JP4598764B2 - 滅菌バッグ - Google Patents

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Description

本発明は、取り扱い性に優れた滅菌バッグに関し、詳細には、鋭利な端部や凹凸を有する医療器具の収納、滅菌に好適に使用される滅菌バッグに関する。
手術や治療などに使用する器具類は、使用前に滅菌したものを用いることが必要であり、その包装袋には、収納される内容物が機械部品や各種器具類などの有形の固体である場合、剥離して開封するピールオープン方式や易裂開性フィルムが採用される。例えば、病院などで実施される滅菌方法としては、大型ピンセットや鉗子などの被滅菌物を、少なくともガス透過性であって細菌類が通過不能である領域を有する滅菌バッグに入れ、密封した後、高温の蒸気、プラズマ、エチレンオキサイドガス(EOG)などを用いて滅菌を行う方法が挙げられる。滅菌後の器具は手術などに使用するまで、この包装袋内に収納され、手術や治療に用いる際に開封して使用される。そのため、滅菌用包装袋は病院内で医師や施術者が手袋を使用していても開封しやすい態様が選択される。例えば、裏表二枚の矩形の、通常、シートまたはフィルム等と称される薄いシート状のもの(以下、これらを「フィルム」と称する)を剥離可能に接着する態様、易裂開性の、即ち、引裂き開封し易い特性を有するフィルムを用いて製造された態様などが挙げられる。開封に際しては、前者では、二枚のフィルムを剥離するいわゆるピールオープン形式がとられ、後者では、引裂き開封方式をとるのが一般的である。
このような滅菌バッグに、大型のピンセットや鉗子などの鋭利な先端や凹凸を有する医療器具を入れて滅菌した後、使用しやすいように、袋ごと鉗子立てのような容器に、該鉗子などの先端を下にして立てて使用することが一般的に行われている。滅菌バッグは先に述べたように二枚のフィルムを剥離可能に熱融着して成型されている。このため、滅菌バッグにこのような医療器具を収納する際、或いは、滅菌後の包装体を鉗子立てに投入する際に、被収納物の先端部が滅菌バッグ下端近傍の熱融着部に接触して、熱融着部が剥離し、開封されてしまうという問題があった。
また、滅菌バッグを構成するフィルムとしては、ガス透過性であって細菌類が通過不能である紙または不織布からなるフィルムを用いることを要する。大型のピンセットや鉗子などの鋭利な先端や凹凸を有する医療器具を投入する際に、紙や不織布の繊維の間隙に被滅菌物の鋭利な先端が引っかかったり、繊維の間隙に収納物の凹凸の凸部が刺さったりして、ガス透過性フィルムにピンホールが開き、滅菌バッグの使用が不可能になるといった事態を引き起こす虞がある。
このような鋭利な先端を有する被滅菌物の滅菌用バッグとして合成樹脂製の舟形の底フィルムにより底部を形成してなる滅菌バッグが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような滅菌バッグは、底面の合成樹脂フィルムが未使用時は山折りに折りたたまれた状態である。このような滅菌バックに被滅菌物を投入する際に、該バッグの底が開いて所謂スタンディングパウチの如き形態となり、複数の鉗子などを立てて保存する際には場所を取らないという利点を有する。しかし、このような滅菌バックに鉗子などを投入する際、底部を形成する合成樹脂フィルムが上方を折り端として山折りされているため、不織布との接合部分に投入された鉗子の先端が接触しやすく、破損事故などの発生が生じやすいという問題はなお、残っていた。
特開平8−168518号公報
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、大型ピンセットやメスなどの鋭利な先端や凹凸を有する医療器具を収納するのに好適な、鋭利な先端や凹凸の接触による、所望されない開封或いは破損事故の発生を効果的に抑制し得る滅菌バッグを提供することにある。
本発明の滅菌バッグは、対面して配置されたガス透過性基材と合成樹脂フィルムの上端部に開口部を残して、側縁部及び下端部を接着してなる滅菌バッグであって、該滅菌バッグの下端部近傍内面に、衝撃を緩衝する緩衝部材の一端部がガス透過性基材と接着され、他端部が合成樹脂フィルムと接着されて配置され、該緩衝部材の、ガス透過性基材との接着部から下端部までの距離と、合成樹脂フィルムとの接着部から下端部までの距離とが、互いに異なることを特徴とする。
ここで緩衝部材の、ガス透過性基材との接着部下端から下端部までの距離を、合成樹脂フィルムとの接着部上端から下端部までの距離よりも長い構成とすることにより、ガス透過性基材の損傷を効果的に防止しうるとともに、医療器具の先端を容易に確認できるという特徴をも有することになる。
この緩衝部材は、滅菌バッグを構成するガス透過性基材、滅菌バッグを構成する合成樹脂フィルム、及び、ガス透過性基材と合成樹脂フィルムとの接着部から選択される1以上を保護する機能を有するものである。
緩衝部材としては、滅菌バッグの内側に配置され、滅菌バッグを構成する合成樹脂フィルム、及び、ガス透過性基材と接着可能なフィルムであれば特に制限なく用いることができる。一般的には、このような緩衝部材を構成するフィルムとしては、強度の高いもの、例えば、合成樹脂フィルムなどが用いられる。しかしながら、緩衝部材を構成するフィルムとしてガス透過性を有するフィルム、例えば、不織布、小孔を多数穿孔した合成樹脂フィルム、微細な空隙を有するガス透過性多孔質合成樹脂フィルムなどを用いることもできる。このようなフィルムを用いた緩衝部材は、滅菌処理に気体を使用する場合、例えば、水蒸気透過性を必要とするオートクレーブ滅菌などにも、好適に用いることができ、滅菌効果向上の観点から好ましい。
これらの滅菌バッグは、メス、ピンセット、鉗子および鋏からなる群から選ばれる一種または二種以上の医療器具を滅菌するために好適に用いられる。
通常、ガス透過性であって細菌類が通過不能である基材として滅菌バッグに用いられるガス透過性の紙、不織布、合成樹脂フィルムは、繊維間のミクロな間隙や樹脂フィルム中の微細な空隙がガス透過性を担保するものである。このような基材のうち、繊維からなる基材である紙や不織布を用いた場合には、それらが内側に露出する領域では、鋭利な先端を有する被滅菌物、例えば、大型のピンセットなどを投入する際に先端や凹凸が紙又は不織布に直接接触すると、被滅菌物の先端や凹凸が繊維領域のミクロな空隙に突き刺さるようにして進入することがある。このような進入により、基材にピンホールを形成したり、繊維の端部や繊維間の融着部に引っかかって裂け目を形成するという問題を生じる。また、小孔を多数有するフィルム基材は、多孔質構造に起因して破損されやすいという問題もある。この傾向は、それ自体の重量により繊維間に応力を加えることになる大型のピンセットなどに特に著しい。本発明においては、滅菌バッグの内側に、物品投入の際の衝撃を緩衝する緩衝部材を配置することで、前述の如き問題の発生を防止するとともに、被滅菌物を投入する時の垂直方向の応力による滅菌バッグの接着部分の剥離やフィルムの破損を効果的に抑制しうる。従って、このような機能を有する本発明の滅菌バッグを用いることにより、医療用具などの被滅菌物の先端や凹凸による滅菌バッグの破損、及び所望されない開封を効果的に防止し得る。
本発明の滅菌バッグによれば、大型ピンセットやメスなどの鋭利な先端や凹凸を有する医療器具を収納する際も、鋭利な先端部の接触による所望されない開封或いは破損事故の発生を効果的に抑制し得るという効果を奏する。
滅菌紙表面と側面フィルムとの間に緩衝部材を有する滅菌バッグの破断部を含む斜視図を示す。 滅菌紙表面と側面フィルムとの間に緩衝部材を有する滅菌バッグの下端部近傍を示す断面図である。 実施例2の滅菌バッグの破断部分を含む斜視図を示す。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の滅菌バッグは、対面して配置されたガス透過性基材と合成樹脂フィルム、及び、緩衝部材により構成される。詳細には、一方の側面フィルムがガス透過性の紙、不織布又は多孔質合成樹脂フィルムなどの基材(ガス透過性基材:以下、適宜、滅菌紙と称する)で構成され、他方の側面フィルムが合成樹脂フィルムで構成される。この構成により本発明の滅菌バッグは、滅菌効率及び接着性に優れる。該滅菌バッグに収納された被滅菌物を合成樹脂フィルムを通して目視により確認できるという観点からは、ここで用いられる合成樹脂フィルムは、透明であることが好ましい。
まず、本発明の滅菌バッグの好ましい態様について、例を挙げて説明する。本発明の滅菌バッグは、二枚の側面フィルムである滅菌紙と合成樹脂フィルムとを用いる。これら二枚のフィルムを対面して配置し、上端部に開口部を残して、側端部と下端部とを剥離可能に接着してなるものである。該二枚の基材フィルム間の接着は、少なくとも一方の側面フィルムとして熱融着性を有する合成樹脂フィルムを用いることで容易に達成される。より確実に接着力と剥離性をコントロールするためには、(1)イージーピール(易剥離)接着剤を用いる方法、(2)ガス透過性基材として熱可塑性樹脂の不織布を用い、合成樹脂フィルムとして適度な接着強度が発現する熱可塑性の透明な合成樹脂フィルムを用いて両者を組合せる方法、(3)滅菌紙に、ガス透過性を維持しうるようにシール層を積層して、両者を熱融着(ヒートシール)して接着する方法、など公知の方法を適宜選択し、または、これらの方法を複数組み合わせたりして適用することが可能である。
本発明の滅菌バッグに用いられるガス透過性基材である滅菌紙は、通常、滅菌処理が高温の水蒸気、エチレンオキサイドガス(EOG)、プラズマなどを用いて行われるため、これらの有効成分であるガス(気体)を透過させ、菌を透過させない材質からなることを要する。このような滅菌紙の素材としては、紙でも良いが、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、フッ素系などの水分非吸着性の材料を選択して用いることが好ましい。具体的には、例えば、ガス透過性のポリエチレン、又は、ポリプロピレン製不織布等が挙げられる。また、4フッ化エチレン製多孔質フィルムなどの特殊な連続多孔質合成樹脂フィルムも使用することができる。
また、ガス透過性基材に対向する側面フィルムは、コスト、強度、内容物の視認性の観点から合成樹脂フィルムを用いる。この合成樹脂フィルムは、目的に応じて選択された合成樹脂を溶融押出、流延やカレンダーなどで成型することで得たものである。これらの合成樹脂フィルムには特に制限はないが、好ましい合成樹脂としては、接着に際して操作が容易であることから、熱融着性を有する合成樹脂が挙げられる。なかでも、熱融着性の観点から、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのポリオレフィンやポリ塩化ビニルが好ましい。合成樹脂製フィルムは、必ずしも単層構造である必要はなく、目的に応じて積層構造のものを用いてもよい。例えば、前記の熱融着性を有する合成樹脂フィルムにより側面フィルムを構成する場合、側面フィルムは一面に熱融着性を有していればよいので、他面には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、PPなどの二軸延伸フィルムを積層しておくことができる。このように積層構造とすることで、突き刺しや衝撃に対する強度が向上するので好ましい。二軸延伸フィルムは二層以上積層されてもよい。
合成樹脂製側面フィルムの厚みは、目的に応じて適宜選択できるが、一般的には、30〜100μmの範囲である。
本発明の特徴的な構成である緩衝部材は、本発明の滅菌バッグの下端部近傍領域に配置される。緩衝部材の材質としては、前述した合成樹脂フィルムやガス透過性基材と同様な材料を選択して用いてもよい。また、緩衝性に優れた発泡ウレタンなどの発泡樹脂製フィルム、ゴムやエラストマー製のシートなどを用いてもよい。緩衝部材は必ずしも均一な素材で構成される必要はない。例えば、前記合成樹脂シートとガス透過性基材との組み合わせの如き異種素材を互いに接着して,つなぎ合わせてなる、部分的にガス透過性を持たせた一枚のシートを用いてもよい。また、互いに異なる複数のフィルムを張り合わせてなる積層構造を有するシートを用いることもできる。
緩衝部材自体には、ガス透過性があっても、なくてもよい。
緩衝部材は滅菌バッグを薄くできるという観点からは、フィルム状の部材であることが好ましい。通常、この緩衝部材は矩形のフィルム状部材であり、滅菌バッグの下端近傍において、一端部が合成樹脂フィルムと、他端部がガス透過性基材と、それぞれ接着して配置される。このとき、両端の接着部から滅菌バッグ下端部までの距離が互いに異なることを要する。好ましい態様においては、さらに、該緩衝部材の、ガス透過性基材との接着部下端から下端部までの距離が、合成樹脂フィルムとの接着部上端から下端部までの距離よりも長いことを要する。断面において、緩衝部材は縦方向に傾斜して配置される。ピンセットなどの被滅菌物が投入された場合、その先端はまず緩衝部材に接触し、傾斜を構成するその側面を滑るようにして、緩衝部材と側面フィルム又は側面滅菌紙との接着部のうち下方に位置する接着部で停止することになる。
強度の安定性、製造の容易性の観点からは、緩衝部材の幅を、滅菌バッグを構成するガス透過性基材や合成樹脂フィルムと同じにして、緩衝部材をその側端において両者と接着させることが好ましい。しかし、これに限定されない。
なお、緩衝部材のガス透過性について検討するに、例えば、EOGなどを用いる滅菌バッグでは、強制的なガスの交換が行われるので、緩衝部材のガス透過性は低くてもよい。しかし、高温の蒸気、プラズマなどを用いる滅菌方法に適用する場合には、滅菌効率向上の観点から、緩衝部材にも十分なガス透過性を有するフィルムを用いることが好ましい。ガス透過性フィルムとしては、紙や不織布のみならず、微細な開口を設けた一般的な合成樹脂製フィルム、微細な空隙を有する特殊な多孔質合成樹脂フィルムであってもよい。
シート状の素材としては、内容品による突き刺しに耐える程度の強度を有していれば特に制限はなく、合成樹脂フィルム、不織布、金属箔、合成樹脂フィラメントや合成繊維で編製又は織製されたネットなどが挙げられる。
なかでも、ガス不透過性の緩衝部材としては、例えば、厚みが50〜200μm程度等である、ポリエチレンやポリプロピレン製の合成樹脂フィルムなどが、内容物の確認を行いやすいため好ましい。また、ガス透過性の緩衝部材としては、坪量が5〜100g/m2、好ましくは20〜60g/m2程度であるポリエチレンやポリプロピレンなどの不織布等が熱融着強度に優れるという観点から好ましい。
緩衝部材は、被滅菌物投入の際の衝撃から、少なくともガス透過性基材内側表面、合成樹脂フィルム、及び、ガス透過性基材と合成樹脂フィルムとの接着部分のいずれか1つを保護する機能を有するものであって、目的に応じて、緩衝部材の素材、配置位置を選択することができる。
ガス透過性基材を保護する場合には、緩衝部材はガス透過性基材との接着部が上方となるように配置することが効果的であり、また、合成樹脂フィルム表面を積極的に保護しようとする場合には、合成樹脂フィルムとの接着部が上方となるように緩衝部材を配置することが効果的である。これらいずれの態様においても、緩衝部材下方の接着部において投入された被滅菌物先端が停止するため、滅菌バッグ下端接着部は、効果的に保護されることになる。
これらの緩衝部材は滅菌バッグの内側に熱融着、接着などにより接着されて配置される。
緩衝部材は、前記2枚の側面シート(ガス透過性基材と合成樹脂フィルム)とは別部材、例えば、別のガス透過性基材や合成樹脂フィルムなどを用いて形成される。
緩衝部材に用いられるガス透過性基材や合成樹脂フィルムなどの素材は、前記側面シートを構成する材料と同じものであっても、異なるものであってもよい。
緩衝部材を滅菌バッグ内側に配置する場合には、緩衝部材の上端(滅菌バッグの開口部側の端部)が滅菌バッグを構成する側面フィルムに熱融着により、あるいは、接着剤などを用いて、接着される。配置に際しては、緩衝部材の上端を側面フィルムに密着させることにより、緩衝部材の端部への被滅菌物の引っ掛かりなどを抑制することができる。また、緩衝部材の下端は、他方の側面フィルムと、上方におけるのと同様にして熱融着又は接着され、この接着部において投入された被滅菌物の先端が停止する。
このような構造をとることで、緩衝部材より下方において、緩衝部材とバッグ下端接着部との間に空隙が形成される。このため、被滅菌物投入時の衝撃が緩衝され、仮に、被滅菌物の先端が緩衝部材下方の接着部を傷つけたとしても、滅菌バッグ下端接着部の保護が効果的に行われるという特徴を有する。なお、緩衝部材が片面にのみ熱融着性を有するフィルムである場合、下方の接着部において、フィルムを折り返してシールしてもよい。
図1は本発明の滅菌バッグの好適な一態様を示す斜視図であり、これを構成する各フィルムの積層状態を明確にするため、一部破断部分を含んで示される。また、図2はその構成を明らかにするための、滅菌バッグの下端部近傍の断面図を示す。
滅菌バッグ10を構成する側面フィルムの一方であるガス透過性基材12は滅菌紙からなり、他方は少なくとも最内層がポリエチレンやポリプロピレンなどの熱融着性を有する合成樹脂フィルム14である。滅菌紙12の下端部近傍には、両面がポリエチレンやポリプロピレンなどの熱融着性を有する合成樹脂フィルムからなる緩衝部材16が配置されている。滅菌バッグ10の上端は被滅菌物を収納するため開口されており、最下端部においては、滅菌紙12と合成樹脂フィルム14が熱融着により接着されている。なお、最下端の接着部は必ずしも全面にわたり接着されている必要はなく、滅菌特性を損なわない領域においては未融着部を有していてもよい。
緩衝部材16の一端は滅菌紙12と熱融着により接着されており、他端は滅菌紙12と対面して配置され合成樹脂フィルム14と熱融着により接着されている。本態様では、緩衝部材16の上端、即ち、滅菌バッグの上方開口部側の末端部は滅菌紙12と接着しており、下端、即ち、滅菌バッグの下端接着部20側の末端部は合成樹脂フィルム14と接着されている。
ここで、緩衝部材の滅菌バッグ内における好ましい位置を具体的に説明する。
まず、本態様の如く、緩衝部材の、ガス透過性基材との接着部下端から下端部までの距離が、合成樹脂フィルムとの接着部上端から下端部までの距離よりも長い構成とする場合について説明する。図2の断面図に示すように、ガス透過性基材12と合成樹脂フィルム14との接着部下端から、緩衝部材16とガス透過性基材12との接着部下端までの距離をA、ガス透過性基材12と合成樹脂フィルム14との接着部下端から、緩衝部材16と合成樹脂フィルム14との接着部上端までの距離をBとした場合、緩衝性能、製造の簡便さ、コストの観点からは、距離Aは20〜100mmであることが好ましく、さらに好ましくは30〜90mm、特に好ましくは50〜80mmである。距離Bは8〜30mmであることが好ましく、さらに好ましくは10〜25mm、特に好ましくは12〜20mmである。なお、ここで距離A>距離Bであることは必須である。
緩衝部材の、ガス透過性基材との接着部上端から下端部までの距離(A’とする)が、合成樹脂フィルムとの接着部下端から下端部までの距離(B’とする)よりも短い構成とする場合における距離A’、距離B’の好ましい範囲は、距離A’<距離B’である他は、前記距離Aと距離Bにおいて示した好ましい数値範囲と同様である。即ち、距離B’は前記距離Aにおける数値範囲と、また、距離A’は前記距離Bにおける数値範囲と、それぞれ同様である。
本態様の滅菌バッグ10では、被滅菌物を投入する際に、その先端が鋭利な形状を有していても、下端部近傍において、投入された被滅菌物は傾斜して固定された合成樹脂フィルムからなる緩衝部材16表面に接触し、その表面を滑るように誘導されて合成樹脂フィルム14と緩衝部材16との接着部で停止する。合成樹脂フィルムよりなる緩衝部材16は、その高い強度や表面平滑性により、投入された被滅菌物の先端から滅菌紙12と合成樹脂フィルム14との下端接着部20を保護するとともに、投入の際の衝撃を緩衝する。
また、緩衝部材16の上端の滅菌紙12との接着部と、対面して配置されたガス透過性基材と合成樹脂フィルムとの下端接着部20との間には、空隙22が形成されており、滅菌バッグ10に投入された被滅菌物が直接下端接着部20に与える衝撃を緩和するクッションの機能を発現するため、滅菌バッグ10の耐久性に優れる。
本態様においては、緩衝部材16として、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂単層フィルムを用いているが、これに限定されない。それらのフィルムとポリエステルやナイロンなどの高強度合成樹脂フィルムとの積層体であって、両面が熱融着性を有する合成樹脂製の積層フィルムからなるものであってもよい。また、不織布などの滅菌紙からなるものであっても、或いは、合成樹脂フィルムと滅菌紙とを接着により継ぎ合わせたものであってもよい。
緩衝部材16としては、片面のみに熱融着性を有し、他方の面に熱融着性を有しないフィルムを用いてもよいが、両面に熱融着性を有する緩衝部材を用いることが好ましい。その理由は、滅菌バッグ10の幅と同幅の緩衝部材の両端部を、両側端の融着部に挟み込んで融着できるので、緩衝部材としての機能が向上すると共に、緩衝部材素材を連続したフィルムとして供給できるため、製造が容易になるためである。また、他の接着剤を介して緩衝部材と側面シートとを接着する場合には、必ずしも十分な熱融着性を有しないフィルムを用いることができる。
なお、この緩衝部材16、合成樹脂フィルム14及び滅菌紙12を構成する素材として、いずれも熱融着性を有するものを選択することにより、特に緩衝部材16の下端接着部20を強固な熱融着部とすることができるため、ピンセットなどの先端を受け入れても接着部が容易に剥がれることはない。また、もしも一部が剥がれるような事態が生じても、滅菌バッグ10の下端接着部20と、この緩衝部材16下端接着部(熱融着部)との間には空隙22が存在するため、滅菌バッグ10の下端接着部20に与える影響は極めて小さいものとなる。
本態様の如く、緩衝部材16の上端をガス透過性基材12に、下端を透明な合成樹脂フィルム14にそれぞれ接着することにより、凹凸や空隙のある滅菌紙12の表面を効果的に保護しうる。
緩衝部材16を接着する位置はこれに限定されず、透明な合成樹脂フィルム14を保護する観点からは、上端を透明な合成樹脂フィルム14に、下端をガス透過性基材12に接着することも可能である。
緩衝部材16を介して内容物を目視確認することの利点について説明する。被滅菌物であるピンセットには種々の先端形状のものが存在し、把持部分はいずれも類似している。透明な合成樹脂フィルムからなる緩衝部材16を用いると、その側面が透明合成樹脂フィルム14方向に位置することとあいまって緩衝部材16の下端接着部20に至るまでよく確認できる。このことは、医療行為の最中において器具選択を間違いなく行うという観点から有用であり、また、器具の先端部分に不具合があった場合にも容易に確認できるという利点も有する。さらに、被滅菌物の先端部分がよく見えるということは使用者の安全上も重要である。
一方、通気性の観点からは、緩衝部材16としてガス透過性基材を用いることも好ましい態様である。例えば、ガス透過性基材からなる緩衝部材16の上端を滅菌紙12と、下端を透明な合成樹脂フィルム14とそれぞれ接着することで、優れた通気性を有するものとなり、対向する合成樹脂フィルム14が透明でありフィルムを介してもよく見えるため、内容物の確認が容易にでき、且つ、安全性が高いという利点を有する。
本発明の滅菌バッグは、被滅菌物を挿入する際に、その先端部が侵入する衝撃が緩衝部材によって緩和されるため、大型のピンセット、鉗子、鋏など鋭利な先端を有する被滅菌物を挿入、保持する際の、所望されないバッグの引き裂きやピンホールの発生、下端接着部の剥離などの破損を効果的に防止することができ、その応用範囲は広い。
以下に、本発明を具体的な実施例を用いて詳細に説明するが、本発明はこれらに制限されるものではない。
(実施例1)
幅75mm×高さ350mmで坪量70g/m2の紙製滅菌紙からなるガス透過性基材12と、該基材12と同寸であって、12μmの二軸延伸PETと30μmのPP樹脂の積層体からなる合成樹脂フィルム14とを滅菌バッグの側面フィルムとして用いた。
幅70mm×高さ50mmで坪量50g/m2のポリプロピレン製不織布を緩衝部材16として用い、その一端をガス透過性基材12の下端から65mmの位置で5mm幅で熱融着させた。また、緩衝部材16の他端を合成樹脂フィルム14の下端から15mmの位置で5mm幅で熱融着させた。
緩衝部材16を挟み込んだまま合成樹脂フィルム14とガス透過性基材12とを重ね、下端部に幅5mm、両側端に幅5mmの熱融着部を形成して、幅75mm、高さ350mmの大きさの、図1に示すような滅菌バッグ10を得た。
この滅菌バッグ10の開口端を手で開き、斜めにして、先端が鋭利で、重さ80g、長さ25cmの大型ピンセットを開口部から投入した。ピンセットの先端部は緩衝部材16の内側表面を滑るようにして挿入され、先端が緩衝部材16と合成樹脂フィルム14との接着部で停止した。この投入による滅菌バッグの破損は見られなかった。この投入をサンプル10個に繰り返し行なったが、いずれのサンプルも先端の引っ掛かりや突き刺さりに起因するピンホールの発生などの滅菌バッグの破損は見られなかった。
また、この滅菌バッグは、優れた通気性と内容物の確認のしやすさの両方を確保できていることがわかった。
(実施例2)
幅75mm×高さ350mmで坪量70g/m2の紙製滅菌紙からなるガス透過性基材12と、該基材12と同寸であって、12μmの二軸延伸PETと30μmのPP樹脂の積層体からなる合成樹脂フィルム14とを滅菌バッグの側面フィルムとして用いて、前記実施例1と同様にして図3に示す如き、実施例2の滅菌バッグ24を作製した。図3は実施例2の滅菌バッグ24の態様を示す一部破断部分を含む斜視図である。
本態様では、緩衝部材26として、側面フィルムと同幅の、幅75mm×高さ50mmで坪量50g/m2のポリプロピレン製不織布を用い、その一端をガス透過性基材12の下端から65mmの位置で5mm幅で熱融着させた。また、緩衝部材26の他端を合成樹脂フィルム14の下端から15mmの位置で5mm幅で熱融着させた。
緩衝部材26を挟み込んだまま合成樹脂フィルム14とガス透過性基材12とを重ね、下端部に幅5mm、両側端に幅5mmの熱融着部を形成して、幅75mm、高さ350mmの大きさの、図3に示すような滅菌バッグ24を得た。
この滅菌バッグ24を実施例1と同様にして評価した。即ち、滅菌バッグ24の開口端を手で開き、斜めにして、先端が鋭利で、重さ80g、長さ25cmの大型ピンセットを開口部から投入した。ピンセットの先端部は緩衝部材26の内側表面を滑るようにして挿入され、先端が緩衝部材26と合成樹脂フィルム14との接着部で停止した。この投入による滅菌バッグの破損は見られなかった。この投入をサンプル10個に繰り返し行なったが、いずれのサンプルも先端の引っ掛かりや突き刺さりに起因するピンホールの発生などの滅菌バッグの破損は見られなかった。
実施例2の滅菌バッグ24も実施例1のものと同様に、優れた通気性と内容物の確認のしやすさの両方を確保できていることがわかった。

Claims (11)

  1. 対面して配置されたガス透過性基材と合成樹脂フィルムの上端部に開口部を残して、側縁部及び下端部を接着してなる滅菌バッグであって、
    該滅菌バッグの下端部近傍内面に、衝撃を緩衝する緩衝部材の一端部がガス透過性基材と接着され、他端部が合成樹脂フィルムと接着されて配置され、該緩衝部材の、ガス透過性基材との接着部から下端部までの距離と、合成樹脂フィルムとの接着部から下端部までの距離とが、互いに異なることを特徴とする滅菌バッグ。
  2. 前記緩衝部材の、ガス透過性基材との接着部下端から下端部までの距離が、合成樹脂フィルムとの接着部上端から下端部までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の滅菌バッグ。
  3. 前記緩衝部材が、滅菌バッグを構成するガス透過性基材、滅菌バッグを構成する合成樹脂フィルム、及び、ガス透過性基材と合成樹脂フィルムとの接着部から選択される1以上を保護するものである請求項1に記載の滅菌バッグ。
  4. 前記緩衝部材が、合成樹脂フィルムからなるものである請求項1に記載の滅菌バッグ。
  5. 前記緩衝部材が、合成樹脂フィルムからなるものである請求項2に記載の滅菌バッグ。
  6. 前記緩衝部材が、ガス透過性を有する基材からなるものである請求項1に記載の滅菌バッグ。
  7. 前記緩衝部材が、ガス透過性を有する基材からなるものである請求項2に記載の滅菌バッグ。
  8. 前記緩衝部材が、合成樹脂フィルムとガス透過性を有する基材とを継ぎ合わせてなるものである請求項1に記載の滅菌バッグ。
  9. 前記緩衝部材が、合成樹脂フィルムとガス透過性を有する基材とを継ぎ合わせてなるものである請求項2に記載の滅菌バッグ。
  10. 前記滅菌バッグがメス、ピンセット、鉗子および鋏からなる群から選ばれる一種または二種以上の医療器具を滅菌するためのものである請求項1に記載の滅菌バッグ。
  11. 前記滅菌バッグがメス、ピンセット、鉗子および鋏からなる群から選ばれる一種または二種以上の医療器具を滅菌するためのものである請求項2に記載の滅菌バッグ。
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