JP4606856B2 - フェンス - Google Patents

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本発明は、フェンスに係り、特に、クリンプされた線材を使用した金網からなるフェンスに関するものである。
例えば、山あいに建設された高速自動車道路や幹線鉄道線路などでは、小動物が道路内に進入しないように、道路の両側にフェンスが設けられる。従来、この防獣フェンスは、縦、横胴縁の間に溶接格子金網を張ったものが一般に使用されているが、この溶接格子金網を使用したフェンスを傾斜地に施工するには、その傾斜地の角度に合わせて横線の角度を変えて縦線に溶接した格子金網を専用に作成し施工していた。これは非常に作業性が悪く、また、それぞれの傾斜角度に対応することも非常に難しかった。溶接格子金網のフェンスを傾斜地に設置する、さらに他の設置方法として、施工現場にて傾斜角度に合わせて溶接金網の上下を切断して施工することがあるが、作業性が悪いし、美観も悪かった。
前記の問題点に鑑み傾斜地に対応できる格子金網の特許はいくつか出願されている。
例えば、(1)特開昭61−85670号「傾斜地設置可能なネットフェンス」がある。この先行技術には、フェンスの金網部分を構成する縦線と横線の交点を単に接触状態に保持している傾斜地施工可能なネットフェンスが開示されている。しかし、この従来例(1)は、交点が固定されていないため、線材が横、または、縦にずれることがあり、横胴縁、縦胴縁で金網を固定するまでは、金網が崩れないように維持する必要がある。従って、梱包、運搬、施工時には十分な注意を払う必要があり、また、一度、金網が崩れた際には、それを戻すのに非常に手間ひまがかかる。
(2)特開2002−81231号「小動物進入防止用フェンス金網」には、フェンスの金網の縦線と横線が交差する箇所に、縦線と横線を組み合わせるための凹状の屈曲部または湾曲部を設け、この凹状部を相互に嵌め合わせて構成している金網を使用した小動物進入防止用フェンス金網が開示されている。しかし、この従来例(2)のフェンス金網も線材にコ字状の凹状部があり、ずれにくくはなっているが、縦線と横線の交点を単に接触状態に保持している点では、(1)と同様であり、前記と同様に金網が崩れる可能性があるし、また、コ字状の凹状部をもった線材を製造するのに手間が掛り、生産性が悪い。
また、従来、JIS規格のクリンプ金網はフェンス用としては、使用されることがあまりなかった。というのは、クリンプ金網は、縦線と横線が隣接する波型凹凸部分に配置する構成ではなく、複数の凹凸部分を隔てた一定ピッチのピッチでかなり細かく編成されており、縦横線材どおしの拘束力が強く、わずかな傾斜地にしか対応することができなかった。また、傾斜地に対応できるように、大きなピッチで編成すると平行四辺形に変形可能で、傾斜地には対応できるが、線材どおしの拘束力が少なく、たやすく線材がずれて、金網が崩れてしまう欠点があったからである。また、かなり密に編んでいるクリンプ金網フェンスもあるが、線材どおしの拘束力が強く、わずかな傾斜地にしか対応できなかったし、密に編んだことによる景観性を目的としたフェンスであった。このクリンプ金網を傾斜地に設置するには、縦線と横線をある程度の間隔をあけて格子状に編み込み、かつ平行4辺を保って変形自在に構成し、製作時は長方形に編成した金網を施工時に平行四辺形を保って上下辺が傾斜するように変形させて傾斜地に設置するものである。
傾斜地対応型のクリンプ金網は前記のように編成するが、この場合、平行四辺形を保って変形可能に縦線と横線を編成するためには、その交差部にある程度の自由度を確保する必要がある。このため縦線と横線は、隣接する波型凹凸部分に配置する構成ではなく、複数の凹凸部分を隔てて位置するように編成されている。このため傾斜地対応型の従来のクリンプ金網も、(1)(2)の従来例と同様に線材がずれやすい構造となって、製作時から施工に至る間の取り扱いには十分な注意を払う必要があり、また、一度、金網が崩れた際には、それを戻すのに非常に手間ひまがかかる問題があった。
特開昭61−85670号 特開2002−81231号
特許文献1、2に開示のフェンスは、傾斜地に対応可能であるが、縦線・横線がずれやすく、また、特に、防獣フェンスとして使用する際には、動物がフェンスを登って侵入するのを防止するために、横線の間隔をあけて編成する必要があり、間隔をあけると、さらにずれやすくなり、梱包、運搬、施工時の取り扱いには十分な注意を払う必要があった。また、製作に手間が掛り、生産性が悪い等の問題があった。
本発明は、前記の問題点を解決したものであって、クリンプ状に波型凹凸部分を形成した線材を縦線および横線とし、この線材を波型凹凸部分を利用して特定の網目に編成した金網を用いて平地や傾斜地に設置可能としたフェンスであって、製作から梱包、運搬、施工までの間における取り扱いによって、縦線・横線がずれる不具合を解消したフェンスを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は次のように構成する。
第1の発明は、縦線と横線が組まれた、クリンプされた線材を使用した金網からなるフェンス本体が複数の支柱間に固定されているフェンスにおいて、前記金網は、波凹凸部分が形成された縦線と横線が縦横平行に配置されてなり、前記縦線は、隣接する半ピッチずれた2本線以上の横線の凹凸部分に通されて係合され、この2本線以上の横線を1組として、前記隣接する横線の組が互いに3ピッチ以上離れて、前記金網が平行四辺形に変形可能にされ、2本線以上からなる1組の側部縦線と、2本線以上からなる1組の横線が絡み合って四方枠が形成され、前記四方枠がフェンス本体の四隅部に形成されていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記縦線および横線の線径が、波型の凹部の深さ(h)以下であることを特徴とする。
本発明のクリンプされた線材を使用した金網を用いたフェンスによると、次の効果がある。
(1)縦線と横線が組まれた、クリンプされた線材を使用した金網からなるフェンスにおいて、前記金網の波凹凸部分が形成された縦線と横線が縦横平行に配置されてなり、前記縦線は、隣接する半ピッチずれた2本線以上の横線の凹凸部分に通されて係合されているので、近接した2本線による四方枠が形成され、線材がずれることなく、特に、横線の間隔をあけて金網を構成することもでき、運搬、施工が可能となる。
(2)さらに、縦線においても、金網の左右両端で、横線の隣接した凹凸部分に縦線を2本通すことにより、近接した2本線による四方枠が形成され、線材がずれることなく運搬、施工が可能になる。
(3)また、縦線と横線は固定されてなく、回転可能な状態であるため、格子が長方形から平行四辺形に変形し、傾斜地に施工することが可能になる。
(4)金網の大きさによっては、中間部にも、同様に隣接した凹凸部分に横線や縦線を通すことにより、格子の目合を小さくでき、フェンスの強度が向上すると共に、小動物の進入をより確実に防止できる効果が高まる。
このように本発明によると、クリンプされた線材を使用した金網からなるフェンスは勾配が0°から約30°の範囲で平行四辺形を保持して自由に変形できると共に、柱・胴縁への取り付けが自由であることにより、平地に設置できるのは勿論、どんな傾斜地でも、現場にて角度を決めて容易に施工可能であり、しかも製作から梱包、運搬、施工時までの間のクリンプ金網の取扱に際し、縦線、横線が安定して編成されているので、ずれることがなく、フェンスの取り扱いが容易となり施工性が向上する。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1(a)は、本発明のフェンス本体を構成するクリンプされた線材を使用した金網の正面図、(b)は、側面図、(c)は、図(b)のA部の詳細図、図2(a)は、図1(a)のB部の拡大図、図2(b)は、図2(a)のC−C断面図、図3(a)は、図2(a)の斜視図、図3(b)は、縦線と横線の線径と波型凹凸部分の深さ(h)の関係を示す説明図である。図4(a)は、図1のフェンス本体を平地に設置する場合の正面図、図4(b)は、図1(a)のフェンス本体につき平行四辺形を保持して変形させて傾斜地に設置する場合の正面図である。
図5(a)(b)は、図1〜図4に示すフェンス本体(クリンプ金網)で構成したフェンスを平地に設置した状態を示す正面図と側面図、図6、図7は、図5のフェンスにおける各部の連結構造の部分図である。
図1〜図4に示すように、フェンス本体(クリンプされた線材を使用した金網)1は複数本の縦線2と横線3を格子状に編成して構成される。縦線2と横線3の各線材は、凹部4と凸部5を持った波状の線材であり、この線材で構成した縦線2と横線3を一定の目合に配列して編み上げた金網として構成されている。図1においては、両側部の縦線2がフェンス本体1の両側部を構成し、最上部の横線3と最下部の横線3がフェンス本体1の上部と下部を構成し、両側部の縦線2最上部と最下部の横線3とで囲まれる長方形の枠の内側に複数本の縦線2と横線3を一定の目合に配列して編み上げた金網として構成されている。
本実施形態の主要素は、フェンス本体1の両側部を構成する縦線2aと、最上部と最下部を構成する横線3aが、それぞれ相手側の縦線2aと横線3aの連続した隣接の波型凹凸部分に通される構成としたことである。
図2、図3によってさらに説明すると、フェンス本体1の2本の側部縦線2aの凹部4と凸部5は、下部横線3aの凸部5と凹部4に直交して係合している。このように2本1組の側部縦線2aと下部横線3aが絡み合って四方枠6が形成されて、相互にずれないように編み込まれている。このような四方枠6がフェンス本体1の四隅部に形成されることで、フェンス本体1の長方形の4辺が安定して組まれることになる。隣り合う側部縦線2a、下部横線3aは、それぞれ波型凹凸部分が半ピッチずれて配置されことで、相手側の線材の隣接する凸部5と凹部4で絡み合うように編み込まれる。側部縦線2aと下部横線3aは、少なくとも2本以上が連続して隣接する凸部5と凹部4に編み込まれるようになっていれば、3本以上であっても構わないが、理想的には2本乃至4本が望ましい。
フェンス本体1の4辺に位置する2本1組の両側部縦線2aと上下部横線3aに対して、その内側に複数の中間部縦線2bと中間部横線3bが編みこまれる。図において中間部横線3bは上下に隣接する2本1組をなし、かつ、上下に間隔をあけて複数段配設されており、その両端は、2本1組の両側部縦線2aの上下に隣接する凹部4と凸部5の間に配置される。このように2本1組の中間部横線3bと側部縦線2aが絡み合って四方枠6aが形成されることにより、側部縦線2aに対して中間部横線3bは安定して組み込まれてずれることがない。特に、2本1組の中間部横線3bは、上下方向に間隔をおいて配設されていても、両端部が側部縦線2aにしっかりと安定して支持される。中間部横線3bは、さらに線材の本数を増減してもよく、何れの場合も、端部は2本1組の両側部縦線2aの隣接する凹部4と凸部5によって安定に係止される。
複数の中間部縦線2bは、多段に設けられた2本1組の中間部横線3bの横方向に隣接する凹部4と凸部5の間に係合して上下方向に伸長して設けられ、さらに、中間部縦線2bの上下端部は、2本1組の上下部横線3aの横方向に隣接する凹部4と凸部5の間に配置される。このように中間部縦線2bが2本1組の中間部横線3bと上下部横線3aに挟まれてずれないように支持されることで、フェンス本体1が安定して編成される。複数配設される中間部縦線2bの横方向の間隔は任意であるが、中間部横線3bの凹部4と凸部5の3ピッチ以上離れた配置に設けるのがよい。また、両側部縦線2aと中間部縦線2bの下端部は、最下段の下部横線3aより下方に延長して地盤への埋設部とされていてもよい。
各縦線2および横線3の線径は、波型の凹部4の深さ(h)以下に設けるのが望ましい。このように構成することにより縦線2と横線3は、相手側の縦線2と横線3波型の凹部4内に納まって係合するので、凹部4から脱出しにくく安定した編成となると共に美観も向上する。また、縦線2と横線3は、例えば4Φmmの線径を規準として、線径(d)と波型の凹部の深さ(h)とピッチ(p)は、略2:4:5に設けるのがよく、このように構成すると隣接する波型凹凸部分に互いに係合する縦線2と横線3は、互いに係合する相手側の線材の軸線方向にずれることがなく、しかも、前記線径に対して余裕を持たせて深さ(h)とピッチ(p)を設定しているため、縦線2と横線3とは互いに回動自在となる。即ち、縦線2と横線3の交差部を支点として、平行四辺形を保って円滑に変形できる。
前記のフェンス本体1は、平地に設置するときは、図(a)に示すように縦線2と横線3が直角に交わる長方形の状態で配置できると共に、傾斜地に設置するときは、図(b)に示すようにフェンス本体1の両側を上下反対に移動させることで、フェンス本体1につき平行四辺形を保持して、つまり、縦線2につき鉛直方向に配向している状態を保持してフェンス本体1の上下部を傾斜させることができる。この場合、縦線2と横線3とが回動自在となるように、凹部4と凸部5の深さ(h)、ピッチ(p)を線径に対して余裕を持たせて設定しておくことにより、両線材の凹部4と凸部5が係合を保持したまま回動することで矩形状態から傾斜状態にスムーズに変形できる。
しかも、縦線2と横線3は上下と左右に適度の間隙を置いて配設されているにも拘わらず、フェンス本体1の上下左右の周辺部は、2本1組の縦線2と横線3が隣接する波型の凹部4と凸部5に係合することで安定して組まれているので、全体の線材が安定し、ずれることがない。したがって、製作から梱包、運搬、施工までの間の取り扱いによって、縦線・横線が崩れるという不具合を解消している。
フェンス本体1は 図5に示すように、所定の間隔で地盤7に立設された支柱8に取り付けてフェンス10を構成する。図5〜図7によって説明すると、支柱8はハット型の横断面であり、下端部が地盤7に構築したコンクリート基礎11に埋設されている。隣接する支柱8の間にアングル材からなる上部胴縁12が架設され、フェンス本体1の上部はこの上部胴縁12に固定される。フェンス本体1の両側部は支柱1に固定金具を用いて固定される。
各部の構成を順に説明すると、図7(a)(b)に示すようにアングル材からなる上部胴縁12の垂直部は、支柱8に上向きに切り起こした爪13に係止され、水平部は支柱8の上部を横方向に貫通する取り付けボルト14の先端に設けられた胴縁取付金具15にて係止されている。また、図(a)に示すように、フェンス本体1の2本1組の上部横線3aは、上部胴縁12の垂直部の内側面が当てがわれ、隣り合う中間部縦線2bの間において、金網取付金具16にて押さえられ、該金網取付金具16を貫通するボルト17を介して上部胴縁12に固定されている。また、図(e)、(f)に示すように所定長さの上部胴縁12の端部は、段差部のある一方の胴縁の端部に重ね合わせ、固定ボルト18にて固定することでフェンスに設置長さに渡って連続して構成される。
2本1組で多段に設けられた中間部横線2bは、支柱8に対して、図5F部、G部に示す金具を用いて固定されている。図5のF部の金具は、その詳細を示す図(c)(d)に示すように、ハット型断面の支柱8の両側の鍔部8aに隣接するフェンス本体1の中間部横線3bの端部と側部縦線2aとが当てがわれ、押さえ金具19で左右側が同時に押さえられる。この押さえ金具19には、支柱8を抱持したUボルト20の両端が挿通しており、ナット21を締結することで、押さえ金具19を介して、フェンス本体1の両側部を支柱8に固定している。また、図5の部では、ハット型断面の支柱8の頂部を貫通する固定ボルト23が押さえ金具22を挿通している。したがって、ボルト23にナット24を締結することで押さえ金具22を介して、フェンス本体1の両側部が支柱8に固定されている。このように図5のF部とG部の固定手段を適宜に組み合わせてフェンス本体1の両側部を支柱8に固定されている。この固定手段は、フェンス本体1を平地と傾斜地の何れに設置するときも、共通に適用できる。フェンス本体1を支柱8に固定したとき、最下段の下部横線3aから突出した縦線3の下端部は地盤7に埋設される。
本実施形態のフェンス10は、波凹凸部分が形成された縦線2と横線3が縦横平行に配置されてなり、縦線2は、隣接する半ピッチずれた2本以上の横線3の凹凸部分に通されて係合されている。また、縦線2の間隔と横線3の間隔は適度の余裕を持たせて配置されていて動物の進入を阻止できると共に、長方形のフェンス本体1を平行四辺形を保って適宜の傾斜に変形させることで、施工現場にて平地および傾斜地に容易に対応させることができる。しかも、このフェンス本体1は、製作、梱包、運搬、施工の間の取り扱いによっても、縦線2と横線3の編成が崩れることがなく、取り扱いと施工性が向上する。なお、中間部の縦線2bと横線3bの本数や配置の間隔などは設置状況に適応するように変更して構わない。
図(a)は、本発明のフェンス本体を構成するクリンプされた線材を使用した金網の正面図、図(b)は、側面図、図(c)は、図(b)のA部の詳細図である。 図(a)は、図1(a)のB部の拡大図、図(b)は、図2(a)のC−C断面図である。 図(a)は、フェンス本体の一部の斜視図、図(b)は、縦線と横線の線径と波型凹凸部分の深さ(h)の関係を示す説明図である。 図(a)は、図1のフェンス本体を平地に設置する場合の正面図、図(b)は、同図(a)のフェンス本体の平行四辺形を保持して変形させて傾斜地に設置する場合の正面図である。 図(a)(b)は、図1〜図4に示すフェンス本体で構成したフェンスを平地に設置した状態を示す正面図と側面図である。 図(a)は、上部胴縁とフェンス本体(クリンプ金網)の連結構造を示す正面図、(b)(c)(d)は、上部胴縁の詳細図、(e)(f)は、上部胴縁の端部連結構造の詳細図である。 図(a)(b)は、図5のE部詳細図、図(c)(d)は、図5のF部詳細図、図(e)(f)は、図5のG部詳細図である。
符号の説明
1 フェンス本体
2 縦線
2a 側部縦線
2b 中間部縦線
3 横線
3a 上部と下部の横線
3b 中間部の横線
4 凹部
5 凸部
6 四方枠
7 地盤
8 支柱
8a 鍔部
10 フェンス
11 コンクリート基礎
12 上部胴縁
13 爪
14 取り付けボルト
15 胴縁取付金具
16 金網取付金具
17 ボルト
18 ボルト
19 押さえ金具
20 Uボルト
21 ナット
22 押さえ金具
23 固定ボルト
24 ナット

Claims (2)

  1. 縦線と横線が組まれた、クリンプされた線材を使用した金網からなるフェンス本体が複数の支柱間に固定されているフェンスにおいて、
    前記金網は、
    凹凸部分が形成された縦線と横線が各々縦横平行に配置されてなり、
    前記縦線は、隣接する半ピッチずれた2本線以上の横線の凹凸部分に通されて係合され、この2本線以上の横線を1組として、
    前記隣接する横線の組が互いに3ピッチ以上離れて、金網が平行四辺形に変形可能にされ、2本線以上からなる1組の側部縦線と、2本線以上からなる1組の横線が絡み合って四方枠が形成され、前記四方枠がフェンス本体の四隅部に形成されていることを特徴とするフェンス。
  2. 前記縦線および横線の線径が、波型の凹部の深さ(h)以下であることを特徴とする請求項1記載のフェンス。
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