JP4607362B2 - 表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばDVD等の記録媒体を再生するDVDプレーヤ等の記録媒体再生装置と接続し、この記録媒体再生装置にて再生した映像信号を表示出力する表示手段を備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の表示装置を使用したリヤエンターテイメントシステムのシステム構成を示す説明図である。
【0003】
このリヤエンターテイメントシステム100は、例えば車両110のダッシュボードやセンターコンソール等のフロントシート111側に配置され、DVD101を再生するDVDプレーヤ102と、車両110の天井112に配置され、DVDプレーヤ102で再生した映像信号を表示出力するLCD103を有するディスプレイユニット104とを備えている。
【0004】
ディスプレイユニット104は、スラント機構を通じてLCD103の角度及び位置を可変調整することで、リヤシート113側のユーザは、手動でLCD103の表示画面を所望の角度及び位置に設定することができる。
【0005】
このようにリヤエンターテイメントシステム100によれば、LCD103の角度及び位置を手動で可変調整することができ、しかも、DVDプレーヤ102で再生した映像信号をLCD103に表示出力することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の表示装置を使用したリヤエンターテイメントシステム100によれば、LCD103を使用する度に、そのLCD103の角度及び位置等を手動で可変調整する必要があるため、その可変調整作業は非常に煩わしい。
【0007】
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、LCDを使用する度に可変調整作業を行う煩わしさを解消し、ひいては、その操作性に優れた表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の表示装置は、記録媒体を再生する記録媒体再生装置と接続し、この記録媒体再生装置にて再生した映像信号を表示出力する表示手段を備えた表示装置であって、前記記録媒体再生装置に対する記録媒体の挿入又は排出を検出する挿排検出手段と、この挿排検出手段の検出結果に対応した、前記表示手段の設定情報を記憶する記憶手段と、前記挿排検出手段の検出結果に基づいて、この検出結果に対応した設定情報を前記記憶手段から読み出し、この設定情報に基づいて、前記表示手段を駆動制御する駆動制御手段とを有するようにした。
【0009】
従って、本発明の表示装置によれば、記録媒体再生装置に対する記録媒体の挿入又は排出に対応した、表示手段の角度や位置等といった設定情報を記憶手段に記憶しておき、挿排検出手段の検出結果に基づいて、この検出結果に対応した設定情報を記憶手段から読み出し、この設定情報に基づいて、前記表示手段を駆動制御するようにしたので、表示手段を使用する度に、その可変調整作業を行う必要はなく、その操作性を著しく向上させることができる。
【0010】
また、上記目的を達成するために本発明の表示装置は、記録媒体を再生する複数の記録媒体再生装置と接続し、各記録媒体再生装置にて再生した映像信号を表示出力する表示手段を備えた表示装置であって、前記記録媒体再生装置に対する記録媒体の挿入又は排出を、前記記録媒体再生装置毎に検出する挿排検出手段と、この挿排検出手段による記録媒体再生装置毎の検出結果に対応した、前記表示手段の設定情報を記憶する記憶手段と、前記挿排検出手段の検出結果に基づいて、この検出結果に対応した設定情報を前記記憶手段から読み出し、この設定情報に基づいて、前記表示手段を駆動制御する駆動制御手段とを有するようにした。
【0011】
従って、本発明の表示装置によれば、複数の記録媒体再生装置と接続したとしても、記録媒体再生装置に対する挿入又は排出に対応した、表示手段の設定情報を記録媒体再生装置毎に記憶手段に記憶しておき、挿排検出手段による記録媒体再生装置毎の検出結果に対応した設定情報を記憶手段から読み出し、この設定情報に基づいて、表示手段を駆動制御するようにしたので、記録媒体再生装置毎に表示手段の設定情報が異なったとしても、表示手段を使用する度に可変調整作業を行う必要はなく、その操作性を著しく向上させることができる。
【0012】
また、本発明の表示装置は、前記記録媒体再生装置からの映像信号を検出する映像信号検出手段を有し、前記駆動制御手段は、前記映像信号検出手段にて映像信号を検出しない場合には、前記設定情報に基づく、前記表示手段の駆動制御を禁止するようにした。
【0013】
従って、本発明の表示装置によれば、記録媒体再生装置からの映像信号を検出しない場合には、前記設定情報に基づく、前記表示手段の駆動制御を禁止するようにしたので、記録媒体再生装置の再生時においてのみ、表示手段を駆動制御することができる。
【0014】
また、本発明の表示装置は、前記表示手段の設定情報を調整する調整手段を有するようにした。
【0015】
従って、本発明の表示装置によれば、表示手段の設定情報を調整し、その調整した設定情報を記憶手段に記憶することができる。
【0016】
また、本発明の表示装置は、調整手段がリモコンとした。
【0017】
従って、本発明の表示装置によれば、表示手段の設定情報を遠隔操作で調整することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の表示装置における実施の形態を示すリヤエンターテイメントシステムについて説明する。図1は本実施の形態を示すリヤエンターテイメントシステムの概略構成を示す説明図である。
【0019】
図1に示すリヤエンターテイメントシステム1は、例えば車両110のコンソールボックス若しくはダッシュボード等のフロントシート111側に配置され、DVD101を再生するDVDプレーヤ10と、車両110の天井112等に配置され、このDVDプレーヤ10で再生した映像信号を表示出力するLCD21を備えたディスプレイユニット20とを有している。
【0020】
図2は本実施の形態に示すリヤエンターテイメントシステム1内部の概略構成を示すブロック図である。
【0021】
図2においてDVDプレーヤ10は、DVD101のローディング若しくはイジェクトを検出するディスクローディング/イジェクト検出部11と、ローディングしたDVD101を再生するディスクドライブ12と、このディスクドライブ12で再生した再生信号をMPEGデコードするMPEGデコーダ13と、MPEGデコードした再生信号を映像信号にエンコードするビデオエンコーダ14と、このDVDプレーヤ10の電源供給を検出する電源検出部15と、このDVDプレーヤ10全体を制御するコントロールマイコン16とを有している。
【0022】
図2においてディスプレイユニット20は、DVDプレーヤ10からの映像信号を表示出力するLCD21と、このLCD21の角度や位置等を機械的に調節するスラント機構22と、このスラント機構22を駆動させるスラント機構ドライブ23と、様々な情報を記憶するメモリ24と、DVDプレーヤ10からの映像信号を検出する映像信号検出部25と、ユーザ操作でLCD21の角度や位置等の角度設定情報を可変調整する調整部26と、ユーザ操作による赤外線リモコン31から、LCD21の角度設定情報を可変調整する調整信号を受光する受光部27と、このディスプレイユニット20全体を制御する駆動制御部28とを有している。
【0023】
メモリ24は、ディスクローディング/イジェクト検出部11の検出結果に対応したLCD21の角度設定情報、例えばディスクローディング時に設定すべきLCD21の角度設定情報や、ディスクイジェクト時や電源OFF時に設定すべきLCD21の角度設定情報等を記憶している。
【0024】
尚、ディスクローディング時に設定すべきLCD21の角度設定情報とは、例えばリヤシート113側のユーザからLCD21の表示画面が見やすいような位置XにおけるLCD21の角度及び位置に関わる情報であり、ディスクイジェクト時や電源OFF時に設定すべきLCD21の角度設定情報とは、LCD21の収納位置YにおけるLCD21の角度や位置に関わる情報である。
【0025】
駆動制御部28は、ディスクローディング/イジェクト検出部11の検出結果に対応した角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいて、LCD21の位置を調整すべく、スラント機構ドライブ23を駆動制御するようにしている。
【0026】
尚、請求項記載の記録媒体はDVD101、記録媒体再生装置はDVDプレーヤ10、表示装置はディスプレイユニット20、表示手段はLCD21、挿排検出手段はディスクローディング/イジェクト検出部11、記憶手段はメモリ24、駆動制御手段は駆動制御部28、映像信号検出手段は映像信号検出部25、調整手段は調整部26に相当するものである。
【0027】
次に本実施の形態に示すリヤエンターテイメントシステム1の動作について説明する。図3は本実施の形態に関わるディスプレイユニット20のLCD駆動制御処理に関わる駆動制御部28の処理動作を示すフローチャートである。
【0028】
図3に示すLCD駆動制御処理とは、DVDプレーヤ10の動作状態に応じて、ディプレイユニット20のLCD21のスラント機構ドライブ23を駆動制御する処理である。
【0029】
図3において駆動制御部28は、映像信号検出部25を通じて、DVDプレーヤ10からの映像信号を検出したか否かを判定する(ステップS11)。映像信号を検出したのでなければ、DVDプレーヤ10のディスクローディング/イジェクト検出部11を通じて、ディスクローディングを検出したか否かを判定する(ステップS12)。
【0030】
ディスクローディングを検出したのであれば、メモリ24に記憶してあるディスクローディング時に設定すべき角度設定情報を読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、ユーザが予め設定した所望の角度及び位置にLCD21を調整する(ステップS13)。
【0031】
スラント機構ドライブ23を角度設定情報に基づいて駆動制御した後、調整部26からの可変調整操作があるか否かを判定する(ステップS14)。調整部26による可変調整操作があれば、この可変調整操作による角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御し(ステップS15)、この角度設定情報を、ディスクローディング時に設定すべき角度設定情報としてメモリ24に記憶更新する(ステップS16)。
【0032】
さらに、駆動制御部28は、DVDプレーヤ10のディスクローディング/イジェクト検出部11を通じて、ディスクイジェクトを検出したか否かを判定する(ステップS17)。ディスクイジェクトを検出したのであれば、メモリ24に記憶してあるディスクイジェクト時に設定すべき角度設定情報を読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、LCD21を収納位置Yに戻す(ステップS18)。
【0033】
このLCD21を収納位置に戻した後、駆動制御部28は、電源検出部15を通じて電源がOFFしたか否かを判定する(ステップS19)。電源がOFFしたのであれば、LCD21が収納位置にあるか否かを判定する(ステップS20)。LCD21が収納位置にあるのであれば、この処理動作を終了する。
【0034】
また、LCD21が収納位置になければ、電源OFF時に設定すべき角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、LCD21を収納位置Yに戻し(ステップS21)、この処理動作を終了する。
【0035】
また、ステップS11にて映像信号を検出したのであれば、ディスクローディング時に設定すべき角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御すべく、ステップS13に移行する。
【0036】
また、ステップS12にてディスクローディングを検出したのでなければ、調整部26による可変調整操作があったか否かを判定すべく、ステップS14に移行する。
【0037】
ステップS14にて可変調整操作がなければ、ディスクイジェクトを検出したか否かを判定すべく、ステップS17に移行する。
【0038】
ステップS17にてディスクイジェクトを検出したのでなければ、電源がOFFしたか否かを判定すべく、ステップS19に移行する。
【0039】
ステップS19にて電源がOFFしたのでなければ、ステップS11に移行する。
【0040】
本実施の形態によれば、DVDプレーヤ10に対するDVD101のローディング又はイジェクトに対応した、LCD21の角度設定情報をメモリ24に予め記憶しておき、ディスクローディング時においては、そのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御すると共に、ディスクイジェクト時や電源OFF時においては、そのディスクイジェクト時や電源OFF時に設定すべき角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御するようにしたので、DVDプレーヤ10の動作に応じてLCD21を使用する度に、その可変調整作業を行う必要はなく、その操作性を著しく向上させることができる。
【0041】
また、上記実施の形態においては、単一のDVDプレーヤ10と単一のディスプレイユニット20とを接続したリヤエンターテイメントシステム1について説明したが、単一のディスプレイユニット20に複数の、例えば2台のDVDプレーヤ10とを接続するリヤエンターテイメントシステムについて説明する。図4は他の実施の形態に示すリヤエンターテイメントシステムの概略構成を示す説明図である。尚、図2に示すリヤエンターテイメントシステム1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
【0042】
図4に示すリヤエンターテイメントシステム2は、例えばワンボックス車110Aでセカンドシート114に第1DVDプレーヤ10A、サードシート115に第2DVDプレーヤ10Bを配置し、これら第1DVDプレーヤ10A若しくは第2DVDプレーヤ10Bで再生した映像信号を天井112に配置したディスプレイユニット20のLCD21に表示出力させるものであり、その第1DVDプレーヤ10A及び第2DVDプレーヤ10Bの内部構成は図2に示すDVDプレーヤ10とほぼ同一である。
【0043】
ディスプレイユニット20のメモリ24には、第1DVDプレーヤ10Aのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報と、第2DVDプレーヤ10Bのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報と、第1DVDプレーヤ10A及び第2DVDプレーヤ10Bのディスクイジェクト時や電源OFF時に設定すべき角度設定情報とが予め記憶されているものとする。
【0044】
尚、第1DVDプレーヤ10Aのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報とは、例えばセカンドシート114のユーザからLCD21の表示画面が見やすいようなLCD21の角度及び位置に関わる情報であり、第2DVDプレーヤ10Bのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報とは、例えばサードシートのユーザからLCD21の表示画面が見やすいようなLCD21の角度や位置に関わる情報であり、第1DVDプレーヤ10A及び第2DVDプレーヤ10Bのディスクイジェクト時や電源OFF時に設定すべき角度設定情報とは、例えばLCD21の収納位置YでのLCD21の角度や位置に関わる情報である。
【0045】
次に他の実施の形態に示すリヤエンターテイメントシステム2の動作について説明する。図5は他の実施の形態に関わるディスプレイユニット20のLCD駆動制御処理に関わる駆動制御部28の処理動作を示すフローチャートである。
【0046】
図5に示すLCD駆動制御処理とは、2台のDVDプレーヤ10A,10Bの動作状態に応じて、ディスプレイユニット20のLCD21のスラント機構ドライブ23を駆動制御する処理である。
【0047】
図5において駆動制御部28は、映像信号検出部25を通じて、第1DVDプレーヤ10A若しくは第2DVDプレーヤ10Bからの映像信号を検出したか否かを判定する(ステップS31)。映像信号を検出したのでなければ、第1DVDプレーヤ10A若しくは第2DVDプレーヤ10Bのディスクローディング/イジェクト検出部11を通じて、ディスクローディングを検出したか否かを判定する(ステップS32)。
【0048】
ディスクローディングを検出したのであれば、現在動作中のDVDプレーヤ10が第1DVDプレーヤ10Aであるか否かを判定する(ステップS33)。第1DVDプレーヤ10Aであれば、メモリ24に記憶してある第1DVDプレーヤ10Aのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報を読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、ユーザが予め設定した所望の位置及び角度にLCD21を調整する(ステップS34)。
【0049】
スラント機構ドライブ23を角度設定情報に基づいて駆動制御した後、調整部26からの可変調整操作があるか否かを判定する(ステップS35)。調整部26からの可変調整操作があれば、この可変調整操作による角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、LCD21を調整する(ステップS36)。
【0050】
さらに、この可変調整操作があったDVDプレーヤ10が第1DVDプレーヤ10Aであるか否かを判定する(ステップS37)。第1DVDプレーヤ10Aであれば、この角度設定情報を、第1DVDプレーヤ10Aのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報としてメモリ24に記憶更新する(ステップS38)。
【0051】
さらに、駆動制御部28は、第1DVDプレーヤ10A若しくは第2DVDプレーヤ10Bのディスクローディング/イジェクト検出部11を通じて、ディスクイジェクトを検出したか否かを判定する(ステップS39)。ディスクイジェクトを検出したのであれば、メモリ24に記憶してあるディスクイジェクト時に設定すべきLCD21の角度設定情報を読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、LCD21を収納位置Yに戻す(ステップS40)。
【0052】
このLCD21を収納位置Yに戻した後、駆動制御部28は、電源検出部15を通じて、電源がOFFしたか否かを判定する(ステップS41)。電源がOFFしたのであれば、LCD21が収納位置Yにあるか否かを判定する(ステップS42)。LCD21が収納位置Yにあるのであれば、この処理動作を終了する。
【0053】
また、LCD21が収納位置Yになければ、電源OFF時に設定すべき角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、LCD21を収納位置Yに戻し(ステップS43)、この処理動作を終了する。
【0054】
また、ステップS33にて第1DVDプレーヤ10Aでなければ、第2DVDプレーヤ10Bであると判断し、メモリ24に記憶してある第2DVDプレーヤ10Bのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報を読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御することで、ユーザが予め設定した所望の位置及び角度にLCD21を調整し(ステップS44)、ステップS35に移行する。
【0055】
また、ステップS37にて第1DVDプレーヤ10Aでなければ、第2DVDプレーヤ10Bであると判断し、ステップS36で設定した角度設定情報を、第2DVDプレーヤ10Bのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報としてメモリ24に記憶更新する(ステップS45)。
【0056】
また、ステップS31にて映像信号を検出したのであれば、現在動作中のDVDプレーヤ10が第1DVDプレーヤ10Aであるか否かを判断すべく、ステップS33に移行する。
【0057】
また、ステップS32にてディスクローディングを検出したのでなければ、調整部26からの可変調整操作があったか否かを判定すべく、ステップS35に移行する。
【0058】
ステップS35にて可変調整操作がなければ、ディスクイジェクトを検出したか否かを判定すべく、ステップS39に移行する。
【0059】
ステップS39にてディスクイジェクトを検出したのでなければ、電源がOFFとなったか否かを判定すべく、ステップS41に移行する。
【0060】
ステップS41にて電源がOFFしたのでなければ、ステップS31に移行する。
【0061】
他の実施の形態によれば、第1DVDプレーヤ10A及び第2DVDプレーヤ10Bに対するDVD101のローディング又はイジェクトに対応した、LCD21の角度設定情報をメモリ24に記憶しておき、第1DVDプレーヤ10A(第2DVDプレーヤ10B)のディスクローディング時においては、そのディスクローディング時に設定すべき角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御すると共に、第1DVDプレーヤ10A(第2DVDプレーヤ10B)のディスクイジェクト時や電源OFF時においては、このディスクイジェクト時や電源OFF時に設定すべき角度設定情報をメモリ24から読み出し、この角度設定情報に基づいてスラント機構ドライブ23を駆動制御するようにしたので、DVDプレーヤ10毎にLCDの角度設定情報が異なったとしても、DVDプレーヤ10の動作に応じてLCD21を使用する度に可変調整作業を行う必要はなく、その操作性を著しく向上させることができる。
【0062】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明の表示装置によれば、記録媒体再生装置に対する記録媒体の挿入又は排出に対応した、表示手段の角度や位置等といった設定情報を記憶手段に記憶しておき、挿排検出手段の検出結果に基づいて、この検出結果に対応した設定情報を記憶手段から読み出し、この設定情報に基づいて、前記表示手段を駆動制御するようにしたので、表示手段を使用する度に、その可変調整作業を行う必要はなく、その操作性を著しく向上させることができる。
【0063】
また、本発明の表示装置によれば、複数の記録媒体再生装置と接続したとしても、記録媒体再生装置に対する挿入又は排出に対応した、表示手段の設定情報を記録媒体再生装置毎に記憶手段に記憶しておき、挿排検出手段による記録媒体再生装置毎の検出結果に対応した設定情報を記憶手段から読み出し、この設定情報に基づいて、表示手段を駆動制御するようにしたので、記録媒体再生装置毎に表示手段の設定情報が異なったとしても、表示手段を使用する度に可変調整作業を行う必要はなく、その操作性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置における実施の形態を示すリヤエンターテイメントシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態を示すリヤエンターテイメントシステム内部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態に関わるディスプレイユニットのLCD駆動制御処理に関わる駆動制御部の処理動作を示すフローチャートである。
【図4】他の実施の形態を示すリヤエンターテイメントシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図5】他の実施の形態に関わるディスプレイユニットのLCD駆動制御処理に関わる駆動制御部の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】従来技術の表示装置を使用したリヤエンターテイメントシステムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 DVDプレーヤ(記録媒体再生装置)
10A 第1DVDプレーヤ(記録媒体再生装置)
10B 第2DVDプレーヤ(記録媒体再生装置)
11 ディスクローディング/イジェクト検出部(挿排検出手段)
20 ディスプレイユニット(表示装置)
21 LCD(表示手段)
24 メモリ(記憶手段)
25 映像信号検出部(映像信号検出手段)
26 調整部(調整手段)
28 駆動制御部(駆動制御手段)
101 DVD(記録媒体)

Claims (5)

  1. 第1記録媒体再生装置または前記第1記録媒体再生装置とは異なる位置に配置された第2記録媒体再生装置にて再生された映像信号を表示出力する表示部を備えた表示装置であって、
    前記第1記録媒体再生装置または前記第2記録媒体再生装置に対する記録媒体の挿入または排出を検出する検出部と、
    前記第1記録媒体再生装置への記録媒体の挿入が検出された場合に設定される前記表示部の角度または位置を示す第1の設定情報と、前記第2記録媒体再生装置への記録媒体の挿入が検出された場合に設定される前記表示部の角度または位置を示す前記第1の設定情報とは異なる第2の設定情報と、前記第1記録媒体再生装置または前記第2記録媒体再生装置からの記録媒体の排出が検出された場合に設定される前記表示部の角度または位置を示す第3の設定情報とを記憶する記憶部と、
    前記検出部による検出結果に対応する設定情報を前記記憶部から読み出し、読み出された設定情報に基づいて前記表示部の角度または位置を調整すべく前記表示部を駆動制御する駆動制御部と
    を備える表示装置。
  2. 前記検出部は、前記第1記録媒体再生装置または前記第2記録媒体再生装置の電源オフをさらに検出し、
    前記記憶部は、前記第1記録媒体再生装置または前記第2記録媒体再生装置からの記録媒体の排出が検出された場合、前記第1記録媒体再生装置または前記第2記録媒体再生装置の電源オフが検出された場合に設定される前記第3の設定情報として、前記表示部の収納位置を示す前記表示部の角度または位置を示す設定情報を記憶する
    請求項に記載の表示装置。
  3. 前記映像信号を検出する映像信号検出部をさらに備え、
    前記駆動制御部は、
    前記映像信号検出部にて前記映像信号を検出しない場合には、前記記憶部に記憶された設定情報に基づく、前記表示部の駆動制御を禁止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記記憶部に記憶された設定情報を調整する調整部をさらに備える請求項1から請求項のいずれか1つに記載の表示装置。
  5. 前記調整部は、リモコンである請求項に記載の表示装置。
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