JP4608751B2 - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動シャフトの回転を従動シャフトに伝達して作動させられる左右一対のリクライニング機構を備えた車両用シートリクライニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両用シートリクライニング装置としては、特開昭56−157635号公報に示されるものが知られている。これは、シートバックに固定され内歯部が形成された左右一対のアッパアームと、シートクッションに固定され内歯部と噛合し内歯部より少ない歯数の外歯部が形成された左右一対のロアアームと、ロアアームとアッパアームとの間に夫々配設され内歯部と外歯部との噛合位置を保持する第1及び第2の楔部材と、ロアアームの一方に回転自在に支持された駆動シャフトと、ロアアームの他方に回転自在に支持された従動シャフトと駆動シャフト及び従動シャフトに設けられ楔部材を押動させて内歯部と外歯部との噛合位置を変更可能な第1及び第2のカム部材と、駆動シャフトと従動シャフトとを連係し駆動シャフトの回転を従動シャフトに伝達する連動シャフトとを有する車両用シートリクライニング装置である。
【0003】
この装置においては、通常、内歯部と外歯部との噛合位置が第1及び第2の楔部材により保持されて、左右一対のアッパアームの左右一対のロアアームに対する回動を規制している。この状態で、駆動シャフトを回転させると、第1のカム部材が回転すると共に、駆動シャフトの回転が従動シャフトに伝達されて従動シャフトが回転して第2のカム部材が回転する。この第1及び第2のカム部材の回転により第1及び第2の楔部材が押動される。これにより、内歯部と外歯部との噛合位置の変更が可能となり、左右一対のアッパアームを左右一対のロアアームに対して回動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常、駆動シャフトと従動シャフトの連動シャフトを介した連動は、駆動シャフフトと従動シャフトとの間に、両者と同軸で連動シャフトを配置する。そして、駆動シャフト及び従動シャフトに形成されたセレーション軸部を連動シャフトの両端に形成されたセレーション孔部にそれぞれ嵌挿させて駆動シャフト及び従動シャフトと連動シャフトとを連結する。これにより、駆動シャフトと従動シャフトとを駆動シャフトの回転が従動シャフトに伝達されるように、連動シャフトによって同軸で連係している。
【0005】
しかし、駆動シャフト及び従動シャフトと連動シャフトとの連結は、セレーション軸部のセレーション孔部に対する嵌挿を成す(組付性を向上させる)ために、両者の間に回転方向のクリアランスを設定している。このため、駆動シャフトの回転は、駆動シャフトと連動シャフトとの間のクリアランス及び連動シャフトと従動シャフトとの間のクリアランス分だけ遅れて従動シャフトに伝達されることになり、駆動シャフトと従動シャフトとの間で所定角度の回転差を生じさせることになる。この回転差は、第1の楔部材と第2の楔部材との間で押動遅れを生じさせるので、結果、一方のアッパアームと他方のアッパアームとの間でその回動に位相差が生じ、使用者に違和感を与えることになる。
【0006】
故に、本発明は、左右一対のアッパアームの回動に位相差が生じないようにすることを、その技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、駆動シャフトに設けられた第1のカム部材に、第1の楔部材の端面と当接可能であって且つ該端面との間に所定の第1のスキを持って対向する当接面を形成する第1の切り欠き部を設けるとともに、従動シャフトに設けられた第2のカム部材に、第2の楔部材の端面と当接可能であって且つ該端面との間に第1のスキより小さい所定の第2のスキを持って対向する当接面を形成する第2の切り欠き部を設け、第1のカム部材と前記第2のカム部材とに前記駆動シャフトと前記従動シャフトとの回転角度差と略同等量の第1の楔部材と第2の楔部材と当接するまでの移動量差を設定した、ことである。
【0008】
この技術的手段によれば、駆動シャフトと従動シャフトの回転角度差が第1のカム部材と第2のカム部材との第1の楔部材と第2の楔部材とに当接するまでの移動量差で吸収され、第1及び第2の楔部材は、略同じタイミングで押動を開始する。これにより、一方のアッパアームと他方のアッパアームとは略同じタイミングで回動し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に示されるように、左右一対のリクライニング機構1は、それぞれ、シートクッション2の側部にロアブラケット21を介して取り付けられるロアアーム3と、シートバック4の側部に取り付けられるアッパアーム5とを有して構成されている。
【0011】
図2ないし図4に示されるように、左右一対のロアアーム3には、それぞれ、その中央部位をロアブラケット21に取り付けられる一般平面部位に対して窪ませるよう半抜きプレス加工を施すことで、環状の内歯部31及びスペース32が形成されている。左右一対のアッパアーム5には、それぞれ、その中央部位をシートバック4に取り付けられる一般平面部位に対して突出させるよう半抜きプレス加工を施すことで、外歯部51が半抜プレス加工により形成されている。アッパアーム5の外歯部51は、ロアアーム3の内歯部31より1歯以上少ない歯数となっており、スペース32内に位置してロアアーム3の内歯部31と一部分(図3及び図4示上方部分)にて噛合している。
【0012】
又、左右一対のロアアーム3には、それぞれ、周囲にスペース32内に突出するバーリング部33を備えるシャフト穴34が形成されている。一方、左右一対のアッパアーム5には、それぞれ、周囲に外歯部51とは反対方向に突出するバーリング部52を備える貫通穴53が形成されている。
【0013】
図2及び図3に示される一方のロアアーム3には、駆動シャフト6がシャフト穴34及び貫通穴53を貫通するようにブッシュ35を介してバーリング部33にて回転自在に支持されている。一方のロアアーム3のバーリング部33と一方のアッパアーム5のバーリング部52との間には、スペース32内に位置する一組の楔部材7が駆動シャフト6の周方向に所定の間隔を持って並んで配設されている。この一組の楔部材7は、図3で見てバーリング部33の外周面の略上半分を覆うように配置されている。この一組の楔部材7は、それぞれ、互いに近い部分ほどその厚さが厚くなる楔形状で、しかも、その内面がバーリング部33の外周面と接触可能で且つ外面がバーリング部52の内周面に対して圧入固着されたリング54の内周面と接触可能な円弧形状を呈している。又、この一組の楔部材7は、一端71aが一方の楔部材7に係止され且つ他端72bが他方の楔部材7に係止されたスプリング71によって、相互の間隔を広げるように付勢されている。これにより、一組の楔部材7は、スプリング71の付勢力を受けてバーリング部33、52に対して楔効果を発揮し、リング54の中心を駆動シャフト6の中心に対して大きく偏心させて、前述した一方のアッパアーム5の外歯部51の一方のロアアーム3の内歯部31と噛合する一部分を一方のロアアーム3の内歯部31に強く押し付けて内歯部31と外歯部51の噛合ガタを抑制している。
【0014】
図3に示されるように、駆動シャフト6の長手方向の略中央部には、フランジ部61が一体に成形されている。このフランジ部61には、その周面の一部を切り欠き、対の当接面62a、62bを形成する切り欠き部62が形成されている。一組の楔部材7には、それぞれ、軸方向に突出する突起部72が形成されている。一組の楔部材7の突起部72は、駆動シャフト6の周方向に並んで切り欠き部62内に位置している。一方の楔部材7の突起部72は、切り欠き部62の当接面62aと対向する端面72aを備えており、他方の楔部材7の突起部72は、切り欠き部62の当接面62bと対向する端面72bを備えている。突起部72の端面72a、72bと切り欠き部62の当接面62a、62bとは、当接面62a、62bが端面72a、72bと当接するまで駆動シャフト6の所定角度の回転を許容する所定のスキCを持っている。
【0015】
図2及び図4に示される他方のロアアーム3には、従動シャフト8がシャフト穴34及び貫通穴53を貫通するようにブッシュ35を介してバーリング部33にて回転自在に支持されている。他方のロアアーム3のバーリング部33と他方のアッパアーム5のバーリング部52との間には、スペース32内に位置する一組の楔部材9が従動シャフト8の周方向に所定の間隔をもって並んで配設されている。この一組の楔部材9は、図4で見てバーリング部33の外周面の略上半分を覆うように配置されている。この一組の楔部材9は、それぞれ、互いに近い部分ほどその厚さが厚くなる楔形状で、しかも、その内面がバーリング部33の外周面と接触可能で且つ外面がバーリング部52の内周面に対して圧入固着されたリング54の内周面と接触可能な円弧形状を呈している。又、この一組の楔部材9は、一端91aが一方の楔部材9に係止され且つ他端92bが他方の楔部材9に係止されたスプリング91によって、相互の間隔を広げるように付勢されている。これにより、一組の楔部材9は、スプリング91の付勢力を受けてバーリング部33、52に対して楔効果を発揮し、リング54の中心を従動シャフト8の中心に対して大きく偏心させて、前述した他方のアッパアーム5の外歯部51の他方のロアアーム3の内歯部31と噛合する一部分を他方のロアアーム3の内歯部31に強く押し付けて内歯部31と外歯部51との噛合ガタを抑制している。
【0016】
図4に示されるように、従動シャフト8の長手方向の略中央部には、フランジ部81が一体に成形されている。このフランジ部81には、その周面の一部を切り欠き、対の当接面82a、82bを形成する切り欠き部82が形成されている。一組の楔部材9には、それぞれ、軸方向に突出する突起部92が形成されている。一組の楔部材9の突起部92は、従動シャフト8の周方向に並んで切り欠き部82内に位置している。一方の楔部材9の突起部92は、切り欠き部82の当接面82aと対向する端面92aを備えており、他方の楔部材9の突起部92は、切り欠き部82の当接面82bと対向する端面92bを備えている。突起部92の端面92a、92bと切り欠き部82の当接面82a、82bとは、当接面82a、82bが端面92a、92bと当接するまで従動シャフト9の所定角度の回転を許容する所定のスキDを持っている。
【0017】
図1及び図2に示されるように、駆動シャフト6の一端及び他端には、セレーション軸部63、64が形成されている。又、従動シャフト8の一端には、セレーション軸部83が形成されている。
【0018】
一方のロアアーム3が取り付けられるロアブラケット21には、駆動機構10がブラケット22を介して支持されている。駆動機構10は、電動モータ10a及び減速ギヤ構造10bを備えるもので、その出力ギヤ10cは、セレーション孔部10dを備えている。出力ギヤ10cのセレーション孔部10dには、駆動シャフト6のセレーション軸部63が嵌挿されている。これにより、駆動機構10の出力ギヤ10cと駆動シャフト6とが一体に回転するよう連結され、電動モータ10aの駆動で駆動シャフト6が回転することになる。
【0019】
駆動シャフト6と従動シャフト8とは、同軸上に配置され、その間には、連動シャフト11が同軸上に配置されている。連動シャフト11は、セレーション孔部11aを備え且つ両端11b、11cが開口したパイプ形状を呈している。駆動シャフト6のセレーション軸部64は、連動シャフト11の一端11bからセレーション孔部11cに嵌挿されており、従動シャフト8のセレーション軸部83は、連動シャフト11の他端11cからセレーション孔部11cに嵌挿されている。これにより、駆動シャフト6及び従動シャフト8と連動シャフト11とが一体回転するように連結され、駆動シャフト6と従動シャフト8とが連動シャフト11を介して連係される。そして、駆動シャフト6の回転は、連動シャフト11を介して従動シャフト8に伝達され、駆動シャフト6の回転で連動シャフト11が回転し、連動シャフト11の回転で従動シャフト8が回転するようになる。
【0020】
図5及び図6に示されるように、駆動シャフト6及び従動シャフト8のセレーション軸部64、83と連動シャフト11のセレーション孔部11aとは、組付性の向上を図るために回転方向に所定のクリアランスE1、E2を設定している。
【0021】
図3及び図4に示されるように、駆動シャフト6のフランジ部61の切り欠き部62の周方向長さ(当接面62a、62b間の距離)Aは、従動シャフト8のフランジ部81の切り欠き部82の周方向長さ(当接面82a、82b間の距離)Bより長くなっている。これにより、切り欠き部62の当接面62a、62bと楔部材7の端面72a、72bとの間のスキCは、切り欠き部82の当接面82a、82bと楔部材9の端面92a、92bとの間のスキDよりも大きくなっている。スキCとスキDの差は、駆動シャフト6及び従動シャフト8のセレーション軸部64、83と連動シャフト11のセレーション孔11aとの間のクリアランスE1、E2分と略同等となっている。
【0022】
次に前述した左右一対のリクライニング機構1の作動について説明する。
【0023】
図3及び図4に示されるように、通常、楔部材7、9は、スプリング71及び91の付勢力を受けてアッパアーム5の外歯部51をロアアーム31の内歯部31に押し付けられている。
【0024】
駆動機構10を駆動して駆動シャフト6を図3示時計方向に回転させると、当接面62aが端面72aと当接して、一組の楔部材7をスプリング71の付勢力に抗して相互の間隔を狭くするように押動される。これにより、リング54の駆動シャフト6に対する偏心量が減少させられ、一方のアッパアーム5の外歯部51の一方のロアアーム3の内歯部31に対する押付けが解消される。この時、駆動シャフト6の回転は、セレーション軸部64とセレーション孔部11aとの間のクリアランスE1分だけ遅れて連動シャフト11に伝達され、連動シャフト11は、駆動シャフト6に対してクリアランスE1分だけの遅れた回転角度で図5示時計方向に回転する。さらに、連動シャフト11の回転は、セレーション軸部83とセレーション孔部11aとの間のクリアランスE2分だけ遅れて従動シャフト8に伝達され、従動シャフト8は、連動シャフト11に対してクリアランスE2分だけ遅れた回転角度で図6示時計方向に回転する。つまり、従動シャフト11は、駆動シャフト11に対してクリアランスE1、E2分だけ遅れた回転角度で図4示時計方向に回転する。しかし、当接面82aと端面92aとのスキDがクリアランスE1、E2分だけ当接面62aと端面72aとのスキCより小さいので、当接面82aと端面92aとは、前述した当接面62aと端面72aとの当接と略同じタイミングで当接して、一組の楔部材9は前述した一組の楔部材7と略同じタイミングで押動する。これにより、リング54の従動シャフト8に対する偏心量が減少させられ、他方のアッパアーム5の外歯部51の他方のロアアーム3の内歯部31に対する押付けが解消される。
【0025】
駆動シャフト6及び従動シャフト8をさらに回転させると、一組の楔部材7同士及び一組の楔部材9同士が当接して駆動シャフト6及び従動シャフト8と同じ方向に回転し、この楔部材7、9の回転により、ロアアーム3の内歯部31とアッパアーム5の外歯部51の噛合位置が順次移動し、駆動シャフト6及び従動シャフト9が一回転するごとにアッパアーム5がロアアーム3に対して外歯部51と内歯部31との歯数差に相当する角度分だけ回動する。これにより、シートバック4のシートクッション2に対する角度調整が成される。
【0026】
本実施の形態においては、駆動シャフト6及び従動シャフト8にフランジ部61、81を一体に形成しているが、フランジ部61、81を別部材で構成し、駆動シャフト6及び従動シャフト8にセレーション結合等で一体に回転するように取り付けても良い。又、スキC、Dを切り欠き部62、82の周方向長さによって設定しているが、楔部材7、9の周方向長さによって設定しても良い。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、駆動シャフトに設けられた第1のカム部材と従動シャフトに設けられた第2のカム部材とに前記駆動シャフトと前記従動シャフトとの回転角度差と略同等量の第1の楔部材と第2の楔部材と当接するまでの移動量差を設定して、駆動シャフトと従動シャフトの回転角度差を第1のカム部材と第2のカム部材との第1の楔部材と第2の楔部材とに当接するまでの移動量差でするようにしたので、駆動シャフト及び従動シャフトの回転角度差に係わらず第1及び第2の楔部材の押動を略同じタイミングで開始させることができる。これにより、一方のアッパアームと他方のアッパアームとを略同じタイミングで回動させることができ、使用者が感じる違和感を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートリクリニング装置を搭載した車両シートの正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図2のE方向矢視図である。
【図4】図2のF方向矢視図である。
【図5】本発明に係る駆動シャフトと連動シャフトとの連結構造を示す正面図である。
【図6】本発明に係る従動シャフトと連動シャフトとの連結構造を示す正面図である。
【符号の説明】
2 シートクッション
3 ロアアーム
4 シートバック
5 アッパアーム
6 駆動シャフト
7 第1の楔部材
8 従動シャフト
9 第2の楔部材
C 第1のスキ
D 第2のスキ
11 連動シャフト
31 内歯部
51 外歯部
61 フランジ部(第1のカム部材)
62 第1の切り欠き部
81 フランジ部(第2のカム部材)
82 第2の切り欠き部

Claims (1)

  1. シートクッションに固定され内歯部及び該内歯部と噛合し且つ前記内歯部より歯数が少ない外歯部のいずれか一方が形成された左右一対のロアアームと、シートバックに固定され前記内歯部及び前記外歯部のいずれか他方が形成された左右一対のアッパアームと、前記ロアアームと前記アッパアームとの間にそれぞれ配設され前記内歯部と前記外歯部との噛合位置を保持する第1及び第2の楔部材と、前記ロアアームの一方に回転自在に支持された駆動シャフトと、前記ロアアームの他方に回転自在に支持された従動シャフトと、前記駆動シャフト及び前記従動シャフトに設けられ前記楔部材と当接して前記楔部材を押動させて前記内歯部と前記外歯部との噛合位置を変更可能な第1及び第2のカム部材と、前記駆動シャフトと前記従動シャフトとを連係し前記駆動シャフトの回転を前記従動シャフトに伝達する連動シャフトとを有する車両用シートリクライニング装置において、
    前記駆動シャフトに設けられた前記第1のカム部材に、前記第1の楔部材の端面と当接可能であって且つ該端面との間に所定の第1のスキを持って対向する当接面を形成する第1の切り欠き部を設けるとともに、前記従動シャフトに設けられた前記第2のカム部材に、前記第2の楔部材の端面と当接可能であって且つ該端面との間に前記第1のスキより小さい所定の第2のスキを持って対向する当接面を形成する第2の切り欠き部を設け、前記第1のカム部材と前記第2のカム部材とに前記駆動シャフトと前記従動シャフトとの回転角度差と略同等量の前記第1の楔部材と前記第2の楔部材と当接するまでの移動量差を設定したことを特徴とする車両用シートリクライニング装置。
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