JP4603431B2 - 水質改善用構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、海水中、又は湖沼、河川などの水中に設置され、藻類、微生物、及び魚貝類などの水中生物を生育させて水質を改善する水質改善用構造体に関する。
従来から、湖沼、池、河川などでは、水質汚濁を改善するために藻などの水生植物を生育させる人口生育場を設置する場合ある。また湾内や近海では、海水中に海藻や魚貝類を生育させるための人口生育場や漁礁を設置する場合がある。
このような人口生育場としては、例えば、図10に示すように、紐やワイヤーからなる幹状部材100に多数の炭素繊維102を放射状に複数箇所に結んでいる。また、図11に示すように、紐やワイヤーからなる幹状部材110の複数箇所に織物112を串状に突き刺している。これらの人口生育場を水中に設置すると、図10中の炭素繊維102又は図11中の織物112に微生物や藻などの水中植物が生育する。これにより、水中の栄養分が消費され、水質を改善することができる。
また、他の例として、例えば特許文献1では、多孔質コンクリートブロックの表面に植栽土壌を収容する収容部が形成されたブロック製品を水面に浮設し、植栽土壌に植物を植栽させるようにした人口浮設体が提案されている。ブロック製品の下部には、水中に炭素繊維フィラメントからなる成形体が吊設されている。ブロック製品は、水位が変動しても水面に浮いており、多孔質コンクリートブロックに植物の根が入り込むため、安定して植栽がなされる。また、水中の炭素繊維フィラメントには微生物が付着し、柔軟性及び可撓性に優れために水中で海草のように揺動して小生物や魚類などの生息場所となり得る。
特開2003−221820号公報
しかし、従来の人口生育場などでは、以下のような問題点がある。
図10に示す人口生育場では、紐やワイヤーからなる幹状部材100と多数の炭素繊維102を用いるため、ねじれに弱く、水中に重量体などで沈めた際に流水や波で切れ易い。また、図11に示す人口生育場では、これらの問題に加えて、織物112を裁断し、幹状部材110に通し、織物112を幹状部材110に固定するための加工が煩雑であり、効率が悪い。また、図10及び図11に示す人口生育場とも運搬が容易とは言えない。
特許文献1に記載の浮設体では、ブロック製品の下部に炭素繊維フィラメントからなる成形体を吊設するため、炭素繊維フィラメントがねじれに弱く、水中に吊設した際に流水や波で切れ易い。このため、ブロック製品が浮遊し、遠方に流されるという問題がある。また、植栽を施すブロック製品に炭素繊維フィラメントからなる成形体を吊設するため、設備が大掛かりで運搬などのコストがかかると共に、設置の際の作業効率が悪い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、流水や波などによる損傷や切断を抑制し、耐久性を向上すると共に、低コストで運搬が容易な水質改善用構造体を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る水質改善用構造体は、水中に設置され、藻や微生物が生育することによって水質を改善する水質改善用構造体であって、ゴム製、樹脂製又は繊維製の内管と、前記内管の外周に形成され、繊維を編み又は繊維を複数層のスパイラル構造とした繊維製外管と、を有する管状体からなり、前記内管の下端部は閉じられ、前記内管の内部に水よりも重い液体が封入されたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、ゴム製、樹脂製又は繊維製の内管の外周に、繊維を編み又は繊維を複数層のスパイラル構造とした繊維製外管を有しているので、繊維製外管の繊維の隙間に微生物や藻などが繁殖する。また、微生物や藻などを目当てに魚貝類などが集まり、水中の栄養分が消費されることによって、水質が改善される。また、繊維製外管が樹脂製等の内管で補強された管状体構造であるため、水中に設置しても、ねじれや引っ張りに強く、流水や波などによる破損や切断を抑制できる。このため、耐久性に優れた水質改善用構造体が得られる。また、内管とその外周に繊維製外管とを有する管状体であるので、加工が容易で長尺の管状体を製造することができ、低コスト化が可能である。また、管状体を環状に巻いた状態で容易に運搬することができ、運搬時や設置時の作業効率も良い。
また、内管の内部に水よりも重い液体が封入されることで、重い液体により水質改善用構造体を水中の定位置に固定して設置できる。このため、管状体の一端部に重りを取り付ける必要がなくなり、又は管状体の一端部に取り付けられる重りを軽くすることができ、コストを低減できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の水質改善用構造体において、前記繊維が炭素繊維であることを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、繊維製外管として炭素繊維を用いることで、生体親和性が良く、微生物や藻などの水生生物が繁殖し易い。また、腐敗なども生じないため、よりいっそう耐久性に優れた水質改善用構造体を実現できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の水質改善用構造体において、前記繊維製外管の外側に、複数の線状繊維を放射状に編み込み又は毛羽立たせたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、繊維製外管の外側に、複数の線状繊維を放射状に編み込み又は毛羽立たせることで、複数の線状繊維の表面積が大きくなり、微生物が繁殖し易くなると共に、藻などの水生生物の足掛かりとなるため、よりいっそう生育に適した水質改善用構造体を実現できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の水質改善用構造体において、前記管状体の下端部に重りを取り付けたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、管状体の下端部に重りを取り付けることで、水中の定位置に水質改善用構造体を固定して設置できる。また、重りを取り付けると暴風雨などによる強い流水や波の影響を受けて繊維が破損、切断しやすくなることが懸念されるが、繊維製外管が内管で補強されているので、強い流水や波による破損や切断を抑制できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の水質改善用構造体において、前記管状体がらせん状に癖付けされたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、ゴム製、樹脂製又は繊維製の内管を備えることで、管状体を所望の形状に癖付けできる。管状体がらせん状に癖付けされることで、繊維性外管の表面積が大きくなり、水中で微生物や藻などがよりいっそう繁殖しやすくなる。
本発明に係る水質改善用構造体によれば、ねじれや引っ張りに強いため、流水や波などによる破損や切断を抑制でき、耐久性を向上できる。また、加工が容易で長尺の水質改善用構造体を製造でき、低コスト化が可能である。また、水質改善用構造体を環状に巻いた状態で容易に運搬することができ、運搬時や設置時の作業効率が良い。
以下、本発明の最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態である水質改善用構造体10が示されている。
この水質改善用構造体10は、樹脂製の内管12と、この内管12の外周に炭素繊維14Aを格子状に編んだ繊維製外管14とを有する補強構造の管状体である。この水質改善用構造体10は、例えば1m〜10m程度の長さに形成され、これらの複数の水質改善用構造体10が河川や湖沼などの水中に、又は湾内や漁場などの海水中に図示しない固定具によって設置される。
内管12を形成する樹脂としては、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂などが用いられる。内管12の材料は、樹脂の他、ゴムや繊維などを用いても良い。ゴムとしては、例えば、NBR、EPDM、シリコーンゴムなどが用いられる。繊維としては、例えば炭素繊維が用いられる。
繊維製外管14は、複数本(本実施形態では4本)の炭素繊維14Aの束を格子状に編んだものであり、各炭素繊維14Aの繊維間には隙間が形成されている。
図2には、本発明の第2実施形態である水質改善用構造体20が示されている。なお、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
この水質改善用構造体20は、内管12と、その外周に炭素繊維24Aを複数層のスパイラル構造に接着剤などで固めた繊維製外管24とを有する補強構造の管状体である。繊維製外管24は、各炭素繊維14Aの繊維間に隙間を有するように複数層のスパイラル構造に接着剤などで固めている。本実施形態では、2層又は4層のスパイラル構造としている。
次に、水質改善用構造体10、20の作用について説明する。
図3に示すように、水質改善用構造体20は、内管12の外周に、炭素繊維24Aを複数層のスパイラル構造に固めることによって繊維製外管24を形成しており、炭素繊維24Aの隙間に微生物26が繁殖する。また図2に示すように、繊維製外管24の表面から藻などの水生植物27が生育する。微生物26や水生植物27などを目当てに小魚28Aや貝類29が繁殖し、さらに小魚28Aや貝類29を目当てに大きな魚類28Bが繁殖する。これによって水中のリンなどの栄養分が消費され、水質が改善される。また、小魚28A、魚類28Bが繁殖するため、漁礁として用いることもできる。
また図1に示すように、水質改善用構造体10は、内管12の外周に炭素繊維14Aを格子状に編んだ繊維製外管14を備えており、同様に、炭素繊維14Aの隙間に微生物が繁殖し、また藻などの水生植物27が生育する。さらにこれらを目当てに小魚28A、魚類28B、貝類29などが繁殖する。
このような水質改善用構造体10、20は、繊維製外管14,24が樹脂製の内管12で補強された管状層構造となっているため、水中や海水中でのねじれや引っ張りに強く、流水や波などによる破損や切断を抑制でき、耐久性が向上する。また、内管12の外周に繊維製外管14,24を有する管状体構造であるので、図10等に示す従来の人口生育場のように、紐やワイヤーなどの幹状部材100が不要であり、安価で容易に加工できる。また、長尺の水質改善用構造体10、20を容易に製造でき、低コスト化が可能である。また、水質改善用構造体10、20を環状に巻いた状態で容易に運搬することができ、また設置も簡単で作業効率も良い。
また、炭素繊維14A、24Aを用いることで、生体親和性が良く、微生物26や藻などの水生植物27が繁殖し易い。また、炭素繊維14A、24Aは腐敗などが生じないため、長期にわたり安定して設置され、水質を改善することが可能である・
また、図3に示すように、微生物26は小さいので、炭素繊維24Aの隙間に入り込むことができ、奥側の微生物26は小魚28Aなどの外敵から守られるため、繁殖が促進される。また、微生物26を安定して確保し、小魚28Aや大型の魚類28Bなどを呼び込むため、漁礁ともなる。
図4には、本発明の第3実施形態である水質改善用構造体30が示されている。なお、第1〜第2実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
この水質改善用構造体30は、格子状の繊維製外管14の外側に多数の炭素繊維32を放射状に編み込み又は毛羽立たせている。炭素繊維32の長さは、例えば1mm〜500mmに設定されている。
図5には、本発明の第4実施形態である水質改善用構造体40が示されている。なお、第1〜第3実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
この水質改善用構造体40は、スパイラル構造の繊維製外管24の外側に多数の炭素繊維42を放射状に編み込み又は毛羽立たせている。
このような水質改善用構造体30、40は、複数の炭素繊維32、42を編み込み又は毛羽立たせているので、炭素繊維32、42に微生物が付着しやすく、また藻などの水生植物の足がかりになるため、よりいっそう繁殖が促進される。
図6には、本発明の第5実施形態である水質改善用構造体50が示されている。なお、第1〜第4実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
この水質改善用構造体50は、内管12に繊維製外管14を形成した補強構造の管状体(図1中の符号10を参照)の下部に、重り52を加締めて加締め部52Aを形成することによって取り付けている。重り52は、例えば金属で形成されている。
図7には、本発明の第6実施形態である水質改善用構造体60が示されている。なお、第1〜第5実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
この水質改善用構造体60は、内管12に繊維製外管24を形成した補強構造の管状体(図2中の符号20を参照)の下端部に、重り52を加締めて加締め部52Aを形成することによって取り付けている。
このような水質改善用構造体50、60は、重り52を取り付けることで、水中の定位置に容易に固定することができる。また、暴風雨などによる強い流水や波の影響を受けても、破損や切断は生じにくい。また、加締め部52Aで管状体に加締めることで、重り52を容易に取り付けることができ、作業性が良い。
また、図示を省略するが、重り52と併用して、又は重り52を取り付ける代わりに、内管12の内部に水よりも重い液体を封入して密封しても良い。これにより、重り52を取り付けなくても、水中の定位置に水質改善用構造体を容易に固定することが可能となる。又は重り52と併用することで、水中の定位置に水質改善用構造体をより強固に固定することが可能となる。
図8には、本発明の第7実施形態である水質改善用構造体70が示されている。なお、第1〜第6実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
この水質改善用構造体70は、図1に示す内管12に繊維製外管14を形成した水質改善用構造体10をらせん形状に癖付けしたものである。内管12を撓み力及び柔軟性を有する樹脂で形成することで、水質改善用構造体70を所望のらせん形状に癖付けできる。これにより、繊維製外管14の表面積が増し、微生物の繁殖がよりいっそう促進されると共に、らせん形状の間に藻などの水生植物が絡まるため、水生植物の脱落が防止される。
図9には、本発明の8実施形態である水質改善用構造体80が示されている。なお、第1〜第7実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
この水質改善用構造体80は、流体86が収容される流体タンク82が配設されており、繊維製外管14が形成された内管12の上部と流体タンク82とを接続するパイプ84が設けられている。内管12の下部には流体タンク82に連通するパイプ85が設けられており、パイプ85には流体86を循環させるポンプ88と、流体86の温度をコントロールする熱交換器90が設けられている。ポンプ88を駆動することで、流体タンク82内の流体86が内管12に供給される。内管12を通った流体86は、パイプ85に回収されて熱交換器90によって一定の温度にコントロールされた後、流体タンク82に戻され、再び内管12に供給される。
この水質改善用構造体80では、微生物が繁殖しやすい一定の温度にコントロールされた流体86を供給することで、繊維製外管14に付着する微生物の繁殖をよりいっそう促進できる。
また変形例として、内管12の複数箇所に微細な開孔を設けておき、流体86として栄養剤を供給してもよい。これにより、内管12の開孔から栄養剤が少しずつ漏れ出し、微生物や魚類などの繁殖をさらに促進できる。
なお、上記実施形態では、繊維として炭素繊維が用いられているが、これに限定するものではない。微生物や水生植物などとの親和性が高い繊維であれば、他の材料も使用可能である。
本発明の第1実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る水質改善用構造体の使用状態を示す拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る水質改善用構造体を示す斜視図、及び使用状態を示す拡大断面図である。 従来の人口生育場の一例を示す側面図である。 従来の人口生育場の他の例を示す側面図である。
符号の説明
10 水質改善用構造体
12 内管
14 繊維製外管
14A 炭素繊維
20 水質改善用構造体
24 繊維製外管
24A 炭素繊維
26 微生物
27 水生植物
28A 小魚
28B 魚類
29 貝類
30 水質改善用構造体
32 炭素繊維
40 水質改善用構造体
42 炭素繊維
50 水質改善用構造体
52 重り
60 水質改善用構造体
70 水質改善用構造体
80 水質改善用構造体
82 流体タンク
84 パイプ
86 流体
88 ポンプ
90 熱交換器

Claims (5)

  1. 水中に設置され、藻や微生物が生育することによって水質を改善する水質改善用構造体であって、
    ゴム製、樹脂製又は繊維製の内管と、前記内管の外周に形成され、繊維を編み又は繊維を複数層のスパイラル構造とした繊維製外管と、を有する管状体からなり、
    前記内管の下端部は閉じられ、前記内管の内部に水よりも重い液体が封入されたことを特徴とする水質改善用構造体。
  2. 前記繊維が炭素繊維であることを特徴とする請求項1に記載の水質改善用構造体。
  3. 前記繊維製外管の外側に、複数の線状繊維を放射状に編み込み又は毛羽立たせたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水質改善用構造体。
  4. 前記管状体の下端部に重りを取り付けたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の水質改善用構造体。
  5. 前記管状体がらせん状に癖付けされたことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の水質改善用構造体。
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