JP4607335B2 - α−オレフィンの気相重合 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、20から130℃、1×10から100×10Paの圧力でα−オレフィンを気相重合する方法に関する。本発明は、長さ:直径の比が100を上回る、α−オレフィンの気相重合用の管型反応器にも関する。
【0002】
気相重合方法は、α−オレフィンの重合、特にエチレンとプロピレンの単独重合および共重合、さらにこれらのオレフィンとさらに高級なα−オレフィンとの共重合のための特に経済的な方法であることが見出されてきた。特に、エチレンの単独重合体及び共重合体の製造のために、これらの気相重合は通常流動床反応器で行われる。このような気相流動床による方法の例は、US−A−5208109およびUS−A−5041473に記載されている。
【0003】
公知の気相流動床方法では、所望によりモノマーに加えられた調節剤および不活性ガスを含んでいてもよい反応ガスは、小さい重合体粒子を含む流動床の混合のために循環され、利用される。重合工程の進行の間、重合体粒子は成長し、連続的または断続的に反応器から排出される。事実上完全な流動床の混合と、反応器内容の少量づつの排出の結果、反応器中の重合体粒子は、全く異なった滞留時間を持つようになる。このように、排出された粒子のいくつかは、非常に短い時間しか重合工程に処せられておらず、その結果小さい直径を持つ。一方、排出される前に重合反応器中を長時間経過した粒子が存在する。この結果、重合体粒子は、非常に広い滞留時間分布を持つ。
【0004】
重合体の限定された構造の不均等性を達成するために、例えば双峰性のポリエチレンまたは高い耐衝撃性ポリプロピレンの製造において、重合は、複数の装置または同じ装置の異なった反応領域で行うことができる。どちらの場合も、重合体粒子は種々の反応条件で処理されなければならない。これらの異なった反応条件は、例えば、異なった温度、異なった圧力、異なったモノマーの濃度、または例えば水素などの調節剤の異なった濃度、あるいはこれらの組み合わせを含む。しかし、異なった反応領域においての、または異なった反応器においての重合体粒子の異なった滞留時間分布が広い場合、また上記の気相流動床重合の場合、異なった工程パラメーターにより得られた重合体特性は不明瞭になり、重合体生成物は、異なった重合体粒子の広いランダム分布を持つ。
【0005】
広い滞留時間の分布および粒子特性の分布の結合された幅の影響を減少させるために、多くの反応器を直列に結合することを含む方法が追求されてきた。このように、US−A−5504166には、重合体粉末が、部屋から部屋へのみ流れることができるように、全体を部屋に分割した水平の反応器が記載されている。部屋はそれ自体事実上、理想的に混合されるとみなすことができる。個々の部屋のなかの重合体粉末は、メカニカルスターラーで混合される。
【0006】
類似した気相重合方法が、US−A−5378434に記載されている。この方法では、個々の反応室が重合体の流動床を有している。ここで、異なる反応室には、異なるガス化合物を供給可能であり、これにより双峰性または多峰性の重合体が製造可能になっている。しかしながら、この方法では、個々の反応室で、重合体粒子をほぼ完全に混合する。このために、製品の不均一性が比較的大きくなる。これは、各反応室で、重合体粒子の滞留時間の分布が広くなっていることを背景にするものである
【0007】
重合体の粒子間の構造の相違、及びこれによる重合体の不均一性は、滞留時間の分布幅が広くなるに従い大きくなる。例えば、攪拌タンクや流動床反応器等の個々の良好な混合反応器は、滞留時間分布(幅)が最も広く、そしてプラグ流(栓流)を有する管型反応器は、滞留時間分布(幅)が最も狭い。理論的で、理想的な場合には、プラグ流を有する管型反応器は、混合室を無限に有する反応器カスケードに対応する。
【0008】
ここで、WO97/04015には、気相重合方法が記載されており、この方法では、流動管内で、気相重合が行われている。しかしながら、この流動管は環状に結合された構成であり、従って、重合工程の間、重合体粒子は、循環へと案内される。この環状に結合された反応器では、粒子の強力な混合状態を得るために、粒子の循環時間が非常に短く、そしてこの粒子の循環時間は、滞留時間の平均値よりもかなり短くなっている。そして、この方法が示す粒子の滞留時間分布も、通常の流動床反応器のものと、実質的に異なるところがない。
【0009】
従って、本発明の目的は、重合体粒子の滞留時間分布が狭いという特徴を有し、及びこれにより、卓越した均質性(均一性)を有する双峰性及び多峰性の重合体を製造するのに特に適している、α−オレフィンを重合するための気相重合方法を提供することにある。
【0010】
本発明者等は、20から130℃、1×105から100×105Paの圧力でα−オレフィンを気相重合する方法において、重合を、長さ:直径の比が100を上回る管型反応器中で行い、且つ成長重合体粒子を重合体粒子流の大部分を循環させることなしに、管型反応器にその縦方向で通過させることを特徴とする方法により達成されることを見出した。さらに本発明者等は、反応ガスを供給する少なくとも1基の設備、触媒を供給する少なくとも1基の設備、重合体排出システム、および重合体粒子から反応ガスを分離し、反応ガスを反応器の入口領域へ再循環するための、または、分離位置の上流地点で反応ガスを供給するための、少なくとも1基の設備を含む、α−オレフィンの気相重合用の、管直径が10から100cmの範囲で、長さが50から2000mの範囲であり、長さ:直径比が100を上回る管型反応器を見出した。
ここで、上述した、「重合体粒子流の大部分を循環させることなしに」は、以下の式
【数1】
Figure 0004607335

で表される循環比が0.1未満である状態を意味する。
【0011】
本発明の方法の反応条件は、温度と圧力の関係について、一般的に公知のガス流動床法に対応するもので、この方法では、通常の範囲内でその温度を、反応器の異なる部分で変化させることができる可能性をも有するものである。本方法は、温度を20℃〜130℃の範囲、特に70℃〜120℃の範囲、及び特に有利なことには80℃〜110℃の範囲で行うことができる。本方法は、圧力が、5×105 Pa〜50×105Paの範囲、特に好ましくは15×105 Pa〜30×105Paの範囲で有利に行うことができる。
【0012】
本発明の反応器の重要で独特な特徴の一つは、その長さ:直径比である。この長さ:直径比が大きくなると、概して重合体粒子の滞留時間の分布がより狭くなる。反応器が極端に長く、そして細い場合、長さ軸方向の圧力損失が大きく、不経済的であるか、達成される輸送量が非常に少なくなる。従って、反応器の幾何学的形状は、これにより限定される。近似的にプラグ流れであり、及び重合体粒子の滞留時間分布が狭い、流れの良好な釣り合いは、長さ:直径比が、>100である重合反応器で得られ、管型反応器は、長さ:直径比が、>300であることが好ましく、300〜1000の範囲であることが特に好ましい。
【0013】
本発明に従う反応器の、技術的、経済的な基準(尺度)のための、好ましい幾何学的形状(ジオメトリー)は、管直径が10100cmの範囲であり及び長さが502000mの範囲であるという特徴を有する
【0014】
WO97/04015に記載された、環状に結合された反応器内で行なわれる気相重合方法とは対照的に、本発明に従う重合方法では、重合体粒子は、管型反応器を、その長さ方向(縦方向)に通過するが、この間、重合体粒子の大部分が循環に案内されることがないという特徴を有している。例えば、本発明に従う反応器内で、その重合過程で、ガス化合物を変える必要があり、及びこれにより反応ガスの一部を分離し、そして分離したガスを開始箇所又は上流部分に設けられた箇所に戻すような場合、重合体粒子流の少量部分を、この循環する反応ガスに巻き込み、そしてこれにより循環へと案内することができる。反応器の一部(その全長は、反応器の長さと比較して小さなものである)において、粉末の強力な逆混合を、全体的な滞留時間の範囲をこれにより実質的に損なうことなく行うことも可能であり、このような逆混合は、例えば、加熱技術的な理由により、供給した成分の良好な混合を行うために、重合体粉末におけるモノマーの均質な収着を可能とするために、又は、望ましくない重合部分を分離するために行われる。しかしながら、粒子の主要部分は、本発明に従う管型反応器をその長さ方向(縦方向)に通過する(のみである)
循環へと案内された重合体粉末の小部分を、循環比(CR)により記述することもできる
【0015】
【数1】
Figure 0004607335
【0016】
本発明によれば、CRは一般に0.1未満、好ましくは0.05未満である。
【0017】
本発明の方法では、好ましくは反応器入口(触媒粒子または初期重合体)の質量流量の、反応器出口(重合体)に対する固体質量比は、<1:100、特に好ましくは<1:1000である。さらに、製造される重合体の質量の、触媒金属成分の質量の比は、一般に50000を上回り、好ましくは100000を上回り、特に好ましくは、500,000を上回る。
【0018】
本発明の方法は、実質的に鉛直に配置された管型反応器で行われることが好ましい。このような反応器の内、あるものは、上方に向けられている管部分と、下方に向けられている管部分とを、互いに交互した状態で有しており、それぞれは、曲率半径が比較小さな曲管によって連結されている。この点において、管の直径を変化させることが可能である。すなわち、例えば、上方に向けられている管部分の直径が、下方に向けられている管部分の直径と比較して、少なくとも部分的に小さいことが有利である。このような反応器では、上述した長さ:直径比は、反応器の平均直径が適用される。反応管を鉛直に配置することにより、ガスと重合体粒子の特に良好な接触が達成され、更に、重力の影響を受けて、粉末が沈降(沈殿)することを、かなり良好に回避できる(粉末の沈降は、壁部への堆積や局所的なホットスポット等の破滅的な結果を発生させる)
【0019】
上向き流れの垂直の管部において、流速は一般的に最小の流動速度の倍数である。一方、下向きの粒子流の反応器部において、ガス速度は著しく小さい。反応器の上部において気体と固体を分離する場合に、ガスは粒子相にたいして向流に動きさえする。即ち、ガスの上向き方向において、回路は主流から分離する。下向きの粒子流の反応器領域では、わずかに流動化した状態で、または比較的固体相の割合が高い細流反応器(trickle reactor)として操作される。
【0020】
本発明の方法の好ましい態様では、上向き流れの方向を持つ反応器部における重合体粉末の有効軸流速度は、これらの反応器部の反応ガスの速度の80%を下回る。上向き流れの方向を持つ反応器部における重合体粉末の有効軸流速度は、好ましくは5から200cm/秒、特に好ましくは10から100cm/秒である。これに対して、下降管部において、この速度は、一般に200cm/秒(ガスと粒子が並流の場合)から2cm/秒(向流の場合)である。
【0021】
下向き流れの管部における重合体粉末の有効軸流速度は、特に好ましくは1から5cm/秒である。
【0022】
しかし、上向き流れの垂直の管部で、「スラッギング」状態で操作することもできる。ここでは、気泡の直径は、反応器の長さに沿って成長し、当業者に公知の条件下の管の直径に達する。その結果、ガスによって比較的一様の速度で上向きに運ばれる様々な長さの重合体粉末スラグが形成される。ここでは、スラグは反応器の長さにそって交互に配置され、そのため固体に富んだスラグは固体の少ないガスポケットと互い違いになる。スラグの移送の間、粉末は一つのスラグの終わりからその背後のスラグの頂に接して介在するガスポケットを小さく流れ、一方同時にガスはおのおののスラグを通る流れの方向で小さい速度で流れる。スラグの形成と分解の間の時間は、数秒のオーダーであり、そのため比較的高い発熱重合の場合でさえ、著しい温度勾配はスラグ中に生じない。
【0023】
この操作方法が特に優れている点は、以下の通りである。
a)反応器壁の近傍の粉末のせん断作用の結果、反応器壁の自己洗浄が行われること。
b)広い範囲の限定内で、粉末の滞留時間を変化させ、制御する能力。
c)小さい粒子(触媒)の吹き止めの抑制。
d)制限された粉末の逆混合。
【0024】
スラッギング状態で操作される上向き流れの固体に富んだ管部が、ガスと粉末の下向き並流の管部と結合された場合、さらに、特に経済的に好ましい、簡易に組み立てられ、操作され、比較的短い反応器の長さを持つ反応器の新規変形が得られる。
【0025】
α−オレフィンの重合は、発熱的工程であるため、反応熱を効果的に除去することができるようにする必要がある。熱の除去は好ましくは反応器壁を介して行われる。例えば、反応管に冷却液体、例えば水が循環できるような冷却ジャケットを取り付けることが有利である。反応温度を一定に保つため、または、所望により、様々な反応器の部分において、異なった限定温度を設定することを可能にするために、冷却系を分割することも有利である。
【0026】
様々なエチレン性不飽和モノマーを、本発明の重合方法を用いて重合することができる。例として、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、高級α−オレフィンが挙げられる。さらに適したモノマーは、例えばブタジエン、シクロペンタジエンなどのジエン、シクロペンテンおよびシクロヘキセンなどのシクロオレフィンが挙げられる。使用される触媒系により、アクリル酸や酢酸ビニルなどの極性モノマーの重合、またはこれらをコモノマーとして使用することも可能である。エチレン性不飽和モノマーを、単独で、または混合物で重合することができる。本発明の方法の好ましい態様において、使用されるα−オレフィンはエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンまたはこれらのモノマーの混合物である。特に好ましいものは、エチレンと1−ブテンまたは1−ヘキセンとの共重合およびエチレンとプロピレンの単独重合である。
【0027】
本発明の方法の有利な点、特に、非常に均一な重合体製造物の製造の機会における有利な点は、管型反応器の反応条件を変化させた場合に特に明らかとなる。冒頭でのべたように、反応管に、異なった温度を設定することが有利である。製造物の特性は、さらに述べられた方法以外においてでさえ変化させることができ、特に、有利な双峰性または多峰性の重合体製造物を、管型反応器の様々な領域で異なったガスの組成を設定することにより得ることができる。管型反応器においてガスの組成を変更する簡易な方法は、新しいガス成分を反応管に、適当な供給設備により加えることである。このように、例えば、反応ガスを新しいモノマーに富んだものにしたり、水素などの分子量調節剤を追加で加えたりすることができる。特に新しいモノマーを反応管に沿って様々な位置に加えた場合、このモノマーを反応熱の除去にも利用することができることが有利である。これは例えば、モノマーを冷却の形態、あるいは、供給されたモノマー混合物の露点を下回る温度で加えることにより達成することができる。
【0028】
重合体の特性の設定を変化させるための大きな機会さえ、反応器の入口と出口との間の領域に位置する少なくとも1基のガス/固体分離設備、反応器を通って流れの方向にさらに運ばれる固体、分離され、上流地点で反応器の中に運ばれて戻され、再供給される反応ガスにより達成される。
【0029】
そのようなガス/固体分離は、最も簡易にサイクロンにより達成される。このサイクロンは、好ましくは、下降管部の上端に位置し、そのため重合体粉末を重力の作用によりこの管部に少量ずつ流すことができる。分離された反応ガスは、運ばれて再び、反応器入口または少なくともこのサイクロンの上流の地点の反応器に戻され供給される。この操作では、工程から更なる反応熱を取り除くために、反応ガスを冷却することが有利であろう。一般に、循環された反応ガスを、対応する反応器部において、ガスの条件を一定に設定することができるように、モノマー、および工程で消費された他の反応成分で富ませることが有用である。
【0030】
本発明の有利な態様によれば、反応器に沿って供給されるガスが、上向き流れ方向を持つ反応器部の下端で、これらの反応器部に粒子流が導入される地点の下側に導入される。これは、最も簡易に気相流動床工程で慣用される種類のガス整流板によって達成することができ、上向き流れ方向を持つ反応器の下端に据え付けられる。重合体粒子流はこのように、底の曲管を通って上行反応管部を流れ、このガス整流板を流れ、新しく供給された反応ガスによって上向きに渦を巻く。
【0031】
本発明の方法の他の有利な形態において、使用される反応器は少なくとも1基のこの種のガス/固体分離設備を有しており、好ましくは、この設備を2個以上有している。
【0032】
異なる反応器領域で設定することができる反応条件は、広く変化させることができる。このように、所望の重合体によるが、他の気相重合方法、特に、単段階方法から当業者に知られた連続反応条件を設定することが可能である。このように、所望の密度は、特にコモノマーの比率により設定することができ、重合体の分子量に、一般に例えば水素の濃度によって効果的に影響を与えることができる。
【0033】
重合に使用される触媒は、当然重合体の特性に著しい影響を与える。適当な触媒は、特に、他の気相重合方法で慣用される担持触媒である。
【0034】
これらの触媒の適当な担体材料は、例えば、無機酸化物、例えば、シリカ、酸化アルミニウムまたは酸化マグネシウムであり、さらに複雑な担体材料、例えば、アルミノシリケートまたはゼオライトを担体として使用することもできる。
【0035】
有機担体材料、例えば、ポリスチレンを基礎とするものは、この目的のために可能である。
【0036】
使用することのできる触媒は、当業者により知られたすべてのクロム、チーグラーまたはメタロセン触媒である。これらと関連して使用される共触媒は、当業者に知られている。これらも、本発明の目的のどんな特定の要求に合わせる必要はない。さらに、担持触媒の粒子をまず予備重合させることが有利である。触媒粒子上で、少量のモノマーが重合する予備重合は、反応器の外部で、例えば、溶液または懸濁重合の公知の方法で行うことができる。しかし、このような予備重合を液体中または気相中、管型反応器の始めの領域で行うことも可能である。しかし、このような予備重合領域では、5%以下、好ましくは2%未満の所望の重合体製造物に対応する少量のモノマーを反応させるべきである。あらゆる予備重合、一般に本発明の反応器中の最初の重合領域のために、ただ一種のモノマー、例えばエチレンまたはプロピレンを使用することが好ましい。コモノマーを含む反応ガス流れは、これらの反応器の最初の重合部分の下流にのみ供給することが好ましい。
【0037】
好ましい態様では、本発明の反応器の最初の部分、即ち最初の上向き方向の管部は、以下のように配置されている。この上向き方向の管部の下部管の一部は、この管部の上部より著しく大きな直径を有するように配置される。触媒は、この管部の下部管の一部に供給される。反応熱の除去は、この管の一部において、液体モノマー、好ましくは液体プロピレンおよび/または液体の不活性ガス、例えばプロパンの導入によってまず行われる。工業的態様においては、下部管の一部は、少なくとも1メートル、好ましくはすくなくとも2mの直径を有しているべきである。これにより、なかでも、効果的な対流性の冷却が達成される。下部管の一部でのガス速度は、0.2から0.6m/秒が有利であり、床密度は、150から400kg/mが有利である。最初の上向き方向の管部の上部は、下部より小さい直径を持ち、より大きい流速となる。この反応部は、多管反応器として配置することもでき、反応器ジャケットを通したより良い熱の除去により非常に限定された逆混合を達成することができる。
【0038】
本発明の管型反応器は、少なくとも1基の反応ガス供給のための設備、少なくとも1基の触媒の供給と重合体排出システムのための設備、少なくとも1基の反応ガスを重合体粒子から分離し、反応ガスを反応器の入口領域へ再循環する設備を含む。反応器が重合体粒子から反応ガスを分離する設備を1基のみ有している場合、これは、反応器の末端に据え付けられ、重合体排出システムと組み合わされる。ガス流れからの重合体の分離は、好ましくはサイクロンにより行われる。それから粒子流は、低いモノマーの濃度のガス流れによりわずかに流動化された下向きの管型反応器の部分に導入され、一方製造物は好ましくは、断続的または連続的にこの管部の下端のガス抜きによって取り除かれ、この管部の充満レベルを一定に保つ。
【0039】
本発明の反応器の有利な形態を図1に示す。反応ガスは、ライン(1)を介して供給され、触媒は、所望により適当な共触媒と組み合わされて、ライン(2)を介して反応器に導入される。それから重合混合物は最初に、曲管により互いに結合された、上行のまたは下降の垂直の管部の管系を通過する。サイクロン(4)では、反応ガスから重合体粒子の最初の分離が起こる。除去された反応ガスは、コンプレッサー(5)を介して所望により冷却設備を備えてもよいガス循環ライン(6)を通って運ばれ、反応器に戻される。ガスの組成は、反応ガス流れ1の計量導入によって設定することができる。サイクロン(4)の反応ガスから分離された重合体粒子は、最初に下降管部を通って運ばれ、それから曲管を介して、下端にガス整流板(7)を取り付けた上行管部に再び運ばれ、所望により新しいモノマーか追加のコモノマーで富ませ、管型反応器のなかへ供給され、流動化およびさらに重合体粒子を移動させるために使用される2番目のガス循環ライン(6)を通過して運ばれる。概略的に図1に示された反応器は、3個の、反応ガスを重合体粒子から分離する設備を含み、これらのなかの3番目の設備は、同時に重合体排出システムの一部分となっている。
【0040】
[実施例]
双峰性のエチレン共重合体の製造
重合は、第一の管型反応器部A(長さ=80m、内径=5cm)、(下向き流れの)細粒反応器B(長さ5m、内径10cm)と統合された気体/固体分離器(サイクロン)、およびさらにセル式ホイール排出器を持つガス/固体分離器および続いて製造物の圧抜きが接続されている第二の管型反応器部C(長さ120m、内径5cm)により行われた。反応器部Bは重合体流れ方向に対して向流に流れているさらなるガス回路により流動状態に保たれ、同時に水素を、容易に制御可能な方法で分離することができる。反応器部Aの入口では、40g/時間の、予備重合された触媒(シリカゲルに担持されたチーグラー・ナッタ触媒、懸濁下プロピレンと予備重合されたもの)が注入された。この触媒の反応器部Aでの平均活性は、5.98kgのPE/(1gの初期重合体×時間)、反応器部Bでは0.51kgのPE/(1gの初期重合体×時間)、反応器部Cでは、8.05kgのPE/(1gの初期重合体×時間)であった。初期重合体の平均粒子直径はおよそ150μmであった。エチレン:水素のモル比は、中間地点でエチレンと水素を供給することにより、反応器部Aでは4.8、反応器部BおよびCでは100に設定した。同様にして、ヘキセン/エチレンの反応器部Aでの比は、0に保たれ、反応器部BおよびCでは0.1に保たれた。固相(重合体)の滞留時間は、ガス速度の調整により、3つの反応器領域で9分、0.5分、および6分に設定された。平均温度は70℃、90℃、および85℃、平均粒子径1580μmの双峰性PEが57kg/時間で製造された。

Claims (14)

  1. 20から130℃、1×105から100×105Paの圧力でα−オレフィンを気相重合する方法において、
    重合を、長さ:直径の比が100を上回る管型反応器中で行い、且つ成長重合体粒子を、以下の式
    Figure 0004607335

    で表される循環比を0.1未満として、管型反応器にその縦方向で通過させることを特徴とする方法。
  2. 管型反応器の長さ:直径の比が、300を上回る請求項1に記載の方法。
  3. 管型反応器が、実質的に鉛直に配置されている請求項1または2に記載の方法。
  4. 上向き流れ方向を持つ複数の反応器部における重合体粉末の有効軸流速度が、これらの反応器部中の反応ガス速度の80%未満である、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 上向き流れ方向を持つ複数の反応器部における重合体粉末の有効軸流速度が、5から200cm/秒である、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 重合温度が70から120℃である請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 使用されるα−オレフィンが、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンまたはこれらのモノマーの混合物である、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 管型反応器が気体/固体分離のための少なくとも1基の設備を含む、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 少なくとも1基の気体/固体分離用設備を反応器の入口と出口との間の領域に設置し、固体を、さらに反応器を流れ方向に通過させ、分離された反応ガスを戻して、上流地点において反応器に再供給する、請求項8に記載された方法。
  10. 前記反応器は、流れの方向が上向きになっている部分を有し、
    該流れ方向が上向きになっている部分の下端部であって、且つ該部分に前記粒子流が導入される地点の下側部分にガスが供給されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 異なったガスの組成を、管型反応器の種々の領域に設定する、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 新しい反応ガスの成分を、適当な供給設備により反応管に沿って加える、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
  13. 異なった温度を、反応管に沿って設定する、請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. 反応ガスを供給する少なくとも1基の設備、触媒を供給する少なくとも1基の設備、重合体排出システム、および重合体粒子から反応ガスを分離し、反応ガスを反応器の入口領域へ再循環するための、または、分離位置の上流地点で反応ガスを供給するための、少なくとも1基の設備を含む、α−オレフィンの気相重合用の、管直径が10から100cmの範囲で、長さが50から2000mの範囲であり、長さ:直径比が100を上回る管型反応器。
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