2010-02-02 2010-05-12 Institut für Baustoffe und Umwelt Lauta GmbH & Co. KG Leichtkraftfahrzeug mit der Baugröße etwa eines Personenwagens, das einen Bauraum zur Aufnahme einer Messeinrichtung zum Messen aufweist
US8902081B2 (en) 2010-06-02 2014-12-02 Concaten, Inc. Distributed maintenance decision and support system and method
DE102010025703A1 (de) 2010-06-30 2012-01-05 Wabco Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Ausbringung von Streugut auf eine Fahrbahn und mit einer solchen Vorrichtung ausgerüstetes Fahrzeug
RU2453828C1 (ru) * 2010-11-15 2012-06-20 Научно-производственное акционерное общество закрытого типа (НПАО ЗТ) "ЗОЯ" Способ определения коэффициента сцепления колеса с дорожным покрытием и устройство для его осуществления
EP2565620A1 (en) * 2011-08-31 2013-03-06 ASFT Industries AB A friction testing positioning device
JP5855424B2 (ja) * 2011-11-02 2016-02-09 住友ゴム工業株式会社 路面摩擦係数の測定方法
US9927347B1 (en) * 2015-04-30 2018-03-27 State Of California Department Of Transportation Pneumatic ram road surface coefficient of friction measuring device and method
NO20171853A1 (en) * 2017-11-21 2019-05-22 Fm Equipment As Assembly and method for a vehicle
CA2994127C (en) * 2018-02-07 2020-11-17 Glen Brown Apparatus for measurement of road surface friction
USD894766S1 (en) * 2018-06-30 2020-09-01 Kokusai Keisokuki Kabushiki Kaisha Testing instrument
CN109341925B (zh) * 2018-11-29 2023-08-25 浙江师范大学 一种扫雪机转矩检测装置及其磁吸加载式转矩检测方法
EP3934947B1 (en) * 2019-03-07 2023-06-07 Volvo Truck Corporation A method for estimating vehicle motion state during a vehicle maneuver
US11320341B2 (en) * 2019-10-11 2022-05-03 Independent Test Services Spindle support arrangement used in biaxial testing for measuring forces acting on a wheel and tire assembly
KR102315093B1 (ko) * 2021-06-16 2021-10-19 (재)한국건설생활환경시험연구원 노면저항 측정 장치, 설비 시스템 및 노면저항 측정 방법
WO2023148761A1 (en) * 2022-02-01 2023-08-10 Meena Radheshyam Automatic safety traction technology integrated kit for vehicle
CN117664846B (zh) * 2023-11-17 2024-06-04 暨南大学 路面抗滑性能滚式摩擦仪

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR789419A (fr) * 1935-05-01 1935-10-29 Albert Collet Fils D Appareil destiné à l'étude des routes et de leurs revêtements
GB1207692A (en) * 1967-11-09 1970-10-07 Ml Aviation Co Ltd Measurement of the coefficient of friction between a vehicle wheel and a surface
FR2008644A1 (ja) * 1968-05-16 1970-01-23 Maschf Augsburg Nuernberg Ag
SE395060B (sv) * 1974-11-27 1977-07-25 Lonnroth Borje Gunnar Arne Anordning for metning av friktion mellan hjul och underlag
SE407856B (sv) * 1976-03-31 1979-04-23 Saab Scania Ab Sett att vid ett motorfordon med minst ett intregrerat methjul meta och indikera grensverden for drivning och bromsning av fordon pa radande underlag och metanordning for genomforande av settet
US4594878A (en) * 1983-06-24 1986-06-17 Nippo Sangyo Co. Ltd. Dynamic friction coefficient measuring apparatus
US4662211A (en) * 1985-12-16 1987-05-05 K. J. Law Engineers, Inc. Measuring friction characteristics of vehicle travel surfaces
NO165856C (no) * 1988-04-07 1991-04-17 Oddvard Johnsen Fremgangsmaate og innretning til bruk ved bestemmelse av banefriksjons- og bremseforhold.
US4909073A (en) * 1988-10-28 1990-03-20 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Apparatus for measuring a resistance against slippage on road surface
JPH076856B2 (ja) * 1990-08-21 1995-01-30 光之 小野田 路面のすべり摩擦抵抗測定方法およびその装置
JPH04157341A (ja) * 1990-10-19 1992-05-29 Komatsu Ltd 走行車両の路面状況検出装置
JP2583016Y2 (ja) * 1991-09-10 1998-10-15 株式会社ティアンドティ タイヤ試験機
JPH06167439A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム試料の摩擦試験機
JPH06294709A (ja) * 1993-04-12 1994-10-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤの残留コーナリングフォースの測定方法および装置
US5435193A (en) * 1994-03-31 1995-07-25 Halliday; Donald R. System and method for measuring the grip performance of a vehicle
JP3216958B2 (ja) * 1994-07-25 2001-10-09 株式会社神戸製鋼所 タイヤ走行試験機のサイドフォース測定方法及び測定装置
US5561244A (en) * 1995-03-10 1996-10-01 Bridgestone/Firestone, Inc. Method and apparatus for measuring the dynamic camber of vehicle tires
JP3606946B2 (ja) * 1995-06-02 2005-01-05 本田技研工業株式会社 草刈機
JP3259621B2 (ja) * 1995-12-25 2002-02-25 トヨタ自動車株式会社 路面状態改変装置
US5900531A (en) * 1997-04-07 1999-05-04 Bridgestone/Firestone, Inc. Portable universal friction testing machine and method
JPH11326539A (ja) * 1998-05-22 1999-11-26 Tokimec Inc 路面状態測定装置
JP2000039311A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Omron Corp 路面状態判別装置
US6192736B1 (en) * 1998-09-23 2001-02-27 Diversified Metal Fabricators, Inc. Tribometer for testing the efficiency of lubrication upon a railroad track surface
AU1699800A (en) * 1998-12-15 2000-07-03 Ole-Petter Michelsen Friction measurement device for a vehicle and utilization thereof
US6321586B1 (en) * 1999-02-01 2001-11-27 Lockheed Martin Federal Systems, Inc. Conveyor friction measurement and cleaning system
JP3357893B2 (ja) * 1999-12-24 2002-12-16 独立行政法人 航空宇宙技術研究所 路面摩擦測定方法及びその装置
JP3505501B2 (ja) * 2000-10-19 2004-03-08 株式会社大和製作所 自動車走行路面のすべり摩擦係数測定装置
JP3505572B2 (ja) * 2000-11-24 2004-03-08 国土交通省国土技術政策総合研究所長 車載型路面巡視センサ
US6546790B1 (en) * 2001-05-11 2003-04-15 Donald R. Halliday Method and apparatus for direct measurement of axial axle loads

Also Published As

Publication number Publication date
EP1588137A2 (en) 2005-10-26
JP2006518461A (ja) 2006-08-10
WO2004069561A3 (en) 2005-03-17
US6840098B2 (en) 2005-01-11
WO2004069561A2 (en) 2004-08-19
EP1588137A4 (en) 2010-07-21
CA2513682A1 (en) 2004-08-19
US20040144167A1 (en) 2004-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4611279B2 (ja) 路面摩擦試験機および路面摩擦試験方法
US6711935B2 (en) Method and apparatus for continuous monitoring of road surface friction
US7765860B2 (en) Roadway grip tester and method
EP1812779B1 (en) Surface friction measuring device
US20170050643A1 (en) Method of Determining Whether a Frame of a Work Machine is Approaching a Tip Over Point
CN110926836A (zh) 汽车轮胎检测装置及其检测系统
CN111751271B (zh) 一种路面抗滑性能衰减检测装置
EP0815429B1 (en) Method and apparatus for continuous monitoring of road surface friction
JP3488699B2 (ja) 路面の滑り抵抗測定装置
EP3713802B1 (en) Method for measuring rolling resistance of a drive surface
RU1823834C (ru) Устройство дл определени коэффициента сцеплени колеса транспортного средства с дорожным покрытием при торможении в режиме антиблокировки
WO2000036397A1 (en) Friction measurement device for a vehicle and utilization thereof
JP4215566B2 (ja) タイヤ横滑り測定方法
RU72236U1 (ru) Прицепное устройство для измерения сцепления колеса транспортного средства с дорожным покрытием
Nordström Development and validation of BV14, a new twin track fixed slip friction tester for winter road maintenance monitoring in Sweden
FI64861C (fi) Vaegytans friktionsmaetningsanordning
WO2018167354A1 (en) Method of determination of pressure of vehicle and trailer pressure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100727

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4611279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term