JP4602231B2 - 発音制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クラクション装置を備える車両に設けられる発音制御装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示すように、車両のドアの施錠あるいは解錠を車両から離れた場所から指令することができる、いわゆるキーレスエントリーシステムを備えた車両が多く見られる。これは、リモートコントローラを用いてドアを施錠または解錠した場合に車両に備えられたホーンやブザー等を鳴らすことにより施錠または解錠を確認することができるものである。
特開昭59−206567号公報
ところが、従来のものは、キーレスエントリー機能実行時には、専用に設けたホーンやブザー等を鳴らす構成であり、この分だけ部品点数が多くなるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、専用の発音装置を設けることなく機能実行時の発音を行うことが可能な発音制御装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る発音制御装置は、所定の動作に基づき所定の共振周波数で振動動作をして警笛音を発するホーン装置を備える車両に設けられる発音制御装置であって、前記車両において前記所定の動作以外で発音を要する機能の実行に基づき出力される発音指令信号を受ける入力部と、前記入力部が前記発音指令信号を受けたことを条件に、前記所定の共振周波数よりも高い周波数の高周波信号を前記ホーン装置に与えて発音動作をさせる発音制御部と、を備え、前記高周波信号は、経時的に周波数が変化する信号である
なお、本発明の「ホーン装置」には、次述する「クラクション装置」以外に、所定の異常状態の検知に基づき所定の共振周波数で振動動作をして警笛音を発するセキュリティーホーン装置も含まれる。
請求項2の発明に係る発音制御装置は、クラクション操作に基づき所定の共振周波数で振動動作をして警笛音を発するクラクション装置を備える車両に設けられる発音制御装置であって、前記車両において前記クラクション操作以外で発音を要する機能の実行に基づき出力される発音指令信号を受ける入力部と、前記入力部が前記発音指令信号を受けたことを条件に、前記所定の共振周波数よりも高い周波数の高周波信号を前記クラクション装置に与えて発音動作をさせる発音制御部と、を備え、前記高周波信号は、経時的に周波数が変化する信号である
なお、本発明の「高周波信号」は、信号レベルが周期的に増減変化する信号を意味し、これには、PWM信号や交流信号が含まれる。
「クラクション装置」には、交流信号を受けて上記警笛音を発するものに限らず、直流信号を受けて警笛音を発するものであってもよい。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の発音制御装置において、前記発音指令信号は、前記車両のドアの施錠あるいは解錠に基づき出力される指令信号である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発音制御装置において、前記クラクション装置は、互いに直列接続されたコイル及び接点を有し、前記クラクション操作に基づき所定の直流信号を受けて前記接点が前記所定の共振周波数で開閉を繰り返することで振動動作をして警笛音を発する構成であって、前記高周波数信号は、前記接点が閉動作を維持している状態で入力されるPWM信号である。
請求項5の発明は、請求項4に記載の発音制御装置において、前記PWM信号は、前記機能について予め規定された基準を満たす音量で前記クラクション装置に発音動作をさせるデューティ比に調整されている。
請求項6の発明は、請求項4または請求項5に記載の発音制御装置において、前記発音制御部は、発振信号を出力する発振回路、及び、前記発振回路からの前記発振信号が入力されるとともに基準信号が入力され、これらの発振信号レベルと基準信号レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号を出力する比較回路を有し、前記比較回路からのパルス列状の出力信号を出力可能な構成とされ、前記入力部は、前記発音指令信号に加えて、前記クラクション操作に基づくクラクション操作信号を受ける構成とされるとともに、前記基準信号を出力する基準信号設定回路を備え、前記基準信号設定回路は、前記発音指令信号を受けたときに、前記基準信号レベルを前記発振信号の振幅範囲内の第1レベルとし、前記クラクション操作信号を受けたときに、前記基準信号レベルを前記発振信号の振幅範囲外の第2レベルとする。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発音制御装置において、前記入力部は、前記発音指令信号に加えて、前記クラクション操作に基づきクラクション操作信号を受けて前記クラクション装置に警笛音の発音動作を実行させる構成とされ、これら発音指令信号及び前記クラクション信号の両方を受けたときには、前記クラクション信号を優先して前記クラクション装置に警笛音の発音動作を実行させる。
<請求項1,2の発明>
クラクション装置は、運転手が例えばハンドルに設けられたクラクションボタンを押下することでクラクション装置に対して予め規定された所定の共振周波数で振動動作し警笛音を鳴らすものである。本構成は、このクラクション装置に対して上記所定の共振周波数よりも高い周波数の高周波信号を与えてクラクション装置を本来の音(警笛音)とは異なる音質(高低等)の音で動作させる。従って、専用の発音装置を設けることなく、クラクション装置を利用して、クラクション操作時以外の、他の機能の動作時において警笛音との聞き分けが可能な他の音質で発音させることができる。また、経時的に周波数の変化する高周波信号をクラクション装置に与えて音質を変化させつつ発音動作をさせることで、クラクション操作時の警笛音とはより明確に聞き分けられる発音を実現できる。なお、請求項1のホーン装置には、クラクション装置以外に、例えば車両が備える異常状態検知装置による異常状態の検知動作に基づき警告音を発するセキュリティーホーン装置も含まれる。このセキュリティーホーン装置について以下の請求項3から請求項7までの構成を適用してもよい。
<請求項3の発明>
最近、車両のドアの施錠あるいは解錠を車両から離れた場所から指令することができる、いわゆるキーレスエントリーシステムを備えた車両が多く見られる。本構成は、このキーレスエントリー機能の実行時における確認音を、クラクション装置を利用して発する構成とした。
請求項4,5の発明>
本構成によれば、クラクション操作以外で発音を要する機能が実行された場合、クラクション装置を、共振周波数ではなくPWM信号の周波数に応じた振動動作を行わせて警笛音とは異なる音質の音で動作させることができる。しかも、PWM信号のデューティ比を変更するだけで容易に所望の音量(音圧)に調整することができるため、特に、請求項4のように、機能について予め規定された基準音量が定められている場合に有用である。
請求項6の発明>
本構成によれば、基準信号レベルの切り替えによってクラクション装置に警笛音の発音動作と、他の機能のための発音動作とを容易に実行できる。
請求項7の発明>
本構成によれば、他の機能の実行に基づく発音指令と、クラクション操作とが同時期に行われた場合、重要度の高いクラクション操作に基づく警笛音の発音動作が実行される。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図4を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の発音制御装置1が搭載される車両2を部分的に示した模式図である。この車両2は、例えば運転手が把持するハンドル2aに配されたクラクションボタン2bを押下(これが本発明の「クラクション操作」に相当)することで、ホーン3aを備えたクラクション装置3から警笛音を鳴らすことができる。
また、この車両2は、そのドア2cの施錠あるいは解錠を車両2から離れた場所から指令することができる、いわゆるキーレスエントリーシステムを備えている。なお、このキーレスエントリーシステムによって実現されるキーレスエントリー機能が、本発明の「クラクション操作以外で発音を要する機能」に相当する。本実施形態は、このキーレスエントリー機能の実行における施錠及び解錠の確認音を、上記クラクション装置3に備えられたホーン3aによって鳴らすようにしたものである。
1.キーレスエントリーシステムの構成
キーレスエントリーシステムは、車両2の外部から遠隔操作により施錠及び解錠を行うための送信機4を備えている。この送信機4は、例えば施錠ボタン4a及び解錠ボタン4bを備え、施錠ボタン4aを押すことによりドア2cの施錠を指令する変調信号(ロック信号S2)を送信し、解錠ボタン4bを押すことによりドア2cの解錠を指令する変調信号(アンロック信号S3)を送信する。また、キーレスエントリーシステムは、送信機4から送信された信号S2,S3を受信して車両2のロック機構(図示せず)を駆動する受信機5と、発音制御装置1とを備えている。なお、クラクション装置3、受信機5及び発音制御装置1は、車両2に搭載されたバッテリー(+B)を電源として動作する。
図2は、主として、発音制御装置1及びクラクション装置3の回路図である。このうち、発音制御装置1は、上記クラクションボタン2bが押下されることで出力されるクラクション操作信号S1(ローレベル)が入力される第1入力端子P1と、送信機4から信号を受信した受信機5から出力されるロック信号S2及びアンロック信号S3が入力される第2入力端子P2とを備えている。なお、受信機5から出力されるロック信号S2(ローレベル)及びアンロック信号S3(ローレベル)が本発明の「発音指令信号」「ドアの施錠あるいは解錠に基づき出力される指令信号」に相当し、第1入力端子P1及び第2入力端子P2が本発明の「入力部」に相当する。
発音制御装置1は、第1入力端子P1及び第2入力端子P2にそれぞれ与えられた信号S1〜S3を受けるCPU6と、このCPU6からの出力信号(直流信号S4、PWM(Pulse Width Modulation。パルス幅変調)信号S5)に基づきオンオフ動作して上記バッテリーに連なるクラクション装置3への電力供給制御を行うスイッチ素子(本実施形態では、パワーMOSFET7)とを備えている。このパワーMOSFET7は、バッテリーと、外部接続端子P3との間の接続ラインに介在されている。より具体的には、パワーMOSFET7は、制御端子としてのゲートがCPU6に接続され、ドレインがバッテリー側に、ソースが外部接続端子P3側に接続されている。
クラクション装置3は、外部接続端子P3とグランドラインとの間で互いに直列接続されるコイル8及び接点9と、ホーン3aとを備えて構成されている。このクラクション装置3は、接点9が通常閉じており、所定レベルの直流信号S4を受けることでコイル8の起電力に応じた力を受けてホーン3aの振動部が付勢力に抗して移動し、ある位置まで移動した時点でその振動部が接点9を押圧して開動作させる。これにより、コイル8に電流が流れなくなり、振動部が元の位置に復帰し接点9が再び閉動作となる。クラクション装置3は、所定の直流信号S4を受けることで、所定の共振周波数f1で接点9の開閉動作が繰り返され、これに伴ってホーン3aの振動部が振動し、警笛音を発することができる。
ここで、所定の共振周波数f1は、上記振動部の質量、それを支持するエッジ、ダンパー等、サスペンションの柔らかさ(コンプライアンス)によって定まり、通常は、コイル8の定格インピーダンスに対応する周波数(通常300〜500Hz)とされている。
CPU6は、図3に示すように、クラクション操作信号S1を受けたときには、上記した一定レベルの直流信号S4をパワーMOSFET7のゲートに与えてオン動作(通電動作)を継続させる。一方、CPU6は、ロック信号S2またはアンロック信号S3を受けたときには、PWM信号S5(本発明の「高周波信号」に相当)をパワーMOSFET7のゲートに与えてオンオフ動作(通電動作及び遮断動作)させる。つまり、CPU6は、本発明の「発音制御部」として機能する。
ここで、図4は、クラクション装置3について、ホーン3aの振動部の振動動作の周波数と音量(音圧)との関係を示したグラフである。同図に示すように、クラクション装置3は、直流信号S4を受けたときに、振動部が上記共振周波数f1で最も効率よく振動動作をし、最大音量で警笛音を発する。
これに対して、クラクション装置3は、共振周波数f1よりも高い周波数で振動部が振動したときには、上記警笛音よりも音量が小さく高い音域の音を発する。ここで、クラクション操作時の警笛音と、キーレスエントリー機能実行時の確認音とを聞き分けできるようにするには、キーレスエントリー機能実行時における振動部の振動周波数を上記共振周波数f1よりもなるべく高く設定することが望ましい。しかしながら、クラクション装置3は、図4に示すように、周波数を高くすればするほど音量が小さくなってしまう。通常、キーレスエントリー機能実行時の音量には予め規定された基準が定められており、この基準を満たすように音量が調整されている。
そこで、本実施形態では、経時的に周波数が変化する(設定周波数1kHz含む)、デューティ比20%のPWM信号S5を出力するようにしている。具体的には、周波数が経時的に高くなる、あるいは、低くなるPWM信号や、高い周波数信号と低い周波数信号とを交互に繰り返すPWM信号であってもよい。これにより、キーレスエントリー機能実行時において音域の高低が変化する確認音を鳴らすことができ、クラクション操作時の警笛音に対してより明確に聞き分けることができる。なお、クラクション装置3を用いずに、専用の発音機(ワイヤレスブザーなど)を用いてキーレスエントリー機能実行時の確認音を鳴らす従来のものでは、ワイヤレスブザーの共振周波数2kHz、デューティ比50%で振動動作をさせている。
また、CPU6は、クラクション操作信号S1と、ロック信号S2またはアンロック信号S3の両方を受けた場合には、クラクション操作信号S1を優先し、直流信号S4をクラクション装置3に与える構成となっている。
2.本実施形態の効果
(1)本実施形態によれば、クラクション操作がされると、クラクション操作信号S1が発音制御装置1のCPU6に与えられ、このCPU6から直流信号S4がパワーMOSFET7に与えられ通電状態が維持される。これにより、クラクション装置3は、共振周波数f1でホーン3aの振動部を振動動作させて警笛音を発する。一方、キーレスエントリー機能実行時には、ロック信号S2またはアンロック信号S3が発音制御装置1のCPU6に与えられ、このCPU6から上記設定周波数f2(本実施形態では1kHz)、デューティ比20%のPWM信号S5がパワーMOSFET7に与えられ、それに応じたオンオフ動作が繰り返される。このとき、クラクション装置3は、コイル8接点9を開動作させるほどの起電力は生じず、接点9が閉動作して通電状態を維持した状態でホーン3aの振動部が上記PWM信号S5の設定周波数f2に応じた振動動作を実行する。この設定周波数f2は共振周波数f1よりも高いため、キーレスエントリー機能実行時には、クラクション操作時の警笛音よりも高い音域の確認音を鳴らすことができる。
(2)しかも、発音制御装置1は、キーレスエントリー機能実行時にPWM信号S5をクラクション装置3に与えて発音させる構成であるから、そのPWM信号S5のデューティ比を変更するだけで、規定音圧を満たすように容易に調整できる。
<実施形態2>
図5〜図7は実施形態2を示す。前記実施形態との相違は、発音制御装置の構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
上記実施形態1の発音制御装置1は、発音制御部として機能するCPU6を内蔵した構成であったが、本実施形態の発音制御装置10は、図5に示すように、CPU6の代わりに、上記第1入力端子P1及び第2入力信号P2からのそれぞれの信号S1〜S3を受ける基準信号設定回路11と、上記直流信号S4及びPWM信号S5をパワーMOSFET7に与える制御回路12(本発明の「発音制御部」に相当)とを備えている。
1.制御回路の構成
図6は制御回路12の構成図である。同図に示すように、制御回路12は、主として、発振信号S6を出力する周波数制御回路13(本発明の「発振回路」に相当)と、暗電流カット回路14と、デューティ比制御回路15(本発明の「比較回路」に相当)と、を備えて構成されている。
(1)周波数制御回路
周波数制御回路13は、コンパレータ20(オペアンプであってもよい)を備え、このコンパレータ20の負入力端子が、コンデンサ21及び抵抗R1の並列回路27を介してバッテリー(+B)の高電位(Vcc)端子に接続されている。つまり、コンパレータ20の負入力端子には、コンデンサ21の端子間電圧に応じたレベルの電圧信号が与えられる。以下、コンパレータ20の負入力端子に連なる点Aの電圧レベルをVaとする。なお、この点Aでの電圧Vaレベルに応じた信号が発振信号S6としてデューティ比制御回路15に与えられる。
一方、コンパレータ20の正入力端子は、バッテリーの高電位端子と低電位(GND)端子との間に直列接続された分圧抵抗R2,R3からなる分圧回路の分圧電位が与えられるとともに、出力点Bの出力が帰還抵抗R4を介して正帰還されている。つまり、コンパレータ20の正入力端子には、分圧抵抗R2、R3及び帰還抵抗R4の各抵抗値に応じたレベルの電圧信号が与えられる。以下、コンパレータ20の正入力端子に連なる点Cの電圧レベルをVcとする。
次いで、コンパレータ20の出力は、NOT回路22に与えられる。一方、上記並列回路27の低電位側は、直列接続された3つのnチャネル型のFET23,24,25及び抵抗R5を介してバッテリーの低電位端子側に接続されている。このうち高電位側のFET23のゲートにNOT回路22の出力点Dの電圧信号が与えられるようになっている。
また、FET24は、ゲートとドレインとが短絡接続されたnチャネル型のFET26とともにカレントミラー回路28を構成しており、このFET26のドレインが抵抗素子としての抵抗R6を介してバッテリーの高電位端子に接続されている。
(2)デューティ比制御回路
デューティ比制御回路15は、コンパレータ50を有して構成されている。コンパレータ50は、その正入力端子に連なり発振信号S6を受けてオンオフ状態となるpチャネル型のFET51と、その負入力端子に連なり基準信号設定回路11からの基準信号S7を受けてオンオフ状態となるpチャネル型のFET52とを備えている。
このうち、FET51は、ソースが定電流源60に接続され、ドレインがnチャネル型のFET53を介して上記FET24とFET25との接続点に接続されている。一方、FET52は、ソースがやはり定電流源60に接続され、ドレインがnチャネル型のFET54を介して上記FET24とFET25との接続点に接続されている。そして、FET53はそのゲートとドレインとが短絡接続され、FET54とともにカレントミラー回路を構成している。
そして、コンパレータ50は、上記発振信号S6レベルと基準信号S7レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号S8がNOT回路57に与えられ、このNOT回路57からレベル反転した出力信号S8’が直流信号S4またはPWM信号S5として出力される。なお、以下、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルをVfとし、NOT回路57の出力点Hの電圧レベルをVhとする。
さて、本実施形態では、FET51に対してpチャネル型の短絡用FET55が並列接続されており、この短絡用FET55は、ゲートにローレベルの制御信号S9を受けることでオン動作してFET51のソース−ドレイン間を短絡させる役目を果たす。また、FET52に対してpチャネル型の短絡用FET56が並列接続されており、この短絡用FET56は、ゲートにやはりローレベルの制御信号S10を受けることでオン動作してFET52のソース−ドレイン間を短絡させる役目を果たす。
また、制御回路12は、1対のNAND回路58,59を備えている。このうち、NAND回路58は、その入力にNOT回路22の出力点Dの電圧レベルVdとNOT回路57の出力点Hの電圧レベルVhとが与えられ、その出力が短絡用FET55のゲートに与えられるようになっている。一方、NAND回路59は、その入力にコンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbとNOT回路57の入力点Fの電圧レベルVfとが与えられ、その出力が短絡用FET56のゲートに与えられるようになっている。
ここで、制御回路12の回路構成は以上であるが、本実施形態では、パワーMOSFET7、制御回路12(周波数決定素子としてのコンデンサ21及び抵抗R1を除く)が、ワンチップ化された、或いは、複数のチップで構成されてワンパッケージ内に収容されて半導体スイッチ素子70を構成している。より具体的には、並列回路27は、その一端側が外部端子P4を介して抵抗R2,R6の高電位側に接続され、他端側が外部端子P5を介してコンパレータ20の負入力端子に接続されている。基準信号設定回路11は、その出力端Eが分圧抵抗R7,R8の接続点Eが外部端子P6を介してデューティ比制御回路15のFET25のゲートに接続されている。
2.基準信号設定回路
図5に示すように、基準信号設定回路11は、1対のpnp形のトランジスタ30,31を有し、このうちトランジスタ30は、エミッタがバッテリーの高電位端子側に接続され、コレクタが1対の分圧抵抗R7,R8を介してバッテリーの低電位端子側に接続されている。また、トランジスタ30は、エミッタとベースが抵抗R9を介して接続されると共に、ベースが抵抗R10を介して第1入力端子P1に接続されている。
トランジスタ31は、エミッタがバッテリーの高電位端子側に接続され、コレクタが分圧抵抗R7,R8の接続点Eに接続されている。また、トランジスタ31は、エミッタとベースが抵抗R11を介して接続されると共に、ベースが抵抗R12を介して第2入力端子P2に接続されている。そして、この接続点Eの電圧Veレベルに応じた信号が基準信号S7としてデューティ比制御回路15に与えられる。また、この接続点Eの電圧Veレベルに応じた信号は上記FET25のゲートにも与えられる。
トランジスタ31は、ローレベルのクラクション操作信号S1を受けてオン動作し、これにより基準信号設定回路11はほぼバッテリー電圧(Vcc)レベルの基準信号S7を制御回路12の外部端子P6に与える。一方、トランジスタ30は、ローレベルのロック信号S2またはアンロック信号S3を受けてオン動作し、これにより基準信号設定回路11はバッテリー電圧(Vcc)を抵抗R7と抵抗R8とで分圧したレベルの基準信号S7を制御回路12の外部端子P6に与える。そして、FET25は、トランジスタ30,31のいずれか一方がオン状態にあるときにオン動作し、両トランジスタ30,31がともにオフ状態にあるときオフ状態となる。要するに、FET25は、クラクション操作時及びキーレスエントリー機能実行時以外はオフ状態になって暗電流を抑制する役目を果たしている。
3.本実施形態の動作
(1)周波数制御回路
発音制御装置10に電源が投入され、基準信号設定回路11に対してクラクション操作信号S1、ロック信号S2及びアンロック信号S3のいずれかが入力されると、FET25がオン状態となる。そして、当初は、コンパレータ20の負入力端子に連なる点Aはバッテリーの高電位端子の電圧Vcc側にあり、当該コンパレータ20はオフ状態、つまり、コンパレータ20の出力点Bの電圧Vbはローレベルになっている。従って、NOT回路22からのハイレベルの電圧信号VdによってFET23がオン状態となり、バッテリーから並列回路27、FET23,24,25及び抵抗R5を介して電流が流れるとともに、コンデンサ21への充電が開始される。
ここで、前述したように、FET24,26はカレントミラー回路28を構成しているから、FET23,24に流れる電流i1の電流量は、抵抗R6及びFET26に流れる電流i2の電流量、即ち、バッテリーの高電位Vccに依存することとなる。従って、バッテリーの高電位Vccが例えば電源電圧の変動等によって低くなった場合、これに追従するようにコンデンサ21への充電電流i1の電流量が減少する。逆に、バッテリーの高電位Vccが高くなった場合、これに追従するようにコンデンサ21への充電電流i1の電流量が増大する。このため、結果として、バッテリーの高電位Vccの変動に影響されることなく、コンデンサ21への充電時間、即ち、点Aにおける発振信号S6の周波数を安定化させることができる。なお、この発振信号S6の周波数は、外部に設けられた並列回路27の回路定数を調整して、上記設定周波数f2に設定されている。
また、このとき、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbはバッテリーの低電位GNDにほぼ等しくなっている。本実施形態では、例えば、分圧抵抗R2,R3は等しい抵抗値であり、帰還抵抗R4は各分圧抵抗R2(R3)の半分の抵抗値に設定されている。従って、図7(a)に示すように、点Cの電圧レベルVcは1/4Vccであり、これがコンパレータ20の正入力端子に与えられる。
そして、コンデンサ21への充電が進むに連れて点Aの電圧レベルVaが徐々に低下し上記1/4Vccを下回ると、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbがハイレベルにレベル反転する(同図(b)参照)。また、これに伴ってFET23がオフ状態となり、コンデンサ21への充電が停止し放電が開始される。このとき、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbはバッテリーの高電位Vccにほぼ等しくなっている。従って、図7(a)に示すように、点Cの電圧レベルVcは3/4Vccとなり、これがコンパレータ20の正入力端子に与えられるようになる。
その後、コンデンサ21の放電が進むに連れて点Aの電圧レベルVaが徐々に上昇し上記3/4Vccを上回ると、再びコンパレータ20がオフ状態となり(同図(b)参照)、出力点Bの電圧レベルVbがローレベルにレベル反転する。このように、点Aの電圧レベルVaは、1/4Vccと3/4Vccとの間でレベル反転する三角波状に変化し、これが発振信号S6としてデューティ比制御回路15のコンパレータ50の正入力端子(FET51のゲート)に与えられるのである。
(2)デューティ比制御回路
デューティ比制御回路15のコンパレータ50は、その正入力端子に上記周波数制御回路13からの発振信号S6が入力され、その負入力端子に基準信号設定回路11からの接続点Eにおける電圧レベルVe(基準信号S7)が与えられる。ここで、本実施形態では、キーレスエントリー機能が実行され基準信号設定回路11にロック信号S2またはアンロック信号S3が与えられているとき、接続点Eの電圧レベルVeは図7(a)に示すようなレベル(1/4Vccと3/4Vccとの間において1/4Vcc寄りのレベル)になるよう抵抗R7,R8の抵抗値が設定されている(このときの電圧レベルVeが、本発明でいう「第1レベル」に相当)。より具体的には、制御回路12からの出力信号S8'が、デューティ比が例えば20%で、経時的に周波数が変化するPWM信号S5となるように調整されている。具体的には、周波数が経時的に高くなる、あるいは、低くなるPWM信号や、高い周波数信号と低い周波数信号とを交互に繰り返すPWM信号であってもよい。これにより、キーレスエントリー機能実行時において音域の高低が変化する確認音を鳴らすことができ、クラクション操作時の警笛音に対してより明確に聞き分けることができる。
そして、コンパレータ50は、発振信号S6レベルが接続点Eの電圧レベルVeを上回っているとき、FET51がオフ状態にあり、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfはハイレベルになる。一方、発振信号S6レベルが接続点Eの電圧レベルVeを下回ると、FET51はオン動作し、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfはローレベルにレベル反転する。これにより、コンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfは、図7(d)に示すように矩形波状のパルス波形となる。
ところで、基準信号設定回路11から与えられる基準信号S7レベル(接続Eの電圧レベルVe)は、例えば車両2内に発生するノイズ等によって変動が生じることがある。そうすると、発振信号S6レベルと基準信号S7レベルとのレベル反転時においてチャタリングが発生し(図7(d)(e)参照)、PWM信号S5のデューティ比が変動し、キーレスエントリー機能実行時の確認音が乱れるおそれがある。
そこで、本実施形態では、前述したように、コンパレータ50に短絡用FET55,56を設けたのである。このうち、短絡用FET55は、NAND回路58から、NOT回路22の出力Dの電圧レベルVdとNOT回路57の出力点Hの電圧レベルVhとが共にハイレベルのときにローレベル信号を受けてオン動作し、それ以外のときにハイレベル信号を受けてオフ状態となる。つまり、短絡用FET55は、図7(f)に示すように、発振信号S6レベルが基準信号S7レベルを下回った時点から、その後に発振信号S6の増減傾向が反転(減少傾向から増加傾向への反転)した時点までの期間はオン動作(短絡動作)し、それ以外の期間はオフ状態(非短絡状態)となる。
これにより、発振信号S6レベルが基準信号S7レベルを下回った時点で、短絡用FET55によって正入力端子側のFET51のドレイン−ソース間が短絡される。そして、このFET51と連なるFET53とカレントミラー回路を構成するFET54に対してより大きな電流が流れる。このため、このときにたとえ基準信号S7レベルに変動が生じていてもコンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfをローレベルに強制的に維持することができる。
一方、短絡用FET56は、NAND回路59から、コンパレータ20の出力点Bの電圧レベルVbとNOT回路57の入力点Fの電圧レベルVfとが共にハイレベルのときにローレベル信号を受けてオン動作し、それ以外のときにハイレベル信号を受けてオフ状態となる。つまり、図7(g)に示すように、短絡用FET56は、発振信号S6レベルが基準信号S7レベルを上回った時点から、その後に発振信号S6の増減傾向が反転(増加傾向から減少傾向への反転)した時点までの期間はオン動作(短絡動作)し、それ以外の期間はオフ状態(非短絡状態)となる。
これにより、発振信号S6レベルが基準信号S7レベルを上回った時点で、短絡用FET56によって負入力端子側のFET52のドレイン−ソース間が短絡される。このため、このときにたとえ基準信号S7レベルに変動が生じていてもコンパレータ50の出力点Fの電圧レベルVfをハイレベルに強制的に維持することができる。従って、NAND回路58,59が、「増減反転検知手段」、「短絡制御手段」として機能し、短絡用FET55,56とともに、「レベル反転規制手段」を構成している。
(3)基準信号設定回路及び暗電流カット回路
上記では、キーレスエントリー機能実行時の動作について説明したが、クラクション操作時には、基準信号設定回路11に対してクラクション操作信号S1が与えられることでトランジスタ31がオン状態となる。これにより、図7(a)右側に示すように、基準信号S7レベル(接続Eの電圧レベルVe)がバッテリーの高電位Vccとほぼ同じレベルになる(このときの電圧レベルVeが、本発明でいう「第2レベル」に相当)。従って、基準信号S7レベルが発振信号S6レベルを常に上回ることになり、直流信号S4(デューティ比100%)がパワーMOSFET7に与えられ、クラクション装置3は、共振周波数f1で警笛音を鳴らす。
また、本実施形態では、基準信号設定回路11にクラクション操作信号S1と、ロック信号S2またはアンロック信号S3とが同時期に与えられるような場合には、トランジスタ31のオン動作により、常にバッテリーの高電位Vccとほぼ同じレベルの基準信号S7が制御回路12に与えられる。従って、クラクション操作と、キーレスエントリー機能とが同時期に実行されるような場合には、制御回路12から直流信号S4を出力するようにして、クラクション装置3に警笛音を鳴らすようにし、重要度の高いクラクション操作を優先させている。
以上のように、本実施形態によれば、制御回路12に与える基準信号S7レベルを変更するだけで、クラクション装置3にクラクション操作時に警笛音を、キーレスエントリー機能実行時に警笛音よりも高音域の確認音を発音させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態1において、発音制御装置1は、ロック信号S2を受けたときと、アンロック信号S3を受けたときで、異なる周波数のPWM信号を出力させて、ドア2cの施錠時とドア2cの解錠時とで音質の異なる確認音を鳴らす構成であってもよい。
(2)また、キーレスエントリー機能以外に、発音を要する機能を有する場合、各機能ごとに異なる周波数、デューティ比のPWM信号を出力する構成であってもよい。また、本発明は、キーレスエントリー機能以外に、例えばトランクオープン、ダイアグ応答や各機能のモード切換時の発音動作、スマート警報などに適用することができる。
(3)上記実施形態のクラクション装置3は、互いに直列接続されたコイル8及び接点9を備えて、直流信号S4を受けて共振周波数f1で振動動作をして警笛音を鳴らすものであったが、これに限らず、ボイルコイルを備えてこれに所定の交流信号を与えることで共振周波数で振動動作をして警笛音を鳴らすものであってもよい。この場合、キーレスエントリー機能実行時には、上記所定の交流信号よりも周波数が高い高周波交流信号を与えることで、警笛音よりも高い音域の確認音を鳴らすことができる。
(4)上記実施形態では、本発明をクラクション装置3に適用した例を説明したが、これに限られない。例えば車両には、盗難防止装置として異常状態が検知されたことに基づき警笛音を鳴らすセキュリティーホーン装置を備えたものがある。このセキュリティーホーン装置を利用して、その異常状態の検出時以外に発音を要する機能の実行に基づきセキュリティーホーン装置の共振周波数よりも高い周波数で発音動作をさせる構成であってもよい。
本発明の実施形態1に係る車両を部分的に示した模式図 発音制御装置及びクラクション装置の回路図 直流信号及びPWM信号のタイムチャート ホーンの振動部の振動動作の周波数と音量(音圧)との関係を示したグラフ 実施形態2の発音制御装置及びクラクション装置の回路図 制御回路の構成図 発振信号、基準信号、各点における電圧レベルを示したタイムチャート
符号の説明
1,10…発音制御装置
2…車両
3…クラクション装置
6…CPU(発音制御部)
8…コイル
9…接点
11…基準信号設定回路
13…周波数制御回路(発振回路)
15…デューティ比制御回路(比較回路)
P1…第1入力端子(入力部)
P2…第2入力端子(入力部)
S1…クラクション操作信号
S2…ロック信号(発音指令信号)
S3…アンロック信号(発音指令信号)
S4…直流信号
S5…PWM信号(高周波信号)
S6…発振信号
S7…基準信号

Claims (7)

  1. 所定の動作に基づき所定の共振周波数で振動動作をして警笛音を発するホーン装置を備える車両に設けられる発音制御装置であって、
    前記車両において前記所定の動作以外で発音を要する機能の実行に基づき出力される発音指令信号を受ける入力部と、
    前記入力部が前記発音指令信号を受けたことを条件に、前記所定の共振周波数よりも高い周波数の高周波信号を前記ホーン装置に与えて発音動作をさせる発音制御部と、を備え
    前記高周波信号は、経時的に周波数が変化する信号である、発音制御装置。
  2. クラクション操作に基づき所定の共振周波数で振動動作をして警笛音を発するクラクション装置を備える車両に設けられる発音制御装置であって、
    前記車両において前記クラクション操作以外で発音を要する機能の実行に基づき出力される発音指令信号を受ける入力部と、
    前記入力部が前記発音指令信号を受けたことを条件に、前記所定の共振周波数よりも高い周波数の高周波信号を前記クラクション装置に与えて発音動作をさせる発音制御部と、を備え
    前記高周波信号は、経時的に周波数が変化する信号である、発音制御装置。
  3. 前記発音指令信号は、前記車両のドアの施錠あるいは解錠に基づき出力される指令信号である請求項1または請求項2に記載の発音制御装置。
  4. 前記クラクション装置は、互いに直列接続されたコイル及び接点を有し、前記クラクション操作に基づき所定の直流信号を受けて前記接点が前記所定の共振周波数で開閉を繰り返することで振動動作をして警笛音を発する構成であって、
    前記高周波数信号は、前記接点が閉動作を維持している状態で入力されるPWM信号である請求項1から請求項3のいずれかに記載の発音制御装置。
  5. 前記PWM信号は、前記機能について予め規定された基準を満たす音量で前記クラクション装置に発音動作をさせるデューティ比に調整されている請求項4に記載の発音制御装置。
  6. 前記発音制御部は、発振信号を出力する発振回路、及び、前記発振回路からの前記発振信号が入力されるとともに基準信号が入力され、これらの発振信号レベルと基準信号レベルとの大小関係に応じてレベル反転する出力信号を出力する比較回路を有し、前記比較回路からのパルス列状の出力信号を出力可能な構成とされ、
    前記入力部は、前記発音指令信号に加えて、前記クラクション操作に基づくクラクション操作信号を受ける構成とされるとともに、前記基準信号を出力する基準信号設定回路を備え、
    前記基準信号設定回路は、前記発音指令信号を受けたときに、前記基準信号レベルを前記発振信号の振幅範囲内の第1レベルとし、前記クラクション操作信号を受けたときに、前記基準信号レベルを前記発振信号の振幅範囲外の第2レベルとする請求項4または請求項5に記載の発音制御装置。
  7. 前記入力部は、前記発音指令信号に加えて、前記クラクション操作に基づきクラクション操作信号を受けて前記クラクション装置に警笛音の発音動作を実行させる構成とされ、これら発音指令信号及び前記クラクション信号の両方を受けたときには、前記クラクション信号を優先して前記クラクション装置に警笛音の発音動作を実行させる請求項1から請求項6のいずれかに記載の発音制御装置。
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