JP4599755B2 - シリンダブロック位置決め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジンのシリンダブロックを加工する際などにシリンダブロックを所定位置に保持するためのシリンダブロック位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの製造ラインにおいて、鋳造されたシリンダブロックをコンベアによってバリ取りステージまで搬送し、所定位置に固定したのち、ロボット等に設けたバリ取り工具によって、シリンダブロック側面のバリ取りを行うことがある。この加工時(バリ取り時)に、シリンダブロックが動かないようにするために、シリンダブロックを保持しておく必要がある。このため、従来より、シリンダブロックを所定位置に停止させるためのストッパ機構や、シリンダブロックを保持する装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
コンベアによって搬送されるシリンダブロックは、一般にストッパ機構によって所定位置に停止させられる。しかし、ストッパ機構を構成する部品が摩耗したり、ストッパ機構の遊びが次第に大きくなるなどして、位置決め精度が低下することが避けられない。シリンダブロックの位置決め精度が低下すると、加工精度も悪くなる。
【0004】
シリンダブロックを所定位置に固定する手段として、例えば特公平8−11345号公報に記載されているように、シリンダブロックの全ての筒穴に挿入される多数の位置決めアームを備えた位置決め装置が提案されている。しかしこの従来技術は、4つの筒穴の全てに位置決めアームを挿入する必要があるため構造が複雑となる。またこの従来技術は、シリンダブロックの側面方向から加わる力に対して位置決めアームの剛性が小さいため、ロボット等によってシリンダブロックの側面を加工する際に、横から加わる力によってシリンダブロックが動いてしまう可能性もある。
【0005】
従ってこの発明の目的は、シリンダブロックを正確な位置に確実に保持することができるシリンダブロックの位置決め装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のシリンダブロック位置決め装置は、支持構造物に設けた昇降体と、この昇降体を上下方向に駆動する昇降機構を備えている。シリンダブロックは、その筒穴の開口端を上を向けた姿勢で、コンベア上に乗せられている。前記昇降体には、シリンダブロックの一方の筒穴に挿入可能でかつこの筒穴の壁面に対し接離可能な第1の挿入部材と、シリンダブロックの他方の筒穴に挿入可能でかつこの筒穴の壁面に対し接離可能な第2の挿入部材が設けられている。これら第1および第2の挿入部材は、駆動機構によって、互いに離す方向に同期して移動させることができる。そして本発明のシリンダブロック位置決め装置は、上下方向に移動自在な押圧部材を有している。この押圧部材は、エアシリンダ等のアクチュエータによって駆動され、シリンダブロックに向かって降下させることによりシリンダブロックの上面に押付けることができる。前記第1および第2の挿入部材は、それぞれ、前記各筒穴の軸線方向に互いに間隔を存して設けられた上下一対の支持片を備え、前記第1および第2の挿入部材が前記駆動機構によって互いに離れる方向に移動させられた状態において、前記第1の挿入部材の前記上下一対の支持片と前記第2の挿入部材の前記上下一対の支持片が、それぞれ、前記各筒穴の互いに遠い側に位置する壁面に対して各筒穴の中心を結ぶ線分の両側で該筒穴の壁面の周方向の2点で接するように構成されている。
【0007】
前記アクチュエータは、望ましくは、前記昇降体が下降位置から上昇する際に前記第1および第2の挿入部材が前記筒穴から抜けるまでの間、前記押圧部材をシリンダブロックに向かって付勢し、シリンダブロックを押圧し続けるように構成されている。
【0008】
本発明において、前記第1および第2の挿入部材は、各筒穴の軸線方向に互いに間隔を存して設けられた一対の支持片を備え、これら支持片が筒穴の壁面に当接するように構成するとよい。
【0009】
また本発明において、前記第1および第2の挿入部材は、各筒穴の互いに遠い側に位置する壁面に対してそれぞれ周方向の2点で接し、かつ、これらの点と筒穴の中心とを結ぶ線分と、各筒穴の中心を結ぶ線分とのなす角度が、45度±15度の範囲にあるとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
図6に一例を示すシリンダブロック1は、複数(図示例の場合は4つ)の筒穴2a,2b,2c,2dを有している。シリンダブロック1の底面3側にベアリングキャップ部4(一部のみ図示する)が形成されている。このシリンダブロック1は、コンベア10のパレット11上に設けられた治具12によって、筒穴2a〜2dの開口端を上に向けた姿勢で水平方向に搬送される。
【0011】
図2に示すように治具12は、パレット11上に取付けたマウントブラケット15と、マウントブラケット15の上端に設けた基準金具16と、マウントブラケット15の両側部に設けた複数のガイドピン17などを有している。基準金具16にベアリングキャップ部4を嵌合させることによって、シリンダブロック1がパレット11のほぼ所定位置に保持される。ガイドピン17は、シリンダブロック1が倒れる方向に傾くことを防いでいる。このパレット11は、エンジンの製造ラインのバリ取りステージにて、図示しないストッパ機構によって、一時的に停止させられるようになっている。
【0012】
図1から図5に示すように、シリンダブロック位置決め装置20は、コンベア10の側部に構築された柱状の支持構造物21と、この支持構造物21に設けた昇降体22と、上下方向に延びる左右一対のガイドレール23と、昇降体22を上下方向に移動させる昇降機構25(図2に示す)などを備えている。昇降機構25の一例はエアシリンダ等の流体圧シリンダであり、昇降体22を図1に示す上昇位置から、図3に示す下降位置にわたって移動させることができる。
【0013】
昇降体22は、ガイドレール23に嵌合するリニアベアリング30(図2に示す)を備えた取付基板31と、取付基板31に設けたサブフレーム32と、サブフレーム32に設けた左右一対のガイドブッシュ33と、サブフレーム32に設けた水平方向に延びる上下一対のガイド部材34などを備えている。
【0014】
このシリンダブロック位置決め装置20は、昇降体22の下方に延出する第1の挿入部材41および第2の挿入部材42と、これら挿入部材41,42を互いに離れる方向と近付く方向に同期して移動させる駆動機構43を備えている。第1の挿入部材41は、シリンダブロック1の1番目の筒穴2aに挿入され、第2の挿入部材42は、3番目の筒穴2cに挿入される。これら挿入部材41,42は、以下に説明するように、駆動機構43によって筒穴2a,2cの壁面6a,6cに当接させられる。
【0015】
挿入部材41,42は、筒穴2a,2cの軸線方向に延びる軸形状をなしている。図1等に示すように、第1の挿入部材41は、筒穴2aの軸線方向に互いに間隔を存して設けた一対の支持片45,46を備えている。第2の挿入部材42も、筒穴2cの軸線方向に互いに間隔を存して設けた一対の支持片47,48を備えている。
【0016】
駆動機構43は、筒穴2a,2cに挿入された第1の挿入部材41と第2の挿入部材42を、互いに離す方向に同期して移動させることによって、挿入部材41,42を筒穴2a,2cの壁面6a,6cに押付けるようにしている。
【0017】
この駆動機構43は、前記ガイド部材34に沿って互いに独立して水平方向に移動可能なスライド部材51,52と、一方のスライド部材51を駆動する駆動手段の一例であるエアシリンダ53と、他方のスライド部材52を駆動する駆動手段の一例であるエアシリンダ54と、各スライド部材51,52を同期して互いに同じ距離だけ反対方向に移動させる同期機構55などを備えている。一方のスライド部材51に第1の挿入部材41が固定され、他方のスライド部材52に第2の挿入部材42が固定されている。
【0018】
同期機構55は、一方のスライド部材51に設けられたローラ等の係合部材60と、他方のスライド部材52に設けたローラ等の係合部材61と、これら係合部材60,61に係合するリンク62などを備えている。リンク62は、サブフレーム32に設けた軸63を中心に回動することができる。従ってエアシリンダ53,54によって各スライド部材51,52をガイド部材34に沿って駆動する際、各スライド部材51,52は、互いに同期して反対方向に同じ距離だけ移動することになる。
【0019】
図4に示すように、第1および第2の挿入部材41,42は、それぞれが挿入される筒穴2a,2cの互いに遠い側に位置する壁面6a,6cに対し、それぞれ周方向の2点A,Bで接することができる。しかもこれらの点A,Bと筒穴2a,2cの中心C1,C2とを結ぶ線分M1,M2と、各筒穴2a,2cの中心C1,C2を結ぶ線分M3とのなす角度θ1,θ2が、それぞれ、望ましくは45度、実用上は45度±15度の範囲に収まるようにしている。
【0020】
昇降体22の下面側に押圧部材70が設けられている。この押圧部材70はシリンダブロック1の上面1aに対向している。押圧部材70は、連結部材71を介して左右一対のガイドロッド72の下端部に取付けられている。押圧部材70と連結部材71との間に球面継手73が設けられており、連結部材71に対して押圧部材70がある程度の角度範囲で傾くことができるようになっている。
【0021】
ガイドロッド72は、上下方向に延びる前記ガイドブッシュ33に挿入され、アクチュエータ75によって、ガイドブッシュ33に沿って上下方向に移動させることができるようになっている。押圧部材70をアクチュエータ75によってシリンダブロック1に向かって降下させたとき、押圧部材70がシリンダブロック1の上面1aを押さえ付けることになる。
【0022】
エアシリンダ等の流体圧シリンダからなるアクチュエータ75は、昇降体22が図3に示す下降位置から図5に示す中間位置まで上昇する間、すなわち第1および第2の挿入部材41,42が筒穴2a,2cから抜けるまでの間、押圧部材70をシリンダブロック1に向かって付勢することにより、シリンダブロック1の上面1aを押圧し続けるように構成されている。
【0023】
次に、前記シリンダブロック位置決め装置20の作用について説明する。
シリンダブロック1がコンベア10によってバリ取りステージまで搬送され、所定位置で停止する。停止したシリンダブロック1に対し、昇降体22が昇降機構25によって図3に示す位置まで降下することにより、第1の挿入部材41が1番目の筒穴2aに挿入され、第2の挿入部材42が3番目の筒穴2cに挿入される。
【0024】
そののちエアシリンダ53,54が作動することにより、挿入部材41,42が互いに離れる方向に移動する。これにより、挿入部材41,42のそれぞれの支持片45,46,47,48が、図4に2点鎖線で示すように、各筒穴2a,2cの互いに遠い側に位置する壁面6a,6cにおいて、それぞれ周方向の2点A,Bで接する。これらの点A,Bと筒穴2a,2cの中心C1,C2とを結ぶ線分M1,M2と、筒穴2a,2cの中心C1,C2を結ぶ線分M3とのなす角度θ1,θ2は、おおむね45度である。
【0025】
こうして上側の支持片45,47が、筒穴2a.2cの壁面6a,6cに対して上部側の4個所において外張りクランプをなし、下側の支持片46,48が、壁面6a,6cに対して下部側の4個所において外張りクランプをなす。これにより、シリンダブロック1の長手方向(図6中の矢印X方向)と、シリンダブロック1の幅方向(図6中の矢印Y方向)の位置決めがなされるとともに、シリンダブロック1のねじれも防止される。これらの挿入部材41,42は、各筒穴2a,2cの中心C1,C2間の距離L(図4に示す)よりも長いスパンSにてシリンダブロック1を支持するため、X方向とY方向の位置決め精度を十分に高めることができる。
【0026】
前記角度θ1,θ2は、筒穴2a,2cの内径に応じて多少の相違が生じるため、45度を中心値(目標値)とし、実用上は45度±20度、望ましくは45度±15度の範囲に収まるようにする。こうすることにより、筒穴2a,2cの壁面(円弧面)6a,6cを利用して、シリンダブロック1のX方向とY方向の位置決め機能を発揮させることができる。
【0027】
前記挿入部材41,42によってシリンダブロック1のX方向とY方向の位置決めがなされたのち、アクチュエータ75によって押圧部材70を降下させ、シリンダブロック1の上面1aを押圧部材70によって押さえ付ける。これにより治具12上においてシリンダブロック1の上下方向(図6に矢印Zで示す方向)の動き止めがなされる。
【0028】
こうしてシリンダブロック1のX,Y,Zの三方向の位置決めが正確になされたのち、ロボットに保持されたバリ取り工具80(図2に一部のみ示す)によって、シリンダブロック1の側面1bの加工が行われる。この機械加工時に、シリンダブロック1は挿入部材41,42によって保持されており、しかも押圧部材70によって治具12上に押さえ付けられた状態となっているため、バリ取り工具80等によって加工されている間にシリンダブロック1が動いてしまうことを防止でき、高い精度で加工することができる。
【0029】
そののち昇降体22が昇降機構25によって上昇させられる。この上昇時に、昇降体22が図3に示す下降位置から図5に示す中間位置に至る間、すなわち挿入部材41,42が筒穴2a,2cから完全に抜け切るまでの間は、アクチュエータ75にエア圧が供給され続けることにより、押圧部材70がシリンダブロック1の上面1aに向かって付勢され、シリンダブロック1が押さえ付けられている。
【0030】
このため挿入部材41,42が上昇する際に挿入部材41,42が筒穴2a,2cの壁面6a,6cに引っ掛かることを防止することができ、シリンダブロック1が昇降体22と一体に持ち上がってしまうことを回避できるとともに、持ち上がったシリンダブロック1が落下する危険性も回避される。
【0031】
昇降体22が図1に示す上昇位置まで移動し、かつ、押圧部材70がアクチュエータ75によって初期位置(図1に示す位置)まで上昇する。そしてシリンダブロック1がコンベア10によって搬出されたのち、新たなシリンダブロック1が昇降体22の下方に搬入され、前述の一連の動作が繰返される。
【0032】
なお、上記シリンダブロック位置決め装置20は、4つの筒穴2a〜2dを有するシリンダブロック1以外に、筒穴が2つ以上の他のシリンダブロックにも同様に使用することができる。
【0033】
以上説明した実施形態をはじめとして、この発明を実施するに当たり、シリンダブロック位置決め装置の形態、例えば支持構造物や昇降体、昇降機構、挿入部材、駆動機構、押圧部材、アクチュエータの態様など、この発明の構成要素をこの発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、シリンダブロックを所定位置に確実に保持することができる。この発明はシリンダブロックの2つの筒穴に挿入部材を挿入すればよいため、構成が簡単であり、筒穴が2以上のシリンダブロックであれば筒穴の数にかかわらず使用することができる。本発明によれば、筒穴の軸線方向に間隔を存して設けた2個所ずつの支持片によって筒穴の壁面を押さえるため、シリンダブロックを保持したときにシリンダブロックのねじれ方向の位置ずれを防止することができ、シリンダブロックをより正確に位置決めすることができる。また、第1の挿入部材と第2の挿入部材によって筒穴の中心間の距離よりも長いスパンにてシリンダブロックを支持することができ、より正確な位置決めが可能である。
【0035】
請求項2に記載した発明によれば、昇降体が上昇する際に挿入部材が筒穴から抜け切るまでは押圧部材によってシリンダブロック上面を押さえ続けるため、押圧部材がエジェクタとして機能することができ、昇降体の上昇時に挿入部材をシリンダブロックから確実に離脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のシリンダブロック位置決め装置の正面図。
【図2】 図1に示されたシリンダブロック位置決め装置の側面図。
【図3】 図1に示されたシリンダブロック位置決め装置の挿入部材がシリンダブロックに挿入された状態の正面図。
【図4】 図3中のF4−F4線に沿う断面図。
【図5】 図1に示されたシリンダブロック位置決め装置の挿入部材が上昇する途中の状態を示す正面図。
【図6】 シリンダブロックとコンベアの一部を示す斜視図。
【符号の説明】
1…シリンダブロック
2a,2b,2c,2d…筒穴
10…コンベア
20…シリンダブロック位置決め装置
21…支持構造物
22…昇降体
25…昇降機構
41…第1の挿入部材
42…第2の挿入部材
43…駆動機構
70…押圧部材
75…アクチュエータ
Claims (2)
- 支持構造物と、
前記支持構造物に昇降可能に設けられた昇降体と、
前記昇降体を上昇位置と下降位置とにわたって駆動する昇降機構と、
前記昇降体に設けられ、シリンダブロックの一方の筒穴に挿入可能でかつこの筒穴の壁面に対し接離可能な第1の挿入部材と、
前記昇降体に設けられ、前記シリンダブロックの他方の筒穴に挿入可能でかつこの筒穴の壁面に対し接離可能な第2の挿入部材と、
前記各筒穴に挿入された前記第1および第2の挿入部材を、互いに離す方向に同期して移動させることにより、各挿入部材を各筒穴の壁面に押付ける駆動機構と、
前記昇降体に上下方向に移動自在に設けられ、シリンダブロックの上面に当接可能な押圧部材と、
前記押圧部材を前記シリンダブロックに向かって降下させることにより該押圧部材をシリンダブロックに押付けるアクチュエータとを具備し、
前記第1および第2の挿入部材は、それぞれ、前記各筒穴の軸線方向に互いに間隔を存して設けられた上下一対の支持片を備え、
前記第1および第2の挿入部材が前記駆動機構によって互いに離れる方向に移動させられた状態において、前記第1の挿入部材の前記上下一対の支持片と前記第2の挿入部材の前記上下一対の支持片が、それぞれ、前記各筒穴の互いに遠い側に位置する壁面に対して各筒穴の中心を結ぶ線分の両側で該筒穴の壁面の周方向の2点で接することを特徴とするシリンダブロック位置決め装置。 - 前記アクチュエータは、前記昇降体が前記下降位置から上昇する際に前記第1および第2の挿入部材が前記筒穴から抜けるまでの間、前記押圧部材をシリンダブロックに向かって付勢し、シリンダブロックを押圧し続けることを特徴とする請求項1記載のシリンダブロック位置決め装置。
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