JP4607719B2 - ラッチ装置及びラッチ装置を備えた家具 - Google Patents

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Description

本発明は、ラッチ装置及びラッチ装置を備えた家具に関し、更に詳しくは、物品収納用の家具の扉や引出し等に利用されるラッチ装置及びラッチ装置を備えた家具に関する。
キャビネットやロッカー等物品収納用の家具には、衝撃や振動が加わったときに扉や引出しなどが勝手に開いて収納する物品が落下するなどの事故を防ぐために、扉や引出しなどの開閉部に施錠機能のついたラッチ装置が設けられているものがある。ラッチ装置は、扉や引出しなどの開閉部の開閉操作を行う操作レバーと連動し、開閉部の端部に設けられているラッチ片が家具本体に設けられたラッチ係止部に係合されるものである。このラッチ片がラッチ係止部に係合するロック状態によって、開閉部を家具本体に固定することができる。また、ラッチ片とラッチ係止部が係合されたロック状態で、操作レバーを指などで引いて操作すると、ロック状態が解除され、開閉部が開閉可能になる。
このようなラッチ装置を備えた家具において、操作レバーを、その枢軸線周りのいずれの方向に回動させても、操作レバーの回動に連動して家具本体に係合されたラッチ片を解除するものがある(例えば、特許文献1参照)。
これは、開閉部にラッチ片の付いた回動可能なラッチ軸を配設し、更に該ラッチ軸と平行な枢軸線周りに回動可能な前面が開口した中空状の把手部材と、該ラッチ軸と該枢軸との交差方向に往復可能な作動プレートを設けたもので、把手部材の回動に応じて作動プレートが往復運動し、その作動プレートの往復運動に応じて、ラッチ軸に設けられたピン体が回動し、ラッチ片が本体に設けられる係止部と係脱する。
特開2003−38277
しかしながら、従来のラッチ装置は、無理な力をかけて操作レバーを操作して操作レバーに破損等が生じた場合、ラッチ機能を損なうことがあった。また、上下いずれの方向にも回動可能な操作レバーはその構造上、家具内部にある程度の厚みを確保しなければならず、小容量の収納家具や把手部分が大きいものは物品収納スペースが制限されることがあった。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、ラッチ解除用レバーである把手部分の操作レバーを上下2つの部材に分けることにより、課題を解決しうるラッチ装置を提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、レバー部及びレバー部に連動するラッチ部材とで形成され、該レバー部は、軸心回りに回動する上レバー本体及び下レバー本体と、該上レバー本体及び該下レバー本体を連結して揺動可能とされた主リンク部材とを備え、該ラッチ部材は、回動軸部から後方にラッチ片を突出させると共に該回動軸部から側方にアーム部を突出させ、該アーム部の先端に前記主リンク部材に当接する当接体とを備えて一体に成形され、前記上レバー本体若しくは前記下レバー本体の回動に連動して、前記ラッチ部材が前記回動軸部の軸線周りに回動することを特徴とするラッチ装置に関する。
本発明のラッチ装置は、前記回動軸部の軸線が前記上レバー本体及び下レバー本体の軸心と略直交するようにラッチ部材を配置することが好ましい。また、前記当接体には、前記主リンク部材と当接する面の反対側の面に、バネ片を前方方向に上下斜めに延設するのが好ましい。
更に、本発明のラッチ装置は、主リンク部材に連結された上レバー本体及び下レバー本体の他方を補助リンク部材を用いて連結することができる。
また、本発明は、家具の開閉部における前板の左右の略中央部に設けた引手穴にレバー部を配設し、該前板裏面の右端又は左端にラッチ部材を配設し、該レバー部は、軸心回りに回動する上レバー本体及び下レバー本体と、該上レバー本体及び該下レバー本体を連結して揺動可能とされた主リンク部材と備え、該ラッチ部材は、ラッチ片を後方に突出させた回動軸部の側方にアーム部を突出させ、該アーム部の先端に前記主リンク部材に当接する当接体を備えて一体に成形され、前記上レバー本体若しくは前記下レバー本体の回動に連動して、前記ラッチ部材が前記回動軸部の軸線周りに回動することを特徴とするラッチ装置を備えた家具とするものである。
把手部分を上レバー本体と下レバー本体の2つのパーツに分けることにより、把手部分に上下いずれの方向から指先を入れても操作レバーによるラッチによるロック状態の解除を行うことができる。また、どちらかの操作レバーに破損が生じた場合でも、他方の操作レバーが操作可能であるため、レバー操作及び施錠機能が損なわれることはない。
更に、本発明はレバーの回動スペースが小さいため、ラッチ装置の収納部分の厚みを薄くすることができ、開閉部の後方に形成する物品収納スペースを広くして有効に利用できる。
本発明を実施するための最良の形態は、キャビネットなどの物品収納用の家具の開閉部における前板の左右の略中央部に設けた引手穴にレバー部を配設し、該前板裏面の右端又は左端にラッチ部材を配設して、該レバー部と該ラッチ部材とは連動するように構成され、レバー部は、軸心回りに回動する上レバー本体及び下レバー本体と、該上レバー本体及び該下レバー本体を連結して揺動可能とされた主リンク部材とを備え、ラッチ部材は、回動軸部から後方にラッチ片を突出させると共に該回動軸部から側方にアーム部を突出させ、該アーム部の先端に前記主リンク部材に当接する当接体とを備えて一体に成形され、前記上レバー本体若しくは前記下レバー本体の回動に連動して、前記ラッチ部材が前記回動軸部の軸線周りに回動するラッチ装置を備えた家具とする。
以下、本発明に係るラッチ装置及びラッチ装置を備えた家具について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態であるラッチ装置を備えたキャビネットの外観斜視図である。図2は、図1の引出し前板部分の前面斜視図である。図3は、第1実施形態のラッチ装置の取付状態を示す引出しの前板裏面斜視図であり、図4は、第1実施形態のラッチ装置取付前の前板裏面斜視図である。図5は、第1実施形態のラッチ装置の分解斜視図である。図6乃至図8は第1実施形態の作動を示す図である。図9は、本発明の第2実施形態のラッチ装置の取付状態を示す引出しの前板裏面斜視図である。
本実施形態の引出しAは、図1に示すように、鏡板1、左右の側壁2a、2b、底板3及び後壁(図示せず)で成る上面開口の箱状体として構成されている。そしてこの鏡板1は、図2に示すように、前板4と該前板4の周囲に一体に成形される囲い壁5と、該前板4の裏側に装着される裏板(図示せず)とにより、内部が中空状に形成されている。
本発明の第1実施形態のラッチ装置は、図3に示すように、前記前板4の裏面の左右略中央部にレバー部を備え、該前板4の裏面の端部にラッチ部材9を備え、該レバー部と該ラッチ部材9とが連動するように構成されている。
レバー部は、上レバー本体6と下レバー本体7、及び該上レバー本体6と該下レバー本体7を連結する主リンク部材8とからなる。
また、ラッチ部材9は、主リンク部材8の押圧ピン35A、Bに当接する当接体24と、ラッチ片22を備えた回動軸部21、並びに該当接体24と該回動軸部21をつなぐアーム部23とが一体成形されている。
そして、前板4の裏面は、図4に示すように、前記レバー部の上レバー本体6と下レバー本体7を回動可能に支持する切り欠き穴41A、41B及び前記ラッチ部材9の回動軸部21を支持するための取付穴43などの支持体が設けられている。
次に、レバー部について説明する。該レバー部は前述したごとく、上レバー本体6と下レバー本体7及び、主リンク部材8とからなる。
該上レバー本体6は、図2及び図5に示すように、鏡板1の左右略中央部に穿設した引手穴に嵌めこまれる正面板11Aと、該正面板11Aの裏面略中央部から後方上向きに伸び、正面板11Aと間隙を設けて下方に伸びる本体部材12Aとから形成される下向開口略U字状の棒形状を成し、該本体部材12Aの下端は該正面板11Aの下端よりも下方に伸びた構成とされている。該本体部材12Aの上端面には、上レバー本体6の回動軸線となる回動支持体13Aが一体成形されている。該回動支持体13Aには上レバー本体6が左右に移動するのを防ぐために上レバー本体6の中心から左右等距離に移動防止板14Aを設けている。
上レバー本体6の左右側面板15Aには、該回動支持体13Aと軸心及び外径を同一とする左右外向きに突設した支持突起16Aが一体成形されている。更に該支持突起16Aの先端外側には、該支持突起16Aの外径よりも大きい外径の膨出部17Aが一体成形されている。また、該左右側面板15Aの下端略中央部には、左右外向きに突出した補助ピン18Aが一体成形されている。
下レバー本体7は、前記上レバー本体6と上下対の構成を成し、鏡板1の左右略中央部に穿設した引手穴に嵌め込まれる正面板11Bと、この正面板11Bの裏面略中央部から後方下向に伸び、正面板11Bと間隙を設けて上方に伸びる本体部材12Bとから形成される上向開口略U字状の棒形状を成し、該本体部材12Bの上端は該正面板11Bの上端よりも上方に伸びた構成とされている。該本体部の下端面には、下レバー本体7の回動軸線となる回動支持体13Bが一体成形されている。該回動支持体13Bには下レバー本体7が左右に移動するのを防ぐために下レバー本体7の中心から左右等距離に移動防止板14Bを設けている。
下レバー本体7の左右側面板15Bには、該回動支持体13Bと軸心及び外径を同一とする左右外向きに突設した支持突起16Bが一体成形されている。更に該支持突起16Bの先端外側には、該支持突起16Bの外径よりも大きい外径の膨出部17Bが一体成形されている。また、該左右側面板15Bの上端略中央部には、左右外向きに突出した補助ピン18Bが一体成形されている。
上述したごとく、上レバー本体6は正面板11Aと本体部材12Aとの間に、下レバー本体7は正面板11Bと本体部材12Bとの間に溝が形成され、それぞれ操作時に指を掛ける指掛け部が構成されている。
なお、本発明において、本体部材12A及び12Bは、正面板11A及び11Bと一体に成形されて指掛け部を形成できれば良く、例えば、該本体部材12Aの下端が該正面板11Aの下端よりも上方に位置するようにし、該本体部材12Bの上端が該正面板11Bの上端よりも下方に位置するようにし、本体部材12A、Bを短くして構成しても良い。
主リンク部材8は、図5に示すように、上下に長さのある厚板であるリンク部本体31と該リンク部本体31の略中央部から左右に水平方向に突設した軸ピン32と、該リンク部本体31から後方に突出した上側及び下側突出板33A、Bと、該上側及び下側突出板33A、Bの広幅面から側方へ水平方向に突設した押圧ピン35A、Bとが一体成形されており、該リンク部本体31の上端及び下端近傍には、前記上及び下レバー本体6、7の補助ピン18A、Bの外径よりも大きい外径であって上下を長軸とする長穴34A、Bが設けられている。
本発明において、前記上及び下レバー本体6、7の補助ピン18A、Bが前記主リンク部材8の長穴34A、Bに揺動可能に嵌め込まれ、レバー部を構成する。
このように構成されたレバー部は、前記前板4の裏面に設けられた前記支持体に嵌め込まれる。図4に示すように、例えば、上レバー本体6の支持突起16Aは切り欠き穴41Aに、下レバー本体7の支持突起16Bは、切り欠き穴41Bに回動可能に嵌め込まれ、主リンク部材の軸ピン32は前板裏面に設けた嵌合穴(図示せず)に嵌め込まれる。また、上レバー本体6の補助ピン18Aは、切り欠き穴41Aを中心とする円弧に沿って形成された切り欠き溝42Aに、そして下レバー本体7の補助ピン18Bは、切り欠き穴41Bを中心とする円弧に沿って形成された切り欠き溝42Bにそれぞれ挿入されて、上レバー本体6と下レバー本体7を支持突起16A、Bを中心に安定的に揺動させる。
次にラッチ部材9について説明する。図5に示すように、ラッチ部材9は、丸軸状の回動軸部21の側面に、引出し本体の内側面に突設した係止部に係合する係合穴26を備えたラッチ片22と、該ラッチ片22の軸線と略直角を成すように交差するアーム部23を一体成形し、該アーム部23の先端には当接体24及びバネ片25A、Bが一体に成形されている。
該回動軸部21はその上下端面には、該回動軸部21の外径よりも小さい外径とした上向き突出軸27A及び下向き突出軸27Bが一体成形されている。
また、当接体24は、前記アーム部23に対して上下に延設されて前記主リンク部材8の押圧ピン35A、Bと当接するものであり、バネ片25A、Bは該当接体24の押圧ピン35A、Bと当接する面の反対面の略中央部から前板方向に上下斜めに延設されたものである。このバネ片25A、Bによって、ラッチ部材9は回動付勢され、この結果ラッチ片22が家具本体の係止部と自動的に係合し、且つ係止した状態で抜け出ないようにしている。
ラッチ部材9は、前記上向き及び下向き突出軸27A、Bを、引出しの前板4の裏面に設けられた支持体の取付穴43に嵌めこみ、軸支される。
そして、前記ラッチ部材9は、図3に示すように、当接体24が主リンク部材8の押圧ピン35A、Bと前板4の内側面との間に位置するように配置される。このとき、バネ片25A、Bによって該押圧ピン35A、Bと当接体24が常に接触している状態とされる。
本発明に用いるバネ片は、ラッチ部材9に回動付勢力を与えることができるものであれば、任意の形状や材質のものを用いることができる。
上述したバネ片の他、例えば、コイル形状をした押しバネや、トーションバネを用いることができる。押しバネは、第1実施形態に用いたバネ片と同様に当接体24の前面、すなわち該当接体24が押圧ピン35A、Bと当接する面の反対側に配設されれば良い。また、アーム部23の前面に配設することもできる。トーションバネは、円筒コイルバネに互いに交差する2本の腕を持ったものであるが、このトーションバネを用いる場合は、例えば、トーションバネのバネ部分をラッチ部材9の回動軸部21に巻き付け、一方の腕を該回動軸部21付近の囲い板5の内壁に固定し、もう一方の腕をラッチ片22に固定する。こうすることで、ラッチ部材9に回動付勢力を与えることができる。
次に、本発明のラッチ装置の連動機構について説明する。
引出しを家具本体から開く方法を図6乃至図8を用いて説明する。引出しAが家具本体に収納された状態のとき、本発明のラッチ装置は図6に示す状態でラッチ片22が家具本体の係止部28に係合されている。この状態で上レバー本体6の正面板11A(図5参照)に指などを掛ける。このように指掛け部に指を掛けることにより、正面板11Aを確実に手前側に引っ張ることができる。このようにして、正面板11Aを手前側に引っ張ると、図7に示すように、上レバー本体6が回動支持体13Aを軸線として矢印方向Xの方向に回動軸を中心に回動する。上レバー本体6が手前側に回動すると、上レバー本体6の補助ピン18Aに嵌合されている主リンク部材8が軸ピン32を軸線として回動する。すなわち、上レバー本体6が手前側に引っ張られたとき、上レバー本体6の補助ピン18Aは手前に移動し、該補助ピン18Aと連動する主リンク部材8の上側長穴34Aも手前に移動する。
このとき、前記主リンク部材8の下側長穴34Bは引出しの内側に押し出されることとなり、該下側長穴34Bに嵌め合わされている下レバー本体7も連動して引出し内部に押し出され、引出し前面から見た場合、該下レバー本体7の正面板11Bは引出し内部に引き入れられる状態となる。
前記主リンク部材8の前記上側長穴34Aが手前に移動すると、同様に上側押圧ピン35Aも移動し、ラッチ部材9の当接体24の上側を手前に押圧して、アーム部23を前板4方向に押圧回動させる。該アーム部23に一体成形されている回動軸部21及びラッチ片22が枢軸線の周りに矢印方向Yの方向に回動してラッチ片22の係合穴26が家具本体の係止部28から外れて係合解除される。
一方、下レバー本体7を操作したときも同様に、図8に示すように、該下レバー本体7を手前側に引っ張ると、該下レバー本体7の補助ピン18Bに合されている下側長穴34Bがリンク部材の軸ピン32を軸線として回動し手前に移動し、同時に上側長穴34Aが引出し内部に押し出され、該上側長穴34Aに嵌め合わされている上レバー本体6も連動して開閉部内部に押し出され、引出し前面から見た場合、該上レバー本体6の正面板11Aは引出し内部に引き入れられる状態となる。
リンク部材の下側押圧ピン35Bがラッチ部材9の当接体24の下側を手前に押圧して、アーム部23を前板4方向に押圧回動させ、アーム部23に一体成形されている回動軸部21及びラッチ片22が枢軸線の周りに矢印方向Yの方向に回動してラッチ片22の係合穴26が家具本体の係止部28から外れて係合解除される。
したがって、上レバー本体6と下レバー本体7のどちらを操作した場合にも同じ作用が得られ、ラッチ片22を家具本体の係止部28から外すことができる。
また、本発明のラッチ装置は、主リンク部材8で連結される側と反対の上及び下レバー本体6、7を補助リンク部材51で連結することもできる。
この補助リンク部材51は、図9に示すように、上下に長さのある厚板であるリンク部本体52と該リンク部本体52の側面部の略中央部から左右に水平方向に突設した軸ピン53とが一体成形されており、該リンク部本体52の上端及び下端近傍には、前記上及び下レバー本体6、7の補助ピン18A、Bの外径よりも大きい外径であって上下を長軸とする長穴54A、Bが設けられている。
このとき、主リンク部材8及び補助リンク部材51の軸ピン32、53は同軸線上に位置し、上レバー本体6と下レバー本体7の軸線と略平行となる。
このように、前記主リンク部材8と前記補助リンク部材51を用いて、上レバー本体6と下レバー本体7を連結することで、更に安定したレバー操作を行うことができる。
本発明の第1実施形態であるラッチ装置を備えたキャビネットの外観斜視図。 図1の引出し部分の前面斜視図。 第1実施形態のラッチ装置の取付状態を示す引出し部分の前板裏面斜視図。 第1実施形態のラッチ装置を支持する前板裏面斜視図。 第1実施形態のラッチ装置の分解斜視図。 第1実施形態の作動を示す図。 第1実施形態の作動を示す図。 第1実施形態の作動を示す図。 本発明の第2実施形態のラッチ装置の取付状態を示す引出し部分の前板裏面斜視図。
符号の説明
A 引出し
1 鏡板
2a、b 側壁
3 底板
4 前板
5 囲い板
6 上レバー本体
7 下レバー本体
8 主リンク部材
9 ラッチ部材
11A、B 正面板
12A、B 本体部材
13A、B 回動支持体
14A、B 移動防止板
15A、B 側面板
16A、B 支持突起
17A、B 膨出部
18A、B 補助ピン
21 回動軸部
22 ラッチ片
23 アーム部
24 当接体
25A、B バネ片
26 係合穴
27A、B 突出軸
28 係止部
31、52 リンク部本体
32、53 軸ピン
33A、B 突出板
34A、B,54A、B 長穴
35A、B 押圧ピン
41A、B 切り欠き穴
42A、B 切り欠き溝
43 取付穴
51 補助リンク部材

Claims (5)

  1. レバー部及びレバー部に連動するラッチ部材とで形成され、
    前記レバー部は、軸心回りに回動する上レバー本体及び下レバー本体と、該上レバー本体及び該下レバー本体を連結して揺動可能とされた主リンク部材とを備え、
    前記ラッチ部材は、回動軸部から後方にラッチ片を突出させると共に該回動軸部から側方にアーム部を突出させ、該アーム部の先端に前記主リンク部材に当接する当接体とを備えて一体に成形され、
    前記上レバー本体若しくは前記下レバー本体の回動に連動して、前記ラッチ部材が前記回動軸部の軸線周りに回動することを特徴とするラッチ装置。
  2. 前記回動軸部の軸線が前記上レバー本体及び下レバー本体の軸心と略直交していることを特徴とする請求項1に記載のラッチ装置。
  3. 前記当接体の前記主リンク部材と当接する面の反対側の面に、バネ片が前方方向に上下斜めに延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のラッチ装置。
  4. 前記主リンク部材で連結された前記上レバー本体及び前記下レバー本体の他方を補助リンク部材を用いて連結することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のラッチ装置。
  5. 家具の開閉部における前板の左右の略中央部に設けた引手穴にレバー部を配設し、該前板裏面の右端又は左端にラッチ部材を配設し、該レバー部は、軸心回りに回動する上レバー本体及び下レバー本体と、該上レバー本体及び該下レバー本体を連結して揺動可能とされた主リンク部材と備え、該ラッチ部材は、ラッチ片を後方に突出させた回動軸部の側方にアーム部を突出させ、該アーム部の先端に前記主リンク部材に当接する当接体を備えて一体に成形され、前記上レバー本体若しくは前記下レバー本体の回動に連動して、前記ラッチ部材が前記回動軸部の軸線周りに回動することを特徴とするラッチ装置を備えた家具。
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