JPS62280886A - 使用期間表示具 - Google Patents

使用期間表示具

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JPS62280886A
JPS62280886A JP12601286A JP12601286A JPS62280886A JP S62280886 A JPS62280886 A JP S62280886A JP 12601286 A JP12601286 A JP 12601286A JP 12601286 A JP12601286 A JP 12601286A JP S62280886 A JPS62280886 A JP S62280886A
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JP
Japan
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indicator
period
color
alkaline substance
test
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JP12601286A
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JPH0466518B2 (ja
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賢二 中西
田辺 民義
木村 忠彦
篠原 妙
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Morishita Jintan Co Ltd
Original Assignee
Morishita Jintan Co Ltd
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
【産業上の利用分野】
本発明は色調変化により視覚的に期間経過を表示するよ
うにした使用期間表示具に関する。
【従来の技術・発明が解決しようとする問題点】有効期
限を有する製品において、その有効!IJI間が過ぎた
か否かを判別するための手段としては、防虫剤や芳香剤
にみられろ昇華剤を使用して製品自体が昇華消失するタ
イプ、殺虫剤における電気マット方式の加熱により脱色
するタイプ、ゲル状製品におけるゲル中のを効成分が揮
散してゲルが収縮するタイプ等を挙げることができる。 しかしながら、市販されている有効期限を有する製品中
、上記タイプのように有効期限を明瞭にする手段を存す
る製品はごく限られた存在であり、大多数の製品は有効
期間の終了時点が判別不能な場合が多い。この為、通常
、消費者においては使用している製品の効能が未だ有効
か否を判別できず、必要以上に早く新しい製品に交換し
たり、無効になっているにもかかわらずそのまま使用し
ているといった無駄や不都合があり、この種製品の有効
期限の判別方法の開発が望まれていた。 このような要請に応えるものとして、例えば特開昭56
−53461号のように、経時的な色調の変化により使
用期間を表示するようにした経時的色調変化用組成物が
堤案されている。該組成物は、PHO〜7で色調変化を
伴うPHJ旨示薬と酸性物質を含存することを特徴とす
るものであり、酸性物質の経時的連敗によるその残量に
応してPH指示薬の呈色状態が変化していくものである
。 ところが、上記組成物は、酸性物質の連敗状態の制御方
法を有さないものであるため、呈色状態の変化が温度等
の使用環境条件によって影響を受ける結果、期間表示機
能に正確を期すことが困難である。即ち、上記方法は温
度依存性の高い揮散という方法そのものに期間設定を委
ねることによって生ずる欠点が解決されていないもので
ある。 本発明は上記実情に鑑みなされたものであり、使用環境
条件に左右されることな(正確に製品の有効使用期間を
判別することができ、特に家庭で使用するのに好適な簡
便で安全性の高い使用期間表示具を提供しようとするも
のである。
【問題を解決するための手段、発明の効果]上記目的を
達成するため、本発明は、紙または不織布等の液状物を
吸液する材料(以下「担体」という)に、特定のPHで
色調変化を伴うPH指示薬とアルカリ性物質および保湿
剤を含存せしめ、前記アルカリ性物質が空気中の炭酸ガ
スと反応することにより色調変化するように構成したこ
とを特徴とするものである。 すなわち、本発明はアルカリ性物質およびPH指示薬を
水に混合)容解し、更に保湿剤を添加した混合調整液を
担体に含浸させ乾燥後使用するものであり、空気中の炭
酸ガスが担体に含浸せしめたアルカリ性物質と反応し、
PHが低下してアルカリ性物質の残存量が色調変化悪魔
に達した時点で色調が明瞭に変化するように、アルカリ
性物質の添加量を有効使用期間と関連させて定めること
により、使用期間の終了を判別し得るようにしたもので
ある。 本発明における担体としては、漉祇、不織布、含浸紙等
を用いることができる。PH指示薬としてはPHが10
.5〜8.0で色調変化を伴うフェノールフタレイ/、
キシレノールフタレイン、チモールフタレイン等が好適
である。またアルカリ性物質としては水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化バリウムま
たは水酸化カルシウムが好適であり、その使用量を調整
することにより希望の期間で色調変化させることができ
るし、更に実施例に示すように使用開始時の明瞭な有色
(呈色)が有効使用期間の終点で無色(消色)になるよ
うに色調変化させることもできる。 アルカリ性物質に空気中の炭酸ガスを吸収させるには、
単にアルカリ性物質と指示薬とを担体に付着しただけで
はスムーズな機能の発現は期待できず、適量の水分が必
要である。ところが、水分が多いことは炭酸ガスを吸収
させる状態として好適な条件であるが、他面において、
水分が多すぎると梅雨時に相対湿度が上がり担体から液
だれ現象が生じるという難点がある。 本発明においては、この適量の水分を保持せしめるもの
として保湿剤を用い、同時にこの保湿剤によって炭酸ガ
スの吸収速度の制御をもおこなわしめようとしたもので
ある。保’IFA剤の選定にあたって、本発明者等は種
々の物質を試験した結果、室温で相対湿度90%の状態
が長期間(6ケ月乃至1年間)継続しても液だれか生ぜ
ず、なおかつ炭酸ガスの吸収に必要な水分を維持でき、
さらに炭酸ガスの吸収速度を制御しうるちのとしてグリ
セリン、還元麦芽糖水飴、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ソルビトールまたは乳酸ナトリウ
ムが好適であることが判った。そして、これら保湿剤を
適量添加することにより、使用環境条件に左右されるこ
となく色調変化(例えばを色から無色)に要する期間を
コントロールして、この色調変化期間と製品の使用有効
期限とを調整−4させることが出来ると共に、色調変化
を明確化し得ることが判った。本発明の期間表示具は、
第1図及び第2図において符号1として示すように、方
形等任意形状のンート状のものとして形成でき、製品形
態としてはアルカリ性物質が直接手に触れたりすること
のないよう、家庭用品に使用する場合の安全性を考慮し
て透明合成樹脂容器2等に収納したものとすることが望
ましい。勿論、この場合には前記容器2の前面に例えば
直径6闘程度の透孔3を設ける等空気との接触が可能な
構造とすることが必要であると共に、容器2の前面に、
使用時容易に剥離できるように塩化ビニリデン等の遮断
フィルム4を貼着する等して、使用開始時まで本発明の
表示具1が炭酸ガスを吸収しないように前記容器lの前
面に穿設した透孔3を密閉することが必要である。 使用開始前の気密性保持の点から容器2の材質としては
、アクリロニトリル等のガスバリア性の高い合成樹脂を
用いるのが好ましい。なお容器1の裏面に離型紙付両面
接着テープ5等を接着しておけば、製品の任意箇所に本
発明の表示具を簡単に取り付けて使用することができる
。このような構成を存する本発明の使用例は多岐に渡っ
て可能であり、特に使用期間の経過に伴う臭覚、視覚上
の変化がない防虫剤、脱臭剤、防カビ剤等の使用期限表
示具として存用なものである。 【実施例1】 担体として厚さ0.85ffim、坪量400g/n(
、密度0.45g /cdの含浸紙を20m+a X 
15mI!1に裁断して試験片として使用した。試験片
の重量は0.128であった。各試験片を第1表及び第
2表に示す含浸液にそれぞれ10分間含浸後、50℃の
温風で3時間通風乾燥を行い試験品■及び試験品■を復
した。試験品■の含浸液量は0.17g 、試験品■の
含浸/I!W1は0.19gであった。試験品■■とも
濃い赤色を呈していた。この試験品■■をポリエチレン
フィルム等のプラスチックフィルムで覆ったシートに貼
りつけ、室内、トイレ室内、冷蔵庫内、車室内で放置し
たところ試験品■は2ケ月後、試験品■は6ケ月後梢色
して無色になった。 筆1表
【実施例2] 担体として厚さ0.65mm、坪”ft300g/m、
密度0.43g/cfflの含浸紙を20mm x 1
5mmに裁断して試験片として使用した。試験片の重量
は0.09gであった。各試験片を第3表及び第4表に
示す含浸液にそれぞれ10分間含浸後、50“Cの温風
で3時間通風乾燥を行い試験品■及び試験品■を製した
。試験品■の含浸液量は0.11g 、試験品■の含浸
液量は0、13gであった。試験品■■とも濃い青色を
呈していた。この試験品■■をポリエチレンフィルム等
のプラスチックフィルムで覆ったシートに貼りつけ、室
内、トイレ室内、冷蔵庫内、車室内で放置したところ試
験品■は2ケ月後、試験品■は6ケ月後消色して無色に
なった。 員土聚 【実施例3】 担体として厚さ0.46mm、坪1200g/ rrl
 −密度0.44 g/cnlの含浸紙を20mm X
 15mmに裁断して試験片として使用した。試験片の
重量は0.07gであった。各試験片を第5表及び第6
表に示す含浸液にそれぞれ10分間含浸後、50℃の温
風で3時間通風乾燥を行い試験品■及び試験品■を製し
た。試験品■の含浸液量は0.07g 、試験品■の含
浸液量は0.09gであった。試験品■■とも濃い青色
を呈していた。この試験品■■をポリエチレンフィルム
等のプラスチックフィルムで覆ったシートに貼りつけ、
室内、トイレ室内、冷蔵庫内、車室内で放置したところ
試験品■は2γ月後、試験品■は6ケ月後消色して無色
になった。 工1人 王立表
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の期間表示具の実施例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は第り図n−u線に沿う断面図であ
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙または不織布等の担体に、特定のPHで色調変
    化を伴うPH指示薬とアルカリ性物質および保湿剤を含
    有せしめ、前記アルカリ性物質が空気中の炭酸ガスと反
    応することにより色調変化するように構成したことを特
    徴とする使用期間表示具。
  2. (2)PH指示薬がPH10.5乃至8.0で色調変化
    を伴うものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の使用期間表示具。
  3. (3)PH指示薬がフェノールフタレイン、キシレノー
    ルフタレインまたはチモールフタレインであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の使用
    期間表示具。
  4. (4)アルカリ性物質が水酸化ナトリウム、水酸化カリ
    ウム、炭酸ナトリウム、水酸化バリウムまたは水酸化カ
    ルシウムであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第3項のいずれかに記載の使用期間表示具。
  5. (5)保湿剤がグリセリン、還元麦芽糖水飴、プロピレ
    ングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール
    または乳酸ナトリウムであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の使用期間表
    示具。
JP12601286A 1986-05-30 1986-05-30 使用期間表示具 Granted JPS62280886A (ja)

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