JP4603598B2 - 推進管の中押し方法、及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、推進工法における推進管の中押し方法、及びその装置に関する。
推進工法は、一般に上下水道管などの埋設工事に用いられるもので、図7に示すように
、発進立坑1の下部側壁に掘削マシン2でもって横坑3を掘削せしめつつ、該横坑3に推
進管4を順次挿入せしめると共に、該推進管4の後端部を支圧盤5に支圧せしめた元押し
ジャッキ6でもって押込むことにより埋設せしめるものである。
ところで、上記推進工法では、推進距離に比例して推進管4と地山との摩擦により推進
力が増加することから、推進管4の軸方向耐荷力や元押しジャッキ6の能力を越えない範
囲に推進距離を制限せしめる必要があり、必然的に推進距離をあまり長くすることが出来
ないものである。
このため、所要の推進距離を越える長距離施工に際しては、図7に示すように、所要個
所の相隣る先行推進管4と後行推進管4との間に中押しジャッキより構成された中押し装
置7を介在せしめ、中押し装置7の中押しジャッキと元押しジャッキ6とを交互に伸縮作
動せしめつつ、推進管4を順次押込んで長距離施工せしめるものとされている。
そして、上記中押し装置7としては、図8及び図9に示すように、一端部に厚肉状のコ
ンクリ−ト製接続管9が一体に接合された薄肉状の金属製外筒管8と、該外筒管8の自由
端に一端が嵌合自在とされると共に他端に推進管用接続リング11が一体に接合された厚
肉状のコンクリ−ト製内筒管10と、該内筒管10の嵌合端面と接続管9の接合端面との
間に介在された中押しジャッキ12とより構成されたものが知られている。
上述の如く構成された中押し装置7は、相隣る推進管4の一方に接続管9を介して外筒
管8を接続せしめ、同他方の推進管4に接続リング11を介して内筒管10を接続せしめ
ると共に、内筒管10を外筒管8に嵌合せしめつつ中押しジャッキ12を作動せしめ、そ
のピストンロッド13により接続管9を押圧せしめて外筒管8と共に推進管4を推進方向
に中押しせしめるものである。
また、特開平7−62978号公報には、相隣る先行推進管と後行推進管との間に筒状
のカラ−がスライド自在に外嵌されると共に、先行推進管の後部管端と後行推進管の前部
管端との間に各々受座を介して中押しジャッキが介在された中押し装置が開示されている

そして、上述の如く構成された中押し装置は、中押しジャッキを作動せしめ、そのピス
トンロッドにより受座を介して先行推進管を押圧せしめて推進方向に中押しせしめるもの
である。
特開平7−62978号公報
ところで、上述の如く構成された推進管4の中押し装置7等は、比較的直線状の長距離
施工を好適に行うことが出来る反面、曲線施工の場合においては問題があるものである。
即ち、推進管4を曲線施工せしめるさいには、推進管4が曲がった坑の中を曲線外側に
押しつけながら推進していくために、推進管4と坑壁の土砂の摩擦力が直線施工時に比較
して大きく作用し、かかる摩擦力の増加は曲線半径が小さければ小さいほど、また、曲線
長が長くなるほど大きくなるものである。このため、曲線施工時は中押し装置7等を必要とする場合が多くあるものである。反面、図10〜図12に示すように、推進管4が曲線個所を通過するさいには筒状カラ−14が曲線半径に応じて開口し、その開口長Lは曲線半径が小さくなるほど大となるため、止水性能の面から一定長以内に制限されるものである。このため、曲線施工時に使用する推進管4は、筒状カラ−14の止水性能を確保せしめるために曲線半径が小さくなるほど管長を短くしなければならないものである。
しかして、上記図8及び図9に示す従来の中押し装置7を構成する中押しジャッキ12
は、上述の如く内筒管10の嵌合端面と接続管9の接合端面との間に介在せしめるものと
されているから、中押しジャッキ12の長さは中押し装置7の長さに加えられ、必然的に
中押しジャッキ7を構成するピストンロッド13のストロ−ク長はシリンダ長の制約をう
けて大にすることが出来ないものである。即ち、中押し装置7の最短の長さは図8に示すように、接続管9と中押しジャッキ12と内筒管10(外筒管8と長さは同じ)と推進管接続用リング11を加えたものになる。このとき、外筒管8の長さは中押しジャッキ12とピストンロッド13のストロ−ク長を加えた長さと、外筒管8と内筒管10の管の止水性を保つ余裕長の総計となる。
即ち、
中押し装置の長さ=接続管9+外筒管8と内筒管10の管の止水性を保つ余裕長+(中 押しジャッキ12とピストンロッド13のストロ−ク長)×2
であることから、中押し装置7を短くすることには限界があり、小さな曲線半径では用いられておらず、そのため推進距離が制約され経済性が損なわれていた。
さらに、ピストンロッド13が接続管9を押圧し伸張出来る長さ、すなわち、ピストンロッド13のストロ−ク長の最長は中押しジャッキ12の長さより若干短いものである。
これより、外筒管8と内筒管10とよりなる中押し管の伸張長さは、
外筒管8の長さ−外筒管8と内筒管10の管の止水性を保つ余裕長)÷2
以下に過ぎず、シリンダ長の制約をうけて大にできないものである。
なお、「÷2」とは、ピストンとピトンロッドの長さが同じとした場合、正確には
ピストン長+シリンダ−長
を意味する。
また、中押しジャッキを先行推進管の後部管端と後行推進管の前部管端との間に受座を
介して介在せしめた特開平7−62978号公報記載の中押し装置も同様の課題を有する
ものである。
本発明は従来例の課題を解決し、中押しジャッキを構成するピストンロッドのストロ−
ク長をそのシリンダ長に制約されることなく常に大とせしめ、特に曲線半径の大小に拘わ
らず推進管の曲線施工時における中押し作動を確実に効率良く行なうことが出来る、推進
管の中押し方法、及びその装置を提供しようとするものである。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1記載の発明は、発進立坑より掘削しつつ所要長の推進管を順次接続して地中に埋設せしめるさいに、所要個所の相隣る推進管の一方に接続管を介して外筒管を接続せしめ、同他方の推進管に接続リングを介して内筒管を接続せしめると共に、該内筒管を外筒管に嵌合せしめつつ、一端に支圧盤を備えた筒状支圧体を介して内筒管の嵌合端内に埋没状に支圧保持せしめた所要数の中押しジャッキを作動せしめ、該各中押しジャッキを構成するピストンロッドを内筒管の嵌合端部より接続管方向に向けて伸縮作動せしめつつ、押し輪体を介して接続管の接合端部を押圧せしめて外筒管と共に推進管を推進方向に中押しせしめることを特徴とする、推進管の中押し方法を要旨とするものである。
本発明の請求項2記載の発明は、一端に支圧盤を備えた筒状支圧体を内筒管の嵌合端内に嵌合掛止せしめ、該支圧体内に中押しジャッキを埋没状に支圧保持せしめつつ、接続管の接合部に掛止せしめた押し輪体を押圧して外筒管と共に推進管を推進方向に中押しせしめることを特徴とする、請求項1記載の推進管の中押し方法を要旨とするものである。
本発明の請求項3記載の発明は、一端部に推進管用接続管が接合されてなる外筒管と、該外筒管に一端が嵌合自在とされると共に他端部に推進管用接続リングが接合されてなる内筒管と、該内筒管と外筒管との間に介在された中押しジャッキとよりなり、上記中押しジャッキは一端に支圧盤を備えた筒状支圧体を介して内筒管の嵌合端内に埋没状に支圧保持され、該中押しジャッキを構成するピストンロッドは内筒管の嵌合端部より接続管方向に向けて伸縮作動自在とされると共に、該各中押しジャッキのピストンロッドに当接せしめるべく接続管の接合端部には押し輪体が掛止されてなることを特徴とする、推進管の中押し装置を要旨とするものである。
本発明の請求項4記載の発明は、上記支圧体は内部に所要数の中押しジャッキを埋没状に保持せしめるべく内筒管内に嵌合自在とされた筒状の保持部と、各中押しジャッキを支圧せしめるべく該保持部の一端部に形成された略リング状の支圧盤と、内筒管の嵌合端部に掛止せしめるべく保持部の他端に形成された掛止フランジとよりなり、また、押し輪体は、接続管に嵌合自在とされた筒状の嵌合部と、中押しジャッキのピストンロッドに当接せしめるべく該嵌合部の一端に形成された略リング状の押し輪と、接続管の接合端部に掛止せしめるべく該押し輪の外周縁に形成された掛止フランジとよりなることを特徴とする
、請求項3記載の推進管の中押し装置を要旨とするものである。
本発明の請求項5記載の発明は、上記保持部と嵌合部の内周面には各々補強リブが放射
状に形成されてなることを特徴とする、請求項3または4記載の推進管の中押し装置を要旨
とするものである。
本発明の請求項1記載の発明は、上述のように構成されているから、各中押しジャッキを構成するピストンロッドを内筒管の嵌合端部より接続管方向に伸縮作動せしめるものであって、ひいては、中押しジャッキを構成するピストンロッドのストロ−ク長をそのシリンダ長に制約されることなく常に大とせしめ、押し輪体を介して外筒管と共に推進管を推進方向に中押しせしめることが出来るものであり、特に曲線半径の大小に拘らず推進管の曲線施工時における中押し作動を確実に効率よく行なうことが出来るものである。
請求項2記載の発明は、上述のように構成されているから、中押しジャッキを構成する
ピストンロッドのストロ−ク長をそのシリンダ長に制約されることなく常に大とせしめ、
押し輪体を押圧して中押し作動を確実に効率良く行なうことが出来るものである。
請求項3記載の発明は、上述のように構成されているから、所要個所の相隣る推進管の
一方に接続管を介して外筒管を接続せしめ、同他方の推進管に接続リングを介して内筒管
を接続せしめると共に、内筒管を外筒管に嵌合せしめつつその嵌合端部内に支圧保持する中押しジャッキを作動せしめ、各中押しジャッキを構成するピストンロッドのストロ−ク長をシリンダ長に制約せしめることなく常に大とせしめながら内筒管の嵌合端部より接続管方向に伸縮作動せしめ、押し輪体を介して外筒管と共に推進管を推進方向に中押しせしめることが出来るものであって、ひいては、特に曲線半径の大小に拘らず推進管の曲線施工時における中押し作動を確実に効率よく行なうことが出来るものである。
請求項4記載の発明は、上述のように構成されているから、内筒管の嵌合端内に掛止フ
ランジグを介して保持部を嵌合掛止せしめつつ中押しジャッキを支圧盤に支圧せしめて埋
没状に保持せしめることが出来ると共に、該中押しジャッキのピストンロッドに当接せしめるべく接続管の接合端に嵌合部と共に掛止フランジを介して押し輪を掛止保持せしめることが出来るものであって、ひいては、ピストンロッドのストロ−ク長をそのシリンダ長に制約されることなく常に大とせしめることが出来るものである。
請求項5記載の発明は、上述のように構成されているから、保持部と嵌合部との強度を
著しくアップせしめることが出来るものであって、ひいては、常に中押しジャッキの作動
を適正に作動せしめて中押し作業を確実に行なうことが出来るものである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。
図1〜図6は本発明の一実施例を示すもので、同図中、15は所要数の中押しジャッキ
12を内筒管10の嵌合端内に支圧保持せしめる支圧体で、該支圧体15は所要数の中押
しジャッキ12を埋没保持せしめるべく内筒管10内に嵌合自在とされた筒状の保持部1
6と、中押しジャッキ12を支圧せしめるべく該保持部16の一端部に形成された略リン
グ状の支圧盤17と、内筒管10の嵌合端面に掛止せしめるべく保持部16の他端部外周
縁に形成された掛止フランジ18とよりなり、上記保持部16の内周面には所定ピッチで
て補強リブ19が内方に向けて放射状に形成されている。
20は中押しジャッキ12用の押し輪体で、該押し輪体20は外筒管8の接続管9に嵌合自在とされた筒状の嵌合部21と、中押しジャッキ12のピストンロッド13に当接せしめるべく該嵌合部21の一端に形成された略リング状の押し輪22と、接続管9の接合端部に掛止せしめるべく該押し輪22の外周縁に形成された掛止フランジ23とよりなり
、上記嵌合部21の内周面には所定ピッチでもって補強リブ24が内方に向けて放射状に形成されている。
その他は従来例と同一であり、同一符号は同一部分を示す。
次に、上述の如く構成された実施例の作動について説明する。
まず、図2〜図4に示すように、中押し装置は予め地上で以下の手順により取付ける。
第1に、外筒管8の接続管9の接合端面に掛止フランジ23を掛止せしめつつ嵌合部21を嵌合して押し輪22を取り付ける。
第2に、内筒管10の嵌合端部に掛止フランジ18を介して保持部16を嵌合掛止せしめ、支圧盤17でもって所要数の中押しジャッキ12を内筒管10内に埋没状に支圧保持せしめた後、外筒管8に内筒管10を嵌合する。
第3に、上記中押し装置は、前方の推進管4に筒状カラ−14を介して外筒管8の接続管9を嵌合せしめる。
このさい、中押しジャッキ12を構成するシリンダは保持部16内に支圧盤17を介して埋没状に支圧保持せしめられ、また、ピストンロッド13は内筒管10の嵌合端部レベルより若干突出して押し輪22に当接せしめられている。そして、嵌合する内外筒管10
・8との間に介在せしめた支圧体15と押し輪体20との長さは、嵌合する内外筒管10
・8の長さとピストンロッドのストロークを加えた長さよりも短いものとされている。
しかるのち、各中押しジャッキ12を同時に作動せしめ、ピストンロッド13を伸長せしめて押し輪22を押圧し、接続管9を介して外筒管8と共に推進管4を推進方向に中押しせしめる。このさい、各中押しジャッキ12を内筒管10の嵌合端内に支圧体15を介して埋没状に支圧保持せしめつつ中押し作動せしめるものであるから、内筒管10の嵌合端面に中押しジャッキ12を当てがう従来例に比して、ピストンロッド13のストロ−ク長をシリンダ長に制約されることなく、特に曲線半径の大小に拘らず推進管4の曲線施工時における中押し作動を確実に効率良く行うことが出来るものである。また、短い内外筒管10・8に中押しジャッキ12を装着しても管長は長くならないことから小さな曲線半径でも適応でき、また、推進管長に応じて内外筒管10・8を装着することが可能となり
、推進距離の長距離化が可能となる。
そして、推進管4を中押しして所要長推進せしめると、ピストンロッド13を縮退せし
めて原状に復帰せしめると共に、元押しジャッキ6を作動せしめて推進管4を推進せしめ
る。
以下、同様に適宜中押しジャッキ12と元押しジャッキ6を交互に伸縮作動せしめつ
つ、推進管4を推進せしめて埋設せしめ、施工が終了すると中押しジャッキ12と共に支圧体15・押し輪体20を内外筒管10・8より撤去せしめる。
なお、上記実施例において、支圧体15は、筒状の保持部16と略リング状の支圧盤17と略リング状の掛止フランジ18とが一体に形成され、また、押し輪体20は、筒状の嵌合部21と略リング状の押し輪20と略リング状の掛止フランジ23とが一体に形成されているが、これに限定されるものでなく、各々円周方向に組立て自在に分割形成せしめても良いものである。そして、使用時には、地上で予め外筒管8に内筒管10を嵌合せしめつつその管内で組立て、前記の組立て手順に従って外筒管と内筒管10との間に介在せしめるとよい。
なお、施工が終了した時点で解体せしめ、中押しジャッキ12と共に撤去せしめるとよい。
本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 実施例の外筒管8に内筒管10を嵌合せしめた状態を示す一部破砕断面図である。 実施例の外筒管8に内筒管10を嵌合せしめた状態を示す右側面図である。 実施例の外筒管8に内筒管10を嵌合せしめた状態を示す一部拡大断面図である。 実施例の外筒管8に内筒管10を嵌合せしめて中押し作動せしめる状態を示す一部破砕断面図である。 実施例の外筒管8に内筒管10を嵌合せしめて中押し作動せしめる状態を示す一部拡大断面図である。 一般に用いられる推進工法の実施状態を示す断面図である。 従来例の中押し装置7を示す一部拡大断面図である。 従来例の中押し装置7の使用状態を示す断面図である。 従来例の中押し装置7により曲線施工せしめる状態を示す概略図である。 図10のA部拡大断面図である。 図10のB部拡大断面図である。
1 発進立坑
4 推進管
8 外筒管
9 接続管
10 内筒管
11 接続リング
12 中押しジャッキ
13 ピストンロッド
15 支圧体
16 保持部
17 支圧盤
18 掛止フランジ
19 補強リブ
20 押し輪体
21 嵌合部
22 押し輪
23 掛止フランジ
24 補強リブ

Claims (5)

  1. 発進立坑より掘削しつつ所要長の推進管を順次接続して地中に埋設せしめるさいに、所
    要個所の相隣る推進管の一方に接続管を介して外筒管を接続せしめ、同他方の推進管に接
    続リングを介して内筒管を接続せしめると共に、該内筒管を外筒管に嵌合せしめつつ、一端に支圧盤を備えた筒状支圧体を介して内筒管の嵌合端内に埋没状に支圧保持せしめた所要数の中押しジャッキを作動せしめ、該各中押しジャッキを構成するピストンロッドを内筒管の嵌合端部より接続管方向に向けて伸縮作動せしめつつ、押し輪体を介して接続管の接合端部を押圧せしめて外筒管と共に推進管を推進方向に中押しせしめることを特徴とする、推進管の中押し方法。
  2. 一端に支圧盤を備えた筒状の支圧体を内筒管の嵌合端内に嵌合掛止せしめ、該支圧体内に中押しジャッキを埋没状に支圧保持せしめつつ、接続管の接合部に掛止せしめた押し輪体を押圧して外筒管と共に推進管を推進方向に中押しせしめることを特徴とする、請求項1記載の推進管の中押し方法。
  3. 一端部に推進管用接続管が接合されてなる外筒管と、該外筒管に一端が嵌合自在とされ
    ると共に他端部に推進管用接続リングが接合されてなる内筒管と、該内筒管と外筒管との
    間に介在された中押しジャッキとよりなり、上記中押しジャッキは一端に支圧盤を備えた筒状支圧体を介して内筒管の嵌合端内に埋没状に支圧保持され、該中押しジャッキを構成するピストンロッドは内筒管の嵌合端部より接続管方向に向けて伸縮作動自在とされると共に、該各中押しジャッキのピストンロッドに当接せしめるべく接続管の接合端部には押し輪体が掛止されてなることを特徴とする、推進管の中押し装置。
  4. 上記支圧体は内部に所要数の中押しジャッキを埋没状に保持せしめるべく内筒管内に嵌合自在とされた筒状の保持部と、各中押しジャッキを支圧せしめるべく該保持部の一端部に形成された略リング状の支圧盤と、内筒管の嵌合端部に掛止せしめるべく保持部の他端に形成された掛止フランジとよりなり、また、押し輪体は、接続管に嵌合自在とされた筒状の嵌合部と、中押しジャッキのピストンロッドに当接せしめるべく該嵌合部の一端に形成された略リング状の押し輪と、接続管の接合端部に掛止せしめるべく該押し輪の外周縁に形成された掛止フランジとよりなることを特徴とする、請求項3記載の推進管の中押し装置。
  5. 上記保持部と嵌合部の内周面には各々補強リブが放射状に形成されてなることを特徴と
    する、請求項3または4記載の推進管の中押し装置。
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