JP4591029B2 - 燃料電池用電極触媒の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池用電極触媒の製造方法に関し、さらに詳しくは特に固体高分子形燃料電池用電極触媒の製造方法に関する。
基本的には燃料電池は、水素と酸素を反応させて電気を発生させる発電装置であり、発電反応で水しか生成されないという優れた性質を有しているので、温暖化やオゾン層破壊といった地球環境問題に対処する省エネルギーの技術として注目されている。
燃料電池には固体高分子形燃料電池、りん酸形燃料電池、溶融炭酸塩形燃料電池、固体酸化物形燃料電池がある。これらの中でも、固体高分子形燃料電池は、作動温度が低い、電解質が固体(高分子の薄膜)であるという利点がある。固体高分子形燃料電池は、メタノールを改質器を用いて水素に変換する改質型と、改質器を用いずに直接メタノールを使用する直接型(DMFC、Direct Methanol Polymer Fuel Cell)の二つに大別される。DMFCは、改質器が不要であるため、小型、軽量化が可能であり、来るべきユビキタス社会に向けた個人用の携帯情報端末(PDA、Personal Digital Assistance)等の電池や専用バッテリーとして、その実用化が期待されている。
DMFCは、電解質膜にプロトン伝導性固体高分子膜を用い、この電解質膜を介して、拡散層となる多孔性カーボンペーパー上に触媒を塗布してなるアノード極とカソード極を接合し、アノード極側には燃料としてのメタノール水溶液を供給するための流路溝を有するアノード極側セパレータが設けられ、カソード極側には酸化剤ガスとしての空気を供給するための流路溝を有するカソード極側セパレータが設けられた構造となっているのが一般的である。
アノード極にメタノール水溶液を供給し、カソード極に空気を供給すると、アノード極ではメタノールと水との酸化反応によって炭酸ガスが生成すると共に水素イオンと電子が放出され(CH3OH+H2O→CO2+6H++6e-)、カソード極では電解質膜を通過してきた前記水素イオンと空気との還元反応によって水が生成して(6H++(3/2)O2+6e-→3H2O)、アノード極とカソード極を繋ぐ外部回路に電気エネルギーを得ることができる。従って、DMFCの全反応は、メタノールと酸素から水と二酸化炭素が生成する反応である。
一般にアノード極とカソード極は、白金などの金属触媒とカーボンブラックなどの導電性カーボン又は触媒担持カーボン及び高分子電解質を含む混合体によって構成される。燃料電池用電極に使用する白金触媒のコストは燃料電池全体の数十%を占めるので、燃料電池のコストを下げるためには、使用する白金触媒量を低減することが必要である。
一方、従来の触媒層の作製法では、触媒層として使用した白金のうちの20〜30%しか電極反応に関与していない。反応後のプロトン伝導は、高分子電解質が接触する3相界面でのみ起こる。3相界面に燃料が供給され、反応後カーボンが電子を伝導し高分子電解質がプロトンを伝導する。しかし、従来の触媒層の作製法では白金触媒の周辺に高分子電解質が存在する割合が小さいので、速やかな物質移動が行われ難い環境にある。
特許文献1には、触媒の利用率を高めるため、コアの触媒金属をコアの触媒金属とは異なる触媒金属で被覆したコアシェルタイプの触媒金属を用いるとともに、高分子電解質のプロトン伝導経路に接するカーボン粒子の表面に担持された触媒金属量を全触媒金属量の50質量%以上とすることが開示されている。
特許文献2には、高分子電解質と触媒を十分且つ均一に接触させ、電極内部の反応面積を増大させるために、水素イオン伝導性高分子電解質の分子長を30〜200nmとし、これを触媒担持カーボンと溶媒を介して混合するとき、溶媒の誘電率を適切に選択することが重要であることが開示されている。
特許文献3には、触媒担持カーボンのカーボンとして、スルホン酸基のような水素イオン解離が可能な有機基を有するカーボンを用いる技術が開示されている。
非特許文献1には、白金触媒の利用効率を高める技術として、モノマーをカーボン表面で反応させて化学結合させることにより、電解質ポリマーをカーボン表面に固定化したグラフト化白金担持触媒が開示されている。
特開2001−118582号公報 特開2002−63912号公報 特開2004−79420号公報 次世代燃料電池の技術開発報告会要旨集(平成15年12月14日)独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 燃料電池・水素技術開発部
燃料電池の発電効率を高めるために、触媒の利用効率を高めることは有効な手段の一つである。触媒の利用効率を高めるために、上記の特許文献1〜3や非特許文献1に記載された技術が知られている。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、カーボン細孔内にプロトン伝導経路が形成されないので、触媒が有効利用されないという問題がある。特許文献2に記載された技術でも、特許文献1に記載された技術と同様に、カーボン細孔内に高分子電解質が十分に入り込めないので、十分な3相界面が形成されているとは言い難いという問題がある。特許文献3に記載された技術では、カーボン表面にスルホン酸基が単分子で結合しているだけであるので、触媒の利用効率を高める効果は期待するほど大きくない。また、非特許文献1に記載された技術では、カーボン表面にポリマーのグラフト鎖を化学結合させるので、製造工程が複雑である上、ポリマーのグラフト鎖がカーボン表面に固定されてしまい自由度がなくなり、触媒の利用効率の大幅な向上は見られなかった。
以上のように、燃料電池の発電効率を高めるために、触媒の利用効率を高める画期的な技術開発が望まれていた。本発明はこれらの課題を解決するものであり、触媒の利用効率が高められた燃料電池用電極、及びそれを用いた燃料電池、並びに触媒の利用効率が高められたを燃料電池用電極触媒の製造方法を提供することを目的とする。
請求項に係る燃料電池用電極触媒の製造方法は、
(i)触媒又は触媒担持カーボン及びイオン性解離基を有する重合可能なモノマーを含む分散液を攪拌若しくは分散することにより、前記触媒又は触媒担持カーボンに前記イオン性解離基を有する重合可能なモノマーを物理吸着させる工程と、
(ii)前記イオン性解離基を有する重合可能なモノマーが物理吸着した触媒又は触媒担持カーボンを濾別する工程と、
(iii)前記濾別したイオン性解離基を有する重合可能なモノマーが物理吸着した触媒又は触媒担持カーボンを分散媒中に分散する工程と、
(iv)前記分散媒中で前記触媒又は触媒担持カーボンに物理吸着した重合可能なモノマーを重合する工程と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、触媒の利用効率が高められた燃料電池用電極触媒の製造方法提供することができた。
本発明は、触媒又は触媒担持カーボンにイオン性解離基を有する重合可能なモノマーを物理吸着させた後、前記モノマーを重合させることにより、触媒又は触媒担持カーボンがイオン性解離基を有するポリマーで被覆されることにより、触媒の利用効率が飛躍的に高められることに着目してなされたものである。
モノマーは、その大きさが数オングストローム程度であり、カーボンの小さい細孔内に自由に進入できるので、イオン性解離基を有する重合可能なモノマーはカーボンの外表面のみならず、小さい細孔内の表面にも物理吸着する。この状態で、モノマーを重合させるので、触媒金属とカーボンとプロトン伝導性ポリマー(イオン性解離基を有する重合可能なモノマーを重合することにより得られたポリマー)の3者がそれぞれが十分に接触できるので、3相界面が形成されて、触媒の利用効率が飛躍的に高められるものと考えられる。
以下に、図面を参照して本発明の燃料電池の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の燃料電池の単セルIを示す模式図である。固体高分子電解質膜1は、アノード極側触媒層2とカソード極側触媒層3に挟まれる形で配置されている。アノード極側触媒層2とカソード極側触媒層3は、それぞれカーボンペーパーのような多孔質導電性シートで形成された拡散層4、5の上に設けられている。ここでは便宜上、拡散層4とその上に設けられたアノード極側触媒層2を含めてアノード極と称し、拡散層5とその上に設けられたカソード極側触媒層3を含めてカソード極と称する。
アノード極側触媒層2及びカソード極側触媒層3の少なくとも一方は、触媒又は触媒担持カーボンにイオン性解離基を有する重合可能なモノマーを物理吸着させた後、前記モノマーを重合させて得られるイオン性解離基を有するポリマーで被覆された触媒又は触媒担持カーボン(以下、本発明に係る触媒又は触媒担持カーボンという)を含むことが必須である。本発明においては、アノード極側触媒層2に、本発明に係る触媒又は触媒担持カーボンを含むことが好ましいが、アノード極側触媒層2及びカソード極側触媒層3の両者に、本発明に係る触媒又は触媒担持カーボンを含むことがより好ましくい。
本発明に係る触媒に用いることができる金属触媒としては、例えば、白金、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、金、銀、鉄、コバルト、ニッケル、クロム、タングステン、マガジン、バナジウム又はこれらの多元合金である。これらの中で、本発明において好ましく用いることができる金属触媒としては、白金又は白金合金である。
本発明では、これらの金属触媒をカーボン粒子に担持させることにより得られる金属触媒担持カーボンを用いることができる。
金属触媒を担持するカーボン粒子としては、活性炭、カーボンブラック、グラファイト及びそれらの混合物を好ましく採用することができる。例えば、カーボンブラックとしてはアセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等が挙げられる。市販で入手できるカーボンブラックとしては、Denka BLACK(電気化学工業社製)、Valcan XC−72(キャボット社製)、Black Pearl 2000(同前)、Ketjen Black EC300J(ケェチェンブラック・インターナショナル社製)等を挙げることができる。また、カーボン粒子を親水化処理をして用いることもできる。特に、カルボキシル基を有する化合物で処理してカルボキシル化したもの、スルホン酸基を有する化合物で処理してスルホン化したものが好ましい。
金属触媒をカーボン粒子に担持させる方法としては、例えば、カーボンブラック分散液に白金やルテニウム等の金属触媒の塩を加え、次いで、ヒドラジン等を用いて還元し、ろ過、乾燥する方法が挙げられる。また、本発明においては、乾燥後に更に熱処理を行っても良い。カーボン粒子として市販されているValcan XC−72に白金又は白金−ルテニウム触媒を担持させたもの(田中貴金属(株)製)等を用いることもできる。
次に、イオン性解離基を有する重合可能なモノマーについて説明する。
イオン性解離基としては、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基等を挙げることができるが、本発明においては特にスルホン酸基が好ましい。また、モノマーとしては、分子中に1個以上のエチレン性不飽和結合を有する化合物を採用し得るが、モノマーユニット中にベンゼン環を含む化合物が好ましい。したがって、本発明において好ましいイオン性解離基を有する重合可能なモノマーは、イオン性解離基としてスルホン酸基を有し、且つ、分子中に1個以上のエチレン性不飽和結合を有する化合物である。また、イオン性解離基を有する重合可能なモノマーは一種だけでなく二種以上を併用することもできる。
以下に、イオン性解離基を有する重合可能なモノマーの代表例を挙げるが、これらに限定されるものではない。例えば、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、p−スチレンスルホン酸、(メタ)アクリル酸ブチル−4−スルホン酸、(メタ)アクリロキシベンゼンスルホン酸、t−ブチルアクリルアミドスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、イソプレンスルホン酸等が挙げられる。これらの中でも、p−スチレンスルホン酸が特に好ましい。なお、使用に際しては例えば、Na等の塩の形で使用することができる。
これらのイオン性解離基を有する重合可能なモノマーの使用量は、モノマーの種類によっても異なるが、概ね、金属触媒担持カーボン1g(担持される金属の量;40〜80質量%)当たり、0.01〜5mmol、好ましくは0.01〜0.4mmolである。
また、本発明においては、反応性乳化剤を併用して前記イオン性解離基を有する重合可能なモノマーを共重合することが好ましい。この方法を用いることにより、前記イオン性解離基を有する重合可能なモノマーを、触媒担持カーボンの表面により強固に物理吸着させることができる。
本発明において用いることができる反応性乳化剤の例として、例えば、ノニオン系反応性乳化剤としては、第一工業製薬(株)から販売されているアクアロンRN−10、RN−20、RN−30、RN−50、旭電化(株)から販売されているアデカリアソープNE−10、NE−20、NE−30等が挙げられる。また、アニオン系反応性乳化剤としては、第一工業製薬(株)から販売されているアクアロンHS−10、HS−20、HS−1025、アクアロンKH−05、KH−10、花王(株)から販売されているラテムルS−180、旭電化(株)から販売されているアデカリアソープSE−10N、SE−20N等が挙げられる。
金属触媒担持カーボンに、イオン性解離基を有する重合可能なモノマーを物理吸着させる手段について説明する。金属触媒担持カーボンとイオン性解離基を有する重合可能なモノマーとメタノールなどの分散溶媒の混合物を、攪拌機を用いて十分に撹拌し、イオン性解離基を有する重合可能なモノマーが物理吸着した金属触媒担持カーボンの分散液を製作する。次いで、この分散液から分散溶媒をろ過などの手段により除去し、固形分を得る。得られた固形分を真空乾燥などの手段により十分に乾燥し、イオン性解離基を有する重合可能なモノマーが物理吸着した金属触媒担持カーボン粉体を得ることができる。前記の攪拌機の代わりに、超音波分散機を用いることにより、より均一に金属触媒担持カーボンにイオン性解離基を有する重合可能なモノマーを物理吸着させることができる。
続いて、イオン性解離基を有する重合可能なモノマー、架橋剤、さらに必要に応じて前記の反応性乳化剤を、水などの分散媒中で分散する。この分散液を加温して、分散液中に重合開始剤を添加して重合反応を行う。重合反応終了後、ろ過などの手段より、分散媒を除去し、得られた固形分を真空乾燥などの手段により十分に乾燥させる。これによって、イオン性解離基を有するポリマーで被覆された触媒担持カーボンを得ることができる。
重合開始剤は、従来より知られているものを適宜に用いることができる。重合開始剤としては、熱重合開始剤または光重合開始剤が好ましい。ここで熱重合開始剤とは、熱エネルギーを与えることにより重合性のラジカルを発生することが可能な化合物をいう。熱重合開始剤としては、例えば、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビスプロピオニトリル等のアゾビスニトリル系化合物、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酸化アセチル、過安息香酸t−ブチル、α−クミルヒドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、過酸類、アルキルパーオキシカルバメート類、ニトロソアリールアシルアミン類等の有機過酸化物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過塩素酸カリウム等の無機過酸化物、ジアゾアミノベンゼン、p−ニトロベンゼンジアゾニウム、アゾビス置換アルカン類、ジアゾチオエーテル類、アリールアゾスルフォン類等のアゾまたはジアゾ系化合物、ニトロソフェニル尿素、テトラメチルチウラムジスルフィド、ジアリールジスルフィド類、ジベンゾイルジスルフィド、テトラアルキルチウラムジスルフィド類、ジアルキルキサントゲン酸ジスルフィド類、アリールスルフィン酸類、アリールアルキルスルフォン類、1−アルカンスルフィン酸類等を挙げることができる。
これらの熱重合開始剤の中で、特に好ましいものは常温での安定性に優れ、加熱時の分解速度が速い化合物である。重合開始剤の使用量は、重合性の組成物の全質量に対し0.1〜30質量%が好ましく、0.5〜20質量%の範囲がより好ましい。
架橋剤としては、分子中に1個以上のエチレン性不飽和結合を有する不飽和化合物を挙げることができる。代表的には、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸エステル類やスチレン類が好適である。また、分子中に複数個のエチレン性不飽和結合を有する化合物としては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ヘキサメチレンジオールジ(メタ)アクリレートやジビニルベンゼン、N,N’−メチレンビスアクリルアミド等を挙げることができる。
本発明においては、分子中に複数個のエチレン性不飽和結合を有する化合物は、架橋構造を形成するので、電解質膜の耐久性向上の目的のためには特に好ましい化合物である。
重合反応の温度は、重合開始剤の種類によっても異なるが、概ね50〜80℃、好ましくは55〜65℃である。また、反応時間は、概ね1〜3時間程度である。
本発明の燃料電池用電極は、本発明に係る触媒担持カーボンに加え、高分子電解質を含有することが好ましい。含有することができる高分子電解質としては、プロトン伝導性高分子電解質膜に用いられるような、イオン導電性を有する電解質であれば特に制限は無く、例えば、フッ素系電解質、部分フッ素系電解質、炭化水素系電解質等が挙げられる。例えば、有機系の含フッ素高分子を骨格とするイオン交換樹脂、例えばパーフルオロカーボンスルホン酸樹脂等が挙げられる。パーフルオロカーボンスルホン酸樹脂としては、ナフィオン112(商品名、デュポン社製)、ナフィオン117(商品名、デュポン社製)やDOW膜(商品名、ダウ・ケミカル社製)等として入手できる。その他に、スルホン化ポリエーテルケトン、スルホン化ポリエーテルスルホン、スルホン化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホン化ポリスルホン、スルホン化ポリスルフィド、スルホン化ポリフェニレン等のスルホン化プラスチック系電解質、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルケトン、スルホアルキル化ポリエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリスルホン、スルホアルキル化ポリスルフィド、スルホアルキル化ポリフェニレン等のスルホアルキル化プラスチック系電解質等を挙げることができる。
本発明に係る金属触媒担持カーボンと高分子電解質の使用比率は、必要とされる電極特性に応じて適宜決められるべきものであり、特に限定されるものではない。例えば、本発明に係る金属触媒担持カーボン/高分子電解質の質量比率で、5/95〜95/5が好ましく、40/60〜85/15がさらに好ましいものである。
触媒層には種々の添加物を加えることができる。例えば、電子伝導性向上のための炭素等の導電剤や、結着性向上のための高分子バインダー、撥水性向上のための撥水性付与剤等の添加物などがある。撥水性付与剤としては、例えば、テフロン(登録商標)等のポリテトラフロロエチレン(PTFE)、テトラフロロエチレン−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン共重合体等の含フッ素樹脂が挙げられる。
拡散層4、5は、アノード極側触媒層2とカソード極側触媒層3への反応ガスの供給及び電子の授受を行い、その電子を集電層と受け渡しするための層であり、一般に、多孔質であり、且つ、電子伝導性を有する材料が用いられる。多孔質であり、且つ、電子伝導性を有する材料としては、電気抵抗が低く、集電できる機能を有する材料であればよい。導電性物質を主とするものが挙げられ、例えば、ポリアクリロニトリルからの焼成体、ピッチからの焼成体、黒鉛及び膨張黒鉛等の炭素材、ナノカーボン材料、ステンレススチール、モリブデン、チタン等が挙げられる。
導電性無機物質の形態は特に限定されず、例えば、繊維状ないしは粒子状で用いることができる。ガス透過性の点から、繊維状導電性無機物質、例えば、炭素繊維等の無機導電性繊維が好ましい。無機導電性繊維としては、織布或いは不織布いずれの構造も使用可能である。例えば、東レ(株)製カーボンペーパーTGPシリーズ、SOシリーズ、E−TEK社製カーボンクロスなどが用いられる。織布としては、平織、斜文織、朱子織、紋織、綴織など、特に限定されること無く用いられる。また、不織布としては、抄紙法、ニードルパンチ法、スパンボンド法、ウォータージェットパンチ法、メルトブロー法によるもの等、特に限定されること無く用いられる。また、編物であってもよい。
炭素繊維を用いた場合、耐炎化紡績糸を用いた平織物を炭化又は黒鉛化した織布、耐炎化糸をニードルパンチ法やウォータージェットパンチ法等による不織布加工した後に炭化あるいは黒鉛化した不織布、耐炎化糸、炭化糸又は黒鉛化糸を用いた抄紙法によるマット不織布等が好ましく用いられる。特に、薄く強度のある布帛が得られる点から不織布を用いるのが好ましい。また、特開2003−109618号に記載されているようなカーボンナノファイバ等を用いることも有効である。
炭素繊維からなる無機導電性繊維を用いた場合、炭素繊維としては、ポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維、フェノール系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維等が挙げられる。なかでも、PAN系炭素繊維が好ましい。
拡散層4にアノード極側触媒層2を塗布し、次いで、熱処理することによりアノード極を作製することができる。また同様に、拡散層5にカソード極側触媒層3を塗布し、次いで熱処理することによりカソード極を作製することができる。
プロトン導電性を有する固体高分子電解質膜1としては、スルホン化ポリイミド系高分子電解質膜、フッ素系高分子電解質膜、炭化水素系高分子電解質膜、複合材料等公知のものを採用することができる。
例えば炭化水素系高分子電解質材料としては、スルホン化ポリエーテルケトン、スルホン化ポリエーテルスルホン、スルホン化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホン化ポリスルホン、スルホン化ポリスルフィド、スルホン化ポリフェニレン等のスルホン化エンジニアリングプラスチック系電解質、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルケトン、スルホアルキル化ポリエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリスルホン、スルホアルキル化ポリスルフィド、スルホアルキル化ポリフェニレン等のスルホアルキル化エンジニアリングプラスチック系電解質等がある。
これらの電解質材料のスルホン酸当量としては0.5〜2.0ミリ当量/g乾燥樹脂、好ましくは0.7〜1.6ミリ当量/g乾燥樹脂である。スルホン酸当量が0.5ミリ当量/g乾燥樹脂より小さい場合は、イオン伝導抵抗が大きくなり、2.0ミリ当量/g乾燥樹脂より大きい場合には水に溶解しやすくなる傾向にある。
アノード極とカソード極とで固体高分子電解質膜1を挟持し、固体高分子電解質膜1と同一の電解質溶液をアノード極側触媒層2とカソード極側触媒層3のそれぞれに塗布し、ホットプレスすることにより、電解質膜−電極接合体(MEA)を作製することができる。
以上のようにして作製した電解質膜−電極接合体(MEA)の外側に、燃料流路と酸化剤流路を形成する溝が形成された集電体としてのセパレータ6(燃料配流板)と、セパレータ7酸化剤配流板(酸化剤配流板)とを配したものを単セルとし、この単セルを複数個、冷却板等を介して積層することにより、燃料電池が構成される。燃料電池は単セルでもよいし、また、セパレータを設けず集電部をメッキ等で構成する形でもよい。
本発明の燃料電池に採用できる燃料としては、水素ガス、メタノール、エタノール、1−プロパノール、ジメチルエーテル、アンモニア等が挙げられるが、メタノールが好ましい。また、本発明においては、酸化剤ガスとして空気を使用することが好ましい。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〈ポリマーで被覆された白金担持カーボン触媒の作製〉
(触媒1)
白金担持カーボン触媒(TEC−61E54、田中貴金属株式会社製)5g、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(以下、AMPSと略す)10mol/lをメタノール100mlに添加し、十分撹拌した。その後、ろ過でメタノールを除去し、得られた固形分を真空乾燥した。表面にAMPSが吸着した白金担持カーボン触媒の粉体が得られた。次いで、3口フラスコを用いて、水100g中に得られた触媒粉体を3g、架橋剤としてN,N’−メチレンビスアクリルアミドを5mg添加し、60℃に昇温後、重合開始剤である過硫酸アンモニウム5mgを添加し、撹拌しながら2時間重合反応させ、AMPSポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒分散液を作製した。反応終了後、液体をろ別して、得られた固形分を真空乾燥した。AMPSポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒が得られた。
(触媒2)
触媒1のAMPSを、p−スチレンスルホン酸ナトリウム(旭化成ファインケム株式会社製)に代えた以外は、触媒1と同様の操作を行った。その後、酸処理によりナトリウムを置換させてp−スチレンスルホン酸ポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒分散液を作製した。反応終了後、液体をろ別して、得られた固形分を真空乾燥した。p−スチレンスルホン酸ポリマーポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒が得られた。
(触媒3)
触媒1のAMPSを、p−スチレンスルホン酸ナトリウム(旭化成ファインケム株式会社製)9mol/l、ポリオキシエチレンアクリルフェニルエーテル硫酸エステルアンモニウム塩1mol/lに代えた以外は、触媒1と同様の操作を行った。その後、酸処理によりナトリウムを置換させて、スルホン酸基を有するポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒分散液を作製した。反応終了後、液体をろ別して、得られた固形分を真空乾燥した。スルホン酸基を有するポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒が得られた。
(触媒4)
触媒3と同様の処方で、モノマーを白金担持カーボン触媒に吸着させる過程で超音波分散処理を行った以外は、触媒3と同様の操作を行い、スルホン酸基を有するポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒を得た。
(比較触媒1)
白金担持カーボン触媒(TEC−61E54、田中貴金属株式会社製)5g、水酸化ナトリウム1.2gを37%ホルムアルデヒド水溶液150mlに添加し、70℃で28時間反応させた。その後、ろ別、洗浄、乾燥を行い、メチロール化した白金担持カーボン触媒粉体を得た。メチロール化した白金担持カーボン触媒0.3gを9mlのAMPS水溶液(4.7mol/l)に添加し、窒素置換後、0.2mol/lのCe4+水溶液(1mol/l硝酸に硝酸セリウムアンモニウムを溶解したもの)を1ml加え、撹拌しながら30℃で重合反応を行った。反応終了後、得られた生成物を真空乾燥した。表面にAMPSが化学吸着された白金担持カーボン触媒が得られた。
〈電極の作製〉
炭素繊維クロス基材を20質量%ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)分散液に浸漬し、撥水処理した炭素繊維クロス基材を得た。この撥水処理した炭素繊維クロス基材に、PTFEを20質量%含むカーボンブラック分散液を塗布、乾燥後、焼成して電極基材を作製した。
(アノード電極1)
上記で作製した電極基材上に、触媒1で作製したAMPSポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒5g、20質量%のナフィオン溶液(デュポン社製)からなるアノード電極触媒塗布液を塗布、乾燥し、アノード電極1を作製した。触媒量は白金質量で2mg/cm2となるようにした。
(アノード電極2、3、4)
アノード電極1の作製と同様にして、アノード電極2、3、4をそれぞれ作製した。ただし、アノード電極2は、触媒1で作製したAMPSポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒に代えて、触媒2で作製したp−スチレンスルホン酸ポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒を用いた。同様に、アノード電極3は、触媒3で作製したスルホン酸基を有するポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒を用いた。アノード電極4は、触媒4で作製したスルホン酸基を有するポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒を用いた。
(比較アノード電極1)
アノード電極1の作製において、触媒1で作製したAMPSポリマーで表面が被覆された白金担持カーボン触媒に代えて、比較触媒1で作製した表面にAMPSが化学吸着された白金担持カーボン触媒を用いた以外は、アノード電極1の作製と同様にして、比較アノード電極1を作製した。
(カソード電極の作製)
上記で作製した電極基材上に、白金担持カーボン触媒(TEC−61E54、田中貴金属株式会社製)5g、20質量%のナフィオン溶液(デュポン社製)からなるカソード電極触媒塗布液を塗布、乾燥し、カソード電極を作製した。触媒量は白金質量で2mg/cm2となるようにした。
〈電解質膜−電極接合体(MEA)の作製〉
上記で作製したアノード電極とカソード電極で、固体高分子膜であるナフィオン112(デュポン社製、膜厚約50μm)を挟持し、加熱プレスすることでMEAを作製した。
アノード電極1を用いたMEAをMEA1とする。同様に、アノード電極2、3、4を用いたMEAを、それぞれMEA2、3、4とする。また、比較アノード電極1を用いたMEAを比較MEA1とする。
〈評価と結果〉
上記で作製したMEAを用いて直接メタノール燃料電池の単セルを組み立て、温度25℃、大気圧下での燃料流量10ml/分、空気の流速100ml/分の条件で、アノード極側に3%メタノール水溶液を、カソード極側に空気を供給して、燃料電池を作動させて、電流−電圧特性を評価した。
電圧0.4Vでの電流密度の結果を表1に示す。
Figure 0004591029
表1の結果から、本発明の試料は比較の試料に比べて、電流密度が高く、白金触媒が有効に利用されていることがわかる。
本発明の燃料電池の単セルIを示す模式図である。
符号の説明
I 燃料電池の単セル
1 固体高分子電解質膜
2 アノード極側触媒層
3 カソード極側触媒層
4、5 拡散層
6、7 セパレータ

Claims (1)

  1. (i)触媒又は触媒担持カーボン及びイオン性解離基を有する重合可能なモノマーを含む分散液を攪拌若しくは分散することにより、前記触媒又は触媒担持カーボンに前記イオン性解離基を有する重合可能なモノマーを物理吸着させる工程と、
    (ii)前記イオン性解離基を有する重合可能なモノマーが物理吸着した触媒又は触媒担持カーボンを濾別する工程と、
    (iii)前記濾別したイオン性解離基を有する重合可能なモノマーが物理吸着した触媒又は触媒担持カーボンを分散媒中に分散する工程と、
    (iv)前記分散媒中で前記触媒又は触媒担持カーボンに物理吸着した重合可能なモノマーを重合する工程と、を有することを特徴とする燃料電池用電極触媒の製造方法。
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