JP2004104579A - デジタル画像伝送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラ等より入力された映像信号を符号化処理しデジタルFPU装置にて伝送する無線画像伝送システムにおいて、外部装置より入力された有効データレートに似合ったFPU装置の伝送方式に自動的に合わせ、且つPCR補正処理を行う機能を有することで外部装置との接続動作時における装置間のレート設定を簡略し、より最適な伝送状態を可能とする。
【解決手段】デジタルFPU装置に入力されるクロック及びデータ信号に対し常にクロックレートを算出し、その結果から最適なFPU装置の伝送レートを選択し、更に選択した伝送レートに合わせるべく、FPU装置の伝送レートと入力されるクロック信号のレートとの差分に相当するダミーデータを挿入し、PCR補正処理した後に有効データと共に再フレーム化して伝送することで、外部装置より入力されるデータレートとFPU装置の持つ伝送レートを合わせることなく最適なデータ伝送が可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】デジタルFPU装置に入力されるクロック及びデータ信号に対し常にクロックレートを算出し、その結果から最適なFPU装置の伝送レートを選択し、更に選択した伝送レートに合わせるべく、FPU装置の伝送レートと入力されるクロック信号のレートとの差分に相当するダミーデータを挿入し、PCR補正処理した後に有効データと共に再フレーム化して伝送することで、外部装置より入力されるデータレートとFPU装置の持つ伝送レートを合わせることなく最適なデータ伝送が可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号を符号化処理した後に、そのデジタル化したデータを遠隔地ヘ伝送するデジタルFPU装置において、外部装置より入力されたデータレートに合ったFPU装置の伝送方式に自動的に合わせて伝送可能とすることで外部装置との接続動作時における装置間のレート設定作業を簡略化し、且つ入力されたデータレートに合った伝送方式に最適化するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、FPUと称される無線画像伝送装置は、アナログ伝送からデジタル伝送方式ヘと移行しつつある。デジタル伝送方式では、アナログ伝送方式とは違い、映像信号や音声信号を符号化する装置を使用することで、本来のデータ量を圧縮し、より低い伝送レー卜で情報伝送することが可能となる。
また、デジタル伝送方式では、伝送すべき情報の内容や量により、その各々の情報に対しレート設定することができるため、情報レートは様々変更可能となり、伝送する情報によって、外部装置のデータレートとFPU装置の伝送レートを各々設定し装置間のレートを各々一致させる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術では、デジタルFPU装置を使用した伝送システムにおいて、外部装置のデータレートとFPU装置の伝送レートを、必ず合わせて動作させる必要があった。
そこで、本発明は、外部装置のデータレートをFPU装置に合わせなくとも、自動的にFPU装置側の伝送レートで動作でき、外部装置より入力されるデータレートに応じてFPU装置の持つ伝送方式を自動選択することにより、常時入力レートに対し最適な伝送状態で動作することを可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、符号化した映像信号を一つの集合したデータ列(TSフレーム)としてFPU装置を用いて伝送し、受信側にて該符号化されたTSフレームを復号化し元の映像信号とする画像伝送システムにおいて、上記FPU装置に接続される外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき上記入力映像信号を上記FPU装置の伝送レートに適したTSフレームにして伝送するようにしたものである。
また、外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき入力映像信号をFPU装置の伝送レートに適したTSフレームとするため、入力映像信号に所定数のダミーデータ(Nullパケット)を挿入して伝送するようにしたものである。
また、外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき入力映像信号をFPU装置の伝送レートに適したTSフレームとするため、入力映像信号に所定数のダミーデータ(Nullパケット)を挿入し、該TSフレームよりPCRデータを取り出し、挿入したダミーデータ分だけ補正処理した後に再フレーム化して伝送するようにしたものである。
【0005】
具体的方法としては、TVカメラ等より入力される画像信号を、符号化し一つの集合したデータ列(TSフレーム)としてFPU装置を用いて伝送し、受信側にて符号化されたTSフレームを復号化し元の映像信号とする画像伝送システムにおいて、FPU送信制御部では画像符号化装置等の外部装置よりのクロック信号をまず外部クロックカウンタ部に入力しカウンタ動作させる。その結果を、所定の周期にて入力レート算出部に転送する。
また、FPU装置送信制御部内の基準クロックを使用し、内部時間カウンタ部にて所定の期間カウント動作させ、その結果を所定の周期にて入力レート算出部に一定周期で転送する。 入力レート算出部では、これらの結果を元に外部より入力されたクロックの周波数を算出し、入力されたレートに最適な伝送レートを選択する。そして、外部より入力された有効データレートと選択されたFPU装置との伝送レートを合わせるべく挿入するダミーデータ数を制御する。
この際に、入力データ(TSフレーム)内に多重化されているPCRデータを抜き出し、挿入したダミーデータ数によって入力されたPCRデータ箇所よりディレイした時間分を補正した後のPCRデータを算出する。そして、入力データと挿入するダミーデータと補正後のPCRデータ値とを再多重化して伝送する。
これによって、外部装置より入力されるデータレートとFPU装置の持つ伝送レートを、設定作業により装置間を合わせることなく、最適なデータ伝送を可能とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1,図2を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のデジタルFPU運用時のシステム構成を説明する図である。図2は本発明の一実施例のデジタルFPU送信制御部における伝送方式の選択及びPCR補正処理の構成を説明する図である。
まず、図1では画像符号化装置2にHDTVカメラ1とFPU送信制御部3が接続され、FPU送信制御部3はFPU送信高周波部4と接続されている。
そして、FPU受信高周波部5とFPU受信制御部6が接続され、画像復号化装置7がFPU受信制御部6とHDTVモニタ8と接続されている。
次に、図1の動作について説明する。画像符号化装置2ではHDTVカメラ1より入力された映像信号を、画像符号化及び誤り訂正外符号化処理を行った後、FPU送信制御部3で誤り訂正内符号化処理されて、FPU送信高周波部4からFPU受信高周波部5へと伝送される。
FPU受信高周波部5にて受信された信号は、FPU受信制御部6にて誤り訂正内復号化処理された後、画像復号化装置7にて誤り訂正外復号化処理及び画像復号化され、HDTVモニタ8に出力される。
【0007】
次に、図2の動作について説明する。図1の画像符号化装置2は、FPU送信制御部3ヘクロック信号及びデータ信号を出力する。これらの入力信号が図2における有効クロック信号Ciと有効データ信号Diである。
まず、FPU送信制御部3内に取り込まれた有効クロック信号Ciは、外部クロックカウンタ部9に入力される。外部クロックカウンタ部9では、入力されたクロック信号Ciがどの程度のレートであるかを判断するために、所定の期間でクロック信号Ciにてカウントした値Etを入力レート算出部11に出力する。また、FPU送信制御部3内のリファレンスクロック発生部13より発生したクロックを使用し、内部時間カウンタ部12にてカウントさせた値Rtを、入力レート算出部11に出力する。入力レート算出部11では、外部クロックカウンタ部9にてカウントされた値Etと内部時間カウンタ部12にてカウントされた値Rtとを比較し、外部より入力された有効クロック信号Ciのデータレートを算出して、その結果CtをCPU制御部10に転送する。
【0008】
CPU制御部10では、Ctの値を基に、PCR補正処理部15に対しモード情報Pd、変調処理部18に対しモード情報Mdを各々出力し、FPU送信制御部3の伝送方式(変調方式)を選択する。また、選択された変調方式にて内部回路を動作させるためにクロックモード情報Cdを出力し、シンボルクロック生成部19にて内部動作クロックを生成する。
PCR補正処理部15では、FPU送信制御部3の伝送レートに対応したフレーム構造とするため、有効データ信号Diに付加するダミーデータNのデータ量を算出する。 また、S−P変換部14でパラレル化したデータDによりPCRデータPiを抜き出し、ダミーデータNを付加した分を考慮して補正データ出力部16にて、入力のPi値に補正した値Pを算出する。そして、PCR補正値PとダミーデータNとを選択する切替信号S1とパラレルデータDとダミーデータNとを選択するための切替信号S2を発生し、再多重化したデータDoを変調処理部18に出力する。変調処理部18では、選択された伝送方式に応じて変調処理された後、IF変調波Iが出力される。
【0009】
以上の様に、デジタルFPU送信制御部に入力されるクロック及びデータ信号に対し常にクロックレートを算出し、その結果から最適なFPU装置の伝送方式(伝送レート)を選択し、更に選択した伝送レートに合わせるべく、FPU装置の伝送レートと入力されるクロック信号のレートとの差分に相当するダミーデータを挿入し、PCR補正処理した後に有効データと共に再フレーム化して伝送することで、外部装置より入力されるデータレートとFPU装置の持つ伝送レートを合わせることなく、最適なデータ伝送が可能となる。
【0010】
【発明の効果】
本発明のデジタルFPU画像伝送システムを用いれば、以下のような効果が得られる。
(イ) 外部装置のデータレートにあったFPU装置の伝送方式に自動的に合わせて動作するため、装置間のレート設定を合わせずに運用することが可能。
(ロ) 外部装置のデータレートにあったFPU装置の伝送方式に自動的に合わせ動作するため、余計な付加データを挿入することなく、最適な伝送形態を得ることが可能。
(ハ) データ伝送するフレーム内にPCR補正処理したデータを付加するため受信部におけるレート再生処理が不要。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図。
【図2】本発明の一実施例のデジタルFPU送信制御部における伝送方式選択、PCR補正処理の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1:HDTVカメラ、2:画像符号化装置、3:FPU送信制御部、4:FPU送信高周波部、5:FPU受信高周波部、6:FPU受信制御部、7:画像復号化装置、8:HDTVモニタ、9:外部クロックカウンタ部、10:CPU制御部、11:入力レート算出部、12:内部時間カウンタ部、13:リファレンスクロック発生部、14:S−P変換部、15:PCR補正処理部、16:補正データ出力部、17:Nullパケット出力部、18:変調処理部、19:シンボルクロック生成部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号を符号化処理した後に、そのデジタル化したデータを遠隔地ヘ伝送するデジタルFPU装置において、外部装置より入力されたデータレートに合ったFPU装置の伝送方式に自動的に合わせて伝送可能とすることで外部装置との接続動作時における装置間のレート設定作業を簡略化し、且つ入力されたデータレートに合った伝送方式に最適化するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、FPUと称される無線画像伝送装置は、アナログ伝送からデジタル伝送方式ヘと移行しつつある。デジタル伝送方式では、アナログ伝送方式とは違い、映像信号や音声信号を符号化する装置を使用することで、本来のデータ量を圧縮し、より低い伝送レー卜で情報伝送することが可能となる。
また、デジタル伝送方式では、伝送すべき情報の内容や量により、その各々の情報に対しレート設定することができるため、情報レートは様々変更可能となり、伝送する情報によって、外部装置のデータレートとFPU装置の伝送レートを各々設定し装置間のレートを各々一致させる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術では、デジタルFPU装置を使用した伝送システムにおいて、外部装置のデータレートとFPU装置の伝送レートを、必ず合わせて動作させる必要があった。
そこで、本発明は、外部装置のデータレートをFPU装置に合わせなくとも、自動的にFPU装置側の伝送レートで動作でき、外部装置より入力されるデータレートに応じてFPU装置の持つ伝送方式を自動選択することにより、常時入力レートに対し最適な伝送状態で動作することを可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、符号化した映像信号を一つの集合したデータ列(TSフレーム)としてFPU装置を用いて伝送し、受信側にて該符号化されたTSフレームを復号化し元の映像信号とする画像伝送システムにおいて、上記FPU装置に接続される外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき上記入力映像信号を上記FPU装置の伝送レートに適したTSフレームにして伝送するようにしたものである。
また、外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき入力映像信号をFPU装置の伝送レートに適したTSフレームとするため、入力映像信号に所定数のダミーデータ(Nullパケット)を挿入して伝送するようにしたものである。
また、外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき入力映像信号をFPU装置の伝送レートに適したTSフレームとするため、入力映像信号に所定数のダミーデータ(Nullパケット)を挿入し、該TSフレームよりPCRデータを取り出し、挿入したダミーデータ分だけ補正処理した後に再フレーム化して伝送するようにしたものである。
【0005】
具体的方法としては、TVカメラ等より入力される画像信号を、符号化し一つの集合したデータ列(TSフレーム)としてFPU装置を用いて伝送し、受信側にて符号化されたTSフレームを復号化し元の映像信号とする画像伝送システムにおいて、FPU送信制御部では画像符号化装置等の外部装置よりのクロック信号をまず外部クロックカウンタ部に入力しカウンタ動作させる。その結果を、所定の周期にて入力レート算出部に転送する。
また、FPU装置送信制御部内の基準クロックを使用し、内部時間カウンタ部にて所定の期間カウント動作させ、その結果を所定の周期にて入力レート算出部に一定周期で転送する。 入力レート算出部では、これらの結果を元に外部より入力されたクロックの周波数を算出し、入力されたレートに最適な伝送レートを選択する。そして、外部より入力された有効データレートと選択されたFPU装置との伝送レートを合わせるべく挿入するダミーデータ数を制御する。
この際に、入力データ(TSフレーム)内に多重化されているPCRデータを抜き出し、挿入したダミーデータ数によって入力されたPCRデータ箇所よりディレイした時間分を補正した後のPCRデータを算出する。そして、入力データと挿入するダミーデータと補正後のPCRデータ値とを再多重化して伝送する。
これによって、外部装置より入力されるデータレートとFPU装置の持つ伝送レートを、設定作業により装置間を合わせることなく、最適なデータ伝送を可能とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1,図2を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のデジタルFPU運用時のシステム構成を説明する図である。図2は本発明の一実施例のデジタルFPU送信制御部における伝送方式の選択及びPCR補正処理の構成を説明する図である。
まず、図1では画像符号化装置2にHDTVカメラ1とFPU送信制御部3が接続され、FPU送信制御部3はFPU送信高周波部4と接続されている。
そして、FPU受信高周波部5とFPU受信制御部6が接続され、画像復号化装置7がFPU受信制御部6とHDTVモニタ8と接続されている。
次に、図1の動作について説明する。画像符号化装置2ではHDTVカメラ1より入力された映像信号を、画像符号化及び誤り訂正外符号化処理を行った後、FPU送信制御部3で誤り訂正内符号化処理されて、FPU送信高周波部4からFPU受信高周波部5へと伝送される。
FPU受信高周波部5にて受信された信号は、FPU受信制御部6にて誤り訂正内復号化処理された後、画像復号化装置7にて誤り訂正外復号化処理及び画像復号化され、HDTVモニタ8に出力される。
【0007】
次に、図2の動作について説明する。図1の画像符号化装置2は、FPU送信制御部3ヘクロック信号及びデータ信号を出力する。これらの入力信号が図2における有効クロック信号Ciと有効データ信号Diである。
まず、FPU送信制御部3内に取り込まれた有効クロック信号Ciは、外部クロックカウンタ部9に入力される。外部クロックカウンタ部9では、入力されたクロック信号Ciがどの程度のレートであるかを判断するために、所定の期間でクロック信号Ciにてカウントした値Etを入力レート算出部11に出力する。また、FPU送信制御部3内のリファレンスクロック発生部13より発生したクロックを使用し、内部時間カウンタ部12にてカウントさせた値Rtを、入力レート算出部11に出力する。入力レート算出部11では、外部クロックカウンタ部9にてカウントされた値Etと内部時間カウンタ部12にてカウントされた値Rtとを比較し、外部より入力された有効クロック信号Ciのデータレートを算出して、その結果CtをCPU制御部10に転送する。
【0008】
CPU制御部10では、Ctの値を基に、PCR補正処理部15に対しモード情報Pd、変調処理部18に対しモード情報Mdを各々出力し、FPU送信制御部3の伝送方式(変調方式)を選択する。また、選択された変調方式にて内部回路を動作させるためにクロックモード情報Cdを出力し、シンボルクロック生成部19にて内部動作クロックを生成する。
PCR補正処理部15では、FPU送信制御部3の伝送レートに対応したフレーム構造とするため、有効データ信号Diに付加するダミーデータNのデータ量を算出する。 また、S−P変換部14でパラレル化したデータDによりPCRデータPiを抜き出し、ダミーデータNを付加した分を考慮して補正データ出力部16にて、入力のPi値に補正した値Pを算出する。そして、PCR補正値PとダミーデータNとを選択する切替信号S1とパラレルデータDとダミーデータNとを選択するための切替信号S2を発生し、再多重化したデータDoを変調処理部18に出力する。変調処理部18では、選択された伝送方式に応じて変調処理された後、IF変調波Iが出力される。
【0009】
以上の様に、デジタルFPU送信制御部に入力されるクロック及びデータ信号に対し常にクロックレートを算出し、その結果から最適なFPU装置の伝送方式(伝送レート)を選択し、更に選択した伝送レートに合わせるべく、FPU装置の伝送レートと入力されるクロック信号のレートとの差分に相当するダミーデータを挿入し、PCR補正処理した後に有効データと共に再フレーム化して伝送することで、外部装置より入力されるデータレートとFPU装置の持つ伝送レートを合わせることなく、最適なデータ伝送が可能となる。
【0010】
【発明の効果】
本発明のデジタルFPU画像伝送システムを用いれば、以下のような効果が得られる。
(イ) 外部装置のデータレートにあったFPU装置の伝送方式に自動的に合わせて動作するため、装置間のレート設定を合わせずに運用することが可能。
(ロ) 外部装置のデータレートにあったFPU装置の伝送方式に自動的に合わせ動作するため、余計な付加データを挿入することなく、最適な伝送形態を得ることが可能。
(ハ) データ伝送するフレーム内にPCR補正処理したデータを付加するため受信部におけるレート再生処理が不要。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図。
【図2】本発明の一実施例のデジタルFPU送信制御部における伝送方式選択、PCR補正処理の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1:HDTVカメラ、2:画像符号化装置、3:FPU送信制御部、4:FPU送信高周波部、5:FPU受信高周波部、6:FPU受信制御部、7:画像復号化装置、8:HDTVモニタ、9:外部クロックカウンタ部、10:CPU制御部、11:入力レート算出部、12:内部時間カウンタ部、13:リファレンスクロック発生部、14:S−P変換部、15:PCR補正処理部、16:補正データ出力部、17:Nullパケット出力部、18:変調処理部、19:シンボルクロック生成部。
Claims (3)
- 符号化した映像信号を一つの集合したデータ列(以下、TSフレームと略す)としてFPU(Field Pickup Unit)装置を用いて伝送し、受信側にて該符号化されたTSフレームを復号化し元の映像信号とする画像伝送システムにおいて、上記FPU装置に接続される外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき上記入力映像信号を上記FPU装置の伝送レートに適したTSフレームにして伝送することを特徴とするデジタル画像伝送方法。
- 請求項1において、上記外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき、上記映像信号を上記FPU装置の伝送レートに適したTSフレームとするため、上記入力映像信号に所定数のダミーデータ(Nullパケット)を挿入して伝送することを特徴とするデジタル画像伝送方法。
- 請求項1において、上記外部装置よりの入力映像信号のデータレートを検出し、該データレートに基づき、上記映像信号を上記FPU装置の伝送レートに適したTSフレームとするため、上記入力映像信号に所定数のダミーデータ(Nullパケット)を挿入し、当該TSフレームよりPCR(Program Code Reference)データを取り出し、上記挿入したダミーデータ分だけ補正処理した後に再フレーム化して伝送することを特徴とするデジタル画像伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002265503A JP2004104579A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | デジタル画像伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002265503A JP2004104579A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | デジタル画像伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004104579A true JP2004104579A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32264629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002265503A Pending JP2004104579A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | デジタル画像伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004104579A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006033236A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | データ伝送装置 |
JP2006074647A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Ikegami Tsushinki Co Ltd | デジタルfpu送信機 |
-
2002
- 2002-09-11 JP JP2002265503A patent/JP2004104579A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006033236A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | データ伝送装置 |
CN100452875C (zh) * | 2004-07-14 | 2009-01-14 | 株式会社日立国际电气 | 数据传送装置 |
JP4589043B2 (ja) * | 2004-07-14 | 2010-12-01 | 株式会社日立国際電気 | データ伝送装置 |
JP2006074647A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Ikegami Tsushinki Co Ltd | デジタルfpu送信機 |
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