JP3439987B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP3439987B2
JP3439987B2 JP16559298A JP16559298A JP3439987B2 JP 3439987 B2 JP3439987 B2 JP 3439987B2 JP 16559298 A JP16559298 A JP 16559298A JP 16559298 A JP16559298 A JP 16559298A JP 3439987 B2 JP3439987 B2 JP 3439987B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の伝送方式を
含む放送波を受信して復調する際、各伝送方式のビット
誤り率(BER;Bit Error Rate)を測
定または推定し、各伝送方式毎に復調信号レベルを最適
化し、ビタビ復号またはトレリス復号における性能が劣
化しないようにした受信装置に関する。 【0002】[発明の概要]本発明は、デジタル放送な
どで使用される受信装置に関するものであり、伝送され
るデータがフレーム構造を持ち、1フレーム区間で、複
数の変調方式を切り替えて伝送する伝送システムの送信
装置から送信される放送波を受信して復調する際に、各
伝送方式のビット誤り率を測定または推定し、伝送方式
毎に復調信号レベルを最適化して、ビタビ復号またはト
レリス復号を行うときの性能が劣化しないようにするも
のである。 【0003】 【従来の技術】デジタル変調波を受信する場合、アンテ
ナから得られたRF(高周波)帯の受信信号を周波数変
換して、IF(中間周波数)帯の信号にした後、この信
号の振幅または電力を検出し、これが基準値と等しくな
るように、AGC(自動利得制御)増幅器を制御する方
法、または周波数変換して、IF帯の信号をベースバン
ドの信号にした後、この信号の振幅または電力を検出
し、これが基準値と等しくなるように、AGC増幅器を
制御する方法のいずれかを使用して、入力信号レベルを
最適化しながら、IF帯の信号を直交検波して得られた
I信号、Q信号をビタビ復号またはトレリス復号して、
受信信号に含まれている番組情報を再生することが多
い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデジタル変調波を使用するデジタル放送システムの
うち、1フレームの中で、誤り訂正における符号化率、
変調方式などをダイナミックに切り替えて、番組情報を
伝送するデジタル放送システムでは、それぞれの符号化
率、変調方式によって最適な入力信号レベルが異なるこ
とから、1フレーム区間中の入力信号レベルを一定に維
持しても、各符号化率、各変調方式が切り替わったと
き、ビタビ復号またはトレリス復号の性能が十分に生か
されず、受信信号中に含まれている番組情報を正確に再
生できなくなってしまう恐れがあった。 【0005】本発明は上記の事情に鑑み、各変調方式毎
に、入力信号の振幅または電力を最適化して、複数の符
号化率、複数の変調方式で変調されている情報を正確に
再生することができる受信装置を提供することを目的と
している。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、1フレーム区間中に誤り訂正符号化方式
および変調方式の組み合わせからなる複数の伝送方式で
符号化・変調された信号を含む変調波を受信し、この変
調波中に含まれている各伝送方式毎の信号を再生する受
信装置において、1フレーム内における複数の伝送方式
の種類および多重されている時間に関する情報をTMC
C信号から生成し、生成された情報及びフレーム同期信
号に基づいて各伝送方式に対応した制御信号を生成する
手段と、生成された制御信号に基づいて前記変調波に含
まれている各信号を再生する際に、各信号の伝送方式毎
にビット誤り率を測定するBER測定回路と、このBE
R測定回路から出力される各伝送方式毎のビット誤り率
に基づき、各伝送方式毎に前記変調波の電力または振幅
を調整する可変利得制御回路とを備えたことを特徴とし
ている。 【0007】上記の構成によれば、1フレーム区間中に
複数の伝送方式で変調された信号を含む変調波を受信
し、この変調波中に含まれている各伝送方式毎の信号を
再生する場合、1フレーム内における複数の伝送方式の
種類および多重されている時間に関する情報をTMCC
信号から生成し、生成された情報及びフレーム同期信号
に基づいて各伝送方式に対応した制御信号を生成し、生
成された制御信号に基づいて各信号の伝送方式毎にビッ
ト誤り率を測定し、この測定結果に基づき、変調波の電
力または振幅を各伝送方式毎に調整することにより、各
伝送方式毎に、入力信号の振幅または電力を最適化し
て、複数の符号化率、複数の伝送方式で変調されている
情報を正確に再生する。 【0008】 【発明の実施の形態】《デジタル放送システムの説明》
まず、本発明による受信装置の詳細な説明に先だって、
デジタル放送システムで使用される多重化データのフレ
ーム構造、変調波の構造、送信装置の構造などについ
て、簡単に説明する。 【0009】<多重化データのフレーム構造>まず、本
発明では、1フレーム区間にフレームの先頭を示すフレ
ーム同期W1と、主信号の伝送方式に関する情報からな
るTMCC信号(伝送多重構成制御信号)と、スーパー
フレームにおける先頭フレームを示すスーパーフレーム
同期W2(または、スーパーフレーム同期W3)と、放
送事業者の要求に応じて複数の誤り訂正符号化方式およ
び変調方式の組み合わせからなる伝送方式で符号化・変
調した信号を時分割多重した主信号とからなる変調波を
用いて伝送を行うデジタル伝送システムにおいて、各伝
送方式のビット誤り率が最低となるように、伝送方式毎
にAGC増幅器の増幅率を制御する。 【0010】例えば、BS衛星(放送衛星)を使用した
衛星デジタル放送用のデジタル伝送システムでは、送信
装置側で、図8に示すように、MPEG2規格に準拠し
たフォーマットとなるように、映像、音声および各デジ
タルデータが多重化され、188バイトからなるTS
(トランスポートストリーム)パケットが生成される。 【0011】この際、各TSパケットに後続する16バ
イトにリードソロモン符号〔RS(204、188)〕
のパリティ検査バイトが付加されて1つのスロットが構
成され、さらに48スロット分がまとめられて1フレー
ムが構成される。また、各TSパケットの先頭バイトに
は元々、1バイトのパケット同期符号(16進で47)
が書き込まれているが、本発明では、フレームを構成し
た時点で、この部分にフレーム同期信号W1として、2
バイト(16ビット)、TMCC信号と呼ばれる制御信
号として8バイト(64ビット)、スーパーフレーム同
期信号W2(または、スーパーフレーム同期信号W3)
として2バイト(16ビット)の計12バイト(96ビ
ット)を上書きするものとする。 【0012】ここで、例えば1フレーム中で、1パケッ
ト分だけを、ある伝送方式で伝送する場合であっても、
誤り訂正符号の能力を引き出すために必要な十分な深さ
(深さ8以上)のインターリーブを行うために、8フレ
ームを1つのまとまりとして、スーパーフレームを構成
し、このスーパーフレーム中で、同一スロット位置にあ
る8つのスロットを1まとまりとして、インターリーブ
を行う。このとき、スーパーフレーム中の先頭のフレー
ム位置を識別する必要があることから、スーパーフレー
ム同期がスーパーフレーム同期W2であれば、スーパー
フレーム中の先頭フレームと判定し、スーパーフレーム
同期W3であれば、それ以外のフレームであると判定す
ることにより、各スーパーフレームの位置を識別する。 【0013】また、各スロット位置には、そのスロット
を占有している事業者が所望する伝送方式が指定され
る。例えば、図8に示すように、前半の8スロットを第
1伝送方式で伝送し、後半の40スロットを第2伝送方
式で伝送するというような指定が行われる。 【0014】さらに、このような各スロット位置と伝送
方式との対応に関する情報は、TMCC信号中に記載さ
れる。なお、この図8に示す例では、このTMCC信号
中に記載される内容によって、1スーパーフレーム後の
フレーム構成を示し、伝送方式を切り替える場合には、
切替時点から2スーパーフレーム前に、TMCC信号の
内容を変更する。 【0015】<変調波の構造>そして、上述したフレー
ム構造を持つ多重化データに基づき、送信装置によっ
て、図9に示す構造の変調波が生成される。 【0016】この図に示すように、この変調波では、各
フレーム周期の先頭に、32シンボルによって構成され
るフレーム同期W1と、128シンボルによって構成さ
れるTMCC信号と、32シンボルによって構成される
スーパーフレーム同期W2(または、スーパーフレーム
同期W3)との計192シンボルが2位相シフトキーイ
ング(BPSK)変調方式で変調されて多重化される。 【0017】ここで、これらのシンボル数が図8に示す
多重化データ中のフレーム同期W1、TMCC信号、ス
ーパーフレーム同期W2(または、スーパーフレーム同
期W3)に対応する部分のビット数の倍になっているの
は、これらについては、符号化率1/2の畳み込み符号
化が施され、元々のデータ量に対し、同数の冗長ビット
が付加された分だけ、データ量が増えているためであ
る。 【0018】また、これらのヘッダ部分に続き、主信号
となる8スロット分が第1伝送方式で変調されるととも
に、40スロット分が第2伝送方式で変調されて、多重
化される。 【0019】また、この主信号区間については、主信号
の伝送に使用される203シンボル毎に、4シンボルに
よって構成されるランダムなBPSK変調波(位相基準
バーストシンボル)が挿入され、低C/Nまでのキャリ
ア再生を可能にしている。 【0020】また、受信装置側では、フレーム同期捕捉
後、TMCC信号部分の復調、復号を行い、後に続く主
信号部分の伝送方式に関する情報を抽出した後、主信号
の復調、復号を開始するため、伝送方式を変更しても、
スーパーフレームを単位として、各スロットの伝送方式
をダイナミックに切り替えることができる。 【0021】<送信装置の構造>次に、図10に示すブ
ロック図を参照しながら、上述したフレーム構造を持つ
多重化データを上述した構造を持つ変調波に変換して、
各受信装置側に送信する送信装置の構造について説明す
る。なお、以下の説明では、36パケットについては、
TC8PSKを使用して伝送し、また7パケットについ
は、符号化率7/8の畳み込み符号による誤り訂正符号
化と直交位相シフトキーイング(QPSK)変調方式と
を組み合わせた伝送方式(以下、この伝送方式をQPS
K(r=7/8)と称する)を使用して伝送し、また3
パケットについては、符号化率3/4の畳み込み符号に
よる誤り訂正符号化とQPSK変調方式とを組み合わせ
た伝送方式(以下、この伝送方式をQPSK(r=3/
4)と称する)を使用して伝送するものとする。 【0022】この図に示す送信装置101は、エネルギ
拡散回路102と、インタリーブ回路103と、RS
(64、48)符号化回路104と、エネルギ拡散回路
105と、スイッチ106と、トレリス/畳み込み符号
化回路107と、パンクチャリング回路108と、BP
SK位相基準バースト回路109と、BPSK/QPS
K/8PSKマッパ回路110と、直交変調回路111
とを備えており、多重化装置(図示は省略する)によっ
て複数の映像信号、音声信号、データサービスを多重化
した1フレームが48スロットとなる信号を変調して、
上述した構造の変調波を生成し、これを各受信装置に送
信する。 【0023】ここで、仮に全てのデータを本システムで
想定している伝送方式のうち、最も周波数利用効率が高
いTC8PSKで伝送したとすれば、1フレーム周期
で、48スロット分のデータを伝送することができるも
のの、この例のようにQPSK(r=7/8)で伝送し
た場合、その効率はTC8PSKの7/8になり、また
QPSK(r=3/4)で伝送した場合、その効率はT
C8PSKの3/4になることから、1フレームで伝送
しきれないデータが生じることになる。 【0024】そこで、この例では、QPSK(r=7/
8)で伝送する7つのスロットに対し、実際に伝送され
ないパケット(ダミーパケット)として、1つのスロッ
トをを挿入し、またQPSK(r=3/4)で伝送する
3つのパケットに対し、1つのダミースロットを挿入す
ることにより、変調方式が異なっても、フレーム当たり
のスロット数を一定にしている。 【0025】この信号から各スロットの先頭バイトを除
去した部分112と、部分113とに対し、エネルギ拡
散回路102によってデータのランダマイズが行われ、
インタリーブ回路103によって深さ8のブロックバイ
トインタリーブがかけられる。次に、トレリス/畳み込
み符号化回路107によってTC8PSKで伝送するデ
ータ部分についてトレリス符号化(r=2/3)が行わ
れ、またQPSK(r=7/8)およびQPSK(r=
3/4)で伝送する部分について、畳み込み符号化(r
=1/2)が行われる。なお、これらの符号化処理は、
同一の回路で実行される。 【0026】また、QPSK(r=7/8)およびQP
SK(r=3/4)で伝送する部分については、パンク
チャリング回路108によって、符号化率がそれぞれ7
/8および3/4となるとともに、各パケットの先頭が
間引きの開始点となるように、データの間引きが行われ
る。 【0027】一方、TMCC信号部分については、RS
(64、48)回路104によって誤り訂正符号が付加
され、エネルギ拡散回路105によってデータのランダ
マイズが行われた後、トレリス/畳み込み符号化回路1
07によって畳み込み符号化(r=1/2)が行われ
る。 【0028】そして、BPSK/QPSK/8PSKマ
ッパ回路110を構成する読み出し専用メモリ(RO
M)によって、符号化されたこれらのデータのうち、フ
レーム同期W1、TMCC信号、フレーム同期W2部分
が図11の(c)に示すBPSKマッパ上にマッピング
され、またTC8PSKで伝送する部分が図11の
(a)に示す8PSKマッパ上にマッピングされ、また
QPSK(r=7/8)部分およびQPSK(r=3/
4)が図11の(b)に示すQPSKマッパ上にマッピ
ングされ、各マッピング結果がI信号、Q信号(各8ビ
ット)に変換される。 【0029】これにより、例えばTC8PSKで伝送す
る部分の信号が“010”であれば、図11の(a)に
示す8PSKマッパ上にマッピングされて、“−90”
を示すI信号、“+90”を示すQ信号に変換される。 【0030】次いで、このBPSK/QPSK/8PS
Kマッパ回路110の出力が直交変調回路111によっ
て、直交変調されて、図10に示す変調波が生成され、
これが各受信装置に送信される。 【0031】《実施の形態の説明》次に、図面を参照し
ながら、上述した送信装置から送信される変調波を復
調、復号して番組の内容を再生する受信装置について説
明する。 【0032】図1は本発明による受信装置の実施の形態
を適用した受信装置の一例を示すブロック図である。 【0033】この図に示す受信装置1は、BSアンテナ
2と、可変利得増幅回路3と、チャネル選択周波数変換
回路4と、直交検波回路5と、デパンクチャ回路6と、
トレリス/ビタビ復号回路7と、BER測定回路8と、
利得制御回路9と、スイッチ10と、エネルギ逆拡散回
路11と、RS(64、48)復号回路12と、ゲート
信号生成回路13と、デインタリーブ回路14と、エネ
ルギ逆拡散回路15と、RS(204、188)復号回
路16と、希望TS分離回路17と、MP@HL復号回
路18と、HDTV19とを備えており、伝送されるデ
ータがフレーム構造を持ち、1フレーム区間で、複数の
変調方式を切り替えて伝送するデジタル伝送システムの
送信装置から送信され、放送衛星で中継された変調波を
受信して、復調する際、各変調方式のビット誤り率を測
定または推定し、伝送方式毎に復調信号レベルを最適化
して、ビタビ復号またはトレリス復号を行うときの性能
が劣化しないようにしながら、変調波を復調、復号し
て、送信装置から送信された番組の内容をHDTV19
で再生する。 【0034】この場合、BSアンテナ2は、放送衛星に
よって中継された12GHz帯の放送波(変調波)を受
信して、受信信号を生成するアンテナと、このアンテナ
の受信動作によって得られた受信信号を周波数変換する
ODU(屋外ユニット)とを備えており、放送衛星によ
って中継された12GHz帯の放送波を受信するととも
に、この受信動作で得られた受信信号を周波数変換し
て、1GHz帯の第1中間周波数信号を生成し、これを
可変利得増幅回路3に供給する。 【0035】可変利得増幅回路3は、制御端子に入力さ
れた制御信号に応じた増幅率となり、この増幅率で、B
Sアンテナ2から出力される第1中間周波数信号を増幅
する可変利得増幅器を備えており、制御端子に入力され
ている制御信号に応じた増幅率となって、BSアンテナ
2から出力される第1中間周波数信号を増幅して、指定
された電力または振幅にした後、チャネル選択周波数変
換回路4に供給する。 【0036】チャネル選択周波数変換回路4は、チャネ
ル指定内容に応じて、局部発振周波数を調整して、可変
利得増幅回路3から出力される第1中間周波数信号を周
波数変換するとともに、指定されたチャネルの番組内容
部分を選択して、479.5MHzの第2中間周波数信
号を生成し、これを直交検波回路5に供給する。 【0037】直交検波回路5は、チャネル選択周波数変
換回路4から出力される第2中間周波数信号を同期検波
し、この同期検波結果に基づき、複素平面上のI信号、
Q信号を生成し、これをデパンクチャ回路6と、BER
測定回路8とに供給する。 【0038】デパンクチャ回路6は、直交検波回路5か
ら出力されるI信号、Q信号がフレーム同期W1、TM
CC信号、フレーム同期W2(または、フレーム同期W
3)の部分に対応するI信号、Q信号であるとき、これ
らI信号、Q信号をそのまま通過させて、トレリス/ビ
タビ復号回路7に供給し、また直交検波回路5から出力
されるI信号、Q信号が主信号に対応するI信号、Q信
号であるとき、これらI信号、Q信号に対し、デパンク
チャ処理を行い、これによって得られたI信号、Q信号
をトレリス/ビタビ復号回路7に供給する。 【0039】トレリス/ビタビ復号回路7は、図6に示
すビタビ復号器22と、図2に示すトレリス復号器20
と、図4に示すビタビ復号器21とを備えている。 【0040】このトレリス/ビタビ復号回路7では、ゲ
ート信号生成回路13から出力されるゲート信号に基づ
き、デパンクチャ回路6から出力されるI信号、Q信号
がフレーム同期W1、TMCC信号、フレーム同期W2
(または、フレーム同期W3)の部分であるとき、ビタ
ビ復号器22によって、これらがビタビ復号される。ビ
タビ復号器22によって得られた復号データはBER測
定回路8に供給されるとともに、スイッチ10を介して
エネルギ逆拡散回路11に供給される。また、デパンク
チャ回路6から出力されるI信号、Q信号が主信号であ
るとき、トレリス復号器20によって主信号のTC8P
SK部分がトレリス復号される。トレリス復号器20に
よって得られた復号データはBER測定回路8に供給さ
れるとともに、スイッチ10を介してデインタリーブ回
路14に供給される。さらに、ビタビ復号器21によっ
て主信号のQPSK(r=7/8)部分がビタビ復号
(r=7/8)され、またQPSK(r=3/4)部分
がビタビ復号(r=3/4)され、これによって得られ
た復号データがBER測定回路8に供給されるととも
に、スイッチ10を介してデインタリーブ回路14に供
給される。 【0041】エネルギ逆拡散回路11は、スイッチ10
を介して供給されるフレーム同期W1、TMCC信号、
フレーム同期W2(または、フレーム同期W3)の部分
の復号データについて、送信装置側でランダマイズした
ときと逆の手順で、エネルギ逆拡散を行い、これによっ
て得られた信号をRS(64、48)復号回路12に供
給する。 【0042】RS(64、48)復号回路12は、エネ
ルギ逆拡散回路11から出力される信号をRS(64、
48)復号して、フレーム同期W1、TMCC信号、フ
レーム同期W2(または、フレーム同期W3)を再生
し、これをゲート信号生成回路13に供給する。 【0043】ゲート信号生成回路13は、RS(64、
48)復号回路12から出力されるフレーム同期W1、
フレーム同期W2(または、フレーム同期W3)に基づ
き、キャリアを再生するとともに、TMCC信号の内容
を識別して、受信装置1の各部を制御するのに必要なゲ
ート信号を生成し、これを受信装置1の各部に供給し、
これらを動作を制御する。 【0044】また、デインタリーブ回路14は、スイッ
チ10を介して供給される主信号部分の復号データを取
り込み、この復号データに対し、深さ8のブックバイト
デインタリーブを行い、これによって得られた信号をエ
ネルギ逆拡散回路15に供給する。 【0045】エネルギ逆拡散回路15は、デインタリー
ブ回路14から出力される信号を取り込んで、送信装置
側でランダマイズしたときと同様の手順で、エネルギ逆
拡散を行い、これによって得られた信号をRS(20
4、188)復号回路16に供給する。 【0046】RS(204、188)復号回路16は、
エネルギ逆拡散回路15から出力される信号を取り込ん
で、これらの信号で示される各スロットの先頭に47
(16進数)を補って、RS(204、188)復号を
行い、これによって得られた信号(多重化信号)を希望
TS分離回路17に供給する。 【0047】希望TS分離回路17は、RS(204、
188)復号回路16から出力される多重化信号を取り
込んで、TMCC信号によって送信機から受信機に通知
されるスロット位置とTS識別子との対応関係に基づ
き、視聴者が希望している放送事業者のTSのみを抽出
し、これを他のTSから分離して、MP@HL復号回路
18に供給する。 【0048】MP@HL復号回路18は、希望TS分離
回路17から出力されるタイムスロットに含まれている
MPEG2規格の情報を復号して、映像信号、音声信
号、サービスなどを再生し、HDTV19上に番組の内
容を表示させる。 【0049】また、BER測定回路8は、TC8PSK
のBERを測定するTC8PSK用BER測定回路23
(図2参照)と、QPSKのBERを測定するQPSK
用BER測定回路24(図4参照)と、BPSKのBE
Rを測定するBPSK用BER測定回路25(図6参
照)とを備えており、BSアンテナ2によって受信され
る変調波の変調方式毎に、これらのTC8PSK用BE
R測定回路23、QPSK用BER測定回路24、BP
SK用BER測定回路25を動作させて、直交検波回路
5から出力されるI信号、Q信号のBERを測定し、こ
の測定結果を利得制御回路9に供給する。 【0050】この場合、TC8PSK用BER測定回路
23は、図2に示すように、直交検波回路5からTC8
PSK部分のI信号、Q信号が出力されたとき、これら
I信号、Q信号を取り込んで、図3に示す硬判定テーブ
ル26の点線で仕切られている各領域を使用して、I信
号、Q信号のTC8PSK硬判定を行って“000”〜
“111”のいずれかとなる3ビットの復号データを生
成するTC8PSK硬判定復号器27を備えている。ま
た、直交検波回路5からTC8PSK部分のI信号、Q
信号が出力され、トレリス/ビタビ復号回路7のトレリ
ス復号器20から1シンボル周期当たり2ビットの復号
データが出力されたとき、この復号データに対し、送信
装置側で行っているトレリス符号化と同じトレリス符号
化を行って誤り訂正のための冗長ビットを付加した3ビ
ットの符号化データを生成するトレリス符号化器28を
備えている。さらに、このトレリス符号化器28から出
力される符号化データとTC8PSK硬判定復号器27
から出力される復号データとをビット比較するビット比
較器29と、このビット比較器29から出力される比較
結果をカウントしてトレリス復号前における8PSKの
伝送誤り率の近似値を求めるカウンタ30とを備えてい
る。 【0051】このTC8PSK用BER測定回路23で
は、直交検波回路5からTC8PSK部分のI信号、Q
信号が出力されたとき、これらI信号、Q信号に対し、
TC8PSK硬判定を行って“000”〜“111”の
いずれかとなる3ビットの復号データを生成するととも
に、トレリス/ビタビ復号回路7のトレリス復号器20
から出力される復号データに対し、トレリス符号化処理
を行って3ビットの符号化データを生成し、さらにこれ
ら復号データと、符号化データとをビット比較して、比
較結果をカウントし、これによって得られたトレリス復
号前における8PSKの伝送誤り率の近似値を利得制御
回路9に供給する。 【0052】この際、8PSK硬判定復号器27から出
力される復号データ側が全く誤り訂正されていないのに
対し、トレリス符号化器28から出力される符号データ
側がトレリス復号器20によってトレリス復号化処理が
行われた時点で、通常のC/Nで、ほぼ誤りが無いデー
タとなり、またC/Nが劣化したときでも、ある程度、
誤り率が低減されたデータとなり、さらにトレリス符号
化器28によってトレリス符号化処理を行った時点で、
誤り率がほぼゼロになることから、これら復号データ
と、符号化データとをビット比較して、比較結果をカウ
ントしたとき、トレリス復号前における8PSKの伝送
誤り率の近似値が得られ、これが利得制御回路9に供給
される。 【0053】また、QPSK用BER測定回路24は、
図4に示すように、直交検波回路5からQPSK部分の
I信号、Q信号が出力されたとき、これらI信号、Q信
号を取り込んで、図5に示す硬判定テーブル31の点線
で仕切られている各領域を使用して、I信号、Q信号の
QPSK硬判定を行って“00”〜“11”のいずれか
となる2ビットの復号データを生成するQPSK硬判定
復号器32を備えている。また、直交検波回路5からQ
PSK部分のI信号、Q信号が出力され、トレリス/ビ
タビ復号回路7のビタビ復号器21から復号データが出
力されたとき、この復号データに対し、送信装置側で行
っている畳み込み符号化と同じ畳み込み符号化を行って
誤り訂正のための冗長ビットを付加した2ビットの符号
化データを生成する畳み込み符号化器33を備えてい
る。さらに、この畳み込み符号化器33から出力される
符号化データに対し、送信装置側で行っているパンクチ
ャリング処理と同じパンクチャリング処理を行うパンク
チャリング器34と、このパンクチャリング器34から
出力される符号化データとQPSK硬判定復号器32か
ら出力される復号データとをビット比較するビット比較
器35と、このビット比較器35から出力される比較結
果をカウントしてビタビ復号前におけるQPSKの伝送
誤り率の近似値を求めるカウンタ36とを備えている。 【0054】そして、このQPSK用BER測定回路2
4では、直交検波回路5からQPSK部分のI信号、Q
信号が出力されたとき、これらI信号、Q信号を取り込
んで、これらI信号、Q信号に対し、QPSK硬判定を
行って“00”〜“11”のいずれかとなる2ビットの
復号データを生成するとともに、トレリス/ビタビ復号
回路7のビタビ復号器21から出力される復号データに
対し、畳み込み符号化処理と、パンクチャリング処理と
を行って2ビットの符号化データを生成し、さらにこれ
ら復号データと、符号化データとをビット比較して、比
較結果をカウントし、これによって得られたビタビ復号
前におけるQPSKの伝送誤り率の近似値を利得制御回
路9に供給する。 【0055】この際、QPSK硬判定復号器32から出
力される復号データ側が全く誤り訂正されていないのに
対し、パンクチャリング器34から出力される符号デー
タ側がビタビ復号器21によってビタビ復号化処理を行
った時点で、通常のC/Nで、ほぼ誤りが無いデータと
なり、またC/Nが劣化したときでも、ある程度、誤り
率が低減されたデータとなり、さらに畳み込み符号化器
33によって畳み込み符号化処理を行った時点で、誤り
率がほぼゼロになることから、これら復号データと、符
号化データとをビット比較して、比較結果をカウントし
たとき、ビタビ復号前におけるQPSKの伝送誤り率の
近似値が得られ、これが利得制御回路9に供給される。 【0056】また、BPSK用BER測定回路25は、
図6に示すように、直交検波回路5からBPSK部分の
I信号、Q信号が出力されたとき、これらI信号、Q信
号を取り込んで、図7に示す硬判定テーブル37の点線
で仕切られている各領域を使用して、I信号、Q信号の
BPSK硬判定を行って“0”、“1”のいずれかとな
る1ビットの復号データを生成するBPSK硬判定復号
器38を備えている。また、直交検波回路5からBPS
K部分のI信号、Q信号が出力され、トレリス/ビタビ
復号回路7のビタビ復号器22から復号データが出力さ
れたとき、この復号データに対し、送信装置側で行って
いる畳み込み符号化と同じ畳み込み符号化を行って誤り
訂正のための冗長ビットを付加した2ビットの符号化デ
ータを生成する畳み込み符号化器39を備えている。さ
らに、この畳み込み符号化器39から出力される符号化
データに対し、送信装置側で行っているパンクチャリン
グ処理と同じパンクチャリング処理を行うパンクチャリ
ング器40と、このパンクチャリング器40から出力さ
れる符号化データをP/S変換(パラレル/シリアル変
換)してシリアル信号形式の符号化データを生成するP
/S変換器41と、このP/S変換器41から出力され
る符号化データとBPSK硬判定復号器38から出力さ
れる復号データとをビット比較するビット比較器42
と、このビット比較器42から出力される比較結果をカ
ウントしてビタビ復号前におけるBPSKの伝送誤り率
の近似値を求めるカウンタ43とを備えている。 【0057】そして、このBPSK用BER測定回路2
5では、直交検波回路5からBPSK部分のI信号、Q
信号が出力されたとき、これらI信号、Q信号を取り込
んで、これらI信号、Q信号に対し、BPSK硬判定を
行って“0”、“1”のいずれかとなる1ビットの復号
データを生成するとともに、トレリス/ビタビ復号回路
7のビタビ復号器22から出力される復号データに対
し、畳み込み符号化処理と、パンクチャリング処理と、
P/S変換処理とを行ってシリアル信号形式の符号化デ
ータを生成し、さらにこれら復号データと、符号化デー
タとをビット比較して、比較結果をカウントし、これに
よって得られたビタビ復号前におけるBPSKの伝送誤
り率の近似値を利得制御回路9に供給する。 【0058】この際、BPSK硬判定復号器38から出
力される復号データ側が全く誤り訂正されていないのに
対し、P/S変換器41から出力される符号データ側が
ビタビ復号器22によってビタビ復号化処理を行った時
点で、通常のC/Nで、ほぼ誤りが無いデータとなり、
またC/Nが劣化したときでも、ある程度、誤り率が低
減されたデータとなり、さらに畳み込み符号化器39に
よって畳み込み符号化処理を行った時点で、誤り率がほ
ぼゼロになることから、これら復号データと、符号化デ
ータとをビット比較して、比較結果をカウントしたと
き、ビタビ復号前におけるBPSKの伝送誤り率の近似
値が得られ、これが利得制御回路9に供給される。 【0059】利得制御回路9は、可変利得増幅回路3に
よって増幅されている受信信号の伝送方式に対応する現
在の利得Aを、微小区間δだけ離れた利得A+δ、A−
δに変更するとともに、これらの利得A+δ、およびA
−δに応じた値の制御信号を生成して順次、可変利得増
幅回路3の制御端子に供給する。可変利得増幅回路3の
利得(増幅率)をA+δとしているときのBER測定回
路8から出力される伝送誤り率の近似値BER(+)と
可変利得増幅回路3の利得がA−δとしているときのB
ER測定回路8から出力される伝送誤り率の近似値BE
R(−)とを取り込んで、各近似値BER(+)、BE
R(−)を比較し、この比較結果に基づき、各伝送方式
毎に各変調方式毎の利得Aの値を調整する利得調整器と
を備えている。 【0060】そして、可変利得増幅回路3によって増幅
されている受信信号の各変調方式毎に、各変調方式に対
する前回までの利得Aを利得A+δ、A−δに切り替え
るとともに、可変利得増幅回路3の利得をA+δに切り
替えているとき、BER測定回路8から出力される伝送
誤り率の近似値BER(+)と、可変利得増幅回路3の
利得をA−δに切り替えているとき、BER測定回路8
から出力される伝送誤り率の近似値BER(−)とを取
り込んで、これらの近似値BER(+)、BER(−)
を比較し、“BER(+)>BER(+)”ならば、こ
の変調方式に対する利得Aを小さくし、それ以外なら
ば、この変調方式に対する利得Aを大きくするという制
御を繰り返し、可変利得増幅回路3の利得Aを各変調方
式毎に最適化して、BER測定回路8から出力される各
変調方式毎の伝送誤り率の近似値を最小にする。 【0061】このように、この実施の形態では、伝送さ
れるデータがフレーム構造を持ち、1フレーム区間で、
複数の変調方式を切り替えて伝送するデジタル伝送シス
テムの送信装置から送信され、放送衛星で中継された変
調波を受信して、復調する際、各伝送方式のビット誤り
率を測定または推定し、伝送方式毎に復調信号レベルを
最適化して、ビタビ復号またはトレリス復号を行うとき
の性能が劣化しないようにしながら、変調波を復調、復
号して、送信装置から送信された番組の内容をHDTV
19で再生するようにしている。このため、1フレーム
区間にフレームの先頭を示すフレーム同期W1と、主信
号の伝送方式に関する情報からなるTMCC信号と、ス
ーパーフレームにおける先頭フレームを示すスーパーフ
レーム同期W2(または、スーパーフレーム同期W3)
と、番組内容や放送事業者の要求に応じた複数の伝送方
式で変調された主信号とからなる変調波を受信して、こ
れらの信号を再生するとき、各伝送方式毎に、受信信号
の電力または振幅を最適化して、それぞれの符号化率、
変調方式における劣化量を最小にすることができる。 【0062】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
フレーム区間中に複数の伝送方式で変調された信号を含
む変調波を受信し、この変調波中に含まれている各伝送
方式毎の信号を再生する場合、1フレーム内における複
数の伝送方式の種類および多重されている時間に関する
情報をTMCC信号から生成し、生成された情報及びフ
レーム同期信号に基づいて各伝送方式に対応した制御信
号を生成し、生成された制御信号に基づいて各信号の伝
送方式毎にビット誤り率を測定し、この測定結果に基づ
き、変調波の電力または振幅を各伝送方式毎に調整する
ことにより、各伝送方式毎に、入力信号の振幅または電
力を最適化して、複数の符号化率、複数の伝送方式で変
調されている情報を正確に再生することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用された受信装置の実施の形態を示
すブロック図である。 【図2】図1に示すBER測定回路を構成するTC8P
SK用BER測定回路の一例を示すブロック図である。 【図3】図2に示す8PSK用硬判定復号器で使用され
る硬判定テーブルの一例を示す説明図である。 【図4】図1に示すBER測定回路を構成するQPSK
用BER測定回路の一例を示すブロック図である。 【図5】図4に示すQPSK用硬判定復号器で使用され
る硬判定テーブルの一例を示す説明図である。 【図6】図1に示すBER測定回路を構成するBPSK
用BER測定回路の一例を示すブロック図である。 【図7】図6に示すBPSK用硬判定復号器で使用され
る硬判定テーブルの一例を示す説明図である。 【図8】放送衛星を使用した衛星デジタル放送システム
の送信装置側で作成されるフレームの一例を説明図であ
る。 【図9】放送衛星を使用した衛星デジタル放送システム
の送信装置側で作成される変調波の一例を示す説明図で
ある。 【図10】放送衛星を使用した衛星デジタル放送システ
ムで使用される送信装置の詳細な構成を示すブロック図
である。 【図11】図10に示すBPSK/QPSK/8PSK
マッパ回路で使用される8PSKマッパ、QPSKマッ
パ、BPSKマッパの一例を示す説明図である。 【符号の説明】 1:受信装置 2:BSアンテナ 3:可変利得増幅回路 4:チャネル選択周波数変換回路 5:直交検波回路 6:デパンクチャ回路 7:トレリス/ビタビ復号回路 8:BER測定回路 9:利得制御回路 10:スイッチ 11:エネルギ逆拡散回路 12:RS(64、48)復号回路 13:ゲート信号生成回路 14:デインタリーブ回路 15:エネルギ逆拡散回路 16:RS(204、188)復号回路 17:希望TS分離回路 18:MP@HL復号回路 19:HDTV 20:トレリス復号器 21、22:ビタビ復号器 23:TC8PSK用BER測定回路 24:QPSK用BER測定回路 25:BPSK用BER測定回路 26、31、37:硬判定テーブル 27:TC8PSK硬判定復号器 28:トレリス符号化器 29、35:ビット比較器 30、36、43:カウンタ 32:QPSK硬判定復号器 33、39:畳み込み符号化器 34、40:パンクチャリング器 38:BPSK硬判定復号器 41:P/S変換器 42:ビット比較器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/63 H04L 1/00 H04B 1/06 H04B 1/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 1フレーム区間中に誤り訂正符号化方式
    および変調方式の組み合わせからなる複数の伝送方式で
    符号化・変調された信号を含む変調波を受信し、この変
    調波中に含まれている各伝送方式毎の信号を再生する受
    信装置において、1フレーム内における複数の伝送方式の種類および多重
    されている時間に関する情報をTMCC信号から生成
    し、生成された情報及びフレーム同期信号に基づいて各
    伝送方式に対応した制御信号を生成する手段と、 生成された制御信号に基づいて 前記変調波に含まれてい
    る各信号を再生する際に、各信号の伝送方式毎にビット
    誤り率を測定するBER測定回路と、 このBER測定回路から出力される各伝送方式毎のビッ
    ト誤り率に基づき、各伝送方式毎に前記変調波の電力ま
    たは振幅を調整する可変利得制御回路と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
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