JP4590681B2 - 積層ポリエステルフィルム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積層ポリエステルフィルムに関し、さらに詳しくは、本発明は、インクジェット印刷におけるインク受容層との接着性および耐水性を満足し得る積層ポリエステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録液を使用して記録を行なう方法として、最近ではインクジェット記録方式が出現している。インクジェット記録法は、種々の動作原理により記録液の小滴を発生させ、これを飛翔させて紙などの被記録材に付着させて記録を行なうものであるが、このインクジェット記録法は、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行える記録法として注目されている。また、インクジェット記録用の記録液としては、安全性と印刷適性の面から主に水系の記録液が使用されている。
【0003】
このインクジェット記録法に使用される被記録材としては、従来、通常の紙が一般的に使用されてきた。しかしながら、記録の高速化あるいは多色化など、インクジェット記録機の性能の向上に伴い、インクジェット記録用の被記録材に対しても、より高度な特性が要求されつつある。
【0004】
すなわち、高解像度、高品質の記録画質を得るために、インク吸収性が高く、発色性に優れたインクジェット用被記録材が提案されている。例えば、各種吸水性の有機材料や擬ベーマイトを主成分とした無機系材料を用いたインク受容層を有するインクジェット用被記録材があげられる(特開平3−215082号公報など)。
【0005】
一方、二軸配向ポリエステルフィルムは、寸法安定性、機械的性質、耐熱性、透明性および電気的性質などに優れた性質を有することから、磁気記録材料、包装材料、電気絶縁材料、各種写真材料およびグラフィックアーツ材料などの多くの用途の基材フィルムとして広く使用されている。
【0006】
一般に、二軸配向ポリエステルフィルムは表面が高度に結晶配向しているため、各種塗料や樹脂、インキとの接着性に乏しいという欠点を有している。このため、従来から、ポリエステルフィルム表面に種々の方法で接着性を与えるための検討がなされてきた。
【0007】
従来、ポリエステルフィルムに接着性を付与する方法としては、例えば、基材となるポリエステルフィルム表面にコロナ放電処理、紫外線照射処理あるいはプラズマ処理などを行なう表面活性化法、酸、アルカリあるいはアミン水溶液などの薬剤による表面エッチング法、フィルム表面にアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂あるいはポリオレフィン樹脂などの各種樹脂をプライマー層として設ける方法、などが知られている(特開昭58−29626号公報、特開昭60−149442号公報、特開昭62−152850号公報および特開平1−108037号公報など)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のポリエステルフィルムは、なおインクジェット印刷におけるインク受容層との接着性が不足するという問題があった。本発明は、このような従来技術の欠点を改良し、インクジェット印刷におけるインク受容層との接着性および耐水性を満足し得るインク受容層を形成するための積層ポリエステルフィルムを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成する本発明の積層ポリエステルフィルムは、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水性ポリエステル樹脂と水酸基を含有するビニル系樹脂が固形分重量比で65/35〜80/20の割合で混合されてなる塗布層が形成されてなり、該ビニル系樹脂の水酸基価が30〜80mgKOH/gであり、かつ水溶性樹脂および/または水分散性樹脂を含有するインク受容層が該塗布層上に形成される態様で用いられることを特徴とする積層ポリエステルフィルムである。
【0010】
また、本発明の積層ポリエステルフィルムでは、塗布層上に更に水溶性樹脂および/または水分散性樹脂を含有するインク受容層が形成されていることが好ましく、このようにして準備された本発明の積層ポリエステルフィルムは、インクジェット印刷用に好適に用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の積層ポリエステルフィルムにおいて、ポリエステルフィルムを構成するポリエステルとは、エステル結合を主鎖の主要な結合鎖とする高分子化合物の総称であって、好ましいポリエステルとしては、エチレンテレフタレート、エチレン−2,6−ナフタレート、ブチレンテレフタレート、エチレン−α,β−ビス(2−クロロフェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボキシレート等から選ばれた少なくとも1種の構成成分を主要構成成分とするものを用いることができる。これら構成成分は1種のみ用いても、2種以上併用してもよいが、中でも品質、経済性などを総合的に判断すると、エチレンテレフタレートを主要構成成分とするポリエステルを用いることが特に好ましい。また、ポリエステルフィルムに熱が作用する場合には、耐熱性や剛性に優れたポリエチレン−2,6−ナフタレートを用いることが好ましい。
【0012】
また、これらポリエステルには、更に他のジカルボン酸成分やジオール成分が一部、好ましくは20モル%以下共重合されていてもよい。更に、このポリエステル中には、各種添加剤、例えば、酸化防止剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、有機の易滑剤、顔料、染料、有機または無機の微粒子、充填剤、帯電防止剤および核剤などがその特性を悪化させない程度に添加されていてもよい。
【0013】
上述したポリエステルの極限粘度(25℃のo−クロロフェノール中で測定)は、0.4〜1.2dl/gが好ましく、より好ましくは0.5〜0.8dl/gの範囲にあるポリエステルが本発明を実施する上で好適である。
【0014】
上記ポリエステルを使用したポリエステルフィルムは、塗布層が設けられた後の状態においては二軸配向されたものであることが好ましい。二軸配向ポリエステルフィルムとは、一般に、未延伸状態のポリエステルシートまたはフィルムを長手方向および幅方向に通常各々2.5〜5倍程度延伸され、その後、熱処理が施されて、結晶配向が完了されたものであり、広角X線回折で二軸配向のパターンを示すものをいう。
【0015】
本発明で用いられるポリエステルフィルムの厚みは特に限定されるものではなく、適宜選択されるが、機械的強度やハンドリング性などの点から、通常1〜500μm、好ましくは5〜300μmである。また、得られたフィルムを各種の方法で貼り合わせて用いることもできる。
【0016】
また、本発明のポリエステルフィルムとしては、透明タイプのポリエステルフィルムの他に、白色ポリエステルフィルムも好適に用いられる。この白色ポリエステルフィルムは、白色に着色されたポリエステルフィルムであれば特に限定されるものではなく、好ましくは白色度が85〜150%、より好ましくは90〜130%であり、また光学濃度が好ましくは0.5〜5、より好ましくは1〜3の場合である。例えば、白色度が小さい基材のポリエステルフィルムを使用した場合は、反対面の模様や着色が透過し表面の印刷層の美観が損なわれ易く、一方、光学濃度が小さい場合は、十分な光線反射が得られず、肉眼で見た場合白さが減少する、反対面の影響を受けるなど好ましくない。
【0017】
このような光学濃度と白色度を得る方法は、特に限定されないが、通常は無機粒子あるいはポリエステルと非相溶の樹脂の添加により得ることができる。これらを添加する量は特に限定されないが、無機粒子の場合は、好ましくは3〜35重量%、より好ましくは5〜25重量%である。また、非相溶性の樹脂を添加する場合は、好ましくは3〜35体積%、より好ましくは5〜25体積%である。
【0018】
該無機粒子は、特に限定されないが、好ましくは平均粒径0.1〜4μm、より好ましくは0.3〜1.5μmの無機粒子などをその代表的なものとして用いることができる。無機粒子としては具体的には、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、酸化チタン、シリカ、アルミナ、タルク、クレー等あるいはこれらの混合物を使用でき、これらの無機粒子は他の無機化合物、例えばリン酸カルシウム、酸化チタン、雲母、ジルコニア、酸化タングステン、フッ化リチウム、フッ化カルシウムなどと併用されてもよい。また、上述した無機粒子の中でもモース硬度が5以下、好ましくは4以下の無機粒子を使用する場合、白色度が更に増すためより好ましい。
【0019】
上述のポリエステルと非相溶の樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレン−2、6−ナフタレートと混合する場合についていえば、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、変性オレフィン樹脂、ポリブチレンテレフタレート系樹脂、フェノキシ樹脂またはポリフェニレンオキシドなどを用いることができ、当然、上述した無機粒子と併用してもよい。例えば、特に、無機粒子やポリエステルと非相溶の樹脂を混合して2軸延伸し、内部に空洞を有する、比重が0.5〜1.5程度の白色ポリエステルフィルムは、印刷特性が良好になるので好ましい。
【0020】
本発明の積層ポリエステルフィルムにおいては、基材であるポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水性ポリエステル樹脂と水酸基を含有するビニル系樹脂が固形分重量比で65/35〜80/20の割合で混合されてなる塗布層が形成されていることが重要である。該固形分重量比がこの範囲外であると、水性ポリエステル樹脂が少ないときには基材となるポリエステルフィルムとの接着性や耐水性が不足し、またビニル系樹脂が少ないときにはインク受容層との接着性や耐水性が不足する。
【0021】
本発明にかかる塗布層に用いられる水性ポリエステル樹脂は、水溶性および/または水分散性を示し、主鎖あるいは側鎖にエステル結合を有するものであればよく、特に限定されないが、酸成分とグリコール成分から重縮合して得ることができる。
【0022】
水性ポリエステル樹脂を構成する酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,5−ジメチルテレフタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,2−ビスフェノキシエタン−p,p’−ジカルボン酸、フェニルインダンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸など、およびそれらのエステル形成性誘導体などを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
【0023】
また、スルホン酸基およびスルホン酸塩基を導入することで、ポリエステル樹脂に水性を付与することができ、該基を含む酸成分として、例えば、スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル酸、4−スルホイソフタル酸、4−スルホナフタレン−2,7−ジカルボン酸、スルホ−p−キシリレングリコール、2−スルホ−1,4−ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼンなどのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩など、を用いることができるが、本発明ではこれに限定されるものではない。
【0024】
また、カルボン酸基およびカルボン酸塩基を導入することで、ポリエステル樹脂に水性を付与することができ、該基を含む酸成分として、例えば、トリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸、4−メチルシクロヘキセン−1,2,3−トリカルボン酸、トリメシン酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、1,2,3,4−ペンタンテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフルフリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフルフリル)−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸、1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸、エチレングリコールビストリメリテート、2,2’,3,3’−ジフェニルテトラカルボン酸、チオフェン−2,3,4,5−テトラカルボン酸、エチレンテトラカルボン酸などのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩などを用いることができるが、本発明ではこれに限定されるものではない。
【0025】
また、水性ポリエステル樹脂を構成するグリコール成分としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、2,4−ジメチル−2−エチルヘキサン−1,3−ジオール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−イソブチル−1,3−プロパンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2,2,4,4−テトラメチル−1,3−シクロブタンジオール、4,4’−チオジフェノール、ビスフェノールA、4,4’−メチレンジフェノール、4,4’−(2−ノルボルニリデン)ジフェノール、o−,m−,およびp−ジヒドロキシベンゼン、p,p’−イソプロピリデンジフェノール、シクロペンタン−1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジオールなどを用いることができるが、本発明ではこれに限定されるものではない。
【0026】
本発明にかかる塗布層に用いられるビニル系樹脂は、水酸基を含有するビニル系樹脂であり、該ビニル系樹脂の水酸基価が30〜80mgKOH/gであれば、特に限定されるものではないが、該水酸基価が40〜60mgKOH/gであることがさらに好ましい。該水酸基価がこの範囲外では、接着性や耐水性が不良となる。
【0027】
ビニル系樹脂を構成するモノマー成分として、特に、水酸基を含有するモノマーとして、例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテルなどが挙げられるが、本発明ではこれらに限定されるものではなく、共重合成分として、完全または部分ケン化ポリビニルアルコールおよびそのアニオン、カチオン変性物、アセタール化度またはブチラール化度が30%以下のポリビニルアルコールなどを用いることも可能であり、水酸基の導入方法についても、これらの方法に限定されるものではない。
【0028】
また、該ビニル系樹脂を構成するその他のモノマーとして、特に限定されないが、例えば、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、ラウリル基、ステアリル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ベンジル基、フェニルエチル基など)、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N,N−ジメチロールアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、N−ビニルアセトアミドなどのアミド基含有モノマー、N,N−ジエチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレートなどのアミノ基含有モノマー、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテルなどのエポキシ基含有モノマー、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸およびそれらの塩(リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩など)などのカルボキシル基またはその塩を含有するモノマー、無水マレイン酸、無水イタコン酸などの酸無水物を含有するモノマー、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸およびそれらの塩(リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩など)などのスルホン酸基またはその塩を含有するモノマー、また、他種のモノマーとして、特に限定されないが、例えば、ビニルイソシアネート、アリルイソシアネート、エチレン、スチレン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルトリスアルコキシシラン、アルキルマレイン酸モノエステル、アルキルフマル酸モノエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アルキルイタコン酸モノエステル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、塩化ビニル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体、ポリブチレンオキサイド、カルボキシル化ポリエチレンオキサイドなどを用いることができ、これらは1種もしくは2種以上を用いて共重合される。さらに、変性共重合体(ブロック共重合体、グラフト共重合体など)と併用することができる。
【0029】
また、本発明にかかる塗布層には、本発明の効果が損なわれない範囲内で、他の樹脂、例えば、変性ポリエステル共重合体(例えば、アクリル、ウレタン、エポキシなどで変性したブロック共重合体、グラフト共重合体など)、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、尿素樹脂およびフェノール樹脂、さらにインク受容層に含有される樹脂として後述されている水溶性樹脂および/または水分散性樹脂などが配合されていてもよい。さらに、本発明にかかる塗布層には、本発明の効果が損なわれない範囲内で、各種の添加剤、例えば、酸化防止剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、易滑剤、顔料、染料、有機または無機の微粒子、充填剤、帯電防止剤および核剤などが配合されていてもよい。
【0030】
本発明にかかる塗布層に、粒子を添加することは任意であるが、これらの添加によって易滑性や耐ブロッキング性、およびインク受容層との接着性が向上するので、好適である。該粒子としては、特に限定されないが、シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、アルミナゾル、カオリン、タルク、マイカ、炭酸カルシウムなどを用いることができる。その粒子の平均粒径は、特に限定されないが、0.01〜5μmが好ましく、より好ましくは0.04〜3μmである。また、塗布層中の全樹脂に対する粒子の混合比は、特に限定されないが、固形分重量比で0.05〜8重量部が好ましく、より好ましくは0.1〜3重量部である。
【0031】
また、本発明にかかる塗布層の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.02〜5μm、より好ましくは0.03〜2μm、最も好ましくは0.05〜0.5μmである。該層の厚みが薄すぎると、インク受容層との接着性や耐水性が不良となる場合がある。
【0032】
基材であるポリエステルフィルム上に上記の塗布層を形成する方法としては、特に限定されないが、各種の塗布方法、例えば、リバースコート法、グラビアコート法、ロッドコート法、バーコート法、ダイコート法およびスプレーコート法などを用いることができる。好ましくは、ポリエステルフィルムの製造工程において、有機溶媒あるいは水に溶解、分散させた樹脂を塗布する方法が使用される。 本発明の積層ポリエステルフィルムにおいては、さらにその塗布層上にインク受容層を形成することができる。塗布層上に形成されるインク受容層は、水溶性樹脂および/または水分散性樹脂を含有するものであり、インクジェット用インクを吸収させるものであれば、特に限定されるものではない。該水溶性樹脂および/または水分散性樹脂としては、例えば、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルエチルセルロース、セルロースサルフェート、かんしょデンプン、馬鈴薯デンプン、酸化デンプン、リン酸デンプン、カルボキシル化デンプン、ヒドロキシエチル化デンプン、シアノエチル化デンプン、アクリル酸グラフトデンプン、デキストリン、コーンスターチ、こんにゃく、ふのり、寒天、アルギン酸ナトリウム、トロロアオイ、トラガントガム、アラビアゴム、ローカストビーンガム、グアガム、ペクチン、カラギニン、にかわ、ゼラチン、カゼイン、大豆蛋白、アルブミン、完全または部分ケン化ポリビニルアルコール及びそのアニオン、カチオン変性物、アセタール化度またはブチラール化度が30%以下のポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド及びその共重合体、ポリビニルピロリドン及びその共重合体、ポリ−N−ビニルアセトアミド及びその共重合体、ポリエチレンオキサイド、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体、ポリブチレンオキサイド、カルボキシル化ポリエチレンオキサイド、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩、スチレン−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体などが挙げられるが、これらの化合物に特に限定されるものではない。これらの水溶性樹脂または水分散性樹脂は、1種または2種以上を混合してもよい。
【0033】
また、該インク受容層に、カチオン性物質や粒子、架橋剤を添加することは任意であるが、これらの添加によって、インク吸収性や吸着性、発色性などが向上するので好適である。該カチオン性物質としては、特に限定されないが、組成物中に4級アンモニウム塩を有し、対イオンとしてクロリド、サルフェート、ナイトレートなどが使用されたものが好ましく、カチオン性界面活性剤、カチオン基を有するポリマーを適用することができる。該粒子としては、特に限定されないが、シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、アルミナゾル、ゼオライト、酸化チタン、カオリン、カオリナイト、タルク、マイカ、炭酸カルシウムなどを用いることができる。該架橋剤としては、特に限定されないが、メチロール化あるいはアルキロール化した尿素系、メラミン系、アクリルアミド系、ポリアミド系樹脂、エポキシ化合物、イソシアネート化合物、オキサゾリン系化合物、アジリジン化合物、各種シランカップリング剤、各種チタネート系カップリング剤などを用いることができる。さらに、該インク受容層には、各種の添加剤、例えば、酸化防止剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、易滑剤、顔料、染料、有機または無機の微粒子、充填剤、帯電防止剤および核剤などが配合されていてもよい。 また、該インク受容層の厚みは、特に限定されないが、5〜100μm、好ましくは10〜50μmである。インク受容層が薄すぎると、インク吸収性、画像解像性などが不良となる場合がある。また、インク受容層が厚すぎると、乾燥速度が遅く生産効率が悪くなる場合がある。
【0034】
上記のインク受容層は、インク受容層形成塗液を塗工装置を用いて積層ポリエステルフィルム上に塗工、乾燥する方法により形成される。塗工方法としては、例えば、ブレードコート方式、エアナイフ方式、ロールコート方式、ブラッシュコート方式、グラビアコート方式、キスコート方式、エクストルージョン方式、スライドホッパー(スライドビート)方式、カーテンコート方式、スプレー方式などを用いることができる。
【0035】
次に、本発明の積層ポリエステルフィルムの製造方法について、ポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」と略称する)フィルムを用いた例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0036】
例えば、極限粘度0.5〜0.8dl/gのPETペレットを真空乾燥した後、押出機に供給し、260〜300℃で溶融し、T字型口金よりシート状に押し出し、静電印加キャスト法を用いて表面温度10〜60℃の鏡面キャスティングドラムに巻き付けて冷却固化せしめ、未延伸PETフィルムを作成する。この未延伸フィルムを70〜120℃に加熱されたロール間で縦方向(フィルムの進行方向)に2.5〜5倍延伸する。このフィルムの少なくとも片面にコロナ放電処理を施し、その処理面に本発明の塗布層形成塗液を塗布する。この塗布層形成塗液が塗布されたフィルムをクリップで把持して70〜150℃に加熱された熱風ゾーンに導いて乾燥した後、幅方向に2.5〜5倍延伸し、引き続き160〜250℃の熱処理ゾーンに導いて、1〜30秒間の熱処理を行ない、結晶配向を完了させる。この熱処理工程中で必要に応じて幅方向あるいは長手方向に3〜12%の弛緩処理を施してもよい。二軸延伸は、縦、横逐次延伸あるいは同時二軸延伸のいずれでもよく、また縦、横延伸後、縦、横いずれかの方向に再延伸してもよい。また、この場合に用いられる塗布層形成塗液は環境汚染や防爆性の点で水系の塗液が好ましい。
【0037】
本発明の積層ポリエステルフィルムは、特にインクジェット印刷用途に好適に用いられる。インクジェット印刷用途としては、インクジェット印刷方式を用いていれば特に限定されないが、例えばOHPシートや印画紙などの各種情報記録材料や大型看板、ポスター、電飾などの産業分野などを挙げることができる。
【0038】
[特性の測定方法ならびに効果の評価方法]
本発明における特性の測定方法および効果の評価方法は次のとおりである。
【0039】
(1)接着性
積層ポリエステルフィルムの塗布層上に、インク受容層形成塗液として、高松油脂(株)製NS−141LX/日本純薬(株)製ジュリマーSPO202(75/25重量部)の水溶液を用いて、乾燥後の塗布厚みが約10μmとなるように塗布し、120℃で乾燥した。評価用フィルムを23℃、65%RHにて1日間調湿後、インク受容層上に1mm2のクロスカットを100個入れ、セロハンテープを張り付けてゴムローラーを用いて押しつけた(荷重19.6Nで5往復)後、90度方向に剥離した。接着性は、インク受容層の残存した個数により評価した(○:75〜100、△:50〜74、×:0〜49)。このとき「○」を接着性良好とした。
【0040】
(2)耐水性
上記(1)の方法と同様にしてインク受容層を形成し、評価用フィルムを23℃、65%RHにて1日間調湿後、インクジェットプリンター(セイコーエプソン(株)製PM−750C)を使用して、インク受容層上に印字を行なった。印字5分後に、印字部にカッターで切れ目を入れ指で擦ったときのインク受容層の脱落の有無で耐水性を評価した(○:インク受容層に変化がない、×:インク受容層が脱落した)。このとき「○」を耐水性良好とした。
【0041】
(3)水酸基価
本発明における塗布層に用いられるビニル系樹脂に関して、JIS−K0070−1992に準じて水酸基価を決定した。
【0042】
【実施例】
次に、実施例に基づき本発明の実施態様を説明するが、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではない。
【0043】
(実施例1)
平均粒径0.4μmのコロイダルシリカを0.015重量%および平均粒径1.5μmのコロイダルシリカを0.005重量%含有するPETを、180℃で5時間減圧乾燥した後、押出機に供給して280℃で溶融し、これらのポリマーを高精度濾過した後、T字型口金よりシート状に押し出した。
【0044】
これを静電印加キャスト法を用いて、表面温度25℃のキャスティングドラムに巻き付けて冷却固化し、未延伸フィルムを作った。この未延伸フィルムを、90℃で長手方向に3.3倍延伸した。
【0045】
このようにして得られたフィルムに空気中でコロナ放電処理を3秒間施し、その処理面に、25℃に保った下記A1/B1からなる表1に示した組成の塗布層形成塗液を塗布した。塗布された一軸延伸フィルムをクリップで把持しながら75℃に加熱し、フィルム上の塗液中の水分率が50重量%以下の状態で幅方向に3.5倍延伸し、220℃で10秒の熱処理を施して、基材PETフィルムの厚みが100μm、塗布層の厚みが0.15μmの積層ポリエステルフィルムを得た。
【0046】
得られた積層ポリエステルフィルムの評価結果を表1に示す。
【0047】
(比較例1〜3、5、6)
実施例1において、下記組成からなる各塗布層形成塗液を表1に記載のとおりに変更した他は、実施例1と同様にして積層ポリエステルフィルムを得た。評価結果を表1に示す。
【0048】
(実施例2、比較例4)
二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)製“ルミラー”E20、厚み50μm)に空気中でコロナ放電処理を施した後、下記A1/B1からなる表1に示した組成の塗布層形成塗液をリバースコーターを用いて塗布して、塗布層の厚みが0.2μmの積層ポリエステルフィルムを得た。評価結果を表1に示す。
【0049】
(比較例7)
実施例1の塗布層を形成しない以外は、実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを作成した。
【0050】
上記の各実施例および各比較例において、塗布層形成のために用いた樹脂は、以下のとおりである。
【0051】
A1:水性ポリエステル樹脂(酸成分としてテレフタル酸(25モル%)、イソフタル酸(15モル%)、トリメリット酸(10モル%)、グリコール成分としてエチレングリコール(20モル%)、ネオペンチルグリコール(20モル%)、ジエチレングリコール(10モル%)を含有する共重合ポリエステル)
B1:ビニル系樹脂(2−ヒドロキシエチルアクリレート(20モル%)、メタクリル酸メチル(45モル%)、アクリル酸メチル(28モル%)、アクリル酸ブチル(5モル%)、アクリル酸(2モル%)からなる共重合体、水酸基価:50mgKOH/g)
B2:ビニル系樹脂(4−ヒドロキシブチルアクリレート(30モル%)、メタクリル酸メチル(40モル%)、アクリル酸メチル(28モル%)、アクリル酸(2モル%)からなる共重合体、水酸基価:100mgKOH/g)
B3:水酸基を含有していないビニル系樹脂(メタクリル酸メチル(45モル%)、アクリル酸ブチル(30モル%)、アクリル酸(10モル%)、スチレン(15モル%)からなる共重合体)
【0052】
【表1】
Figure 0004590681
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、インク受容層を形成するための積層ポリエステルフィルムであって、インクジェット印刷におけるインク受容層との接着性および耐水性を満足し得る優れた積層ポリエステルフィルムが得られる。

Claims (3)

  1. ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水性ポリエステル樹脂と水酸基を含有するビニル系樹脂が固形分重量比で65/35〜80/20の割合で混合されてなる塗布層が形成されてなり、該ビニル系樹脂の水酸基価が30〜80mgKOH/gであり、かつ水溶性樹脂および/または水分散性樹脂を含有するインク受容層が該塗布層上に形成される態様で用いられることを特徴とする積層ポリエステルフィルム。
  2. 塗布層上に更にインク受容層が形成されてなる請求項1記載の積層ポリエステルフィルム。
  3. インクジェット印刷に用いられる請求項1または2記載の積層ポリエステルフィルム。
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