JP4607158B2 - 液晶表示装置及び電子機器 - Google Patents

液晶表示装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4607158B2
JP4607158B2 JP2007198516A JP2007198516A JP4607158B2 JP 4607158 B2 JP4607158 B2 JP 4607158B2 JP 2007198516 A JP2007198516 A JP 2007198516A JP 2007198516 A JP2007198516 A JP 2007198516A JP 4607158 B2 JP4607158 B2 JP 4607158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
electrode
liquid crystal
pixel region
color display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007198516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008090280A (ja
Inventor
智明 関目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2007198516A priority Critical patent/JP4607158B2/ja
Priority to US11/896,582 priority patent/US7760304B2/en
Priority to KR1020070090478A priority patent/KR100882999B1/ko
Priority to CNB2007101492287A priority patent/CN100541280C/zh
Publication of JP2008090280A publication Critical patent/JP2008090280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4607158B2 publication Critical patent/JP4607158B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1337Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
    • G02F1/133753Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers with different alignment orientations or pretilt angles on a same surface, e.g. for grey scale or improved viewing angle
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1343Electrodes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1343Electrodes
    • G02F1/134309Electrodes characterised by their geometrical arrangement
    • G02F1/134363Electrodes characterised by their geometrical arrangement for applying an electric field parallel to the substrate, i.e. in-plane switching [IPS]

Description

本発明は、横電界駆動方式を用いた液晶表示装置及びこれを備える電子機器に関するも
のである。
従来から、液晶表示装置の高視野角化を図る一手段として、液晶層に対して基板方向の
電界を発生させて液晶分子の配向制御を行う方式(以下、横電界方式と称する)を用いる
ことが知られており、このような横電界方式としてIPS(In-Plane Switching)方式や
FFS(Fringe-Field Switching)方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、このような横電界方式を用いた液晶表示装置では、液晶層を挟持する一対の基
板のうちの一方に液晶層を駆動するための一対の電極が設けられている。また、例えば横
電界方式を用いた透過型の液晶表示装置では、一対の電極間に電圧を印加して液晶層に横
電界を発生させることにより、液晶層を透過する光に対して1/2波長分の位相差を付与
している。そして、ノーマリブラックモードを採用した液晶表示装置では、一方の基板の
外面から所定の偏光方向を有する直線偏光を入射させ、液晶層で1/2波長分の位相差を
付与して他方の基板に設けられたカラーフィルタを透過させた後、他方の基板から出射さ
せる。
特開2005−234527号公報
しかしながら、上記従来の液晶表示装置においても、以下の課題が残されている。すな
わち、液晶表示装置では、上述したように、液晶層に横電界を発生させることにより光に
対して1/2波長分の位相差を付与している。そのため、例えば緑色光に対して1/2波
長分の位相差が付与されるように液晶層の層厚を設定した場合には、赤色光や青色光の波
長域が緑色光と異なることなどの原因により、液晶層を透過したときに1/2波長分の位
相差が付与されないことがある。例えば、赤色光の場合には、緑色光よりも波長域が長い
ために、液晶層を透過したときに1/2波長分よりも大きい位相差が付与される。これに
より、赤、緑及び青のそれぞれの色表示を行うサブ画素領域において、液晶表示装置から
出射する光の輝度が最大となるときの一対の電極間に印加される電圧の値が異なることに
なる。したがって、一対の電極間に同じ値の電圧を印加したときに複数のサブ画素領域に
よる白表示が、色味がかった白表示になるという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、色味を低減した白表示が可能な液
晶表示装置及びこれを備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明にかか
る液晶表示装置は、液晶層を挟持して平面状に配置された複数のサブ画素領域を構成する
一対の基板のうち一方の基板には、第1電極と、該第1電極に接続された駆動素子と、第
2電極と、前記第1電極と前記第2電極の間に設けられた絶縁層とが備えられ、前記第1
及び第2電極間に生じる電界によって前記液晶層を構成する液晶分子を駆動させ、前記複
数のサブ画素領域から波長域の異なる複数の色表示を行う液晶表示装置であって、前記第
1及び第2電極のうちいずれか一方の電極は、他方の電極よりも前記液晶層側に設けられ
ていると共に、前記サブ画素領域内において所定の間隔を隔てて互いに平行に延在して配
置された複数の帯状部を備えており、前記他方の電極は、前記サブ画素領域内において前
記間隔及び前記複数の帯状部を含む領域に設けられており、前記複数の色のうち所定の色
の表示を行う前記サブ画素領域内に設けられた前記帯状部の延在方向と初期状態での前記
液晶分子の配向方向とのなす角は、前記所定の色よりも相対的に波長が短い色の表示を行
う前記サブ画素領域内に設けられた前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の
配向方向とのなす角よりも大きく設定されていることを特徴とする。
この発明では、配向方向と帯状部とのなす角度を変更することで、各色表示を行うサブ
画素領域ごとで液晶層において付与される位相差をそろえることができる。これにより、
色味を低減した白表示を行うことができる。
すなわち、第1及び第2電極間に電圧を印加したとき、発生した横電界による液晶分子
の回転角度は、初期状態における配向方向と帯状部の延在方向とのなす角を大きくするに
したがって小さくなる。そして、液晶層に入射した光に付与される位相差は、発生した横
電界による液晶分子の回転角度が大きくなるにしたがって大きくなる。そこで、表示する
色の波長域が短いサブ画素領域において初期状態での配向方向と帯状部の延在方向とのな
す角度を相対的に大きくすると、表示する色の波長域が長いサブ画素領域と同じ電圧を印
加しても、このサブ画素領域で表示する短い波長域に対して液晶層で付与される位相差が
小さくなる。これにより、各サブ画素領域で第1及び第2電極間に同じ電圧を印加したと
きに、サブ画素領域ごとで液晶層において付与される位相差をそろえることができる。以
上より、各サブ画素領域で輝度が最大となる電圧が同等となり、色味を低減した白表示が
可能となる。
また、本発明の液晶表示装置は、前記複数のサブ画素領域が、赤、緑及び青の色表示を
行うこととしてもよい。
この発明では、赤の色表示を行うサブ画素領域と、緑の色表示を行うサブ画素領域と、
青の色表示を行うサブ画素領域とを組み合わせることにより、色味を低減した白表示を行
う。このとき、配向方向と帯状部の延在方向とのなす角度は、青の色表示を行うサブ画素
領域、緑の色表示を行うサブ画素領域、赤の色表示を行うサブ画素領域の順で大きくなる
また、本発明の液晶表示装置は、赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記
一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角が、4°以上10°以下で
あり、緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延
在方向と前記配向方向とのなす角が、2°以上8°以下であり、青の色表示を行う前記サ
ブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす
角が、0°以上6°以下であることが好ましい。
この発明では、赤、緑、青の色表示を行うサブ画素領域に設けられた帯状部の延在方向
と配向方向とのなす角それぞれを、4°以上10°以下、2°以上8°以下、0°以上6
°以下とすることで、白表示に赤味が足りなくなることや、白表示が赤味を帯びること、
白表示に緑味が足りなくなることや、白表示が緑味を帯びること、白表示に青味が足りな
くなることや、白表示が青味を帯びることをより確実に防止できる。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域において帯状部の延在方向と配向方向とのなす
角度は、7°であることがより好ましい。これにより、液晶層において、赤色光に対して
1/2波長分の位相差を付与することができる。また、緑の色表示を行うサブ画素領域に
おいて帯状部の延在方向と配向方向とのなす角度は、5°であることがより好ましい。こ
れにより、上述と同様に、液晶層において、緑色光に対して1/2波長分の位相差を付与
することができる。そして、青の色表示を行うサブ画素領域において帯状部の延在方向と
配向方向とのなす角度は、3°であることがより好ましい。これにより、液晶層において
、青色光に対して1/2波長分の位相差を付与することができる。
また、本発明の液晶表示装置は、赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記
一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と緑の色表示を行う前記サ
ブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす
角との差と、緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状
部の延在方向と前記配向方向とのなす角と青の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられ
た前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差が、それぞれ
2°であることが好ましい。
この発明では、各角度の差を2°とすることで、各サブ画素領域で液晶層において付与
される位相差をより確実にそろえることができる。したがって、色味をさらに低減した白
表示を行うことができる。
また、本発明の液晶表示装置は、赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記
一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角が、12°以上17°以下
であり、緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の
延在方向と前記配向方向とのなす角が、7°以上12°以下であり、青の色表示を行う前
記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向との
なす角が、0°以上5°以下であることが好ましい。
この発明では、赤、緑、青の色表示を行うサブ画素領域に設けられた帯状部の延在方向
と配向方向とのなす角それぞれを、12°以上17°以下、7°以上12°以下、0°以
上5°以下とすることで、白表示に赤味が足りなくなることや、白表示が赤味を帯びるこ
と、白表示に緑味が足りなくなることや、白表示が緑味を帯びること、白表示に青味が足
りなくなることや、白表示が青味を帯びることをより確実に防止できる。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域において帯状部の延在方向と配向方向とのなす
角度は、15°であることがより好ましい。これにより、液晶層において、赤色光に対し
て1/2波長分の位相差を付与することができる。また、緑の色表示を行うサブ画素領域
において帯状部の延在方向と配向方向とのなす角度は、10°であることがより好ましい
。これにより、上述と同様に、液晶層において、緑色光に対して1/2波長分の位相差を
付与することができる。そして、青の色表示を行うサブ画素領域において帯状部の延在方
向と配向方向とのなす角度は、3°であることがより好ましい。これにより、液晶層にお
いて、青色光に対して1/2波長分の位相差を付与することができる。
また、本発明の液晶表示装置は、赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記
一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と緑の色表示を行う前記サ
ブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす
角との差が、5°であり、緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電
極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と青の色表示を行う前記サブ画素領
域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差
が、7°であることが好ましい。
この発明では、赤の色表示を行うサブ画素領域における角度と緑の色表示を行うサブ画
素領域における角度との差を5°、緑の色表示を行うサブ画素領域における角度と青の色
表示を行うサブ画素領域における角度との差を7°とすることで、各サブ画素領域で液晶
層において付与される位相差をより確実にそろえることができる。したがって、色味をさ
らに低減した白表示を行うことができる。
また、本発明の液晶表示装置は、赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記
一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角が、18°以上23°以下
であり、緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の
延在方向と前記配向方向とのなす角が、13°以上18°以下であり、青の色表示を行う
前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向と
のなす角が、2°以上7°以下であることが好ましい。
この発明では、赤、緑、青の色表示を行うサブ画素領域に設けられた帯状部の延在方向
と配向方向とのなす角それぞれを、18°以上23°以下、13°以上18°以下、2°
以上7°以下とすることで、白表示に赤味が足りなくなることや、白表示が赤味を帯びる
こと、白表示に緑味が足りなくなることや、白表示が緑味を帯びること、白表示に青味が
足りなくなることや、白表示が青味を帯びることをより確実に防止できる。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域において帯状部の延在方向と配向方向とのなす
角度は、20°であることがより好ましい。これにより、液晶層において、赤色光に対し
て1/2波長分の位相差を付与することができる。また、緑の色表示を行うサブ画素領域
において帯状部の延在方向と配向方向とのなす角度は、15°であることがより好ましい
。これにより、上述と同様に、液晶層において、緑色光に対して1/2波長分の位相差を
付与することができる。そして、青の色表示を行うサブ画素領域において帯状部の延在方
向と配向方向とのなす角度は、5°であることがより好ましい。これにより、液晶層にお
いて、青色光に対して1/2波長分の位相差を付与することができる。
また、本発明の液晶表示装置は、赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記
一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と緑の色表示を行う前記サ
ブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす
角との差が、5°であり、緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電
極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と青の色表示を行う前記サブ画素領
域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差
が、11°であることが好ましい。
この発明では、赤の色表示を行うサブ画素領域における角度と緑の色表示を行うサブ画
素領域における角度との差を5°、緑の色表示を行うサブ画素領域における角度と青の色
表示を行うサブ画素領域における角度との差を11°とすることで、各サブ画素領域で液
晶層において付与される位相差をより確実にそろえることができる。したがって、色味を
さらに低減した白表示を行うことができる。
また、本発明の液晶表示装置は、前記一方の電極が、前記複数の帯状部それぞれの一端
を互いに接続する接続部を有し、前記複数の帯状部それぞれの他端が、開放端となってい
ることが好ましい。
この発明では、帯状部の他端を開放端にすることで、開口率が向上する。
また、本発明の液晶表示装置は、他方の前記電極が、前記一対の電極間の電界を制御す
る駆動素子に接続されていることとしてもよい。
この発明では、駆動素子に接続されない一方電極を駆動素子に接続される他方の電極よ
りも液晶層に近接して配置する。
また、本発明の電子機器は、上記記載の液晶表示装置を備えることを特徴とする。
この発明では、上述したように、色味を低減した白表示を行うことが可能となる。
[第1の実施形態]
以下、本発明における液晶表示装置の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。な
お、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜
変更している。ここで、図1は液晶表示装置の等価回路図、図2は液晶表示装置のサブ画
素領域を示す部分拡大平面構成図、図3は図2のA−A’矢視断面図、図4は図2の光学
軸配置を示す説明図である。
〔液晶表示装置〕
本実施形態における液晶表示装置1は、FFS方式を用いたカラー液晶表示装置であっ
て、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出力する3個のサブ画素で1個の画素を構
成する液晶表示装置である。ここで、表示を構成する最小単位となる表示領域を「サブ画
素領域」、一組(R、G、B)のサブ画素から構成される表示領域を「画素領域」と称す
る。
まず、液晶表示装置1の概略構成について説明する。液晶表示装置1は、図1に示すよ
うに、画素表示領域を構成する複数のサブ画素領域がマトリックス状に配置されている。
また、液晶表示装置1の画素表示領域を構成する複数のサブ画素領域には、それぞれ画
素電極(第1電極)11と、画素電極11をスイッチング制御するためのTFT(Thin F
ilm Transistor:薄膜トランジスタ)素子12とが形成されている。このTFT素子12
は、ソースが液晶表示装置1に設けられたデータ線駆動回路13から延在するデータ線1
4に接続され、ゲートが液晶表示装置1に設けられた走査線駆動回路15から延在する走
査線16に接続され、ドレインが画素電極11に接続されている。
データ線駆動回路13は、データ線14を介して画像信号S1、S2、…、Snを各サ
ブ画素領域に供給する構成となっている。また、走査線駆動回路15は、走査線16を介
して走査信号G1、G2、…、Gmを各サブ画素領域に供給する構成となっている。ここ
で、データ線駆動回路13は、画像信号S1〜Snをこの順で線順次で供給してもよく、
互いに隣接する複数のデータ線14同士に対してグループごとに供給してもよい。また、
走査線駆動回路15は、走査信号G1〜Gmを所定のタイミングでパルス的に線順次で供
給する。
そして、液晶表示装置1は、スイッチング素子であるTFT素子12が走査信号G1〜
Gmの入力により一定期間だけオン状態とされることで、データ線14から供給される画
像信号S1〜Snが所定のタイミングで画素電極11に書き込まれる構成となっている。
そして、画素電極11を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1〜Snは、
画素電極11と液晶を介して配置された後述する共通電極(第2電極)41との間で一定
期間保持される。ここで、保持された画像信号S1〜Snがリークすることを防止するた
め、画素電極11と後述する共通電極41との間に形成される液晶容量と並列接続される
ように蓄積容量18が付与されている。この蓄積容量18は、TFT素子12のドレイン
と容量線19との間に設けられている。
次に、液晶表示装置1の詳細な構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。
なお、図2では、対向基板の図示を省略している。また、図3では、画素電極を構成する
帯状電極の図示を適宜省略している。
液晶表示装置1は、図3に示すように、素子基板(一方の基板)21と、素子基板21
と対向配置された対向基板(他方の基板)22と、素子基板21と対向基板22との間に
挟持された液晶層23と、素子基板21の外面側(液晶層23と反対側)に設けられた偏
光板24と、対向基板22の外面側に設けられた偏光板25とを備えている。そして、液
晶表示装置1は、素子基板21の外面側から照明光が照射される構成となっている。
また、液晶表示装置1には、素子基板21と対向基板22とが対向する領域の縁端に沿
ってシール材(図示略)が設けられており、このシール材、素子基板21及び対向基板2
2によって液晶層23が封止されている。
素子基板21は、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料からなる基板本
体31と、基板本体31の内側(液晶層23側)の表面に順に積層されたゲート絶縁膜(
絶縁層)32、層間絶縁膜(絶縁層)33及び配向膜34とを備えている。
また、素子基板21は、基板本体31の内側の表面に配置された走査線16、容量線1
9及び共通電極41と、ゲート絶縁膜32の内側の表面に配置されたデータ線14(図2
に示す)、半導体層42、ソース電極43、ドレイン電極44及び容量電極45と、層間
絶縁膜33の内側の表面に配置された画素電極11とを備えている。
ゲート絶縁膜32は、窒化シリコンや酸化シリコンなどのような絶縁性を有する透光性
材料で構成されており、基板本体31上に形成された走査線16、容量線19及び共通電
極41を覆うように設けられている。
層間絶縁膜33は、ゲート絶縁膜32と同様に、窒化シリコンや酸化シリコンなどの絶
縁性を有する透光性材料で構成されており、ゲート絶縁膜32上に形成された半導体層4
2、ソース電極43、ドレイン電極44及び容量電極45を覆うように設けられている。
そして、層間絶縁膜33のうち平面視で画素電極11の後述する枠部11a及び容量電極
45と重なる部分には、画素電極11とTFT素子12との導通を図るための貫通孔であ
るコンタクトホール33aが形成されている。
配向膜34は、例えばポリイミドなどの有機材料で構成されており、層間絶縁膜33上
に形成された画素電極11を覆うように設けられている。
そして、配向膜34の上面には、液晶層23を構成する液晶分子を配向規制するための
配向処理が施されている。この配向膜34の配向方向は、図4に示す矢印R1方向のよう
に、X軸(走査線16、あるいは容量線19に沿った方向)と同方向となっている。すな
わち、配向膜34の配向方向は、サブ画素領域で表示する色によらず同一方向となってい
る。したがって、配向膜34に対して容易に配向処理を施すことが可能となっている。
データ線14は、図2に示すように、Y軸方向(データ線14とほぼ直交した方向)に
延在しており、走査線16及び容量線19は、X軸方向に延在している。したがって、デ
ータ線14、走査線16及び容量線19が平面視でほぼ格子状に配線されている。
半導体層42は、走査線16と平面視で重なる領域に部分的に形成されたアモルファス
シリコンなどの半導体で構成されている。また、ソース電極43は、図2に示すように、
平面視でほぼ逆L字状を有する配線であって、データ線14から分岐して半導体層42と
導通している。そして、ドレイン電極44は、図2に示す−Y側の端部においてサブ画素
領域の辺端に沿って延在する接続配線47と導通しており、接続配線47を介してサブ画
素領域の反対側の端縁部に形成された容量電極45と導通している。これら半導体層42
、ソース電極43及びドレイン電極44によってTFT素子12が構成される。したがっ
て、TFT素子12は、データ線14及び走査線16の交差部近傍に設けられている。
容量電極45は、平面視でほぼ矩形状を有しており、容量線19と平面視で重なると共
に容量電極45上に画素電極11の枠部11aのうち図2に示す−Y側の端縁部と平面視
で重なるように形成されている。そして、容量電極45は、枠部11aのうち−Y側の端
縁部と平面視で重なる位置に設けられて層間絶縁膜33を貫通するコンタクトホール33
aを介して画素電極11と導通している。また、容量電極45と容量線19とによって蓄
積容量18が形成されている。
画素電極11は、平面視でほぼ梯子形状であって、例えばITO(酸化インジウムスズ
)などの透光性導電材料で構成されている。そして、画素電極11は、平面視で矩形の枠
状の枠部11aと、ほぼX軸方向に延在(走査線16に対して所定の角度を有して斜めに
延在)すると共にY軸方向(サブ画素領域の長手方向)で間隔をあけて互いに平行となる
ように複数(15本)配置された帯状電極(帯状部)11bとを備えている。
帯状電極11bは、その両端がそれぞれ枠部11aのうちのY軸方向に延在する部分と
接続されており、互いに導通している。ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域における
帯状電極11bの延在方向は、図4に示す矢印R2方向であって液晶分子の初期状態にお
ける配向方向である配向膜34の配向方向(R1方向)とのなす角が7°となっている。
また、緑の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極11bの延在方向は、図4に示す
矢印R3方向であって配向膜34の配向方向とのなす角が5°となっている。そして、青
の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極11bの延在方向は、図4に示す矢印R4
方向であって配向膜34の配向方向とのなす角が3°となっている。
すなわち、帯状電極11bの延在方向と配向膜34の配向方向とのなす角は、帯状電極
11bが設けられたサブ画素領域で表示する色の波長域が短いほど大きくなっている。ま
た、各サブ画素領域で帯状電極11bの延在方向と配向膜34の配向方向とのなす角の調
整は、帯状電極11bの延在方向を変更することによって行っている。
共通電極41は、平面視で図2に示すように、サブ画素領域内において複数の帯状電極
11b及び帯状電極11b同士の間隔と重なる領域に設けられており、画素電極11と同
様に、例えばITOなどの透光性導電材料で構成されている。そして、共通電極41は、
画素電極11よりも液晶層23から離間する側(本実施形態では、画素電極11と基板本
体31との間)に配置されている。
以上より、画素電極11と共通電極41とは、絶縁層を構成するゲート絶縁膜32及び
層間絶縁膜33を介して配置されている。また、画素電極11を構成する帯状電極11b
は、その間隔が帯状電極11bの電極幅や液晶層23の層厚よりも小さくなっている。こ
れにより、画素電極11と共通電極41とは、FFS方式の電極構造を構成している。
対向基板22は、図3に示すように、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性
材料で構成され基板本体51と、基板本体51の内側(液晶層23側)の表面に順に積層
されたカラーフィルタ層52及び配向膜53とを備えている。
カラーフィルタ層52は、サブ画素領域に対応して配置されており、例えばアクリルな
どで構成されて各サブ画素領域で表示する色に対応する色材を含有している。
配向膜53は、例えばポリイミドなどの有機材料やシリコン酸化物などの無機材料で構
成されており、その配向方向が配向膜34の配向方向と同方向(ただし、逆向き)となっ
ている。
液晶層23は、その層厚が液晶層23を透過する緑色光に対して1/2波長分の位相差
を付与する程度となっている。
偏光板24、25は、それぞれの透過軸が互いに直交するように設けられている。すな
わち、偏光板24の透過軸は図4に示す矢印R5方向のようにY軸方向となっており、偏
光板25の透過軸は矢印R6方向のように偏光板24の透過軸と直交するX軸方向となっ
ている。
〔液晶表示装置の動作〕
続いて、以上のような構成の液晶表示装置1の動作について説明する。
本実施形態における液晶表示装置1は、FFS方式を用いた横電界方式の液晶表示装置
であり、TFT素子12を介して画素電極11に画像信号(電圧)を供給することで、画
素電極11と共通電極41との間に基板面方向の電界を生じさせ、この電界によって液晶
を駆動する。そして、液晶表示装置1は、サブ画素領域ごとに透過率を変更させて表示を
行う。なお、共通電極41には、例えば、液晶層の駆動に用いられる所定の一定な電位、
あるいは0Vが印加されるもの、または所定の一定な電位とこれとは異なる他の所定の一
定の電位とが周期的(フレーム期間毎、あるいはフィルド期間)に切り替わる信号が印加
されるものとされている。
すなわち、画素電極11に電圧を印加しない状態において、液晶層23を構成する液晶
分子は、図4に示す矢印R1方向に水平配向している。そして、画素電極11及び共通電
極41を介して画素電極11を構成する帯状電極11bの延在方向に対して直交する方向
に沿う電界を液晶層23に発生させると、この方向に沿って液晶分子が配向する。
液晶表示装置1において、照明光は、偏光板24を透過することで偏光板24の透過軸
に沿う直線偏光に変換され、液晶層23に入射する。
そして、液晶層23がオフ状態(非選択状態)であれば、液晶層23に入射した直線偏
光は、入射時と同一の偏光状態で液晶層23から出射する。この直線偏光は、直線偏光と
直交する透過軸を有する偏光板25に吸収されて、サブ画素領域が暗表示となる。
一方、液晶層23がオン状態(選択状態)であれば、液晶層23に入射した直線偏光は
、液晶層23により所定の位相差(1/2波長)が付与されて、入射時の偏光方向から9
0°回転した直線偏光に変換されて液晶層23から出射する。この直線偏光は、偏光板2
5の透過軸と平行であるため、偏光板25を透過して表示光として視認され、サブ画素領
域が明表示となる。
以上より、本実施形態における液晶表示装置1は、オフ状態において暗表示となる、ノ
ーマリブラックモードを用いた液晶表示装置となっている。
ここで、オン状態において液晶層23により付与される位相差について説明する。
まず、画素電極11と共通電極41との間に電圧を印加すると、複数の帯状電極11b
の延在方向と直交する方向に沿って液晶分子が配向する。このため、液晶層23に入射し
た光に位相差が付与されるが、付与される位相差は波長域が短くなるほど小さくなる。し
たがって、付与される位相差は、赤色光の波長域、緑色光の波長域、青色光の波長域の順
で小さくなる。
また、液晶層23によって付与される位相差は、横電界による液晶分子の回転角度が大
きくなるほど大きくなる。ここで、上述したように、横電界の発生方向が複数の帯状電極
11bの配置方向とほぼ同方向であるため、帯状電極11bの延在方向に対して直交する
方向に横電界が発生することになる。したがって、液晶層23によって付与される位相差
は、延在方向と初期状態における配向方向とのなす角が大きいほど小さくなる。
このとき、緑の色表示を行うサブ画素領域では、帯状電極11bの延在方向と配向膜3
4の配向方向とのなす角度を5°とすることにより、液晶層23に入射した直線偏光のう
ち、緑色光に対して1/2波長分の位相差が付与される。そして、緑色光よりも長波長域
の光に対して1/2波長分よりも大きい位相差が付与され、緑色光よりも短波長域の光に
対して1/2波長分よりも小さい位相差が付与される。
また、赤の色表示を行うサブ画素領域では、帯状電極11bの延在方向と配向膜34の
配向方向とのなす角度を7°として緑の色表示を行うサブ画素領域よりも角度を2°大き
くしている。このため、赤の色表示を行うサブ画素領域では、液晶層23によって付与さ
れる位相差が緑の色表示を行うサブ画素領域と比較して小さくなる。これにより、赤色光
に対して1/2波長分の位相差が付与される。そして、赤色光よりも長波長域の光に対し
て1/2波長分よりも大きい位相差が付与され、赤色光よりも短波長域の光に対して1/
2波長分よりも小さい位相差が付与される。
そして、青の色表示を行うサブ画素領域では、帯状電極11bの延在方向と配向膜34
の配向方向とのなす角度を3°として緑の色表示を行うサブ画素領域よりも角度を2°小
さくしている。これにより、上述と同様に、青色光に対して1/2波長分の位相差が付与
される。そして、青色光よりも長波長域の光に対して1/2波長分よりも大きい位相差が
付与され、青色光よりも短波長域の光に対して1/2波長分よりも小さい位相差が付与さ
れる。
なお、帯状電極11bの延在方向と配向膜34の配向方向とのなす角は、帯状電極11
bの長さ方向の中央部における中心線と配向膜34との配向方向とのなす角を示している
以上のようにして、各サブ画素領域で、表示する色の波長域に対して1/2波長分の位
相差が付与されることにより、光の輝度が最大となるときに画素電極11及び共通電極4
1の間に印加される電圧の値がそろう。これにより、色味の少ない白表示が行われる。
ここで、画素電極11と共通電極41との間に印加する電圧と対向基板22から出射す
る光の強度との関係を、図5に示す。なお、図5では、緑の色表示における輝度の最大値
を1としたときの相対的な輝度を示している。
図5に示すように、帯状電極11bの延在方向と配向膜34の配向方向とのなす角度を
サブ画素領域ごとに調整することで、各色で輝度が最大となるときに印加される電圧の値
をそろえることができることがわかる。これにより、同じ電圧を印加したときに色味を低
減した白表示を行うことができる。
〔電子機器〕
次に、上述した構成の液晶表示装置1を備える電子機器について説明する。ここで、図
6は、本発明の液晶表示装置を備える電子機器である携帯電話機を示す外観斜視図である
本実施形態における電子機器は、図6に示すような携帯電話機100であって、本体部
101と、これに開閉可能に設けられた表示体部102とを有する。表示体部102の内
部には表示装置103が配置されており、電話通信に関する各種表示が表示画面104に
おいて視認可能となっている。また、本体部101には操作ボタン105が配列されてい
る。
そして、表示体部102の一端部には、アンテナ106が伸縮自在に取り付けられてい
る。また、表示体部102の上部に設けられた受話部107の内部には、スピーカ(図示
略)が内蔵されている。さらに、本体部101の下端部に設けられた送話部108の内部
には、マイク(図示略)が内蔵されている。
ここで、表示装置103には、図1に示す液晶表示装置1が用いられている。
以上のように、本実施形態における液晶表示装置1及びこれを備える携帯電話機100
によれば、サブ画素領域ごとに配向膜34の配向方向と帯状電極11bとのなす角度を変
更することで、液晶層23において付与される位相差をサブ画素領域で表示する色の波長
域でそろえることができる。これにより、各サブ画素領域で輝度が最大となるときに画素
電極11と共通電極41との間に印加される電圧が同等となり、色味を低減した白表示が
可能となる。
また、赤の色表示を行うサブ画素領域において、帯状電極11bの延在方向と配向方向
とのなす角度を4°以上10°以下である7°とすることで、白表示に赤味が足りなくな
ることや、白表示が赤味を帯びることをより確実に防止できる。同様に、緑の色表示を行
うサブ画素領域において、角度を2°以上8°以下である5°とすることで、白表示に緑
味が足りなくなることや、白表示が緑味を帯びることをより確実に防止できる。そして、
青の色表示を行うサブ画素領域において、角度を0°以上6°以下である3°とすること
で、白表示に青味が足りなくなることや、白表示が青味を帯びることをより確実に防止で
きる。
そして、帯状電極11bの延在方向と配向膜34の配向方向とのなす角を、配向膜34
の配向方向を変えることなく異ならせているので、配向膜34に対する配向処理を容易に
行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。な
お、本実施形態では、第1の実施形態と画素電極の構成が異なるため、この点を中心に説
明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。ここで、図7は液晶表示装置のサブ画素領域を示す部分拡大平面構成図である。
本実施形態における液晶表示装置110は、図7に示すように、画素電極111が平面
視でほぼ櫛歯形状となっている。すなわち、画素電極111は、帯状の接続部111aと
、接続部111aから分岐して互いに平行となるように複数(15本)配置された帯状電
極111bとを備えている。
接続部111aは、データ線14に近接して形成されており、ほぼY軸方向に沿って配
置されている。
帯状電極111bは、ほぼX軸方向に沿って延在すると共にY軸方向で間隔をあけて配
置されている。ここで、帯状電極111bは、そのデータ線14に近接する側の端部が接
続部111aに接続されていると共に、データ線14から離間する側の端部が開放端とな
っている。したがって、複数の帯状電極111bの間に形成された間隙は、データ線14
から離間する側が−X側で隣接する他のサブ画素領域に向けて開放する開放端部111c
となっている。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極111bそれぞれの延在方向
と、液晶分子の初期配向状態における配向方向である配向膜(図示略)の配向方向とのな
す角は、7°となっている。また、緑の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極11
1bそれぞれの延在方向と、配向膜の配向方向とのなす角は、5°となっている。そして
、青の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極111bそれぞれの延在方向と、配向
膜の配向方向とのなす角は、3°となっている。
以上のような構成の液晶表示装置110においても、上述と同様の作用、効果を奏する
が、帯状電極111bの一端を開放端にすることで開口率が向上する。なお、本実施形態
において、帯状電極111bは、データ線14から離間する側の一端を開放端としている
が、データ線14に近接する側の一端を開放端とする構成としてもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。な
お、本実施形態では、第1の実施形態と画素電極の構成が異なるため、この点を中心に説
明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。ここで、図8は液晶表示装置のサブ画素領域を示す部分拡大平面構成図である。
本実施形態における液晶表示装置120は、図8に示すように、画素電極121が枠部
11aとほぼY軸方向に延在(データ線14に対して所定の角度を有して斜めに延在)す
ると共にX軸方向(サブ画素領域の短軸方向)で間隔をあけて互いに平行となるように複
数配置された帯状電極121aとを備えている。帯状電極121aは、その両端がそれぞ
れ枠部11aにおけるX軸方向に延在する部分に接続されており、互いに導通している。
なお、帯状電極121aを被覆する配向膜(図示略)の配向方向は、図9に示す矢印R
7方向となっている。また、対向基板(図示略)に設けられた配向膜(図示略)の配向方
向も、帯状電極121aを被覆する配向膜の配向方向と同方向(ただし逆向き)となって
いる。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極121aの延在方向と、図9
に示すように矢印R8方向であって配向膜の配向方向とのなす角は、7°となっている。
また、緑の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極121aの延在方向と、図9に示
すように矢印R9方向であって配向膜の配向方向とのなす角は、5°となっている。そし
て、青の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極121aの延在方向と、図9に示す
ように矢印R10方向であって配向膜の配向方向とのなす角は、3°となっている。
以上のような構成の液晶表示装置120においても、上述と同様の作用、効果を奏する
。なお、本実施形態において、上述した第2の実施形態と同様に、帯状電極121aの一
端を開放端としてもよい。
[第4の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第4の実施形態を、図面に基づいて説明する。な
お、本実施形態では、第1の実施形態と画素電極の構成が異なるため、この点を中心に説
明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。ここで、図10は液晶表示装置のサブ画素領域を示す部分拡大平面構成図である。
本実施形態における液晶表示装置130は、図10に示すように、画素電極131がい
わゆるマルチドメイン構造となっている。すなわち、画素電極131を構成する帯状電極
131aの延在方向は、サブ画素領域において走査線16に近接する側の半分の領域と走
査線16から離間する側の他の半分の領域で異なっている。
複数の帯状電極131aのうち走査線16に近接する側の半分の領域に形成された帯状
電極131bは、データ線14から離間するにしたがって走査線16から離間するように
延在しいている。また、複数の帯状電極131aのうち走査線16から離間する側の半分
の領域に形成された帯状電極131cは、データ線14から離間するにしたがって走査線
16に近接するように延在している。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極131bの延在方向と、液晶
分子の初期配向状態における配向方向である配向膜(図示略)の配向方向とのなす角は、
7°となっている。また、緑の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極131bの延
在方向と、配向膜の配向方向とのなす角は、5°となっている。そして、青の色表示を行
うサブ画素領域における帯状電極131bの延在方向と、配向膜の配向方向とのなす角は
、3°となっている。
同様に、赤の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極131cの延在方向と、液晶
分子の初期配向状態における配向方向である配向膜(図示略)の配向方向とのなす角は、
7°となっている。また、緑の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極131cの延
在方向と、配向膜の配向方向とのなす角は、5°となっている。そして、青の色表示を行
うサブ画素領域における帯状電極131cの延在方向と、配向膜の配向方向とのなす角は
、3°となっている。なお、帯状電極131bの延在方向と帯状電極131cの延在方向
とは、配向膜の配向方向を基準として線対称となっている、。
以上のような構成の液晶表示装置130においても、上述と同様の作用、効果を奏する
。なお、上述した実施形態と同様に、帯状電極131b、131cの一端を開放端として
もよく、131b、131cの延在方向をほぼY軸方向(データ線14に対して所定の角
度を有して斜め方向)としてもよい。
[第5の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第5の実施形態を、図面に基づいて説明する。な
お、本実施形態では、第1の実施形態と画素電極の構成が異なるため、この点を中心に説
明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。ここで、図11は液晶表示装置のサブ画素領域を示す部分拡大平面構成図、図12は
図11のB−B’矢視断面図である。
本実施形態における液晶表示装置140は、図11及び図12に示すように、素子基板
141に設けられた画素電極142が共通電極143よりも外面側に配置されている。
すなわち、素子基板141は、図12に示すように、基板本体31と、基板本体31の
内側の表面に順次積層されたゲート絶縁膜32、層間絶縁膜33、電極間絶縁膜(絶縁層
)144及び配向膜34とを備えている。
また、素子基板141は、基板本体31の内側の表面に配置された走査線16及び容量
線19と、ゲート絶縁膜32の内側の表面に配置されたデータ線14(図11に示す)、
半導体層42、ソース電極43ドレイン電極44及び容量電極45と、層間絶縁膜33の
内側の表面に配置された画素電極142と、電極間絶縁膜144の内側の表面に配置され
た共通電極143とを備えている。
電極間絶縁膜144は、例えば窒化シリコンや酸化シリコンなどの絶縁性を有する透光
性材料で構成されており、層間絶縁膜33上に形成された画素電極142を被覆している

画素電極142は、平面視で図11に示すX軸方向に沿って帯状に延在している。そし
て、画素電極142は、層間絶縁膜33に形成されたコンタクトホールを介して容量電極
45に接続されている。これにより、画素電極142とTFT素子12のドレインとが接
続される。
共通電極143は、平面視でほぼ梯子形状であって、平面視で矩形の枠状の枠部143
aと、ほぼX軸方向に延在すると共にY軸方向で間隔をあけて互いに平行となるように複
数(15本)配置された帯状電極143bとを備えている。帯状電極143bの両端は、
それぞれ枠部143aのうちのY軸方向に延在する部分に接続されている。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極143bの延在方向と、液晶
分子の初期配向方向である配向膜34の配向方向とのなす角は、7°となっている。また
、緑の色表示を行うサブ画素領域における帯状電極143bの延在方向と、配向膜34の
配向方向とのなす角は、5°となっている。そして、青の色表示を行うサブ画素領域にお
ける帯状電極143bの延在方向と、配向膜34の配向方向とのなす角は、3°となって
いる。
以上のような構成の液晶表示装置140においても、上述と同様の作用、効果を奏する
。なお、本実施形態において、共通電極143は、上述した第2の実施形態や第3の実施
形態と同様の構成としてもよく、第4の実施形態と同様にマルチドメイン構造としてもよ
い。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、画素電極を層間絶縁膜上に形成して共通電極を基板本体上
に形成しているが、絶縁層を介して画素電極と共通電極とが配置されていればよく、共通
電極を層間絶縁膜上に形成して画素電極を基板本体上に形成してもよい。ここで、画素電
極と共通電極とのうち液晶層側に配置される側の一方の電極の形状は、画素電極と共通電
極との間で発生した電界が液晶層を経由できる形状であれば、上述した実施形態の電極に
開口されたスリット(帯状電極の間隔)を有した構成以外に、平面視でほぼ櫛歯形状など
、他の形状であってもよい。
また、共通電極は、走査線及び容量線と共に素子基板上に形成されているが、画素電極
と絶縁層を介して配置されていればよく、走査線及び容量線と異なる層上に形成してもよ
い。
また、配向膜の配向方向を各サブ画素領域で同方向として画素電極を構成する帯状電極
の延在方向を各サブ画素領域で異ならせているが、帯状電極の延在方向を同方向として配
向膜の配向方向をサブ画素領域ごとに異ならせてもよい。
そして、帯状電極は、配向膜の配向方向に対して平面視で左回りの角度が付与されるよ
うな延在方向となっているが、平面視で右回りの角度が付与されるような延在方向であっ
てもよい。
また、赤の色表示を行うサブ画素領域において、帯状電極の延在方向と配向膜の配向方
向とのなす角度は、7°に限らず4°以上10°以下であればよく、他のサブ画素領域と
の間で色味を低減した白表示を行うことができると共に他のサブ画素領域との間で表示す
る色の波長域が短くなるにしたがって角度が相対的に小さくなるのであれば、他の角度で
あってもよい。同様に、緑の色表示を行うサブ画素領域において、帯状電極の延在方向と
配向膜の配向方向とのなす角度は、5°に限らず2°以上8°以下であればよく、他の角
度であってもよい。そして、同様に、青の色表示を行うサブ画素領域において、帯状電極
の延在方向と配向膜の配向方向とのなす角度は、3°に限らず0°以上6°以下であれば
よく、他の角度であってもよい。さらに、各サブ画素領域における角度の差を2°として
いるが、他の角度であってもよい。
例えば、赤の色表示を行うサブ画素領域において帯状電極の延在方向と配向膜の配向方
向とのなす角度を12°以上17°以下、緑の色表示を行うサブ画素領域において帯状電
極の延在方向と配向膜の配向方向とのなす角度を7°以上12°以下、青の色表示を行う
サブ画素領域において帯状電極の延在方向と配向膜の配向方向とのなす角度を0°以上5
°以下としてもよい。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域において帯状電極の延在方向と配向膜の配向方
向とのなす角度を15°、緑の色表示を行うサブ画素領域において帯状電極の延在方向と
配向膜の配向方向とのなす角度を10°、青の色表示を行うサブ画素領域において帯状電
極の延在方向と配向膜の配向方向とのなす角度を3°としたときの画素電極と共通電極と
の間に印加する電圧と対向基板から出射する光の強度との関係を、図13に示す。なお、
図13では、図5と同様に、緑の色表示における輝度の最大値を1としたときの相対的な
輝度を示している。図13に示すように、帯状電極の延在方向と配向膜の配向方向とのな
す角度をサブ画素領域ごとに調整することで、各色で輝度が最大となるときに印加される
電圧の値をそろえることができることがわかる。これにより、同じ電圧を印加したときに
色味を低減した白表示を行うことができる。
なお、赤の色表示を行うサブ画素領域における角度と緑の色表示を行うサブ画素領域に
おける角度との差を5°、緑の色表示を行うサブ画素領域における角度と青の色表示を行
うサブ画素領域における角度との差を7°としているが、他の角度であってもよい。
また、赤の色表示を行うサブ画素領域において帯状電極の延在方向と配向膜の配向方向
とのなす角度を18°以上23°以下、緑の色表示を行うサブ画素領域において帯状電極
の延在方向と配向膜の配向方向とのなす角度を13°以上18°以下、青の色表示を行う
サブ画素領域において帯状電極の延在方向と配向膜の配向方向とのなす角度を2°以上7
°以下としてもよい。
ここで、赤の色表示を行うサブ画素領域において帯状電極の延在方向と配向膜の配向方
向とのなす角度を20°、緑の色表示を行うサブ画素領域において帯状電極の延在方向と
配向膜の配向方向とのなす角度を15°、青の色表示を行うサブ画素領域において帯状電
極の延在方向と配向膜の配向方向とのなす角度を5°としたときの画素電極と共通電極と
の間に印加する電圧と対向基板から出射する光の強度との関係を、図14に示す。なお、
図14では、図5と同様に、緑の色表示における輝度の最大値を1としたときの相対的な
輝度を示している。図14に示すように、帯状電極の延在方向と配向膜の配向方向とのな
す角度をサブ画素領域ごとに調整することで、各色で輝度が最大となるときに印加される
電圧の値をそろえることができることがわかる。これにより、同じ電圧を印加したときに
色味を低減した白表示を行うことができる。
なお、赤の色表示を行うサブ画素領域における角度と緑の色表示を行うサブ画素領域に
おける角度との差を5°、緑の色表示を行うサブ画素領域における角度と青の色表示を行
うサブ画素領域における角度との差を11°としているが、他の角度であってもよい。
また、帯状電極の形状は、各色表示を行うサブ画素領域において少なくとも長さ方向の
中央部における幅方向の中心線と配向膜の配向方向とのなす角が上述した関係を満たせば
よく、長さ方向に沿って幅が変化する形状としてもよい。
また、液晶表示装置は、画素電極をスイッチング制御する駆動素子としてTFT素子を
用いているが、TFT素子に限らず、TFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)素子
など、他の駆動素子を用いてもよい。
また、液晶表示装置は、ノーマリブラックモードを採用しているが、ノーマリホワイト
モードを採用してもよい。
また、液晶表示装置は、透過型の表示装置としているが、半透過反射型の液晶表示装置
や反射型の液晶表示装置であってもよい。
そして、液晶表示装置は、R、G、Bの3色の色表示を行うカラー液晶表示装置として
いるが、白表示を行うことが可能であれば、他の色表示を行うサブ画素領域を備える構成
としてもよい。ここで、対向基板にカラーフィルタ層を設けずに、素子基板にカラーフィ
ルタ層を設けてもよい。
さらに、電子機器は、液晶表示装置を備えていれば上述した携帯電話機に限らず、電子
ブックやパーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファイン
ダ型またはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、
電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タ
ッチパネルを備えた機器などの画像表示手段であってもよい。
第1の実施形態における液晶表示装置を示す回路構成図である。 液晶表示装置のサブ画素領域を示す平面構成図である。 図2のA−A’矢視断面図である。 図2の光学軸配置を示す説明図である。 各サブ画素領域における印加電圧と輝度との関係を示すグラフである。 本発明の携帯電話機を示す外観斜視図である。 第2の実施形態の液晶表示装置のサブ画素領域を示す平面構成図である。 第3の実施形態の液晶表示装置のサブ画素領域を示す平面構成図である。 図8の光学軸配置を示す説明図である。 第4の実施形態の液晶表示装置のサブ画素領域を示す平面構成図である。 第5の実施形態の液晶表示装置のサブ画素領域を示す平面構成図である。 図11のB−B’矢視断面図である。 各サブ画素領域における印加電圧と輝度との関係を示すグラフである。 各サブ画素領域における印加電圧と輝度との関係を示すグラフである。
符号の説明
1,110,120,130,140 液晶表示装置、11,111,121,131,
142 画素電極(第1電極)、11b,111b,121a,131a〜c,143b
帯状電極(帯状部)、12 TFT素子(駆動素子)、21,141 素子基板(一方
の基板)、22 対向基板(他方の基板)、23 液晶層、32 ゲート絶縁膜(絶縁層
)、33 層間絶縁膜(絶縁層)、34,145 配向膜、41,143 共通電極(第
2電極)、100 携帯電話機(電子機器)、111a 接続部、144 電極間絶縁膜
(絶縁層)

Claims (7)

  1. 液晶層を挟持して平面状に配置された複数のサブ画素領域を構成する一対の基板のうち一方の基板には、第1電極と、該第1電極に接続された駆動素子と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極の間に設けられた絶縁層と、前記液晶層と接して初期状態での液晶分子の配向方向を規制する配向膜と、が備えられ、
    前記第1及び第2電極間に生じる電界によって前記液晶層を構成する液晶分子を駆動させ、前記複数のサブ画素領域から波長域の異なる赤、緑及び青の三色からなる色表示を行う液晶表示装置であって、
    前記配向膜の配向方向が、複数の前記サブ画素領域で同一方向であり、
    前記第1及び第2電極のうちいずれか一方の電極は、他方の電極よりも前記液晶層側に設けられていると共に、前記サブ画素領域内において所定の間隔を隔てて互いに平行に延在して配置された複数の帯状部を備えており、
    前記他方の電極は、前記サブ画素領域内において前記間隔及び前記複数の帯状部を含む領域に設けられており、
    赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、4°以上10°以下であり、
    緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、2°以上8°以下であり、
    青の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、0°以上6°以下であり、
    赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差と、
    緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と青の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差が、それぞれ2°であり、
    赤色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角 > 緑色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角 > 青色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角、となることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 液晶層を挟持して平面状に配置された複数のサブ画素領域を構成する一対の基板のうち一方の基板には、第1電極と、該第1電極に接続された駆動素子と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極の間に設けられた絶縁層と、前記液晶層と接して初期状態での液晶分子の配向方向を規制する配向膜と、が備えられ、
    前記第1及び第2電極間に生じる電界によって前記液晶層を構成する液晶分子を駆動させ、前記複数のサブ画素領域から波長域の異なる赤、緑及び青の三色からなる色表示を行う液晶表示装置であって、
    前記配向膜の配向方向が、複数の前記サブ画素領域で同一方向であり、
    前記第1及び第2電極のうちいずれか一方の電極は、他方の電極よりも前記液晶層側に設けられていると共に、前記サブ画素領域内において所定の間隔を隔てて互いに平行に延在して配置された複数の帯状部を備えており、
    前記他方の電極は、前記サブ画素領域内において前記間隔及び前記複数の帯状部を含む領域に設けられており、
    赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、12°以上17°以下であり、
    緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、7°以上12°以下であり、
    青の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、0°以上5°以下であり、
    赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差が、5°であり、
    緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と青の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差が、7°であり、
    赤色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角 > 緑色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角 > 青色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角、となることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 液晶層を挟持して平面状に配置された複数のサブ画素領域を構成する一対の基板のうち一方の基板には、第1電極と、該第1電極に接続された駆動素子と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極の間に設けられた絶縁層と、前記液晶層と接して初期状態での液晶分子の配向方向を規制する配向膜と、が備えられ、
    前記第1及び第2電極間に生じる電界によって前記液晶層を構成する液晶分子を駆動させ、前記複数のサブ画素領域から波長域の異なる赤、緑及び青の三色からなる色表示を行う液晶表示装置であって、
    前記配向膜の配向方向が、複数の前記サブ画素領域で同一方向であり、
    前記第1及び第2電極のうちいずれか一方の電極は、他方の電極よりも前記液晶層側に設けられていると共に、前記サブ画素領域内において所定の間隔を隔てて互いに平行に延在して配置された複数の帯状部を備えており、
    前記他方の電極は、前記サブ画素領域内において前記間隔及び前記複数の帯状部を含む領域に設けられており、
    赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、18°以上23°以下であり、
    緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、13°以上18°以下であり、
    青の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と初期状態での前記液晶分子の配向方向とのなす角が、2°以上7°以下であり、
    赤の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差が、5°であり、
    緑の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角と青の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角との差が、11°であり、
    赤色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角 > 緑色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角 > 青色の色表示を行う前記サブ画素領域に設けられた前記一方の電極の前記帯状部の延在方向と前記配向方向とのなす角、となることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 前記一方の基板が、前記液晶層と接して初期状態での前記液晶分子の配向方向を規制する配向膜を有し、
    該配向膜の配向方向が、複数の前記サブ画素領域で同一方向であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 前記一方の電極が、前記複数の帯状部それぞれの一端を互いに接続する接続部を有し、
    前記複数の帯状部それぞれの他端が、開放端となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 他方の前記電極が、前記一対の電極間の電界を制御する駆動素子に接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の液晶表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
JP2007198516A 2006-09-08 2007-07-31 液晶表示装置及び電子機器 Active JP4607158B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007198516A JP4607158B2 (ja) 2006-09-08 2007-07-31 液晶表示装置及び電子機器
US11/896,582 US7760304B2 (en) 2006-09-08 2007-09-04 Liquid crystal display device and electronic apparatus for the reduction of color in a white display
KR1020070090478A KR100882999B1 (ko) 2006-09-08 2007-09-06 액정 표시 장치 및 전자기기
CNB2007101492287A CN100541280C (zh) 2006-09-08 2007-09-07 液晶显示装置及电子设备

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006243742 2006-09-08
JP2007198516A JP4607158B2 (ja) 2006-09-08 2007-07-31 液晶表示装置及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008090280A JP2008090280A (ja) 2008-04-17
JP4607158B2 true JP4607158B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=39169224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007198516A Active JP4607158B2 (ja) 2006-09-08 2007-07-31 液晶表示装置及び電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7760304B2 (ja)
JP (1) JP4607158B2 (ja)
KR (1) KR100882999B1 (ja)
CN (1) CN100541280C (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5200795B2 (ja) * 2008-09-12 2013-06-05 セイコーエプソン株式会社 液晶装置及び電子機器
JP5258603B2 (ja) * 2009-01-30 2013-08-07 株式会社ジャパンディスプレイウェスト 液晶表示装置
KR101275069B1 (ko) * 2009-03-02 2013-06-14 엘지디스플레이 주식회사 프린지 필드 스위칭 모드 액정표시장치용 어레이 기판
US20120154457A1 (en) * 2009-09-02 2012-06-21 Sharp Kabushiki Kaisha Display panel and display device
CN102629044A (zh) * 2011-06-15 2012-08-08 京东方科技集团股份有限公司 一种液晶显示器及其制作方法
US8189158B1 (en) 2011-09-29 2012-05-29 Hannstar Display Corp. Fringe field switching liquid crystal display apparatus
CN102629058B (zh) * 2011-12-31 2013-06-19 京东方科技集团股份有限公司 一种阵列基板、液晶显示装置及取向摩擦方法
JP6385132B2 (ja) * 2014-05-14 2018-09-05 三菱電機株式会社 液晶表示装置
CN104614904A (zh) * 2015-03-11 2015-05-13 京东方科技集团股份有限公司 一种像素结构及其驱动方法、阵列基板和显示装置
CN104950525B (zh) 2015-07-29 2018-01-02 厦门天马微电子有限公司 液晶显示面板及其制作方法、显示装置
KR102504900B1 (ko) * 2015-12-18 2023-02-28 엘지디스플레이 주식회사 액정 표시 장치
CN109239992A (zh) * 2018-10-11 2019-01-18 惠科股份有限公司 一种像素电极结构及显示装置
CN114253036B (zh) * 2021-12-27 2024-03-26 武汉华星光电技术有限公司 像素电极、阵列基板及显示装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3120751B2 (ja) * 1996-11-06 2000-12-25 日本電気株式会社 横電界方式の液晶表示装置
KR100529556B1 (ko) * 1998-04-10 2006-02-08 삼성전자주식회사 평면 구동 액정 표시 장치
JP3926056B2 (ja) * 1999-03-16 2007-06-06 シャープ株式会社 液晶表示装置
JP2005141036A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置
KR100577799B1 (ko) 2004-02-16 2006-05-11 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 프린지 필드 구동 모드 액정표시장치에서의 편광축 및 러빙축을 배열하는 방법
JP4223993B2 (ja) * 2004-05-25 2009-02-12 株式会社 日立ディスプレイズ 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080062339A1 (en) 2008-03-13
CN101140369A (zh) 2008-03-12
US7760304B2 (en) 2010-07-20
JP2008090280A (ja) 2008-04-17
CN100541280C (zh) 2009-09-16
KR100882999B1 (ko) 2009-02-12
KR20080023164A (ko) 2008-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4607158B2 (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP4572854B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
KR100841153B1 (ko) 액정 장치 및 전자기기
EP1835334B1 (en) Liquid crystal device and electronic apparatus
KR100816137B1 (ko) 액정 장치 및 전자기기
JP4434166B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP5121529B2 (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP2007047732A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP2007058007A (ja) 液晶装置および電子機器
TWI382260B (zh) 液晶裝置
JP2008090279A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP2007226200A (ja) 液晶装置及び電子機器
JP5175133B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP5110991B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP4367506B2 (ja) 電気光学装置の駆動方法、電気光学装置、及び電子機器
JP2008257168A (ja) 液晶装置
JP2009075421A (ja) 液晶装置、及び電子機器
JP2008083291A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP4905011B2 (ja) 液晶装置、及び電子機器
US8477269B2 (en) Liquid crystal display device
JP2009080303A (ja) 液晶装置および電子機器
JP2008216858A (ja) 電気光学装置、及び電子機器
JP2008070734A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP2007226199A (ja) 液晶装置及び電子機器
JP5076781B2 (ja) 透過型液晶表示装置及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080919

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090727

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090804

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091009

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100526

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100526

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100707

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4607158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250