JP4595259B2 - 実装機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回路基板(以下、基板と呼ぶ)上に電子部品(以下、部品と呼ぶ)を実装する実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種実装機の構成は、リード線を有する所定の種類および数量の部品を供給する供給部と、この部品のリード線が挿入される挿入孔を有する基板を保持する基板保持部と、この部品のリード線を基板の挿入孔に挿入して実装する実装部と、この部品の実装順番データおよび基板上の実装位置データを記憶する記憶部を備えた構成となっていた。
【0003】
すなわち、供給部から供給された部品を記憶部に記憶した実装順番データに基づいて、実装する順番に基板上に電子部品を適切に実装していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の実装機においては、基板への部品の実装ミスが発生した場合、基板への部品実装を生産性を落とさず効率よく行えないという問題があった。
【0005】
すなわち、リード線を有する部品を基板の挿入孔へ挿入する実装機では、実装部において部品のリード線を保持するチャック機構を有しており、このチャック下端と基板上面間の距離が短く、既に挿入済の部品や実装ミスして、基板上にある部品との干渉のため、自動的に実装ミスした部品と同種の部品を再実装することが難しく、再実装する前に実装機を一時停止させ作業者が実装ミスした部品を取り除き、また、作業者が手作業で再実装作業を行っており非効率的であった。
そこで、本発明は実装ミスした部品と同種の部品を再実装して効率のよい生産を行うことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そしてこの目的を達成するために本発明は、リード線を有する所定の種類および数量の部品を供給する供給部と、この部品のリード線が挿入される挿入孔を有する基板を保持する基板保持部と、この部品のリード線を保持して基板の挿入孔に挿入して実装する実装部と、この基板への部品の実装ミスを検出する実装確認部と、この部品の実装順番データおよび基板上の実装位置データを記憶する記憶部と、実装ミスした部品と同種の部品を再実装する際に、この同種部品を実装する再実装モードを判断する再実装モード判断部と、前記各部の動作を制御する制御部とを有する構成とし、実装確認部で部品の実装ミスを検出した場合に、後工程の実装作業を一時停止し、実装ミスした部品と同種の部品を即時再実装モードで再実装するか後工程の一連の実装作業を終了した後に実装ミスした部品と同種の部品を一括再実装モードで再実装するかを前記再実装モード判断部の第1回目の判定と第2回目の判定により判断し、前記判断した実装モードに従って制御部により実装ミスした部品と同種の部品を供給部で供給し、この同種部品を実装部で再実装するものとしたものであり、第1回目の判定では、記憶部に記憶された部品の寸法を示す部品データおよび移動空間データから、実装ミスを起した部品をその周囲に実装される他の部品の実装を行った後に実装しても、実装ミスした部品または、実装部が周囲の部品に干渉しないことの確認をし、干渉すると判定された場合には、第2回目の判定において周囲の部品と実装部の上昇軌跡が干渉しないかどうかを判定し、干渉すると判定された場合には即時再実装モードを実行し、一方、第1回目の判定と第2回目の判定において周囲の部品に干渉しないと判定された場合には、一括再実装モードを実行するものである。
【0007】
すなわち本発明においては、基板への部品の実装ミスを検出する実装確認部を新たに加えたものであって、実装確認部により、実装ミスしたことを検出し、制御部により、実装ミスした部品の再実装を行って、効率のよい生産を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、リード線を有する所定の種類および数量の部品を供給する供給部と、この部品のリード線が挿入される挿入孔を有する基板を保持する基板保持部と、この部品のリード線を保持して基板の挿入孔に挿入して実装する実装部と、この基板への部品の実装ミスを検出する実装確認部と、この部品の実装順番データおよび基板上の実装位置データを記憶する記憶部と、実装ミスした部品と同種の部品を再実装する際に、この同種部品を実装する再実装モードを判断する再実装モード判断部と、前記各部の動作を制御する制御部とを有する構成とし、実装確認部で部品の実装ミスを検出した場合に、後工程の実装作業を一時停止し、実装ミスした部品と同種の部品を即時再実装モードで再実装するか後工程の一連の実装作業を終了した後に実装ミスした部品と同種の部品を一括再実装モードで再実装するかを前記再実装モード判断部の第1回目の判定と第2回目の判定により判断し、前記判断した実装モードに従って制御部により実装ミスした部品と同種の部品を供給部で供給し、この同種部品を実装部で再実装するものであり、第1回目の判定では、記憶部に記憶された部品の寸法を示す部品データおよび移動空間データから、実装ミスを起した部品をその周囲に実装される他の部品の実装を行った後に実装しても、実装ミスした部品または、実装部が周囲の部品に干渉しないことの確認をし、干渉すると判定された場合には、第2回目の判定において周囲の部品と実装部の上昇軌跡が干渉しないかどうかを判定し、干渉すると判定された場合には即時再実装モードを実行し、一方、第1回目の判定と第2回目の判定において周囲の部品に干渉しないと判定された場合には、一括再実装モードを実行するものとした実装機であって、実装確認部により、実装ミスしたことを検出し、制御部により、実装ミスした部品の再実装を行って、効率のよい生産を行うことができる。また、実装ミスした部品と同種の部品を再実装する際に、この同種部品を実装する再実装モードを判断する再実装モード判断部を設けることにより、即時再実装モードか、一括再実装モードどちらか行うか選択することを可能とし、実装部における部品のリード線を保持するチャック機構が干渉する場合と干渉しない場合が混在する場合において、効率的な生産を可能にしたものである。
【0028】
以下、本発明の第一の実施形態の実装機を添付図面を用いて説明する。
【0029】
図1に示すように、制御部2により、供給部1で部品3を矢印Aの方向へ送り、搬送部4に一連の環状に配置された複数個の搬送体5に部品3を保持させる。部品3は紙テープ等に取り付けられた状態で供給され、供給部1は部品3を個片に分離するため、紙テープを切断する機能も持っている。
【0030】
搬送体5は、開閉して部品3のリード線6を保持する形態となっている。搬送部4は、ベルトがプーリ7,8,9を介して張架されており、このベルトに搬送体5が等間隔に取り付けられている。搬送部4は制御部2の指令により、駆動手段10によって通常は矢印B方向に回転し、回転カム11,12,13がプーリ15,16、動力伝達手段17,18を介して駆動手段14により一回転する毎に搬送体5が一個進む量を移動量として間欠回転する。移替手段19は搬送体5に保持された部品3が搬送体5から移替手段19へ移替える位置にきた時、搬送体5に保持された部品3のリード線6をつかみ、搬送体5は開放され部品3のリード線6を実装部20に移替える。この一連の動作は回転カム12より行われる。実装部20は部品3のリード線6を保持し、下降して、基板21の挿入孔22にリード線6を挿入し、リード線6を開放し、上昇して、基板21に部品3を実装するものである。この一連の動作は、回転カム11により行われる。この基板21は、基板保持部25により保持され、X方向の駆動手段23と、Y方向の駆動手段24によって位置決めがなされるようになっている。なお支持体26は基板21に設けられた挿入孔22の下方に位置し、部品3のリード線6を受けるように上下動させられるものであり、回転カム13によって上下動が行われるようになっている。これらの回転カム11,12,13は駆動手段14により回転動作させられるようになっている。すなわち、この駆動手段の動力は、プーリ15,16へと伝えられ、その後動力伝達手段17,18を介してそれぞれが回転駆動させられるようになっている。これが部品3を基板21に実装する工程の一例である。このようなものにおいて実装確認部27は、部品3のリード線6を基板21の挿入孔22へ挿入されたことをリード線6を基板21に固定するときに固定する機構(不図示)の歪量等により確認し、部品3の実装状態を制御部2へ通知する。
【0031】
記憶部28は、部品3の実装順番、実装位置および方向、種類、供給部1での搭載場所を示すデータすなわちNCデータと、供給部1に搭載されている部品3の縦、横、高さ等の形状寸法を示すデータすなわち部品データと、実装部20のチャック機構の形状、部品3を基板へ実装する際の移動軌跡を示すデータすなわちチャックデータを記憶している。このチャックデータが実装部20の移動空間データである。
【0032】
再実装モード判断部29は、実装確認部27で実装ミスしたと判断した時、即時再実装モードあるいは一括再実装モードのどちらのモードで実装ミスした部品3と同種の部品3を供給部1で供給し再実装したら良いかを第1回目の判定と第2回目の判定で判断するものである。この判断動作について図2を用いて説明する。実装確認部27で実装ミスしたことの通知は制御部2を通じて再実装モード判断部29に通知する。
【0033】
第1回目の判定33では、記憶部28に記憶された部品3の実装順番を示したNCデータ、部品3の寸法などを示した部品データ、実装部20の形状を示したチャックデータから、実装ミスを起こした部品3をその周囲に実装される他の部品3の実装を行った後実装しても実装ミスした部品3または、実装部20が周囲の部品3に干渉しないことの確認(隣接部品への干渉無しの判定)を二次元的、すなわち平面上で確認する。
【0034】
第1回目の判定33で周囲の部品3と実装部20が干渉すると判定された場合(「No」と判定された場合)、周囲の部品3と実装部20の上昇軌跡が干渉しないかどうか第2回目の判定35で確認する。
【0035】
第2回目の判定35で干渉すると判定された場合(「No」と判定された場合)、基板21に実装される部品3すべてを実装した後に実装ミスした部品3を実装することができないので処理36のごとく即時再実装モード実行で実装ミスした部品3をNCデータで定められた実装位置へ再実装を行う。
【0036】
一方判定33,35において周囲の部品3に干渉しないと判断した場合、処理34において一括再実装モードで実装ミスした部品3を基板21に実装される部品3全てを実装した後でNCデータで定められた実装位置へ再実装を行う。
【0037】
なお、再実装モード判断部29について、NCデータ、部品データ、チャックデータから自動的に一括再実装モード、即時再実装モードを判断、選択する場合を説明したが、予め記憶部28に再実装を行うときの再実装モードを指定しておき再実装モードを判断することも可能である。
【0038】
また、一つのNCデータに関連して各部品3毎の再実装モードデータを記憶部28に予め記憶させて、部品毎に再実装モードを判断することも可能である。また、記憶部28に所定の種類および数量の部品毎、すなわち一つのNCデータ毎に再実装モードデータを予め記憶させて再実装モードを判断することも可能である。
【0039】
処理36の動作を図3にて説明する。
【0040】
処理37で制御部2により駆動手段10を動作させ、実装ミスを起こした部品3を搬送した搬送体5を実装ミスした部品3と同種の部品3が搭載された供給部1に移動する。
【0041】
判定38で搬送体5が移動完了したら、処理39で供給部1は上記搬送体5へ上記部品3を供給する。
【0042】
処理40は、駆動手段10を動作させ上記搬送体5を移替手段19の位置に移動させ搬送体5に搭載された部品3を移替手段19に渡す。
【0043】
処理41で、上記部品3を実装部20に渡す。
【0044】
処理42で、上記部品3を実装ミスした基板21の実装位置に実装する。
【0045】
判定43では、実装確認部27において実装ミスと判断された場合、判定44のようにあらかじめ再度の再実装を中止するように設定された場合、再度の再実装を中止する。また、再度の再実装を行う場合は再度処理37から行う。判定43で実装OKの場合即時再実装モード処理を終了する。次に、処理34の動作を図4を用いて説明する。
【0046】
処理45にて、実装ミスを起こした部品3の実装順番、実装位置を示すNCデータを実装ミス情報として記憶部28へ記憶させる。
【0047】
判定46にて、基板21において最終の部品でなければ、処理47のようにNCデータで指定された次の部品3の実装を続ける。判定46にて、基板21において最終の部品であれば判定48のように記憶部28に実装ミス情報がなければ、一括再実装モードを終了する。判定48で記憶部28に実装ミス情報があれば、処理49のごとく記憶部28に記憶された順番通りに再実装を開始する。即時再実装モードと同様に、処理50で供給部1は上記搬送体5へ記憶部28に記憶された実装ミス情報における実装ミスした全ての部品3を一括して供給する。
【0048】
処理51は、駆動手段10を動作させ上記搬送体5を移替手段19の位置に移動させ搬送体5に搭載された部品3を移替手段19に渡す。
【0049】
処理52で、上記部品3を実装部20に渡す。
【0050】
処理53で、上記部品3を実装ミスした基板21の実装位置に部品3を実装する。
【0051】
判定54では、実装確認部27において実装ミスと判断された場合、判定55のようにあらかじめ再度の再実装を中止するように設定された場合、再度の再実装を中止する。判定55で再度の再実装を行うように設定された場合は、処理56のように実装ミス情報を記憶部へ記憶しておく。
【0052】
判定54で実装OKになった場合、処理56を終えた時に、判定57のように基板21において再実装が必要な部品3が最終のものでなければ処理52からの動作を再度くりかえし、再実装が必要な部品3が最終のものでなければ判定48の動作を行う。
【0053】
次に、本発明の第二の実施形態の実装機について、図5を用いて説明する。本実施形態は図5に示すように上述の第一の実施形態の実装機に再実装可否判断部30を追加し、また基板60上方の実装部62近傍に受光部31を配置し、受光部31と基板60を間に挟んで対向した位置に投光部32を配置し、基板60に挿入孔61があれば、投光部32の光を受光部31で受光できる構造となったものを追加した構成となっている。
【0054】
実装確認部58で実装ミスを確認し、再実装が必要なとき、再実装モード判断部59は、即時再実装モード、または、一括再実装モードのどちらで再実装を行うか判断する。再実装可否判断部30は再実装動作を行う前に再実装を行うべき基板60の挿入孔61上に異物がないことを確認し、再実装可能か判断する。
【0055】
再実装可否判断部30の動作を図6を用いて説明する。
【0056】
処理63にて、実装ミスが発生した基板60上の挿入孔61を受光部31の真下に移動させる。
【0057】
判定64にて、基板60上の挿入孔61が受光部31の真下に移動完了したら、処理65にて、基板60上の挿入孔61の画像を受光部31で取り込み画像処理を行う。
【0058】
判定66では、画像処理の結果、挿入孔61があれば再実装可能であるので、処理67のごとく再実装処理を行う。
【0059】
処理68では、挿入孔61がない場合、再実装不可能であるので、実装機を停止させる。
【0060】
なお、受光部31、投光部32の代わりにカメラを用い挿入孔61と周囲の画像の差を事前に教示させることにより、画像処理を行って挿入孔61の検出を行うことも可能である。
【0061】
また、受光部31の代りに変位センサーを用い挿入孔61の周囲および記憶部69に記憶されたチャックデータ、再実装を行う部品の実装位置周囲の部品データ、NCデータより上記挿入孔61に部品70のリード線71を挿入孔61に挿入するときの挿入孔61の有無確認と部品70のリード線71を挿入するときに実装部62が干渉する位置に異物がないことを確認することも可能である。
【0062】
次に、本発明の第三の実施形態の実装機について、図7を用いて説明する。
【0063】
本実施形態は図7に示すように第一の実施形態の実装機に挿入孔位置ずれ確認部72を追加し、また、基板73上方の実装部74近傍に受光部75を配置し、さらに基板73を間に挟んで、受光部75と対向した位置に投光部76を配置し、基板73に挿入孔77があれば投光部76の光を受光部75で受け、投光部76から投光される光による挿入孔77の映像を受光部75で認識できる構造となったものを追加した構造となっている。
【0064】
実装確認部78で実装ミスを確認し、再実装が必要なとき、挿入孔位置ずれ確認部72は、再実装動作を行う前に、基板73上の挿入孔77の映像を受光部75で認識し実装部74で実装される部品79のリード線80が確実に挿入孔77に挿入可能な位置を求め、実装位置データと比較し位置ずれ量の補正を行う。
【0065】
挿入孔位置ずれ確認部72の動作を図8を用いて説明する。
【0066】
処理81にて、実装ミスが発生した基板73上の挿入孔77を受光部75の真下に移動させる。
【0067】
挿入孔77の位置ずれが無ければ、実装位置が受光部75の真下となる。
【0068】
判定82にて、基板73上の挿入孔77が受光部75の真下に移動完了したら、処理83にて、基板73上の挿入孔77の画像を受光部75で取り込み画像認識を行い、挿入孔77の位置を確認すると同時に位置ずれ量を算出する。
【0069】
判定84では、挿入孔77の位置が実装位置に対し、補正可能な範囲内の位置ずれであれば、処理85のように挿入孔77の位置ずれ量を補正する。処理86のように再実装処理を行う。
【0070】
処理87では挿入孔77の位置が、実装位置に対し補正可能な範囲外の位置ずれであれば、実装機を停止させる。
【0071】
なお、簡単な画像処理装置で挿入孔77の実装位置に対する位置ずれ量を求めた場合、位置ずれ量によっては隣接する挿入孔77を誤検出する可能性があるため、挿入孔77の位置ずれ量補正値の最大値を設定することで、誤検出を防止することが可能となる。
【0072】
本実施形態においては、リード線80のピッチ間距離が2.5mmであり、補正値の最大値はピッチ間距離の4分の1以下の0.6mmとして、位置ずれ量が0.6mm以下の場合について、位置ずれ補正を行うようにしている。
【0073】
また、受光部75、投光部76の代わりにカメラを用い挿入孔77と周囲の画像の差を事前に教示させることにより、画像処理を行って挿入孔77の検出を行い、挿入孔77の位置を確認することも可能である。
【0074】
また、受光部75の代わりに変位センサを用い挿入孔77の周囲と挿入孔77の高さの差により、挿入孔77の検出を行い、挿入孔77の位置を確認することも可能である。
【0075】
次に、本発明の第四の実施形態の実装機について、図9を用いて説明する。
【0076】
図9は図8に対し、判断88、処理89、処理90を追加したものである。
【0077】
判断88では、挿入孔77の位置ずれ量を今回再実装する基板73のみ位置ずれ量を補正するか、今回再実装する基板73と次回以降実装する記憶部91に記憶された実装位置データを補正するか判断する。
【0078】
判断88で判断するため事前に記憶部91に実装位置データ書き換え有無設定データを記憶し、このデータにより判断する。
【0079】
また、同じ実装位置および同じ部品で記憶部91に設定された基板枚数分以上実装ミスが発生したことを記憶部91に記憶された実装位置データを補正書き換えることを判断することも可能である。
【0080】
処理89では、今回再実装する基板73の挿入孔77の位置ずれのみ補正する。
【0081】
処理90では、今回再実装する基板73の挿入孔77の位置ずれ補正と共に、次回以降実装する記憶部91に記憶された実装位置データも補正書き換えを行う。
【0082】
【発明の効果】
以上のように本発明は、リード線を有する所定の種類および数量の部品を供給する供給部と、この部品のリード線を挿入される挿入孔を有する基板を保持する基板保持部と、この部品のリード線を基板の挿入孔に挿入して実装する実装部と、この基板への部品の実装ミスを検出する実装確認部と、この部品の実装順番データおよび基板上の実装位置データを記憶する記憶部と、前記各部の動作を制御する制御部とを有する構成とし、実装確認部で部品の実装ミスを検出した場合に、制御部により実装ミスした部品と同種の部品を供給部で供給し、この同種部品を実装部で再実装するものとしたものであって、実装確認部により、実装ミスしたことを検出し、制御部により、実装ミスした部品の再実装を行って、効率のよい生産を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の実装機のブロック図
【図2】同実装機の再実装モード判断のフローチャート
【図3】同実装機の即時再実装モードのフローチャート
【図4】同実装機の一括再実装モードのフローチャート
【図5】本発明の第二の実施形態のブロック図
【図6】同実装機の再実装可否判断のフローチャート
【図7】本発明の第三の実施形態のブロック図
【図8】同実装機の挿入孔位置ずれ確認部のフローチャート
【図9】本発明の第四の実施形態の挿入孔位置ずれ確認部のフローチャート
【符号の説明】
1 供給部
2 制御部
3 部品
4 搬送部
5 搬送体
6 リード線
7 プーリ
8 プーリ
9 プーリ
10 駆動手段
11 回転カム
12 回転カム
13 回転カム
14 駆動手段
15 プーリ
16 プーリ
17 動力伝達手段
18 動力伝達手段
19 移替手段
20 実装部
21 基板
22 挿入孔
23 駆動手段
24 駆動手段
25 基板保持部
26 支持体
27 実装確認部
28 記憶部
29 再実装モード判断部
30 再実装可否判断部
31 受光部
32 投光部
58 実装確認部
59 再実装モード判断部
60 基板
61 挿入孔
62 実装部
69 記憶部
70 部品
71 リード線
72 挿入孔位置ずれ確認部
73 基板
74 実装部
75 受光部
76 投光部
77 挿入孔
78 実装確認部
79 部品
80 リード線
91 記憶部

Claims (1)

  1. リード線を有する所定の種類および数量の部品を供給する供給部と、この部品のリード線が挿入される挿入孔を有する基板を保持する基板保持部と、この部品のリード線を保持して基板の挿入孔に挿入して実装する実装部と、この基板への部品の実装ミスを検出する実装確認部と、この部品の実装順番データおよび基板上の実装位置データを記憶する記憶部と、実装ミスした部品と同種の部品を再実装する際に、この同種部品を実装する再実装モードを判断する再実装モード判断部と、前記各部の動作を制御する制御部とを有する構成とし、実装確認部で部品の実装ミスを検出した場合に、後工程の実装作業を一時停止し、実装ミスした部品と同種の部品を即時再実装モードで再実装するか後工程の一連の実装作業を終了した後に実装ミスした部品と同種の部品を一括再実装モードで再実装するかを前記再実装モード判断部の第1回目の判定と第2回目の判定により判断し、前記判断した実装モードに従って制御部により実装ミスした部品と同種の部品を供給部で供給し、この同種部品を実装部で再実装するものであり、
    第1回目の判定では、記憶部に記憶された部品の寸法を示す部品データおよび移動空間データから、実装ミスを起した部品をその周囲に実装される他の部品の実装を行った後に実装しても、実装ミスした部品または、実装部が周囲の部品に干渉しないことの確認をし、干渉すると判定された場合には、第2回目の判定において周囲の部品と実装部の上昇軌跡が干渉しないかどうかを判定し、干渉すると判定された場合には即時再実装モードを実行し、一方、第1回目の判定と第2回目の判定において周囲の部品に干渉しないと判定された場合には、一括再実装モードを実行するものとした実装機。
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