JP3285475B2 - スペクトル拡散方式通信装置 - Google Patents

スペクトル拡散方式通信装置

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JP3285475B2 JP24218095A JP24218095A JP3285475B2 JP 3285475 B2 JP3285475 B2 JP 3285475B2 JP 24218095 A JP24218095 A JP 24218095A JP 24218095 A JP24218095 A JP 24218095A JP 3285475 B2 JP3285475 B2 JP 3285475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車電話・携帯電話等
のディジタル無線通信に用いるスペクトル拡散方式通信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散通信方式は、情報を伝送
する際、最低限必要な帯域幅に比べて十分に広い帯域に
拡散して伝送する方式であり、秘話性、秘匿性、対干渉
性に優れた通信方式であることが知られている。直接拡
散(Direct Sequence: DS) 方式とは、拡散において拡
散符号をそのまま情報信号に乗じるスペクトル拡散通信
方式である。
【0003】自動車電話、携帯電話等のセルラ無線通信
システムにおいて、同一の周波数帯域で複数の局が同時
に通信を行う際の多元アクセス方式技術として、FDM
A(Frequency Division Multiple Access :周波数分
割多元接続)方式、TDMA(Time Division Multiple
Access :時分割多元接続)方式等が知られているが、
スペクトル拡散方式を用いるCDMA(Code Division M
ultiple Access:符号分割多元接続) 方式はこれらの技
術と比較して高い周波数利用効率が図れ、より多くの利
用者を収容できる方式である。
【0004】論文「並列組合わせSS通信方式の提案」
( 朱、佐々木、丸林、電子情報通信学会論文誌B-II Vo
l.J74-B-II No.5) では、さらに周波数利用効率を上げ
る方法として、並列組合わせ方式によるスペクトル拡散
通信方式が提案されている。並列組み合わせスペクトル
拡散通信方式は、情報ビットKビットを1データシンボ
ルとし、このデータシンボルの2K の状態に対応させて
n種類の拡散符号系列からr個の組み合わせを選び+1
または−1倍して加算した信号により通信を行う方式で
ある。
【0005】図8は、従来の例における並列組み合わせ
スペクトル拡散方式通信装置の構成を示したものであ
る。この図に示したスペクトル拡散方式通信装置の送信
機についてみると、符号30は送信されるべきデータ、
31は所定種類の拡散符号系列からこれに対応した個数
(r個)の拡散符号を選ぶ組合せを決定する拡散符号マ
ッピング回路、32は拡散符号マッピング回路で決定さ
れたr個の拡散符号を発生する拡散符号発生回路、33
は前記r個の拡散符号を加算する加算器、34は送信デ
ータを無線伝送用の信号に変換する変調器である。ま
た、従来のスペクトル拡散方式通信装置の受信機につい
てみると、符号36は無線電波を受信する受信アンテ
ナ、37は無線伝送用の信号を処理可能なデータに変換
する復調器、38はすべての拡散符号についての相関検
出を行なう相関器、39は相関器38による判定結果か
ら受信データを得る情報ビットデマッピング回路であ
る。
【0006】かかる構成の並列組み合わせスペクトル拡
散方式通信装置において、送信データ30は、Kビット
毎に区切られ、拡散符号マッピング回路31に入力され
る。拡散符号マッピング回路31では、入力されたKビ
ットの2K 種類に応じて、n種類の拡散符号系列からr
個を選ぶ組み合わせおよび拡散符号の極性を決定し、結
果を拡散符号発生回路32に入力する。拡散符号発生回
路32では拡散符号発生ッピング回路31において決定
されたr個の拡散符号を発生する。拡散符号発生回路3
2において発生したr個の拡散符号は加算器33におい
て加算され、変調器34において無線伝送用の信号に変
換され、送信アンテナ35より送信される。送信信号は
受信機において受信アンテナ36で受信され、復調器3
7によってベースバンド信号に変換され、相関器38に
入力される。相関器38では、n種類すべての拡散符号
に対する相関検出を行い、送信機において送信に用いら
れたr個の拡散符号及びその極性を判定する。情報ビッ
トデマッピング回路39では、相関器38において判定
されたr個の拡散符号およびその極性より、Kビットの
受信データ40を得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の並列組み合わせスペクトル拡散方式通信装置では、
近年、陸上移動通信における回線品質の劣化の原因であ
るフェージングへの対策がなされていないという課題が
あった。
【0008】
【0009】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、移動通信等におけるフェージングなど
のような劣悪な環境においても高品質のデータ伝送が行
なえるスペクトル拡散方式通信装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、スペクトル拡散方式通信装置の送信側に
畳み込み符号器、インタリーブ回路を設ける一方、受信
側にデインタリーブ回路、ビタビ復号器を用いることで
誤り訂正を行う構成としたことを要旨とする。
【0011】
【0012】
【作用】従って、本発明によれば、送信側に畳み込み符
号器、インタリーブ回路、受信側にデインタリーブ回
路、ビタビ復号器を用いることで誤り訂正を行う構成と
したことにより、フェージング等の劣悪な環境において
も高品質のデータ伝送ができるという効果を有する。
【0013】
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の実施例1における並列組
み合わせスペクトル拡散方式通信装置の構成を示したも
のである。この図に示したスペクトル拡散方式通信装置
の送信機についてみると、符号1は送信されるべきデー
タ、2は所定種類の拡散符号系列からこれに対応した個
数(r個)の拡散符号を選ぶ組合せを決定する拡散符号
マッピング回路、3は拡散符号マッピング回路で決定さ
れたr個の拡散符号を発生する拡散符号発生回路、4は
パイロットチャネルを発生するパイロットチャネル発生
回路、5は前記r個の拡散符号およびパイロットチャネ
ルを加算する加算器、6は送信データを無線伝送用の信
号に変換する変調器、7は変調された信号を電波で発信
する送信アンテナである。また、この実施例のスペクト
ル拡散方式通信装置の受信機についてみると、符号8は
無線電波を受信する受信アンテナ、9は無線伝送用の信
号を処理可能なデータに変換する復調器、10は拡散符
号の同期をとる同期回路、11はすべての拡散符号につ
いての相関検出を行なう相関器、12は相関器11によ
る判定結果から受信データ13を得る情報ビットデマッ
ピング回路である。
【0015】かかる構成の並列組み合わせスペクトル拡
散方式通信装置において、送信データ1は、Kビット毎
に区切られ、拡散符号マッピング回路2に入力される。
拡散符号マッピング回路2では、入力されたKビットの
K 種類に応じて、n種類の拡散符号系列からr個を選
ぶ組み合わせおよび拡散符号の極性を決定し、結果を拡
散符号発生回路3に入力する。拡散符号発生回路3では
拡散符号マッピング回路2において決定されたr個の拡
散符号を発生する。一方、パイロットチャネル発生回路
4は極性が常に1で、データの送信に用いられるn個の
拡散符号以外の拡散符号で拡散されたパイロットチャネ
ルを発生する。拡散符号発生回路3において発生したr
個の拡散符号およびパイロットチャネルは加算器5にお
いて加算され、変調器6において無線伝送用の信号に変
換され、送信アンテナ7より送信される。
【0016】送信信号は受信機において受信アンテナ8
で受信され、復調器9によってベースバンド信号に変換
され、同期回路10および相関器11に入力される。同
期回路10では、送信機において常時送信されるパイロ
ットチャネルに用いられた拡散符号で相関検出を行うこ
とにより拡散符号の同期をとる。相関器11では、同期
回路により再生された受信信号の拡散符号のタイミング
を用いて、n種類すべての拡散符号に対する相関検出を
行い、送信機において送信に用いられたr個の拡散符号
及びその極性を判定し、情報ビットデマッピング回路1
2に出力する。情報ビットデマッピング回路12では、
相関器11において判定されたr個の拡散符号およびそ
の極性より、Kビットの受信データ13を得る。
【0017】このように、本実施例によれば、送信側に
おいて極性が常に1であり、データの伝送に用いられる
n個の拡散符号以外の拡散符号系列で拡散されたパイロ
ットチャネルを送信する一方、受信側においてパイロッ
トチャネルを受信することにより受信信号の同期をとる
構成としたため、容易に受信信号の同期をとることがで
きる。
【0018】(実施例2)図2は、本発明の実施例2に
おける並列組み合わせスペクトル拡散方式通信装置の構
成を示したものである。この図に示したスペクトル拡散
方式通信装置の送信機についてみると、符号14は送信
されるべきデータ、15は入力データ14を符号化率は
1/Kで符号語に符号化する畳込み符号器、16は畳込
み符号器15から入力された符号語を時間的順序を並べ
替えて出力するインターリーブ回路、17は所定種類の
拡散符号系列からこれに対応した個数(r個)の拡散符
号を選ぶ組合せを決定する拡散符号マッピング回路、1
8は拡散符号マッピング回路で決定されたr個の拡散符
号を発生する拡散符号発生回路、19はパイロットチャ
ネルを発生するパイロットチャネル発生回路、20は前
記r個の拡散符号およびパイロットチャネルを加算する
加算器、21は送信データを無線伝送用の信号に変換す
る変調器、22は変調された信号を電波で発信する送信
アンテナである。また、この実施例のスペクトル拡散方
式通信装置の受信機についてみると、符号23は無線電
波を受信する受信アンテナ、24は無線伝送用の信号を
処理可能なデータに変換する復調器、25は拡散符号の
同期をとる同期回路、26はすべての拡散符号について
の相関検出を行なう相関器、27は送信機のインターリ
ーブ回路16により入れ替えられた時間的順序をもとの
時間的順序に戻すデインターリーブ回路、28は相関器
26の出力に対してビタビ復号を行ない受信データ29
を得るビタビ復号器である。
【0019】かかる構成の並列組み合わせスペクトル拡
散方式通信装置において、送信データ14の1ビット
は、符号化率1/Kの畳込み符号器15によりKビット
の符号語に符号化され、インタリーブ回路16に入力さ
れる。インタリーブ回路16では、Kビットの符号語を
( L×M) 個入力し、図3に示すように時間的順序を並
べ替えて拡散符号マッピング回路17に出力する。すな
わち図3(a)に示すように、インタリーブ回路16は
( L×M) 個の符号語を、そのメモリの上第1行目から
順次第2行目、第3行目、………、というように入力し
て行く一方、( L×M) 個の符号語全部が入力され終わ
ると、図3(b)に示すように今度は( L×M) 個の符
号語を、そのメモリの左第1列目から順次第2列目、第
3列目、………、というように出力して行く。そして、
拡散符号マッピング回路17では、入力された符号語の
K 種類に応じて、n種類の拡散符号系列からr個を選
ぶ組み合わせおよび拡散符号の極性を決定し、結果を拡
散符号発生回路18に入力する。拡散符号発生回路18
では拡散符号マッピング回路17において決定されたr
個の拡散符号を発生する。一方、パイロットチャネル発
生回路19は極性が常に1で、データの送信に用いられ
るn個の拡散符号以外の拡散符号で拡散されたパイロッ
トチャネルを発生する。拡散符号発生回路において発生
したr個の拡散符号およびパイロットチャネルは加算器
20において加算され、変調器21において無線伝送用
の信号に変換され、送信アンテナ22より送信される。
【0020】送信信号は受信機において受信アンテナ2
3で受信され、復調器24によってベースバンド信号に
変換され、同期回路25および相関器26に入力され
る。同期回路25では、送信機において常時送信される
パイロットチャネルに用いられた拡散符号で相関検出を
行うことにより拡散符号の同期をとる。相関器26で
は、同期回路25により再生された受信信号の拡散符号
のタイミングを用いて、n種類すべての拡散符号に対す
る相関検出を行い、n個の相関値をデインタリーブ回路
27に出力する。デインタリーブ回路27では送信機の
インタリーブ回路16により入れ替えられた時間的順序
の相関器出力を図4のようにもとの時間順序に戻し、ビ
タビ復号器28に出力する。すなわち図4(a)に示す
ように、デインタリーブ回路27は( L×M) 個の相関
器出力を、そのメモリの左第1列目から順次第2列目、
第3列目、………、というように入力して行く一方、(
L×M) 個の相関器出力全部が入力され終わると、図4
(b)に示すように今度は( L×M) 個の相関器出力
を、そのメモリの上第1行目から順次第2行目、第3行
目、………、というように戻しながらビタビ復号器28
に出力して行く。そして、ビタビ復号器28では、入力
されたn個の相関値の組み合わせを軟判定のブランチメ
トリックとしてビタビ復号を行い、受信データ29を得
る。
【0021】このように、本実施例によればスペクトル
拡散方式通信装置の送信側に畳み込み符号器、インタリ
ーブ回路を設ける一方、受信側にインタリーブ回路、
ビタビ復号器を用いることで誤り訂正を行う構成とした
ため、フェージング等の劣悪な環境においても高品質の
データ伝送ができる。
【0022】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
における並列組み合わせスペクトル拡散方式通信装置の
構成を示すブロック図である。この実施例は、前記第2
の実施例のスペクトル拡散方式通信装置において、相関
器26とデインタリーブ回路27との間に演算回路45
を接続した構成を有するものである。この演算回路45
は、相関器53における相関検出動作によって得られた
n個の相関値データから、r個の拡散符号にマッピング
したKビットの各ビットの軟判定ビタビ復号のためのブ
ランチメトリックを演算によって求めるものである。
【0023】このような構成を有するスペクトル拡散方
式通信装置の動作を説明する。まず、送信データ14
は、畳込み符号器15により符号化され、インタリーブ
回路16に入力される。インタリーブ回路16では、先
に第2の実施例において説明したのと同様、図3(a)
に示すように(L×M)ビットの符号化データ(符号
語)を入力する一方、図3(b)に示すように時間的順
序をビット単位で並び替えて拡散符号マッピング回路1
7に出力する。拡散符号マッピング回路17では入力さ
れたKビットの符号語の2K 種類に応じて、n種類の拡
散符号系列からr個を選ぶ組み合わせおよび拡散符号の
極性を決定し、結果を拡散符号発生回路18に入力す
る。拡散符号発生回路18では拡散符号マッピング回路
17において決定されたr個の拡散符号を発生する。一
方、パイロットチャンネル発生回路19は極性が常に1
で、データの送信に用いられるn個の拡散符号以外の拡
散符号で拡散されたパイロットチャンネルを発生する。
拡散符号発生回路18において発生したr個の拡散符号
およびパイロットチャンネルは加算器20において加算
され、変調器21において無線伝送用の信号に変換さ
れ、送信アンテナ22より送信される。
【0024】送信信号は受信機において受信アンテナ2
3で受信され、復調器24によってベースバンド信号に
変換され、同期回路25および相関器26に入力され
る。同期回路25では、送信器において常時送信される
パイロットチャンネルに用いられた拡散符号で相関検出
を行うことにより拡散符号の同期をとる。相関器26で
は同期回路25により再生された受信信号の拡散符号の
タイミングを用いて、n種類すべての拡散符号に対する
相関検出を行い、n個の相関値データを演算回路45に
出力する。演算回路45ではn個の相関値データからr
個の拡散符号にマッピングしたKビットの各ビットの軟
判定ビタビ復号のためのブランチメトリックをデインタ
リーブ回路27に出力する。
【0025】デインタリーブ回路27では送信機のイン
タリーブ回路16により1ビット単位でインタリーブさ
れたデータを、先に第2の実施例において述べたのと同
様、図4のようにもとの時間順序に戻し、ビタビ復号器
28に出力する。すなわち図4(a)に示すように、デ
インタリーブ回路27は( L×M) 個の相関器出力を、
そのメモリの左第1列目から順次第2列目、第3列目、
………、というように入力して行く一方、( L×M) 個
の相関器出力全部が入力され終わると、図4(b)に示
すように今度は( L×M) 個の相関器出力を、そのメモ
リの上第1行目から順次第2行目、第3行目、………、
というように戻しながらビタビ復号器28に出力して行
く。そして、ビタビ復号器28では、入力されたビット
単位に付与されたブランチメトリックで軟判定のビタビ
復号を行い、受信データ29を得る。
【0026】図6および図7は図5の演算回路45の動
作の具体的な一例を説明する図である。K=4ビットを
図6のようにマッピングし、n=8種類の拡散符号系列
から、r=1個を選択し伝送する場合の例を示す。図7
のように8個の相関値データC1〜C8が入力されたと
する。8個の相関値データC1〜C8から1個の拡散符
号にマッピングされた4ビットの各ビットが1である確
からしさを求める。8個の相関値データC1〜C8の中
で絶対値が最大であるC3の拡散符号に対応するマッピ
ングは図6より(0,0,1,0)である。4ビットの
各ビットの確からしさとしてC3の相関値データをと
り、さらに他の相関値の情報を盛り込むためにC1〜C
8のばらつき度合kを乗算する。kはC3の絶対値とす
べての相関値の絶対値の平均との差をとる。この例の場
合C3の相関値データは+100、k=72. 75とな
るので各ビットのビタビ復号のためのブランチメトリッ
クは(−7275,−7275,+7275,−727
5)となる。
【0027】このように、本実施例によれば、送信側に
畳み込み符号器15、インタリーブ回路16を設け、受
信側に相関値データからビット単位の軟判定ビタビ復号
のブランチメトリックを出力するための演算回路45、
デインタリーブ回路27、ビタビ復号器28を設けるこ
とで並列組み合わせ拡散方式通信装置において1ビット
単位でのインタリーブが可能となり集中誤りに対してビ
タビ復号の誤り訂正の効果が高まる。
【0028】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、本発明
によれば、送信側に畳み込み符号器、インタリーブ回
路、受信側にデインタリーブ回路、ビタビ復号器を用い
ることで誤り訂正を行う構成としたことにより、フェー
ジング等の劣悪な環境においても高品質のデータ伝送
できるという効果を有する。
【0029】
【0030】さらに、送信側に畳み込み符号器、インタ
リーブ回路を設ける一方、受信側に相関値データからビ
ット単位の軟判定ビタビ復号のブランチメトリックを出
力するための演算回路、デインタリーブ回路、ビタビ復
号器を設けることで並列組み合わせ拡散方式通信装置
において1ビット単位でのインタリーブが可能となり集
中誤りに対してビタビ復号の誤り訂正の効果が高まる。
ゆえにフェージング等の劣悪な環境においても高品質な
データの伝送ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る並列組み合わせス
ペクトル拡散方式通信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例に係る並列組み合わせス
ペクトル拡散方式通信装置の構成を示すブロック図
【図3】前記第2の実施例においてインタリーブ回路に
よる入力データを時間的順序を並べ替えて出力する動作
の概念を説明する図
【図4】前記第2の実施例においてデインタリーブ回路
が、先にインタリーブ回路によって時間的順序を並べ替
えられたデータを元に戻して出力する動作の概念を説明
する図
【図5】本発明の第3の実施例に係る並列組み合わせス
ペクトル拡散方式通信装置の構成を示すブロック図
【図6】前記第3の実施例において、演算回路に入力さ
れるデータのマッピングの例を示す図類の拡散符号系列
から、r=1個を選択し伝送する場合の例を示す。図7
のように8個の相関値データC1〜C8が入力されたと
する。 実施例3におけるインタリーブ回路およびデイ
ンタリーブ回路の動作の概念図
【図7】前記第3の実施例の演算回路において、図6の
ようにマッピングされたデータが入力された動作例を示
す図
【図8】従来のスペクトル拡散方式通信装置の構成を示
すブロック図
【符号の説明】
1、14 送信データ 2、17 拡散符号マッピング回路 3、18 拡散符号発生回路 4、、19 パイロットチャネル発生回路 5、20 加算器 6、21 変調器 7、22 送信アンテナ 8、23 受信アンテナ 9、24 復調器 10、25 同期回路 11、26 情報ビットデマッピング回路 12、29 受信データ 15 畳込み符号器 16 インタリーブ回路 27 デインタリーブ回路 28 ビタビ復号器 45 演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−228168(JP,A) 特開 平8−307316(JP,A) 特開 平5−227125(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06 H03M 13/23 H03M 13/27 H04L 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報ビットに対し畳込み符号化を行い、
    符号化された系列Kビットに対し、このKビットの2K
    の状態に対応させてn種類の拡散符号系列からr個の組
    み合わせを選び+1または−1倍して加算した信号を送
    信する並列組み合わせスペクトル拡散方式を用いた送信
    機と、n種類すべての拡散符号に対する相関検出を行
    い、n個の相関値の組み合わせを軟判定のブランチメト
    リックとしてビタビ復号を行う受信機とを備えたスペク
    トル拡散方式通信装置。
  2. 【請求項2】 送信機において極性が常に+1で前記デ
    ータシンボルの伝送に用いるn種類の拡散符号系列以外
    の拡散符号によって拡散されたパイロットチャネルを送
    信する機能と、受信機において前記パイロットチャネル
    を受信して送信タイミングを再生する同期回路とを備え
    た請求項記載のスペクトル拡散方式通信装置。
  3. 【請求項3】 送信器において畳込み符号化された系列
    をKビットを単位として時間順序を替えるインタリーブ
    回路と、受信機において前記インタリーブで並び替えた
    系列の時間順序をもとに戻すデインタリーブ回路とを備
    えた請求項記載のスペクトル拡散方式通信装置。
  4. 【請求項4】 送信器において畳込み符号化された系列
    をKビットを単位として時間順序を替えるインタリーブ
    回路と、受信機において前記インタリーブで並び替えた
    系列の時間順序をもとに戻すデインタリーブ回路とを備
    えた請求項記載のスペクトル拡散方式通信装置。
  5. 【請求項5】 情報ビットに対し畳込み符号化を行い、
    符号化された系列Kビットに対し、このKビットの2K
    の状態に対応させてn種類の拡散符号系列からr個の組
    み合わせを選び+1または−1倍して加算した信号を送
    信する並列組み合わせスペクトル拡散方式を用いた送信
    機と、n種類すべての拡散符号に対する相関検出を行な
    い、n個の相関値から送信されたr個の拡散符号に対応
    したKビットの各ビットに対する軟判定のブランチメト
    リックを付与しビタビ復号を行う受信機とを備えたスペ
    クトル拡散方式通信装置。
  6. 【請求項6】 送信機において畳み込み符号化された系
    列を1ビットを単位として時間順序を替えるインタリー
    ブ回路と、受信機において前記インタリーブで並び替え
    た系列の時間順序をもとに戻すデインタリーブ回路を備
    えた請求項記載のスペクトル拡散方式通信装置。
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