JP4609722B2 - 強誘電体記憶装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、強誘電体記憶装置およびそれを備えた電子機器に関するものである。
強誘電体メモリ(FeRAM、Ferroelectric Random Access Memory)は、強誘電体材料の分極と電界との間に見られるヒステリシス特性を利用して情報を記憶させるものであり、その高速性、低消費電力性および不揮発性などの観点から注目されている。
メモリセルアレイを構成する各強誘電体メモリセルは、強誘電体キャパシタとトランジスタより成り、強誘電体キャパシタの一端はプレート線と接続され、他端はトランジスタ部を介してビット線に接続される。
かかるメモリセルの構成は、下記非特許文献1(「強誘電体メモリーの新展開」、P.3、図3)等に示すように、トランジスタのソース、ドレイン領域上にプラグを形成し、強誘電体キャパシタやビット線との接続を図っている。
強誘電体メモリーの新展開、シーエムシー出版、P.3
本発明者は、強誘電体記憶装置の研究・開発に従事しており、装置特性の向上を図るべく、鋭意検討を重ねている。
かかる研究・開発の中で、装置中のメモリセルアレイの外周部において、不良が発生し易いことが判明した。これは、メモリセルアレイの外周部においては、パターンの粗密が生じやすいことが原因である。
かかる不具合の解決策として、メモリセルアレイの外周部にダミーセル(ダミートランジスタやダミーキャパシタ等)を配置する方法が考えられる。このようにメモリセルとして機能させないダミーセルを配置することで、メモリセルアレイの最外周近傍においてもメモリセルの構成部位の規則正しい配置を担保し、メモリセルの形状を補償するのである。
しかしながら、プレート線にダミーキャパシタが接続されると、プレート線に対する負荷が大きくなってしまう。従って、かかる負荷を低減させるべく、プレート線とダミーキャパシタとは、接続させない構成を検討していた。
しかしながら、かかる構成を採用しても、不良率は低減するものの、未だメモリセルアレイの最外周近傍において不良が発生することが判明した。かかる原因は、追って詳細に説明するように、ダミーセルエリアにおいては、キャパシタの下部(直下)に位置する接続部(コンタクト部、プラグ)を形成していないため、メモリセルアレイの最外周近傍においてその形状が補償されず、その上部の強誘電体膜に凹凸が形成されることによるものと判明した。
強誘電体膜の配向性がその記憶特性に大きく関係する強誘電体記憶装置においては、膜の凹凸によりその配向性が悪くなり、記憶特性を劣化させてしまうのである。
このような不具合を回避するため、ダミーセルの構成をメモリセルと同一とすることで、上記接続部の形状を補償することも可能であるが、この場合、前述したダミーキャパシタ容量がさらなる負荷となり、動作速度を低下させてしまう。
本発明は、強誘電体記憶装置の特性を向上させることを目的とする。特に、所定の構成のダミーセルを設けることにより、メモリセルの各構成部位の形状を補償することを目的とする。また、ダミーセルを所定の構成とすることで、ダミーセルを設けても高速動作が可能な強誘電体記憶装置を提供することを目的とする。
この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
メモリセルを含むメモリセル領域と、ダミーセルを含み前記メモリセル領域の周辺に配置されるダミーセル領域と、を含む強誘電体記憶装置において、前記メモリセルは、トランジスタと、第1の強誘電体キャパシタと、前記トランジスタと前記第1の強誘電体キャパシタの第1電極とを接続する第1のプラグと、を含み、前記ダミーセルは、第2の強誘電体キャパシタと、前記第2の強誘電体キャパシタの第1電極と基体を接続する第2のプラグと、を含み、前記ダミーセル領域において、前記ダミーセルは第1のダミーセル列及び第2のダミーセル列を形成するものであり、
(a)前記メモリセルは、
(a1)前記基体上に形成された第1ゲート電極と、
(a2)前記第1ゲート電極の下に形成された第1絶縁膜と、
(a3)前記第1ゲート配線の両側の前記基体中に形成された第1および第2拡散層と、
を有し、
(b)前記ダミーセルは、
(b1)前記基体上に形成された第2ゲート電極と、
(b2)前記第2ゲート電極の下に形成された第2絶縁膜と、
(b3)前記第2ゲート配線の両側の前記基体中に形成された第3および第4拡散層と、
を有する疑似トランジスタを構成しており、
前記第2ゲート電極と前記第3拡散層の前記第2ゲート電極側の端部とが離間しており、
前記ダミーセルの前記第2絶縁膜は、前記メモリセルの前記第1ゲート電極下の第1絶縁膜より厚く形成されていることにより、前記第2ゲート電極に電位が印加されてもオン状態とならないことを特徴とする。
本発明によれば、ダミーセルにおいて、擬似トランジスタを設けたので、そのゲート電極に電位が印加されても、オン状態とならず、ビット線やプレート線に接続されることがないため、これらの配線に対する負荷が低減され、動作速度を向上することができる。また、トランジスタがオンしないため、ワード線(ゲート電極)に対する負荷を低減することができ、動作速度を向上することができる。
ここで、「擬似トランジスタ」とは、例えば、トランジスタを構成するゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース、ドレイン領域等の構成部位の欠如や、構成部位の変形等を含む。構成部位の変形には、ソース、ドレイン領域の形成部位を変則的にする、ゲート絶縁膜の膜厚を大きくする等が含まれる。
例えば、前記第2絶縁膜は、前記第2セルのゲート電極より広く形成されている。
また、前記第1および第2強誘電体キャパシタの第2電極上に第3のプラグを有し、前記第2強誘電体キャパシタの第2電極上に第4のプラグを有していてもよい。
また、前記ダミーセル領域は前記メモリセル領域より外側に位置していてもよい。。
また、前記メモリセルは、アレイ状に配置され、前記ダミーセルは、アレイ状に配置された複数の前記メモリセルの外周、もしくは複数の前記メモリセルの間に配置されていてもよい。
また、本発明は、上記強誘電体記憶装置を有する電子機器でもある。ここで「電子機器」とは、本発明にかかる強誘電体記憶装置を備えた一定の機能を奏する機器一般をいい、その構成に特に限定はないが、例えば、上記強誘電体記憶装置を備えたコンピュータ装置一般、携帯電話、PHS、PDA、電子手帳、ICカードなど、記憶装置を必要とするあらゆる装置が含まれる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の機能を有するものには同一もしくは関連の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
まず、本実施の形態の強誘電体記憶装置(強誘電体メモリ、半導体記憶装置)のブロック構成について説明する。
図1は、本実施の形態の強誘電体記憶装置の構成を示すブロック図である。図示するように、装置内には、メモリセルアレイ(メモリセル領域、メモリセル部)MCAと、その外周に位置するダミーセルエリア(領域、部)DCAと、周辺回路エリアPAが存在する。なお、ここでは、メモリセルアレイMCAと、その外周に位置するダミーセルエリアDCAとを併せてメモリエリアMAという。
図2は、メモリセルアレイMCAの構成を示す回路図の一例である。図示するように、0〜nのワード線WLおよびプレート線PLは第1方向に延在し、0〜nのビット線(ビット線対)BL、BLbは、第2方向に延在している。このワード線WL(プレート線PL)とビット線BL、BLbとの交点にメモリセルが配置されている。
即ち、メモリセルアレイMCA中には、強誘電体キャパシタCaおよびトランジスタ(nチャネル型MISFET(metal insulator semiconductor field effect transistor))Tからなるメモリセルがアレイ状に複数配置されて、強誘電体キャパシタ(キャパシタ、容量部)Caの一端は、トランジスタTを介してビット線BL、BLbに接続され、他端は、プレート線PLに接続されている。また、トランジスタTのゲート電極(ゲート配線)はワード線WLとなる。
強誘電体キャパシタCaは、その一方端と他方端との電圧差に基づいて、所定のデータを記憶し、また、記憶されたデータに基づいて所定量の電荷をビット線BL、BLbに放出する。
次いで、図3〜図10を参照しながら本実施の形態の強誘電体記憶装置の詳細な構成について説明する。図3〜図10は、本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す工程断面図もしくは要部平面図である。図3、図5、図7および図9に示す断面図は、それぞれ図4、図6、図8、図10に示す平面図のA−A’およびB−B’断面に対応する。また、各平面図は、例えば、図1の領域a部に対応する。
まず、本実施の形態の強誘電体記憶装置の構造について説明する。なお、本実施の形態の強誘電体記憶装置の構造は、後述するその製造方法の説明により明確となるため、ここではその特徴的な部分について詳細に説明する。
最終工程図である図9および図10に示すように、半導体基板(基板)1のメモリセルエリアMCAには、メモリセルを構成するトランジスタTと強誘電体キャパシタCaが形成されている。このトランジスタTは、基板1上に形成されたゲート絶縁膜5、ゲート電極(ゲート配線、ワード線WL)Gおよびその両側のソース、ドレイン領域7よりなる。また、強誘電体キャパシタCaは、下部電極LE、強誘電体膜feおよび上部電極UEよりなる。
トランジスタTのソース、ドレイン領域7(一端)は、その上部の接続部(プラグ、コンタクト、ビア)C3、パターンP3および接続部C4を介してビット線BLに接続されている。また、トランジスタTのソース、ドレイン領域7(他端)は、その上部の接続部C1を介して強誘電体キャパシタCaの下部電極LEと接続されている。また、強誘電体キャパシタCaの上部電極UEは、その上部の接続部C2を介してプレート線PLに接続されている。
一方、基板1のダミーセルエリアDCAには、ダミーセルを構成するダミートランジスタ(擬似トランジスタ)Tと強誘電体キャパシタCaが形成されている。このダミートランジスタDTは、基板1上に形成されたゲート絶縁膜5、ゲート電極Gを有し、その両側の基板1中にソース、ドレイン領域(拡散層、半導体領域)7を有するが、ゲート電極Gの端部とソース、ドレイン領域7の端部とが、一定の距離(図5、図6のD1)だけ離間している。
また、ダミートランジスタDTのゲート電極Gの下には、分離絶縁膜3が形成されている。従って、ダミートランジスタDTのゲート電極Gの下の絶縁膜(3a)は、メモリセルのゲート絶縁膜5よりはるかに大きい。
また、この分離絶縁膜3aの幅(図5、図6のW1)は、ゲート電極Gの幅(図5、6のW2)より大きい(広い)。従って、ソース、ドレイン領域7がゲート電極Gの端部下まで延在できず、前述したように、これらが一定の距離(D1)だけ離間することとなる。
他の構成は、メモリセルと同様であり、強誘電体キャパシタCaは、下部電極LE、強誘電体膜feおよび上部電極UEよりなる。
また、ダミートランジスタDTのソース、ドレイン領域7(一端)は、その上部の接続部C3、パターンP3および接続部C4を介してビット線BLに接続されている。また、ダミートランジスタDTのソース、ドレイン領域7(他端)は、その上部の接続部C1を介して強誘電体キャパシタCaの下部電極LEと接続されている。また、強誘電体キャパシタCaの上部電極UEは、その上部の接続部C2を介してプレート線PLに接続されている。
次いで、本実施の形態の強誘電体記憶装置の各部位の構成をその製造工程を追って明確にする。
図3および図4に示すように、基板1として例えばシリコン基板を準備し、その主表面に素子形成領域Acを形成する(図4)。この素子形成領域Acは、素子分離絶縁膜3により区画される。この素子分離絶縁膜3は、例えば、次のように形成する。まず、素子形成領域Ac以外の基板1をエッチングし、分離溝を形成した後、分離溝内を含む基板1上に絶縁膜として例えば酸化シリコン膜をCVD(chemical vapor deposition、化学気相成長)法を用いて堆積する。次いで、エッチバック法やCMP(chemical mechanical polish、化学的機械的研磨)法を用いて、酸化シリコン膜を基板1の表面が露出するまで除去する。その結果、図4に示すように、略矩形の素子形成領域Acが素子分離絶縁膜3によって区画される。
ここで、ダミーセルエリアDCAにおいては、略矩形の素子形成領域Ac内を分離するよう別途絶縁膜(分離絶縁膜)3aを形成する。かかる絶縁膜3aは、後述するゲート電極(ワード線WL)G下に形成され、絶縁膜3aの幅(W1)は、ゲート電極Gの幅(W2)より大きい(図5、図6参照)。次いで、p型不純物を注入(インプラ)することによりp型ウエル2を形成する。
次いで、図5および図6に示すように、トランジスタT、ダミートランジスタDTおよび接続部C1を形成する。まず、基板1上にゲート絶縁膜5として例えば酸化膜を、熱酸化法やCVD法を用いて形成し、次いで、その上部に半導体膜として例えば、シリコン膜をCVD法を用いて堆積する。
次いで、フォトレジスト膜(以下、単に「レジスト膜」という)を形成し、露光および現像(フォトリソグラフィー)することにより、レジスト膜(マスク膜、レジストマスク)をライン状に残存させ、かかるレジスト膜をマスクとして半導体膜をエッチングすることにより第1方向にライン状に延在するゲート電極G(ワード線WL)を形成する(図6)。次いで、レジスト膜を例えばアッシングにより除去する。なお、以降、レジスト膜の形成、フォトリソグラフィー、エッチングおよびレジスト膜除去の一連の工程をパターニングという。
ここで、ダミーセルエリアDCAにおいては、分離絶縁膜3a上にゲート電極G(ワード線WL)が形成され、前述した通り、ゲート電極Gの幅(W2)は、分離絶縁膜3aの幅(W1)より小さい。
次いで、ゲート電極Gの両側にリン等のn型不純物を注入(インプラ)することによりソース・ドレイン領域7を形成する。このゲート電極Gの両側のソース・ドレイン領域7のうち、いずれか一方がソース領域となり、他方がドレイン領域となる。
ここで、ダミーセルエリアDCAにおいては、ゲート電極Gの両側の基板中には、分離絶縁膜3aが延在しているため、かかる領域には、ソース・ドレイン領域(拡散層)7が形成されず、図5に示すように、オフセット構造となる。即ち、ゲート電極Gの端部とソース・ドレイン領域7のゲート電極G側の端部とが距離D1だけ離間する。
このように、ダミーセルエリアDCAにおいては、1)ゲート電極Gの下に分離絶縁膜3aが存在し、また、2)ゲート電極Gの端部からソース・ドレイン領域(拡散層)7の端部までが離間しているので、ダミートランジスタDTは、擬似トランジスタ構造(メモリセルのトランジスタと類似の構成)となっているが、トランジスタとして機能し得ない。
次いで、トランジスタTおよびダミートランジスタDT上に層間絶縁膜9として例えば酸化シリコン膜をCVD法で形成し、層間絶縁膜9をパターニングすることにより一方のソース・ドレイン領域(拡散層)7上にコンタクトホールを形成し、この内部に導電性膜を埋め込むことにより接続部C1を形成する。
例えば、コンタクトホール内を含む層間絶縁膜9上に導電性膜を堆積し、この導電性膜の上部を層間絶縁膜9の表面が露出するまでエッチバックもしくはCMPを施すことにより接続部C1を形成する。
ここで、CMP法を用いて接続部C1を形成した場合には、いわゆるディシング現象が問題となる。これは、基板1の部位において研磨量が異なる現象である。例えば基板1の中心部においては、研磨量が多く、基板1の周辺部においては、研磨量が少ないといった傾向にある。また、パターンが蜜な領域においては、研磨量が少なく、パターンが疎な領域においては、研磨量が多くなる傾向にある。
従って、接続部C1の形成される位置によってその高さに差が生じることが考えられる。図5のダミーセルエリアDCAにおいては、図中の右側の接続部C1が低く形成されてしまった場合を示す。これは、接続部C1が短ピッチで規則正しく配列されているメモリエリアMA(メモリセルアレイMCAおよびダミーセルエリアDCA)と比較し、周辺回路エリアPAのパターンピッチは緩和される(図1参照)。従って、メモリエリアMA内においては、研磨量が少なく、周辺回路エリアPAにおいては研磨量が多くなる。従って、メモリセルアレイMCAと周辺回路エリアPAとの境界に位置するダミーセルエリアDCAにおいては、周辺回路エリアPAの影響を受け研磨量が多くなる。その結果、接続部C1の高さがメモリセルのそれより低くなることがある。
なお、ここでは、ダミーセルの接続部C1の高さが低くなる場合について説明したが、高くなる場合もある。また、ここでは、CMPの場合を例に説明したが、エッチバックの場合も類似の問題が生じ得る。また、成膜やパターニング工程において、メモリセルアレイMCAと周辺回路エリアPAとの境界においては、前述したパターンピッチの差による成膜性やパターンの変形が生じやすい。
しかしながら、本実施の形態においては、ダミーセルエリアDCA(ダミーセル)においても、接続部C1を形成したので、メモリセルアレイMCA(メモリセル)の接続部C1の形状が補償される。即ち、接続部C1の高さに差が生じたとしても、その差をダミーセルエリアDCA内で終息させることが可能であり、メモリセルアレイMCAの接続部C1の高低差(高さのばらつき)を低減することができる。言い換えれば、例え図5に示すように、接続部C1が低く形成されても、かかる不具合はダミーセルエリアDCA内で生じ、メモリセルアレイMCAの接続部C1の形状が担保される。
次いで、図7および図8に示すように、接続部C1の上部に強誘電体キャパシタCaを形成する。まず、接続部C1を含む層間絶縁膜9上に下部電極LEとなる導電性膜を堆積し、次いで、その上部に強誘電体膜feを堆積する。さらに、その上部に上部電極UEとなる導電性膜を堆積し、これらの膜をパターニングすることにより強誘電体キャパシタCaを形成する。
ここで、ダミーセルエリアDCAにおいても、強誘電体キャパシタCaを形成したので、メモリセルアレイMCAの強誘電体キャパシタCaの形状が補償される。
また、前述した通り、接続部C1の高さに差が生じたとしても、その差がダミーセルエリアDCA内で生じているので、メモリセルアレイMCAの接続部C1の高低差を低減することができるため、その上部に形成される強誘電体キャパシタCa(下部電極LE、強誘電体膜fe、上部電極UE)の平坦性を確保することができる。特に、強誘電体膜feの接続部C1に起因する段差を低減することができる。
例えば、図7に示すように、ダミーセルエリアDCAにおいて、図中の右側の接続部C1が低く形成されてしまった場合には、強誘電体キャパシタCa、特に、強誘電体膜feに段差が生じる。
ここで、強誘電体記憶装置においては、強誘電体膜の配向性がその記憶特性に大きく関係し、膜の配向性を良くする、即ち、膜を構成する分子を同一方向に向かせることが、記憶特性向上の重要な要素となる。
従って、前述の段差が、メモリセルアレイMCAで生じた場合は、かかる段差部において強誘電体膜を構成する各分子の配向性が乱れ、記憶特性が劣化する。
これに対し、本実施の形態によれば、メモリセルアレイMCAの接続部C1の高低差を低減することができ、その上部に形成される強誘電体膜feの平坦性を向上させることができるため、装置の記憶特性(読み出し、書き込み特性)を向上させることができる。
また、前述したように、ダミーセルエリアDCAにおいてゲート電極Gの端部とソース・ドレイン領域7の端部とが距離D1だけ離間しているため、プレート線PLおよびビット線BLに電位が印加されても、当該部位(離間部)においてフローティング状態となり、プレート線PLにキャパシタ容量が負荷されることはない。また、ビット線BLの負荷も低減することができる。よって、高速動作が可能となる。
また、ワード線WLに電位が印加されても、ダミーセルエリアDCAにおけるダミートランジスタDTはオンしないため、ワード線WLの負荷も低減することができる。よって、高速動作が可能となる。
次いで、強誘電体キャパシタCa上に層間絶縁膜11として例えば酸化シリコン膜をCVD法で形成し、上部電極UE上の層間絶縁膜11をパターニングすることによりコンタクトホールを形成し、この内部に導電性膜を埋め込むことにより接続部C2を形成する。この際、トランジスタTおよびダミートランジスタDTのソース・ドレイン領域(拡散層)7上にも接続部C3を形成する。これらの接続部C2、C3も接続部C1と同様に形成することができる。このようにダミーセルエリアDCAにおいても、接続部C2、C3を形成したので、メモリセル部の接続部C2、C3の形状が補償される。
次いで、図9および図10に示すように、接続部C2上を含む層間絶縁膜11上に導電性膜を堆積し、接続部C2上に第1方向に延在するようライン状にパターニングすることでプレート線PLを形成する。この際、接続部C3上にも略矩形のパターンP3を形成する。このようにダミーセルエリアDCAにおいても、パターンP3を形成したので、メモリセル部のパターンP3の形状が補償される。
次いで、プレート線PL上に層間絶縁膜13として例えば酸化シリコン膜をCVD法で形成し、パターンP3(接続部C3)上の層間絶縁膜13をパターニングすることによりコンタクトホールを形成し、この内部に導電性膜を埋め込むことにより接続部C4を形成する。この接続部C4も接続部C1と同様に形成することができる。このようにダミーセルエリアDCAにおいても、接続部C4を形成したので、メモリセル部の接続部C4の形状が補償される。
次いで、接続部C4上を含む層間絶縁膜13上に導電性膜を堆積し、接続部C4上に第2方向に延在するようライン状にパターニングすることによりビット線BLを形成する。
この後、ビット線BL上に図示しない絶縁膜や配線を形成し、本実施の形態の強誘電体記憶装置が略完成する。
このように、本実施の形態によれば、ダミーセルを構成する強誘電体キャパシタの上下に接続部を形成しても、ダミートランジスタを上記構成としたので、プレート線、ビット線およびワード線に対する負荷を低減でき、動作速度の向上を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、ダミーセルを構成する強誘電体キャパシタの上下(特に直下)に接続部を形成したので、対応するメモリセルの接続部の形状を担保できる。その結果、強誘電体膜の平坦性を確保でき、記憶特性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態においては、素子分離絶縁膜3および分離絶縁膜3aをいわゆるトレンチ構造としたが、LOCOS酸化膜(分離)としてもよい。
また、本実施の形態は、2T2C型の他、1T1C型の強誘電体記憶装置にも適用可能である。
(他の構成例の説明)
図11〜図15は本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す断面図である。以下、図面を参照しながら本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成等について説明する。なお、上記実施の形態と同一の部位には同一もしくは関連の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
(1)本実施の形態においては、ダミーセルエリアDCAにおいてゲート電極Gの下に分離絶縁膜3aを形成し、また、ゲート電極Gの端部からソース・ドレイン領域(拡散層)7の端部までを離間させたが、図11に示すように、ゲート電極Gの下に分離絶縁膜3aを形成せず、単に、ゲート電極Gの端部からソース・ドレイン領域(拡散層)7の端部までを離間させた構造としてもよい。なお、5は、ゲート絶縁膜を示し、他の構成は、図3〜図10を参照しながら説明した強誘電体記憶装置と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
ソース・ドレイン領域(拡散層)7を、ゲート電極Gの端部から離間(D1)させた構造とするには、例えば、前述のゲート電極Gの両側にリン等のn型不純物を注入(インプラ)する際に、ダミーセルエリアDCAにおいては、ゲート電極G上に幅W1のレジスト膜を形成し、かかるレジスト膜をマスクにn型不純物を注入する。なお、他の製造工程は、図3〜図10を参照しながら説明した強誘電体記憶装置の場合と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
(2)また、図12に示すように、ゲート電極Gの側壁にサイドウォール膜SWを形成し、このサイドウォール膜SWをマスクに、リン等のn型不純物を注入してもよい。例えば、周辺回路エリアPAには、周辺回路を構成するトランジスタが形成される。かかるトランジスタは、ショートチャネルを実現するためにいわゆるLDD(lightly doped drain)構造とすることが多い。
例えば、メモリセルのゲート電極と同様に形成された、周辺回路を構成するトランジスタのゲート電極をマスクとして不純物の注入を行い、低濃度不純物領域を形成した後、サイドウォールを形成し、さらに、サイドウォールをマスクに不純物の注入を行い、高濃度不純物領域を形成することによってLDD構造のトランジスタを形成することができる。このサイドウォールは、例えば、ゲート電極上に絶縁膜を例えばCVD法で形成した後、異方性エッチングを行うことにより形成する。
従って、上記サイドウォールの形成の際、ダミーセルエリアDCAのゲート電極G部にもサイドウォールSWを形成し、その後、上記高濃度不純物領域やメモリセルのソース、ドレイン領域7を形成する。なお、他の構成や製造工程は、図3〜図10を参照しながら説明した強誘電体記憶装置と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
(3)また、図13に示すように、ダミーセルエリアDCAにおいては、ソース・ドレイン領域(拡散層)7を形成しない構造としてもよい。なお、他の構成は、図3〜図10を参照しながら説明した強誘電体記憶装置と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
即ち、ソース・ドレイン領域(拡散層)7を形成するためのn型不純物を注入(インプラ)する際に、ダミーセルエリアDCAをレジスト膜で覆い、かかるレジスト膜をマスクにn型不純物を注入する。なお、他の製造工程は、図3〜図10を参照しながら説明した強誘電体記憶装置の場合と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
但し、ソース・ドレイン領域(拡散層)7を形成した方が、ソース・ドレイン領域(拡散層)7とp型ウエル2との間において逆方向のダイオード接続が形成されるため、電気的断絶がより強固なものとなり、好ましい。
また、本実施の形態や上記(1)(2)の場合において、ダミーセルエリアDCAのゲート電極Gの端部からソース・ドレイン領域(拡散層)7の端部までを離間させるのは、一方のソース、ドレイン領域7に対してのみ行ってもよい。上記(3)の場合も同様に、ダミーセルエリアDCAにおいて、ソース・ドレイン領域(拡散層)7の一方のみを形成しない構造としてもよい。
(4)本実施の形態においては、ダミーセルエリアDCAにおいてゲート電極Gの下に分離絶縁膜3aを形成したが、図14に示すように、ゲート電極Gの下に分離絶縁膜3aを形成せず、ダミーセルエリアDCAのゲート絶縁膜5aの膜厚を(メモリセルのゲート絶縁膜5より)大きくしてもよい。その結果、ダミートランジスタDTをオンしない構成とすることができる。この場合、例えば、所定の膜厚のゲート絶縁膜5aをCVD法等を用いてダミーセルエリアDCAに形成する。なお、他の構成および製造工程は、図3〜図10を参照しながら説明した強誘電体記憶装置と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
このように、トランジスタを構成するゲート電極、ゲート絶縁膜およびソース、ドレイン領域等の構成部位を欠如させ、また、構成部位を変形させることで、ダミートランジスタをオンしない、即ち、他の部位と導通しない構成とする。その結果、プレート線とビット線間において電気的接続が断絶する箇所が生じ、これらの配線の負荷が軽減される。また、ワード線に電位が印加されても、ダミートランジスタがオンしないのでワード線の負荷も軽減される。
(5)また、図15に示すように、ダミーセルエリアDCAにおいて、ビット線BLとダミートランジスタのソース、ドレイン領域(拡散層)7を接続する接続部C3、C4およびパターンP3のいずれかを形成しない構成としてもよい。
図15(a)は、接続部C3を形成しない構成を示し、図15(b)は、接続部C4を形成しない構成を示し、図15(c)は、パターンP3を形成しない構成を示す。なお、他の構成および製造工程は、図3〜図10を参照しながら説明した強誘電体記憶装置と同じであるため、その詳細な説明を省略する。
このように、ビット線BLとダミートランジスタDTのソース、ドレイン領域(拡散層)7間において電気的接続が断絶する箇所を設けても、ビット線およびプレート線の負荷が軽減される。但し、この場合、ワード線WLに電位が印加されるとダミートランジスタDTはオンする。
なお、以上の構成例(1)〜(5)については、本実施の形態の構成(図9等)を含め、適宜組み合わせが可能である。
このように、本実施の形態においては、種々の変形例が存在するが、図9等を参照しながら説明した分離絶縁膜3aを用いる方法が、その構成および製造方法が簡単であり、有効である。
即ち、製造工程の初期段階である素子分離の形成の際に、分離絶縁膜3aを形成しておくだけで、その後の工程において自己整合的にソース、ドレイン領域7が離間して形成される。従って、製造工程やレジストマスク数が増加することなく、容易に形成することができる。
また、本実施の形態においては、ダミーセルエリアDCAにおいてゲート電極Gの下に分離絶縁膜3aを形成し、また、ゲート電極Gの端部からソース・ドレイン領域(拡散層)7の端部までを離間させることで、ダミートランジスタを完全に機能し得ない状態とすることができる。
また、本実施の形態においては、メモリセルアレイの外周にダミーセル(エリア)を形成した(図1参照)が、メモリセルアレイの内部にダミーセルを設ける、メモリセル間にダミーセルを設けてもよい。
図16は、本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す平面図である。図16に示すように、メモリセルMCがアレイ状に配置され、メモリセル間にスペースSが設けられている。また、ワード線WLが第1方向に、ビット線BLが第1方向と直交する第2方向に延在している。ここで、図16においては、プレート線PLが、階段状に配置(シフト)しており、スペースSの領域を利用し、プレート線PLが他の配線層を利用し、折り返されている。この場合、階段状の配線と折り返し配線とは異なる層に設けられている。
このように、配線(例えば、上記折り返し線)を形成するため、メモリセル間にスペースS(メモリセルのつなぎ)が設けられている場合には、メモリセルの各構成部位の配列の規則性が保てない。そこで、スペースSに本発明のダミーセル(ダミートランジスタDT、強誘電体キャパシタCaおよび接続部C1等)を設け、メモリセルの各構成部位の配列の規則正しい配置を担保し、メモリセルの形状を補償してもよい。なお、図16においてはダミーセルの表記を省略してある。このメモリセル間のスペースSは、上記折り返し線の他、ワード線WLの抵抗を低減するためのいわゆる裏うち配線の形成領域として利用されることもある。
このように、メモリセル間に、メモリセルの幅以上の間隔(スペース)が形成される場合には、かかる間隔内にダミーセルを設けてもよい。
本実施の形態の強誘電体記憶装置の構成を示すブロック図 メモリセルアレイの構成を示す回路図の一例 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す工程断面図 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す要部平面図 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す工程断面図 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す要部平面図 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す工程断面図 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す要部平面図 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す工程断面図 本実施の形態の強誘電体記憶装置の製造工程を示す要部平面図 本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す断面図 本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す断面図 本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す断面図 本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す断面図 本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す断面図 本実施の形態の他の強誘電体記憶装置の構成を示す断面図
符号の説明
1…半導体基板 2…p型ウエル 3…素子分離絶縁膜 3a…分離絶縁膜 5、5a…ゲート絶縁膜 7…ソース、ドレイン領域(拡散層) 9、11、13…層間絶縁膜 Ac…素子形成領域 BL、BLb、BL0〜n、BLb0〜n…ビット線(ビット線対) C1〜C4…接続部 Ca…強誘電体キャパシタ fe…強誘電体膜 D1…距離 DCA…ダミーセルエリア DT…ダミートランジスタ G…ゲート電極 LE…下部電極 MCA…メモリセルアレイ MA…メモリエリア P3…パターン PL、PL0〜n…プレート線 PA…周辺回路エリア S…スペース T…トランジスタ UE…上部電極 W1、W2…幅 WL、WL0〜n…ワード線

Claims (7)

  1. メモリセルを含むメモリセル領域と、ダミーセルを含み前記メモリセル領域の周辺に配置されるダミーセル領域と、を含む強誘電体記憶装置において、
    前記メモリセルは、
    トランジスタと、
    第1の強誘電体キャパシタと、
    前記トランジスタと前記第1の強誘電体キャパシタの第1電極とを接続する第1のプラグと、
    を含み、
    前記ダミーセルは、
    第2の強誘電体キャパシタと、
    前記第2の強誘電体キャパシタの第1電極と基体を接続する第2のプラグと、
    を含み、
    前記ダミーセル領域において、前記ダミーセルは第1のダミーセル列及び第2のダミーセル列を形成するものであり、
    (a)前記メモリセルは、
    (a1)前記基体上に形成された第1ゲート電極と、
    (a2)前記第1ゲート電極の下に形成された第1絶縁膜と、
    (a3)前記第1ゲート配線の両側の前記基体中に形成された第1および第2拡散層と、
    を有し、
    (b)前記ダミーセルは、
    (b1)前記基体上に形成された第2ゲート電極と、
    (b2)前記第2ゲート電極の下に形成された第2絶縁膜と、
    (b3)前記第2ゲート配線の両側の前記基体中に形成された第3および第4拡散層と、
    を有する疑似トランジスタを構成しており、
    前記第2ゲート電極と前記第3拡散層の前記第2ゲート電極側の端部とが離間しており、
    前記ダミーセルの前記第2絶縁膜は、前記メモリセルの前記第1ゲート電極下の第1絶縁膜より厚く形成されていることにより、
    前記第2ゲート電極に電位が印加されてもオン状態とならないことを特徴とする強誘電体記憶装置。
  2. 前記メモリセルの前記第1の強誘電体キャパシタの第2電極および前記ダミーセルの前記第2の強誘電体キャパシタの第2電極は、プレート線に接続され、
    1本の前記プレート線がメモルセル領域とダミーセル領域とで共通である
    ことを特徴とする請求項1記載の強誘電体記憶装置。
  3. 前記第2絶縁膜は、前記ダミーセルの前記第2ゲート電極より広く形成されていることを特徴とする請求項記載の強誘電体記憶装置。
  4. 前記第1および第2強誘電体キャパシタの第2電極上に第3のプラグを有し、前記第2強誘電体キャパシタの第2電極上に第4のプラグを有することを特徴とする請求項記載の強誘電体記憶装置。
  5. 前記ダミーセル領域は前記メモリセル領域より外側に位置することを特徴とする請求項記載の強誘電体記憶装置。
  6. 前記メモリセルは、アレイ状に配置され、前記ダミーセルは、アレイ状に配置された複数の前記メモリセルの外周、もしくは複数の前記メモリセルの間に配置されることを特徴とする請求項記載の強誘電体記憶装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一項記載の強誘電体記憶装置を有する電子機器。
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