JPH0739028Y2 - 自動車セキュリティ装置 - Google Patents
自動車セキュリティ装置Info
- Publication number
- JPH0739028Y2 JPH0739028Y2 JP1989087247U JP8724789U JPH0739028Y2 JP H0739028 Y2 JPH0739028 Y2 JP H0739028Y2 JP 1989087247 U JP1989087247 U JP 1989087247U JP 8724789 U JP8724789 U JP 8724789U JP H0739028 Y2 JPH0739028 Y2 JP H0739028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- siren
- voltage
- drive signal
- security
- security device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車セキュリティ装置に係り、特にサイレン
により異常発生と共にセキュリティの起動、停止指令の
受け付けを通報する自動車セキュリティ装置に関する。
により異常発生と共にセキュリティの起動、停止指令の
受け付けを通報する自動車セキュリティ装置に関する。
〈従来技術〉 自動車を盗難から防止する盗難防止装置(セキュリティ
装置)は、セキュリティ作動中に自動車を盗むべく他人
が自動車のドアを開けたり、自動車に相当のショックを
与えたり、あるいはトランクを開けたりすると、サイレ
ンを鳴らしたり、自動車のヘッドライトを点滅したりす
ると共に、スタータカット(エンジンが掛らないように
すること)あるいは燃料カットして自動車が走行できな
いようにして盗難を防止する。尚、盗難防止するものは
自動車に限らない。
装置)は、セキュリティ作動中に自動車を盗むべく他人
が自動車のドアを開けたり、自動車に相当のショックを
与えたり、あるいはトランクを開けたりすると、サイレ
ンを鳴らしたり、自動車のヘッドライトを点滅したりす
ると共に、スタータカット(エンジンが掛らないように
すること)あるいは燃料カットして自動車が走行できな
いようにして盗難を防止する。尚、盗難防止するものは
自動車に限らない。
かかるセキュリティ装置として、セキュリティ動作の起
動、停止を携帯可能な送信ユニット(リモコン装置)に
より行うものがあり、セキュリティ動作の起動(アーミ
ングという)及び停止(ディスアーミングという)は、
リモコン装置に設けられたアーミングキーあるいはディ
スアーミングキーあるいはこれらの兼用キーを押圧する
ことにより行われる。
動、停止を携帯可能な送信ユニット(リモコン装置)に
より行うものがあり、セキュリティ動作の起動(アーミ
ングという)及び停止(ディスアーミングという)は、
リモコン装置に設けられたアーミングキーあるいはディ
スアーミングキーあるいはこれらの兼用キーを押圧する
ことにより行われる。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、セキュリティ装置本体は、リモコン装置から
送られてくるアーミング指令ディスアーミング指令を受
付けてセキュリティを起動する時、あるいはセキュリテ
の作動を停止する時、その確認のためにサイレンを鳴ら
している。しかし、サイレン発生装置は、異常発生によ
りサイレンを鳴らすものと同一であるため、音が大き
く、深夜等にアーミング又はディスアーミングして確認
音を鳴らすと騒々しいため、近所迷惑等の問題があっ
た。
送られてくるアーミング指令ディスアーミング指令を受
付けてセキュリティを起動する時、あるいはセキュリテ
の作動を停止する時、その確認のためにサイレンを鳴ら
している。しかし、サイレン発生装置は、異常発生によ
りサイレンを鳴らすものと同一であるため、音が大き
く、深夜等にアーミング又はディスアーミングして確認
音を鳴らすと騒々しいため、近所迷惑等の問題があっ
た。
そこで、従来はセキュリティ装置本体に確認音を鳴らす
/鳴らさないを選択する切換スイッチを設け、該切換ス
イッチを操作して必要に応じて確認音を鳴らさないよう
にしている。しかし、一々切り換えるのは面倒であり、
忘れる場合もあり、この場合には従来と同様に大きな確
認音が発生する。又、鳴らないようにすればアーミング
/ディスアーミングの確認ができない。
/鳴らさないを選択する切換スイッチを設け、該切換ス
イッチを操作して必要に応じて確認音を鳴らさないよう
にしている。しかし、一々切り換えるのは面倒であり、
忘れる場合もあり、この場合には従来と同様に大きな確
認音が発生する。又、鳴らないようにすればアーミング
/ディスアーミングの確認ができない。
以上から本考案の目的は、異常発生時とアーミング/デ
ィスアーミング時のサイレン発生装置を共用でき、しか
も自動的にサイレンの音量を制御できる自動車セキュリ
ティ装置を提供することである。
ィスアーミング時のサイレン発生装置を共用でき、しか
も自動的にサイレンの音量を制御できる自動車セキュリ
ティ装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本考案によれば、自動車セキュリティ装置の
起動、停止を指令する携帯可能な送信ユニットと、送信
ユニットからの指令を受信する受信ユニットと、セキュ
リティ装置作動中における異常発生により長時間(TL)
のサイレン駆動信号を出力し、セキュリティ装置の起動
及び又は停止指令の受付けにより短時間(Ts)のサイレ
ン駆動信号を出力するサイレン駆動信号発生部と、サイ
レン駆動信号発生期間中に電圧を出力すると共に、該サ
イレン駆動信号の印加時から所定時間To(TL〉To〉T
s)、低い電圧を出力し、それ以後高い電圧を出力する
電圧可変部と、電圧可変部からの出力電圧によりサイレ
ンを発生するサイレン発生部とにより達成される。
起動、停止を指令する携帯可能な送信ユニットと、送信
ユニットからの指令を受信する受信ユニットと、セキュ
リティ装置作動中における異常発生により長時間(TL)
のサイレン駆動信号を出力し、セキュリティ装置の起動
及び又は停止指令の受付けにより短時間(Ts)のサイレ
ン駆動信号を出力するサイレン駆動信号発生部と、サイ
レン駆動信号発生期間中に電圧を出力すると共に、該サ
イレン駆動信号の印加時から所定時間To(TL〉To〉T
s)、低い電圧を出力し、それ以後高い電圧を出力する
電圧可変部と、電圧可変部からの出力電圧によりサイレ
ンを発生するサイレン発生部とにより達成される。
〈作用〉 サイレン駆動信号発生部はセキュリティ作動中において
異常が発生すると長時間(TL)サイレン駆動信号を出力
し、又セキュリティの起動及び停止指令が受付けられる
と短時間(TS)サイレン駆動信号を出力する。電圧可変
回路はサイレン駆動信号発生期間中、該サイレン駆動信
号の印加時から所定時間TO(TL〈TO〈TS)低い電圧を出
力し、それ以後高い電圧を出力し、該電圧によりサイレ
ン発生装置を駆動してサイレンを鳴らす。この結果、セ
キュリティの起動/停止時には低い電圧で駆動されるか
らサイレン音(確認音)は小さくなり、異常発生時には
最初低いが所定時間経過後は大きくなる。
異常が発生すると長時間(TL)サイレン駆動信号を出力
し、又セキュリティの起動及び停止指令が受付けられる
と短時間(TS)サイレン駆動信号を出力する。電圧可変
回路はサイレン駆動信号発生期間中、該サイレン駆動信
号の印加時から所定時間TO(TL〈TO〈TS)低い電圧を出
力し、それ以後高い電圧を出力し、該電圧によりサイレ
ン発生装置を駆動してサイレンを鳴らす。この結果、セ
キュリティの起動/停止時には低い電圧で駆動されるか
らサイレン音(確認音)は小さくなり、異常発生時には
最初低いが所定時間経過後は大きくなる。
〈実施例〉 第1図は本考案に係わるセキュリティ装置のブロック図
である。1は携帯可能な送信ユニット(リモコン装置)
であり、キーの押圧によりアーミング信号やディスアー
ミング信号、その他ウインドー開閉信号を車載のセキュ
リティ装置本体に送信できるようになっている。11はア
ーミングキー、12はディスアーミングキー、13はウイン
ドーオープンキー、13′はウインドークローズキー、14
はキーが押圧されると該キーに応じたコードとIDコード
を発生するマイコン、15は入力されたコードを所定周波
数の搬送波で振幅変調する変調回路、16は変調信号を電
力増幅して出力側に接続されたループ型アンテナ17より
電波を放射せしめるLC発振回路である。尚、アーミング
キーとディスアーミングキーを1つの兼用キーで構成
し、操作される毎に交互にアーミング、ディスアーミン
グを行うようにしても良い。
である。1は携帯可能な送信ユニット(リモコン装置)
であり、キーの押圧によりアーミング信号やディスアー
ミング信号、その他ウインドー開閉信号を車載のセキュ
リティ装置本体に送信できるようになっている。11はア
ーミングキー、12はディスアーミングキー、13はウイン
ドーオープンキー、13′はウインドークローズキー、14
はキーが押圧されると該キーに応じたコードとIDコード
を発生するマイコン、15は入力されたコードを所定周波
数の搬送波で振幅変調する変調回路、16は変調信号を電
力増幅して出力側に接続されたループ型アンテナ17より
電波を放射せしめるLC発振回路である。尚、アーミング
キーとディスアーミングキーを1つの兼用キーで構成
し、操作される毎に交互にアーミング、ディスアーミン
グを行うようにしても良い。
2はセキュリティ装置本体であり、(1)ドアが閉めら
れてから所定時間(10秒前後)内においてのみ送信ユニ
ットから送られてくるアーミング信号に応答してセキュ
リティ動作を開始させ、(2)その他の信号は常時受信
可能とし、ディスアーミング信号の受信によりセキュリ
ティ動作を停止し、(3)ウインドー開閉等の車両制御
信号の受信により車両の該当部分の開閉制御等を行う。
れてから所定時間(10秒前後)内においてのみ送信ユニ
ットから送られてくるアーミング信号に応答してセキュ
リティ動作を開始させ、(2)その他の信号は常時受信
可能とし、ディスアーミング信号の受信によりセキュリ
ティ動作を停止し、(3)ウインドー開閉等の車両制御
信号の受信により車両の該当部分の開閉制御等を行う。
セキュリティ装置本体2において、21はアンテナ、22は
リモコン装置1から送信されてくる信号を受信して復調
する受信ユニット、23はタイマー、24はドアが閉められ
てから所定時間内だけ、前記リモコン装置1からのアー
ミング指令の受付を可能とするアーミング受付監視部、
25はセキュリティ制御部であり、受付可能時間内におい
てのみ(受付け可能信号RPSがハイレベルの時)、リモ
コン装置1から送られてくるアーミング指令に応答して
セキュリティ動作を開始させる。尚、その他の指令は常
時受付け、ディスアーミング指令に基づいてセキュリテ
ィ動作を停止し、更にウインドー開閉等の車両制御指令
に基づいて車両各部を制御する。26はサイレン駆動信号
発生部であり、セキュリティ作動中における異常発生に
より長時間サイレン駆動信号SRLを出力し、セキュリテ
ィの起動及び停止指令の受付けにより短時間サイレン駆
動信号SRSを出力する。
リモコン装置1から送信されてくる信号を受信して復調
する受信ユニット、23はタイマー、24はドアが閉められ
てから所定時間内だけ、前記リモコン装置1からのアー
ミング指令の受付を可能とするアーミング受付監視部、
25はセキュリティ制御部であり、受付可能時間内におい
てのみ(受付け可能信号RPSがハイレベルの時)、リモ
コン装置1から送られてくるアーミング指令に応答して
セキュリティ動作を開始させる。尚、その他の指令は常
時受付け、ディスアーミング指令に基づいてセキュリテ
ィ動作を停止し、更にウインドー開閉等の車両制御指令
に基づいて車両各部を制御する。26はサイレン駆動信号
発生部であり、セキュリティ作動中における異常発生に
より長時間サイレン駆動信号SRLを出力し、セキュリテ
ィの起動及び停止指令の受付けにより短時間サイレン駆
動信号SRSを出力する。
3はドアの開閉、振動、車内の雑音、トランクの開閉、
イグニッションオン等を検出する検出部であり、ドア開
閉センサ31、振動センサ32、・・・・イグニッションオ
ン検出センサ33が等が設けられている。
イグニッションオン等を検出する検出部であり、ドア開
閉センサ31、振動センサ32、・・・・イグニッションオ
ン検出センサ33が等が設けられている。
4は盗難防止部であり、セキュリティ作動中に各センサ
により異常が検出された時、あるいはセキュリティの起
動時あるいはセキュリティの解除時に、サイレン駆動信
号発生部26から出力されるサイレン駆動信号SRL,SRS,SR
S′によりサイレンを鳴らすサイレンドライバ41と、点
滅駆動信号BLDによりヘッドライトを点滅させるライト
ドライバ42を有している。
により異常が検出された時、あるいはセキュリティの起
動時あるいはセキュリティの解除時に、サイレン駆動信
号発生部26から出力されるサイレン駆動信号SRL,SRS,SR
S′によりサイレンを鳴らすサイレンドライバ41と、点
滅駆動信号BLDによりヘッドライトを点滅させるライト
ドライバ42を有している。
5はエンジン制御部であり、セキュリティ作動中に各セ
ンサにより異常が検出された時に、セキュリティ制御部
25から出力される信号ESPにより、エンジンスタートカ
ットあるいは燃料カットを行ってエンジンの起動を禁止
する。
ンサにより異常が検出された時に、セキュリティ制御部
25から出力される信号ESPにより、エンジンスタートカ
ットあるいは燃料カットを行ってエンジンの起動を禁止
する。
6はセキュリティ装置本体2がリモコン装置1からのウ
インドー開閉指令を受信した時、ウインドーをオープン
するウインドードライバである。
インドー開閉指令を受信した時、ウインドーをオープン
するウインドードライバである。
第2図はサイレンドライバ41の回路図であり、第3図は
動作説明用の波形図である。第2図において、101はサ
イレン駆動信号SRL,SRS,SRS′(第3図参照)のハイレ
ベル時にオンするトランジスタ、102はトランジスタ101
のオンにより接点を閉接するリレー、103はサイレン駆
動信号SRLまたはSRS,SRS′の印加により出力電圧E(第
3図参照)を+B迄時定数TOで指数関数的に上昇させる
電圧可変回路であり、抵抗RとコンデンサCの時定数
部、コンデンサCの充電電圧によりその導通度をコント
ロールされて出力電圧Eを指数関数的に上昇する第1、
第2のトランジスタTR1,TR2を有している。104は逆流防
止用のダイオード回路、105はサイレン駆動信号SRLまた
はSRS,SRS′がハイレベルの間、所定周波数で発信する
発振回路、106はサイレンを発生するサイレン発生ユニ
ット、107はサイレン駆動回路である。サイレン駆動回
路107は発振回路105の発振周波数で交互にオン/オフす
るスイッチング回路SW1,SW2を有するプッシュプル構造
で、サイレン駆動信号SRLまたはSRS,SRS′がハイレベル
の間(サイレン駆動電圧E発生中)、前記発振周波数で
サイレン発生ユニット106に流れる電流方向を反転して
サイレンを発生させる。
動作説明用の波形図である。第2図において、101はサ
イレン駆動信号SRL,SRS,SRS′(第3図参照)のハイレ
ベル時にオンするトランジスタ、102はトランジスタ101
のオンにより接点を閉接するリレー、103はサイレン駆
動信号SRLまたはSRS,SRS′の印加により出力電圧E(第
3図参照)を+B迄時定数TOで指数関数的に上昇させる
電圧可変回路であり、抵抗RとコンデンサCの時定数
部、コンデンサCの充電電圧によりその導通度をコント
ロールされて出力電圧Eを指数関数的に上昇する第1、
第2のトランジスタTR1,TR2を有している。104は逆流防
止用のダイオード回路、105はサイレン駆動信号SRLまた
はSRS,SRS′がハイレベルの間、所定周波数で発信する
発振回路、106はサイレンを発生するサイレン発生ユニ
ット、107はサイレン駆動回路である。サイレン駆動回
路107は発振回路105の発振周波数で交互にオン/オフす
るスイッチング回路SW1,SW2を有するプッシュプル構造
で、サイレン駆動信号SRLまたはSRS,SRS′がハイレベル
の間(サイレン駆動電圧E発生中)、前記発振周波数で
サイレン発生ユニット106に流れる電流方向を反転して
サイレンを発生させる。
(a)アーミング/ディスアーミング受付け時 セキュリティ制御部25(第1図参照)はリモコンユニッ
ト1からのアーミング指令又はディスアーミング指令を
受付けるとセキュリティの起動あるいは停止を行うと共
に、その旨の信号をサイレン駆動信号発生部26に入力す
る。この信号により、サイレン駆動信号発生部26は
(1)セキュリティ駆動の場合には短い期間TS、例えば
80msecの間ハイレベルのサイレン駆動信号SRS(第3図
参照)を発生し、(2)セキュリティ解除の場合には幅
TSの2つのパルスを有するサイレン駆動信号SRS′を発
生する。
ト1からのアーミング指令又はディスアーミング指令を
受付けるとセキュリティの起動あるいは停止を行うと共
に、その旨の信号をサイレン駆動信号発生部26に入力す
る。この信号により、サイレン駆動信号発生部26は
(1)セキュリティ駆動の場合には短い期間TS、例えば
80msecの間ハイレベルのサイレン駆動信号SRS(第3図
参照)を発生し、(2)セキュリティ解除の場合には幅
TSの2つのパルスを有するサイレン駆動信号SRS′を発
生する。
この結果、期間TSの間、電圧可変回路103は指数関数的
に増大するサイレン駆動電圧E(第3図点線、一点鎖線
参照)をサイレン駆動回路107に入力し、また発振回路1
05は所定の周波数で発振し、発振信号をサイレン駆動回
路107に入力する。サイレン駆動回路107は発振信号によ
りスイッチ回路SW1,SW2を交互にオン/オフし、これに
より駆動電圧Eによりサイレン発生ユニット106に交番
電流を流し、サイレンを発生する。尚、サイレン駆動電
圧Eは第3図点線、一点鎖線で示すように小さく、従っ
てサイレンの音量は大きくなく、確認可能な程度の適当
な音量となる。又、サイレン駆動信号SRSにより”ピ
ッ”という確認音が、サイレン駆動信号SRS′により”
ピッ、ピッ”という確認音が発生する。
に増大するサイレン駆動電圧E(第3図点線、一点鎖線
参照)をサイレン駆動回路107に入力し、また発振回路1
05は所定の周波数で発振し、発振信号をサイレン駆動回
路107に入力する。サイレン駆動回路107は発振信号によ
りスイッチ回路SW1,SW2を交互にオン/オフし、これに
より駆動電圧Eによりサイレン発生ユニット106に交番
電流を流し、サイレンを発生する。尚、サイレン駆動電
圧Eは第3図点線、一点鎖線で示すように小さく、従っ
てサイレンの音量は大きくなく、確認可能な程度の適当
な音量となる。又、サイレン駆動信号SRSにより”ピ
ッ”という確認音が、サイレン駆動信号SRS′により”
ピッ、ピッ”という確認音が発生する。
そして、所定期間が経過してサイレン駆動信号SRS,SR
S′がローレベルになると、電圧可変回路103の出力電圧
(サイレン駆動電圧)Eがゼロになると共に、発振回路
105の発振が停止してサイレン駆動が終了する。
S′がローレベルになると、電圧可変回路103の出力電圧
(サイレン駆動電圧)Eがゼロになると共に、発振回路
105の発振が停止してサイレン駆動が終了する。
(b)異常発生 セキュリティ制御部25はセキュリティ作動中に異常発生
を検出すると、その旨の信号をサイレン駆動信号発生部
26に入力する。この信号により、サイレン駆動信号発生
部26は長い期間TL、例えば10数秒間ハイレベルのサイレ
ン駆動信号SLS(第3図参照)を発生する。
を検出すると、その旨の信号をサイレン駆動信号発生部
26に入力する。この信号により、サイレン駆動信号発生
部26は長い期間TL、例えば10数秒間ハイレベルのサイレ
ン駆動信号SLS(第3図参照)を発生する。
この結果、電圧可変回路103は始め指数関数的に増大
し、所定時間TO(例えば2秒)経過後高電圧となるサイ
レン駆動電圧Eをサイレン駆動回路107に入力し、また
発振回路105は所定の周波数で発振し、発振信号をサイ
レン駆動回路107に入力する。
し、所定時間TO(例えば2秒)経過後高電圧となるサイ
レン駆動電圧Eをサイレン駆動回路107に入力し、また
発振回路105は所定の周波数で発振し、発振信号をサイ
レン駆動回路107に入力する。
サイレン駆動回路107は発振信号によりスイッチ回路SW
1,SW2を交互にオン/オフし、これによりサイレン駆動
電圧Eによりサイレン発生ユニット106に交番電流を流
し、サイレンを発生する。尚、サイレン駆動電圧Eは第
3図実線で示すようになり、従ってサイレンの音量は次
第に大きくなり、2秒経過後に最大音量となり盗難を防
止させる。
1,SW2を交互にオン/オフし、これによりサイレン駆動
電圧Eによりサイレン発生ユニット106に交番電流を流
し、サイレンを発生する。尚、サイレン駆動電圧Eは第
3図実線で示すようになり、従ってサイレンの音量は次
第に大きくなり、2秒経過後に最大音量となり盗難を防
止させる。
そして、期間TLが経過してサイレン駆動信号がローレベ
ルになると、電圧可変回路103の出力電圧Eがゼロにな
ると共に、発振回路105の発振が停止してサイレン駆動
が終了する。
ルになると、電圧可変回路103の出力電圧Eがゼロにな
ると共に、発振回路105の発振が停止してサイレン駆動
が終了する。
尚、以上では可変電圧回路の出力電圧を指数関数的に漸
増させた場合について説明したが第4図に示すように階
段状に変化させてもよい。
増させた場合について説明したが第4図に示すように階
段状に変化させてもよい。
〈考案の効果〉 以上本考案によれば、サイレン駆動信号発生期間中であ
って、該サイレン駆動信号の印加時から所定時間TOの期
間低い電圧を出力し、それ以後高い電圧を出力すると共
に、異常発生によりTOより長時間サイレン駆動信号を出
力し、セキュリティの起動及び停止指令の受付けにより
TOより短い期間サイレン駆動信号を出力し、該電圧によ
りサイレン発生装置を駆動してサイレンを鳴らすように
構成したから、自動的にセキュリティの起動/停止時に
はサイレン音(確認音)を小さくでき、異常発生時には
最初低いが所定時間経過後はサイレン音を大きくでき
る。
って、該サイレン駆動信号の印加時から所定時間TOの期
間低い電圧を出力し、それ以後高い電圧を出力すると共
に、異常発生によりTOより長時間サイレン駆動信号を出
力し、セキュリティの起動及び停止指令の受付けにより
TOより短い期間サイレン駆動信号を出力し、該電圧によ
りサイレン発生装置を駆動してサイレンを鳴らすように
構成したから、自動的にセキュリティの起動/停止時に
はサイレン音(確認音)を小さくでき、異常発生時には
最初低いが所定時間経過後はサイレン音を大きくでき
る。
すなわち、本願考案によれば、アーミング又はディス
アーミング時にサイレンを鳴らしてセキュリティ装置の
起動、停止を使用者に確認させることができ、しかも、
確認音の音量を異常時に発生するサイレン音の音量と
比べて相当量低くでき、従って他人に迷惑をかけること
がないようにでき、更には異常時のサイレン音を最初
は低く、所定時間経過後は大きくでき、また、異常時
と動作確認時における音量をサイレン駆動信号の時間幅
を変えるだけで簡単に最適値に調整することができる。
アーミング時にサイレンを鳴らしてセキュリティ装置の
起動、停止を使用者に確認させることができ、しかも、
確認音の音量を異常時に発生するサイレン音の音量と
比べて相当量低くでき、従って他人に迷惑をかけること
がないようにでき、更には異常時のサイレン音を最初
は低く、所定時間経過後は大きくでき、また、異常時
と動作確認時における音量をサイレン駆動信号の時間幅
を変えるだけで簡単に最適値に調整することができる。
第1図は本考案に係るセキュリティ装置のブロック図、 第2図は本考案のサイレンドライバの回路図、 第3図は第2図の動作説明用の信号波形図、 第4図は電圧可変回路の別の出力電圧波形例である。 1……送信ユニット(リモコン装置) 2……セキュリティ装置本体 25……セキュリティ制御部 26……サイレン駆動信号発生部、41……サイレンドライ
バ 103……電圧可変回路 105……発振回路 106……サイレン発生ユニット 107……サイレン駆動回路
バ 103……電圧可変回路 105……発振回路 106……サイレン発生ユニット 107……サイレン駆動回路
Claims (1)
- 【請求項1】自動車セキュリティ装置の起動、停止を指
令する携帯可能な送信ユニットと、 送信ユニットからの指令を受信する受信ユニットと、 セキュリティ装置作動中における異常発生により長時間
(TL)のサイレン駆動信号を出力し、セキュリティ装置
の起動及び又は停止指令の受付けにより短時間(Ts)の
サイレン駆動信号を出力するサイレン駆動信号発生部
と、 サイレン駆動信号発生期間中に電圧を出力すると共に、
該サイレン駆動信号の印加時から所定時間To(TL>To>
Ts)、低い電圧を出力し、それ以後高い電圧を出力する
電圧可変部と、 電圧可変部からの出力電圧によりサイレンを発生するサ
イレン発生部とを有することを特徴とする自動車セキュ
リティ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087247U JPH0739028Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自動車セキュリティ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087247U JPH0739028Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自動車セキュリティ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325991U JPH0325991U (ja) | 1991-03-18 |
JPH0739028Y2 true JPH0739028Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31636899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989087247U Expired - Lifetime JPH0739028Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自動車セキュリティ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739028Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6026948Y2 (ja) * | 1980-08-11 | 1985-08-14 | マツダ株式会社 | 空気工具の消音装置 |
JPS6211351A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-20 | Alpine Electron Inc | 自動車電話における着信通知方法 |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP1989087247U patent/JPH0739028Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325991U (ja) | 1991-03-18 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |