JPH0253330A - 連接符号化誤り訂正通信装置 - Google Patents

連接符号化誤り訂正通信装置

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JPH0253330A
JPH0253330A JP63205551A JP20555188A JPH0253330A JP H0253330 A JPH0253330 A JP H0253330A JP 63205551 A JP63205551 A JP 63205551A JP 20555188 A JP20555188 A JP 20555188A JP H0253330 A JPH0253330 A JP H0253330A
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JP
Japan
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convolutional
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JP63205551A
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English (en)
Inventor
Makoto Miyake
三宅 真
Toshiharu Kojima
年春 小島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、連接符号化誤り訂正通信装置、特に、畳込み
符号化、ビタビ復号、及びリードソロモン符号化からな
る連接符号化方式により、衛星通信の低C/N (搬送
波電力対雑音電力比)回線において受信信号について強
力な誤り訂正を行う通信装置の改良に関するものである
[従来の技術] 衛星通信回線では、受信電波が微弱なことから所定の回
線品質を得るための所要電力を極力小さくするために、
誤り訂正方式が適用されている。
中でも畳込み符号化及びビタビ復号化による内部符号コ
ードとリードソロモン符号化による外部符号コードとか
らなる連接符号化方式は、誤り訂正能力の高い方式とし
て実用化されている。以下、従来の連接符号化誤り訂正
通信装置を図面に基づいて説明する。
この種の畳込み符号化、ビタビ復号とリードソロモン符
号による連接符号化方式を用いた通信装置は、例えば文
献「宇宙通信のための連接リードソロモンビタビ通信路
符号化とデータ圧縮の利用に関する最近の結果J  (
K、Y、Liu and J、Lee :“Recen
t results on the use orco
ncatenatedReed −Solomon/V
iterb1 channel codlng and
data coa+pression for 5pa
ce cou+unicatlonsI E E E 
 Trans、CoIIlmun、、C0M−32,p
p、 51g−523゜May 19g4) 、又は米
国特許3,988.677 r連接リードソロモンビタ
ビ符号化通信路を用いる圧縮データのための宇宙通信シ
ステムJ  (J、C,Eletcher。
et al、 :  ’5pace communic
ation system rorcoa+prese
ed data with a concatenat
ed Reed−8olomon−Viterbt c
oding channel” 、 UnitedSt
ates Patent 3.988,677、Fll
ed : June、1975 )に開示されており、
これらの文献に基づいて従来技術を説明する。
第8図は従来の符号化率R−1/2の畳込み符号化を用
いた連接符号化誤り訂正通信装置の構成図であり、送信
機(35)と受信機(36)より構成されている。
図において、(1)は0または1の値をとるデジタル信
号の入力データ、(2)はリードソロモン(以下、RS
と略称する)符号器/インターリーバ、(3)はR5符
号化データ、(8)は畳込み符号器、(9)、(10)
はチャネルP、 Qにおける畳込み符号化データ、(3
4)は4相位相シフトキーイング(以下、QPSKと略
称する:Quaternary Phase−9hif
’t Keying )変調器、(15)は送信信号、
(16)はR8符号器/インターリーバ(2)を制御す
る送信フレーム信号、(18)は受信信号、(36)は
QPSK復調器、(23)、(24)は各チャネルP、
Qの復調データ、(25)はビタビ復号器、(27)は
とタビ復号データ、(28)はR8復号器/デインター
リーバ、(29)は復号データ、(37)はとタビ復号
器(25)のための自己同期回路である。
次に動作について説明する。
初めに送信機(35)の動作について説明する。
まず、入力データ(1)は、送信機(35)のR8符号
器/インターリーバ(2)にて、RS符号化された後、
インターリービングされる。ここで、R3符号化の各パ
ラメータを、例えば(1)シンボル数 m−8(ビット
/シンボル)(2)ブロック長 N−146(シンボル
)(3)情報シンボル数 K−130(シンボル)とす
ると、Km−1040ビツトの入力データ(1)は、R
3符号化されてNm−1168ビツトの符号化データと
なる。そして、R5符号器/インタリーバ(2)のイン
タリーバ部にて、符号化データは、複数個(例えば、I
−4個)のR3符号語毎に、R8符号の1シンボルすな
わちm”s8ビットを単位として行われる。従って、I
Km−4160ビツトの入力データ(1)は、R8符号
化及びインターリービングを施されて、INm−467
2ビツトのRS符号化データ(3)に変換出力される。
また、このときのR8符号化およびインターリービング
のタイミングは送信フレーム信号(16)によって制御
される。
次に、前記R3符号化データ(3)は、畳込み符号器(
8)において更に畳込み符号化される。
ここでは符号化率R−1/2の畳込み符号化方式が用い
られているので、前記RS符号化データ(3)は、2チ
ャネルP、  Qの畳込み符号化データ(9)、(10
)に変換出力される。
そして、畳込み符号化データ(9)、(10)は、それ
ぞれQPSK変調器(34)に入力され、QPSK変調
されて送信信号(15)ととして出力される。
次に、受信機(38)の動作について説明する。
まず、受信信号(18)は、QPSK復調器(36)に
おいて復調されて、2チャネルP、 Qの復調データ(
23)、(24)となる。
そして、各復調データ(23)、(24)は、ビタビ復
号器(25)に入力され、前記畳込み符号器(8)に対
応する復号が行われ、ビタビ復号データ(27)として
出力される。
最後に、とタビ復号データ(27)はRS復号器/デイ
ンターリーバ(28)において、送信機のインターリー
ビングに対応するディンターリービングを施された後、
ビタビ復号データ(27)に基づいてタイミングを制御
されなからRS復号されて復号データ(29)となる。
受信時において、前記QPSK復調器(36)に、例え
ば再生搬送波のサイクルスキップが発生して、再生搬送
波の基準位相が例えばθ″から90°に遷移すると、2
つのチャネルP、Qの復調データ(23)、(24)が
変化し、例えばQチャネルに現れるべき復調データがP
チャネルに現れるという現象が発生する。このような現
象はビタビ復号器(25)の同期はずれにつながり、ビ
タビ復号器(25)が正常に動作ができないという現象
が生じる。そこで、自己同期回路(37)は、前記同期
はずれを検出して、ビタビ復号器(25)を正常動作に
復帰させるように機能する。
以上のように構成された連接符号化誤り訂正通信装置は
、受信信号(18)について強力な誤り訂正を行って、
受信信号のビット誤り率を大幅に改善することかできる
という利点を有する。即ち、第9図には理論ビット誤り
率特性が示されており、同図において、第8図に示され
るように、連接符号化方式による通信装置によれば、所
定の回線品質を得るための所要SNR(信号電力/雑音
電力)を極力小さくすることが可能となる。尚、第9図
において、R5符号は先に掲げたパラメータを有するR
3符号であり、畳込み符号は符号化率R−1/2、拘束
長に−7の符号であると仮定している。また、復調器は
8値軟判定を行い、復調データ(23)、(24)とし
て8値軟判定データを出力するものと仮定している。更
に、第9図においてEbは入力データ(1)の1ビット
当りの信号エネルギーであり、N は白色ガウス雑音の
伝送路における片側雑音電カスベクトル密度である。
従って、この種の連接符号化誤り訂正通信装置は、大き
な誤り訂正能力を有するので、例えば衛生通信地球局の
アンテナ系がかなり小さい場合などの回線のC/Nがか
なり低い状況下でも適用できるという利点を有する。
なお、R3符号器/インターリーバ(2)およびR9復
号器/デインターリーバ(28)のより詳細な説明は、
例えばG、  C,クラークJr、J。
B、ケイン著[ディジタル通信のための誤り訂正符号化
J  (G、C,C1ark、Jr、and J、B、
Ca1n :”Error−Correction C
oding for DigitalCo[llmun
ications  、 Plenum Press、
1981 )に開示されている。
また、ビタビ復号器(25)および自己同期回路(37
)のより詳細な説明は、例えば文献「符号化率可変とタ
ビ復号器の開発とその動作特性」(Y、Yasuda、
Ot al、:“Developaent of’ v
ariablerate Viterbl decod
er and its performancecha
racteristics  、 6 th Int、
 Conf、DigitalSatellte Co+
s+aun、、Phoenlx、Ar1zona、pp
、X I I 。
24−X I I 、 31.5ept、1983 )
に開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の連接符号化誤り訂正通信装置は以上のように構成
されており、大きな誤り訂正能力を有するのことから、
回線のC/Nがかなり低い状況下運用されるので、QP
SK復調器(36)において再生搬送波のサイクルスキ
ップが頻繁に発生し、このためにビタビ復号器(25)
が頻繁に同期はずれを起すという問題点があった。
また、連接符号化誤り訂正通信装置は前述のような同期
はずれを検出し、再同期を達成する自己同期回路(37
)を有するが、同期はずれを検出して再同期を達成する
までには通常何首ビットにもわたる同期回復時間が必要
であり、ビタビ復号器の特性を劣化させ、前述のLiu
とLeeによるIEEEの論文にも記述されているよう
に、復号データ(29)のビット誤り率が理論値よりも
劣化するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題
としてなされたものであり、復調器において再生搬送波
のサイクルスキップが発生しても同期はずれを起さずに
、良好なビット誤り率特性を実現することができる連接
符号化誤り訂正通信装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る連接符号化誤り訂正通信装置は、RS符
号器/インターリーバと畳込み符号器の間に差動符号器
を備え、ビタビ復号器とR8復号器/デインターリーバ
の間に差動復号器を備え、畳込み符号器の2チャネルの
出力について並列/直列変換を行った後に符号化データ
の間隙に同期語を挿入し、このようにして作られた符号
化データと同期語とからなるビット系列を・2相位相シ
フトキーイング(以下、BPSKと簡略す、Binar
yPhase−8hift Keying)変調して送
信し、受信信号をBPSK復調した後に同期語を検出し
て除去し、こうして作られた復調データを直列/並列変
換した後にビタビ復号器に供給するとともに、同期語を
検出したタイミングに基づいてRS復号器/デインター
リーバを動作させるようにしたものである。
[作用] この発明における連接符号化装置において、ビタビ復号
器は、BPSK変復調器を用いているので再生搬送波の
サイクルスキップが発生しても同期はずれを起さない。
また、送信機において挿入された同期語は受信機におい
てビタビ復号器への入力前に除去されるので、ビタビ復
号器は同期語とは無関係に連続的に動作することができ
る。
更に、差動符号化と差動復号を用いているので、R3復
号器は再生搬送波のサイクルスキップとは無関係に動作
することができる。また、差動符号化と差動復号を導入
したことによる復号データのビット誤り率特性の劣化量
は実用上無視できる程小さい。
[実施例] 以下、この発明の好適な一実施例を図について説明する
第1図は本発明に係る連接符号化誤り訂正通信装置の第
1の実施例装置の送信機の構成図である。
第1図において、(4)は差動符号器、(5)は法2の
加算器、(6)は1ビット分の遅延素子、(7)は差動
符号化されたR9符号化データ、(11)は並列/直列
変換器、(12)は法2の加算器、(13)はBPSK
変調器入力データ、(14)はBPSK変調器、(17
)は同期語発生器である。
また、第2図には畳込み符号器(8)の構成図が示され
ている。第2図において、(32a)〜(32g)は1
ビット分の遅延を与えるレジスタ、(33a)〜(33
h)は法2の加算器である。
畳込み符号器(8)はこのように構成されているので、
差動符号化後のRSデータ(7)の系列(α )−・・
・α0αlα2・・・に対して出力されるいずれか一方
のチャネルの畳込み符号化データ(9)または(10)
の系列を(βk)−・・・β。
β β ・・・とすると、 (α、) −・・・α。α
1α2・・・に対しては+H+−・・・BoB1B2・
・・が出力に される。
また、第3図は第1の実施例装置の受信機の構成図であ
る。第3図において、(19)はBPSK復調器、(2
0)は復調データ、(22)は直列/並列変換器、(2
6)は差動復号器、(30)は同期語検出器、(31)
は送信フレーム信号(6)に対応するところの受信フレ
ーム信号である。
次に動作について説明する。
第4図は第1図に示された送信機の各部における信号形
式を表すタイムチャート、第5図は第2図に示された受
信機の各部における信号形式を表すタイムチャートであ
る。
最初に、第1図と第4図を用いて、送信機の動作を説明
する。
まず、入力データ(1)は、R5符号器/インターリー
バ(2)にて、R3符号化された後インターリービング
を施されR3符号化データ(3)となる。
そして、R3符号化データ(3)は、差動符号器(4)
にて次式のように、差動符号化され、畳込み符号器(8
)に出力される。
d  =mod2  (rt +d、−1)d、:差動
符号器の出力 r 1  : RS符号化データの第iビットそして、
差動符号器(4)より出力された差動符号化データ(7
)は、畳込み符号器(8)にて2チヤンネルの畳込み符
号化データ(9)、  (10)に変換される。
次に、前記2チヤンネルの畳込み符号化データ(9)、
(10)は、並列/直列変換器(11)において、並列
/直列変換され、2倍の伝送速度の1チャネルのデータ
となる。
その後、前記1チャネルのデータは、加算器(12)に
て、符号化データの間隙(保護時間)に鋭い相関特性を
有する同期語が挿入され、変調器入力データ(13)と
して出力される。
そして、前記変調器入力データ(13)は、BPSK変
調器(14)にて二相位相シフトキーイング変調され、
送信信号(15)として出力される。
送信時において、RS符号器/インターリーバ(2)が
1個のRS符号語について、シンボル単位のインターリ
ービングを施してR5符号化データ(3)を出力するの
は従来例と同様であり、1個のRS符号語の長さは前述
の符号パラメータについてはlNm−4672ビツトで
あるが、連続する1個のR8符号語の組の間には適当な
長さの保護時間が設けられている。
また、差動符号化後のR8符号化データ(7)について
は、この保護時間が全て“O゛または全て“1”のビッ
ト系列で埋められている。それは保護時間の開始時にお
いて遅延素子(6)に蓄えられているR5符号化データ
(7)の1ビツトの値が差動符号化後の保護時間におけ
るビット系列の値を規定するからである。
そして、畳込み符号器(8)は、この保護時間のビット
系列をも含めて差動符号化後のR3符号化データ(7)
に対して連続的に畳込み符号化を行う。その後、加算器
(12)にて、この保護時間の部分に同期語が挿入され
、変調器入力データ(13)が生成される。このとき、
同期語のパターンを (a  l  −(a  、 a
  、−aN)  ;al+112 = fO,11、i−1,・・・、Nで表すと、差動符
号化後のR8符号化データ(7)の保護時間における値
が全て0″の場合には同期語(a )−al、a2・・
・aN)がBPSK変調器(14)に人力され、その値
が全て“1”の場合には同期語(百 )−(菖1.52
・・・百N)がBPSK変調器(14)に入力される。
(但し、−は論理反転を表す。) 他方、復号側では、同期語の相関関数のピークの絶対値
を求めて同期を達成するので、送信機において同期語1
a  l を送信することと論理反転された同期語(5
)を送信することとは等価となる。
次に、第2図と第5図を用いて、受信機の動作を説明す
る。
まず、同期語検出器(30)は復調信号(19)から同
期語を検出して受信フレーム信号(31)を作る。(こ
のような機能を達成する同期語検出器(30)は現在実
用化されているTDMA (TIme−DlvIslo
n Multiple−Access :時分割多元接
続)衛星通信装置等において用いられているユニークワ
ード検出器に基づいて容易に実現し得る。)また、同期
語発生器(17a)は、受信フレーム信号(31)に従
って同期語(a )を発生し、加算器(12a)におい
て復調データ(20)に対して法2で加算する。こうし
て復調データ(20)から同期語が除去され、保護時間
のビット系列は全て00″または全て“1”のビット系
列に変化する。
すなわち、BPSK復調器(19)において、再生搬送
波のサイクルスキップが発生してない場合、即ちその基
準位相が正しく “0”に保持されている場合には、送
信機における差動符号化後のR5符号化データ(7)に
ついての保護時間におけるビット系列が再生される。
また、BPSK復調器(19)において、再生搬送波の
サイクルスキップが発生した場合、ビタビ復号器への入
力データ(23)、(24)の値が変化する。すなわち
、再生搬送波の基準位相がOoから180’に変化する
と、ビタビ復号器への入力データ(23)、(24)の
すべてのビット系列が保護時間のビット系列を含めてす
べて論理反転される。
但し、第8図の従来装置に適用されたQPSK復調器(
36)は再生搬送波の位相不確定性はθ°、90°、1
80°、270°の4種類であるのに対して、第3図に
示された第1実施例装置のBPSK復mi (19) 
では、O’と1800の2種類のみである。
従って、第3図の装置は、再生搬送波が90″のサイク
ルスキップを起しても、2チャネルのデータ(23)、
(24)において、例えばQチャネルに現れるべき復調
データがPチャネルに現れるような現象は発生しない。
このために、例えば第2図に示すような畳込み符号器(
8)のためのビタビ復号器(25)は、再生搬送波のサ
イクルスキップが発生しても論理反転されたデータ(2
3)、(24)について同期はずれを起すことなく連続
的に動作し得る。従って、第3図の受信機においては、
第8図の従来例に示されたように、自己同期回路(37
)を設ける必要はなく、ビタビ復号器(25)は保護時
間を含めて連続的に動作し得る。
次に、ビタビ復号器(25)の出力データ(27)は差
動符号器(26)に入力され、隣接するビット系列の変
化分が差動復号後のビタビ復号データ(27a)として
出力される。
次に、R3復号器/デインタリーバ(28)は、前記ビ
タビ復号データ(27a)を復号して、復号データ(2
9)を出力する。
このとき、上述したように、この差動復号後のビタビ復
号データ(27a)は、再生搬送波の基準位相がO″の
場合でも180’の場合でもその値は全く同一であるの
で、R8復号器/デインターリーバ(28)は再生搬送
波の基準位相とは無関係に動作することができる。
このように、第1の実施例による連接符号化誤り訂正通
信装置は、再生搬送波のサイクルスキップが発生しても
同期はずれを起すことなく連続的に動作することができ
る。また、このことを可能にするための1つの手段とし
て差動符号化および差動復号を導入しているが、これを
導入したことによるビット誤り率特性の劣化量はごくわ
ずかである。この効果はビタビ復号後の誤りパターンが
バースト的であることとRS復号器がバースト誤り訂正
能力を有することに起因する。
このことを第6図においてビット誤り率特性の測定結果
を用いて具体的に示す。ただし、第6図における符号の
パラメータは第9図の場合と同様であり、更にまた第6
図と同じく復調時には8値軟判定を行うものと仮定して
いる。
以上、上記実施例では、符号化率R−1/2の畳込み符
号の場合について説明したが、他の符号化率を持つ、例
えばR−3/4パンクチャド符号等であってもよく、上
記実施例と同様の効果を奏する。
次に、バーストモードで通信に適用した本発明の第2の
実施例を示す。
バーストモード通信においては、畳込み符号器(8)と
とタビ復号器(25)をバーストモードで動作させるこ
とが必要であり、保護時間における畳込み符号化データ
(9)、(10)の値を固定する必要がある。
第1図乃至第5図に示された第1実施例装置は、前述の
ように保護時間における畳込み符号化データ(9)、(
10)は全て“θ″または全て“1”のどちらかの値を
とり固定されないが、第2実施例装置は、第7図に示さ
れるように、差動符号化終結回路(34)を送信機のR
3符号器(2)と差動符号器(5)との間に備えること
により、その値を全て“0“に固定することが可能とな
る。
第7図は差動符号化終結回路を示した構成図である。(
34)は差動符号化終結回路、(35)は法2の加算器
、(36)は1ビット分の遅延素子、(37)はセレク
タである。加算器(35)と遅延素子(36)は差動符
号器(4)と同様の回路を構成する。このため、保護時
間以外においては差動符号器(4)中の遅延素子(6)
に蓄えられているRS符号化データ(7)と同じデータ
が遅延素子(36)にも蓄えられる。また、セレクタ(
37)は送信フレーム信号(16)によって制御される
ことより、保護時間の開始時において遅延素子(36)
に蓄えられているデータをR8符号化データ(3)の最
後尾に1ビット分付加する。このため、保護時間の開始
時においては差動符号化(4)中の加算器(6)で同一
のデータが加算されることになり、保護時間における差
動符号化されたRS符号化データ(7)の値は全て“O
”となり、従って、保護時間における畳込み符号化デー
タ(9)、(10)の値も全て“O”に固定される。
[発明の効果] 以上のように、この発明による連接符号化誤り訂正通信
装置は、R3符号器/インターリーバと畳込み符号器と
の間に差動符号器を備え、ビタビ復号器とR3復号器/
デインターリーバの間に差動復号器を備え、畳込み符号
器の2チャネルの出力について並列/直列変換を行った
後に符号化データの間隙に同期語を挿入し、このように
して作られた符号化データと同期語とからなるピント系
列をBPSK変調して送信し、受信信号をBPS工(復
調した後に同期語を検出して除去し、こうした作られた
復調データを直列/並列変換した後にビタビ復号器に供
給するとともに、同期語を検出したタイミングに基づい
てR5復号器/デインターリーバを動作させるように構
成したので、復調器において再生搬送波のサイクルスキ
ップが発生しても同期はずれを起させずに、良好なビッ
ト誤り率特性を実現し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例による連接符号化誤り訂
正装置の送信機を示す構成図、第2図は第1図送信機に
含まれているところの畳込み符号器の一実施例を示す構
成図、第3図は第1実施例装置の受信機を示す構成図、
第4図は第1図の送信機の各部における信号フォーマッ
トを示すタイムチャート、第5図は第3図の各部におけ
る信号フォーマットを示すタイムチャート、第6図は本
発明の一実施例のビット誤り特性の測定結果を示す図、
第7図は第2実施例装置の差動符号化終結回路を示す構
成図、第8図は従来の連接符号化誤り訂1E装置を示す
構成図、第9図は連接符号化誤り訂正装置の理論ビット
誤り率特性を示す図である。 図において、(1)は入力データ、(2)はR8符号器
とインターリーバ、(3)はR3符号化データ、(4)
は差動符号器、(5)、(12)、(33a) 〜(3
3h)、(35)は加算器、(6)、(32a)〜(3
2g)、(36)は遅延素子、(7)は差動符号化され
たRS符号化データ、(8)は畳込み符号器、(9)、
(10)は畳込み符号化データ、(11)は並列/直列
変換器、(13)はB P S K変調器入力データ、
(14)はBPSK変調器、(15)は送信信号、(1
6)は送信フレーム信号、(17)は同期語発生器、(
18)は受信信号、(19)はBPSK復調器、(20
)は復調データ、(22)は直列/並列変換器、(23
)、(24)は2チャネルの復調データ、(25)はビ
タビ復号器、(26)は差動復号器、(27)はビタビ
復号データ、(27a)は差動復号後のビタビ復号デー
タ、(28)はR8復号器とデインターリーバ、(29
)は復号データ、(30)は同期語検出器、(31)は
同期語、(34)は差動符号化終結回路、(37)はセ
レクタである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 大 岩 増 雄 (他 2名) Eb / N。 (dB) 第6 図 べ 中斐 須 ら/ No (dB ) 第9 図 手 続 補 正 書(自発) ’1724 平仄  年  月   日 46 補正の対象 明細書の特許請求の範囲、発明の詳細な説明、図面の簡
単な説明の欄及び図面。 6、補正の内容 2、発明の名称 連接符号化誤り訂正通信装置 3、補正をする者 名 称 (601)三菱電機株式会社 代表者 志 岐 守 哉 4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 以上 特許請求の範囲 データを外部符号と内部符号とからなる連接杆・帰化デ
ータに変換してデータの送受信を行う連接符号化誤り訂
正通信装置において、 送信部は、 データの外部符号化を行うリードソロモン符号化手段と
、 該符号化されたデータをインターリービングするインタ
ーリーバ手段と、 前記インターリーバ手段より出力される符号化データを
差動符号化して差動符号化データを出力する差動符号化
手段と、 前記差動符号化データを畳込み符号化する畳込み符号化
手段であって、論理反転されたデータを入力すると論理
反転された畳込み符号化データを出力する畳込み符号化
手段と、 前記畳込み符号化手段より出力される2チャネルの畳込
み符号化データを並列/直列変換して1チャネルの畳込
み符号化データ列を出力する手段と、 前記畳込み符号化データ列の保護期間(間隙部分)に同
期語を挿入する手段と、 前記同期語を挿入されたデータ列を2相位相シフトキー
イング変調して送信する2相位相シフトキーイング変調
手段と、 を有し、 受信部は、 受信信号を2相位相シフトキーイング復調して復調デー
タを出力する復調手段と、 前記復調データから同期語を検出して除去する手段と、 同期語の除去さ入、た復調データを直列/並列変換して
2チャネルの復調データ系列を生成出力する手段と、 前記2チャネルの復調データ系列をビタビ復号してとタ
ビ復号データを出力する手段と、前記ビタビ復号データ
を差動復号して差動復号データを出力する差動復号化手
段と、 前記差動復号化データをリードソロモン復号及びディン
ターリービングして復号データを出力する手段と、 を有することを特徴とする連接符号化誤り訂正通信装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  データを外部符号と内部符号とからなる連接符号化デ
    ータに変換してデータの送受信を行う連接符号化誤り訂
    正通信装置において、 送信部は、 データの外部符号化を行うリードソロモン符号手段と、 該符号化されたデータをインターリービングするインタ
    ーリーバ手段と、 前記インターリーバ手段より出力される符号化データを
    差動符号化して差動符号化データを出力する差動符号化
    手段と、 前記差動符号化データを畳込み符号化する畳込み符号化
    手段であって、論理反転されたデータを入力すると論理
    反転された畳込み符号化データを出力する畳込み符号化
    手段と、 前記畳込み符号化手段より出力される2チャネルの畳込
    み符号化データを並列/直列変換して1チャネルの畳込
    み符号化データ列を出力する手段と、 前記畳込み符号化データ列の保護期間(間隙部分)に同
    期語を挿入する手段と、 前記同期語を挿入されたデータ列を2相位相シフトキー
    イング変調して送信する2相位相シフトキーイング変調
    手段と、 を有し、 受信部は、 受信信号を2相位相シフトキーイング復調して復調デー
    タを出力する復調手段と、 前記復調データから同期語を検出して除去する手段と、 同期語の除去された復調データを直列/並列変換して2
    チャネルの復調データ系列を生成出力する手段と、 前記2チャネルの復調データ系列をビタビ復号してビタ
    ビ復号データを出力する手段と、前記ビタビ復号データ
    を差動復号化して差動復号化データを出力する差動復号
    化手段と、前記差動復号化データをリードソロモン復号
    及びディンターリービングして復号データを出力する手
    段と、 を有することを特徴とする連接符号化誤り訂正通信装置
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