JP4590106B2 - デュアル制御アナログ遅延素子 - Google Patents
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Description
【発明の分野】
この発明は、遅延ロックループの分野に関し、特に、新規な遅延素子に関する。
【0002】
【発明の背景】
遅延ロックループは、内部クロック信号のタイミングを制御して、入力または外部クロック信号のものと適合させるために使用される。典型的には、外部クロック信号は遅延線を通され、ここで外部クロック信号は、制御可能な時間の間遅延される。遅延線の出力信号は、クロック配分ツリーを介してクロックされるよう回路に与えられる。配分ツリーからのクロック信号の1つ(内部クロック信号)は、外部クロックとともに比較器に与えられ、比較器は任意の位相差を決定する。この差は、遅延線制御信号を生成するために使用され、この信号は、遅延を変動させるために遅延線に与えられ、それにより外部クロック信号と内部クロック信号とのいかなる位相差をも最小にする。
【0003】
典型的には、遅延線は、粗遅延素子と、1つ以上の細密遅延素子とから形成される。1つ以上の粗遅延素子は、細密遅延素子と直列に接続される。細密遅延素子は、1つの粗遅延素子の最大の時間遅延に調整可能である。この構造を使用するシステムは、1998年6月30日に出願された、「プロセス、電圧および温度に依存しない切換遅延補償スキーム」(“Process, Voltage and Temperature Independent Switched Delay Compensation Scheme”)と題する、ガープリート・ビューラー(Gurpreet Bhullar)らによって発明された、米国特許出願連続番号第09/106,755号に記載され、これは引用により援用される。
【0004】
この種の遅延線において、複数個のインバータが、入力クロックを受ける入力と出力との間に直列に接続される。遅延線制御によって制御されるスイッチは、種々のインバータをバイパスするために切換えられ、外部クロック信号がいくつのインバータを通過しなければならないかを制御する。
【0005】
しかしながら、細密遅延素子でさえもステップで制御されるので、何らかのジッタが残ることがわかっている。これは、ロック点についてDLL設定を維持しようとする際、DLL制御回路がある細密遅延素子を連続的に追加および除去しようとするかもしれないからである。ある細密制御ステップが、内部クロック信号が外部クロックと正確に位相が同じであるように遅延を設定しないのであれば、ロック点についてジッタが存在するであろう。
【0006】
粗素子の遅延は、温度および電圧条件により細密遅延制御のダイナミックレンジによって提供可能である最大限よりも長い遅延を有することができるので、細密遅延線が1つの粗遅延素子を常に補償できるとは限らない、ということもわかっている。
【0007】
電源レールに対するノイズが、RC−ベースのインバータ遅延線の場合特に、遅延線の出力信号においてジッタをもたらすことがある、ということもわかっている。
【0008】
デジタル遅延線はまた、デジタル遅延線を設けるために必要とされる抵抗およびキャパシタのために、かなりの集積回路面積を占める。
【0009】
できる限り大きなダイナミックレンジを有することも所望されている。このダイナミックレンジは、固定の粗遅延素子および細密遅延素子を有する遅延線においては限られている。さらに、遅延線の各遅延素子は、温度および電圧の変動により遅延の大きな変動を被る。
【0010】
【発明の概要】
本発明は、上記のデジタル遅延線に対していくつかの利点を有する。ある遅延変動を与えるために5つの遅延素子を有していたプロトタイプにおける、上記デジタル遅延線と比較して、2つのみの素子が、本発明を用いてほぼ同じダイナミックレンジを達成するために必要とされた。したがって、各素子のダイナミックレンジにおいてかなりの改良がある。
【0011】
本発明はまた、複数の抵抗およびキャパシタが必要とされないので、ほぼ同じ遅延に対して、上記デジタル遅延線よりも小さい集積回路チップ面積を占める。
【0012】
ダイナミックレンジは、本発明において周波数が減少すると増大するが、これは、低周波数装置においておよびテスト目的のために必要とされるであろう増大した遅延時間を構成するのにさらに素子が必要とされるであろう、デジタル遅延線のものとは反対である。
【0013】
本発明に使用される制御電圧は、非常に正確であり、かつ温度変動および電圧変動に対して影響されないものとすることができる。したがって、遅延は、プロセス変動の影響を実質的に受けない。
【0014】
本発明は、先行技術のデジタル遅延素子の代わりに、アナログ遅延素子を使用する。
【0015】
本発明のある実施例に従えば、入力クロック信号を遅延させる方法は、
(a) デジタルクロック信号を受けるステップと、
(b) 粗遅延制御入力および細密遅延制御入力の両方を有するアナログ遅延素子にデジタルクロック信号を与えるステップと、
(c) 粗遅延制御信号および細密遅延制御信号の両方をそれぞれの粗遅延制御入力および細密遅延制御入力に与え、遅延素子を介して細かいおよび粗い遅延の量を制御するステップと、
(d) 遅延素子を介して、細かい遅延および粗い遅延の合計に等しい量分だけ入力クロック信号から遅延されたデジタルクロック信号を出力するステップとを含む。
【0016】
別の実施例に従えば、遅延され、出力クロック信号として出力端子に与えられるべき入力クロック信号を受けるための入力端子を有する遅延素子であって、遅延素子は、
(a) 第1の入力ノードと、
(b) 第1の入力ノードでランプ電圧を生成するための回路と、
(c) 基準電圧を受けるための第2の入力ノードと、
(d) 第1の入力ノードのランプ電圧レベルを第2の入力ノードの基準電圧と比較し、かつ出力信号を与えるための回路と、
(e) 入力信号を受け出力段を選択的に可能化および不能化するための回路を含む出力端子に出力信号を結合するための出力段とを含む。
【0017】
別の実施例に従えば、入力クロック信号を受け入力クロック信号を内部で遅延させ出力クロック信号を発生するための遅延線であって、遅延線は、
(a) 入力クロック信号を受けるための入力および出力クロック信号を与えるための出力を有し、かつ第1の遅延調整入力および第2の遅延調整入力を有するアナログ遅延素子と、
(b) アナログ遅延素子の第1の遅延調整入力に第1のバイアス電圧を与えるための第1のバイアス電圧生成器と、
(c) アナログ遅延素子の第2の遅延調整入力に第2のバイアス電圧を与えるための第2のバイアス電圧生成器と、
(d) 第1および第2の制御信号をそれぞれ第1および第2の電圧バイアス生成器に与えるための遅延線制御回路とを含む。
【0018】
別の実施例に従えば、入力クロック信号の遅延の粗いおよび細かい制御のための遅延素子であって、
(a) 入力クロック信号の各サイクルごとに、入力クロック信号の第1のエッジに実質的に従って開始するランプ信号を生成するためのランプ信号生成器と、
(b) ランプ信号の傾斜を変動させ遅延素子内で粗い遅延を制御するための回路と、
(c) 制御可能なしきい値電圧を受け遅延素子内で細かい遅延を制御するための回路と、
(d) しきい値電圧との予め定められた関係を有する値を達成するランプ信号に実質的に従う第1のエッジと、入力クロック信号の第2のエッジに実質的に従う第2のエッジとを有する出力クロック信号を与えるための回路とを含む。
【0019】
別の実施例に従えば、少なくとも1つの遅延素子を有する遅延線を介してクロック信号を遅延させるための方法であって、
(a) デジタル入力クロック信号の第1のエッジを受けるステップと、
(b) クロック信号の第1のエッジの存在に応答して第1のノードにおいて第1のランプ電圧を生成するステップとを含み、ランプ電圧は、バイアス電圧によって制御される電流に依存する傾斜を有し、さらに、
(c) 第1のランプ電圧と予め定められたしきい値電圧レベルとの比較に応答して第2のノードにおいて出力電圧の第1のエッジを生成するステップと、
(d) 第2のノードでの出力電圧の第1のエッジに応答してデジタル出力クロック信号の第1のクロックエッジを生成するステップと、
(e) デジタル入力クロック信号の第2のエッジを受けるステップと、
(f) デジタル入力クロックの第2のエッジに応答してデジタル出力クロック信号の第2のクロックエッジを生成するステップとを含む。
【0020】
この発明は、以下の図面と関連付けて以下の詳細な説明を考慮することによりよりよく理解される。
【0021】
【好ましい実施例の詳細な説明】
図1Aおよび図1Bを参照し、キャパシタ101は、定電流源103と直列に接続され、ノードN1がそれらの接合を形成する。キャパシタ101は、ノードN1にも接続される比較器111の入力キャパシタンスを含むノードN1の固有キャパシタンスを用いることにより実現可能である。電界効果トランジスタ(FET)105のソース−ドレイン回路は、キャパシタと並列に接続される。外部クロック信号INが、信号107として図1Bに示すように、電界効果トランジスタ(FET)105のゲートに与えられる。
【0022】
FET105が非導通である限り、キャパシタは実質的に線形に充電する。図示のnチャネル型FETについて、外部クロック信号がロー論理レベルである間、FETのソース−ドレイン回路は非導通である。外部クロック信号がハイ論理レベルであれば、FET105のソース−ドレイン回路は導通し、キャパシタ101を放電する。その結果、連続的なランプ信号が、信号109として図1Bに示すように、各クロックサイクルごとに生成される。信号109は、ノードN1から比較器111の入力の一方に与えられ、比較器111は、その他方の入力に与えられる基準電圧VTを有する。図1Bに示すとおり、ノードN1の電圧は、ランプが時間tdで増大すると、VTを超える。
【0023】
定電流の値は、キャパシタがより速くまたはより遅くのいずれで充電するかを制御し、それにより、図2に示す、時間遅延曲線対ノードN1電圧の傾斜を制御する。したがって、電流源は、遅延素子の粗い遅延特性を制御する。
【0024】
たとえば、定電流源103が電流のある値を与えると仮定すると、キャパシタは特定の速度で充電し、図2に示す充電速度(傾斜)曲線の1つを確立する。FET105のゲートへの入力信号がハイになりFET105を導通させることによりキャパシタが放電すると、比較器への出力は、ハイ論理レベルになる。入力信号がロー論理レベルになった後(時間ta)、FET105はオフに切換わり、キャパシタ101は充電を開始する。ランプ信号109は、比較器の反転しない入力に与えられる。ランプ電圧がその他方の入力に与えられる電圧値、VTに達するまで、そのときその出力信号がハイ論理レベルに切換わるのであるが、比較器111の出力はロー論理レベルのままである。INの信号のトレーリングエッジと、比較器111がノードN2でその出力信号にトレーリングエッジを生成する時間との時間の差が、粗い遅延時間tdを表わす。
【0025】
電流を充電するキャパシタ101を制御することにより、時間遅延tdが、所望の粗い遅延タイミング値に制御可能であることがわかるだろう。
【0026】
比較器111の入力の一方に与えられる電圧VTは、図2における曲線上の動作点を制御し、かつしたがって、遅延素子の細かい遅延特性を制御する。
【0027】
したがって、細かい遅延の増大について、電圧は、特定の粗い遅延曲線の傾斜上の動作点の充電によって決定される、遅延時間をt1からt2に増大させる。粗い遅延の増大について、粗い遅延曲線の傾斜は、遅延時間を変化させ、したがって、たとえばt1からt3まで充電する。粗いおよび細かい時間遅延両方について、粗い遅延曲線傾斜も、曲線上の動作点も、遅延時間を変化させ、t1からt4まで充電する。
【0028】
上述したアナログ遅延素子の基本的概念は、遅延回路において具現化可能であり、そのブロック図を図3に示す。アナログ遅延素子304(1つ以上が図3に示すように互いに結合可能であり、当業者には直ちに理解されるように、入力クロック信号として同じデューティサイクルを有する出力クロック信号を生成するために、最小限2つの遅延素子が必要とされる。一般的に、偶数の遅延素子が必要であるが、1つのみをここには示した。)は、INでそれに与えられた外部クロックと、Pbias生成器302によって生成された粗遅延制御信号Pbiasと、Vref_fine生成器305によって生成された細密遅延制御信号Vref_fineとを有する。Pbias信号は、図1A、図1Bおよび図2を参照して記載された定電流値を制御するために使用され、したがって粗遅延制御信号である。Vref_fine制御信号は、図1Aの比較器に与えられるVT信号に対応し、したがって細密遅延制御信号である。遅延された外部クロック信号は、遅延クロックとして遅延素子の出力にあるものと示される。
【0029】
Nbias信号生成器301は、Pbias生成器302およびVref_fine生成器305におけるある種のFETの動作のためにバイアス信号を与えるために使用され、以下により詳細に記載される。
【0030】
アナログ遅延線制御回路306は、以下により詳細に記載するように、Pbias生成器を制御するための粗遅延制御信号A0〜A31を出力し、かつVref_fine生成器を制御するための細密遅延制御信号B0〜B4も出力する。
【0031】
アナログ遅延線制御は、たとえば、外部クロックと遅延クロックとの間の位相ミスマッチを指定する外部から供給された信号(図示せず)に応答する。内部クロックは、典型的には、外部クロックから得られる。その結果、アナログ遅延線制御は、粗遅延制御信号を出力し、それによりPbias生成器は、アナログ遅延素子の粗遅延制御入力(または、直列のアナログ遅延素子の粗遅延制御入力)に信号を入力するようになる。これにより、遅延素子の遅延時間は、上記のとおり変化させられる。
【0032】
時間遅延が最適に近づくと、アナログ遅延線制御は、さらなる調整が必要とされないということを示すべきアナログ遅延線制御への外部信号までさらに、細密遅延制御信号が時間遅延に対して調整するようにする。実際には、粗い遅延制御が遅延を制御しすぎた場合には、これは、外部信号によってアナログ遅延線制御に示されるが、これは、細かい遅延制御を用いてアナログ遅延素子または直列の素子の遅延を最適な遅延まで調整する点まで粗い遅延を後戻りさせる。
【0033】
図4は、遅延素子304の好ましい実施例の概略図である。キャパシタ101は、図1から繰返され、FET105も同様である。定電流源103は、別のFET401によって与えられる。この好ましい実施例では、FET105は、nチャネルFETであり、FET401はpチャネルFETである。
【0034】
ノードN1は、比較器413の入力に与えられる。比較器は、FET406、407、404、405および410から形成される周知の構造のカレントミラー増幅器として特に示される。比較器への入力は、FET404のゲートにある。FET405および407の接合は、比較器の出力を形成し、FET405のゲートは、比較器のための第2の入力を形成する。バイアス電圧Vaは、FET410のゲートに与えられる。
【0035】
ノードN2の、比較器の出力信号は、インバータ408の入力に与えられ、インバータの出力は、NORゲート409の一方の入力に与えられる。FET105のゲートは、CLK_in信号を受け、この信号はNORゲート409の第2の入力、およびプルダウンFET412および414のゲートにも与えられ、この第1のFETは、FET410のソース−ドレイン回路に並列に接続されるソース−ドレイン回路を有し、この第2のFETは、ノードN2と接地との間に接続されるソース−ドレイン回路を有する。
【0036】
動作時には、電圧Pbiasは、FET401に与えられ、これによりFET401はその飽和領域において動作し、そのため、Pbiasの値によって制御される電流の値を有する定電流源として有効に動作する。他の制御された電流源実現化例は、当業者には予想可能である。
【0037】
図7に示すタイミング図も参照すると、信号CLK_inの周期のハイ論理レベル部について、出力信号CLK_outは、NORゲート409の作用のためにロー論理レベルに保たれる。信号CLK_inのハイ論理レベルはまた、FET105を導通させ、それによりキャパシタ101を放電する。ノードN1は、したがって、図7に示すように、ロー論理レベルに維持される。電源からFET401および105を通って接地まで流れる定電流の量は、電圧Pbiasによって制御される。しかしながら、CLK_inがロー論理レベルであれば、実質的に電流はFET105を流れない。
【0038】
FET414に与えられるハイ論理レベル電圧は、それを導通させ、インバータ408の入力を接地にし、NORゲート409への他方の入力をハイ論理レベルにする。NORゲートの出力は、したがってロー論理レベルである。FET412のゲートに与えられるハイ論理レベル電圧は、それを導通させ、ノードN3を接地にし、それにより比較器413を不能化する。
【0039】
図7に示す時間t0において、CLK_inの立下がりエッジは、FET105のゲートに与えられる。その結果、FET105は導通を止め、キャパシタ101は充電を開始する。ランプ電圧は、図7に示すようにノードN1で始まるが、これは時間遅延td、ただしtd=t1−t0の後、しきい値電圧Vref_fineを超える。FET105のチャネル長さLに対する、FET105のゲート幅Wの比W/Lは、FET105のゲートとソースとの間の電圧がFET401のそれよりも大きくなるように、FET401のW/Lよりもかなり大きいものであるべきである。なお、このシステムは、CLK_inの立下がりエッジについて上に記載されるが、CLK_inの立上がりエッジに応答する、デュアルシステムが実現可能である。
【0040】
CLK_in信号がロー論理レベルになると、FET412が不能化され、基準電圧Vaがそのゲートに与えられるFET410が動作するのを可能にし、それにより比較器を活性化する。FET414も不能化され、ノードN2の出力信号がインバータ408への入力を決定することを可能にする。
【0041】
FET405のゲートに与えられる細密制御電圧Vref_fineでは、ノードN1の電圧がVref_fineレベルに達しそれを超えると、比較器413は、FETブランチ406、404、410により多くの電流を通し、それによりN2ノードの電圧が、図7の曲線N2によって示すように、ローからハイ論理レベルに変化することを可能にする。これは、時間t1で起きる。したがって、CLK_in電圧の立下がりエッジが、時間td分、時間t0から時間t1まで遅延される。この電圧は、インバータ408において反転され、そのため、NORゲート409に与えられる電圧は、CLK_in信号のそれと同じ極性となる。なお、インバータ408の出力はN2が時間t1でその切換点に達するまで切換わらない。効果的には、インバータ408は、ノードN2での依然としてアナログ信号であるものを、きれいなデジタル出力のCLK_outに変形する。
【0042】
CLK_in信号は再び、ハイ論理レベルに戻り、FET105、412および414は可能化され、キャパシタ101を放電し(ノードN1を接地にし)、比較器413を不能化し、ノードN2を接地にし、NORゲート409の出力をロー論理レベルにする。CLK_in信号がその特定の所与の周波数で動作するとき、遅延された出力CLK_outが得られる、N1およびN2のもとでのランプ電圧の生成が、サイクルごとに繰返される。なお、出力信号CLK_outが遅延される、遅延tdは、2つの制御電圧、粗い遅延を決定するPbiasと、細かい遅延を決定するVref_fineとによって決定されることが重要である。カレントミラー比較器の使用は、制御電圧レベルPbiasおよびVref_fineに基づく遅延tdの正確なカスタマイズされた制御を可能にする。
【0043】
図5は、粗遅延制御回路およびPbias信号生成器の好ましい形の概略図である。これは、カレントミラー回路500、電流制御回路501、およびキャパシタ510からなる。カレントミラー回路は、PMOS FET505および506、NMOS FET507および508、ならびにPMOS FET509から形成される、正電源レールと接地との間に接続される3つのカレントミラーのカスケードからなる。キャパシタ510は、FET509の出力と接地との間に接続される。制御電圧Pbiasは、FET509の出力から得られる。
【0044】
電流制御回路501は、各々が2つのNMOS FET502Aおよび503A〜502Nおよび503Nで形成される、並列に接続された複数のプルダウン回路からなる。FETの各対のソース−ドレイン回路は、ノードN3と接地との間に直列に接続され、ノードN3は、PMOS FET505を介して正電源レールに接続される。デコードされた選択論理信号A0〜ANは、FET502A〜502Nのゲートの1つ以上に与えられ、バイアス電圧nbiasは、FET503A〜503Nのゲートに与えられる。
【0045】
FET503A〜503Nのサイズは、それらのゲートに与えられる共通のnbias電圧で、FETが異なった抵抗を与えるように、互いに選択的に異なっている。FET502A〜502Nのサイズは、それらのすべてが最小の抵抗を与えるようなものであるべきであり、それらのゲートに与えられる可能化電圧では、それらはスイッチとして働く。全体のサイズは、正電圧レール(VDD)から、FET505を介し、FET502A〜502Nによって形成されるスイッチ、それぞれのFET503A〜503Nを通り接地まで通過する電流が、FET503A〜503Nを通る連続的な経路を通じて線形に変動する(増大する)ようなものであるべきである。好ましい実施例では、32対のFET502および503があった。基準電圧nbiasは、従来のDC基準電圧生成器(図示せず)から受取られた。
【0046】
信号A0〜ANは、カウンタ(たとえば、AN=32について5ビットのカウンタ514)によって与えられる信号をデコードするデコーダ512から得ることができる。カウンタは、周知の態様で、フィードバッククロック信号の位相を外部(クロック)信号と比較しUP信号およびDN信号を生成する遅延線制御306(図3)からアップおよびダウン(UP/DN)制御信号を受ける。
【0047】
動作時には、ゲートバイアスnbiasは、一定のDC電圧であるので、NMOS FET503A〜503Nのゲートバイアスは一定である。これらのFETを通過する電流は、それらのサイズによって決定される。FET502A〜502Nのゲートは、図3を参照して言及された粗遅延制御信号A0〜ANを受ける。FET502A〜502Nの1つ(または必要であればそれ以上)は、オンに切換えられ、それにより、FET503A〜503Nの1つ(またはそれ以上)は、ノードN3と接地との間に接続されるようになる。一例として、A0〜AN制御信号の1つのみが活性化されるならば、FET503A〜503Nの対応する1つのサイズによって制御される定電流は、正電圧レールから、PMOS505を通ってノードN3へ、A0〜An制御信号によって活性化されるFET502A〜502Nの1つを通って、FET503A〜503Nの対応する1つから接地まで通過する。図5のFET505、506、507、508および509ならびに図4に示すFET401の比に依存して、定電流は、図4の回路のノードN1に供給される。結果として、ノードN1のランプ傾斜が決定される。実際、このランプ傾斜は、制御信号A0〜ANによって決定される。
【0048】
ノードN1のランプ傾斜は、図8に示すように、N2ノードのランプ傾斜にも影響を与える。図8は、図7と同様であるがより詳細が加えられ、特に、粗い制御でノードN1のランプ傾斜を変動させる効果を例示する。図8では、点線SL1は、FET503A〜503Nの1つの有効抵抗がより小さい(より大きい定電流)ときノードN1の信号のより急峻な傾斜を示し、FET503A〜503Nの1つの有効抵抗がより大きい(より小さい定電流)ときより浅い傾斜を示す。
【0049】
回路において使用されるべきFET503A〜503N(および、対応するFET502A〜502Nおよび制御信号A0〜AN)の数は、粗い遅延の量および必要とされる分解によって決定される。2つ以上のFET503A〜503Nは、単一の電流経路のみ(FET502および503の単一の対)を切換えることにより与えられ得るものよりも急峻なまたは中間であり得る特定の傾斜をもたらすために、並列に切換えられ異なった抵抗を与えることができる。
【0050】
細密遅延制御電圧Vref_fineは、好ましくは、図6に示すような回路において生成される。電流制御回路611は、以下の記載を除いて、図5の電流制御回路501のものと同様に形成される。この場合には、直列に接続されたFET対は、605Aおよび605N〜606Aおよび606Nであり、FET606のドレインは、FET605のソースに接続される。FET606A〜606Nのサイズは、好ましくは、2進法で重み付けされる、すなわち、好ましい実施例では、5ビットが、32個のステップを与えるために使用される。したがって、FET606AのこれらのFETの幅対長さの比(W/L)は1であり、その次は2W/Lであり、その次は4W/Lであり、その次は8W/Lであり、5の最後は16W/Lであった。バイアス電圧nbiasは、FET606A〜606Nのゲートに与えられる。
【0051】
細密遅延制御電圧B0〜BNは、スイッチFET605A〜605Nのゲートの1つ以上に与えられる。
【0052】
カレントミラー613は、PMOS FET601および602からなり、抵抗603およびNMOS FET604を通るプルダウン経路を有する。カレントミラーの出力は、出力信号Vref_fineを与える。Vref_fineのレベルは、カレントミラーの出力から接地へ流れる電流を設定するバイアス電流制御回路611によって制御される。バイアス電流制御回路611は、図6に示すように、各直列対が、信号Vrefを運ぶ出力と接地との間に並列に接続される、複数個の直列に接続されたFET605Aおよび606A〜606Aおよび606Nで形成される。抵抗612も直列対に並列に接続され、611におけるFETのいずれもが可能化されないときカレントミラーの出力に負荷を与える。
【0053】
動作時には、定電流は、正電圧レールから、FET601、抵抗603およびFET604を通過する。カレントミラー作用のために、比例の定電流は、FET601と602との間のサイズ比に従って、正電圧レールから、FET602および制御回路611を通って流れる。FET606A〜606Nは、2進法で重み付けされた抵抗として機能する。制御信号B0〜BNによる1つ以上のFET605A〜605Nの可能化の際、FET602を通って流れる定電流は、正電圧レールから1つ以上の対応するFET606A〜606Nを通って伝わる。出力での電圧Vref_fineは、正電圧レールでの電圧、たとえばVDDの、FET602の抵抗およびFET606A〜606Nの単一または並列の抵抗の比倍、によって決定される。
【0054】
したがって、図6に示す5ビットの例において、電圧Vref_fineは、B0〜B4制御信号の5ビットの2進法組合せによって32個の異なったレベルを有することができる。制御信号B0〜B4(またはBN)は、遅延線制御306におけるカウンタおよびデコーダを用いて、制御信号A0〜ANと同様の態様で生成可能であり、カウンタは、フィードバッククロックの位相と外部(入力)信号のそれとの比較からUP/DN信号によって駆動される。
【0055】
図9は、図7および図8の拡大された電圧曲線を例示し、細密遅延制御電圧Vref_fineの変動の効果を伴う。前述のとおり、ノードN1で、特定のランプ傾斜は、特定の粗制御信号A0〜ANによって決定される。変動する細かい遅延の効果を例示するために、Vref_fineの3つの値、VF1、VF2およびVF3がこの曲線に重ね合せられる。ランプとのVF3、VF2およびVF1の交差は、それぞれ遅延td3、td2およびtd1を与える、(CLK_out曲線上に示される)回路の遅延動作点t3、t2およびt1を構成する。
【0056】
それぞれLE1、LE2およびLE3での立上がりエッジとともに、ノードN2の信号の対応するタイミングも示す。異なった時間遅延された出力クロック信号のそれぞれの立上がりエッジも、曲線CLK_outにおいてLE1、LE2およびLE3として示す。
【0057】
したがって、ノードN1(図4)でのランプの傾斜を変動させる、遅延素子または直列の素子(図3および図4)のFET401に与えられる粗遅延信号Pbiasは、信号A0〜ANによって制御され、ランプの傾斜上の動作点を変動させる比較器413(図4)におけるFET405に与えられる細密遅延信号Vref_fineが組合さり、広い程度までアナログ遅延素子における時間遅延を変動させ、前述の先行技術の構造で直面される問題を回避する。
【0058】
このように上記説明は、可変のアナログ遅延素子によってデジタルクロック信号を制御し、制御可能な遅延を備えるデジタル出力クロック信号を発生するシステムを記載した。
【0059】
上記の好ましい実施例の説明は、さまざまな目的のための特定の導電性タイプのFETならびに正の極性を有する電源および接地の使用を示したが、この発明の範囲内で、電源の極性の対応する変更とともに、反対の導電性のFETを代わりに使用できることが認められる。
【0060】
この発明を理解する者は、ここに記載される原理を用いて代替の実施例および改良を想起するであろう。そのような実施例および改良は、前掲の特許請求の範囲に規定されるこの発明の精神および範囲内にあるものとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 この発明のその最も基本的な形での遅延素子のブロック図である。
【図1B】 図1Aの回路において観測され得る波形の図である。
【図2】 図1の回路がいかにして遅延を制御するかを例示するために使用されるグラフの図である。
【図3】 本発明の実施例に従って構成された2つのアナログ遅延素子を備える遅延線のブロック図である。
【図4】 本発明の実施例に従って構成された遅延素子の概略図である。
【図5】 本発明の実施例に従う粗遅延制御信号生成回路の概略図である。
【図6】 本発明の実施例に従う細密遅延制御信号生成回路の概略図である。
【図7】 特定の粗いおよび細かい設定のための図4の回路のさまざまな場所における波形を例示するプロットの図である。
【図8】 2つの異なった粗い遅延設定を示す、図4の回路のさまざまな場所における波形を例示するプロットの図である。
【図9】 異なった細かい遅延設定のための、図4の回路のさまざまな場所における波形を例示するプロットの図である。
Claims (14)
- 入力信号を受けるとともに遅延させて、出力信号を生成するための装置であって、前記入力信号および前記出力信号の各々は、ローレベルおよびハイレベルを有し、
前記装置は、
第1および第2の遅延素子を備え、
前記第1および第2の遅延素子の各々は、遅延時間を有するとともに第1および第2の入力を有し、
前記第1の遅延素子は、前記入力信号に応答し、その前記遅延時間で内部的に遅延された信号を出力するように構成され、
前記第2の遅延素子は、その前記遅延時間で内部的に遅延された信号に応答し、前記出力信号を供給するように構成され、
前記装置は、
第1の制御信号に応答して、前記第1のおよび第2の遅延素子の各々の前記第1の入力に、第1のバイアス電圧を供給するための第1のバイアス電圧生成器と、
第2の制御信号に応答して、前記第1のおよび第2の遅延素子の各々の前記第2の入力に、第2のバイアス電圧を供給するための第2のバイアス電圧生成器とをさらに備える、装置。 - 前記第1および第2の遅延素子の前記遅延時間を選択的に調整するために、前記第1の制御信号および前記第2の制御信号を出力するためのコントローラをさらに備える、請求項1に記載の装置。
- 前記第1および第2の遅延素子の各々は、比較器を備える、請求項1または2に記載の装置。
- 前記第1の遅延素子は、
前記入力信号を受けるために、第1のノードに接続されたトランジスタと、
前記トランジスタが非導通の間に充電するためのキャパシタと、
前記キャパシタに電流を供給するために、前記第1のノードを通して前記キャパシタに直列に接続された電流源とをさらに備え、
前記比較器は、前記第1のノードにおける電圧を受け、前記電圧を前記第2のバイアス電圧と比較するように構成され、それによって前記内部的に遅延された信号を供給する、請求項3に記載の装置。 - 前記第2の遅延素子は、
前記第1の遅延素子からの前記内部的に遅延された信号を受けるために、第1のノードに接続されたトランジスタと、
前記トランジスタが非導通の間に充電するためのキャパシタと、
前記キャパシタに電流を供給するために、前記第1のノードを通して前記キャパシタに直列に接続された電流源とをさらに備え、
前記比較器は、前記第1のノードにおける電圧を受け、前記電圧を前記第2のバイアス電圧と比較するように構成され、それによって前記出力信号を供給する、請求項3に記載の装置。 - 前記第1のおよび第2の遅延素子の各々の前記比較器は、
前記第1および第2のバイアス電圧生成器の両方に、入力として第3のバイアス電圧を供給するための第3のバイアス電圧生成器をさらに備える、請求項4または5に記載の装置。 - 入力信号を受けるとともに遅延させて、出力信号を生成するための遅延素子であって、前記入力信号および前記出力信号の各々は、ローレベルおよびハイレベルを有し、
前記遅延素子は、
第1のプログラム可能なバイアス電圧に応答して一定電流を供給するための電流手段と、
第1のノードにおいて、前記電流手段に直列に接続されたオン・オフ装置とを備え、
前記オン・オフ装置は、前記入力信号に応答してターンオンまたはターンオフするように構成され、
前記遅延素子は、
前記オン・オフ装置がオンの間、充電するためのキャパシタと、
第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、
前記第1のトランジスタに直列に接続された第3のトランジスタとをさらに備え、
前記第3のトランジスタのゲートは、前記第1のノードに接続され、
前記遅延素子は、
第2のノードにおいて、前記第2のトランジスタに直列に接続された第4のトランジスタをさらに備え、
前記第4のトランジスタのゲートは、第2のプログラム可能なバイアス電圧に応答するように構成され、
前記出力信号は、前記第2のノードに供給され、
前記遅延素子は、
前記第1から第4のトランジスタをカレントミラーとして動作させるための、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタの第3のノードに接続された第5のトランジスタをさらに備える、遅延素子。 - 前記電流手段は、
第6のトランジスタを備え、
前記第6のトランジスタのゲートは、第1の一組の信号に応答して第1のバイアス電圧生成器によって生成される前記第1のプログラム可能なバイアス電圧に応答する、請求項7に記載の遅延素子。 - 前記第2のプログラム可能なバイアス電圧は、第2の一組の信号に応答して第2のバイアス電圧生成器によって生成される、請求項8に記載の遅延素子。
- 前記第1のプログラム可能なバイアス電圧および前記第2のプログラム可能なバイアス電圧は、一緒になって、前記入力信号に加えられる遅延時間を決定して前記出力信号を生成し、
前記第1の一組の信号は、粗い遅延制御信号であり、
前記第2の一組の信号は、細かい遅延制御信号である、請求項9に記載の遅延素子。 - 前記第6のトランジスタは、第3のバイアス電圧を受ける、請求項8〜10のいずれか1項に記載の遅延素子。
- 前記第1のバイアス電圧は、前記第1および第2の遅延素子の各々の前記遅延時間の粗い遅延を制御する、請求項1に記載の装置。
- 前記第2のバイアス電圧は、前記第1および第2の遅延素子の各々の前記遅延時間の細かい遅延を制御する、請求項1に記載の装置。
- 前記第1のノードに接続された前記トランジスタは、前記第1のバイアス電圧に応答する、請求項4または5に記載の装置。
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