JP4589043B2 - データ伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ伝送装置に関し、特に、MPEG等のTS(transport stream)信号であるデジタル信号を伝送するデータ伝送装置に関する。
現在行われているテレビ放送は、スタジオのあるテレビ局で番組等を作成し、この番組等をTS信号にして、例えば、山の上にある送信所へ送られる。これを送信機と言う。この送られたTS信号は、電波として受信機に送られ、受信機から大電力送信装置に送られ、電波として各家庭へ送られている。このスタジオ(Studio)から送信機、受信機間を繋ぐ伝送装置をSTL(Studio to Transmitter Link)装置と呼ばれている。このSTL装置は、TS信号の伝送を行う重要な装置であり、何等かのトラブルで、故障等が発生すると、番組等の放送が中断し、大変な問題となる。特に、公共放送のような番組放送では、なおさらのことである。従って、上記のような送受信機の構成は、二重系で構成されるのが普通である。
一例として図10に従来のSTL装置のブロック構成を示す。図10において、1001は、送信機、1002は、受信機を示している。送信機1001は、STL送信制御装置1003および送信高周波装置1004で構成されている。スタジオで収録された映像信号は、32.5Mbpsの放送用TS(Transport Stream)信号(デジタルデータ)に変換され、入力端子1005に入力される。また、入力端子1013には、送信機1001が動作するためのシステムクロックCKが印加されている。この放送用TS信号は、例えば、図16(a)に示されるTSデータ(188バイト)、補助データ(8バイト)およびRS(Reed Solomon)パリテイ(8バイト)の204バイトからなり、これを1TSとしている。図17は、32.5Mbpsの放送用TS信号の伝送フレームを示す。図17(a)は、伝送フレーム長を示し、53760シンボル(約8ms)で構成されている。図17(b)は、基準信号の内容を示し、Qは、後述するI−Q直交座標系の直交成分Qの1データを表す。図18(c)は、ルートIDの詳細な内容を示している。なお、この放送TS信号のフォーマットは、標準規格(ARIB STD)のデジタル放送伝送システムに準拠しているものであるので、詳細な説明は省略する。
この入力端子1005に印加された放送用TS信号は、STL送信制御部1006および1007にそれぞれ入力される。STL送信制御部1006および1007では、例えば、シングル64QAM変調(Quadrature Amplitude Modulation)を施し、130MHzのIF信号に変換し、出力する。出力されたIF信号は、それぞれ送信高周波部1008および1009に送られ、マイクロ波帯の信号に変換され、かつ、電力増幅され、切替スイッチ1010を経由してアンテナ1011から受信機1002に送信される。ここで、STL送信制御部1006および送信高周波部1008で構成される伝送装置は、例えば、現用機(放送用に現在使用されている伝送装置)であり、STL送信制御部1007および送信高周波部1009で構成される伝送装置は、予備機と呼ばれている。
切替制御部1012は、STL送信制御部1006および1007、送信高周波部1008および1009の動作状態を監視し、これらの機器に動作不良が発生した場合、現用機の伝送装置から予備機の伝送装置に切替スイッチ1010を切替える働きをする。即ち、STL送信制御部1006および1007、送信高周波部1008および1009から異常信号が切替制御部1012に送られるように構成されている。異常信号としては、例えば、各機器の電源電圧が断になったり、低下したり、放送TS信号がなくなったり、あるいは、システムクロックCKがロックしたような場合、切替制御部1012は、これらの信号を検出し、切替スイッチ1010を切替えて現用機の伝送装置から予備機の伝送装置に切替えるものである。なお、STL送信制御装置1003は、スタジオの近くに位置しているが、送信高周波装置1004は、周波数帯がマイクロ波であるため、送信高周波部装置1004は、アンテナの近傍に配置しないと、送信電力を大幅に損失することになる。従って、STL送信制御装置1003と送信高周波装置1004との間は、一般的に100m以上のケーブルによって接続されることになり、故障の原因にもなり易く、STL装置を二重系にする理由でもある。
次に、受信機1002について説明する。アンテナ1011から送信されたマイクロ波は、数kmから数十km離れた、例えば、山の上に建設された受信所のシングルQAM受信用アンテナ1014で受信される。このアンテナ1014で受信された信号は、分配器1015でそれぞれ受信高周波部1016および1017に印加される。受信高周波部1016および1017では、受信されたシングルQAM信号を、例えば、130MHz前後のIF信号に変換し、それぞれSTL受信制御部1018および1019に送出する。STL受信制御部1018および1019では、シングルQAM信号を映像データに復調し、切替スイッチ1021を介して出力端子1022に送出する。この出力端子1022から出力される映像信号は、大電力送信装置(図示せず。)に送られ、電波として各家庭へ送られる。
ここで、受信高周波部1016とSTL受信制御部1018および受信高周波部1017とSTL受信制御部1019は、送信機1001の場合と同様に二重系を構成し、各機器の動作状態を切替制御部1020は、監視し、機器に異常があった場合、切替制御部1020は、切替スイッチ1021を制御して異常の発生した伝送装置を正常な伝送装置に切替える働きをする。なお、出力端子1023は、システムクロックCKを出力する端子であり、後続する大電力送信装置に必要な信号であり、これについては後述する。
なお、切替制御部1012および1020は、手動で切替えることも、また、自動で切替えることも可能であるが、放送用TS信号の途中で切替えると、歪補正等の特性が劣化しエラーを生じる等の問題がある。従って、例えば、データシンボルのサンプルタイミングの決定や、伝送によって生じた波形歪を補正するために利用されるプリアンブル信号の寸前の時刻に行うことが望ましい。同様に、通常の保守作業等において、現用機と予備機を切り替えるケースもあるので、この場合も上記と同様なタイミングで切替えることが望ましい。また、上述のSTL装置の構成は、アナログの場合も、デジタルの場合も基本的には同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。
而して、上述した従来のSTL装置では、装置の異常対策として二重系について説明したが、万が一、現用機が故障して予備機に切替えた場合、現用機が復旧するまでは、予備機のみの運用となり、この期間は、二重系のシステムではなくなる。このような場合、公共放送のようなシステムでは、この空白の期間が極めて問題となり、信頼性に欠けることとなる。
そのためSTL装置に代えてFPU(Field Pick-up Unit)装置を用いることが考えられる。以下に従来のFPU装置について説明する。図11は、FPU装置で構成された送受信機の概略構成を示すブロック図である。図11において、送信機1101は、DVB(Digital Video Broadcast)符号化処理部1103、データ符号化部1104および変調部1105から構成されている。外部の符号化器、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2の符号化器で画像信号をTS(Transport Stream)形式のディジタル信号Dに変換され、入力信号端子1102からDVB符号化処理部1103に供給される。DVB符号化処理部1103では、後述するDVB符号化処理される。その後、データ符号化部1104において畳み込み符号化、データを間引くパンクチャ、インターリーブを適宜行い、変調部1105に入力される。なお、図16(b)にTS形式のディジタル信号フォーマットの一例を示す。即ち、1シンボルは、204バイトで構成され、188バイトは、TSデータ、16バイトがRSパリテイとなっている。
変調部1105において、例えば、シングル64QAM信号に変調され、伝送路1106を介して受信機1107に送信される。受信機1107は、復調部1108、データ復号化部1109、DVB復号化処理部1110から構成されている。送信機1101から送られてきたシングル64QAM信号は、復調部1108においてシングル64QAM信号が復調され、デジタルデータとなり、データ復号化部1109においてデインターリーブ、デパンクチャ、ビタビ復号を行いDVB復号化処理部1110に入力される。そしてDVB復号化処理部1110においてDVB復号し、出力信号端子1111から外部の映像機器等へ出力される。
次に、各部の詳細について説明する。まず、DVB符号化処理部1103の構成を図12に示す。TS(Transport Stream)形式のディジタル信号Dが入力端子1201(図11の入力端子1102に対応する。)に入力され、エネルギー拡散部1202に印加される。エネルギー拡散部1202において、例えば擬似ランダム系列加算でエネルギー拡散を行い、RS(Reed-Solomon)符号化部1203においてRS符号化を行い、インターリーブ部1204においてインターリーブを行い、端子1205から出力される。RS符号化部1203では、1TS単位で誤り訂正を行う。そのためRS符号化部1203では、1TS毎にパリティを付加する。例えば、RS(204,188)符号(ARIB STD―B33での表示方法)化処理の場合、1TS、つまり204バイト(byte)の内訳は、データ188byte、パリティ16byteであり、204byte中8byteまで誤り訂正が可能であることを示している。
ここで、DVB符号化処理部1103の処理について図18を用いて説明する。DVB符号化処理部1103のRS符号化部1203では、ディジタル信号DにRS(204,188)符号化処理を施すことにより図18(a)に示すようにデータD1(188byte)にパリティP1(16byte)が付加された1TSデータ(204byte)が生成される。この1TSデータをインターリーブ部1204でインターリーブ処理されると、図18(b)で示されるように、異なったTSとの間でインターリーブ処理されるため、データ部D2(188byte)およびパリティ部P2(16byte)がそれぞれ図18(a)で示される1TSデータとは異なるTSとして出力される。インターリーブ部1204の出力(図18(b)で示す。)は、データ符号化部1104において畳み込み符号化処理、パンクチャ処理、インターリーブ処理を適宜行い、変調部1105に入力される。
図13は、変調部1105の一例を示すものである。データ符号化部1104で符号化されたデータは、端子1301を介してデータマッピング部1302に印加される。データマッピング部1302では、デジタルデータに基づいて例えば、64QAMの場合、I−Q座標上に64ポイントのマッピングを行う。
DA変換部1303は、ディジタル・アナログ変換部で、I成分とQ成分の入力を直交変調し、例えば20.45MHzのアナログIF信号に変換する。IF変換部1304は、中間周波変換部で、130MHzのIF信号に変換する。送信高周波部1305は、IF信号をマイクロ波帯に周波数変換し、電力増幅した後、出力端子1306から伝送路1106を介して受信機1107に送信される。
次に、復調部1108の構成について図14を用いて説明する。図14において、送信機1101から伝送路1106を介して送信された変調信号は、端子1401から受信部高周波部1402で受信され、IF変換部1403で中間周波数に変換され、AD変換部1404に供給される。AD変換部1404では、例えば20.45MHzのアナログIF信号を直交復調し、直交座標系のI成分とQ成分の信号に変換される。データ識別部1405では、得られたマッピング点からデータキャリアの伝送データ値を求め、端子1406から出力する。
最後に、DVB復号化処理部1110について図15を用いて説明する。DVB復号化処理部1110は、図12で示すDVB符号化処理部とは逆の処理が行われる。即ち、図15において、受信機1107のデータ復号化部1109からの復号データが端子1501を介してデインターリーブ部1502に印加される。デインターリーブ部1502では、デインターリーブが行われ、RS復号化部1503においてRS復号化を行い、エネルギー逆拡散部1505においてエネルギー逆拡散を行う。このようにしてFPU装置では、TS(Transport Stream)形式のディジタル信号Dが送信機1101からマイクロ波伝送で受信機1107に送信され、出力端子1111から大電力送信装置(図示せず。)に送られ、電波として各家庭へ送られる。
而して、上述したデジタルSTL装置と上述したデジタルFPU装置では、標準規格が異なり、上述したデジタルSTL装置は、伝送される信号が32.5Mbpsの放送TS信号が対象であるのに対して上述したデジタルFPU装置は、60Mbpsまたは45Mbpsの素材TS信号が伝送する対象である。従って、扱うデータ信号およびフォーマットが異なるため、デジタルSTL装置用の放送用TS信号(32.5Mbps)をそのままでは、デジタルFPU装置に適用することができない。
特開2004−104579
上述したように従来のSTL装置と従来のFPU装置では、扱うデータ信号およびフォーマットが異なるため、デジタルSTL装置用の放送用TS信号をそのままでは、デジタルFPU装置に適用することができない。
本発明の目的は、放送用TS信号を伝送可能なデータ伝送装置を提供することである。
本発明の他の目的は、STL装置で使用される放送TS信号をFPU装置で伝送可能なデータ伝送装置を提供することである。
本発明の他の目的は、FPU装置としても、また、STL装置で使用される放送用TS信号を伝送できるFPU装置としても使用できるデータ伝送装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、STL装置とFPU装置との二重系のデータ伝送装置を提供することである。
本発明は、TS信号を送信する第1の送信機および上記第1の送信機からのTS信号を受信する第1の受信機からなるデータ伝送装置において、上記第1の送信機は、少なくとも上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更するレート変換部と、上記TS信号の内容に応じてRS符号化を選択するDVB符号化処理部および復調部からなり、上記第1の受信機は、少なくとも受信した上記TS信号を復調する復調部と、上記TS信号の内容に応じてRS復号化を選択するDVB復号化処理部および上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更する逆レート変換部とを有する。
また、本発明のTS信号を送信する第1の送信機は、少なくとも上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更するレート変換部と、上記TS信号の内容に応じてRS符号化を選択するDVB符号化処理部および変調部からなり、上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更するレート変換部は、無効データを上記TS信号に挿入する機能を有し、上記RS符号化を選択するDVB符号化処理部は、上記無効データを挿入された上記TS信号の場合、上記RS符号化を実行しない機能を有するように構成される。
また、本発明の送信機において、上記レート変換部は、無効データを上記TS信号に挿入する機能を有し、更に、上記無効データに無効データを表すIDを挿入するように構成される。
また、本発明のTS信号を受信する第1の受信機は、少なくとも受信した上記TS信号を復調する復調部と、上記TS信号の内容に応じてRS復号化を選択するDVB復号化処理部および上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更する逆レート変換部からなり、上記TS信号が無効データを含んでいる場合、上記RS符号化を実行しない機能を有し、上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更する逆レート変換部は、上記無効データを削除する機能を有するように構成される。
また、本発明の受信機において、上記TS信号が上記無効データを表すIDを含むTS信号を伝送し、上記逆レート変換部は、上記無効データを表すIDを検出し、上記IDの検出結果に基づいて上記無効データを削除する機能を有するように構成される。
また、本発明の受信機において、更に、上記逆レート変換部から上記TS信号のクロック信号を検出するクロック信号検出部と上記検出されたクロック信号を分周する分周器を具え、上記分周器からシステムクロックを出力するように構成される。
また、本発明の受信機において、上記TS信号は、放送用TS信号であり、上記クロック信号検出部は、上記放送用TS信号の32.5MHzのクロック信号を検出し、上記分周器は、上記32.5MHzのクロック信号を1/4分周した約8MHzのシステムクロックを出力するように構成される。
また、本発明のデータ伝送装置において、更に、STL装置の第2の送信機と、STL装置の第2の受信機と、上記第1の送信機と上記第2の送信機を適宜切替える第1の切替手段と、上記第1の受信機と上記第2の受信機を切替える第2の切替手段および上記TS信号の内容に応じて上記第1と第2の切替手段を制御する制御部とを有する。
また、本発明のデータ伝送装置において、上記第1の切替手段が上記第1の送信機を選択している場合、上記制御部は、送られてくるTS信号から所望のID情報を検出し、上記第2の切替手段を制御して上記第1の送信機を選択するするように構成される。
以上説明したように、本発明によれば、放送TS信号を伝送可能なデータ伝送装置が実現できる。また、STL装置に代えて使用することができるので、STL装置の異常時に予備のデータ伝送装置として使用することができる。更に、STL装置とFPU装置との二重系のデータ伝送装置を実現できる。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。なお、図11と同じものには同じ符号が付されている。図1において、送信機1101は、レート変換部101、DVB符号化処理部102、データ符号化部1104、変調部1105で構成されている。また、103は、モード切替信号入力端子である。まず、外部の符号化器、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2あるいはMPEG4等の符号化器で画像信号を放送用TS(Transport Stream)信号、例えば、32.5Mbpsのデジタル信号に変換され、入力端子1102に印加される。この32.5Mbpsの放送用TS信号は、レート変換部101に供給され、ここでFPU装置で使用される例えば、60MbpsのTS信号に変換され、DVB符号化処理部102に供給される。なお、レート変換部101およびDVB符号化処理部102については後述する。その後は、図11で説明したものと同様にデータ符号化部1104において畳み込み符号化、データを間引くパンクチャ、インターリーブを適宜行い、変調部1105に入力される。変調部1105において、例えば、シングル64QAM信号に変調され、伝送路1106を介して受信機1107に送信される。
また、受信機1107は、復調部1108、データ復号化部1109、DVB復号化処理部104および逆レート変換部105から構成されている。なお、106は、モード切替信号入力端子である。送信機1101から送られてきたシングル64QAM信号は、図11で説明したと同様に、復調部1108においてシングル64QAM信号が復調され、デジタルデータとなり、データ復号化部1109においてデインターリーブ、デパンクチャ、ビタビ復号を行いDVB復号化処理部104に入力される。そしてDVB復号化処理部104においてDVB復号され、逆レート変換部105で、60MbpsのTS信号が32.5Mbpsの放送用TS信号に変換され、出力端子1111から出力され、外部の映像機器等へ出力される。なお、DVB復号化処理部104および逆レート変換部105については後述する。
次に、各部の詳細について説明する。まず、レート変換部101の構成を図2に示す。図2において、201および202は、切替スイッチ、203は、メモリ部、204は、47h検出部、205は、メモリ部203の書込み、読出しを制御するメモリ制御部、206は、NULL挿入部、207は、バイパス伝送路、208は、出力端子である。切替スイッチ201、202には、モード切替信号入力端子103からモード切替信号が入力され、切替スイッチ201と202が切替えられる。その動作を説明すると、まず、送信機1101を通常のFPU装置として使用する場合、入力端子1102には、60MbpsのTS信号が入力されるので、この60MbpsのTS信号は、スイッチ201、伝送路207、スイッチ202を経由して出力端子208から60MbpsのTS信号がそのまま出力される。即ち、FPU装置として使用する場合は、60MbpsのTS信号は、バイパスされ、そのまま出力端子208に出力される。
一方、32.5Mbpsの放送用TS信号が入力端子1102に供給される場合について、図6および図7を用いて説明する。32.5Mbpsの放送用TS信号が60MbpsのTS信号となるようにレート変換するためにスイッチ201および202が切替えられる。即ち、入力端子1102に供給された32.5Mbpsの放送用TS信号は、スイッチ201を介してメモリ203および47h検出器204に供給される。
図6は、32.5Mbpsの放送用TS信号の1TSの信号フォーマットを模式的に示してある。図6において、1TSの信号は、204バイト(byte)で構成され、D4は、TSデータ(188byte)である。D5は、補助データで8バイト(byte)で構成される。この補助データD5は、緊急放送信号、地上波デジタル用の基本情報あるいはデータの階層情報を含んでいる。P3は、RSパリテイビットで、8バイト(byte)で構成されている。そして、TSデータD4の先頭部分に47h、即ち、1TSを区別するために挿入されている47hコードが付されている。また、各TSには、後述するPID(packet ID)が挿入されている。これは、前述のデジタル放送伝送システムの標準規格で定められており、通常、47hコードは、8ビット(01000111)で構成されている。この放送用TS信号が入力端子1102に供給されると、スイッチ201を介してメモリ部203に図7(a)で示される放送用TS信号列TS1、TS2、・・・として入力される。
47h検出器204では、メモリ部203に入力される32.5Mbpsの放送用TS信号から47hコードを検出し、その検出結果をメモリ制御部205に供給する。メモリ制御部205は、メモリ部203の書込み、読出しを制御すると共に、47h検出器204で検出された47hコードの位置情報に基づいて、NULL挿入部206を制御する。即ち、メモリ部203の書込みは、32.5Mbpsのデータ速度で行われるが、読出しは、60Mbpsのデータ速度で行われる。
この状態を図7(b)を用いて説明する。図7(b)に60Mbpsの素材TS信号(放送用TS信号を60Mbpsに変換した信号を言う。)を示す。32.5Mbpsのデータ速度で書込まれた放送用TS信号列をTS1、TS2で示す。この場合の書込みと読出しの比は、60Mbps/32.5Mbps=1.85となり、読出し時にデータ量が不足する。従って、NULL挿入部206では、不足分のビットを追加する。TSD1、TSD2は、その不足分のビットを示しており、ここではNULLパケットと称する。また、このNULLパケットTSD1、TSD2の挿入位置は、47h検出器204で検出された47hコードの位置情報に基づいて、放送用TS信号列の空きの部分に挿入される。なお、NULLパケットも放送用TS信号と同様なフォーマットで構成され、先頭部に、47hコード、続いてNULLパケットTSD1、TSD2がNULLパケットであることを示すパケットID(以下、PIDと略称する。)が付されている。このPIDは、例えば、00011111と言うように、他のパケットと区別できるPIDのコードを定めている。従って、NULL挿入部206の出力は、60Mbpsの素材TS信号列となり、スイッチ202を介して出力端子208から出力される。なお、NULLパケットとしては、一般にデータと区別できるビットであればよく、周知のダミービットが使用可能である。これらをTSデータと区別して無効データとも称する。また、図7(b)において、NULLの後部に挿入されているFFは、補助データD5に対応する部分を示すためのビットを表し、例えば、1111・・・のようなビットが使用可能である。なお、上記の場合は、60MbpsのFPU装置で説明したが、これに限定されるものではなく、40MbpsのFPU装置等にも同様に適用できることは言うまでもない。この場合の書込みと読出しの比は、40Mbps/32.5Mbps=1.23となる。以下同様である。
次に、DVB符号化処理部102の構成を図3に示す。図3において、301は、入力端子、302および303は、切替スイッチ、304は、出力端子である。なお、図12と同じものには同じ符号が付されている。また、切替スイッチ302および303は、モード切替信号入力端子103からモード切替信号が入力され、切替スイッチ302と303が切替えられる。この切替スイッチ302および303の動作を説明する。
まず、FPU装置としてDVB符号化処理部102を動作させる場合には、図12に示した場合と同様に、入力端子301に図18(a)に示すTS信号が供給された場合は、エネルギー拡散部1202に印加される。エネルギー拡散部1202において、例えば擬似ランダム系列加算でエネルギー拡散を行い、RS(Reed-Solomon)符号化部1203においてRS符号化を行い、インターリーブ部1204においてインターリーブを行い、出力端子304から出力される。RS符号化部1203では、先に、図18(a)で説明したようにデータD1(188byte)にパリティP1(16byte)が付加された1TSデータ(204byte)が生成される。この1TSデータをインターリーブ部1204でインターリーブ処理されると、図18(b)で示されるように、異なったTSとの間でインターリーブ処理されるため、データ部D2(188byte)およびパリティ部P2(16byte)がそれぞれ図18(a)で示される1TSデータとは異なるTSとして出力される。
次に、このDVB符号化処理部102を60Mbpsの素材TS信号(放送用TS信号を60Mbpsに変換した信号を言う。)の処理部として動作させる場合について説明する。図6で説明したように放送用TS信号は、TSデータ部D4、補助データ部D5およびRSパリテイ部P3で構成されている。ここで、補助データ部D5は、緊急放送信号、地上波デジタル用の基本情報あるいはデータの階層情報を含んでいる極めて重要なデータ部である。しかし、この素材TS信号がRS符号化部1203で処理されると以下のような問題が発生する。これを図8を用いて説明する。
図8(a)は、放送用TS信号の1TSのフォーマットを示す。なお、この放送用TS信号の1TSのフォーマットは、図6に示すものと同じであるが、説明の都合上、TSデータは、TSデータ部D4と、その中に含まれる47hコード、PIDを含めて示してある。また、図8(b)は、図8(a)の放送用TSの1TSのフォーマットに仮にRS符号化処理を行った後の処理信号を示している。図8(b)から明らかなようにRS符号化処理では、188バイトのTSデータから16バイトのパリティを演算生成し、その16バイトを189バイト目〜204バイト目に新規RSパリテイP4が置換挿入される。しかし、放送用TS信号の189バイト目〜196バイト目には、上述した重要な補助データD5が存在し、これが新規RSパリテイP4信号に変換されることは許されない。なお、図18(a)に示すFPU装置でのTS信号では、189バイト目〜204バイト目は、パリテイビットP1であるため、問題にならない。
従って、図3に示すDVB符号化処理部を素材TS信号の処理部として動作させる場合には、エネルギー拡散部1202の出力をスイッチ302、バイパス伝送路304、スイッチ303を介してインターリーブ部1204に供給し、RS符号化処理を行わないようにする。モード切替信号入力端子103に入力されるモード切替信号は、そのために切替スイッチ302と303を切替えるための切替信号である。
次に、DVB復号化処理部104について図4を用いて説明する。図4において、401は、データ復号化部1109からの出力信号が供給される入力端子、402および404は、切替スイッチ、403は、バイパス伝送路、405は、出力端子である。なお、図15と同じものには、同じ符号が付されている。このDVB復号化処理部104の動作について説明する。まず、FPU装置として動作させる場合は、モード切替信号入力端子106からモード切替信号が入力され、切替スイッチ402と404が切替えられる。そして、入力端子401に供給されるTS信号は、デインターリーブ部1502、切替スイッチ402、RS復号化部1503、切替スイッチ404およびエネルギー逆拡散部1504を介して出力部405に出力され、この経路の動作は、図15に示すDVB復号化処理部1110と同じであるので説明は省略する。
一方、このDVB復号化処理部104を素材TS信号(放送用TS信号を60Mbpsに変換した信号を言う。)の処理装置として動作させる場合には、以下のようにモードを選択する。即ち、図3で説明したように、放送用TS信号のDVB符号化処理部102の処理では、RS符号化部1203での処理をせず、バイパスしたことを説明した。従って、DVB符号化処理部102のRS符号化部1203をバイパスした信号である放送用TS信号が、入力端子401に供給された場合、DVB復号化処理部104のRS復号化部1503をバイパスしておく必要がある。従って、モード切替信号入力端子106に入力されるモード切替信号は、切替スイッチ402と404を切替え、デインターリーブ部1502の出力を伝送路403を介してエネルギー逆拡散部1504に出力するように制御している。
次に、逆レート変換部105について図5を用いて説明する。図5において、501は、入力端子、502および504は、切替スイッチ、503は、バイパス伝送路、505は、メモリ部、506は、NULL検出部、507は、メモリ部505の書込み、読出しを制御するメモリ制御部、508は、出力端子である。切替スイッチ502、504には、モード切替信号入力端子106からモード切替信号が入力され、切替スイッチ502と504が切替えられる。その動作を説明すると、まず、受信機1107を通常のFPU装置として使用する場合、受信部1107には、例えば、60MbpsのTS信号が入力されるので、この60MbpsのTS信号は、入力端子501、スイッチ502、バイパス伝送路503、スイッチ504を経由して出力端子508から60MbpsのTS信号がそのまま出力される。即ち、FPU装置として使用する場合は、60MbpsのTS信号は、バイパスされ、そのまま出力端子508に出力される。
一方、60Mbpsの素材TS信号(放送用TS信号を60Mbpsに変換した信号を言う。)が入力端子501に供給される場合について、図9を用いて説明する。ここでは、60Mbpsの素材TS信号が32.5Mbpsの放送用TS信号となるようにレート変換するためにスイッチ502および504が切替えられる。即ち、図9(a)に示す素材TS信号(TS1、TSD1、TS2、TSD2・・・のST信号列)が、入力端子501に供給される。この素材TS信号は、スイッチ502を介してメモリ部505およびNULL検出部506に供給される。NULL検出部506では、47hコードとNULL信号(ダミー信号または無効データとも言う。)であることを示すPIDを検出することによってNULLパッケトTSD1、TSD2、・・・の位置を検出し、メモリ制御部507に供給する。
メモリ制御部507では、NULL検出部506からの47hコードとPIDの情報に基づいてスイッチ502から供給される素材TS信号のメモリ部505への書込みを制御する。即ち、スイッチ502からの出力の内、TS1、TS2、・・・の放送用TS信号は、メモリ部505に書込み、TSD1、TSD2、・・・のNULLパッケトについては、メモリ部505への書込みを行わない。また、メモリ部505からスイッチ504への読出しは、放送用TS信号の32.5Mbpsの速度で読み出すように制御する。従って、出力端子508には、図9(b)に示す32.5Mbpsの放送用TS信号が得られる。以上の処理により本発明のデータ伝送装置は、従来のFPU装置としての動作も、また、放送用TS信号の伝送装置としても使用できるようになり、データ伝送装置として極めて有用である。
なお、上述したデータ伝送装置において、モード切替信号入力端子103および106に入力する切替信号は、本発明のデータ伝送装置をFPU装置で使用するか、放送用TS信号の伝送装置として使用するかで、適宜、選択し、切替信号を手動または自動で供給することができる。この場合、切替信号のパルス信号をモード切替信号入力端子103および106に印加することで実現できる。また、自動で切替える場合には、通常、放送用TS信号には、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号が含まれている。このTMCC信号は、例えば、図17(b)に示すルートIDの中に含まれており、この信号を検出すれば、入力端子1102に供給されている信号は、放送用TS信号であるので、自動的に切替パルス信号を生成部(図示せず。)で、生成し、モード切替信号入力端子103および106に供給するようにすればよい。
図19は、本発明の他の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図10に示す従来のSTL装置では、出力端子1022には、32.5Mbpsの放送用TS信号を、また、出力端子1023には、システムクロックCKが出力されること、そして、このシステムクロックCKは、後続する大電力送信装置に必要な信号であることを説明した。しかしながら本発明のFPU装置を放送用TS信号の伝送装置として使用する場合には、受信機1107では、システムクロックCKが得られない。図19は、システムクロックCKを得るための構成を示すブロック図である。図19において、入力端子1901には、例えば、60Mbpsの素材TS信号(放送用TS信号を60Mbpsに変換した信号)が供給される。この信号が逆レート変換部105で32.5Mbpsの放送用TS信号に変換され、出力端子1902(図1の出力端子1111に対応する。)から出力されることは、上述の説明の通りである。
而して、この逆レート変換部105には、図20(a)に示すように32.5Mbpsの放送用TS信号が再生されている。従って、この32.5Mbpsの放送用TS信号から32.5Mbpsのクロックを発振器1903に供給し、この出力を1/4分周器1904に供給し、8.125MHz(約8MHz)のシステムクロックCKとして出力端子1905から出力する。このようにすると、出力端子1905からから得られる約8MHzのシステムクロックCKは、後続する大電力送信装置の信号処理に利用可能であり、従来のSTL装置と同様に動作させることができる。
図21は、本発明の更に他の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図21は、従来のSTL装置と上述した改良されたFPU装置、所謂、放送用TS信号の伝送装置との二重系として使用した場合の概略構成図である。図21において、2101は、例えば、32.5Mbpsの放送用TS信号が印加される入力端子である。2102は、分配器、2103は、STL送信機を示している。ここで、STL送信機2103は、例えば、図10に示す送信機1001に相当する。なお、図10に示す送信機1001は、二重系を示しているが、STL送信機2103は、二重系であっても、一重系であっても良いことは言うまでもない。改良FPU送信機2104は、例えば、図1に示す送信機1101とすることができる。そして、2105は、制御部であり、STL送信機2103の異常を検出して改良FPU送信機2104の動作と、スイッチ2106を制御するものである。即ち、図10において、切替制御部1012は、STL送信制御部1006および1007、送信高周波部1008および1009の動作状態を監視し、これらの機器に動作不良が発生した場合、現用機の伝送装置から予備機の伝送装置に切替スイッチ1010を切替える働きをすることを説明した。従って、図21に示す制御部2105は、例えば、STL送信制御部1006および送信高周波部1008の動作不良が発生した場合、これを検出し、改良FPU送信機2104の、例えば、モード切替信号入力端子103(図1に示す。)にモード切替信号を供給し、60Mbpsの素材TS信号(放送用TS信号を60Mbpsに変換した信号)処理の伝送装置として動作させ、改良FPU送信機2104の出力をスイッチ2106を介して伝送路2107に送出する。
受信機側では、60Mbpsの素材TS信号が伝送路2107を伝送されてくると、制御部2111は、素材TS信号に含まれている所望のID、例えば、図9(a)に示されるPIDを検出し、切替スイッチ2108を切替えて、改良FPU送信機2110に供給し、図1の受信機で説明したと同様、改良FPU送信機2110で60Mbpsの素材TS信号は、32.5Mbpsの放送用TS信号に変換され、スイッチ2112を介して出力端子2113に出力される。なお、制御部2111の動作は、STL受信機2109が動作不良を発生したことを検出して改良FPU受信機2110に切替えるための制御も行う。
以上、本発明について詳細に説明したが、上記説明では、FPU装置を、従来のFPU装置として使用する場合と、放送用TS信号の伝送装置として使用する場合との兼用機として説明したが、放送用TS信号の伝送装置として、専用機として使用することができることは勿論である。また、本発明は、ここに記載されたデータ伝送装置の実施例に限定されるものではなく、上記以外のデータ伝送装置に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明の一実施例の概略構成のブロック図を示す。 本発明の一実施例のレート変換部の概略構成のブロック図を示す。 本発明の一実施例のDVB符号化処理部の概略構成のブロック図を示す。 本発明の一実施例のDVB復号化処理部の概略構成のブロック図を示す。 本発明の一実施例の逆レート変換部の概略構成のブロック図を示す。 本発明で使用する放送用TSの1TSのフォーマットを示す図である。 本発明のレート変換の原理を説明するための図である。 本発明の原理を説明するためのRS処理の説明図である。 本発明の逆レート変換の原理を説明するための図である 従来のSTL装置の一例を示すブロック図である。 従来のFPU装置の一例を示すブロック図である。 従来のFPU装置のDVB符号化処理部を示すブロック図である。 従来のFPU装置の変調部を示すブロック図である。 従来のFPU装置の復調部を示すブロック図である。 従来のFPU装置のDVB複合化処理部を示すブロック図である。 放送用TS信号とデジタルFPUのTS信号のフォーマットを示す図である。 放送用TS信号の具体的構成を示す図である。 従来のFPU装置のDVB符号化処理部の動作を説明するための図である。 本発明の他の一実施例を説明するためのブロック図である。 図19に示す一実施例の動作を説明するための図である。 本発明の更に他の一実施例の概略構成のブロック図を示す。
符号の説明
101:レート変換部、102、1103:DVB符号化処理部、103、106:モード切替信号入力端子、104、1110:DVB復号化処理部、104:逆レート変換部、201、202、302、303、402、404、502、504、1010、1021:スイッチ、203:メモリ部、204:47h検出部、205、507:メモリ制御部、206:NULL挿入部、207、305、403、503:バイパス伝送路、208、304、405、508:出力端子、301、401、501:入力端子、506:NULL検出部、1001、1101:送信機、1002:受信機、1003:STL送信制御装置1003、1004:送信高周波装置、1005:放送用TS信号入力端子、1006、1007:STL送信制御部、1008、1009:送信高周波部、1011、1014:マイクロ波アンテナ、1012、1020:切替制御部、1013:システムクロック入力端子、1015:分配器、1016、1017:受信高周波部、1018、1019:STL受信制御部、1022:放送用TS信号出力端子、1023:システムクロック出力端子、1102、1201:TSデータ入力端子、1104:データ符号化部、1105:変調部、1106:伝送路、1108:復調部、1109:データ復号化部、1111:TSデータ出力端子、1202:エネルギー拡散部、1203:RS符号化部、1204:インターリーブ部、1302:データマッピング部、1303:DA変換部、1304、1403:IF変換部、1305:送信高周波部、1402:受信部高周波部、1404:AD変換部、1405:データ識別部、1502:デインターリーブ部、1503:RS復号化部、1504:エネルギー逆拡散部、1903:発信器、1904:分周器。

Claims (5)

  1. TS信号を送信する第1の送信機および上記第1の送信機からのTS信号を受信する第1の受信機からなるデータ伝送装置において、上記第1の送信機は、少なくとも上記TS信号の内容に応じて無効データと上記無効データを示す所定のIDを上記TS信号に挿入してビットレートを変更するレート変換部と、所定のIDまたは所定の補助データが検出されない場合のみ上記TS信号RS符号化を実行するDVB符号化処理部および変調部からなり、上記第1の受信機は、少なくとも受信した上記TS信号を復調する復調部と、上記所定のIDまたは所定の補助データが検出されない場合のみ上記TS信号の内容に応じてRS復号化を実行するDVB復号化処理部および上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更する逆レート変換部とを有することを特徴とするデータ伝送装置。
  2. TS信号を送信する第1の送信機は、少なくとも上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更するレート変換部と、上記TS信号の内容に応じてRS符号化を選択するDVB符号化処理部および変調部からなり、上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更するレート変換部は、無効データと上記無効データを示す所定のIDを上記TS信号に挿入する機能を有し、上記RS符号化を選択するDVB符号化処理部は、上記所定のIDまたは所定の補助データが検出されない場合のみ上記TS信号のRS符号化を実行することを特徴とする送信機。
  3. TS信号を受信する第1の受信機は、少なくとも受信した上記TS信号を復調する復調部と、上記TS信号の内容に応じてRS復号化を選択するDVB復号化処理部および上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更する逆レート変換部からなり、上記TS信号から所定のIDまたは所定の補助データが検出されない場合のみ上記TS信号のRS復号化を実行する機能を有し、上記TS信号の内容に応じてビットレートを変更する逆レート変換部は、上記無効データを削除する機能を有することを特徴とする受信機。
  4. 請求項3記載の受信機において、更に、上記逆レート変換部から上記TS信号のクロック信号を検出するクロック信号検出部と上記検出されたクロック信号を分周する分周器を具え、上記分周器からシステムクロックを出力することを特徴とする受信機。
  5. 請求項1記載のデータ伝送装置において、更に、上記TS信号の第2の送信機と、上記TS信号の第2の受信機と、上記第1の送信機と上記第2の送信機を適宜切替える第1の切替手段と、上記第1の受信機と上記第2の受信機を切替える第2の切替手段および上記TS信号の内容に応じて上記第1と第2の切替手段を制御する制御部とを有することを特徴とするデータ伝送装置。
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