JP4594356B2 - 炭酸ガスインジケーター、及び炭酸ガスインジケーターを配置した包装体 - Google Patents
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Description
指示部2を設けた構成も適用し得る。また、支持体1の片面のみに指示部を設ける場合には、必要に応じて、支持体として前述の炭酸ガス不透過性を有する層を、また、オーバーコート層上に炭酸ガス透過性を有する層を各々適用することができる。
以下、参考例1ないし8を示し、次に試験例として、二酸化炭素含有量に対する呈色変化を調べた。
下記組成を有する炭酸ガス検知用インキ組成1を、ペイントコンディショナー等で微細分散させることによりインキ組成物を得た。
メタクレゾールパープル 0.1g
炭酸ナトリウム 1.5g
ポリビニルアセタール樹脂 17.5g
微結晶セルロース 11g
水 70g
支持体として、秤量140g/m2のJIS規格 P 3801 化学分析用濾紙を使用し、この上に、スクリーン印刷法により塗布し、70℃で1時間乾燥し、インジケーターを得た。
参考例1における炭酸ガス検知用インキ組成1を炭酸ガス検知用インキ組成2に、支持体を、厚さ12μmのポリエステルフィルムに変更する以外は、参考例1と同様にして試験包装体を作成し、その呈色変化を見た。得られた結果を下記表3に示す。
メタクレゾールパープル 0.1g
水酸化ナトリウム 1.0g
ポリビニルアセタール樹脂 17.5g
微結晶セルロース 11g
水 70g
参考例3
参考例1における炭酸ガス検知用インキ組成1を炭酸ガス検知用インキ組成3に変更する以外は、参考例1と同様にして試験包装体を作成し、その呈色変化を見た。得られた結果を下記表3に示す。
メタクレゾールパープル 0.1g
炭酸ナトリウム 1.5g
ポリビニルアセタール樹脂 17.5g
水 78.8g
参考例4
参考例1における炭酸ガス検知用インキ組成1を炭酸ガス検知用インキ組成4に変更する以外は、参考例1と同様にして試験包装体を作成し、その呈色変化を見た。得られた結果を下記表3に示す。
メタクレゾールパープル 0.1g
炭酸ナトリウム 1.5g
ポリビニルアセタール樹脂 19.7g
水 78.8g
グリセリン 11g
参考例5
参考例4における炭酸ガス検知用インキ組成4を炭酸ガス検知用インキ組成5に変更する以外は、参考例1と同様にして試験包装体を作成し、その呈色変化を見た。得られた結果を下記表3に示す。
メタクレゾールパープル 0.1g
炭酸ナトリウム 1.5g
ポリビニルアセタール樹脂 19.7g
微結晶セルロース 11g
酢酸2−(2−n−ブトキシエトキシ)エチル78.8g
グリセリン 11g
参考例1における炭酸ガス検知用インキ組成1を下記炭酸ガス検知用インキ組成6に変更する以外は、参考例1と同様にして試験包装体を作成し、その呈色変化を見た。得られた結果は以下の通りであった。
クレゾールレッド 0.1g
炭酸ナトリウム 1.5g
ポリビニルアセタール樹脂 19.7g
水 78.8g
その呈色性は、炭酸ガスがある雰囲気では赤茶色、炭酸ガスのない雰囲気では赤紫色であった。
参考例1における炭酸ガス検知用インキ組成物1を下記炭酸ガス検知用インキ組成物7に変更した以外は、参考例1と同様にして試験包装体を作成し、その呈色変化を見た。得られた結果は以下の通りであった。
ブロモチモールブルー 0.1g
ウレタン樹脂 26.1g
水 61.3g
その呈色性は、炭酸ガスがある雰囲気では青色、炭酸ガスのない雰囲気では紫色であった。
参考例1における炭酸ガス検知用インキ組成1を下記炭酸ガス検知用インキ組成8に変更した以外は、参考例1と同様にして試験包装体を作成し、その呈色変化を見た。得られた結果は以下の通りであった。
α−ナフトールフタレイン 0.1g
ウレタン樹脂 26.2g
微結晶セルロース 11g
水 61.3g
その呈色性は、炭酸ガスがある雰囲気では水色、炭酸ガスのない雰囲気では青色であった。
以下に、炭酸ガス検知用インキ組成物を包装体の外装体の一部として使用したもの(参考例9−25)について、その試験例2−1ないし2−7、及び試験例3−1ないし3−8を示す。
下記の炭酸ガス検知用インキ組成9をペイントコンディショナー等で微細分散させることによりインキ組成物を得た。
メタクレゾールパープル 1g
ポリビニルアセタール樹脂 7g
水 92g
プロパノール 21g
水酸化ナトリウム 4g
グリセリン 5g
12μmの厚さを有するポリエステル層とその一方の面上に蒸着された40nmの厚さを有するシリカ蒸着層とを有するシリカ蒸着ポリエステルフィルムを用意し、ポリエステル層側に、上記インキ組成物を用いて指示部をグラビア印刷法で印刷し、指示部が形成されたポリエステル層上にシーラントとして25μmの厚さを有する低密度ポリエチレンフィルムをウレタン系接着剤を用いて積層し、積層体を得た。
12μmの厚さを有するポリエステルフィルムを用意し、試験例2−1と同様に指示部、及びシーラントを積層した。さらに、ポリエステルフィルムの指示部と反対の面に、厚さ15μmのナイロンフィルム上に厚さ20nmのアルミナ蒸着層を有するアルミナ蒸着ナイロンフィルムを、その蒸着面がポリエステルフィルムと密着するようにして、ウレタン系接着剤を用いて積層し、積層体を得た。
試験例2−2と同様の12μmの厚さを有するポリエステルフィルムを用意し、試験例2−1と同様に、指示部を印刷した。その後、指示部側にシーラントとして25μmの厚さを有する未延伸ポリプロピレンフィルムをウレタン系接着剤を用いて積層した。さらに、ポリエステルフィルムの指示部と反対の面に、ポリ塩化ビニリデン1g/m2をコートした15μmの厚さを有するナイロンフィルムであるKコートナイロンフィルムをこのコート面がポリエステルフィルムと密着するようにしてウレタン系接着剤を用いて積層し、積層体を得た。
試験例2−2と同様の12μm厚さを有するポリエステルフィルムを用意し、試験例2−3と同様に指示部及び未延伸ポリプロピレンフィルムを積層した。さらに、ポリエステルフィルムの指示部と反対の面に、15μmの厚さを有するポリビニルアルコールフィルムをウレタン系接着剤を用いて積層した。さらに、ポリビニルアルコールフィルム上に、12μmの厚さを有するポリエステルフィルムを同様に積層し、積層体を得た。
試験例2−2と同様のポリエステルフィルムを用意し、同様に、指示部、低密度ポリエチレンフィルムを積層した。
試験例2−2と同様の12μmの厚さを有するポリエステルフィルムに同様に指示部を印刷した。その後、指示部側に15μmの厚さを有するナイロンフィルム上に40μmの厚さを有するシリカ蒸着ナイロンフィルムをウレタン系接着剤を用いて積層し、さらに、ウレタン系接着剤を用いて、シーラントとして、25μmの厚さを有する低密度ポリエチレンフィルムを積層した。
試験例2−2と同様の12μmの厚さを有するポリエステルフィルムに、同様に指示部を印刷した。その後、指示部側に25μmの厚さを有するシーラントとして、低密度ポリエチレンフィルムをウレタン系接着剤を用いて積層した。
下記炭酸ガス検知用インキ組成10をペイントコンディショナー等で微細分散させることによりインキ組成物を作成した。
ポリビニルアセタール樹脂 7g
水 92g
プロパノール 21g
水酸化ナトリウム 4g
グリセリン 5g
支持体として、40nmの厚さを有するシリカ蒸着層とポリエステル層とからなる12μmのシリカ蒸着ポリエステルフィルムを用意した。そのポリエステル層表面に、主成分がウレタン系樹脂よりなる第1のアンカーコート剤、ビニルアセタール樹脂よりなる第2のアンカーコート剤をグラビア印刷法にて各々、塗布し、第1のアンカーコート層及び第2のアンカーコート層を得た。
得られた積層体を用いて、包装体内部に50mlの窒素ガス/炭酸ガスの濃度比が95/5である混合ガスを封入し、完全に製袋して、試験包装袋を作成した。得られた包装袋の呈色性を確認した。その結果を、下記表5に示す。
評価試験1と同様の包装袋について、耐光性、及び耐熱性を確認した。耐光性は120万lx*hr相当、耐熱性は60℃、2週間の条件で試験を行い、試験終了後に大気下に開放した包装袋の指示部が黄色から紫色に変色するか確認した。
内部に50mlの二酸化炭素透過性プラスチックアンプル入り蒸留水を入れ、50mlの窒素ガス/炭酸ガスの濃度比が92/8である混合ガスを封入し、製袋する以外は、試験例2−1と同様にしてプラスチックアンプル入り包装袋を得た。この包装袋を20個ずつ箱詰めにし、トラックによる往復200kmの輸送試験を実施した。得られた結果を下記表6に示す。
ビニルアセタール樹脂よりなる第1のオーバーコート層を省略する以外は、試験例3−1と同様にして、積層体を得た。
ウレタン系樹脂よりなる第2のオーバーコート層を省略する以外は、試験例3−1と同様にして、積層体を得た。
第1及び第2のオーバーコート層を省略する以外は、試験例3−1と同様にして、積層体を得た。
アンカーコート層及びオーバーコート層として、ウレタン系樹脂よりなる第1のアンカーコート層及びウレタン系樹脂より第2のオーバーコート層のみを形成する以外は、試験例3−1と同様にして、積層体を得た。
アンカーコート層及びオーバーコート層として、ビニルアセタール樹脂より第2のアンカーコート層及びウレタン系樹脂よりなる第1のオーバーコート層のみを形成する以外は、試験例3−1と同様にして、積層体を得た。
オーバーコート層用に、ウレタン樹脂よりなる第2オーバーコート剤のみ使用し、アンカーコート層を省略する以外は、試験例3−1と同様にして、積層体を得た。
オーバーコート層及びアンカーコート層を省略する以外は、実験例8と同様にして、積層体を得た。
主成分がアクリル系樹脂よりなる第1のアンカーコート剤、ビニルアセタール樹脂よりなる第2のアンカーコート剤、オーバーコート層用にアクリル系樹脂を主成分とするオーバーコート剤のみを使用する以外は、試験例3−7と同様にして、積層体を得た。
アンカーコート層用に、主成分がウレタン系樹脂よりなる第1のアンカーコート剤、アクリル系樹脂よりなる第2のアンカーコート剤、オーバーコート層用にウレタン系樹脂を主成分とするオーバーコート剤のみを使用する以外は、試験例3−1と同様にして、積層体を得た。
耐光性 ○:良好、インジケーター部紫色に変色 △:インジケーター部紫〜灰色(機能低下は認められるが検知可能) ×:インジケーター部黄色(検知不可)
耐熱性 ○:良好、インジケーター部紫色に変色 △:インジケーター部紫〜灰色(機能低下は認められるが検知可能) ×:インジケーター部黄色(検知不可)
耐水性 ○:良好 △:炭酸ガスインジケーター部にわずかに水溜り現象発生 ×:炭酸ガスインジケーター部に著しい水溜り現象発生
試験例3−1ないし3−8では、炭酸ガスインジケーターは大気下では紫色、炭酸ガス下では黄色を呈した。また、耐光性、耐熱性、耐水性も良好または検知可能なレベルであった。試験例3−9では、インジケーター部に水が溜まり、外観不良が発生した。一方、試験例3−10のように、アンカーコート剤やオーバーコート剤にアクリル系樹脂を用いるとインジケーター部は大気下では紫色、炭酸ガス下では黄色を呈したが、耐光性、耐熱性がなく、安定性に欠けるものとなった。
評価試験1の結果より、好ましいオーバーコート層、アンカーコート層を使用すると、炭酸ガスインジケーター及び包装体が呈色性に優れることを確認した。評価試験2より、好ましいオーバーコート層、アンカーコート層を使用すると、炭酸ガスインジケーター及びその包装体は耐光性、耐熱性、耐水性に優れることを確認した。ビニルアセタール樹脂により耐熱性が向上し、ウレタン樹脂により耐水性が向上した。また、評価試験3より、実使用においても指示部の強度が向上して剥離が起こらず、その外観不良を防止できることを確認した。
以下の処方を有する重炭酸塩含有薬液を、二酸化炭素透過性のポリエチレン製袋体(ワンバック)(空間量400ml)に充填して閉塞した。得られたワンバックを熱水シャワーにて滅菌した。その後、このワンバックを、参考例1のインジケーターと共に、ナイロン(厚さ15μm)/ポリビニルアルコール(厚さ18μm)/ポリエチレン(厚さ60μm)の積層フィルム袋体中に入れ、二酸化炭素を含む混合ガスでガス置換包装し、図6と同様の構成を有する包装体を得た。混合ガスは、炭酸ガス5容量%及び空気95容量%とした。
塩化ナトリウム 3.00g
塩化カルシウム 0.10g
炭酸水素ナトリウム1.20g
クエン酸 0.07g
滅菌精製水 全体を500mlとする量
pH 7.3
実施例2
ワンバックの代わりに、図11に示すような連通可能な隔壁を有する二酸化炭素透過性ポリエチレン製ダブルバッグを用い、下記組成の薬液を使用し、混合ガスの組成を炭酸ガス10容量%及び空気90容量%にする以外は実施例1と同様にして包装体を得た。
オキシグルタチオン 0.09g
デキストロース 0.46g
塩化ナトリウム 3.32g
塩化カリウム 0.19g
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
滅菌精製水 全体を150mlとする量
pH 4.5
第2室の薬液組成
炭酸水素ナトリウム 1.05g
酢酸ナトリウム3水和物 0.30g
クエン酸ナトリウム2水和物 0.50g
塩化カルシウム2水和物 0.08g
塩化マグネシウム6水和物 0.10g
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
滅菌精製水 全体を350mlとする量
pH 7.8
実施例3
下記組成の薬液を使用し、実施例2と同様の構成を有するダブルバッグを使用する以外は実施例1と同様にして包装体を得た。
塩化マグネシウム6水和物 0.11g
デキストロース 0.30g
滅菌精製水 全量を150mlとする量
pH 4.5
第2室の薬液組成
炭酸水素ナトリウム 1.00g
塩化ナトリウム 3.60g
pH 7.3
実施例4ないし6
インジケーター及び積層フィルム袋体の代わりに、その一部にインジケーターを備えた参考例9の積層体を用いたワンバックあるいはダブルバック(空間量400ml)を使用する以外は、各々実施例1ないし3と同様にして包装体を得た。
インジケーター及び積層フィルム袋体の代わりに、その一部にインジケーターを備えた参考例16の積層体を用いたワンバックあるいはダブルバック(空間量400ml)を使用する以外は、各々実施例1ないし3と同様にして包装体を得た。
混合ガス組成を炭酸ガス4容量%、空気96%とする以外は実施例2と同様にして包装体を得た。
混合ガス組成を炭酸ガス4容量%、空気96%とする以外は実施例5と同様にして包装体を得た。
下記炭酸ガス検知用インキ組成11をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
チモールフタレイン 0.05g
卜ロペオリンOOONo.2 0.05g
水酸化ナトリウム 0.40g
ポリビニルアルコール 50.00g
イソプロピルアルコール 34.00g
水 100.00g
支持体として、アルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用意した。このアルミナ蒸着PETフィルム上に、上記炭酸ガス検知用インキをスクリーン印刷法により、縦1cm×横1cmの面積に1μmの厚さで塗布し、70℃で1時間乾燥することにより、炭酸ガス検知部が形成されたアルミナ蒸着PETフィルムを得た。
ピンホール検知試験として、得られた包装体の包装材に、注射針(商品名 27G、テルモ社製、ネオラス)で直径約500μm、短径約50μmのピンホールをあけ、包装体内の炭酸ガスインジケーターの表示色の変化を外部から目視観察した。その結果を表7に示す。
炭酸ガス検知用インキ組成12の代わりに下記炭酸ガス検知用インキ組成13を使用する以外は、実施例12と同様にして包装体を得た。
チモールブルー 0.05g
フェノールフタレイン 0.25g
チモールフタレイン 0.025g
水酸化ナトリウム 0.40g
ポリビニルアルコール 50.00g
イソプロピルアルコール 34.00g
エタノール 50.00g
水 50.00g
炭酸ガス検知部の表示色は、製造当初は紫色であったが、1時間後には黄色になった。
下記炭酸ガス検知用インキ組成13をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
チモールフタレイン 0.025g
トロペオリンOOONo.2 0.075g
水酸化ナトリウム 0.40g
ポリビニルアルコール 50.00g
イソプロピルアルコール 34.00g
エタノール 40.00g
水 50.00g
支持体として、秤量140g/m2のJIS規格 P 3801 化学分析用濾紙を使用した。この濾紙上に、上記インキ組成物をスクリーン印刷法により、縦1cm×横1cmの面積に1μmの厚さで塗布し、70℃で1時間乾燥した。
下記炭酸ガス検知用インキ組成14をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
メタクレゾールパープル 0.05g
オルトクレゾールフタレイン 0.02g
水酸化ナトリウム 0.40g
水 10.00g
このインキ10mLを微結晶セルロース50gに含浸させ、充分に混合した後、有孔ポリエチレン袋(3cm×4cm)に充填し、ヒートシーラーにより3方シールすることにより、炭酸ガス検知用インキが微結晶セルロースに含浸された形態の炭酸ガスインジケーターを得た。
下記炭酸ガス検知用インキ組成15をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
チモールブルー 0.075g
トロペオリンOOONo.2 0.025g
水酸化ナトリウム 0.40g
水 10.00g
このインキ10mLを炭酸ガス透過性低密度ポリエチレン袋(3cm×4cm)に充填し、ヒートシーラーにより3方シールすることにより、液状形態の炭酸ガス検知用インキを封入した炭酸ガスインジケーターを得た。
下記炭酸ガス検知用インキ組成16をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
チモールフタレイン 0.05g
トロペオリンOOONo.2 0.05g
水酸化ナトリウム 0.40g
ポリビニルアルコール 50.00g
イソプロピルアルコール 34.00g
水 100.00g
得られたインキを用い、炭酸ガス3%及び空気97%の混合ガスの代わりに、炭酸ガス50%及び空気50%の混合ガスを使用する以外は、実施例12と同様にして、包装材として、炭酸ガス検知部が形成されたアルミナ蒸着PETフィルムを有する本発明の包装体を得た。炭酸ガス検知部は、製造当初は紫色であったが、1時間後には黄色になった。
下記炭酸ガス検知用インキ組成17をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
チモールブルー 0.05g
フェノールフタレイン 0.25g
チモールフタレイン 0.025g
水酸化ナトリウム 0.40g
ポリビニルアルコール 50.00g
イソプロピルアルコール 34.00g
エタノール 50.00g
水 50.00g、
得られたインキを用い、実施例17と同様にして、濾紙に含浸された形態の炭酸ガス検知用インジケーターを含む包装体を得た。炭酸ガス検知部は、製造当初は紫色であったが、1時間後には黄色になった。
下記炭酸ガス検知用インキ組成18をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
チモールフタレイン 0.025g
卜ロペオリンOOONo.2 0.075g
水酸化ナトリウム 0.40g
ポリビニルアルコール 50.00g
イソプロピルアルコール 34.00g
エタノール 40.00g
水 50.00g
得られたインキ組成物を用い、炭酸ガス3%及び空気97%の混合ガスの代わりに、炭酸ガス50%及び空気50%の混合ガスを使用する以外は、実施例14と同様にして炭酸ガス検知用インキが濾紙に含浸された形態の炭酸ガス検知用インジケーターを含む包装体を得た。この炭酸ガスインジケーターの表示色は、製造当初は紫色であったが、1時間後には黄色になった。
下記炭酸ガス検知用インキ組成19をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
メタクレゾールパープル 0.05g
オルトクレゾールフタレイン 0.02g
水酸化ナトリウム 0.40g
水 10.00g
得られたインキ組成物を使用し、炭酸ガス3%及び空気97%の混合ガスの代わりに、炭酸ガス50%及び空気50%の混合ガスを使用する以外は、実施例15と同様にして、炭酸ガス検知用インキが微結晶セルロースに含浸された形態の炭酸ガスインジケーターを有する包装体を得た。
下記炭酸ガス検知用インキ組成20をペイントコンディショナー等で微細分散させることにより、インキ組成物を得た。
チモールブルー 0.075g
トロペオリンOOONo.2 0.025g
水酸化ナトリウム 0.40g
水 10.00g
得られたインキ組成物を使用し、炭酸ガス3%及び空気97%の混合ガスの代わりに、炭酸ガス50%及び空気50%の混合ガスを使用する以外は、実施例16と同様にして、液状形態の炭酸ガス検知用インキを封入した炭酸ガスインジケーターを含む包装体を得た。
炭酸ガス検知用インキ組成12の代わりに下記炭酸ガス検知用インキ組成21を使用する以外は、実施例12と同様にして炭酸ガス検知部が形成されたアルミナ蒸着PETフィルムを包装体として使用した包装体を得た。
チモールフタレイン 0.05g
トロペオリンOOONo.2 0.05g
水酸化ナトリウム 1.00g
ポリビニルアセタール樹脂 17.5g
微結晶セルロース 11.00g
水 70.00g
得られた炭酸ガス検知部の表示色は、製造当初は紫色であったが、1時間後には黄色になった。
炭酸ガス検知用インキ組成12の代わりに下記炭酸ガス検知用インキ組成22を使用する以外は、実施例12と同様にして炭酸ガス検知部が形成されたアルミナ蒸着PETフィルムを包装体として使用した包装体を得た。
チモールブルー 0.05g
フェノールフタレイン 0.25g
チモールフタレイン 0.025g
水酸化ナトリウム 1.00g
ポリビニルアセタール樹脂 17.5g
微結晶セルロース 11.00g
水 70.00g
得られた炭酸ガス検知部の表示色は、製造当初は紫色であったが、1時間後には黄色になった。
2…指示部
3…炭酸ガス透過性フィルム
5…被覆層
10…インジケーター
11,14,16…薬液用容器
12…外装体
13…炭酸ガス含有ガス
Claims (18)
- 支持体と、該支持体上に設けられた第1のアンカーコート層と、該第1のアンカーコートの周縁部を除く内側の領域上に積層された第2のアンカーコート層と、該第2のアンカーコート層上に、pH指示薬、結合剤、及び溶媒を含む炭酸ガス検知用インキ組成物を用いて形成された指示部と、該第1のアンカーコートの周縁部上に、該第2のアンカーコート層及び該指示部を封入するように設けられたオーバーコート層とをもつ炭酸ガスインジケーターを、炭酸ガス雰囲気を有する炭酸ガス不透過性の外装体内に配置したことを特徴とする包装体。
- 前記外装体内に、重炭酸塩含有薬液が収容された少なくとも一部に炭酸ガス透過性を有するプラスチック製の薬液用容器がさらに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
- 前記外装体内の炭酸ガス濃度は、0.5ないし10容量%であり、前記重炭酸塩含有薬液は、ナトリウム塩及びクエン酸塩のうち少なくとも1の添加成分を含むことを特徴とする請求項2に記載の包装体。
- 前記添加成分は、(1)塩化ナトリウム、(2)塩化ナトリウム及びクエン酸、または(3)クエン酸ナトリウムであることを特徴とする請求項3に記載の包装体。
- 前記薬液用容器は、各々独立して薬液を収容し得る2以上の収容室を有し、かつ隣接する室間に連通可能な隔壁をもつ複室容器から構成され、第1室は炭酸水素ナトリウム及び塩化ナトリウムを含む溶液を、第2室はグルコース及び塩化マグネシウムを含む溶液を収容することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記薬液用容器は、各々独立して薬液を収容し得る2以上の収容室を有し、かつ隣接する室間に連通可能な隔壁をもつ複室容器から構成され、第1室は炭酸水素ナトリウム及びクエン酸ナトリウムを含む溶液、第2室はオキシグルタチオンを含む溶液を収容することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記外装体内の炭酸ガス濃度は、3ないし9容量%であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記炭酸ガスインジケーターを、前記薬液用容器と、該薬液用容器を包装する炭酸ガス不透過性を有する外装体の間に配置したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記支持体として前記外装体が適用され、前記指示部が該外装体内面の少なくとも一部に形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記支持体は50(ml/m2・24hr)以下の炭酸ガス透過率を有する炭酸ガス不透過性層を含み、かつ前記オーバーコート層上に設けられた500(ml/m2・24hr)以上の炭酸ガス透過率を有する炭酸ガス透過性層をさらに有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記第1のアンカーコート層と前記オーバーコート層は、ウレタン樹脂を含み、前記第2のアンカーコート層がビニルアセタール樹脂を含むことを特徴とする請求項1ないし10に記載の包装体。
- 前記炭酸ガス検知用インキ組成物は、吸水剤及びアルカリ性物質のうち少なくとも1つをさらに含むことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記溶媒は、水及びアルコールのうち少なくとも1種であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記結合剤は水及びアルコールのうち少なくとも1種に溶解または分散する性質を有することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の包装体。
- 前記炭酸ガス検知用インキ組成物は、グリセリンをさらに含むことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の包装体。
- 支持体と、該支持体上に設けられた第1のアンカーコート層と、該第1のアンカーコートの周縁部を除く内側の領域上に積層された第2のアンカーコート層と、該第2のアンカーコート層上に、pH指示薬、結合剤及び溶媒を含む炭酸ガス検知用インキ組成物を用いて形成された指示部と、該第1のアンカーコートの周縁部上に、該第2のアンカーコート層及び該指示部を封入するように設けられたオーバーコート層とを具備することを特徴とする炭酸ガス検知用インジケーター。
- 前記支持体は50(ml/m 2 ・24hr)以下の炭酸ガス透過率を有する炭酸ガス不透過性層を含み、かつ前記オーバーコート層上に設けられた500(ml/m 2 ・24hr)以上の炭酸ガス透過率を有する炭酸ガス透過性層をさらに有することを特徴とする請求項16に記載の炭酸ガス検知用インジケーター。
- 前記第1のアンカーコート層と前記オーバーコート層は、ウレタン樹脂を含み、前記第2のアンカーコート層がビニルアセタール樹脂を含むことを特徴とする請求項16または17に記載の炭酸ガス検知用インジケーター。
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