JP4598666B2 - リコイルスタータ - Google Patents

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Description

本発明はロープリールに巻回されたスタータロープを引っ張ることによりロープリールを回転させ、該ロープリールの回転をダンパ手段を介してカムに伝達させ、さらにカムの回転によりエンジン側に連結された駆動プーリ又はフライホイールマグネットを回転させることでエンジンをスタートさせるようにしたリコイルスタータに関する。
スタータロープを牽引することにより回転されるロープリールの回転をカムに伝達し、このカムと係脱される遠心ラチェット等の一方向回転機構を介してエンジン側の駆動プーリを回転させるようにしたリコイルスタータが既に知られている。このようなリコイルスタータには、上記ロープリールとカムとを一体にしているもののほか、さらに、上記ロープリールとカムを別体とし、両者の間にダンパ手段を介在させて弾力的に連結し、ロープリールの回転をコイルスプリングを介してカムに伝達させるようにしてエンジン始動時の負荷の変動等による手に伝わるショックを吸収させるようにした横造のリコイルスタータがある。
そして、ダンパ方式のリコイルスタータにおいて、ロープリールと筒状カムとを回転自在に支持する円筒状のリール支軸を、エンジンの出力軸が配置された側面を覆うように形成したスタータケースの内面からエンジンの出力軸の軸線上に内方に向けて一体に形成し、該リール支軸にロープリールと筒状カムとを回転自在に支持した構成のものが知られている。そして、筒状カムの一側に延長形成された延長筒部を上記ロープリールの一側に形成した凹部の内側に回転自在に挿入し、延長筒部の外側に上記コイルスプリングを巻き付け、このコイルスプリングの一端をロープリールに、他端を筒状カムに係合することにより、ロープリールと筒状カムとを連結している。
ところで、筒状カムの延長筒部の先端とコイルスプリングの端部はロープリールの同じ座面にそれぞれ内側と外側に重なり合うようにして配置されている。また、上記延長筒部はロープリールの座面に強く接触するとその摩擦は回転抵抗となるので、むしろ延長筒部の先端と座面との間には隙間があるくらいの方が筒状カムは円滑に回転しやすい。さらに、ロープリールを回転させると、コイルスプリングは巻き締められるので、その径は小さくなり、延長筒部に接近していく。このため、巻き締め時にコイルスプリングの端部の線材が延長筒部と座面との隙間に入り込むことがある。一度入り込むと繰り返されやすくなり、コイルスプリングが変形し、応力が増大し、耐久性が劣化するという問題があった。
そこで、本発明者等は特願2004−377599の図6において、カム部材15の延長筒部(ボス部41)の先端をロープリール14受け溝にインロー式に嵌合する構造を採用した。これによれば、コイルスプリングは巻き締められても、延長筒部とコイルスプリングの端部の座面との間の隙間から入り込むことはできない。
しかしながら、上記の嵌合構造を採用できるのは、全高が高くてもよいリコイルスタータのみであり、スペースの問題等から全高を低くしなければならないような場合には、上記の受け溝を形成するような構造を採用することはできない。
本発明は上記問題点を解消し、全高が低くてもコイルスプリングの入り込みを防止することができるリコイルスタータを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、一端がスタータケースの外側に配置されたスタータロープが巻回されるとともに該スタータロープを巻き戻す方向に付勢されたロープリールと、該ロープリールの回転をエンジン側の出力軸へ伝達させる筒状カムと、上記ロープリールと上記筒状カムとを連結するコイルスプリングと、上記ロープリールとカムとを支持するリール支軸とを備えたリコイルスタータにおいて、上記筒状カムの一側に延長形成された延長筒部を上記ロープリールの一側に形成した凹部の内側に回転自在に挿入し、延長筒部の外側に上記コイルスプリングを巻き付け、コイルスプリングの一端に形成されたフックを上記凹部の内面に開口形成された係合溝に係合し、他端を上記筒状カムに係合し、上記凹部の底面のうち、上記延長筒部の先端を受ける内側環状部を面一に形成する一方、上記コイルスプリングを受ける外側環状部を、上記係合溝に対応する部位を内側環状部と同一高さとし、その反対側を内側環状部よりも高く形成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、上記コイルスプリングのロープリール側の端部のフックをU字形に形成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記外側環状部の最低部と最高部との段差を上記コイルスプリングの線径の2分の1にしたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、上記外側環状部を、上記最高部と最低部の両側を、対称な円弧状の傾斜面で連結したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、コイルスプリングを受ける外側環状部のうち、コイルスプリングの端部のフックが係合する係合溝に対応する部位は内側環状部と同一高さで、その反対側は内側環状部よりも高く形成されている。コイルスプリングのフックは最も低い部分であり、この部分は係合溝に係合するので、コイルスプリングは延長筒部と内側環状部との間の隙間に入り込むことはできない。また、フックと反対側の部分は内側環状部と段差があるので、コイルスプリングは延長筒部と内側環状部との間の隙間に入り込むことはできない。したがって、コイルスプリングが変形して応力が増大したり、耐久性が劣化したりすることがない。
また、コイルスプリングの入り込みを防ぐための構造として、上記凹部に延長筒部を嵌合する嵌合溝を形成する構成ではなく、その逆に、コイルスプリングの螺旋形態に着目して、フックの反対側を高くすることによって入り込みを防止する構成であり、外側環状部の上記係合溝に対応する部位は内側環状部と同一高さである。したがって、コイルスプリングの入り込み防止のために全高を高くする必要がない。
請求項2に係る発明によれば、さらに、コイルスプリングのフックはU字形に形成されているから、ロープリールの凹部の係合溝に係合させた状態でコイルスプリングが巻き締められても、フックに続く部分は係合溝に近い部分に保持され、内側に寄ることはないので、延長筒部の下に入り込むのを確実に防止できる。
請求項3に係る発明によれば、さらに、外側環状部はフック部分、つまり係合溝に対応する部位が最も低く、その反対側部分、つまりフック部分から半周した部位では線径の2分の1だけ高くなるから、フックを係合溝に係合させた状態で外側環状部に配置すると、コイルスプリング全体の底部は外側環状部に当接し、コイルスプリングの中心は筒状カムの延長筒部の中心と一致する。しかも、コイルスプリングはフックが係合溝に係合しているから、コイルスプリングは外側環状部上に安定した姿勢で配置される。したがって、ロープを引いてコイルスプリングが巻き上げられるとき、コイルスプリングは安定して巻き締められる。
請求項4に係る発明によれば、さらに、係合溝は略T字形であり、外側環状部は、上記最高部と最低部の両側を、対称な円弧状の傾斜面で連結するように形成されているから、コイルスプリングのまき方向が左巻きでも右巻きでも対応することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1はリコイルスタータの縦断面図、図2は上記リコイルスタータの分解斜視図であり、図3(a)はロープリールの平面図、同図(b)は上記(a)のX−X線上の断面図である。
上記リコイルスタータは、エンジンの出力軸が配置されている一側に取り付けられるように形成されたスタータケース1の内部に組み付けられている。そして、スタータケース1の内側からエンジンの出力軸側に向けてリール支軸2が突出形成され、このリール支軸2にはロープリール3と筒状カム4とが回転自在に支持されている。また、ロープリール3の側面にはスパイラルスプリング5が収納され、筒状カム4とロープリール3との間にはコイルスプリング6が収納配置されている。
なお、リコイルスタータとエンジンとの関係は公知であるから、ここでは詳細の説明は省略する。
リール支軸2はスタータケース1と一体に形成された主軸部2aと主軸部2aの先端からねじ込まれた止めネジ7とから構成されている。
ロープリール3の外周側にはスタータロープ8の収納溝10が、その内周側にはロープ端末の結び目が配置される凹部11(図3(a)参照)と、後述のコイルスプリング6の一端を係合させるための係合溝12が形成されている。この係合溝12は略T字形にされている。また、ロープリール3の一側には軸受部13が突出形成され、この軸受部13は上記リール支軸2の主軸部2aの基部に回動自在に嵌合している。なお、軸受部13の反対側には凹部14が形成されている。さらに、上記収納溝10のエンジン側には環状縁15が突出形成されている。
スパイラルスプリング5は、上記軸受部13の外周側に形成された収容部16に収容されている。そして、スパイラルスプリング5の外周側の端部はスタータケース1に設けられたフック(図示せず)に留められ、内周側の端部はロープリール3の内周縁に形成されたフック(図示せず)に留められている。
次に、筒状カム4は外側壁17と内側壁18の二重壁を有し、両側壁17、18の間には環状空間部20が形成されている。外側壁17にはカム爪19が円周方向に形成されている。カム爪19は、図示しないが、エンジンの出力軸と連結される駆動プーリに形成された遠心ラチェットと係脱されるものである。また、外側壁17の基部から外側にはフランジ21が形成され、内側壁18の内側には上記フランジ21に略対応する位置に環状の係合突縁22が形成されている。そして、上記内側壁18の係合突縁22よりもロープリール3側には延長筒部23が形成されている。さらに、筒状カム4のエンジン側の端部には上記環状空間部20から貫通する貫通孔24が形成されている。
上記筒状カム4はリール支軸2に、上記ロープリール3と重合するように配置され、筒状カム4の延長筒部23は、上記ロープリール3の一側に形成した凹部14の内側に回転自在に挿入されている。また、筒状カム4の内側壁18はリール支軸2に回転自在に嵌合し、係合突縁22は主軸部2aの先端に係合し、さらに止めネジ7の頭部25と首部26とによって上記係合突縁22を抜けないように支持している。なお、筒状カム4のフランジ21はロープリール3の環状縁15の内側に係合して位置決めされている。
上記構成により、筒状カム4とリール支軸2との間には環状の空間部28が形成され、この環状空間部20は上記環状空間部20と連続し、内部にはコイルスプリング6が収容されている。コイルスプリング6は延長筒部23の外側に巻き付けられた状態で収容されている。コイルスプリング6の一端にはU字形のフック30が形成され、他端には巻き方向に対して垂直の軸状端部31が形成されている。そして、U字形フック30はロープリール3の係合溝12に係合され、軸状端部31は筒状カム4の貫通孔24に挿通している。
上記構成によれば、スタータロープ8を牽引してロープリール3をリール支軸2のまわりに回転させると、コイルスプリング6が巻き締められてエネルギーが蓄力されていく。初めはエンジンの始動抵抗により筒状カム4は回転しないが、コイルスプリング6に蓄力された力が上記始動抵抗よりも大きくなると、コイルスプリング6に蓄えられたバネ力が解放されて筒状カム4を回転させ、さらに駆動プーリを回転させ、駆動プーリに連結されているエンジンの出力軸を回転始動させる。
なお、スタータロープ8を引っ張ってロープリール3を回転させた際、スパイラルスプリング5も巻き締められ、エンジンが回転した後にスタータロープ8を離すことにより、スパイラルスプリング5に蓄力された力でロープリール3を逆方向に回転させ、引き出されたスタータロープ8をロープリール3に巻き戻すように作動する。
ところで、上述のように、ロープリール3の凹部14の底部座面34は、筒状カム4の延長筒部23の先端を受ける内側環状部32と、コイルスプリング6の長手方向の端部を受ける外側環状部33とに分けられるが、両環状部32、33は面一になっているわけではない。
上記延長筒部23を受ける内側環状部32は等高に形成されているが、これに対し、コイルスプリング6を受ける外側環状部33は等高には形成されていない。すなわち、特に図3(a)(b)に詳しく示されているように、外側環状部33の上記係合溝12に対応する部位aは内側環状部32と同一高さとなるように形成され、その反対側の部位bは内側環状部32よりも高くなるように形成されている。そして、上記外側環状部33の最低部aと最高部bとの段差は上記コイルスプリング6の線径の2分の1になるように形成されている。
コイルスプリング6は螺旋状に形成されているから、上記凹部14の底部座面34に係合する側の端部において、フック30は線材の端部であるから最も低い。フック30部分から一回りして元のフック30部分まで戻ると線径分だけ高くなる。したがって、フック30から半周した部位bではフック30の部分から線径の2分の1だけ高くなる。
さらに、外側環状部33は、上記係合溝12に対応する部位aの両側が漸次高くなり、反対側で最も高くなるように形成されている。したがって、最低部aと最高部bとは両側の円弧状の傾斜面cを介して連結されている。また、上記外側環状部33の最低部aと最高部bとの段差pは上記コイルスプリング6の線径の2分の1に設定されている。
以上のように、上記外側環状部33はフック30の係合溝12に対応する部位aが最も低く、その反対側の部位bでは段差p(線径の2分の1)だけ高くなるから、フック30を係合溝12に係合させた状態で外側環状部33に配置すると、コイルスプリング6全体の底部は外側環状部33に当接し、コイルスプリング6の中心は筒状カム4の延長筒部23の中心と一致する。しかも、コイルスプリング6はフック30が係合溝12に係合しているから、コイルスプリング6は外側環状部33上に安定した姿勢で配置される。したがって、ロープを引いてコイルスプリング6が巻き上げられるとき、コイルスプリング6は安定して巻き締められる。
また、図1に示されるように、コイルスプリング6のフック30と反対側の部位bにおいて、筒状カム4の延長筒部23の先端23aは、コイルスプリング6よりも線径の2分の1だけ低い内側環状部32に配置されているから、コイルスプリング6は延長筒部23と内側環状部32との間の隙間に入り込むことはできない。したがって、コイルスプリング6が変形して応力が増大したり、耐久性が劣化したりするという問題の発生を防止することができる。
これに対し、外側環状部33の係合溝12に対応する部位aは内側環状部32と同一高さに形成されているから、コイルスプリング6は延長筒部23と内側環状部32との間の隙間に入り込む可能性がある。しかし、コイルスプリング6のフック30は係合溝12に係合しているから、コイルスプリング6が巻き締められても、フック30に続く部分は係合溝12に近い部分に保持され、内側に寄ることはないので、延長筒部23の下に入り込む現象が有効に防止される。
さらに、コイルスプリング6の入り込みを防ぐための構造として、上記凹部14に延長筒部23を嵌合する嵌合溝を形成する構成ではなく、その逆に、コイルスプリング6の螺旋形態に着目して、フック30の反対側を高くすることによって入り込みを防止する構成であり、外側環状部33の上記係合溝12に対応する部位は内側環状部32と同一高さである。したがって、コイルスプリング6の入り込み防止のために全高を高くする必要がない。
さらにまた、係合溝12は略T字形であり、外側環状部33は、上記最高部bと最低部aの両側を、対称な円弧状の傾斜面cで連結するように形成されているから、コイルスプリング6の巻き方向が左巻きでも右巻きでも対応することができる。
なお、外側環状部33は最低部aと最高部bが形成されていればよく、連続して形成されている必要はない。
また、外側環状部33の最低部aと最高部bとの段差pは上記コイルスプリング6の線径の2分の1に設定されているのが好ましいが、必ずしもこれに限定されるものではない。コイルスプリング6の線径の3分の1又は3分の2等であってもよい。
本発明のリコイルスタータの縦断側面図である。 上記リコイルスタータの分解斜視図である。 (a)(b)はそれぞれロープリールの平面図および(a)のX−X線上の断面図である。
符号の説明
1 スタータケース
2 リール支軸
3 ロープリール
4 筒状カム
6 コイルスプリング
12 係合溝
14 凹部
23 延長筒部
32 内側環状部
33 外側環状部

Claims (4)

  1. 一端がスタータケースの外側に配置されたスタータロープが巻回されるとともに該スタータロープを巻き戻す方向に付勢されたロープリールと、該ロープリールの回転をエンジン側の出力軸へ伝達させる筒状カムと、上記ロープリールと上記筒状カムとを連結するコイルスプリングと、上記ロープリールとカムとを支持するリール支軸とを備えたリコイルスタータにおいて、
    上記筒状カムの一側に延長形成された延長筒部を上記ロープリールの一側に形成した凹部の内側に回転自在に挿入し、
    延長筒部の外側に上記コイルスプリングを巻き付け、コイルスプリングの一端に形成されたフックを上記凹部の内面に開口形成された係合溝に係合し、他端を上記筒状カムに係合し、
    上記凹部の底面のうち、上記延長筒部の先端を受ける内側環状部を面一に形成する一方、
    上記コイルスプリングを受ける外側環状部を、上記係合溝に対応する部位を内側環状部と同一高さとし、その反対側を内側環状部よりも高く形成したことを特徴とするリコイルスタータ。
  2. 上記コイルスプリングのロープリール側の端部のフックをU字形に形成したことを特徴とする、請求項1に記載のリコイルスタータ。
  3. 上記外側環状部の最低部と最高部との段差を上記コイルスプリングの線径の2分の1にしたことを特徴とする、請求項に記載のリコイルスタータ。
  4. 上記外側環状部を、上記最高部と最低部の両側を、対称な円弧状の傾斜面で連結したことを特徴とする、請求項3に記載のリコイルスタータ。
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