JP2002112271A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置

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JP2002112271A
JP2002112271A JP2000293866A JP2000293866A JP2002112271A JP 2002112271 A JP2002112271 A JP 2002112271A JP 2000293866 A JP2000293866 A JP 2000293866A JP 2000293866 A JP2000293866 A JP 2000293866A JP 2002112271 A JP2002112271 A JP 2002112271A
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JP
Japan
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digital broadcast
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JP2000293866A
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Inventor
Seiji Suzuki
勢治 鈴木
Toshiya Iwasaki
利哉 岩▲崎▼
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送受信装置の低消費電力化を図
る。 【解決手段】 TS再生部4は、データストリームDT
Sを一時的に蓄積して、伝送パケット単位ごとにデータ
パケットDTPとして出力するデータバッファ22a
と、MPEG2規格に従ったダミーデータDMYを生成
するダミーデータ生成部22bと、データセレクタ22
cとを含む。外符号復号部5は、データパケットDTP
をリード・ソロモン復号して誤り訂正を行なう。データ
セレクタ22cは、データバッファ22aのデータ蓄積
量に応じて制御され、放送電波に基づくデータパケット
DTPを生成できない期間においては、ダミーデータD
MYをMPEGデコード部6に対して出力するので、こ
の期間における外符号復号部5の動作を停止させて低消
費電力化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル放送受
信装置に関し、より特定的には、デジタルテレビ放送を
受信するためのデジタル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ放送のデジタル化計画が世
界的に急速に進展している。特に、デジタルテレビ放送
においては、データ圧縮/伸長規格の国際標準であるM
PEG2(Moving Picture Experts Group 2)を用いる
ことによって、単一の中継機によって複数のチャンネル
を伝送することが可能になった結果、チャンネル数を飛
躍的に増加させることができる。これによりユーザの利
便性が大幅に向上するものと期待されている。
【0003】デジタルテレビ放送においては、映像信号
または音声信号を伝送するシステムにおいて、高品質な
伝送や周波数利用効率の向上に優れた直交周波数分割多
重方式(以下、OFDM:Orthogonal Frequency Divis
ion Multiplexing方式ともいう)が提案されている。O
FDM方式は、1チャンネルの帯域内に多数のサブキャ
リアを設けることを特徴とする、耐マルチパス妨害に優
れた変調方式である。
【0004】デジタルテレビ放送においては、アナログ
テレビ信号をデジタル信号に変換した後、MPEG2規
格に従った圧縮符号化を行なう。この際に、複数のチャ
ンネルに対応する映像信号および音声信号は、MPEG
2規格に従うトランスポートストリームデータ(以下単
にTSデータとも称する)として多重化される。TSデ
ータは、映像信号、音声信号にそれぞれ対応する符号化
データが多重化されて、単一のデータストリームとして
構成されている。
【0005】符号化データには、伝送誤りからデータを
保護する誤り訂正を行なうために、外符号および内符号
と一般に称される誤り訂正処理が実行される。たとえ
ば、郵政省電気通信技術審議会「デジタル放送システム
委員会」で承認された地上デジタル方式の暫定方式原案
に基づけば、外符号としてブロック符号の代表例である
リードソロモン符号が用いられ、内符号としてビタビ復
号と組合された畳み込み符号が用いられる。
【0006】符号化データに対しては、さらに、ノイズ
やフェージング等の伝送路におけるエラー発生原因を分
散させるためのインターリーブ処理および、QPSK
(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Qua
drature Amplitude Modulation)などの変調方式に応じ
たマッピング処理が行なわれる。
【0007】このような処理を施された符号化データ
は、逆フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier
Transform)を行ない、直交変調後においてRF(Radi
o Frequency)信号は、放送電波として伝送される。
【0008】図4は、一般的なデジタル放送受信システ
ムの構成を示す概略ブロック図である。図4には、デジ
タル放送受信システムのうち映像信号の再生に関する部
分が示される。
【0009】図4を参照して、デジタル放送受信システ
ム10は、OFDM方式に基づいて伝送されるRF信号
を受信するアンテナ1と、アンテナ1によって受信され
たRF信号から所望のチャンネルに対応する符号化デー
タを抽出する選局部2と、選局部2からの符号化データ
の内符号復号を行なう内符号復号部3と、内符号復号さ
れた符号化データを受けてTSデータを伝送パケット単
位で伝送するためのTS再生部4と、TS再生部4の出
力を受けて外符号復号を行なう外符号復号部5と、外符
号復号部5からの内符号復号および外符号復号された符
号化データをMPEG2規格に従ってデコードするMP
EGデコード部6とを備える。MPEGデコード部6は
表示部7に対して映像信号を出力する。
【0010】図5は、従来のTS再生部4の構成を示す
ブロック図である。図5を参照して、TS再生部4は、
内符号復号部3からのデータパケットDTPを一時的に
蓄積するためのデータバッファ9aと、ヌルパケットN
LPを生成するヌルパケット生成部9bと、データパケ
ットDTPおよびヌルパケットNLPのいずれか一方を
選択的に外符号復号部5に対して送出するセレクトスイ
ッチ9cとを有する。デジタルテレビ放送信号は、誤り
訂正を有効に実行するために実際の信号の帯域より広い
帯域幅を含んでおり、またガードインターバル時間分余
分にサンプルを行なっているため、画像データとして無
効な信号が含まれている。この無効信号に相当する部分
は、選局部2等によってインターリーブ処理を復帰させ
るためのデインターリーブ処理によって排除されるの
で、無効信号に対応する期間においては、TS再生部4
に対するデータパケットDTPの供給が途切れてしま
う。
【0011】一方、MPEGデコード部6を正常に動作
させるためには所定レートで符号化データを供給する必
要があるので、データパケットDTPの供給が途切れる
期間においては、MPEG2規格に従うダミーデータを
MPEGデコード部6に供給する必要がある。
【0012】ヌルパケット生成部9bが生成するヌルパ
ケットNLPは、外符号復号部5によって復号されて、
MPEG2規格に従うダミーデータに変換される。
【0013】データバッファ9aは、内符号復号部3か
ら供給されたデータパケットDTPの蓄積量を監視し、
データ蓄積量が減少してデータパケットDTPの生成が
できなくなった場合には、セレクトスイッチ9cの接続
をヌルパケット生成部9b側に切換える。これにより、
放送電波に基づくデータパケットDTPの供給が途切れ
た期間においても、ヌルパケットNLPが外符号復号部
5に対して送出される。これにより、MPEGデコード
部6に対して常に所定レートで符号化データを供給する
ことができ、MPEGデコード部6におけるデコード処
理を正常に実行できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このようにデコード処
理を正常に実行するために生成されるヌルパケットNL
Pについても、外符号復号部5による復号処理が実行さ
れる。したがって、映像信号としては意味を有さないヌ
ルパケットNLPに対しても外符号復号部5を動作させ
る必要があり、余分な消費電力が消費されてしまう。
【0015】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、デジ
タル放送受信装置の低消費電力化を図ることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に従うと、デジ
タル放送受信装置は、所定規格に従って符号化され、さ
らに第1および第2の誤り訂正を施された符号化データ
を搬送する放送電波を受信するデジタル放送受信装置で
あって、放送電波から所望のチャンネルに対応する符号
化データを抽出する選局手段と、選局手段から符号化デ
ータを受けて、第1の誤り訂正を復号するための内符号
復号手段と、第2の誤り訂正を復号するための外符号復
号手段と、第1および第2の誤り訂正が復号された符号
化データを所定規格に従って復号し、所望チャンネルに
対応した映像信号を生成する映像復号手段と、内符号復
号手段を経由した符号化データの供給を受けて、所定量
ずつを外符号復号手段を経由させて映像復号手段に伝達
するためのストリーム調整手段とを備える。ストリーム
調整手段は、内符号復号手段からの符号化データの供給
が途切れた場合には、所定規格に基づくダミーデータを
映像復号手段に供給する。
【0017】好ましくは、ストリーム調整手段は、内符
号復号手段から供給された符号化データを一時的に蓄積
して、所定量ずつ外符号復号手段に送出するデータ蓄積
手段と、ダミーデータを生成するダミーデータ生成手段
と、外符号復号手段を経由した符号化データとダミーデ
ータとを受けて、データ蓄積手段における符号化データ
の蓄積量に応じていずれか一方を映像復号手段に伝達す
るデータ選択手段とを含み、データ選択手段がダミーデ
ータを映像復号手段に伝達する期間においては、外符号
復号手段の動作は停止される。
【0018】好ましくは、ストリーム調整手段は、内符
号復号手段から供給された符号化データを一時的に蓄積
して、所定量ずつ外符号復号手段に送出するデータ蓄積
手段と、データレベルが一定に維持される期間を有する
サブダミーデータを生成するサブダミーデータ生成手段
と、外符号復号手段の出力とサブダミーデータとを受け
て、データ蓄積手段における符号化データの蓄積量に応
じていずれか一方を外符号復号手段に伝達する第1のデ
ータ選択手段と、ダミーデータを生成するダミーデータ
生成手段と、外符号復号手段の出力とダミーデータとを
受けて、データ蓄積手段における符号化データの蓄積量
に応じていずれか一方を映像復号手段に伝達する第2の
データ選択手段とを含む。
【0019】さらに好ましくは、所定規格はMPEG2
規格である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は同一または相当部分を示す。
【0021】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形
態に従うデジタル放送受信装置100の構成を示す概略
ブロック図である。図1には、代表的に郵政省電気通信
技術審議会「デジタル放送システム委員会」で承認され
た地上デジタル方式の暫定方式原案に基づく映像信号の
再生に関する構成が示される。
【0022】図1を参照して、デジタル放送受信装置1
00は、アンテナによって受信された放送電波であるR
F信号を受けて、選択されたチャンネルに対応する映像
信号を表示部に伝達する。
【0023】デジタル放送受信装置100は、チューナ
11と、アナログ/デジタル変換部12と、FFT部1
3と、周波数デインターリーブ部14と、時間デインタ
ーリーブ部15と、デマッピング部16とを備える。
【0024】チューナ11は、受信されたRF信号を受
けて、選択チャンネルに応じた周波数をダウンコンバー
トしてベースバンド信号を出力する。アナログ/デジタ
ル変換部12は、ベースバンド信号をアナログ信号から
デジタル信号に変換するとともに、ヒルベルト変換等を
用いて、実軸(I軸)データBiおよび虚軸(Q軸)デ
ータBqを出力する。FFT部13は、I軸データBi
およびQ軸データBqを受けて高速フーリエ変換を行な
い、時間軸データを周波数軸データに変換して出力す
る。周波数デインターリーブ部14は、電波の反射など
による特定周波数信号の欠落を行なうために符号化時に
行なわれた周波数インターリーブを解除する。周波数デ
インターリーブ部14の出力は、時間デインターリーブ
部15に伝達される。時間デインターリーブ部15は、
耐フェージングなどのために施された時間インターリー
ブを解除する。
【0025】周波数デインターリーブおよび時間デイン
ターリーブが施されたI軸データBiおよびQ軸データ
Bqはデマッピング部16に送出される。デマッピング
部16は、変調方式に応じた復調処理を実行する。すな
わち、デマッピング部16は、I軸データBiとQ軸デ
ータBqとの組合せに基づいて、nビットの符号化デー
タを生成する。このビット数nは、変調方式に応じて決
定され、QPSK、16QAMおよび64QAM変調が
それぞれ使用された場合には、1組のI軸データBiと
Q軸データBqに対応して、2ビット、4ビットおよび
6ビットのデジタル信号がそれぞれ生成される。
【0026】このようにして、RF信号から所望のチャ
ンネルに対応する符号化データが抽出される。
【0027】デジタル放送受信装置100は、さらに、
ビットデインターリーブ部17と、ビタビ復号部18
と、バイトデインターリーブ部19とを備える。
【0028】ビットデインターリーブ部17は、デマッ
ピング16が出力する符号化データを受けて、誤り耐性
を強化する目的で行なわれたビットインターリーブを解
除する。ビタビ復号部18は、送信側で行なわれた畳み
込み符号化を用いた誤り訂正によって内符号復号を行な
う。このように内符号化には、ビタビ復号と組み合わさ
れた畳み込み符号化が行なわれるのが一般的である。バ
イトデインターリーブ部19は、ビタビ復号された、す
なわち内符号復号された符号化データを受けて、ビット
インターリーブと同様に誤り耐性を強化する目的で実行
されたバイトインターリーブを解除する。
【0029】このように内符号復号が行われた符号化デ
ータは、MPEG2規格のTSストリームに従うデータ
ストリームDTSとして、TS再生部4に送出される。
【0030】デジタル放送受信装置100は、さらに、
データストリームDTSを受けて、TSデータの伝送パ
ケット単位に調整して伝送するためのTS再生部4と、
TS再生部4の出力を受けて外符号復号を行なう外符号
復号部5と、外符号復号部5からの内符号復調および外
符号復号された符号化データをMPEG2規格に従って
デコードするMPEGデコード部6と、デジタル/アナ
ログ変換部20とを備える。
【0031】TS再生部4は、バイトデインターリーブ
部19からのデータストリームDTSを伝送パケット単
位でデータパケットDTPとして外符号(RS)復号部
5に送出する。また、TS再生部4は、バイトデインタ
ーリーブ部19からデータストリームDTSの供給が途
切れてデータパケットDTPを送出できない場合には、
ダミーデータDMYを生成してMPEGデコード部6に
直接送出する。
【0032】図2は、実施の形態1に従うTS再生部の
構成を示すブロック図である。図2を参照して、TS再
生部4は、バイトデインターリーブ部19から出力され
る内符号復号およびデインターリーブ処理の完了したデ
ータストリームDTSを一時的に蓄積して、伝送パケッ
ト単位ごとにデータパケットDTPとして出力するデー
タバッファ22aと、MPEG2規格に従ったダミーデ
ータDMYを生成するダミーデータ生成部22bと、デ
ータセレクタ22cとを含む。
【0033】データバッファ22aは、蓄積されたデー
タパケットDTPを外符号(RS)復号部5に送出す
る。外符号(RS)復号部5は、データパケットDTP
をRS(リード・ソロモン)復号して誤り訂正を行な
う。RS復号によって誤り訂正を施された信号は、デー
タセレクタ22cのH側に入力される。一方、データセ
レクタ22cのL側には、ダミーデータ生成部22bか
らのダミーデータDMYが入力される。
【0034】データバッファ22aは、蓄積されたデー
タ量に応じて制御信号CSGを生成する。制御信号CS
Gは、データバッファ22aに蓄積された符号化データ
が所定量以下となってデータパケットDTPを出力でき
なくなった場合に、Lレベルに設定される。一方、デー
タバッファ22aに符号化データが蓄積されておりデー
タパケットDTPの生成が可能である場合には、制御信
号CSGはHレベルに設定される。
【0035】データセレクタ22cは、制御信号CSG
の信号にレベルに応じて、外符号(RS)復号部の出力
とダミーデータDMYのいずれか一方をMPEGデコー
ド部6に対して送出する。したがって、放送電波に基づ
くデータパケットDTPが生成されている場合には、リ
ード・ソロモン復号によって誤り訂正された符号化デー
タがMPEGデコード部6に対して入力される。一方、
無効信号が伝送された期間に対応して放送電波に基づく
データパケットDTPが生成されない場合においては、
ダミーデータDMYがMPEGデコード部6に対して入
力される。これにより、MPEGデコード部6に対して
は、所定レートで符号化データが入力される。これによ
りMPEGデコード部6における復号処理を正常に実行
することができる。
【0036】外符号(RS)復号部の動作は、制御信号
CSGに応答して制御される。すなわち、制御信号CS
GがLレベルに設定される場合、すなわちデータバッフ
ァ22aからのデータパケットDTPの送出が停止され
る場合には、外符号(RS)復号部の動作は停止され
る。たとえば、制御信号CSGを外復号(RS)復号部
に対するクロックイネーブル信号CKEとして用いれば
よい。
【0037】これにより、有効な映像データを再生する
ためのデータパケットDTPが生成されず、ダミーデー
タDMYがMPEGデコード部6に対して送出される期
間においては、外符号(RS)復号部5の動作を停止さ
せて、消費電力の低減を図ることができる。
【0038】再び図4を参照して、MPEGデコード部
6は、外符号(RS)復号部およびTS再生部4から誤
り訂正された符号化データもしくはダミーデータを所定
レートで受けて、復号処理を実行して選択チャンネルに
対応する映像信号を出力する。MPEGデコード部6か
ら出力された映像信号は、デジタル/アナログ変換部に
おいてデジタル信号からアナログ信号に変換され、表示
部において映像表示される。
【0039】[実施の形態2]実施の形態2において
は、余分な消費電力を削減するためのTS再生部の別の
構成例について説明する。
【0040】図3は、実施の形態2に従うTS再生部4
の構成を示すブロック図である。図3を参照して、実施
の形態2に従うTS再生部4は、図2に示したTS再生
部4の構成に加えて、サブダミーデータ生成部22d
と、データセレクタ22eとをさらに備える。サブダミ
ーデータ生成部22dは、サブダミーデータDMMを生
成する。サブダミーデータDMMは、一定期間信号レベ
ルが変化しない期間を有する。たとえば、サブダミーデ
ータDMMは、信号レベルが常に“0”に維持された信
号とすればよい。
【0041】データセレクタ22eは、データバッファ
22aおよびサブダミーデータ生成部22dと外符号
(RS)復号部5との間に配置される。データセレクタ
22eは、データセレクタ22cと同様に、制御信号C
SGに応答して制御される。このような構成とすること
により、データバッファ22aによるデータパケットD
TPの生成が可能である場合、すなわち制御信号CSG
がHレベルに設定されている場合には、データパケット
DTPが22aから外符号(RS)復号部5に送出さ
れ、リード・ソロモン復号によって誤り訂正された符号
化データがデータセレクタ22cを介してMPEGデコ
ード部6に伝達される。
【0042】一方、データバッファ22aによってデー
タパケットDTPを生成できない場合には、サブダミー
データDMMがデータセレクタ22eを介して外符号
(RS)復号部5に伝達される。また、データセレクタ
22cは、ダミーデータ生成部22bが生成するダミー
データDMYをMPEGデコード部6に出力する。この
ような構成とすることにより、データバッファ22aの
データ蓄積が所定値以下でありデータパケットDTPを
生成できない場合においては、外符号(RS)復号部5
に入力されて復号の対象となるデータの信号レベルを一
定に維持することにより、外符号(RS)復号部5の消
費電力を低減することができる。なお、サブダミーデー
タDMMを誤り訂正した出力は、データセレクタ22c
によって排除されるのでMPEGデコード部6に伝達さ
れることはなく、映像表示に影響を及ぼすことはない。
【0043】このような構成とすることによっても、一
定のビットレートでMPEGデコード部6に対して符号
化データを供給して復号処理を正常に実行するととも
に、外符号(RS)復号部5における消費電力の低減を
図ることが可能となる。
【0044】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0045】
【発明の効果】この発明のデジタル放送受信装置によれ
ば、放送電波に基づく符号化データの供給が途切れた場
合には、ダミーデータを映像復号手段に供給することが
できるので、この期間における外符号復号手段の消費電
力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に従うデジタル放送受信
装置100の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 実施の形態1に従うTS再生部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】 実施の形態2に従うTS再生部の構成を示す
ブロック図である。
【図4】 一般的なデジタル放送受信システムの構成を
示す概略ブロック図である。
【図5】 従来のTS再生部の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
2 選局部、3 内符号復号部、4 TS再生部、5
外符号(RS)復号部、6 MPEGデコード部、22
a データバッファ、22b ダミーデータ生成部、2
2c,22e データセレクタ、22d サブダミーデ
ータ生成部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA23 AA30 BA30 DA01 5C059 KK49 MA00 RC07 RC37 RF06 RF21 SS02 TA73 TC00 TD12 UA05 UA32 5K028 BB04 CC02 EE03 EE07 KK32 MM09 RR02 RR04 SS04 SS14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定規格に従って符号化され、さらに第
    1および第2の誤り訂正を施された符号化データを搬送
    する放送電波を受信するデジタル放送受信装置であっ
    て、 前記放送電波から所望のチャンネルに対応する前記符号
    化データを抽出する選局手段と、 前記選局手段から前記符号化データを受けて、前記第1
    の誤り訂正を復号するための内符号復号手段と、 前記第2の誤り訂正を復号するための外符号復号手段
    と、 前記第1および第2の誤り訂正が復号された前記符号化
    データを前記所定規格に従って復号し、前記所望チャン
    ネルに対応した映像信号を生成する映像復号手段と、 前記内符号復号手段を経由した前記符号化データの供給
    を受けて、所定量ずつを前記外符号復号手段を経由させ
    て前記映像復号手段に伝達するためのストリーム調整手
    段とを備え、 前記ストリーム調整手段は、前記内符号復号手段からの
    前記符号化データの供給が途切れた場合には、前記所定
    規格に基づくダミーデータを前記映像復号手段に供給す
    る、デジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記ストリーム調整手段は、 前記内符号復号手段から供給された前記符号化データを
    一時的に蓄積して、前記所定量ずつ前記外符号復号手段
    に送出するデータ蓄積手段と、 前記ダミーデータを生成するダミーデータ生成手段と、 前記外符号復号手段を経由した前記符号化データと前記
    ダミーデータとを受けて、前記データ蓄積手段における
    前記符号化データの蓄積量に応じていずれか一方を前記
    映像復号手段に伝達するデータ選択手段とを含み、 前記データ選択手段が前記ダミーデータを前記映像復号
    手段に伝達する期間においては、前記外符号復号手段の
    動作は停止される、請求項1記載のデジタル放送受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ストリーム調整手段は、 前記内符号復号手段から供給された前記符号化データを
    一時的に蓄積して、前記所定量ずつ前記外符号復号手段
    に送出するデータ蓄積手段と、 データレベルが一定に維持される期間を有するサブダミ
    ーデータを生成するサブダミーデータ生成手段と、 前記外符号復号手段の出力と前記サブダミーデータとを
    受けて、前記データ蓄積手段における前記符号化データ
    の蓄積量に応じていずれか一方を前記外符号復号手段に
    伝達する第1のデータ選択手段と、 前記ダミーデータを生成するダミーデータ生成手段と、 前記外符号復号手段の出力と前記ダミーデータとを受け
    て、前記データ蓄積手段における前記符号化データの蓄
    積量に応じていずれか一方を前記映像復号手段に伝達す
    る第2のデータ選択手段とを含む、請求項1記載のデジ
    タル放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記サブダミーデータは常に一定のデー
    タレベルを有する、請求項3記載のデジタル放送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記所定規格はMPEG2規格である、
    請求項1からの3のいずれかに記載のデジタル放送受信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の誤り訂正は、畳み
    込み符号化およびブロック符号化によってそれぞれ行な
    われる、請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記内符号復号手段は、ビタビ復号処理
    を行なう、請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記外符号復号手段は、リード・ソロモ
    ン復号処理を行なう、請求項1記載のデジタル放送受信
    装置。
JP2000293866A 2000-09-27 2000-09-27 デジタル放送受信装置 Pending JP2002112271A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007295421A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Hitachi Ltd データ受信装置およびデータ受信方法
KR100775698B1 (ko) 2006-06-30 2007-11-09 주식회사 대우일렉트로닉스 디지털 방송 수신기의 녹화 제어 방법

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